JPH10177539A - バス制御装置および方法 - Google Patents

バス制御装置および方法

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Publication number
JPH10177539A
JPH10177539A JP33803096A JP33803096A JPH10177539A JP H10177539 A JPH10177539 A JP H10177539A JP 33803096 A JP33803096 A JP 33803096A JP 33803096 A JP33803096 A JP 33803096A JP H10177539 A JPH10177539 A JP H10177539A
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JP
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bus
microcomputer
mode
response
trigger
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JP33803096A
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English (en)
Inventor
Koichi Sugiyama
宏一 杉山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バス上の機器の接続状態を効率的に調査す
る。 【解決手段】 モニタ1を構成する1394制御マイコ
ン12は、1394バス14がリセットされたとき、そ
こに接続されている機器の数を取得し、機器の数に対応
する回数だけ、1394バス14に接続されている機器
の接続状態を調査するためのコマンドを発行する。13
94制御マイコン12は、第1VTR15、カムコーダ
16、CD−ROMプレーヤ17、DVDプレーヤ1
8、第2VTR19からのレスポンスを1394I/F
13を介して受信すると、それを上位マイコン11に通
知する。ただし、自分自身に対してはコマンドの発行は
せず、直接上位マイコン11にレスポンスを返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バス制御装置およ
び方法に関し、例えば、バス上に接続された全ての機器
の接続状態に関する情報を得るとき、バス上に接続され
た機器の数に対応する回数だけ、各機器に対して情報の
提供を要求するコマンドを発行するようにしたバス制御
装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バス上に接続されている機器の接
続状況を調べる場合、バス上に設定可能な全てのアドレ
スに対して、順次問い合わせを行い、応答があったもの
が現在バス上に接続されている機器であると認識するよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バス上
に設定可能な全てのアドレスに対して問い合わせを行う
ことは、時間を要し、かつ無駄が多く、非効率的である
課題があった。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、バス上に接続されている機器の接続状態を
迅速かつ効率的に検出することができるようにするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のバス制
御装置は、バスに接続されている機器の数を設定する設
定手段と、バスに接続されている機器に対して順次、機
器の接続状態に関する情報の提供を要求する要求手段
と、機器からの応答を受信する受信手段と、受信手段に
より受信された応答を上位マイコンに通知する通知手段
とを備え、受信手段によって受信された応答に対応する
機器の数と、設定手段によって設定された機器の数に基
づいて、要求手段は機器に対する要求を終了するか否か
を決定することを特徴とする。
【0006】請求項3に記載のバス制御方法は、バスに
接続されている機器の数を設定し、バスに接続されてい
る機器に対して順次、機器の接続状態に関する情報の提
供を要求し、機器からの応答を受信し、受信された応答
を上位マイコンに通知し、受信された応答に対応する機
器の数と、設定された機器の数に基づいて、機器に対す
る要求を終了するか否かを決定することを特徴とする。
【0007】請求項1に記載のバス制御装置において
は、設定手段が、バスに接続されている機器の数を設定
し、要求手段が、バスに接続されている機器に対して順
次、機器の接続状態に関する情報の提供を要求し、受信
手段が、機器からの応答を受信し、通知手段が、受信手
段により受信された応答を上位マイコンに通知する。そ
して、受信手段によって受信された応答に対応する機器
の数と、設定手段によって設定された機器の数に基づい
て、要求手段は機器に対する要求を終了するか否かを決
定する。
【0008】請求項3に記載のバス制御方法において
は、バスに接続されている機器の数を設定し、バスに接
続されている機器に対して順次、機器の接続状態に関す
る情報の提供を要求し、機器からの応答を受信し、受信
された応答を上位マイコンに通知し、受信された応答に
対応する機器の数と、設定された機器の数に基づいて、
機器に対する要求を終了するか否かを決定する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のバス制御装置を
適用したAVシステムの一実施の形態の構成例を示すブ
ロック図である。モニタ1、第1VTR(Video Tape R
ecorder)15、カムコーダ16、CD−ROM(Compa
ct Disc-Read Only Memory)プレーヤ17、DVD(Di
gital Versatile Disc)プレーヤ18、および第2VT
R19は、IEEE(The Institude of Electrical an
d Electronics Engineers, Inc.)1394シリアルバ
ス(以下、1394バスという)14を介して互いに接
続されている。この例の場合、モニタ1は、1394制
御マイコン(マイクロコンピュータ)12(設定手段、
要求手段、通知手段、第1の通知手段、第2の通知手
段)を制御する上位マイコン11、1394バス14を
制御する1394制御マイコン12、および1394バ
ス14との間の通信を制御する1394インタフェース
(I/F)13(受信手段)を備えており、1394バ
ス14上の機器の接続状態を調べるようになされてい
る。
【0010】上位マイコン11は、1394制御マイコ
ン12に対して、制御コマンドを供給したり、所定のト
リガ信号を供給したり、1394バス14をリセットす
るためのバスリセット処理を行い、1394バス14を
リセットするようになされている。
【0011】1394制御マイコン12は、1394I
/F13を介して、1394バス14に接続されている
各機器に対して、そのノードIDやその機器の種類等の
機器情報(Node_Unique_Data(8バイ
ト))のリード要求を発行することにより、1394バ
ス14に接続されている機器の接続状態を調査し、調査
結果を適宜、上位マイコン11に通知するようになされ
ている。1394制御マイコン12によるこの調査のこ
とを、以下では適宜、訪問調査ということにする。ま
た、各機器から供給されたNode_Unique_D
ataを上位マイコン11に供給するようになされてい
る。
【0012】上位マイコン11から1394制御マイコ
ン12へ供給されるコマンドは、例えば、以下のように
定義される。
【0013】Word0(Category)=”7
1”h(Nomal) Word17_Bit7,6(Command_Cat
egory)=”01”b(特殊) Word18(Command)=”01”h(訪問調
査)
【0014】また、1394制御マイコン12から上位
マイコン11へ供給されるコマンドは、例えば、以下の
ように定義される。
【0015】Word0(Category)=”8
1”h(Nomal) Word12_Bit7,6(Command_Cat
egory)=”01”b(特殊) Word13(Command)=”01”h(他機) =”11”h(自分) =”FF”h(ダミー)
【0016】また、調査終了時、次のコマンドが上位マ
イコン11に対して供給される。
【0017】Word12_Bit7,6(Comma
nd_Category)=”11”b(AV/C(Au
dio Visual/Control)) Word13(Command)=”x0”h(Len
gth_Clear)
【0018】次に、図2乃至図7を参照して、上位マイ
コン11からのトリガと1394制御マイコン12によ
る調査状態の関係について説明する。トリガオンは、上
位マイコン11から供給されるコマンドカテゴリの値が
01b(bは、01が2進数であることを示す)、かつ
コマンドデータの値が01h(hは、01が16進数で
あることを示す)のときとする。
【0019】図2(A)に示すように、1394制御マ
イコン12は、上位マイコン11からのトリガが、オフ
からオンへ変化するオンエッジを検出し、1394バス
14上に接続されている機器の接続状態の調査を開始す
る。調査の成功または失敗は上位マイコン11に対して
通知しない。図2(B)は、調査が失敗した場合の例を
示している。
【0020】図3は、上位マイコン11からのトリガが
変化しないとき、調査が再開されないことを示してい
る。図3(A)は、調査が成功した場合の例を、図3
(B)は、調査が失敗した場合の例を示している。
【0021】図4は、トリガのオフからオンへの変化
(オンエッジ)を検出した場合、調査を再開する様子を
示している。図4(A)は、調査が成功した場合の例
を、図4(B)は、調査が失敗した場合の例を示してい
る。
【0022】図5は、上位マイコン11からのトリガが
オフになったことを検出したとき、調査を一旦中止し、
トリガオンを検出したとき、調査を再開する様子を示し
ている。図5(A)は、調査の途中でトリガのオフを検
出し、調査が失敗した様子を示している。図5(B)
は、調査の途中でトリガのオフを検出し、調査が失敗
し、その後、トリガのオンを検出し、調査を再開する様
子を示している。
【0023】図6は、上位マイコン11のトリガがオフ
からオンになったことを1394制御マイコン12が検
出できなかったとき、調査を再開しない様子を示してい
る。図6(A)は、最初の調査が成功し、次の調査の再
開が行われない様子を示している。図6(B)は、最初
の調査が失敗し、次の調査の再開が行われない様子を示
している。
【0024】図7(A)は、調査中にバスリセットを検
出したとき、調査を中止する様子を示している。図7
(B)は、調査を中止した後、トリガのオンエッジを検
出すると、調査を再開する様子を示している。
【0025】図8は、1394制御マイコン12上で動
作するアプリケーションソフトウェアのモード遷移を示
している。モード00は定常状態であり、トリガのオフ
からオンへの変化によってモード10に移行し、機器の
ノードIDや機器の種類等の情報を問い合わせるコマン
ド(Transaction)の発行が行われる。この
とき、調査対象が自分自身であるとき、モード12に移
行し、コマンドの発行は行わず、自分自身のデータを上
位マイコン11に送信し、モード00に移行する。モー
ド10においてコマンドを発行すると、モード11に移
行し、コマンドの送信先の機器からのレスポンスを待
つ。その後、モード10の処理が終了すると、モード0
0に移行する。
【0026】次に、図9乃至図14に示したPAD(Pr
ogram Analysis Diagram)を参照して、図8に示した各
モードにおける1394制御マイコン12のアプリケー
ションソフトウェアの動作について説明する。
【0027】最初、図9のステップS1において、上位
マイコン11からのトリガをチェックする。上位マイコ
ン11より供給されるコマンドデータは、トリガオンの
とき値「01h」であり、トリガオフのとき値「00
h」である。このコマンドデータは、所定の変数に格納
される。以降、この変数に格納されたコマンドデータを
トリガデータということにする。トリガデータは、初期
化時にクリアしておく(「00h」にする)。ここで
は、コマンドカテゴリをチェックし、Nomal以外は
無視するものとする。
【0028】次に、ステップS2に進み、現在設定され
ているモードに従って、対応するサブルーチンの処理を
実行する。即ち、モードが”00”に設定されている場
合、ステップS3に進み、図11に示すモード00の処
理を実行し、モードが”10”に設定されている場合、
ステップS4に進み、図12に示すモード10の処理を
実行する。また、モードが”11”に設定されている場
合、ステップS5に進み、図13に示すモード11の処
理を実行し、モードが”12”に設定されている場合、
ステップS6に進み、図14に示すモード12の処理を
実行する。
【0029】その他のモードが設定されている場合、ス
テップS7に進み、図10に示した終了処理を実行す
る。即ち、ステップS11において、ノード数カウンタ
の値(1394バス14に接続されている機器の数)を
クリアし(ノード数カウンタの値を0にし)、ステップ
S12において、モードを00に設定した後、リターン
する。これにより、図9のステップS2に戻るが、図1
0のステップS12においてモードが”00”に設定さ
れたため、ステップS3に進み、モード00のサブルー
チンの処理が実行されることになる。
【0030】次に、図11に示したモード00のサブル
ーチンの処理について説明する。最初、モードは初期値
00に設定されているため、図11に示すモード00の
サブルーチンの処理が実行される。モード00は、13
94制御マイコン12のアプリケーションソフトウェア
の定常状態であり、以下の処理を実行する。
【0031】まず、ステップS21において、1394
制御マイコン12により、上位マイコン11からのトリ
ガが検出されたか否かが判定される。トリガが検出され
ていないと判定された場合、何も処理を行わず、リター
ンし、図9のステップ2に戻る。そして、モードが”0
0”に設定されたままであるので、再び、モード00の
サブルーチンの処理が実行される。一方、トリガが検出
されたと判定された場合、ステップS22に進み、トリ
ガエッジが検出されたか否かが判定される。即ち、トリ
ガのオフからオンへの変化が検出されたか否かが判定さ
れる。これは、1つ前のトリガデータを記憶しておき、
現在のトリガデータの値と1つ前のトリガデータの値に
基づいて行われる。例えば、1つ前のトリガデータの値
がオフ(00h)であり、かつ最新のトリガデータの値
がオン(01h)であるとき、トリガエッジであると判
定する。
【0032】トリガエッジが検出されていないと判定さ
れた場合、リターンする。一方、トリガエッジが検出さ
れたと判定された場合、ステップS23に進み、ノード
数(NodeSum)のチェックが行われる。即ち、ノ
ード数が1以下であるか否かが判定される。これは、1
394制御マイコン12が、1394バス14上に接続
されている機器の数を問い合わせるコマンド(例えば、
P1394_NCcheckPhyStatusNod
eSum())を発行することにより行う。その結果、
ノード数が1以下であると判定された場合、処理を中止
し(何も処理を行わず)、リターンする。ノード数カウ
ンタの値が0の場合はエラーであり、1の場合、139
4バス14上には自分以外の機器が接続されていないた
め、訪問調査を行う必要がないからである。ここでは、
ノード数を表す変数NodeSumを6ビットで表すこ
とにより、ノード数の最大値が63となるため、ノード
数が1394バス14がとり得るノード数の最大値63
より大きいか否かのチェックはしない。
【0033】一方、ノード数が2以上であると判定され
た場合、ステップS24に進み、ノード数カウンタの値
が所定の変数にセットされる。ここで、ノード数カウン
タ値は、ノードID(ノードIDは、1394バス14
上に接続された機器に0から順に割り当てられる)に1
を加算した値とする。これにより、ノード数カウンタ値
が0になったとき、処理を終了させるようにすることが
できる。
【0034】次に、ステップS25に進み、上位マイコ
ン11に対して、現在、調査中であることを通知する。
即ち、コマンドカテゴリとして値01bを上位マイコン
11に通知する。次に、ステップS26において、コマ
ンドデータとして、「FFh(ダミー)」をセットし、
上位マイコン11に通知する。
【0035】次に、ステップS27において、モード
が”10”にセットされた後、リターンする。これによ
り、図9のステップS2に戻り、モードが”10”であ
るため、ステップS4に進み、図12に示すモード10
のサブルーチンの処理が実行される。
【0036】まず、ステップS31において、1394
制御マイコン12が上位マイコン11からのトリガを検
出したか否かが判定される。1394制御マイコン12
が上位マイコン11からのトリガのオフを検出したと判
定された場合、ステップS33に進み、図10に示した
終了処理のサブルーチンが呼び出され、終了処理が実行
された後、モード00の処理に移行する。
【0037】一方、1394制御マイコン12が上位マ
イコン11からのトリガのオンを検出したと判定された
場合、ステップS32に進み、次に、1394制御マイ
コン12がバスリセットを検出したか否かが判定され
る。バスリセットを検出したと判定された場合、ステッ
プS34に進み、図10に示した終了処理を実行した
後、リターンし、モード00の処理に移行する。
【0038】ステップS32において、バスリセットを
検出していないと判定された場合、ステップS35に進
み、ノード数カウンタの値が0であるか否かが判定され
る。ノード数カウンタの値が0であると判定された場
合、ステップS36に進み、図10に示した終了処理を
実行した後、リターンし、モード00の処理に移行す
る。
【0039】一方、ステップS35において、ノード数
カウンタの値が0ではないと判定された場合、ステップ
S37に進み、上位マイコン11からのコマンドが自分
宛のものであるか否かが判定される。即ち、コマンドと
ともに供給されるDestinationアドレスが自
分のアドレス(ノードID)と一致するか否かが判定さ
れる。コマンドデータが自分宛のものであると判定され
た場合、ステップS38に進み、図14を参照して後述
するモード12の処理が実行される。
【0040】ステップS37において、コマンドデータ
が自分宛のものではない、即ち、他の機器宛のものであ
ると判定された場合、ステップS39に進み、宛先アド
レス(Destinationアドレス)に(ノード数
カウンタ値−1)を設定する。そして、このアドレスに
対応する機器に対して、Node_Unique_Da
taのリードコマンド(Transaction)を発
行する。
【0041】ステップS40においては、リードコマン
ドを受信したというレスポンスがあったか否かが判定さ
れ、レスポンス(Accepted)が返されたと判定
された場合、ステップS41に進み、図13を参照して
後述するモード11のサブルーチンの処理が実行され
る。一方、レスポンスが返されなかったと判定された場
合、コマンドの発行が失敗したものとみなし、ステップ
S42に進む。ステップS42においては、ノード数カ
ウンタ値を1だけデクリメントし、次にステップS43
においてモードを”10”とし、リターンする。これに
より、図9のステップS2に戻り、ステップS4のモー
ド10のサブルーチンに処理が移行する。従って、コマ
ンドの発行に失敗した機器を飛ばし、次の機器の調査に
処理を移行させることができる。
【0042】次に、図13に示したPADを参照して、
モード11の処理手順について説明する。最初、ステッ
プS51において、1394制御マイコン12が、上位
マイコン11からのトリガを検出したか否かが判定され
る。1394制御マイコン12が、上位マイコン11か
らのトリガのオフを検出したと判定された場合、ステッ
プS53に進み、終了処理が実行される。その後、リタ
ーンし、モード00の処理に移行する。
【0043】一方、1394制御マイコン12が、上位
マイコン11からのトリガのオンを検出したと判定され
た場合、ステップS52に進み、1394制御マイコン
12により、バスリセットが検出されたか否かが判定さ
れる。バスリセットが検出されたと判定された場合、ス
テップS54に進み、終了処理が実行された後、リター
ンし、モード00の処理に移行する。
【0044】バスリセットが検出されなかったと判定さ
れた場合、ステップS55に進み、コマンドNode_
Unique_Dataの送信先の機器からのレスポン
ス(Complete)を受信したか否かが判定され
る。レスポンス(Complete)を受信したと判定
された場合、ステップS56に進み、返送されてきたデ
ータの内容をチェックし、データが正常であるか否かが
判定される。正常であると判定された場合、ステップS
59に進み、送信バッファにデータをセットし、上位マ
イコン11に供給した後、ステップS57に進む。一
方、データが正常ではないと判定された場合、何も処理
を行わず、ステップS57に進む。
【0045】ステップS57においては、ノード数カウ
ンタの値を1だけデクリメントする。次に、ステップS
58において、モードを”10”にする。これにより、
モード10の処理に移行する。従って、ステップS57
においてノード数カウンタの値をデクリメントした結
果、ノード数カウンタの値が0になった場合でも、一旦
モード10に戻る。モード10においては、図12のス
テップS35においてノード数カウンタの値が0である
と判定され、ステップS36に進み、終了処理が行われ
る。即ち、ノード数カウンタの値が0にクリアされ、モ
ード00に移行する。このように、1394バス14に
接続されている機器の数に対応する回数だけ、訪問調査
を行うと、処理を終了する。
【0046】また、ステップS55において、コマンド
Node_Unique_Dataの送信先の機器から
のレスポンスがNotComeである場合、何も処理を
行わずリターンし、ステップS5に進み、モード11の
処理が繰り返される。また、送信先の機器からのレスポ
ンスがComplete以外である場合、コマンドNo
de_Unique_Dataの伝送に失敗したものと
みなし、ステップS60に進む。ステップS60におい
ては、ノード数カウンタの値を1だけデクリメントし、
次に、ステップS61において、モードを”10”にす
る。これにより、モード10の処理に移行する。
【0047】従って、ステップS60においてノード数
カウンタの値をデクリメントした結果、ノード数カウン
タの値が0になった場合でも、一旦モード10に戻る。
モード10においては、図12のステップS35におい
てノード数カウンタの値が0であると判定され、ステッ
プS36に進み、終了処理が行われる。即ち、ノード数
カウンタの値が0にクリアされ、モード00に移行す
る。
【0048】次に、図14に示したPADを参照して、
モード12における処理手順について説明する。最初
に、ステップS71において、1394制御マイコン1
2が、上位マイコン11からのトリガを検出したか否か
が判定される。1394制御マイコン12が上位マイコ
ン11からのトリガオフを検出したと判定された場合、
ステップS73に進み、終了処理を実行した後、リター
ンし、モード00の処理に移行する。
【0049】一方、ステップS71において、1394
制御マイコン12が上位マイコン11からのトリガオン
を検出したと判定された場合、ステップS72に進む。
ステップS72においては、1394制御マイコン12
がバスリセットを検出したか否かが判定される。139
4制御マイコン12がバスリセットを検出したと判定さ
れた場合、ステップS74に進み、終了処理を実行した
後、モード00の処理に移行する。
【0050】ステップS72において、1394制御マ
イコン12がバスリセットを検出していないと判定され
た場合、ステップS75に進み、コマンドの発行は行わ
ず、上位マイコン11に対して自分自身のデータを送信
する。また、コマンドデータ”11”h(自分を示す)
を上位マイコン11に送信する。次に、ステップS76
において、ノード数カウンタの値を1だけデクリメント
する。次に、ステップS77に進み、モードを”10”
にする。これにより、モード10の処理に移行する。
【0051】従って、ステップS76においてノード数
カウンタの値をデクリメントした結果、ノード数カウン
タの値が0になった場合でも、一旦モード10に戻る。
モード10においては、図12のステップS35におい
てノード数カウンタの値が0であると判定され、ステッ
プS36に進み、終了処理が行われる。即ち、ノード数
カウンタの値が0にクリアされ、モード00に移行す
る。このようにして、1394バス14に接続されてい
る機器の数に対応する回数だけ調査が行われると、訪問
調査が終了する。
【0052】図9に示した処理は、所定の時間間隔で定
期的(例えば、16.7ミリ秒毎)に呼ばれ、実行され
るようにすることができる。また、上位マイコン11に
より1394バス14がリセットされたとき、トリガデ
ータのクリア処理、ノード数カウンタ値のクリア処理、
モード00の設定、バスリセットを通知するための所定
のフラグのクリア処理等が行われる。
【0053】以上のように、1394制御マイコン12
は、1394バス14に接続されている機器の数に対応
する回数だけ訪問調査を行い、その結果を上位マイコン
11に通知する。そのため、1394バス14に接続さ
れた全ての機器の接続状態を迅速かつ効率的に調べるこ
とができる。
【0054】なお、上記実施例においては、上位マイコ
ン11、1394制御マイコン12が設けられているモ
ニタ1が訪問調査を行う場合の例について説明したが、
その他の機器に設けるようにすることも可能である。ま
た、パーソナルコンピュータ等に行わせるようにするこ
とも可能である。
【0055】
【発明の効果】請求項1に記載のバス制御装置、および
請求項3に記載のバス制御方法によれば、バスに接続さ
れている機器の数を設定し、バスに接続されている機器
に対して順次、機器の接続状態に関する情報の提供を要
求し、機器からの応答を受信し、受信された応答を上位
マイコンに通知し、受信された応答に対応する機器の数
と、設定された機器の数に基づいて、機器に対する要求
を終了するか否かを決定するようにしたので、バス上に
接続されている機器の接続状態を迅速かつ効率的に検出
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバス制御装置を適用したAVシステム
の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】トリガのオフからオンへの変化によって調査を
開始する様子を示す図である。
【図3】トリガが変化しないとき、調査は再開しない様
子を示す図である。
【図4】トリガのオフからオンへの変化を検出したと
き、調査を再開する様子を示す図である。
【図5】トリガのオフを検出すると調査を中止し、オン
を検出すると調査を再開する様子を示す図である。
【図6】トリガのオフからオンへの変化を検出できない
場合、調査を再開しない様子を示す図である。
【図7】バスリセットを検出したとき調査を中止し、ト
リガのオンエッジ検出により調査を再開する様子を示す
図である。
【図8】1394制御マイコン12のアプリケーション
ソフトウェアのモード遷移を示す図である。
【図9】1394制御マイコン12が行う処理手順を示
すPADである。
【図10】1394制御マイコン12が行う終了処理の
処理手順を示すPADである。
【図11】1394制御マイコン12が行うモード00
における処理手順を示すPADである。
【図12】1394制御マイコン12が行うモード10
における処理手順を示すPADである。
【図13】1394制御マイコン12が行うモード11
における処理手順を示すPADである。
【図14】1394制御マイコン12が行うモード12
における処理手順を示すPADである。
【符号の説明】
1 モニタ,11 上位マイコン,12 1394制御
マイコン(設定手段、要求手段、通知手段、第1の検出
手段、第2の検出手段),13 1394I/F(受信
手段),14 1394バス,15 第1VTR,16
カムコーダ,17 CD−ROMプレーヤ,18 D
VDプレーヤ,19 第2VTR

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バス上に接続された機器の接続状態を検
    査し、アプリケーション側の上位マイコンに検査結果を
    通知するバス制御装置において、 前記バスに接続されている機器の数を設定する設定手段
    と、 前記バスに接続されている前記機器に対して順次、前記
    機器の接続状態に関する情報の提供を要求する要求手段
    と、 前記機器からの応答を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記応答を前記上位マイ
    コンに通知する通知手段とを備え、 前記受信手段によって受信された応答に対応する前記機
    器の数と、前記設定手段によって設定された前記機器の
    数に基づいて、前記要求手段は前記機器に対する要求を
    終了するか否かを決定することを特徴とするバス制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記上位マイコンからのトリガのオン/
    オフを検出する第1の検出手段と、 前記上位マイコンによるバスリセット処理を検出する第
    2の検出手段とをさらに備え、 前記要求手段は、前記第1の検出手段によって前記トリ
    ガのオフからオンへの変化が検出されたとき、前記機器
    に対する前記情報の提供の要求を開始し、前記第2の検
    出手段によって前記バスリセットが検出されたとき、前
    記機器に対する前記情報の提供の要求を終了することを
    特徴とする請求項1に記載のバス制御装置。
  3. 【請求項3】 バス上に接続された機器の接続状態を検
    査し、アプリケーション側の上位マイコンに検査結果を
    通知するバス制御方法において、 前記バスに接続されている機器の数を設定し、 前記バスに接続されている前記機器に対して順次、前記
    機器の接続状態に関する情報の提供を要求し、 前記機器からの応答を受信し、 受信された前記応答を前記上位マイコンに通知し、 受信された応答に対応する前記機器の数と、設定された
    前記機器の数に基づいて、前記機器に対する要求を終了
    するか否かを決定することを特徴とするバス制御方法。
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