JPH10179458A - 電気掃除機用バンパ - Google Patents

電気掃除機用バンパ

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JPH10179458A
JPH10179458A JP34818896A JP34818896A JPH10179458A JP H10179458 A JPH10179458 A JP H10179458A JP 34818896 A JP34818896 A JP 34818896A JP 34818896 A JP34818896 A JP 34818896A JP H10179458 A JPH10179458 A JP H10179458A
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JP
Japan
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bumper
main body
furniture
buffer
body case
Prior art date
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Pending
Application number
JP34818896A
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English (en)
Inventor
Junji Naito
順司 内藤
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝撃や引っ掛かりに対して離脱しないと共に
家具等と接触しても家具等とを傷つけてしまうことを防
止することのできる電気掃除機用バンパを提供する。 【解決手段】 本体ケース2の周縁の少なくとも一部に
固定するための係止部21と、本体ケース2の外面に係
止部21により保持されることにより外部との衝撃を吸
収する緩衝部17とを有する。この緩衝部17の硬度は
係止部21の硬度よりも小さくされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、本体ケースに固
定するための係止部と、本体ケースの外面に係止部によ
り取り付けられ衝撃を吸収するための緩衝部とを有する
電気掃除機用バンパに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、図10に示す電気掃
除機の吸込口体1が知られている。かかる吸込口体1
は、本体ケース2と、本体ケース2の後部に回動自在に
取り付けられた連通管3と、本体ケースに取り付けられ
たバンパ8とを有している。
【0003】この本体ケース2は上ケース4と下ケース
5とから構成され、図12に示すように、この上ケース
4と下ケース5とによってバンパ8が取り付けられてい
る。
【0004】このバンパ8は、図11に示すように、家
具等と接触した際の衝撃を吸収する緩衝部10を有し、
緩衝部10の裏面11のほぼ中央部には首部12を介し
て上下に延びるリブ13が設けられている。このリブ1
3により、バンパ8は、本体ケース2から外れないよう
にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バンパ
8は、緩衝部10とリブ13とが同一素材で一体に形成
されているので、バンパ8を軟質材料で形成した場合、
衝撃の吸収はよいが、強い衝撃や引っ掛かりなどにより
係止リブ13が延びて本体ケース2からバンパ8が離脱
するという欠点がある。
【0006】一方、硬質材料によりバンパ8を形成した
場合、この衝撃や引っ掛かりによりバンパ8は本体ケー
ス2から離脱されにくいが、緩衝部10が硬いために家
具等を傷つけるという問題点があった。
【0007】そこで、この発明は、衝撃や引っ掛かりに
対して離脱しないと共に家具等と接触しても家具等を傷
つけてしまうことを防止できる電気掃除機用バンパを提
供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる課題
に着目してなされたもので、本体ケースに固定するため
の係止部と、前記本体ケースの外面に前記係止部により
取り付けられ衝撃を吸収するための緩衝部とを有する電
気掃除機用バンパにおいて、前記緩衝部の硬度は前記係
止部の硬度よりも小さくされたことを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、前記緩衝部の表面は、
フッソ樹脂加工が施されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の発明では、家具等と衝突する緩衝部
は硬度が小さい材料から構成されるので、本体ケースが
家具等と衝突しても家具等を傷てしまうことを防止する
ことができる。また、本体に取り付けられる係止部は硬
度が大きい材料から構成されるので、強い衝撃があって
も、また引っ掛かりに対しても、バンパが本体ケースか
ら外れない。
【0011】請求項2の発明では、緩衝部の表面がフッ
ソ樹脂加工されているので、外観が美麗となり、また、
すべりがよい。したがって、バンパを家具や壁面等に沿
わせて被清掃面上を移動する際、バンパは、摩擦が小さ
く滑りがよいことから引っかかることなく滑らかに家具
や壁面等に沿って移動する。これにより家具等を傷つけ
てしまうことを確実に防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態1】以下、本発明に係る電気掃除機
用バンパの実施の形態1を図面を参照しつつ説明する。
なお、従来技術の説明と同一機能のものについては同一
符号を付して説明する。
【0013】例えば、図1に示す電気掃除機の吸込口体
1は、被清掃面上を移動させて使用するものであり、横
長矩形状の本体ケース2と、本体ケース2の後部に回動
自在に取り付けられた連通管3と、バンパ15とを有し
ている。このバンパ15は、本体ケース2の最外周面に
取り付けられている。バンパー15の外郭形状は、本体
ケース2の外郭形状に相似する曲面により形成されてお
り、バンパー15の外面は本体ケース2から突き出され
ている。
【0014】本体ケース2は上ケース4と下ケース5と
から構成され、この上ケース4と下ケース5とは係合フ
ック(図示を略す)などにより係合されて組み立てられ
ている。下ケース5の底面には、連通管3に連通すると
共に被清掃面に対向して開口する吸込口6が形成されて
いる。この吸収口6より塵埃が吸い込まれ、連通管3を
通じてその塵埃は掃除機本体(不図示)に吸い込まれ
る。
【0015】バンパ15は、図2に示すように、家具等
と衝突した際に衝撃を吸収する帯状に形成された緩衝部
17と、緩衝部17の裏面18に基部19aが埋設され
た首部19と、この首部19の先端から下方に延びるリ
ブ20とを有している。この首部19とリブ20とで係
止部21が構成されている。リブ20、首部19、裏面
18とから係合溝22が形成される。
【0016】係止部21はABS、ポリエチレン(P
E)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹
脂などの硬質樹脂または硬質ゴムから形成されている。
また、緩衝部17は軟質塩化ビニル樹脂、エラストマ
ー、オレフィン系、発泡ゴムなどの軟質材料から形成さ
れている。緩衝部17は、例えばオレフィン系のエラス
トマーなどのようにすべりのよい材料であることが望ま
しい。このようなバンパ15は、例えば、射出成形や押
出し成形などで一体成形される。
【0017】図3に示すように、下ケース5の周縁の上
端5aにバンパ15の係合溝22が係合され、バンパー
15は仮止めされる。その後、上ケース4が取り付けら
れ、バンパー15の首部19は端縁4a,5a間に挟み
込まれる。これにより、本体ケース2にバンパー15が
取り付けられる。
【0018】このようにして、図1に示すように、本体
ケース2の外周には、連通管3及びその両側近傍を除い
て、後部外周2aの一端側から一方の側部外周2b及び
前部外周2cを経て、他方の側部外周2bから後部外周
2aの他端側に達するバンパ15が、上ケース4と下ケ
ース5の合わせ部に装着される。
【0019】首部19は、周縁下端4aと周縁上端5a
とで形成された空隙に位置するので、緩衝部17の長手
方向に沿って全体に形成されていることが好ましい。一
方、リブ20はケース本体2の内部に突出されて形成さ
れるので、上ケース4、下ケース5の補強リブやその他
の係合フック部材などの配置を妨げないように適宜の箇
所に切除部を設けて断続的に数箇所に分けて設けること
ができる。
【0020】次に、上記構成を有する電気掃除機の吸込
口体1の作用を説明する。
【0021】まず、連通管3に連結された延長管(図示
せず)の手元操作部を操作し、被清掃面上に載置された
吸込口体1を、例えば本体ケース2の前後方向に移動さ
せる。
【0022】この際、本体ケース2の最外側突出部であ
るバンパ15の緩衝部17は家具や壁面等に衝突して
も、この緩衝部17は、軟質の軟らかい材料から構成さ
れているので、衝突による衝撃は吸収される。また、こ
のバンパ15は、家具等と強く衝突したり、家具等に引
っかかると、本体ケース2からバンパ15が外れる力が
働くが、このバンパ15の係止部21は硬質材料から構
成されているので、外れることがない。また、この係止
部21と緩衝部17とは一体成形されているので、この
部間の剥離がない。
【0023】また、この係止部21の材料を十分に硬い
材料より構成すれば、この図2のように、上方に延びる
リブを設けずに、下ケース5と係合する係止部21でよ
いので、係止部21の構造が簡略化される。もちろん、
従来例の図11に示すように、上下に延びるリブ13を
有して構成してもよい。
【0024】
【発明の実施の形態2】以下、本発明に係る電気掃除機
用バンパの実施の形態2を図を参照しつつ説明する。な
お、実施の形態1の説明と同一のものについては同一符
号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分についての
み説明することとする。
【0025】図4に示すように、バンパ23の外表面1
6は、微妙な凹凸を有する硬化被膜を形成させたり、フ
ッソ樹脂加工などによる摩擦抵抗を低減させた被膜24
を付与することができる。
【0026】このように構成された吸込口体1では、家
具や壁面等にバンパ23の外表面16が当接されても、
摩擦が小さく滑りがよい。したがって、家具や壁面等に
沿って移動させても引っかかることなく滑らかに移動で
きる。その他の構成、作用については実施の形態1と同
一であるので詳細な説明は省略する。
【0027】
【発明の実施の形態3】以下、本発明に係る電気掃除機
用バンパの実施の形態3を図を参照しつつ説明する。な
お、実施の形態1の説明と同一のものについては同一符
号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分についての
み説明することとする。
【0028】図6は、実施の形態3のバンパ25であ
る。首部19の先端から上方にリブ26が形成されて、
このリブ26と首部19とで係止部27が構成されてい
る。
【0029】リブ26、首部19、裏面18とから係合
溝28が形成される。この係合溝22により、図7に示
すように、上ケース4の周縁下端4aが挟み込まれる。
【0030】このようにして、バンパー25は、上ケー
ス4にも係止することができる。その他の構成、作用に
ついては実施の形態1と同一であるので詳細な説明は省
略する。
【0031】
【発明の実施の形態4】以下、本発明に係る電気掃除機
用バンパの実施の形態4を図を参照しつつ説明する。な
お、実施の形態1、従来技術の説明と同一のものについ
ては同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分
についてのみ説明することとする。
【0032】図8は、実施の形態4のバンパ29であ
る。首部19の基部19aの先端は下方にL字状に曲折
されてリブ19bが設けられている。
【0033】基部19aの先端にL字状のリブ19bが
形成されているので、係止部21は緩衝部17内にしっ
かりと埋設される。これにより係止部21と緩衝部17
との接合が強固に行われているので、係止部21と緩衝
部17とは分解することがない。その他の構成、作用に
ついては実施の形態1と同一であるので詳細な説明は省
略する。
【0034】以上は、電気掃除機の吸込口体につき説明
したが、この発明のバンパは、電気掃除機の本体ケース
の側部外周に取り付けられるバンパとしても利用でき
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、家具等と衝突する緩衝部は硬度が小さい材料か
ら構成されるので、本体ケースが家具等と衝突されても
家具等を傷つけてしまうことを防止することができる。
また、その係止部は硬度が大きい材料により構成されて
いるので、強い衝撃や引っかかったりしても、バンパが
本体ケースから離脱しない。
【0036】請求項2の発明では、バンパは、摩擦が小
さく滑りがよいことから本体ケースを家具や壁面などに
沿わせて移動させても、引っかかることなく滑らかに家
具や壁面等に沿って移動させることができる。これによ
り家具等を傷つけてしまうことを確実に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電気掃除機用バンパを説明する
ための吸込口体の斜視図である。
【図2】図1のA−A線で切断したときの実施の形態1
のバンパを説明するための断面図である。
【図3】図1のA−A線で切断したときの実施の形態1
のバンパと本体ケースとの係合状態を説明するための断
面図である。
【図4】図1のA−A線で切断したときの実施の形態2
のバンパを説明するための断面図である。
【図5】図1のA−A線で切断したときの実施の形態2
のバンパと本体ケースとの係合状態を説明するための断
面図である。
【図6】図1のA−A線で切断したときの実施の形態3
のバンパを説明するための断面図である。
【図7】図1のA−A線で切断したときの実施の形態3
のバンパと本体ケースとの係合状態を説明するための断
面図である。
【図8】図1のA−A線で切断したときの実施の形態4
のバンパを説明するための断面図である。
【図9】図1のA−A線で切断したときの実施の形態4
のバンパと本体ケースとの係合状態を説明するための断
面図である。
【図10】従来の電気掃除機用バンパを説明するための
吸込口体の斜視図である。
【図11】図10のA−A線で切断したときの従来のバ
ンパを説明するための断面図である。
【図12】図10のA−A線で切断したときの従来のバ
ンパと本体ケースとの係合状態を説明するための断面図
である。
【符号の説明】
1 電気掃除機の吸込口体 2 本体ケース 4 上ケース 5 下ケース 15,23,25,29 電気掃除機用バンパ 17 緩衝部 21 係止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースに固定するための係止部と、
    前記本体ケースの外面に前記係止部により取り付けられ
    衝撃を吸収するための緩衝部とを有する電気掃除機用バ
    ンパにおいて、 前記緩衝部の硬度は前記係止部の硬度よりも小さくした
    ことを特徴とする電気掃除機用バンパ。
  2. 【請求項2】 前記緩衝部の表面は、フッソ樹脂加工が
    施されていることを特徴とする請求項1に記載の電気掃
    除機用バンパ。
JP34818896A 1996-12-26 1996-12-26 電気掃除機用バンパ Pending JPH10179458A (ja)

Priority Applications (1)

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JP34818896A JPH10179458A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 電気掃除機用バンパ

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JP34818896A JPH10179458A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 電気掃除機用バンパ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100372490C (zh) * 2004-08-30 2008-03-05 松下电器产业株式会社 电动吸尘器
JP2014079527A (ja) * 2012-10-18 2014-05-08 Mitsubishi Electric Corp 電気掃除機

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CN100372490C (zh) * 2004-08-30 2008-03-05 松下电器产业株式会社 电动吸尘器
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