JPH10178462A - 無線データ通信システム - Google Patents
無線データ通信システムInfo
- Publication number
- JPH10178462A JPH10178462A JP8339859A JP33985996A JPH10178462A JP H10178462 A JPH10178462 A JP H10178462A JP 8339859 A JP8339859 A JP 8339859A JP 33985996 A JP33985996 A JP 33985996A JP H10178462 A JPH10178462 A JP H10178462A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- data communication
- terminal device
- communication link
- wireless
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハンドオーバが生じても、解放されたデータ
通信リンクを再開設しデータ通信を継続することが可能
なデータ通信システムを提供する。 【解決手段】 無線端末装置は、ハンドオーバが生じる
と、これをハンドオーバ認識手段が検出し、この検出に
よりPPPリンク再開設制御手段がPPPリンクを開設
する手段を制御して、解放されたPPPリンクの再開設
を開始する。一方、ホスト端末装置では、PPPリンク
監視手段が上記ハンドオーバによってPPPリンクが解
放されたことを検出する。また、物理リンク監視手段が
公衆網を介した物理的な回線の接続がなされていること
を検出する。そして、PPPリンク再開設手段は、PP
Pリンクが解放され、なおかつ公衆網を介した物理的な
回線の接続がなされていることより、無線端末装置と連
携して、解放された上記PPPリンクの再開設を開始す
るようにしたものである。
通信リンクを再開設しデータ通信を継続することが可能
なデータ通信システムを提供する。 【解決手段】 無線端末装置は、ハンドオーバが生じる
と、これをハンドオーバ認識手段が検出し、この検出に
よりPPPリンク再開設制御手段がPPPリンクを開設
する手段を制御して、解放されたPPPリンクの再開設
を開始する。一方、ホスト端末装置では、PPPリンク
監視手段が上記ハンドオーバによってPPPリンクが解
放されたことを検出する。また、物理リンク監視手段が
公衆網を介した物理的な回線の接続がなされていること
を検出する。そして、PPPリンク再開設手段は、PP
Pリンクが解放され、なおかつ公衆網を介した物理的な
回線の接続がなされていることより、無線端末装置と連
携して、解放された上記PPPリンクの再開設を開始す
るようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばPPP等
のプロトコルを用いてデータ通信を行なう無線データ通
信システムに関する。
のプロトコルを用いてデータ通信を行なう無線データ通
信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、PHS(Personal Handy-phone S
ystem )や携帯電話システムなどの無線通信システムに
おいては、その無線基地局の拡充に伴い、場所を選ばず
に移動通信端末からデータ通信を行なう、いわゆるモバ
イルコンピューティングが行なわれつつある。とくに、
PHSにあっては、理論上32kbit/sといった高
速のデータ伝送を行なうことが可能である。
ystem )や携帯電話システムなどの無線通信システムに
おいては、その無線基地局の拡充に伴い、場所を選ばず
に移動通信端末からデータ通信を行なう、いわゆるモバ
イルコンピューティングが行なわれつつある。とくに、
PHSにあっては、理論上32kbit/sといった高
速のデータ伝送を行なうことが可能である。
【0003】図6は、PHSによるデータ通信システム
の構成を示すものである。このシステムは、PHS端末
装置が、PHS基地局装置およびISDN公衆網を介し
てサーバなどのホスト端末装置とデータ通信を行なう場
合を示している。
の構成を示すものである。このシステムは、PHS端末
装置が、PHS基地局装置およびISDN公衆網を介し
てサーバなどのホスト端末装置とデータ通信を行なう場
合を示している。
【0004】このような構成のシステムでデータ通信を
行なう場合には、図7に示すようなシーケンスにしたが
ってデータ通信が行なわれる。この図では、PHS端末
装置およびホスト端末装置の両端末間にPPPリンクを
開設し、アプリケーションプログラムによってTCP/
IPのデータ通信を行なう場合を例に示している。
行なう場合には、図7に示すようなシーケンスにしたが
ってデータ通信が行なわれる。この図では、PHS端末
装置およびホスト端末装置の両端末間にPPPリンクを
開設し、アプリケーションプログラムによってTCP/
IPのデータ通信を行なう場合を例に示している。
【0005】まず、PHS端末装置がPHS基地局装置
に向け発信を行ない、無線回線の接続を行なう。そし
て、無線回線の接続がなされると、PHS端末装置およ
びPHS基地局装置の両端末の制御部は、上記無線回線
上に無線データリンクを開設する。
に向け発信を行ない、無線回線の接続を行なう。そし
て、無線回線の接続がなされると、PHS端末装置およ
びPHS基地局装置の両端末の制御部は、上記無線回線
上に無線データリンクを開設する。
【0006】また、PHS基地局装置の制御部は、PH
S端末装置との間に無線回線の接続がなされると、I´
−ISDN交換装置の制御部と連携してI´回線の接続
を行なう。I´−ISDN交換装置の制御部は、ホスト
端末装置が接続されるTA(あるいはISDNボード、
モデム等)の回線制御部と連携してISDN回線の接続
を行なう。
S端末装置との間に無線回線の接続がなされると、I´
−ISDN交換装置の制御部と連携してI´回線の接続
を行なう。I´−ISDN交換装置の制御部は、ホスト
端末装置が接続されるTA(あるいはISDNボード、
モデム等)の回線制御部と連携してISDN回線の接続
を行なう。
【0007】このようにして、PHS端末装置とホスト
端末装置との間に回線の接続が確立されると、両者はP
PPリンクに開設を行なう。そして、PPPリンクが開
設されると、両端末装置の上位アプリケーションプログ
ラムによって、TCP/IPプロトコルによるコネクシ
ョンが開設され、データ通信が開始される。
端末装置との間に回線の接続が確立されると、両者はP
PPリンクに開設を行なう。そして、PPPリンクが開
設されると、両端末装置の上位アプリケーションプログ
ラムによって、TCP/IPプロトコルによるコネクシ
ョンが開設され、データ通信が開始される。
【0008】やがて、上記データ通信が終了すると、デ
ータ通信に利用されていたTCP/IPプロトコルによ
るコネクションを解放したのち、PPPリンクおよび無
線データリンクを解放する。そして、リンク上の各制御
部は、無線回線、I´回線およびISDN回線の回線の
切断を行なう。
ータ通信に利用されていたTCP/IPプロトコルによ
るコネクションを解放したのち、PPPリンクおよび無
線データリンクを解放する。そして、リンク上の各制御
部は、無線回線、I´回線およびISDN回線の回線の
切断を行なう。
【0009】ところで、上述したような無線回線を介し
たデータ通信を行なっている際に、無線端末装置の移動
によってハンドオーバが生じると、無線回線およびI´
回線の切断に同期して、無線データリンクおよびPPP
リンクも解放される。そして、暫時経過後PPPリンク
の解放に伴ってISDN回線も切断され、無線端末装置
とホスト端末装置との間に確立されていた呼が解放され
る。
たデータ通信を行なっている際に、無線端末装置の移動
によってハンドオーバが生じると、無線回線およびI´
回線の切断に同期して、無線データリンクおよびPPP
リンクも解放される。そして、暫時経過後PPPリンク
の解放に伴ってISDN回線も切断され、無線端末装置
とホスト端末装置との間に確立されていた呼が解放され
る。
【0010】このため、ハンドオーバが生じる度に、無
線端末装置のユーザは、ホスト端末装置に対して再発呼
して、すべての回線とリンクを初めから開設し直す必要
があるという不具合があった。
線端末装置のユーザは、ホスト端末装置に対して再発呼
して、すべての回線とリンクを初めから開設し直す必要
があるという不具合があった。
【0011】この不具合は、TCP/IPプロトコルに
代わり、UDP/IPやICMP/IPなどのようなコ
ネクションレス通信のプロトコルが用いた場合において
も、同様に存在する。
代わり、UDP/IPやICMP/IPなどのようなコ
ネクションレス通信のプロトコルが用いた場合において
も、同様に存在する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ通信シス
テムでは、例えば無線端末装置の移動によってハンドオ
ーバが生じると、無線端末装置とホスト端末装置との間
に確立されていたデータ通信リンクが解放され、続いて
呼が解放されてしまう。このため、無線端末装置のユー
ザは、ハンドオーバが生じると、ホスト端末装置に対し
て再発呼して、すべての回線とリンクを初めから開設し
直す必要があるという問題があった。
テムでは、例えば無線端末装置の移動によってハンドオ
ーバが生じると、無線端末装置とホスト端末装置との間
に確立されていたデータ通信リンクが解放され、続いて
呼が解放されてしまう。このため、無線端末装置のユー
ザは、ハンドオーバが生じると、ホスト端末装置に対し
て再発呼して、すべての回線とリンクを初めから開設し
直す必要があるという問題があった。
【0013】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、ハンドオーバが生じても、解放されたデータ
通信リンクを再開設してデータ通信を継続することが可
能な無線データ通信システムを提供することを目的とす
る。
たもので、ハンドオーバが生じても、解放されたデータ
通信リンクを再開設してデータ通信を継続することが可
能な無線データ通信システムを提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係わるデータ通信システムは、無線端
末装置が無線回線および有線回線を介して通信端末装置
との間に物理的な通信リンクを開設した後、この通信リ
ンク上に所定のプロトコルに従ったデータ通信リンクを
開設してデータ通信を行なう無線データ通信システムに
おいて、無線端末装置は、ハンドオーバの発生を監視す
るハンドオーバ監視手段と、このハンドオーバ監視手段
がハンドオーバの発生を検出した場合に、ハンドオーバ
によって通信端末装置との間に新たに開設された物理的
な通信リンク上に、再び所定のプロトコルに従ってデー
タ通信リンクを開設するデータ通信リンク再開設手段と
を具備し、通信端末装置は、物理的な通信リンクを監視
する通信リンク監視手段と、データ通信リンクを監視す
るデータ通信リンク監視手段と、このデータ通信リンク
監視手段によってデータ通信リンクの解放が検出され、
なおかつ前記通信リンク監視手段によって前記物理的な
通信リンクが開設されたままの状態であることが検出さ
れた場合に、無線端末装置のデータ通信リンク再開設手
段と連携して、物理的な通信リンク上に再び、解放され
たデータ通信リンクを開設するデータ通信リンク再開設
手段とを具備して構成するようにした。
めに、この発明に係わるデータ通信システムは、無線端
末装置が無線回線および有線回線を介して通信端末装置
との間に物理的な通信リンクを開設した後、この通信リ
ンク上に所定のプロトコルに従ったデータ通信リンクを
開設してデータ通信を行なう無線データ通信システムに
おいて、無線端末装置は、ハンドオーバの発生を監視す
るハンドオーバ監視手段と、このハンドオーバ監視手段
がハンドオーバの発生を検出した場合に、ハンドオーバ
によって通信端末装置との間に新たに開設された物理的
な通信リンク上に、再び所定のプロトコルに従ってデー
タ通信リンクを開設するデータ通信リンク再開設手段と
を具備し、通信端末装置は、物理的な通信リンクを監視
する通信リンク監視手段と、データ通信リンクを監視す
るデータ通信リンク監視手段と、このデータ通信リンク
監視手段によってデータ通信リンクの解放が検出され、
なおかつ前記通信リンク監視手段によって前記物理的な
通信リンクが開設されたままの状態であることが検出さ
れた場合に、無線端末装置のデータ通信リンク再開設手
段と連携して、物理的な通信リンク上に再び、解放され
たデータ通信リンクを開設するデータ通信リンク再開設
手段とを具備して構成するようにした。
【0015】上記構成の無線データ通信システムでは、
無線端末装置はハンドオーバの発生を検出すると、ハン
ドオーバによって新たに開設された物理的な通信リンク
上に、再び所定のプロトコルに従ってデータ通信リンク
を開設する。一方、通信端末装置は、データ通信リンク
の解放が検出され、なおかつ物理的な通信リンクが開設
されたままの状態であることが検出された場合に、無線
端末装置と連携して物理的な通信リンク上に解放された
データ通信リンクを再び開設する。すなわち、無線端末
装置と通信端末装置は、ハンドオーバが発生してデータ
通信リンクが解放されると、互いに連携して、解放され
たデータ通信リンクを再開設する。
無線端末装置はハンドオーバの発生を検出すると、ハン
ドオーバによって新たに開設された物理的な通信リンク
上に、再び所定のプロトコルに従ってデータ通信リンク
を開設する。一方、通信端末装置は、データ通信リンク
の解放が検出され、なおかつ物理的な通信リンクが開設
されたままの状態であることが検出された場合に、無線
端末装置と連携して物理的な通信リンク上に解放された
データ通信リンクを再び開設する。すなわち、無線端末
装置と通信端末装置は、ハンドオーバが発生してデータ
通信リンクが解放されると、互いに連携して、解放され
たデータ通信リンクを再開設する。
【0016】したがって、上記構成のデータ通信システ
ムによれば、ハンドオーバが生じてデータ通信リンクが
解放されても、再び発呼からリンクの開設をやり直すこ
となくデータ通信リンクを再開設し、継続してデータ通
信を行なうことができる。
ムによれば、ハンドオーバが生じてデータ通信リンクが
解放されても、再び発呼からリンクの開設をやり直すこ
となくデータ通信リンクを再開設し、継続してデータ通
信を行なうことができる。
【0017】また、この発明では、データ通信リンクが
PPPプロトコルに従って開設されるPPPリンクであ
って、通信端末装置のデータ通信リンク再開設手段は、
無線端末装置に対して、解放前に割り当てていたIPア
ドレスと同じアドレスを再び割り当てて解放されたPP
Pリンクを再開設することを特徴としている。
PPPプロトコルに従って開設されるPPPリンクであ
って、通信端末装置のデータ通信リンク再開設手段は、
無線端末装置に対して、解放前に割り当てていたIPア
ドレスと同じアドレスを再び割り当てて解放されたPP
Pリンクを再開設することを特徴としている。
【0018】上記構成のデータ通信システムでは、PP
Pプロトコルに従って開設されたデータ通信リンク(P
PPリンク)がハンドオーバによって解放された場合
に、解放前に割り当てていたIPアドレスと同じアドレ
スを無線端末装置に再び割り当ててデータ通信リンクを
再開設するようにしている。
Pプロトコルに従って開設されたデータ通信リンク(P
PPリンク)がハンドオーバによって解放された場合
に、解放前に割り当てていたIPアドレスと同じアドレ
スを無線端末装置に再び割り当ててデータ通信リンクを
再開設するようにしている。
【0019】したがって、上記構成のデータ通信システ
ムによれば、例えば無線端末装置が通信端末装置を介し
てインターネットなどの他の網上の通信端末装置とデー
タ通信を行なっている際に、ハンドオーバが生じてデー
タ通信リンクが解放されても、インターネット上の通信
端末装置は無線端末装置とハンドオーバ前と同じIPア
ドレスを用いて通信できるため、無線端末装置および他
の網上の通信端末装置はハンドオーバを意識することな
く通信を継続することができる。
ムによれば、例えば無線端末装置が通信端末装置を介し
てインターネットなどの他の網上の通信端末装置とデー
タ通信を行なっている際に、ハンドオーバが生じてデー
タ通信リンクが解放されても、インターネット上の通信
端末装置は無線端末装置とハンドオーバ前と同じIPア
ドレスを用いて通信できるため、無線端末装置および他
の網上の通信端末装置はハンドオーバを意識することな
く通信を継続することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係わるデータ通信システムで用いられる無線
端末装置の構成を示すものである。
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係わるデータ通信システムで用いられる無線
端末装置の構成を示すものである。
【0021】無線端末装置は、アンテナ部101と、品
質監視部111を備えた無線部110と、モデム部12
0と、TDMA/TDD処理部130と、音声処理部1
40と、データ処理部150と、記憶部160と、ユー
ザインターフェイス部170と、制御部180とから構
成される。
質監視部111を備えた無線部110と、モデム部12
0と、TDMA/TDD処理部130と、音声処理部1
40と、データ処理部150と、記憶部160と、ユー
ザインターフェイス部170と、制御部180とから構
成される。
【0022】無線基地局装置から無線チャネルを介して
送られた無線周波信号は、アンテナ部101で受信され
たのち無線部110に入力される。この無線部110に
おいて、上記受信された無線周波信号は、中間周波信号
に周波数変換される。また、品質監視部111は、例え
ば上記無線周波信号の受信電界強度を検出することによ
り受信信号の品質監視して、この監視結果を制御部18
0に通知する。
送られた無線周波信号は、アンテナ部101で受信され
たのち無線部110に入力される。この無線部110に
おいて、上記受信された無線周波信号は、中間周波信号
に周波数変換される。また、品質監視部111は、例え
ば上記無線周波信号の受信電界強度を検出することによ
り受信信号の品質監視して、この監視結果を制御部18
0に通知する。
【0023】上記無線部110から出力された中間周波
信号は、モデム部120の復調部121に入力され、デ
ィジタル復調が行なわれる。これにより得られたディジ
タル復調信号は、TDMA/TDD処理部130にてタ
イムスロットごとに分解される。そして、制御部180
から指示されたタイムスロットのディジタル復調信号が
取り出され、セレクタ132に入力される。
信号は、モデム部120の復調部121に入力され、デ
ィジタル復調が行なわれる。これにより得られたディジ
タル復調信号は、TDMA/TDD処理部130にてタ
イムスロットごとに分解される。そして、制御部180
から指示されたタイムスロットのディジタル復調信号が
取り出され、セレクタ132に入力される。
【0024】セレクタ132は、コマンド処理部131
によって接続先が制御される。コマンド処理部131
は、ユーザからの入力コマンドが「音声通信」の場合に
は、セレクタ132の接続先を音声処理部140に設定
し、一方、「データ通信」の場合には、セレクタ132
の接続先をデータ処理部150に設定する。
によって接続先が制御される。コマンド処理部131
は、ユーザからの入力コマンドが「音声通信」の場合に
は、セレクタ132の接続先を音声処理部140に設定
し、一方、「データ通信」の場合には、セレクタ132
の接続先をデータ処理部150に設定する。
【0025】音声処理部140では、上記ディジタル復
調信号が音声コーデック141によって復号されてアナ
ログ通話信号に再生される。そして、このアナログ通話
信号は図示しない受話増幅器で増幅されたのちスピーカ
142から拡声出力される。
調信号が音声コーデック141によって復号されてアナ
ログ通話信号に再生される。そして、このアナログ通話
信号は図示しない受話増幅器で増幅されたのちスピーカ
142から拡声出力される。
【0026】一方、マイクロホン143より入力された
送話音声は、音声コーデック141で順次符号化されて
ディジタル通話信号となり、セレクタ132を介してT
DMA/TDD処理部130に入力される。
送話音声は、音声コーデック141で順次符号化されて
ディジタル通話信号となり、セレクタ132を介してT
DMA/TDD処理部130に入力される。
【0027】一方、データ処理部150は、無線回線を
介した通信相手との間にデータ通信リンクを開設してデ
ータの送受信処理を行なうもので、無線データリンク開
設手段150aと、PPPリンク開設手段150bと、
TCP/IPデータ転送手段150cとからなる。
介した通信相手との間にデータ通信リンクを開設してデ
ータの送受信処理を行なうもので、無線データリンク開
設手段150aと、PPPリンク開設手段150bと、
TCP/IPデータ転送手段150cとからなる。
【0028】無線データリンク開設手段150aは、基
地局装置と連携して、無線回線上に基地局装置との間に
無線データリンクを開設するものである。PPPリンク
開設手段150bは、上記無線データリンクが開設され
た後に、通信相手となる後述のホスト端末装置と連携し
て、上記ホスト端末装置との間にPPPリンクを開設す
るものである。
地局装置と連携して、無線回線上に基地局装置との間に
無線データリンクを開設するものである。PPPリンク
開設手段150bは、上記無線データリンクが開設され
た後に、通信相手となる後述のホスト端末装置と連携し
て、上記ホスト端末装置との間にPPPリンクを開設す
るものである。
【0029】TCP/IPデータ転送手段150cは、
上記PPPリンクが開設された後に、上記ホスト端末装
置の制御部と連携して、上記ホスト端末装置との間にT
CP/IPプロトコルのコネクションを開設する。そし
て、このコネクションを利用して上位アプリケーション
プログラムの動作により、セレクタ132を介してデー
タ通信を行なうものである。
上記PPPリンクが開設された後に、上記ホスト端末装
置の制御部と連携して、上記ホスト端末装置との間にT
CP/IPプロトコルのコネクションを開設する。そし
て、このコネクションを利用して上位アプリケーション
プログラムの動作により、セレクタ132を介してデー
タ通信を行なうものである。
【0030】音声処理部140またはデータ処理部15
0からのディジタル信号は、TDMA/TDD処理部1
30にて、制御部180から指示されたタイムスロット
に挿入されて、変調部122に入力される。変調部12
2では、上記ディジタル通話信号により搬送波信号がデ
ィジタル変調され、この変調された搬送波信号は無線部
110に入力される。
0からのディジタル信号は、TDMA/TDD処理部1
30にて、制御部180から指示されたタイムスロット
に挿入されて、変調部122に入力される。変調部12
2では、上記ディジタル通話信号により搬送波信号がデ
ィジタル変調され、この変調された搬送波信号は無線部
110に入力される。
【0031】そして、無線部110では、上記変調され
た搬送波信号が図示しない周波数シンセサイザから発生
された送信局部発振信号により、制御部180より指示
された無線チャネル周波数に周波数変換され、アンテナ
部101から基地局装置に向け送信される。
た搬送波信号が図示しない周波数シンセサイザから発生
された送信局部発振信号により、制御部180より指示
された無線チャネル周波数に周波数変換され、アンテナ
部101から基地局装置に向け送信される。
【0032】記憶部160は、例えばROMやRAMな
どの半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記憶媒
体には制御部180の制御プログラムや種々の制御デー
タ、自機のIDデータ、ダイヤルデータの他、データ通
信を行なうための上位アプリケーションプログラム等が
記憶されている。
どの半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記憶媒
体には制御部180の制御プログラムや種々の制御デー
タ、自機のIDデータ、ダイヤルデータの他、データ通
信を行なうための上位アプリケーションプログラム等が
記憶されている。
【0033】ユーザインターフェイス部170は、表示
部171とキー入力部172とからなる。表示部171
は、ユーザに対して記憶部160に記憶されるダイヤル
データや自機の状態を視覚的に示すためのものである。
キー入力部172は、少なくともテンキーを備えたもの
でダイヤル入力や上述の通信切換のためのコマンド入力
を行なうためのものである。
部171とキー入力部172とからなる。表示部171
は、ユーザに対して記憶部160に記憶されるダイヤル
データや自機の状態を視覚的に示すためのものである。
キー入力部172は、少なくともテンキーを備えたもの
でダイヤル入力や上述の通信切換のためのコマンド入力
を行なうためのものである。
【0034】制御部180は、例えばマイクロコンピュ
ータを主制御部として備えたもので、上述したような各
部の送受信に伴う通常の制御機能や、品質監視部111
の監視結果に応じてハンドオーバの制御機能の他に、新
たな制御機能として、ハンドオーバ認識手段180a
と、PPPリンク再開設制御手段180bを備えてい
る。
ータを主制御部として備えたもので、上述したような各
部の送受信に伴う通常の制御機能や、品質監視部111
の監視結果に応じてハンドオーバの制御機能の他に、新
たな制御機能として、ハンドオーバ認識手段180a
と、PPPリンク再開設制御手段180bを備えてい
る。
【0035】ハンドオーバ認識手段180aは、ハンド
オーバを行なったか否かを監視するものである。PPP
リンク再開設制御手段180bは、ハンドオーバが発生
した場合に、上述のPPPリンク開設手段150bを制
御して、解放されたPPPリンクを再び開設するもので
ある。
オーバを行なったか否かを監視するものである。PPP
リンク再開設制御手段180bは、ハンドオーバが発生
した場合に、上述のPPPリンク開設手段150bを制
御して、解放されたPPPリンクを再び開設するもので
ある。
【0036】次に、図2を参照して、この発明に係わる
データ通信システムで用いられる基地局装置の構成につ
いて説明する。基地局装置は、アンテナ部201と、品
質監視部211を備えた無線部210と、モデム部22
0と、TDMA/TDD処理部230と、ADPCMコ
ーデック240と、データ処理部250と、記憶部26
0と、ディジタル網インターフェイス部270と、制御
部280とから構成される。
データ通信システムで用いられる基地局装置の構成につ
いて説明する。基地局装置は、アンテナ部201と、品
質監視部211を備えた無線部210と、モデム部22
0と、TDMA/TDD処理部230と、ADPCMコ
ーデック240と、データ処理部250と、記憶部26
0と、ディジタル網インターフェイス部270と、制御
部280とから構成される。
【0037】無線端末装置から無線チャネルを介して送
られた無線周波信号は、アンテナ部201で受信された
のち無線部210に入力される。この無線部210にお
いて、上記受信された無線周波信号は、中間周波信号に
周波数変換される。
られた無線周波信号は、アンテナ部201で受信された
のち無線部210に入力される。この無線部210にお
いて、上記受信された無線周波信号は、中間周波信号に
周波数変換される。
【0038】また、品質監視部211は、前述の無線端
末装置の品質監視部111と同様に、例えば上記無線周
波信号の受信電界強度を検出することにより受信信号の
品質監視して、この監視結果を制御部280に通知す
る。
末装置の品質監視部111と同様に、例えば上記無線周
波信号の受信電界強度を検出することにより受信信号の
品質監視して、この監視結果を制御部280に通知す
る。
【0039】上記無線部210から出力された中間周波
信号は、モデム部220の復調部221でディジタル復
調が行なわれ、TDMA/TDD処理部230にてタイ
ムスロットごとに分解される。そして、制御部280か
ら指示されたタイムスロットのディジタル復調信号が取
り出される。
信号は、モデム部220の復調部221でディジタル復
調が行なわれ、TDMA/TDD処理部230にてタイ
ムスロットごとに分解される。そして、制御部280か
ら指示されたタイムスロットのディジタル復調信号が取
り出される。
【0040】そして、この取り出されたディジタル復調
信号は、後述の制御部280によって通信の種類が判別
される。ここで、音声通信の場合には、セレクタ231
は制御部280によりADPCMコーデック240と接
続されるように制御される。一方、データ通信の場合に
は、セレクタ231はデータ処理部250と接続される
ように制御される。
信号は、後述の制御部280によって通信の種類が判別
される。ここで、音声通信の場合には、セレクタ231
は制御部280によりADPCMコーデック240と接
続されるように制御される。一方、データ通信の場合に
は、セレクタ231はデータ処理部250と接続される
ように制御される。
【0041】ADPCMコーデック240は、上記ディ
ジタル復調信号をPCMコード化してディジタル網イン
ターフェイス部270よりディジタル網に送出する。ま
た、ディジタル網インターフェイス部270より到来す
るPCMコード化された音声信号をADPCMコード化
してセレクタ231に入力する。
ジタル復調信号をPCMコード化してディジタル網イン
ターフェイス部270よりディジタル網に送出する。ま
た、ディジタル網インターフェイス部270より到来す
るPCMコード化された音声信号をADPCMコード化
してセレクタ231に入力する。
【0042】データ処理部250は、無線端末装置と連
携して、無線端末装置との間の無線回線上に無線データ
リンクを開設する。そして、無線端末装置から送られた
データをディジタル網インターフェイス部270よりデ
ィジタル網に送出するとともに、このディジタル網から
ディジタル網インターフェイス部270を介して入力さ
れるデータをセレクタ231に入力する。
携して、無線端末装置との間の無線回線上に無線データ
リンクを開設する。そして、無線端末装置から送られた
データをディジタル網インターフェイス部270よりデ
ィジタル網に送出するとともに、このディジタル網から
ディジタル網インターフェイス部270を介して入力さ
れるデータをセレクタ231に入力する。
【0043】ADPCMコーデック240またはデータ
処理部250からセレクタ231を介してTDMA/T
DD処理部230に入力されるディジタル信号は、制御
部280から指示されたタイムスロットに挿入されて、
変調部222に入力される。変調部222では、上記デ
ィジタル通話信号により搬送波信号がディジタル変調さ
れ、この変調された搬送波信号は無線部210に入力さ
れる。
処理部250からセレクタ231を介してTDMA/T
DD処理部230に入力されるディジタル信号は、制御
部280から指示されたタイムスロットに挿入されて、
変調部222に入力される。変調部222では、上記デ
ィジタル通話信号により搬送波信号がディジタル変調さ
れ、この変調された搬送波信号は無線部210に入力さ
れる。
【0044】そして、無線部210では、上記変調され
た搬送波信号が図示しない周波数シンセサイザから発生
された送信局部発振信号により、制御部280より指示
された無線チャネル周波数に周波数変換され、アンテナ
部201から無線端末装置に向け送信される。
た搬送波信号が図示しない周波数シンセサイザから発生
された送信局部発振信号により、制御部280より指示
された無線チャネル周波数に周波数変換され、アンテナ
部201から無線端末装置に向け送信される。
【0045】記憶部260は、例えばROMやRAMな
どの半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記憶媒
体には制御部280の制御プログラムや種々の制御デー
タ、自局のIDデータ等が記憶されている。
どの半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記憶媒
体には制御部280の制御プログラムや種々の制御デー
タ、自局のIDデータ等が記憶されている。
【0046】ディジタル網インターフェイス部270
は、制御部280によって制御され、ディジタル網との
間で呼の制御やシステムを統括する中央局に向けた保守
信号の送出等、種々のインターフェイス動作を行なうも
のである。
は、制御部280によって制御され、ディジタル網との
間で呼の制御やシステムを統括する中央局に向けた保守
信号の送出等、種々のインターフェイス動作を行なうも
のである。
【0047】制御部280は、例えばマイクロコンピュ
ータを主制御部として備えたもので、上述したような各
部の送受信に伴う通常の制御機能や、品質監視部211
の監視結果に応じてチャネルの切換制御機能、無線端末
装置からの通信の種類(音声/データ)に応じた信号処
理経路の切換えを行なう機能などを備えている。
ータを主制御部として備えたもので、上述したような各
部の送受信に伴う通常の制御機能や、品質監視部211
の監視結果に応じてチャネルの切換制御機能、無線端末
装置からの通信の種類(音声/データ)に応じた信号処
理経路の切換えを行なう機能などを備えている。
【0048】次に、図3を参照して、この発明に係わる
ホスト端末装置の構成について説明する。ホスト端末装
置は、公衆網を介して接続される無線端末装置からの要
求に応じてサービスを提供するサーバで、そのサービス
機能としてはデータベースとしての機能の他に、通信サ
ーバとしての機能を有し、第1のインターフェイス部3
10と、第2のインターフェイス部320と、記憶部3
30と、表示部340と、キー入力部350と、制御部
360とを備えている。
ホスト端末装置の構成について説明する。ホスト端末装
置は、公衆網を介して接続される無線端末装置からの要
求に応じてサービスを提供するサーバで、そのサービス
機能としてはデータベースとしての機能の他に、通信サ
ーバとしての機能を有し、第1のインターフェイス部3
10と、第2のインターフェイス部320と、記憶部3
30と、表示部340と、キー入力部350と、制御部
360とを備えている。
【0049】第1のインターフェイス部310は、TA
(Terminal Adaptor)あるいはモデムを介した公衆網と
後述の制御部360とを相互接続するものである。第2
のインターフェイス部320は、例えばインターネット
に接続される専用線と後述の制御部360とを相互接続
するものである。
(Terminal Adaptor)あるいはモデムを介した公衆網と
後述の制御部360とを相互接続するものである。第2
のインターフェイス部320は、例えばインターネット
に接続される専用線と後述の制御部360とを相互接続
するものである。
【0050】また、記憶部330は、例えばROMやR
AMなどの半導体メモリやハードディスクを記憶媒体と
したもので、この記憶媒体にはデータベースとして種々
の情報を記憶する他、制御部360の制御プログラムや
種々の制御データ、データ通信を行なうための上位アプ
リケーションプログラム等が記憶されている。
AMなどの半導体メモリやハードディスクを記憶媒体と
したもので、この記憶媒体にはデータベースとして種々
の情報を記憶する他、制御部360の制御プログラムや
種々の制御データ、データ通信を行なうための上位アプ
リケーションプログラム等が記憶されている。
【0051】表示部340は、例えばCRTを用いたブ
ラウン管ディスプレイで、当該ホスト端末装置の外部と
の通信状態などの運用状態をユーザに対して映示する。
また、キー入力部350は、例えばキーボードなどのキ
ー入力デバイスやマウスなどのポインティングデバイス
で、表示部340とともに保守者とのインターフェイス
の役割を担う。
ラウン管ディスプレイで、当該ホスト端末装置の外部と
の通信状態などの運用状態をユーザに対して映示する。
また、キー入力部350は、例えばキーボードなどのキ
ー入力デバイスやマウスなどのポインティングデバイス
で、表示部340とともに保守者とのインターフェイス
の役割を担う。
【0052】制御部360は、例えばマイクロコンピュ
ータを主制御部として備えたもので、上述したような各
部の通常の制御機能の他に、第1のインターフェイス部
310を介して接続される無線端末装置との間にPPP
リンクを開設する機能と、上記無線端末装置との間でT
CP/IPプロトコルのコネクションを開設してデータ
を転送する機能を備える。これにより、上記無線端末装
置に対してデータベースとしてのサービスを提供すると
ともに、インターネットと接続するサービスを提供して
いる。
ータを主制御部として備えたもので、上述したような各
部の通常の制御機能の他に、第1のインターフェイス部
310を介して接続される無線端末装置との間にPPP
リンクを開設する機能と、上記無線端末装置との間でT
CP/IPプロトコルのコネクションを開設してデータ
を転送する機能を備える。これにより、上記無線端末装
置に対してデータベースとしてのサービスを提供すると
ともに、インターネットと接続するサービスを提供して
いる。
【0053】また、制御部360は、新たにPPPリン
ク監視手段360aと、物理リンク監視手段360b
と、PPPリンク再開設手段360cとを備えている。
PPPリンク監視手段360aは、通信相手との間にP
PPリンクが開設された状態であるか否かを判定するも
のである。
ク監視手段360aと、物理リンク監視手段360b
と、PPPリンク再開設手段360cとを備えている。
PPPリンク監視手段360aは、通信相手との間にP
PPリンクが開設された状態であるか否かを判定するも
のである。
【0054】物理リンク監視手段360bは、公衆網を
介した物理的な回線の接続がなされているか否かを監視
するものである。PPPリンク再開設手段360cは、
PPPリンク監視手段360aがPPPリンクの解放を
検出し、なおかつ物理リンク監視手段360bが物理的
に回線が接続された状態にあることを検出した場合に、
前回のPPPリンクが開設されている際に通信相手に割
り当てたIPアドレスを再び割り当てて、解放された上
記PPPリンクを再び開設するものである。
介した物理的な回線の接続がなされているか否かを監視
するものである。PPPリンク再開設手段360cは、
PPPリンク監視手段360aがPPPリンクの解放を
検出し、なおかつ物理リンク監視手段360bが物理的
に回線が接続された状態にあることを検出した場合に、
前回のPPPリンクが開設されている際に通信相手に割
り当てたIPアドレスを再び割り当てて、解放された上
記PPPリンクを再び開設するものである。
【0055】次に、上記構成におけるデータ通信システ
ムの動作を以下に説明する。特に無線端末装置とホスト
端末装置との間にPPPリンクを開設してデータ通信を
行なっている際に、ハンドオーバが生じた場合について
説明する。図4は、この場合のデータ通信システムのシ
ーケンスを示すものである。
ムの動作を以下に説明する。特に無線端末装置とホスト
端末装置との間にPPPリンクを開設してデータ通信を
行なっている際に、ハンドオーバが生じた場合について
説明する。図4は、この場合のデータ通信システムのシ
ーケンスを示すものである。
【0056】まず、無線端末装置から発信を行なうと、
最寄りの基地局装置CS1と無線端末装置とが無線回線
で接続された後、基地局装置CS1のデータ処理部25
0と無線端末装置の無線データリンク開設手段150a
とが連携して、両者の間に無線データリンクを開設す
る。また、これと同時に、基地局装置CS1は、公衆網
を介して無線端末装置からダイヤルによって指定される
着信先(ホスト端末装置)との間に回線を接続する。
最寄りの基地局装置CS1と無線端末装置とが無線回線
で接続された後、基地局装置CS1のデータ処理部25
0と無線端末装置の無線データリンク開設手段150a
とが連携して、両者の間に無線データリンクを開設す
る。また、これと同時に、基地局装置CS1は、公衆網
を介して無線端末装置からダイヤルによって指定される
着信先(ホスト端末装置)との間に回線を接続する。
【0057】このようにして、無線端末装置とホスト端
末装置との間に、物理的な通信リンクが開設されると、
無線端末装置のPPPリンク開設手段150bとホスト
端末装置の制御部360とが連携して、両者の間にPP
Pリンクを開設する。
末装置との間に、物理的な通信リンクが開設されると、
無線端末装置のPPPリンク開設手段150bとホスト
端末装置の制御部360とが連携して、両者の間にPP
Pリンクを開設する。
【0058】そして、さらに無線端末装置のTCP/I
Pデータ転送手段150cとホスト端末装置の制御部3
60は、互いに連携してTCP/IPプロトコルのコネ
クションを開設する。そして、このコネクションを利用
してアプリケーションプログラムの動作により、データ
通信を行なう。
Pデータ転送手段150cとホスト端末装置の制御部3
60は、互いに連携してTCP/IPプロトコルのコネ
クションを開設する。そして、このコネクションを利用
してアプリケーションプログラムの動作により、データ
通信を行なう。
【0059】やがて、上述のようにして開設したPPP
リンクおよびコネクションを利用してデータ通信を行な
っている際に、無線端末装置が移動して、基地局装置C
S1から基地局装置CS2にハンドオーバしたとする。
リンクおよびコネクションを利用してデータ通信を行な
っている際に、無線端末装置が移動して、基地局装置C
S1から基地局装置CS2にハンドオーバしたとする。
【0060】この場合、まず無線端末装置と基地局装置
CS1との間に開設されていた無線回線および無線デー
タリンクが切断され、これに代わりに無線端末装置と基
地局装置CS2との間に無線回線および無線データリン
クが開設される。
CS1との間に開設されていた無線回線および無線デー
タリンクが切断され、これに代わりに無線端末装置と基
地局装置CS2との間に無線回線および無線データリン
クが開設される。
【0061】一方、基地局装置CS1とホスト端末装置
との間を接続していた回線は切断され、これに代わり基
地局装置CS2とホスト端末装置との間に回線が接続さ
れる。
との間を接続していた回線は切断され、これに代わり基
地局装置CS2とホスト端末装置との間に回線が接続さ
れる。
【0062】なお、無線端末装置とホスト端末装置と
は、基地局装置CS1から基地局装置CS2にハンドオ
ーバが行なわれて再び物理的に回線の接続がなされる
が、PPPリンクは解放された状態となる。
は、基地局装置CS1から基地局装置CS2にハンドオ
ーバが行なわれて再び物理的に回線の接続がなされる
が、PPPリンクは解放された状態となる。
【0063】このようにしてハンドオーバが生じると、
無線端末装置では、ハンドオーバ認識手段180aが上
記ハンドオーバが発生したことを検出し、この検出によ
りPPPリンク再開設制御手段180bがPPPリンク
開設手段150bを制御して、解放されたPPPリンク
の再開設を開始する。
無線端末装置では、ハンドオーバ認識手段180aが上
記ハンドオーバが発生したことを検出し、この検出によ
りPPPリンク再開設制御手段180bがPPPリンク
開設手段150bを制御して、解放されたPPPリンク
の再開設を開始する。
【0064】一方、ホスト端末装置では、PPPリンク
監視手段360aが上記ハンドオーバによってPPPリ
ンクが解放されたことを検出する。また、物理リンク監
視手段360bが公衆網を介した物理的な回線の接続が
なされたままの状態であることを検出する。
監視手段360aが上記ハンドオーバによってPPPリ
ンクが解放されたことを検出する。また、物理リンク監
視手段360bが公衆網を介した物理的な回線の接続が
なされたままの状態であることを検出する。
【0065】ホスト端末装置は、PPPリンクが解放さ
れ、なおかつ物理的な回線の接続がなされたままの状態
であるため、PPPリンク再開設手段360cが無線端
末装置と連携して、解放された上記PPPリンクの再開
設を開始する。なお、このPPPリンクの再開設では、
無線端末装置に前回のPPPリンクが開設されている際
に割り当てたIPアドレスを再び割り当てる。
れ、なおかつ物理的な回線の接続がなされたままの状態
であるため、PPPリンク再開設手段360cが無線端
末装置と連携して、解放された上記PPPリンクの再開
設を開始する。なお、このPPPリンクの再開設では、
無線端末装置に前回のPPPリンクが開設されている際
に割り当てたIPアドレスを再び割り当てる。
【0066】やがて、PPPリンクが再び開設される
と、データ通信が再開される。そしてこのデータ通信が
終了すると、TCP/IPプロトコルのコネクションを
解放して、当該システムの各部で通常の終話処理がなさ
れる。
と、データ通信が再開される。そしてこのデータ通信が
終了すると、TCP/IPプロトコルのコネクションを
解放して、当該システムの各部で通常の終話処理がなさ
れる。
【0067】以上のように、上記構成のデータ通信シス
テムでは、ハンドオーバが生じてPPPリンクが解放さ
れると、無線端末装置とホスト端末装置は、互いに連携
してPPPリンクを再開設するようにしている。
テムでは、ハンドオーバが生じてPPPリンクが解放さ
れると、無線端末装置とホスト端末装置は、互いに連携
してPPPリンクを再開設するようにしている。
【0068】したがって、上記構成のデータ通信システ
ムによれば、ハンドオーバが生じてPPPリンクが解放
されても、再び発呼からリンクの開設をやり直すことな
く、継続してデータ通信を行なうことができる。
ムによれば、ハンドオーバが生じてPPPリンクが解放
されても、再び発呼からリンクの開設をやり直すことな
く、継続してデータ通信を行なうことができる。
【0069】また、上記PPPリンクの再開設は、無線
端末装置に前回のデータ通信と同じIPアドレスを再び
割り当てて行なうため、ホスト端末装置を介したインタ
ーネット上の端末との通信を継続して行なうことができ
る。
端末装置に前回のデータ通信と同じIPアドレスを再び
割り当てて行なうため、ホスト端末装置を介したインタ
ーネット上の端末との通信を継続して行なうことができ
る。
【0070】さらに、ホスト端末装置では、PPPリン
クの解放の検出と、物理的な回線の接続がなされた状態
にあることを検出した場合に限り、PPPリンクの再開
設を行なうようにしている。このため、ハンドオーバで
はなく、無線端末装置からのオンフック操作などにより
PPPリンクが解放された場合に、無線端末装置が終話
状態にあるにもかかわらず、ホスト端末装置がPPPリ
ンクの再開設動作に移行してしまうことを防止できる。
クの解放の検出と、物理的な回線の接続がなされた状態
にあることを検出した場合に限り、PPPリンクの再開
設を行なうようにしている。このため、ハンドオーバで
はなく、無線端末装置からのオンフック操作などにより
PPPリンクが解放された場合に、無線端末装置が終話
状態にあるにもかかわらず、ホスト端末装置がPPPリ
ンクの再開設動作に移行してしまうことを防止できる。
【0071】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施の形態では、無線端
末装置は図1に示すように構成したが、これに代わり図
5に示すような構成であってもよい。
るものではない。例えば、上記実施の形態では、無線端
末装置は図1に示すように構成したが、これに代わり図
5に示すような構成であってもよい。
【0072】図1に示した無線端末装置は従来より考え
られている通常の通信機能と、この発明の特徴とする機
能を一体としたものである。これに対して、図5には、
従来より考えられている通常の通信機能を実現する制御
部181、記憶部161とを有する無線端末装置Aと、
本来の演算機能の他にこの発明の特徴とする制御機能
(ハンドオーバ認識手段180a、PPPリンク再開設
制御手段180b)を備えた制御部182を備えたパー
ソナルコンピュータなどの情報端末装置Bとが、インタ
ーフェイス回路(190a,190b)を介して接続さ
れたものを示している。なお、図5には、図1と同じ構
成については同じ符号を付して示す。
られている通常の通信機能と、この発明の特徴とする機
能を一体としたものである。これに対して、図5には、
従来より考えられている通常の通信機能を実現する制御
部181、記憶部161とを有する無線端末装置Aと、
本来の演算機能の他にこの発明の特徴とする制御機能
(ハンドオーバ認識手段180a、PPPリンク再開設
制御手段180b)を備えた制御部182を備えたパー
ソナルコンピュータなどの情報端末装置Bとが、インタ
ーフェイス回路(190a,190b)を介して接続さ
れたものを示している。なお、図5には、図1と同じ構
成については同じ符号を付して示す。
【0073】このようにハンドオーバによって解放され
たPPPリンクを再開設する機能を情報端末装置Bに備
えるようにしても、データ通信を継続して行なえること
はいうまでもなく、さらに必要に応じてPPPリンクを
再開設する機能を有する情報端末装置Bを分離すること
ができる。このような構成によれば、携帯性の要求され
る無線端末装置の利便性を損なうことがないという利点
がある。
たPPPリンクを再開設する機能を情報端末装置Bに備
えるようにしても、データ通信を継続して行なえること
はいうまでもなく、さらに必要に応じてPPPリンクを
再開設する機能を有する情報端末装置Bを分離すること
ができる。このような構成によれば、携帯性の要求され
る無線端末装置の利便性を損なうことがないという利点
がある。
【0074】また、上記実施の形態では、無線端末装置
からホスト端末装置に向けて発呼を行なう場合を例に説
明したが、これに限定されるものではなく、ホスト端末
装置から無線端末装置に向けて発呼を行ないデータ通信
を行なう場合においても、この発明を適用することも可
能である。
からホスト端末装置に向けて発呼を行なう場合を例に説
明したが、これに限定されるものではなく、ホスト端末
装置から無線端末装置に向けて発呼を行ないデータ通信
を行なう場合においても、この発明を適用することも可
能である。
【0075】さらに、上記実施の形態では、無線データ
リンクを開設する機能を基地局装置に設けるようにした
が、これに対し上記無線データリンクを開設する機能を
ホスト端末装置に設けて無線端末装置と基地局装置との
間に無線データリンクを開設するようにしてもよい。そ
の他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を
施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
リンクを開設する機能を基地局装置に設けるようにした
が、これに対し上記無線データリンクを開設する機能を
ホスト端末装置に設けて無線端末装置と基地局装置との
間に無線データリンクを開設するようにしてもよい。そ
の他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を
施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0076】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、無線
端末装置はハンドオーバの発生を検出すると、ハンドオ
ーバによって新たに開設された物理的な通信リンク上
に、再び所定のプロトコルに従ってデータ通信リンクを
開設する。一方、通信端末装置は、データ通信リンクの
解放が検出され、なおかつ物理的な通信リンクが開設さ
れたままの状態であることが検出された場合に、無線端
末装置と連携して物理的な通信リンク上に解放されたデ
ータ通信リンクを再び開設する。すなわち、無線端末装
置と通信端末装置は、ハンドオーバが発生してデータ通
信リンクの解放されると、互いに連携して、解放された
データ通信リンクを再開設する。
端末装置はハンドオーバの発生を検出すると、ハンドオ
ーバによって新たに開設された物理的な通信リンク上
に、再び所定のプロトコルに従ってデータ通信リンクを
開設する。一方、通信端末装置は、データ通信リンクの
解放が検出され、なおかつ物理的な通信リンクが開設さ
れたままの状態であることが検出された場合に、無線端
末装置と連携して物理的な通信リンク上に解放されたデ
ータ通信リンクを再び開設する。すなわち、無線端末装
置と通信端末装置は、ハンドオーバが発生してデータ通
信リンクの解放されると、互いに連携して、解放された
データ通信リンクを再開設する。
【0077】したがって、この発明によれば、ハンドオ
ーバが生じてデータ通信リンクが解放されても、再び発
呼からリンクの開設をやり直すことなくデータ通信リン
クを再開設し、継続してデータ通信を行なうことが可能
なデータ通信システムを提供できる。
ーバが生じてデータ通信リンクが解放されても、再び発
呼からリンクの開設をやり直すことなくデータ通信リン
クを再開設し、継続してデータ通信を行なうことが可能
なデータ通信システムを提供できる。
【図1】この発明の一実施形態に係わるデータ通信シス
テムの無線端末装置の構成を示す回路ブロック図。
テムの無線端末装置の構成を示す回路ブロック図。
【図2】この発明の一実施形態に係わるデータ通信シス
テムの基地局装置の構成を示す回路ブロック図。
テムの基地局装置の構成を示す回路ブロック図。
【図3】この発明の一実施形態に係わるデータ通信シス
テムのホスト端末装置の構成を示す回路ブロック図。
テムのホスト端末装置の構成を示す回路ブロック図。
【図4】この発明の一実施形態に係わるデータ通信シス
テムのシーケンスを示す図。
テムのシーケンスを示す図。
【図5】図1に示した無線端末装置の他の構成を示す回
路ブロック図。
路ブロック図。
【図6】データ通信システムの構成を示す図。
【図7】従来のデータ通信システムのシーケンスを示す
図。
図。
101,201…アンテナ部 110,210…無線部 111,211…品質監視部 120,220…モデム部 121,221…復調部 122,222…変調部 130,230…TDMA/TDD処理部 131…コマンド処理部 132,231…セレクタ 140…音声処理部 141…音声コーデック 142…スピーカ 143…マイクロホン 150,250…データ処理部 150a…無線データリンク開設手段 150b…PPPリンク開設手段 150c…TCP/IPデータ転送手段 160,161,260,330…記憶部 170…ユーザインターフェイス部 171,340…表示部 172,350…キー入力部 180,181,182,280,360…制御部 180a…ハンドオーバ認識手段 180b…PPPリンク再開設制御手段 190a,190b…インターフェイス回路 240…ADPCMコーデック 270…ディジタル網インターフェイス部 310…第1のインターフェイス部 320…第2のインターフェイス部 360a…PPPリンク監視手段 360b…物理リンク監視手段 360c…PPPリンク再開設手段
Claims (2)
- 【請求項1】 無線端末装置が無線回線および有線回線
を介して通信端末装置との間に物理的な通信リンクを開
設した後、この通信リンク上に所定のプロトコルに従っ
たデータ通信リンクを開設してデータ通信を行なう無線
データ通信システムにおいて、 前記無線端末装置は、 ハンドオーバの発生を監視するハンドオーバ監視手段
と、 このハンドオーバ監視手段がハンドオーバの発生を検出
した場合に、前記ハンドオーバによって前記通信端末装
置との間に新たに開設された物理的な通信リンク上に、
再び前記所定のプロトコルに従って前記データ通信リン
クを開設するデータ通信リンク再開設手段とを具備し、 前記通信端末装置は、 前記物理的な通信リンクを監視する通信リンク監視手段
と、 前記データ通信リンクを監視するデータ通信リンク監視
手段と、 このデータ通信リンク監視手段によって前記データ通信
リンクの解放が検出され、なおかつ前記通信リンク監視
手段によって前記物理的な通信リンクが開設されたまま
の状態であることが検出された場合に、前記無線端末装
置のデータ通信リンク再開設手段と連携して、前記物理
的な通信リンク上に再び、解放されたデータ通信リンク
を開設するデータ通信リンク再開設手段とを具備するこ
とを特徴とする無線データ通信システム。 - 【請求項2】 前記データ通信リンクは、PPPプロト
コルに従って開設されるPPPリンクであって、 前記通信端末装置のデータ通信リンク再開設手段は、前
記無線端末装置に対して、解放前に割り当てていたIP
アドレスと同じアドレスを再び割り当てて解放されたP
PPリンクを再開設することを特徴とする請求項1に記
載の無線データ通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8339859A JPH10178462A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 無線データ通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8339859A JPH10178462A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 無線データ通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10178462A true JPH10178462A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18331507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8339859A Pending JPH10178462A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 無線データ通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10178462A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020000442A (ko) * | 2000-06-26 | 2002-01-05 | 박종섭 | 두 지점간 프로토콜에서 다중 처리를 이용한 다중 연결 방법 |
JP2003527770A (ja) * | 1999-07-14 | 2003-09-16 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | UmインターフェースにおけるPPP再折衝中のデータの損失を避けるための方法および装置 |
KR100678074B1 (ko) * | 1999-12-29 | 2007-02-01 | 삼성전자주식회사 | 패킷 이동 통신시스템의 착호 서비스를 위한 호 처리 방법 |
US7797437B2 (en) | 2000-11-24 | 2010-09-14 | Columbitech Ab | Method for handover between heterogeneous communications networks |
USRE47895E1 (en) | 1999-03-08 | 2020-03-03 | Ipcom Gmbh & Co. Kg | Method of allocating access rights to a telecommunications channel to subscriber stations of a telecommunications network and subscriber station |
-
1996
- 1996-12-19 JP JP8339859A patent/JPH10178462A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE47895E1 (en) | 1999-03-08 | 2020-03-03 | Ipcom Gmbh & Co. Kg | Method of allocating access rights to a telecommunications channel to subscriber stations of a telecommunications network and subscriber station |
JP2003527770A (ja) * | 1999-07-14 | 2003-09-16 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | UmインターフェースにおけるPPP再折衝中のデータの損失を避けるための方法および装置 |
JP4680455B2 (ja) * | 1999-07-14 | 2011-05-11 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | UmインターフェースにおけるPPP再折衝中のデータの損失を避けるための方法および装置 |
KR100678074B1 (ko) * | 1999-12-29 | 2007-02-01 | 삼성전자주식회사 | 패킷 이동 통신시스템의 착호 서비스를 위한 호 처리 방법 |
KR20020000442A (ko) * | 2000-06-26 | 2002-01-05 | 박종섭 | 두 지점간 프로토콜에서 다중 처리를 이용한 다중 연결 방법 |
US7797437B2 (en) | 2000-11-24 | 2010-09-14 | Columbitech Ab | Method for handover between heterogeneous communications networks |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU675138B2 (en) | Reestablishment of call after disconnect | |
EP1190590B1 (en) | Method and apparatus for rejecting a request for call initialization | |
JP3819941B2 (ja) | 移動通信システムでの呼障害時再接続方法 | |
US20050180338A1 (en) | Swapping voice and video calls | |
CA2203472C (en) | Wireless handset paging utilizing connection endpoint service identifiers | |
JPH08294168A (ja) | 無線通信システムおよび無線通信端末 | |
JPH10178462A (ja) | 無線データ通信システム | |
US6965583B2 (en) | TCP/IP communication system and communication channel releasing method in the same | |
JPH11313377A (ja) | 移動データ通信システムとその移動端末装置及びデータ通信装置 | |
KR100608793B1 (ko) | 듀얼밴드 voip를 지원하는 이동통신단말기 및 그의voip 선택방법 | |
JPH09247748A (ja) | 緊急呼制御方式 | |
JPH11313374A (ja) | 移動データ通信システムとその移動端末装置及びデータ通信装置 | |
EP1188327A1 (en) | Method and apparatus for disabling communications of a specified mode to a device capable of multi-mode communications | |
JP3226751B2 (ja) | 移動通信システム | |
JP3076320B1 (ja) | ハンドオーバー制御方法 | |
JP3247136B2 (ja) | 無線通信装置 | |
JPH11313369A (ja) | 移動データ通信システムとその移動端末装置及びデータ通信装置 | |
JP2001258063A (ja) | 移動体通信システムの干渉回避方法 | |
KR19990040747A (ko) | 셀룰러 이동통신망에서 음성통화중 데이터 서비스 전환장치 및방법 | |
JPH10174143A (ja) | 移動通信装置および通信端末装置 | |
JP2002368778A (ja) | 通信端末の再接続方法および通信端末 | |
JP2001069571A (ja) | 移動体非音声通信制御方式 | |
JP2004048413A (ja) | 電話端末装置 | |
JP2001054163A (ja) | 移動体通信端末におけるデータ通信方法 | |
JPH11275648A (ja) | 無線交換通信システムとその無線交換装置 |