JPH10180215A - 器具洗浄機用ラック - Google Patents

器具洗浄機用ラック

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JPH10180215A
JPH10180215A JP35491096A JP35491096A JPH10180215A JP H10180215 A JPH10180215 A JP H10180215A JP 35491096 A JP35491096 A JP 35491096A JP 35491096 A JP35491096 A JP 35491096A JP H10180215 A JPH10180215 A JP H10180215A
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JP
Japan
Prior art keywords
rack
water
pipette
frame
hollow container
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Pending
Application number
JP35491096A
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English (en)
Inventor
Masaru Noro
勝 野呂
Mitsuru Osanawa
充 長縄
Tetsuo Sakane
鐵男 坂根
Hideaki Matsunaga
英昭 松永
Takenari Yuki
武成 結城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 細長いピペットを他の器具と共に洗浄できる
ようにする。 【解決手段】 ラック底面の通水管41に開口した噴射
ノズル43にピペット用継手70を嵌着すると共に、ジ
ェットラックの枠体40の内側にピペット用補助ラック
の枠体51を嵌合する。そして、ピペット80a(b)
の根元をピペット用継手70の開口に挿入して保持する
と共に、ピペット用補助ラックの相対向するV字型溝5
2に2本のラックスプリング60のフック61を引っ掛
けて、その交差部分でピペットの胴体部を挟持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄室に収容した
各種の器具類に水を噴射して洗浄を行なう器具洗浄機に
用いられる器具設置用のラックに関する。
【0002】
【従来の技術】器具洗浄機は、試験管、ビーカ等の実験
用器具類を載置した籠状のラックを箱形状の洗浄室に収
納し、この洗浄室内に給水を行ない洗浄室底部に水を溜
め、その水を循環ポンプにより小径の水噴射孔を複数設
けたノズルアームへと送出し、実験用器具類に水を噴射
することによりその器具類の洗浄やすすぎを行なう構成
を有している。ノズルアームから噴射された水は洗浄室
底部に流下し、再びポンプにより循環して使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の器具洗浄機で
は、ビーカーやフラスコのような比較的広口の容器、メ
スシリンダ、バイアル瓶のような比較的細口の容器等、
様々な形状の器具を高い洗浄性能をもって洗う必要があ
るため、器具の形状に適合した種々のラックが用意され
ている。このようなラックの中には、中空容器の内部を
洗浄するための水噴射孔を有する通水管をラック自体に
備えるようにしたものもある。この種のラックを使用し
て背の高い容器(メスシリンダ等)や内部の広がった容
器(フラスコ等)を洗浄する際は、適宜の長さや太さの
パイプを噴射孔に取り付けて、そのパイプ先端の噴射孔
から勢い良く水を噴き上げて洗浄を行なうようにするこ
ともできる。
【0004】しかしながら、このような方法をもってし
ても、特に細径で長い形状を有するピペット等の中空容
器の内部を満遍無く高い洗浄力をもって洗浄することは
困難であった。なぜなら、例えばそのピペットの長さに
対応する長いパイプを使用すると、パイプの上部先端か
ら離れた下方ではピペット内壁面を伝い落ちてきた水に
より洗浄されるのみであって、直接噴射水が降りかから
ないからである。
【0005】本発明は上記課題を解決するために成され
たものであり、その目的とするところは、噴射式の器具
洗浄機においてピペット等の細長い形状の中空容器を洗
浄するのに最適な器具洗浄機用ラックを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段、発明の実施の形態、及び
発明の効果】上記課題を解決するために成された本発明
は、洗浄対象物を載置したラックを洗浄室内に収容し、
該洗浄室の底部に溜めた水を吸引して複数の水噴射孔を
有するノズルへと送出し、該水噴射孔から洗浄対象物に
水を噴射して洗浄を行なう噴射式の器具洗浄機におい
て、細長い形状の両端が開口した中空容器を洗浄するた
めに用いる器具洗浄機用ラックであって、 a)箱形籠状の枠体と、 b)該枠体の底面に配設され、上方に開口した噴射孔を複
数有する通水路と、 c)前記噴射孔に嵌合し上部開口が前記中空容器の一方の
開口に対応する着脱自在の継手と、 d)前記継手に一方の開口を挿入した中空容器の胴体部を
保持するべく前記枠体に取り付けられる保持部材と、を
備えることを特徴としている。
【0007】本発明に係る器具洗浄機用ラックは、特に
ピペット等の長細く且つ両端が開口している中空容器の
洗浄に最適である。例えばピペットを洗浄する際には、
継手を通水管の噴射孔に装着し、継手の上部開口にピペ
ットの根元を挿入する。そして、保持部材によってピペ
ットの胴体部を保持する。これにより、ピペットは最下
端と胴体中央との2箇所で略垂直に保持される。外部か
ら通水路に水が導入されると水は噴射孔から上向きに噴
き上げ、継手を介してピペット内部に入る。噴射水の圧
力は側方には逃げないので、水はピペット内部を勢いよ
く上昇し、細口の先端開口から噴出する。これにより、
ピペット内壁面は満遍なく洗浄される。
【0008】このように本発明に係る器具洗浄機用ラッ
クによれば、高い噴射圧をもって中空容器内部を水が上
昇するため、ピペットのような細長い容器であっても上
部先端まで確実に水が噴射され、高い洗浄力が得られ
る。また、ピペットの数に合わせて継手を噴射孔に取り
付け、他の噴射孔は他の形状の容器の洗浄に利用するこ
とができる。このため、ピペットと他の容器とを同時に
洗浄できるので、洗浄効率がよくなる。
【0009】上述のように噴射水の圧力を側方に逃がさ
ないためには、ピペット根元を継手に挿入したときピペ
ット外壁と継手内壁とが密着していることが望ましい
が、ピペットは種々の太さの径を有したものが存在す
る。そこで、上記器具洗浄機用ラックでは、前記継手は
弾性を有する材料から成し、その上部開口は上方がより
広い開口となる段差を有する構成とするとよい。
【0010】このような構成にすると、径の相違するピ
ペットに対し継手を共用することができる。すなわち、
上方が太径のピペットに対応した開口、下方が細径のピ
ペットに対応した開口となるので、ピペット径に応じて
適当な位置までピペットの根元を挿入した状態でピペッ
トは保持される。更には、継手が弾性材であると、継手
の開口より若干大きな径を有するピペットでも挿入する
ことができ、ピペット外壁と継手内壁との密着性も良く
なる。
【0011】また、前記保持部材は、前記枠体の相対向
する側面に張架される弾性部材とするとよい。これによ
れば、水の噴射圧により中空容器が振動するときに弾性
部材がこの振動を吸収するように働くので、中空容器に
無理な力が加わらず破損を防止することができる。
【0012】具体的には、前記保持部材を中空容器の胴
体部を両側から挟んで保持する紐状の弾性部材とし、前
記枠体の相対向する2組の側面にそれぞれ張架した弾性
部材を前記継手の略垂直上方で交差するように取り付
け、該交差点で中空容器の胴体部を保持する構成とする
ことができる。これによれば、簡単な構成で確実にピペ
ットを保持することができる上に、保持部材の着脱が容
易に行なえる。
【0013】なお、前記枠体は、前記通水管と一体とな
った主枠体に補助枠体を着脱自在に嵌合する構成とし、
前記中空容器を洗浄する際に該補助枠体を主枠体に装着
するように構成すれば、背の低い他の容器を洗浄すると
きには補助枠体を外して主枠体のみで使用でき、器具洗
浄機の洗浄室内の空間が有効に利用できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明による器具洗浄機用ラックの一
実施例を図1〜図5を参照して説明する。図1は、本実
施例のラックが用いられる器具洗浄機の全体構成を示す
側面透視図である。まず図1に基づいて、この器具洗浄
機の構成と洗浄動作を説明する。外箱1の内部には箱状
の洗浄室2が配設され、洗浄室2の前面開口にはドア3
が開閉可能に設けられている。洗浄室2内には、器具類
が載置される籠状のラックが上段ラック4、上中段ラッ
ク5、中下段ラック6及び下段ラック7の四段の位置に
装填可能となっており、装填された各ラック4〜7はド
ア3を開放した状態で前面側にスライド可能となってい
る。洗浄室2の底部には貯水槽8が配設され、この貯水
槽8の上面には器具類から流れ落ちた固形物を捕集する
ためのフィルタ9が着脱可能に設けられている。
【0015】貯水槽8に連なる水位検知室10には、水
位に応じて上下移動するフロート11が設けられてい
る。貯水槽8は循環ポンプ12の吸入口に連結されてお
り、循環ポンプ12の吐出口には2つに分岐する循環配
管路13が接続されている。また、貯水槽8は排水ポン
プ14の吸入口にも接続され、排水ポンプ14の吐出口
は外部排水口15へと連なっている。また、洗浄室2の
底部には溢水口16が設けられ、溢水口16はオーバー
フローポンプ17の吸入口に接続されている。そして、
オーバーフローポンプ17の吐出口も外部排水口15へ
と連なっている。
【0016】各ラック4〜7の下方には、ラックと一体
化した又は別体の回転自在のノズルアーム18〜21が
配設され、ノズルアーム18〜21には循環配管路13
を通して水が供給されるようになっている。上の三段の
ノズルアーム18〜20には上下方向に水を噴出する噴
射孔が設けられ、一方最下段のノズルアーム21には上
方向にのみ水を噴出する噴射孔が設けられている。な
お、噴射孔の一部は斜め方向に水を噴射するように形成
されており、水の噴射の反動により各ノズルアーム18
〜21は回転するようになっている。
【0017】外箱1の背面には、それぞれ熱湯、水道水
及び純水を洗浄室2内に供給するための給湯口22、給
水口23及び純水口24が設けられ、それぞれ給湯バル
ブ25、給水バルブ26及び純水バルブ27を介して洗
浄室2と連結されている。給湯口22及び給水口23に
は更に第1洗剤投入バルブ28、第2洗剤投入バルブ2
9が接続されており、それぞれ洗浄室2内に設けられた
第1洗剤投入器30及び第2洗剤投入器31に連結され
ている。また、洗浄室2の底部には、溜まった水を温め
るためのループ状のヒータ32が配設されており、水を
使用した場合でもヒータ32により加熱して洗浄効果を
高められるようにしている。更に、洗浄室2の上部には
水蒸気を外部に排出するための排気口33が設けられて
いる。
【0018】器具の洗浄の際には、器具類をラック内に
載置して洗浄室2内の上記所定位置に装填する。する
と、例えば水道水が給水バルブ26を介して洗浄室2内
に供給され、フロート11が上昇して規定水位に到達す
るまで洗浄室2の底部に水が溜められる。給水が終了す
ると、循環ポンプ12が作動される。循環ポンプ12に
より貯水槽8から吸引された水は高い水圧をもって循環
配管路13に吐出され、ノズルアーム18〜21に至
る。そして、各ノズルアーム18〜21の噴射孔から噴
出して各ラック4〜7内に収容されている器具類に吹き
付けられる。ノズルアーム18〜21は水を噴射する際
の反動により回転するため、ラック4〜7内のいずれの
位置に載置されている器具にも満遍無く水が吹きかか
る。噴射孔から噴射された水は洗浄室2底部に流下し、
水に混入している固形物がフィルタ9により捕集されて
水は貯水槽8に流れ込む。そして、再び循環ポンプ12
により吸引される。
【0019】次に、洗浄室2内に装填されるラックの形
状について説明する。この器具洗浄機に使用されるラッ
クとしては、大別して、汎用ラック及び高精度洗浄ラッ
ク(後記の理由により、以下「ジェットラック」とい
う)の2種類がある。汎用ラックは籠状の形態を有して
おり、図1のようにその直下に配設されたノズルアーム
の上向きの噴射孔から噴出する水、及び、上方に配設さ
れたノズルアームの下向きの噴射孔から噴出する水によ
ってラックに収容された器具が洗浄される。
【0020】図2は、ジェットラックの外観を示す上面
図(a)、正面図(b)及び右側面図(c)である。ジ
ェットラックでは籠状の枠体40の底面にストライプ状
に通水管41が配設され、ラックが洗浄室2内の所定位
置に装填されると、洗浄機の循環配管路13を通して供
給される水がラック下面略中央の水導入口42から通水
管41に導入されるようになっている。通水管41の適
宜の箇所には上向きに突出した噴射ノズル43が形成さ
れており、上向きに水を噴射するようになっている。ま
た、メスシリンダやフラスコのような比較的背の高い中
空容器を洗浄する場合には、噴射ノズル43に細長いパ
イプ状のノズルアダプタ44を装着する。そして、中空
容器は噴射ノズル43に覆いかぶせるように、又はノズ
ルアダプタ44を容器内部に挿入するように容器開口を
下にして載置される。これにより、噴射ノズル43又は
ノズルアダプタ44から勢いよく噴射する水によって容
器内部が確実に且つ強力に洗浄される。容器外部は汎用
ラックと同様に、直下又は上部のノズルアームからの水
により洗浄される。
【0021】上記ジェットラックでは、太さ及び長さの
相違するノズルアダプタ44を装着することにより、メ
スシリンダのような細長い容器やフラスコのように内部
が広くなっている容器等、様々な形状の容器に対応する
ことが可能である。しかしながら、ピペットのように非
常に細長い中空容器を洗浄する際には、ノズルアダプタ
を装着する代わりに、次のようにピペット洗浄用の補助
部材をジェットラックに取り付ける。
【0022】図3は、ピペット洗浄用の補助部材をジェ
ットラックに装着したときのラックの外観を示す上面図
(a)、正面図(b)及び右側面図(c)である。ま
た、図4はこのラックにピペットを収容した状態を示す
外観斜視図、図5はピペットを収容した状態を示す側面
断面図である。
【0023】ピペット洗浄用の補助部材は、基本的に、
ピペット用補助ラック50、ラックスプリング60及び
ピペット用継手70の三つの部材である。ピペット用補
助ラック50はジェットラックの枠体40の内側に嵌合
する構成を有しており、ピペット用補助ラック50の枠
体51によりラック全体の外枠の高さがジェットラック
よりも高くなる。このピペット用補助ラック50の枠体
51の上縁端の所定位置には、複数のV字型溝52が形
成されている。
【0024】ピペット用継手70はシリコンゴム等の弾
力性を有する材料から成る筒状の部材であって、その下
部開口は噴射ノズル43に嵌合する内径を有する。ま
た、その上部開口は、図5に示すように、細径ピペット
80aに対応する内径と太径ピペット80bに対応する
内径の2段構造になっており、いずれの径のピペットに
対しても、適当な収縮力をもってその根元を保持するよ
うになっている。
【0025】ジェットラックにピペット用補助ラック5
0及びピペット用継手70を装着した後に、そのラック
にピペットを収容するときには、まずピペット根元をピ
ペット用継手70の上部開口に挿入し、そのピペット径
に適した位置まで押し入れる。そして、ピペット用補助
ラック50の対向する両側部及び前後の枠体51のV字
型溝52にそれぞれ2本ずつのラックスプリング60の
末端のフック61を引っ掛けてラックスプリング60を
張架し、図4に示すように、その十文字状の交差点にて
2本のラックスプリング60の間にピペットの胴体部を
挟んで保持する。これにより、ピペットは根元が下側で
ピペット用継手70により保持され、胴体部がラックス
プリング60により保持される。
【0026】このようにピペットが収容されたラックが
洗浄室2内に装填され洗浄が開始されると、循環配管路
13から通水管41に水が送られる。すると、噴射ノズ
ル43からピペット用継手70を介してピペット内部に
水が吹き上がる。ピペット用継手70とピペットとは密
着しているため、噴射水は側方へは逃げす、ピペット内
部を勢いよく上昇してピペット先端の極小径の開口から
吹き出す。このときの水圧によりピペット内壁に付着し
ている汚れは効果的に洗浄される。またピペット外壁
は、他の容器と同様にノズルアームの噴射孔から噴射さ
れる水によって洗浄される。
【0027】上述の如く、ピペットはピペット用継手7
0とラックスプリング60の2箇所で略垂直に保持され
ており、しかもその2箇所の保持部分は垂直及び水平方
向に適度に揺動するので、ガラス製のピペットに無理な
力が加わることなく、水勢によってもピペットが大きく
振動して隣合ったピペット同士が接触したり倒れたりし
て破損する恐れもない。
【0028】また、ピペット用補助ラック50を装着し
た状態ではラックの外枠の上縁端は通常利用する器具類
よりも高い位置になる。このため、ピペットを装着する
以外の噴射ノズル43には、ラックスプリングが邪魔す
ることなくビーカー、フラスコ等の他の容器を載置する
ことができるので、ピペットと他の容器とを同時に洗浄
することができる。
【0029】次に、ラックスプリングの取付形態の相違
する他の実施例による器具洗浄器用ラックを図6により
説明する。この器具洗浄器用ラックでは、ピペット用補
助ラック50の枠体51にV字型溝が設けられる代わり
に、V字型溝の位置に上方向に突出するピン53が形成
されている。また、ラックスプリング62は、2本が一
組となったスプリングの代わりに環状のスプリングとな
っている。
【0030】このラックスプリング62を取り付ける際
には、ピペット用補助ラック50の対向する両側部の枠
体51のピン53に、図6に示すように環状のラックス
プリング62を引っ掛けて張架し、そのラックスプリン
グ62の間にピペットの胴体部を挟持する。これによれ
ば、図4に示したラックスプリング60よりも着脱が容
易であると共に、スプリング及びピペット用補助ラック
の構造が簡単になるのでコストが安くてすむという利点
がある。
【0031】なお、上記実施例は一例であって、本発明
の趣旨の範囲で適宜修正や変更を行なえることは明らか
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の器具洗浄機用ラックが使用される器
具洗浄機の構成を示す側面透視図。
【図2】 上記器具洗浄機に使用されるラックの一例を
示す上面図(a)、正面図(b)及び右側面図(c)。
【図3】 本発明の器具洗浄機用ラックの一実施例を示
す上面図(a)、正面図(b)及び右側面図(c)。
【図4】 上記器具洗浄機用ラックにピペットを載置し
た状態を示す斜視図。
【図5】 上記器具洗浄機用ラックにピペットを載置し
た状態を示す断面図。
【図6】 本発明による器具洗浄機用ラックの他の実施
例を示す斜視図。
【符号の説明】
41…通水管 43…噴射ノズル 50…ピペット用補助ラック 52…V字型溝 60、62…ラックスプリング 70…ピペット用継手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松永 英昭 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 結城 武成 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄対象物を載置したラックを洗浄室内
    に収容し、該洗浄室の底部に溜めた水を吸引して複数の
    水噴射孔を有するノズルへと送出し、該水噴射孔から洗
    浄対象物に水を噴射して洗浄を行なう噴射式の器具洗浄
    機において、細長い形状の両端が開口した中空容器を洗
    浄するために用いる器具洗浄機用ラックであって、 a)箱形籠状の枠体と、 b)該枠体の底面に配設され、上方に開口した噴射孔を複
    数有する通水路と、 c)前記噴射孔に嵌合し上部開口が前記中空容器の一方の
    開口に対応する着脱自在の継手と、 d)前記継手に一方の開口を挿入した中空容器の胴体部を
    保持するべく前記枠体に取り付けられる保持部材と、 を備えることを特徴とする器具洗浄機用ラック。
  2. 【請求項2】 前記継手は弾性を有する材料から成り、
    その上部開口は上方がより広い開口となる段差を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の器具洗浄機用ラッ
    ク。
  3. 【請求項3】 前記保持部材は、前記枠体の相対向する
    側面に張架される弾性部材であることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の器具洗浄機用ラック。
  4. 【請求項4】 前記保持部材は中空容器の胴体部を両側
    から挟んで保持する紐状の弾性部材であって、前記枠体
    の相対向する2組の側面にそれぞれ張架した弾性部材を
    前記継手の略垂直上方で交差するように取り付け、該交
    差点で中空容器の胴体部を保持することを特徴とする請
    求項3に記載の器具洗浄機用ラック。
  5. 【請求項5】 前記枠体は、前記通水管と一体となった
    主枠体に補助枠体を着脱自在に嵌合する構成とし、前記
    中空容器を洗浄する際に該補助枠体を主枠体に装着する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の器
    具洗浄機用ラック。
JP35491096A 1996-12-20 1996-12-20 器具洗浄機用ラック Pending JPH10180215A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018187602A (ja) * 2017-05-11 2018-11-29 三浦工業株式会社 洗浄ラック
CN110721965A (zh) * 2019-11-22 2020-01-24 施其勒司(广州)仪器有限公司 一种用于洗瓶机的移液管清洗模块
CN113070280A (zh) * 2021-04-21 2021-07-06 张振江 一种移液管清洗吹干装置及其操作方法

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