JPH10180144A - 遠心濾過機用濾材の固定金具 - Google Patents
遠心濾過機用濾材の固定金具Info
- Publication number
- JPH10180144A JPH10180144A JP8356422A JP35642296A JPH10180144A JP H10180144 A JPH10180144 A JP H10180144A JP 8356422 A JP8356422 A JP 8356422A JP 35642296 A JP35642296 A JP 35642296A JP H10180144 A JPH10180144 A JP H10180144A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter medium
- filter
- basket
- centrifugal
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04B—CENTRIFUGES
- B04B7/00—Elements of centrifuges
- B04B7/08—Rotary bowls
- B04B7/18—Rotary bowls formed or coated with sieving or filtering elements
Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 横型のみならず竪型の遠心濾過機にも使用で
き、且つ少ない労力と短時間の作業で濾布、濾紙、濾網
等の濾材を固定できる濾材の固定金具を提供すること。 【解決手段】 回転バスケット２０の内周面に濾材２３
を貼着し、原液スラリーを給液して濾過し、濾材内面に
形成されたケーキ層を掻取ナイフで掻取って回収する遠
心濾過機に於いて、バスケット２０の内周面の左右両端
縁に円周長と略同長の濾材固定リング１１を環状に周設
し、その結合部に円周方向の伸長方向にのみ可動する係
着手段１０を取付け、回転バスケット２０の遠心力によ
り濾材固定リング１１の直径を拡大して、濾材２３をバ
スケット２０の内周面に圧接することにより固定するこ
とを特徴とする遠心濾過機用濾材の固定金具。
き、且つ少ない労力と短時間の作業で濾布、濾紙、濾網
等の濾材を固定できる濾材の固定金具を提供すること。 【解決手段】 回転バスケット２０の内周面に濾材２３
を貼着し、原液スラリーを給液して濾過し、濾材内面に
形成されたケーキ層を掻取ナイフで掻取って回収する遠
心濾過機に於いて、バスケット２０の内周面の左右両端
縁に円周長と略同長の濾材固定リング１１を環状に周設
し、その結合部に円周方向の伸長方向にのみ可動する係
着手段１０を取付け、回転バスケット２０の遠心力によ
り濾材固定リング１１の直径を拡大して、濾材２３をバ
スケット２０の内周面に圧接することにより固定するこ
とを特徴とする遠心濾過機用濾材の固定金具。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は濾材の固定金具に関
し、さらに詳しくは遠心濾過機等に用いられる濾材の固
定金具に関する。
し、さらに詳しくは遠心濾過機等に用いられる濾材の固
定金具に関する。
【０００２】
【従来の技術】横型の掻取式遠心濾過機（以下、横型遠
心濾過機という。）は、高遠心力下で高い分離性能を有
すること、含液率や洗浄効果の均一なケーキが得られる
こと、前面開放式の扉のため濾材交換や機内点検の作業
性が良い等の利点を有するため化学工業を始めとして薬
品工業、食品工業等多くの分野で利用されている。
心濾過機という。）は、高遠心力下で高い分離性能を有
すること、含液率や洗浄効果の均一なケーキが得られる
こと、前面開放式の扉のため濾材交換や機内点検の作業
性が良い等の利点を有するため化学工業を始めとして薬
品工業、食品工業等多くの分野で利用されている。
【０００３】従来の横型遠心濾過機の全体構造について
図６に基づいて説明する。処理すべき原液スラリーは給
液管３を通して、図示されない駆動装置によって回転す
るバスケット１の中へ所定量供給される。液分は遠心力
の作用によって濾材２を通過してケーシング内に入り濾
液排出口４より機外へ排出される。
図６に基づいて説明する。処理すべき原液スラリーは給
液管３を通して、図示されない駆動装置によって回転す
るバスケット１の中へ所定量供給される。液分は遠心力
の作用によって濾材２を通過してケーシング内に入り濾
液排出口４より機外へ排出される。
【０００４】一方、固形分は濾材２上に残って濾過の進
行とともにケーキ層を形成する。ケーキ層が所定の厚み
に達したならば掻取アーム７を油圧シリンダ６によりバ
スケット１の半径方向外向きに回動し、先端に付設して
いる掻取ナイフ８をケーキ層に圧接してケーキ分を掻取
アーム７の直下にある排出シュート９に掻落とす。掻落
とされたケーキは粉粒状となって、排出シュート９を伝
わり機外に排出される。なお、掻取る前にケーキ洗浄が
必要な場合は、洗浄液は洗浄管５を通って回転するバス
ケット内のケーキ層へスプレーされ洗浄が行なわれる。
行とともにケーキ層を形成する。ケーキ層が所定の厚み
に達したならば掻取アーム７を油圧シリンダ６によりバ
スケット１の半径方向外向きに回動し、先端に付設して
いる掻取ナイフ８をケーキ層に圧接してケーキ分を掻取
アーム７の直下にある排出シュート９に掻落とす。掻落
とされたケーキは粉粒状となって、排出シュート９を伝
わり機外に排出される。なお、掻取る前にケーキ洗浄が
必要な場合は、洗浄液は洗浄管５を通って回転するバス
ケット内のケーキ層へスプレーされ洗浄が行なわれる。
【０００５】以上説明した従来の横型遠心濾過機の濾材
の固定方法を図５に示す。図において２５は円周部に多
数の通液孔２１を有するバスケットである。２６，２
６′はバスケット２５の左右周端部全周に沿って刻設さ
れる環状の溝であり、溝２６，２６′にはゴム等の弾性
体からなり、溝幅より若干径の大きいロープ２７が全周
に沿って嵌着される。２２はバスケットの内周面に張設
される濾液の通路である格子状のサポートメッシュであ
る。
の固定方法を図５に示す。図において２５は円周部に多
数の通液孔２１を有するバスケットである。２６，２
６′はバスケット２５の左右周端部全周に沿って刻設さ
れる環状の溝であり、溝２６，２６′にはゴム等の弾性
体からなり、溝幅より若干径の大きいロープ２７が全周
に沿って嵌着される。２２はバスケットの内周面に張設
される濾液の通路である格子状のサポートメッシュであ
る。
【０００６】そして濾材の取付の際は濾材２３の幅の左
右両端を作業員が引っぱりながらその端辺をロープ２７
とともに溝２６の中に、ハンマー、ドライバー等を用い
て埋め込むことで、濾材をバスケット２５に固定してい
る。このような従来の濾材の固定方法では多くの労力，
時間及び経験が必要である。横型遠心濾過機において
は、基礎層による濾材の目詰りが大きくなった場合、あ
るいは濾材の損傷が発生した場合等に、濾材の交換が必
要であり、この際、少い労力と短時間の作業でしかも簡
単にできる濾材の固定方法が望まれている。
右両端を作業員が引っぱりながらその端辺をロープ２７
とともに溝２６の中に、ハンマー、ドライバー等を用い
て埋め込むことで、濾材をバスケット２５に固定してい
る。このような従来の濾材の固定方法では多くの労力，
時間及び経験が必要である。横型遠心濾過機において
は、基礎層による濾材の目詰りが大きくなった場合、あ
るいは濾材の損傷が発生した場合等に、濾材の交換が必
要であり、この際、少い労力と短時間の作業でしかも簡
単にできる濾材の固定方法が望まれている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記従来技術
の問題点に鑑みてなされたものであって、横型のみなら
ず竪型の遠心濾過機にも使用でき、且つ少い労力と短時
間の作業で濾布、濾紙、濾網等の濾材を固定する金具を
提供することを課題とする。
の問題点に鑑みてなされたものであって、横型のみなら
ず竪型の遠心濾過機にも使用でき、且つ少い労力と短時
間の作業で濾布、濾紙、濾網等の濾材を固定する金具を
提供することを課題とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明の要旨
は、回転バスケット２０の内周面に濾材２３を貼着し、
原液スラリーを給液して濾過し、濾材内面に形成された
ケーキ層を掻取ナイフで掻取って回収する遠心濾過機に
於いて、バスケット２０の内周面の左右両端縁に円周長
と略同長の濾材固定リング１１をそれぞれ環状に周設
し、その結合部に円周に沿って伸長する方向にのみ可動
する係着手段１０を取り付け、回転バスケットの遠心力
により環状の濾材固定リング１１の直径を拡大して、濾
材２３をバスケット２０の内周面に圧接することにより
固定することを特徴とする遠心濾過機用濾材の固定金具
であり、そして請求項２の発明は、濾材固定リング１１
を複数個に分割してそれぞれを係着手段１０で結合した
ことを特徴とする請求項１記載の遠心濾過機用濾材の固
定金具であり、さらに請求項３の発明は、係着手段１０
が円周方向に細長の間隙１２を有するとともに、両外側
側面には円周の伸長方向との傾斜角θが鋸歯状の突起１
３を並設したオス型係着部材１４と、前記突起１３と相
似形で係合する突起１５を円周方向の両内側側面に並設
したメス型係着部材１６と、メス型係着部材１６を囲繞
して円周方向に摺動できる保持バンド１７とからなるこ
とを特徴とする請求項１又は請求項２記載の遠心濾過機
用濾材の固定金具である。
は、回転バスケット２０の内周面に濾材２３を貼着し、
原液スラリーを給液して濾過し、濾材内面に形成された
ケーキ層を掻取ナイフで掻取って回収する遠心濾過機に
於いて、バスケット２０の内周面の左右両端縁に円周長
と略同長の濾材固定リング１１をそれぞれ環状に周設
し、その結合部に円周に沿って伸長する方向にのみ可動
する係着手段１０を取り付け、回転バスケットの遠心力
により環状の濾材固定リング１１の直径を拡大して、濾
材２３をバスケット２０の内周面に圧接することにより
固定することを特徴とする遠心濾過機用濾材の固定金具
であり、そして請求項２の発明は、濾材固定リング１１
を複数個に分割してそれぞれを係着手段１０で結合した
ことを特徴とする請求項１記載の遠心濾過機用濾材の固
定金具であり、さらに請求項３の発明は、係着手段１０
が円周方向に細長の間隙１２を有するとともに、両外側
側面には円周の伸長方向との傾斜角θが鋸歯状の突起１
３を並設したオス型係着部材１４と、前記突起１３と相
似形で係合する突起１５を円周方向の両内側側面に並設
したメス型係着部材１６と、メス型係着部材１６を囲繞
して円周方向に摺動できる保持バンド１７とからなるこ
とを特徴とする請求項１又は請求項２記載の遠心濾過機
用濾材の固定金具である。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の濾材の固定金具の実施の
形態について図１〜図４に基づいて説明する。図１は本
発明の濾材の固定金具の全体図、図２は図１のII部の固
定金具の主要部の斜視図、図３は保持バンドの斜視図、
図４は本発明を実施した濾材を固定したバスケットの断
面図である。
形態について図１〜図４に基づいて説明する。図１は本
発明の濾材の固定金具の全体図、図２は図１のII部の固
定金具の主要部の斜視図、図３は保持バンドの斜視図、
図４は本発明を実施した濾材を固定したバスケットの断
面図である。
【００１０】図において、１１は濾材固定リングであ
り、金属製の弾性のある長尺のフラットバーを環状に形
成したものからなり、通常は１本であるが、バスケット
２０の径が大きく円周長が長い場合は、円弧状で等長の
適宜本数に分割して形成される。
り、金属製の弾性のある長尺のフラットバーを環状に形
成したものからなり、通常は１本であるが、バスケット
２０の径が大きく円周長が長い場合は、円弧状で等長の
適宜本数に分割して形成される。
【００１１】１０は本発明の主要部である係着手段であ
り、オス型係着部材１４とメス型係着部材１６とからな
り、濾材固定リング１１の両端にそれぞれ固着される。
オス型係着部材１４は、濾材固定リング１１と同じ幅及
び細幅の長手部材からなり、中央部には円周方向の細長
の間隙１２を有し、外側の両側面には円周の伸長方向と
の傾斜角が鋭角（図２のθ）、好適には４５度以下の鋸
歯状の突起１３を並設している。そして間隙１２の内部
端には長円形の孔１８を設けることが好ましい。
り、オス型係着部材１４とメス型係着部材１６とからな
り、濾材固定リング１１の両端にそれぞれ固着される。
オス型係着部材１４は、濾材固定リング１１と同じ幅及
び細幅の長手部材からなり、中央部には円周方向の細長
の間隙１２を有し、外側の両側面には円周の伸長方向と
の傾斜角が鋭角（図２のθ）、好適には４５度以下の鋸
歯状の突起１３を並設している。そして間隙１２の内部
端には長円形の孔１８を設けることが好ましい。
【００１２】メス型係着部材１６は、濾材固定リング１
１と同じ幅の長手部材からなり、中央部には円周方向に
広幅の溝を有し、内側の両側面には前記突起１３に相似
形で係合する突起１５を並設している。そして溝の内部
端には長円形の孔１９を設けることが好ましい。１７は
メス型係着部材１６を囲繞して円周方向に摺動できる断
面が矩形の保持バンドである。
１と同じ幅の長手部材からなり、中央部には円周方向に
広幅の溝を有し、内側の両側面には前記突起１３に相似
形で係合する突起１５を並設している。そして溝の内部
端には長円形の孔１９を設けることが好ましい。１７は
メス型係着部材１６を囲繞して円周方向に摺動できる断
面が矩形の保持バンドである。
【００１３】以上の構成からなる濾材の固定金具の取付
け方法について説明する。最初に濾材固定リング１１
を、濾材２３の内周面の直径より若干小さく環状に曲げ
てからオス型係着部材１４を間隙１２を利用して、幅方
向に圧縮してメス型係着部材１６と係合させる。この
際、長円孔１８はオス型係着部材１４の幅方向の圧縮を
容易にする。次に保持バンド１７を移動して、係合部に
位置せしめ、オス型係着部材１４とメス型係着部材１６
との係合が外れないようにする。
け方法について説明する。最初に濾材固定リング１１
を、濾材２３の内周面の直径より若干小さく環状に曲げ
てからオス型係着部材１４を間隙１２を利用して、幅方
向に圧縮してメス型係着部材１６と係合させる。この
際、長円孔１８はオス型係着部材１４の幅方向の圧縮を
容易にする。次に保持バンド１７を移動して、係合部に
位置せしめ、オス型係着部材１４とメス型係着部材１６
との係合が外れないようにする。
【００１４】以上のようにして環状に形成した濾材固定
リング１１の２組を、バスケット２０の内周面の左右両
端縁にそれぞれ装着する。そしてオス型係着部材１４
を、間隙１２を利用して幅を圧縮して、メス型係着部材
との係合を緩めて、両者を離反する方向に移動して、濾
材固定リング１１の直径を拡げて濾材の内周面に当接す
る。この際、図４に図示される断面が矩形で環状の例え
ばフェルト製等の弾性体からなる弾性体パッド２４をバ
スケット２０と濾材２３の間に介在させると、一層効果
的に当接できる。
リング１１の２組を、バスケット２０の内周面の左右両
端縁にそれぞれ装着する。そしてオス型係着部材１４
を、間隙１２を利用して幅を圧縮して、メス型係着部材
との係合を緩めて、両者を離反する方向に移動して、濾
材固定リング１１の直径を拡げて濾材の内周面に当接す
る。この際、図４に図示される断面が矩形で環状の例え
ばフェルト製等の弾性体からなる弾性体パッド２４をバ
スケット２０と濾材２３の間に介在させると、一層効果
的に当接できる。
【００１５】図示されない駆動装置によって回転される
バスケット２０内に装着された濾材の固定金具は、バス
ケット２０の半径方向外向きの遠心力を受ける。濾材固
定リング１１のオス型係着部材１４及びメス型係着部材
１６は、遠心力の作用でそれぞれ円周方向で離反する方
向に移動する。この際オス型係着部材１４及びメス型係
着部材１６の鋸歯の向きは、両者が離反する向きには移
動できるが一旦移動した後は接近を阻止するように形成
されている。即ちオス型係着部材の鋸歯である突起１３
は直角三角形状をしており、メス型係着部材１６の突起
１５と円周方向で離反する方向に摺動できるように、円
周の伸長方向との傾斜角θは４５度以下が好適である。
最適なθ値はバスケット２０内で発生する遠心力の大き
さを考慮して決定する。逆にバスケット２０の回転が停
止して接近する場合には、突起１３の直角面とメス型係
着部材１６の突起１５の直角面がぶつかり、接近する方
向には移動できない。
バスケット２０内に装着された濾材の固定金具は、バス
ケット２０の半径方向外向きの遠心力を受ける。濾材固
定リング１１のオス型係着部材１４及びメス型係着部材
１６は、遠心力の作用でそれぞれ円周方向で離反する方
向に移動する。この際オス型係着部材１４及びメス型係
着部材１６の鋸歯の向きは、両者が離反する向きには移
動できるが一旦移動した後は接近を阻止するように形成
されている。即ちオス型係着部材の鋸歯である突起１３
は直角三角形状をしており、メス型係着部材１６の突起
１５と円周方向で離反する方向に摺動できるように、円
周の伸長方向との傾斜角θは４５度以下が好適である。
最適なθ値はバスケット２０内で発生する遠心力の大き
さを考慮して決定する。逆にバスケット２０の回転が停
止して接近する場合には、突起１３の直角面とメス型係
着部材１６の突起１５の直角面がぶつかり、接近する方
向には移動できない。
【００１６】遠心力を受けた係合部のオス型係着部材１
４の突起１３の傾斜面はメス型係着部材１６の突起１５
の傾斜面を摺動して、濾材固定リング１１の径は濾材を
弾性体パッド２４を介してバスケット内周面に圧着する
まで拡大する。拡大するために濾材２３が弾性体パッド
２４に一層圧着されてバスケット２０内にさらに確実に
固定できる。
４の突起１３の傾斜面はメス型係着部材１６の突起１５
の傾斜面を摺動して、濾材固定リング１１の径は濾材を
弾性体パッド２４を介してバスケット内周面に圧着する
まで拡大する。拡大するために濾材２３が弾性体パッド
２４に一層圧着されてバスケット２０内にさらに確実に
固定できる。
【００１７】濾材２３を目詰り等のため交換する際は、
最初にバスケット２０の回転を止め、保持バンド１７を
手で係合部からずらし、ドライバー等を前記メス型係着
部材１６の長円孔１９に挿入し鋸歯部の幅を拡張して、
係合を外すことにより、ワンタッチで濾材の固定金具を
バスケット２０から外すことができる。以上の実施例は
横型の遠心濾過機に適用した場合の例であるが、本発明
は竪型の濾過機等にも使用できる。また弾性体パッド無
しでも実施できる。
最初にバスケット２０の回転を止め、保持バンド１７を
手で係合部からずらし、ドライバー等を前記メス型係着
部材１６の長円孔１９に挿入し鋸歯部の幅を拡張して、
係合を外すことにより、ワンタッチで濾材の固定金具を
バスケット２０から外すことができる。以上の実施例は
横型の遠心濾過機に適用した場合の例であるが、本発明
は竪型の濾過機等にも使用できる。また弾性体パッド無
しでも実施できる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、遠心濾過
機バスケット内に貼着される濾布等の濾材を少ない労力
と短時間で固定できるので濾材交換作業の省力化を図る
ことができるとともに、濾過機の運転稼動率を向上する
効果が得られる。
機バスケット内に貼着される濾布等の濾材を少ない労力
と短時間で固定できるので濾材交換作業の省力化を図る
ことができるとともに、濾過機の運転稼動率を向上する
効果が得られる。
【図１】本発明の濾材の固定金具全体図
【図２】濾材の固定金具主要部斜視図（図１のII部詳
細）
細）
【図３】保持バンド斜視図
【図４】濾材を固定したバスケットの断面図
１０；係着手段、１１；濾材固定リング、１２；間隙、
１３；突起、１４；オス型係着部材、１５；突起、１
６；メス型係着部材、１７；保持バンド、１８；長円
孔、１９；長円孔、２０；バスケット、２１；通液孔、
２２；サポートメッシュ、２３；濾材、２４；弾性体パ
ッド。
１３；突起、１４；オス型係着部材、１５；突起、１
６；メス型係着部材、１７；保持バンド、１８；長円
孔、１９；長円孔、２０；バスケット、２１；通液孔、
２２；サポートメッシュ、２３；濾材、２４；弾性体パ
ッド。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成９年２月２８日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の濾材の固定金具全体図
【図２】濾材の固定金具主要部斜視図（図１のＩＩ部詳
細）
細）
【図３】保持バンド斜視図
【図４】濾材を固定したバスケットの断面図
【図５】従来の方法で濾材を固定したバスケットの断面
図
図
【図６】横型遠心濾過機の全体構造図
【符号の説明】 １０ 係着手段 １１ 濾材固定リング １２ 間隙 １３ 突起 １４ オス型係着部材 １５ 突起 １６ メス型係着部材 １７ 保持バンド １８ 長円孔 １９ 長円孔 ２０ バスケツト ２１ 通液孔 ２２ サポートメッシュ ２３ 濾材 ２４ 弾性体パッド
Claims (3)
- 【請求項１】 回転バスケット２０の内周面に濾材２３
を貼着し、原液スラリーを給液して濾過し、濾材内面に
形成されたケーキ層を掻取ナイフで掻取って回収する遠
心濾過機に於いて、バスケット２０の内周面の左右両端
縁に円周長と略同長の濾材固定リング１１をそれぞれ環
状に周設し、その結合部に円周に沿って伸長する方向に
のみ可動する係着手段１０を取り付け、回転バスケット
２０の遠心力により環状の濾材固定リング１１の直径を
拡大して、濾材２３をバスケット２０の内周面に圧接す
ることにより固定することを特徴とする遠心濾過機用濾
材の固定金具。 - 【請求項２】 濾材固定リング１１を複数個に分割して
それぞれを係着手段１０で結合したことを特徴とする請
求項１記載の遠心濾過機用濾材の固定金具。 - 【請求項３】 係着手段１０が円周方向に細長の間隙１
２を有するとともに、両外側側面には円周の伸長方向と
の傾斜角θが鋭角な鋸歯状の突起１３を並設したオス型
係着部材１４と、前記突起１３と相似形で係合する突起
１５を円周方向の両内側側面に並設したメス型係着部材
１６と、メス型係着部材１６を囲繞して円周方向に摺動
できる保持バンド１７とからなることを特徴とする請求
項１又は請求項２記載の遠心濾過機用濾材の固定金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8356422A JPH10180144A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 遠心濾過機用濾材の固定金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8356422A JPH10180144A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 遠心濾過機用濾材の固定金具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10180144A true JPH10180144A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18448937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8356422A Pending JPH10180144A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 遠心濾過機用濾材の固定金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10180144A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2376648A (en) * | 2001-06-21 | 2002-12-24 | Richard Hartshorn | Paper filter for centrifugal juice extractors |
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