JPH10179441A - 圧縮ティシュペーパー製品とその製造方法 - Google Patents

圧縮ティシュペーパー製品とその製造方法

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JPH10179441A
JPH10179441A JP8356363A JP35636396A JPH10179441A JP H10179441 A JPH10179441 A JP H10179441A JP 8356363 A JP8356363 A JP 8356363A JP 35636396 A JP35636396 A JP 35636396A JP H10179441 A JPH10179441 A JP H10179441A
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英之 大場
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸水度、手触り感、製品ティシュの取り出し
易さを損なうことなく嵩を減少させた2枚重ね圧縮ティ
シュペーパー製品を提供する。 【解決手段】 ヤンキー抄紙機によりリグノセルローズ
繊維を原料としてテイシュウェブを抄紙し、ついでヤン
キー抄紙機でのオンマシンカレンダー処理及び/又はプ
ライマシンによるカレンダー処理によってトータルで2
スタック以上のソフトカレンダー処理を行い、ついで折
り板方式加工機で加工することにより、製品紙箱容積基
準の嵩密度(製品ティシュペーパー重量/紙箱内容積の
こと)が0.12g/cm3 以上である圧縮ティシュペ
ーパー束を形成し、箱詰めすることを特徴とする2枚重
ねの圧縮ティシュペーパー製品の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はティシュペーパーの
製造方法に関する。更に詳しく述べるならば、ティシュ
ペーパー製品の嵩を減少させ消費者の持ち運び及び保管
の利便性を向上させると共に、柔らかくて手触りが良
く、嵩は低いが吸水性に優れた2枚重ねの圧縮ティシュ
ペーパー製品とそれを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、ティシュペーパーは、柔ら
かくて肌触りが良く、強度があり、嵩高で吸水性の良い
ものが好ましいとされている。従来のティシュペーパー
製造技術では嵩高な紙を作ることが主流であり、そのた
めに種々の提案が考案・開示されている。商業的に製造
されているものとしては、通気(through-air)乾燥法が
あり、米国特許第3301746号及び第382106
8号等に開示されている。通気乾燥法以外にも嵩高な紙
の製造方法として多くの提案があるが、それら製法の主
目的は通気乾燥法と同様に、柔らかく肌触りが良く、強
度があり、嵩高で吸水性の良いティシュペーパーを提供
することにある。
【0003】一方、経済性の観点からは、嵩高な紙は単
位重量当りの容積が大きいことを意味し、ティシュ製品
の包装材料費、運送費用、保管費用の点で明らかに高価
になる。また消費者の持ち運びや家庭での保管スペース
といった利便性の点でも嵩高なティシュ製品は取扱いに
不便である。圧縮ティシュペーパー製品を提供する製造
技術に関しては、実開昭63−172394が提案され
ているが、折重ね済みのティシュペーパーを加圧機で、
約半分の嵩に圧縮形成するとの記述のみで、実験的には
実施できるが、ティシュペーパーの圧縮弾性による戻り
も考慮されておらず、産業上利用するにはまだ解決すべ
き問題点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる現状に鑑み、本
発明は、ティシュペーパー製品の嵩を減少させて消費者
の持ち運び及び保管の利便性を向上させると共に、柔ら
かく手触りが良く、嵩は低いが吸水性に優れた2枚重ね
のティシュペーパーを製造する技術の開発を目的とした
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、上
記課題を解決するため鋭意研究を重ねた結果、ヤンキー
乾燥機の抄紙水分を一定以上に保つこと、ヤンキー乾燥
機直後でのカレンダー処理強化及び加工機で折り畳まれ
積層されたティシュペーパーへの加圧を調整することを
併せて行うことで、嵩が低く、柔らかさと手触りに優れ
た圧縮ティシュペーパーを製造出来ることを見いだし
た。
【0006】(1) 本発明は、ヤンキー抄紙機により、リ
グノセルローズ繊維を原料としてテイシュウェブを抄紙
し、ついでヤンキー抄紙機でのオンマシンカレンダー処
理及び/又はプライマシンによるカレンダー処理によっ
てトータルで2スタック以上のソフトカレンダー処理を
行い、ついで折り板方式加工機で加工することにより、
製品紙箱容積基準の嵩密度(製品ティシュペーパー重量
/紙箱内容積のこと)が0.12g/cm3 以上である
圧縮ティシュペーパー束を形成し、箱詰めすることを特
徴とする2枚重ねの圧縮ティシュペーパー製品の製造方
法に関する。
【0007】(2) 本発明は、ヤンキー抄紙機が2層抄き
で、ティシュウェブの厚さ方向で乾燥機側に広葉樹繊
維、反乾燥機側に針葉樹繊維の紙層を形成させた前記
(1) に記載の2枚重ねの圧縮ティシュペーパー製品の製
造方法に関する。 (3) 本発明は、ヤンキー抄紙機の抄紙水分が5重量%以
上であることを特徴とする前記(1) 又は(2) に記載の2
枚重ねの圧縮ティシュペーパー製品の製造方法に関す
る。
【0008】(4) 本発明は、ソフトカレンダー処理が、
オンマシンでの1スタック処理とプライマシンでの2ス
タック処理であることを特徴とする前記(1) に記載の2
枚重ねの圧縮ティシュペーパー製品の製造方法に関す
る。 (5) 本発明は、ソフトカレンダーの弾性ロールのショア
ーD硬度が、80〜95度のウレタンゴム又は、ポリア
ミド樹脂であることを特徴とする前記(1) 又は(4) に記
載の2枚重ねの圧縮ティシュペーパー製品の製造方法に
関する。
【0009】(6) 本発明は、オンマシンソフトカレンダ
ーにおける一対の弾性ロールと金属ロールの内、金属ロ
ールがスイミングロールであることを特徴とする前記
(1) 、(4) 又は(5) に記載の2枚重ねの圧縮ティシュペ
ーパー製品の製造方法に関する。 (7) 本発明は、折り板方式加工機での加工直後の製品の
ティシュ束上面を0.12kg/cm2 で加圧した場合
のティシュ束の高さを紙箱高さの65〜75%に管理す
ることを特徴とする前記(1) に記載の2枚重ねのティシ
ュペーパー製品の製造方法に関する。
【0010】(8) 本発明は、前記(1) 〜(7) の方法で製
造された製品紙箱容積基準の嵩密度が0.12g/cm
3 以上であることを特徴とする紙箱入り2枚重ねのティ
シュペーパー製品に関する。 (9) 本発明は、2枚重ねするティシュウェブが2層抄き
で、片面が広葉樹繊維、反対面が針葉樹繊維の紙層から
形成されていることを特徴とする前記(8) に記載の2枚
重ねの圧縮ティシュペーパー製品に関する。 (10) 本発明は、2枚重ねのティシュウェブが蜜度0.
26g/cm3 〜0.34g/cm3 であることを特徴
とする前記(8) 又は(9) に記載の2枚重ねの圧縮ティシ
ュペーパー製品に関する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明で使用するリグノセルロー
ズ繊維としては、針葉樹又は広葉樹をアルカリ蒸解薬液
により蒸解して得られる化学パルプが用いられる。古紙
パルプは叩解が進んでいる関係で強度は出やすいが柔ら
かさと手触りの点で、望ましくない。
【0012】また圧縮ティシュペーパーの抄紙機として
は、丸網、長網、ツインワイヤー等の抄紙機にヤンキー
乾燥機を組み合わせた商業的には、ごく一般的なヤンキ
ー抄紙機が利用出来る。当然ではあるが、通気乾燥法等
の嵩高な紙をもたらす抄紙機或いは抄紙方法の採用は好
ましくない。本発明に最適の抄紙機は2層抄きヤンキー
抄紙機である。
【0013】該ヤンキー抄紙機においては、ティシュウ
ェブの厚さ方向でヤンキー乾燥機側に柔らかく手触りに
優れた未叩解(600〜660ml、C.S.F.)
〔C.S.F.:カナダ標準フリーネス、JISP81
21に準ずる〕の広葉樹主体のパルプ層が形成され、反
乾燥機側にはティシュペーパーとして必要充分な叩解を
施した(650〜730ml、C.S.F.)強度に富
む針葉樹主体のパルプ層が形成される。
【0014】また、一般的にドライクレープが施された
ヤンキー乾燥機の出口に於いて、ティシュウェブの厚さ
方向で乾燥機側は手触りが良く、反乾燥機側はクレープ
の波頭部分がざらついて手触りも悪いことから、プライ
マシンでは、2枚重ねのティシュにする際、2枚のティ
シュの内側に針葉樹主体の層を対面させ、外側に広葉樹
主体の層を配するようにすることにより、2プライティ
シュとして一定強度で手触りの良い製品が得られる。こ
のことは、手触りの良い圧縮ティシュペーパーの製造上
重要な要素となる。以下、この2プライティシュ(2枚
重ね)圧縮ティシュペーパーを単に圧縮ティシュペーパ
ーと表現する。
【0015】本発明において、ヤンキー乾燥機出口にお
けるティシュ水分は、高い方が望ましい。該水分は少な
くとも5重量%以上は必要であり、望ましくは6.5重
量%以上、9重量%以下である。9重量%を越えると水
分プロファイルの悪化があり、ティシュウェブの常態で
の平衡水分との差が大きくなるため、カレンダー処理で
の厚さ制御が困難になるのみならず、寸法変化等の問題
が生ずる。水分が5重量%未満の場合、折り板方式加工
機で所定の圧力を加えティシュ束を圧縮加工しても、製
品紙箱内部でティシュ束は、経時による圧縮回復力によ
る嵩の戻りにより紙箱天面を押し上げる状態に至り易
い。この状態では、消費者が紙箱天面の取り出し口より
ティシュを取り出す際、取り出されるティシュは紙箱天
面と下部のティシュ束に押し付けられるためスムーズな
取り出しは期待出来ず、特に最初の数組の取り出しでテ
ィシュが破れるケースが発生し易い。
【0016】周知のように、箱入りティシュは一組一組
が継続して箱から取り出せるように交互に折重ねられて
いる。この折方をインターホールドと呼び、ティシュは
機械方向を軸線として約半分に折られており、ティシュ
の水分が低過ぎるとこの折り目の圧縮加工が不充分とな
り、前記の理由で製品ティシュの取り出しに問題を生じ
ることになる。
【0017】圧縮ティシュペーパー製品の密度は0.2
6〜0.34g/cm3 が最適である(但し、紙厚は製
品の有姿である2枚で測定)。密度0.26g/cm3
未満では折り板方式加工機で大きな加圧を必要とし、テ
ィシュ束が崩れ易くなり操業に支障をきたすのみでな
く、ティシュ束の圧縮弾性による嵩の戻りにより、前記
のように製品紙箱内のティシュが紙箱天面を押し上げる
状態となり易く、ティシュの取り出しに問題を生ずる。
また、密度0.34g/cm3 を越えると、ティシュは
ペーパーライクとなり、ティシュペーパーとしての柔ら
かさと品位を失なうのみでなく、吸水度も悪化する。
【0018】一般的なヤンキー抄紙機とプライマシンの
組み合せで、ティシュウェブの密度を制御する方法とし
ては、ヤンキー乾燥機出口でティシュウェブに付与する
クレープを制御する方法とカレンダー処理で紙厚を制御
する方法がある。このうちクレープの付与量を減らして
紙厚を下げる方法は柔らかいクレープ紙の製造というテ
ィシュペーパー本来の目的から外れることになり好まし
い方法とはいえない。
【0019】一方、カレンダー処理により紙厚を制御す
る方法は、ティシュペーパーの場合、プライマシンで2
枚重ねのティシュウェブに対し、上下各1本の一対の充
分に研磨されたチルドロール・金属ロールからなるカレ
ンダーを1スタック又は2スタックで使用し、ティシュ
表面の平滑性を良くすると同時に紙厚を下げる方法でプ
ライマシンの幅方向・流れ方向で紙厚を制御する方法が
一般的である。しかし、このカレンダーで紙厚を下げる
ために線圧を高くすると金属ロール同志の実ニップ幅が
狭い関係でティシュウェブに対するカレンダー作用は鋭
くなり過ぎる傾向があり、紙層破壊によって紙が剛直と
なる問題のみでなく、幅方向の厚さコントロールが非常
に困難で巻取にシワが多くなり、満足のゆく結果が得ら
れないという欠点がある。
【0020】本発明では、プライマシン後で折り板方式
加工機にかける際に、巻取の全幅にわたって最適な紙厚
に制御し、しかもティシュペーパーとして優れた特性を
保持する方法として、多段ソフトカレンダー処理を選択
している。ソフトカレンダーとは、通常1本の金属ロー
ル、他の1本は弾性ロールからなるものである。
【0021】金属ロールとしては、例えばチルドロー
ル、合金チルドロール、鋼鉄ロール、更にはロール表面
を硬質クロムメッキした金属ロール等が適宜選択使用さ
れ、弾性ロールとしては、例えば天然ゴム、スチレンゴ
ム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、クロロスルホン
化エチレンゴム、ブチルゴム、多硫化ゴム、シリコンゴ
ム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、芳香族ポリアミド樹
脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリエステル
樹脂、ポリカーボネート樹脂などの各種プラスチック樹
脂、コットン、ペーパー、ウール、テトロン、ナイロ
ン、或いはこれらの混合物などからなる弾性ロールが適
宜選択使用される。
【0022】この弾性ロールの硬度はショアーD硬度
(ASTM規格、D−2240)で80〜95度、好ま
しくは85〜92度を有する弾性ロールで構成されるカ
レンダーが特に好ましく用いられる。中でもウレタンゴ
ムと芳香族ポリアミド樹脂を用いた弾性ロールは取扱い
が容易であり、ロールの寿命も長く、しかも本発明の所
望の効果を得るために最も好ましい。
【0023】カレンダー処理のスタック数は前述のよう
に、フェイシャルティシュでは通常プライマシンで1ス
タック又は2スタックのチルドカレンダー処理を行なう
が、本発明では前記のソフトカレンダー処理で少なくと
も2スタックが必要であり、製品の紙厚とティシュ品質
を総合して考えると3〜4スタック処理とするのが望ま
しい。
【0024】本発明に最適なカレンダー処理方法はオン
マシンソフトカレンダー1スタック処理とプライマシン
での2スタックソフトカレンダー処理を組合せたソフト
カレンダー3スタック処理であり、線圧は各々4〜10
kg/cmが好ましい。プライマシンで一定期間貯蔵し
たティシュウェブにカレンダー掛けするだけでなく、ヤ
ンキー乾燥機出口でクレープ処理を受けた直後にカレン
ダー掛けすることによって、より効果的なカレンダー処
理を行なうことができる。
【0025】ヤンキー乾燥機で、ティシュウェブはドラ
イヤー内部の中圧蒸気顕熱とドライヤーフードからの熱
風により、水分約50%から約5%近くまで乾燥される
ので、ドライヤー出口のティシュウェブ温度は100℃
であり、オンマシンカレンダー装置までティシュウェブ
が数メートル走行する間に幾分冷却されるがウェブの温
度は70℃近くあるため、オンマシンでのカレンダー処
理はホットカレンダー処理となりプライマシンでのカレ
ンダー処理に比べ、同一線圧でティシュウェブの紙厚は
一段と減少し、ティシュの手触り感もより一層改善され
る。
【0026】従来のティシュペーパー抄造の考え方は、
嵩重視であり、オンマシンでの強力なカレンダー処理は
一般的には行なわれていない。しかし、本発明ではスイ
ミングロールを使用して4〜10kg/cmの線圧をか
ける方法が望ましい。周知のように、スイミングロール
は、クラウン調節のために製紙工業で広く使用されてい
るカレンダー装置である。そのロールは回転金属シェル
と固定軸を持ち、シェルとシャフト間に油圧を加えロー
ルを撓ませることによりクラウン調節を行なう。
【0027】一般的に用いられる固定クラウンロールに
比べ、スイミングロールの有利な点は、一つは固定クラ
ウンロールはロールの幅方向でロール径を変えているた
めロールの周速とティシュウェブの速度を幅方向で一致
させることができない点である。スイミングロールはこ
れに対して、全幅でロール径が同一のため、ティシュウ
ェブの速度とロールの周速は一致し、紙とロールの速度
差によるこすれは発生せず、カレンダー後のウェブのテ
ンションは幅方向で比較的均一なものとなる。
【0028】もう一つの利点はオンマシンカレンダーの
場合、ヤンキー乾燥機から出てくるティシュウェブの幅
方向の温度プロファイルは均一でなく、固定クラウンロ
ールの場合ティシュウェブの不均一な温度プロファイル
が金属ロールに転移し、ロールは幅方向に不均一な熱膨
張を生じる。スイミングロールの場合、ロールの内部に
常温より高い50〜60℃の油を流しているため、ロー
ルの幅方向の温度プロファイルは固定クラウンロールよ
り変動が小さく、ロールの不均一な熱膨張も小さくな
る。以上の2つの理由から、オンマシンカレンダーでス
イミングロールを使用すれば、抄紙後のティシュウェブ
は幅方向に均一な熱カレンダー処理を施されたものとな
り巻取のシワも少なく、圧縮ティシュペーパーに最適で
ある。
【0029】オンマシンソフトカレンダー1スタック処
理されたティシュウェブは、プライマシンでの2スタッ
クソフトカレンダー処理で更に紙厚が調節され、完成製
品の約2倍弱の幅にスリットした小巻取が形成され、折
り板方式加工機に掛けられる。周知のように、加工機で
は、最終製品の所定の組数に応じた所定数の小巻取をア
ンワインダーに掛け、長手方向にティシュを引き出しな
がら折り板を通過させ、ティシュは折られながら重ね合
されてゆき、最終アンワインドタンドで所定の組数の長
い帯状のティシュ束が形成される。このティシュ束をカ
ッターで紙箱に入る長さに切断し、箱詰機械(カートナ
ー)で所定の大きさの紙箱に箱詰めする。
【0030】圧縮ティシュペーパーの加工工程では、箱
詰め直後のティシュ束の嵩の管理が最も重要である。箱
詰め直後のティシュ束を引き出し、ティシュ束の上面に
0.12kg/cm2 程度の圧力をかけた状態で、ティ
シュ束の高さが紙箱高さの65〜75%であることが望
ましい。
【0031】ティシュ束の嵩の最終調整は、周知のよう
に、スタンド部でティシュ束を形成する際に、ティシュ
束の組数に応じて適宜の台数が設置されているプルユニ
ットにより行なわれる。プルユニットはティシュ束の上
下をベルトで挟み、ティシュ束の牽引と圧縮を同時に行
なえる装置で、前記のティシュ束の高さ測定結果に応じ
て、ベルトによる加圧程度を調整することが望ましい。
ティシュに0.12kg/cm2 程度の圧力をかけて嵩
を測定する理由は無荷重では嵩測定値のバラツキが大き
く正確な測定が行ない難いためであり、圧力が強すぎれ
ば嵩の変化がほとんどなくなるためである。
【0032】ティシュ束の加圧高さが紙箱高さの75%
を越えると、ティシュ束の圧縮弾性により、約10日後
にはティシュ束が紙箱上面を押し上げる状態に至り、前
述のようにティシュの取り出し時に破れ易いという問題
を生じる。一方、65%未満では経時によるティシュ束
の嵩の戻りを考慮しても、ティシュ束上面と紙箱上面の
間に過大な隙間を生じる結果、製品輸送時の振動により
ティシュ束は紙箱内部で波打ち状の変形を生じ、消費者
がティシュを取り出し使用する際に紙が破れる問題が出
てくる。
【0033】本発明に基づき製造した圧縮ティシュペー
パーの最終製品は1箱当りのティシュ重量は同一で紙箱
の高さを20%強減少することができ、紙箱の容積をベ
ースとした嵩密度で0.12kg/cm3 以上である。
驚くべきことに、最終製品の品質は予測を超えるもので
あった。即ちティシュペーパーの品質で最も重要と考え
られる柔らかさと手触り感は大幅に向上し、懸念された
吸水性の悪化はほとんど認められなかった。
【0034】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、勿論本発明はこれらに限定されるものでは
ない。尚実施例及び比較例中の部、%は特に断らない限
り重量部、重量%を示す。実施例及び比較例の評価中の
測定単位及び測定方法はつぎのとおりである。
【0035】1.米坪: 単位 g/m2 :JIS
P8124による 2.厚み: 単位 mm :JIS P8118に
よる。但しティシュ製品の厚みは2枚で測定し2で割っ
た。 3.密度:単位 g/cm3 : JIS P8118に
よる 4.引張強さ(縦):単位 N:JIS P8113に
よる。但し試験片は2枚重ねで紙の縦方向に引っ張るも
のとし、紙中は25±0.1mm、つかみ間隔 は10
0±2mmとした。 5.ソフトネス(横):単位 mN/10cm:J.T
APPI 紙パルプ試験法No.34−80,衛生用紙
の柔らかさ試験方法による。2枚重ねティシュペーパー
(100mm×100mm)を一定の隙間(6.35m
m)間隔に押し入れるのに必要な仕事量を測定する原理
のハンドルオメーター(熊谷理機工業社製)で測定し
た。試験片の押し入れは、試料の流れ方向に対し平行に
折り曲げて行なった。 6.吸水度:単位 秒: JIS S3104の
滴下法吸水度による。 7.手触り感:官能評価法: 男子5人と女子15人
の官能評価で以下の基準により表示した。非常に良い:
◎、 良い:○、 普通:△、劣る:× 8.ティシュ束の嵩:単位 mm:箱詰め機械の出口で
製品を採取し採取後3分以内に0.12kg/cm2
加圧下でティシュ束の嵩(高さ)をJIS金尺で測定し
た。 9.製品ティシュの取り出し易さ:官能評価法:箱詰め
機械の出口で製品を採取し5ヶパックフィルム包装及び
段ボール包装を行なう。その後10〜11日目 に往復
約700kmのトラック輸送を実施、この輸送済みの製
品について、男子5人と女子15人の官能評価で以下の
基準により表示した。非常に良い:◎、 良い:○、
普通:△、劣る:×
【0036】実施例1〜4 未叩解広葉樹クラフトパルプ(LBKP:630ml.
C.S.F.)、及び叩解した針葉樹クラフトパルプ
(NBKP:690ml.C.S.F.)に湿潤紙力増
強剤WS−525(日本PMC社製)を対パルプ当り
0.10%添加しものを使用し、ツインワイヤータイプ
の2層抄きヤンキー抄紙機で、LBKPがティシュウェ
ブの厚さ方向で乾燥機側、NBKPが反乾燥機側になる
ようにそれぞれ乾燥機側:反乾燥機側=60:40の重
量比率になるように抄紙した。抄合わされたティシュウ
ェブの米坪を13.6g/cm2 とした。抄紙水分は
6.8%に調整した。オンマシンカレンダー及びプライ
マシンのカレンダーは全てソフトカレンダー処理で各々
一対のロールは上側がウレタンゴム被覆の弾性ロールで
そのショアー硬度は92度であり、下側のロールは金属
ロールでスイミングロールを使用した。実施例1〜4の
カレンダー条件を表1に示す。
【0037】プライマシンでは、ティシュウェブに反乾
燥機側が内側に対面するようにして2枚重ねにしてカレ
ンダー処理を行った後199mm巾にスリットした。折
り板方式加工機(PCMC社製)では、インターホール
ドで折りながら200組(400枚)のティシュ束を形
成した。プルユニットでは、実施例1〜4の加工直後の
ティシュ束の嵩が42〜49mmとなるように加圧を調
整した。カッターではティシュ束を232mmの長さに
断裁しカートナーで寸法縦116mm、横244mm、
高さ65mmの紙箱に箱詰した。製品の紙質等の諸特性
を表2に示す。
【0038】比較例1 ソフトカレンダーの線圧を7kg/cmから12kg/
cmに上げた以外は、表1に示す実施例1と全て同じ条
件でティシュペーパーを製造した。その評価結果を表2
に示す。ティシュ束は紙箱内で波打ち状に変形してい
た。 比較例2 2層抄きヤンキー抄紙機でティシュウェブの厚さ方向で
乾燥機側にNBKP60部及びLBKP40部、反乾燥
機側にNBKP60部及びLBKP40部の同一原料を
各々60:40の比率で抄紙した以外は、表1に示した
実施例2と全て同じ条件でティシュペーパーを製造し
た。その評価結果を表2に示す。
【0039】比較例3 抄紙水分を4.5%とした以外は、表2に示した実施例
2と全て同じ条件でティシュペーパーを製造した。その
評価結果を表2に示す。 比較例4 プライマシンのカレンダーの上側のロールにチルドロー
ルを使用し線圧を2.5kg/cmとした以外は、表1
に示した実施例4と全て同じ条件でティシュペーパーを
製造した。その評価結果を表2に示す。プライマシン後
の巻取はシワが多く、製品ティシュ束にも多くのシワが
認められた。
【0040】比較例5 オンマシンカレンダーの上側及び下側ともチルドの固定
クラウンロールを使用して線圧2.5kg/cmで加圧
した。抄紙後の巻取はシワが著しく使用不能となったた
め損紙とした。 比較例6〜8 各々、A社、B社、C社の200組(400枚)入り市
販ティシュペーパーを購入し試験した。その評価結果を
表2に示す。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】
【発明の効果】表1及び表2から明らかなように、本発
明の実施例1〜4のものは、2スタック以上のソフトカ
レンダー処理を行うことによって紙箱容積基準の嵩密度
を従来品より高くしたことにより、比較例6〜8に示し
た市販品に比べて20%以上、紙箱の高さを低くするこ
とができ、しかも、市販品と同等の2枚重ねティシュウ
ェブの米坪、引っ張り強さを備え、かつ、吸水度、手触
り感、製品ティシュの取り出し易さにおいても遜色がな
い。中でも、実施例1の製品は、紙箱の高さを低くでき
るのみでなく、比較例1〜4、及び実施例2〜4に比べ
ても、手触り感と製品ティシュの取り出し易さの点で特
に優れている。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヤンキー抄紙機によりリグノセルローズ
    繊維を原料としてテイシュウェブを抄紙し、ついでヤン
    キー抄紙機でのオンマシンカレンダー処理及び/又はプ
    ライマシンによるカレンダー処理によってトータルで2
    スタック以上のソフトカレンダー処理を行い、ついで折
    り板方式加工機で加工することにより、製品紙箱容積基
    準の嵩密度(製品ティシュペーパー重量/紙箱内容積の
    こと)が0.12g/cm3 以上である圧縮ティシュペ
    ーパー束を形成し、箱詰めすることを特徴とする2枚重
    ねの圧縮ティシュペーパー製品の製造方法。
  2. 【請求項2】 ヤンキー抄紙機が2層抄きで、ティシュ
    ウェブの厚さ方向で乾燥機側に広葉樹繊維、反乾燥機側
    に針葉樹繊維の紙層を形成させた請求項1記載の2枚重
    ねの圧縮ティシュペーパー製品の製造方法。
  3. 【請求項3】 ヤンキー抄紙機の抄紙水分が5重量%〜
    9重量%であることを特徴とする請求項1又は2記載の
    2枚重ねの圧縮ティシュペーパー製品の製造方法。
  4. 【請求項4】 ソフトカレンダー処理が、オンマシンで
    の1スタック処理とプライマシンでの2スタック処理で
    あることを特徴とする請求項1記載の2枚重ねの圧縮テ
    ィシュペーパー製品の製造方法。
  5. 【請求項5】 ソフトカレンダーの弾性ロールのショア
    ーD硬度が、80〜95度のウレタンゴム又は、ポリア
    ミド樹脂であることを特徴とする請求項1又は4記載の
    2枚重ねの圧縮ティシュペーパー製品の製造方法。
  6. 【請求項6】 オンマシンソフトカレンダーにおける一
    対の弾性ロールと金属ロールの内、金属ロールがスイミ
    ングロールであることを特徴とする請求項1、4又は5
    記載の2枚重ねの圧縮ティシュペーパー製品の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 折り板方式加工機での加工直後の製品の
    ティシュ束上面を0.12kg/cm2 で加圧した場合
    のティシュ束の高さを紙箱高さの65〜75%に管理す
    ることを特徴とする請求項1記載の2枚重ねのティシュ
    ペーパー製品の製造方法。
  8. 【請求項8】 折り板方式加工機で製造され、または請
    求項1〜7のいずれか1項に記載の方法で製造された、
    製品紙箱容積基準の嵩密度(製品ティシュペーパー重量
    /紙箱内容積)が0.12g/cm3 以上であることを
    特徴とする2枚重ねの圧縮ティシュペーパー製品。
  9. 【請求項9】 2枚重ねするティシュウェブが2層抄き
    で、片面が広葉樹繊維、反対面が針葉樹繊維の紙層から
    形成されていることを特徴とする請求項8記載の2枚重
    ねの圧縮ティシュペーパー製品。
  10. 【請求項10】 2枚重ねのティシュウェブの密度が
    0.26g/cm3 〜0.34g/cm3 であることを
    特徴とする請求項8又は9記載の2枚重ねの圧縮ティシ
    ュペーパー製品。
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