JPH1018402A - 排水桝 - Google Patents
排水桝Info
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- JPH1018402A JPH1018402A JP17916096A JP17916096A JPH1018402A JP H1018402 A JPH1018402 A JP H1018402A JP 17916096 A JP17916096 A JP 17916096A JP 17916096 A JP17916096 A JP 17916096A JP H1018402 A JPH1018402 A JP H1018402A
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- JP
- Japan
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- main body
- long hole
- box body
- catch basin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一種類のものにて各種タイプのものを兼用で
き、排水の流れ特性も良好である排水桝を提供するこ
と。 【解決手段】上下端部が開口した円筒体21の側壁より
短円筒部23が外方に突設され、この短円筒部23と対
向する側壁に周方向に沿って、両端が半円弧状とされた
長孔24が形成された外側桝本体2と、上下端部が開口
した円筒体31の側壁より短円筒部32が外方に突設さ
れ、この短円筒部32と対向する側壁に周方向に沿っ
て、両端が半円弧状とされた長孔33が形成された内側
桝本体3と、この内側桝本体3の下端開口部に内嵌され
て接着されるインバート部材4とからなり、外側桝本体
2内に内側桝本体3がシールリング5を介在して水密状
態にて内挿されて配置され、外側桝本体2の長孔24内
より外方に突出した内側桝本体3の短円筒部32が長孔
24に沿って回動自在に接続されている排水桝1。
き、排水の流れ特性も良好である排水桝を提供するこ
と。 【解決手段】上下端部が開口した円筒体21の側壁より
短円筒部23が外方に突設され、この短円筒部23と対
向する側壁に周方向に沿って、両端が半円弧状とされた
長孔24が形成された外側桝本体2と、上下端部が開口
した円筒体31の側壁より短円筒部32が外方に突設さ
れ、この短円筒部32と対向する側壁に周方向に沿っ
て、両端が半円弧状とされた長孔33が形成された内側
桝本体3と、この内側桝本体3の下端開口部に内嵌され
て接着されるインバート部材4とからなり、外側桝本体
2内に内側桝本体3がシールリング5を介在して水密状
態にて内挿されて配置され、外側桝本体2の長孔24内
より外方に突出した内側桝本体3の短円筒部32が長孔
24に沿って回動自在に接続されている排水桝1。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一種類のものにて各
種タイプのものを兼用できる排水桝に関する。
種タイプのものを兼用できる排水桝に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば実開昭60−36468号公報
においては、狭い場所においても容易に設置でき、排水
路の流路を自在に転向することができる自在継手タイプ
の掃除口付き継手が記載されている。具体的には、軸方
向に貫通される通路の一端に略半球状壁面を有する接合
部を形成した一対の継手部材のうち、一方の継手部材の
接合部が外嵌され、かつ両接合部の下端が連結機構によ
り該連結機構を中心に水平方向に相対回動自在に連結さ
れ、他方の接合部材の接合部の上面に掃除口が形成さ
れ、該掃除口に対応して一方の継手部材の接合部に切欠
が形成された掃除口付き自在継手である。
においては、狭い場所においても容易に設置でき、排水
路の流路を自在に転向することができる自在継手タイプ
の掃除口付き継手が記載されている。具体的には、軸方
向に貫通される通路の一端に略半球状壁面を有する接合
部を形成した一対の継手部材のうち、一方の継手部材の
接合部が外嵌され、かつ両接合部の下端が連結機構によ
り該連結機構を中心に水平方向に相対回動自在に連結さ
れ、他方の接合部材の接合部の上面に掃除口が形成さ
れ、該掃除口に対応して一方の継手部材の接合部に切欠
が形成された掃除口付き自在継手である。
【0003】また、実開昭60−405833号公報に
おいては、設置に際して、モルタルの装填作業やキャッ
プの装着作業が不要となる排水桝が記載されている。具
体的には、排水放流口に対応して複数の排水流入口を有
する筒状の匣体と、この匣体に内嵌される有底筒状のイ
ンバートとからなり、インバートの筒壁に、上記匣体の
排水放流口に連通される排水出口と所定の排水流入口に
連通される排水入口とを設けた数種類のインバートを選
択自在とした排水桝である。
おいては、設置に際して、モルタルの装填作業やキャッ
プの装着作業が不要となる排水桝が記載されている。具
体的には、排水放流口に対応して複数の排水流入口を有
する筒状の匣体と、この匣体に内嵌される有底筒状のイ
ンバートとからなり、インバートの筒壁に、上記匣体の
排水放流口に連通される排水出口と所定の排水流入口に
連通される排水入口とを設けた数種類のインバートを選
択自在とした排水桝である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開昭60−36468号公報に記載のものにおいては、
一対の継手部材の両接合部が略半球状壁面であるため、
掃除口の真下のインバート部は窪んでおり、しかも、こ
の窪み底面にピンと透孔とからなる連結機構が存在して
いるため、インバート部において排水ならびに汚物が滞
留し、かつ、ピンに排水中の汚物や異物が引っ掛かると
いう問題があった。また、接合部の水密性も十分でなか
った。
開昭60−36468号公報に記載のものにおいては、
一対の継手部材の両接合部が略半球状壁面であるため、
掃除口の真下のインバート部は窪んでおり、しかも、こ
の窪み底面にピンと透孔とからなる連結機構が存在して
いるため、インバート部において排水ならびに汚物が滞
留し、かつ、ピンに排水中の汚物や異物が引っ掛かると
いう問題があった。また、接合部の水密性も十分でなか
った。
【0005】また、上記実開昭60−405833号公
報に記載のものにおいては、たとえば一種類の匣体で五
つの形態を兼ねようとすれば、匣体の匣壁に5つの排水
流入口を設けなければならず、しかも、使用に際しては
必ず不使用の排水流入口が存在することになり、排水桝
が大型化するとともに、インバートを匣体に内嵌すると
きに施工ミスが生じ易いという問題があった。また、不
使用の排水流入口を保護するために、かかる排水流入口
をキャップにて被う必要があり、手間が掛かる。さら
に、匣体を成形するための金型構造が複雑となり、コス
ト的に高価となるという問題もある。
報に記載のものにおいては、たとえば一種類の匣体で五
つの形態を兼ねようとすれば、匣体の匣壁に5つの排水
流入口を設けなければならず、しかも、使用に際しては
必ず不使用の排水流入口が存在することになり、排水桝
が大型化するとともに、インバートを匣体に内嵌すると
きに施工ミスが生じ易いという問題があった。また、不
使用の排水流入口を保護するために、かかる排水流入口
をキャップにて被う必要があり、手間が掛かる。さら
に、匣体を成形するための金型構造が複雑となり、コス
ト的に高価となるという問題もある。
【0006】本発明は、一種類のものにて各種タイプの
ものを兼用でき、排水の流れ特性も良好である排水桝を
提供することを目的とするものである。
ものを兼用でき、排水の流れ特性も良好である排水桝を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の排水桝
は、上下端部が開口した円筒体の側壁より短円筒状の接
続部が外方に突設され、この接続部と対向する側壁にそ
の周方向に沿って、両端が半円弧状とされた長孔が穿設
された外側桝本体と、上下端部が開口した円筒体の側壁
より短円筒状の接続部が外方に突設され、この接続部と
対向する側壁にその周方向に沿って、両端が半円弧状と
された長孔が穿設された内側桝本体と、この内側桝本体
の下端開口部に内嵌されるインバート部材とから構成さ
れ、前記外側桝本体内に内側桝本体が水密状態に内挿さ
れて配置され、外側桝本体の長孔内より外方に突出した
内側桝本体の接続部が外側桝本体の長孔に沿って回動自
在に接続されているものである。
は、上下端部が開口した円筒体の側壁より短円筒状の接
続部が外方に突設され、この接続部と対向する側壁にそ
の周方向に沿って、両端が半円弧状とされた長孔が穿設
された外側桝本体と、上下端部が開口した円筒体の側壁
より短円筒状の接続部が外方に突設され、この接続部と
対向する側壁にその周方向に沿って、両端が半円弧状と
された長孔が穿設された内側桝本体と、この内側桝本体
の下端開口部に内嵌されるインバート部材とから構成さ
れ、前記外側桝本体内に内側桝本体が水密状態に内挿さ
れて配置され、外側桝本体の長孔内より外方に突出した
内側桝本体の接続部が外側桝本体の長孔に沿って回動自
在に接続されているものである。
【0008】請求項2記載の排水桝は、外側桝本体の接
続部の軸芯と内側桝本体の接続部の軸芯とのなす角度に
応じて、インバート部材が選択されるものである請求項
1記載のものである。
続部の軸芯と内側桝本体の接続部の軸芯とのなす角度に
応じて、インバート部材が選択されるものである請求項
1記載のものである。
【0009】(作用)請求項1記載の排水桝において
は、外側桝本体内に内側桝本体が水密状態にて内挿され
て配置され、外側桝本体の長孔内より外方に突出した内
側桝本体の接続部が外側桝本体の長孔に沿って回動自在
に接続されているので、外側桝本体に対して、内側桝本
体を相対的に必要な角度回動させることにより、外側桝
本体の接続部の軸芯と内側桝本体の接続部の軸芯とのな
す角度を変えることができる。
は、外側桝本体内に内側桝本体が水密状態にて内挿され
て配置され、外側桝本体の長孔内より外方に突出した内
側桝本体の接続部が外側桝本体の長孔に沿って回動自在
に接続されているので、外側桝本体に対して、内側桝本
体を相対的に必要な角度回動させることにより、外側桝
本体の接続部の軸芯と内側桝本体の接続部の軸芯とのな
す角度を変えることができる。
【0010】請求項2記載の排水桝においては、外側桝
本体の接続部の軸芯と内側桝本体の接続部の軸芯とのな
す角度に応じて、インバート部材を選択し、内側桝本体
の下端開口部に内嵌して接着することにより各種曲がり
タイプのものとなる。
本体の接続部の軸芯と内側桝本体の接続部の軸芯とのな
す角度に応じて、インバート部材を選択し、内側桝本体
の下端開口部に内嵌して接着することにより各種曲がり
タイプのものとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて説明する。図1は本発明の排水桝の一
実施例を使用状態とともに示す縦断面図、図2は図1の
要部を示す横断面図である。
を図面に基づいて説明する。図1は本発明の排水桝の一
実施例を使用状態とともに示す縦断面図、図2は図1の
要部を示す横断面図である。
【0012】図において、1は硬質塩化ビニル樹脂製の
排水桝であり、外側桝本体2と、内側桝本体3と、イン
バート部材4とから構成されている。
排水桝であり、外側桝本体2と、内側桝本体3と、イン
バート部材4とから構成されている。
【0013】外側桝本体2は上下端部が開口され、その
上端部が拡径されて接着方式の受口22とされた円筒体
21の下方壁部より、径小の短円筒部23が一体に外方
に突設され、この短円筒部の先端は拡径されて接着方式
の受口23aとされている。この受口23aは流入側の
接続部とされている。また、受口23aと対向する壁部
が周方向に沿って所定幅で所定長さ切り欠かれて長孔2
4が形成されている。この長孔24の周方向の両端は半
円弧状とされている。長孔24の上下幅は後述の短円筒
部32の外径よりわずかに広く、一方、長孔24の周方
向の長さは同短円筒部32の外径の約3倍とされてい
る。
上端部が拡径されて接着方式の受口22とされた円筒体
21の下方壁部より、径小の短円筒部23が一体に外方
に突設され、この短円筒部の先端は拡径されて接着方式
の受口23aとされている。この受口23aは流入側の
接続部とされている。また、受口23aと対向する壁部
が周方向に沿って所定幅で所定長さ切り欠かれて長孔2
4が形成されている。この長孔24の周方向の両端は半
円弧状とされている。長孔24の上下幅は後述の短円筒
部32の外径よりわずかに広く、一方、長孔24の周方
向の長さは同短円筒部32の外径の約3倍とされてい
る。
【0014】内側桝本体3は上下端部が開口され、その
外径が上記円筒体21の内径よりわずかに小さい円筒体
31の下方壁部より、径小の短円筒部32が外方に突設
されて差口32aとされている。この差口32aは流入
側の接続部とされている。短円筒部32は、外側桝本体
2内に内側桝本体3を内挿して所定状態に配置した後、
長孔24を利用することにより、下方壁部に溶融接着さ
れて一体化されている。また、差口32aと対向する壁
部が周方向に沿って所定幅で所定長さ切り欠かれて長孔
33が形成されている。この長孔33の周方向の両端は
半円弧状とされている。長孔33の上下幅は上記短円筒
部23の内径にほぼ等しく、一方、長孔33の周方向の
長さは同短円筒部23の外径の約3倍とされている。円
筒体31の上端部外周には壁部が全周にわたって凹設さ
れて断面半円形の環状凹溝34が形成されている。この
環状凹溝34に合成ゴム製のシールリング5が装着され
ている。
外径が上記円筒体21の内径よりわずかに小さい円筒体
31の下方壁部より、径小の短円筒部32が外方に突設
されて差口32aとされている。この差口32aは流入
側の接続部とされている。短円筒部32は、外側桝本体
2内に内側桝本体3を内挿して所定状態に配置した後、
長孔24を利用することにより、下方壁部に溶融接着さ
れて一体化されている。また、差口32aと対向する壁
部が周方向に沿って所定幅で所定長さ切り欠かれて長孔
33が形成されている。この長孔33の周方向の両端は
半円弧状とされている。長孔33の上下幅は上記短円筒
部23の内径にほぼ等しく、一方、長孔33の周方向の
長さは同短円筒部23の外径の約3倍とされている。円
筒体31の上端部外周には壁部が全周にわたって凹設さ
れて断面半円形の環状凹溝34が形成されている。この
環状凹溝34に合成ゴム製のシールリング5が装着され
ている。
【0015】インバート部材4は、図1に示すように、
インバート体41と、このインバート体41の下部開口
を閉塞する円形の底板42とから構成されている。イン
バート体41は水平断面が円形に形成され、下部に円形
の開口を有する中空形状のものであり、そのインバート
面には凹半円形の直線溝状のインバート部43が形成さ
れている。このインバート部43の裏面側には所定の間
隔をおいて3個の板状補強リブ44が一体に形成されて
いる。インバート体41の下部は外方に断面L字状に延
設され、環状凹溝45が形成されている。この環状凹溝
45内に外側桝本体2の下部および内側桝本体3の下部
が嵌入されて載置されるようにされている。
インバート体41と、このインバート体41の下部開口
を閉塞する円形の底板42とから構成されている。イン
バート体41は水平断面が円形に形成され、下部に円形
の開口を有する中空形状のものであり、そのインバート
面には凹半円形の直線溝状のインバート部43が形成さ
れている。このインバート部43の裏面側には所定の間
隔をおいて3個の板状補強リブ44が一体に形成されて
いる。インバート体41の下部は外方に断面L字状に延
設され、環状凹溝45が形成されている。この環状凹溝
45内に外側桝本体2の下部および内側桝本体3の下部
が嵌入されて載置されるようにされている。
【0016】そして、図1に示すように、外側桝本体2
内に内側桝本体3がシールリング5を介在して水密状態
にて内挿されて配置され、内側桝本体3の差口32aが
外側桝本体2の長孔24に沿って回動自在に外側桝本体
2の長孔24内より外方に突出され、インバート部材4
のインバート体41が内側桝本体3の下端開口部に内嵌
されて接着剤にて接着されるとともに、環状凹溝45内
に外側桝本体2の下部および内側桝本体3の下部が嵌入
されて接着剤にて接着され、インバート体41の下部開
口が底板42にて閉塞されることによりストレートタイ
プの排水桝1とされている。
内に内側桝本体3がシールリング5を介在して水密状態
にて内挿されて配置され、内側桝本体3の差口32aが
外側桝本体2の長孔24に沿って回動自在に外側桝本体
2の長孔24内より外方に突出され、インバート部材4
のインバート体41が内側桝本体3の下端開口部に内嵌
されて接着剤にて接着されるとともに、環状凹溝45内
に外側桝本体2の下部および内側桝本体3の下部が嵌入
されて接着剤にて接着され、インバート体41の下部開
口が底板42にて閉塞されることによりストレートタイ
プの排水桝1とされている。
【0017】つぎに上記排水桝1の使用態様および作用
について説明する。外側桝本体2の受口23aに排水管
6を接着して接続し、内側桝本体3の差口32aに排水
管7の受口を接着して接続する。つぎに、外側桝本体2
の上方受口22に掃除口管8の下端部を接着して上方に
立ち上げ、この掃除口管8の上端部に、蓋9aが装着さ
れた受け枠9の挿入部を嵌合接着して固定することによ
り施工を完了する。
について説明する。外側桝本体2の受口23aに排水管
6を接着して接続し、内側桝本体3の差口32aに排水
管7の受口を接着して接続する。つぎに、外側桝本体2
の上方受口22に掃除口管8の下端部を接着して上方に
立ち上げ、この掃除口管8の上端部に、蓋9aが装着さ
れた受け枠9の挿入部を嵌合接着して固定することによ
り施工を完了する。
【0018】そして、上記排水桝1をたとえば45度曲
がりタイプのものとして使用する場合には、45度曲が
りに対応した別のインバート体41aを内側桝本体3の
下端開口部に接着する前に、図3に示すように、内側桝
本体3を外側桝本体2に対して反時計まわり方向に45
度回動させ、外側桝本体2の受口23aの軸芯と内側桝
本体3の差口32aの軸芯とのなす角度を変える。この
場合、内側桝本体3が外側桝本体2内にシールリング5
を介在して内挿されているので、回動操作を容易に行え
る。所定の角度に設定した後、内側桝本体3の下端開口
部にインバート体41aを内嵌して接着剤にて接着す
る。そして、インバート体41aの下部開口を円形の底
板42にて閉塞する。なお、インバート体41aはその
インバート面に凹半円形の45度曲がり溝状のインバー
ト部43aが形成されている。
がりタイプのものとして使用する場合には、45度曲が
りに対応した別のインバート体41aを内側桝本体3の
下端開口部に接着する前に、図3に示すように、内側桝
本体3を外側桝本体2に対して反時計まわり方向に45
度回動させ、外側桝本体2の受口23aの軸芯と内側桝
本体3の差口32aの軸芯とのなす角度を変える。この
場合、内側桝本体3が外側桝本体2内にシールリング5
を介在して内挿されているので、回動操作を容易に行え
る。所定の角度に設定した後、内側桝本体3の下端開口
部にインバート体41aを内嵌して接着剤にて接着す
る。そして、インバート体41aの下部開口を円形の底
板42にて閉塞する。なお、インバート体41aはその
インバート面に凹半円形の45度曲がり溝状のインバー
ト部43aが形成されている。
【0019】上記実施例においては、外側桝本体2の受
口22、23aを接着方式の受口としたが、ラバーリン
グ方式の受口とすることもできる。
口22、23aを接着方式の受口としたが、ラバーリン
グ方式の受口とすることもできる。
【0020】また、長孔24の周方向の長さは短円筒部
32の外径の約3倍、長孔33の周方向の長さは短円筒
部23の内径の約3倍としたが、90度曲がりの排水桝
が必要であればこれ以上としてもよい。
32の外径の約3倍、長孔33の周方向の長さは短円筒
部23の内径の約3倍としたが、90度曲がりの排水桝
が必要であればこれ以上としてもよい。
【0021】上記実施例においては、内側桝本体3の下
方壁部に短円筒部32を溶融接着して短円筒部32を一
体化したが、外側桝本体2内に内側桝本体3を内挿して
所定状態に配置した後、長孔24を利用し、引き抜き加
工にて内側桝本体3の壁部を外方に引き抜いて短円筒部
を一体に形成してもよい。
方壁部に短円筒部32を溶融接着して短円筒部32を一
体化したが、外側桝本体2内に内側桝本体3を内挿して
所定状態に配置した後、長孔24を利用し、引き抜き加
工にて内側桝本体3の壁部を外方に引き抜いて短円筒部
を一体に形成してもよい。
【0022】また、外側桝本体2の短円筒部23と、内
側桝本体3の短円筒部32との上下方向の位置をほぼ同
じ位置としたが、短円筒部23に対して短円筒部32が
下方に位置するようにして、流入側と流出側との間に段
差を設けてもよい。
側桝本体3の短円筒部32との上下方向の位置をほぼ同
じ位置としたが、短円筒部23に対して短円筒部32が
下方に位置するようにして、流入側と流出側との間に段
差を設けてもよい。
【0023】上記実施例においては、外側桝本体2の短
円筒部23を流入側の接続部とし、一方、内側桝本体3
の短円筒部32を流出側の接続部としたが、逆の関係に
してもよい。また、流入側と流出側との間に段差を設け
てもよい。
円筒部23を流入側の接続部とし、一方、内側桝本体3
の短円筒部32を流出側の接続部としたが、逆の関係に
してもよい。また、流入側と流出側との間に段差を設け
てもよい。
【0024】上記実施例においては、排水桝を硬質塩化
ビニル樹脂製のものとしたが、ポリエチレン製のものと
してもよい。
ビニル樹脂製のものとしたが、ポリエチレン製のものと
してもよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の排水桝においては、内側
桝本体の接続部が外側桝本体の長孔に沿って水平方向に
回動自在に接続されているので、内側桝本体を外側桝本
体に対して相対的に必要な角度回動させることにより、
外側桝本体の接続部の軸芯と内側桝本体の接続部の軸芯
とのなす角度を変えることができ、一種類の排水桝にて
各種曲がりタイプのものとできる。また、内側桝本体が
外側桝本体内にたとえばシールリングを介在して水密状
態にて内挿されているので、内側桝本体を回動させて
も、水密性を良好に保持できる。
桝本体の接続部が外側桝本体の長孔に沿って水平方向に
回動自在に接続されているので、内側桝本体を外側桝本
体に対して相対的に必要な角度回動させることにより、
外側桝本体の接続部の軸芯と内側桝本体の接続部の軸芯
とのなす角度を変えることができ、一種類の排水桝にて
各種曲がりタイプのものとできる。また、内側桝本体が
外側桝本体内にたとえばシールリングを介在して水密状
態にて内挿されているので、内側桝本体を回動させて
も、水密性を良好に保持できる。
【0026】請求項2記載の排水桝においては、外側桝
本体の接続部の軸芯と内側桝本体の接続部の軸芯とのな
す角度に応じて、複数のインバート部材から所定のもの
を選択し、内側桝本体の下端開口部に内嵌して接着する
ことにより各種曲がりタイプのものとできる。
本体の接続部の軸芯と内側桝本体の接続部の軸芯とのな
す角度に応じて、複数のインバート部材から所定のもの
を選択し、内側桝本体の下端開口部に内嵌して接着する
ことにより各種曲がりタイプのものとできる。
【図1】本発明の排水桝の一実施例を使用状態とともに
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図2】図1の要部を示す横断面図である。
【図3】図1の排水桝の他の使用態様を示す説明図であ
る。
る。
1 排水桝 2 外側桝本体 21 円筒体 23 短円筒部 23a 受口 24 長孔 3 内側桝本体 31 円筒体 32 短円筒部 32a 差口 33 長孔 34 環状凹溝 4 インバート部材 41 インバート体 41a インバート体 42 底板 43 インバート部 44 環状凹溝 5 シールリング
Claims (2)
- 【請求項1】 上下端部が開口した円筒体の側壁より短
円筒状の接続部が外方に突設され、この接続部と対向す
る側壁にその周方向に沿って、両端が半円弧状とされた
長孔が穿設された外側桝本体と、 上下端部が開口した円筒体の側壁より短円筒状の接続部
が外方に突設され、この接続部と対向する側壁にその周
方向に沿って、両端が半円弧状とされた長孔が穿設され
た内側桝本体と、 この内側桝本体の下端開口部に内嵌されるインバート部
材とから構成され、 前記外側桝本体内に内側桝本体が水密状態に内挿されて
配置され、外側桝本体の長孔内より外方に突出した内側
桝本体の接続部が外側桝本体の長孔に沿って回動自在に
接続されていることを特徴とする排水桝。 - 【請求項2】 インバート部材が、外側桝本体の接続部
の軸芯と内側桝本体の接続部の軸芯とのなす角度に応じ
て、選択されるものである請求項1記載の排水桝。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17916096A JPH1018402A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 排水桝 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17916096A JPH1018402A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 排水桝 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1018402A true JPH1018402A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16061000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17916096A Withdrawn JPH1018402A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 排水桝 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1018402A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100415788B1 (ko) * | 2001-05-07 | 2004-01-24 | 안병무 | 악취를 차단할 수 있는 배관 연결구 |
-
1996
- 1996-07-09 JP JP17916096A patent/JPH1018402A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100415788B1 (ko) * | 2001-05-07 | 2004-01-24 | 안병무 | 악취를 차단할 수 있는 배관 연결구 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20040319 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |