JPH10177425A - 計算機システム - Google Patents

計算機システム

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JPH10177425A
JPH10177425A JP8335890A JP33589096A JPH10177425A JP H10177425 A JPH10177425 A JP H10177425A JP 8335890 A JP8335890 A JP 8335890A JP 33589096 A JP33589096 A JP 33589096A JP H10177425 A JPH10177425 A JP H10177425A
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隆之 星屋
Tsutomu Watanabe
勉 渡辺
Takeshi Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チェックポイント/リスタート機能を備えた
計算機システムにおける正確な課金情報の出力と、正確
な実行状態の退避を行う。 【解決手段】 チェックポイント処理の際に通常処理に
対する課金レコードとチェックポイント処理に対する課
金レコードとを別々に出力する。ファイルのアクセスに
際して、ファイルへのアクセスがチェックポイント処理
以降であるか及びアクセス対象のファイルが未退避であ
るかを判定し、これらの条件を満たす場合はそのファイ
ルを退避済の情報に追加して退避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は計算機システムのチェッ
クポイント/リスタート機能に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機システムは図1に示すように、C
PU、メモリ、外部記憶装置、端末装置等から構成され
る。CPUはメモリ上のプログラムを実行する。オペレ
ーティングシステム(OS)は、外部記憶装置に格納さ
れ、計算機システムの起動時にメモリ上にロードされ、
以降、計算機システムの制御を行なう。
【0003】ユーザプログラムは、OS同様に外部記憶
装置に格納され、端末装置等からの指示に応じて、OS
によって、メモリ上にロードされ、実行される。メモリ
の大きさには限りがあるため、巨大なプログラムやデー
タを全てメモリ上に配置することは不可能なため、いわ
ゆる仮想記憶方式で、必要なものと不必要なものとを適
宜メモリと外部記憶装置との間で交換しながら処理が進
められる。
【0004】プログラムは、通常プロセスと呼ばれる実
行単位によって実行される。一つのプロセスには、一つ
の仮想空間(仮想的なメモリ空間と、仮想的なレジスタ
等によって構成される)が割り当てられる。また、ジョ
ブは、最低一つのプロセスとプロセスを管理するための
ジョブ情報により構成される。計算機システムは複数の
ユーザにより使用され、また、複数のプログラムが同時
に実行されるため、OSは様々な機能を提供している。
【0005】例えば、プログラムの実行中に計算機シス
テムがシステムダウンを起こした場合などに備えて、計
算機システムはチェックポイント/リスタート機能を提
供している。チェックポイント機能とは、実行中のジョ
ブやプロセス等の実行単位の実行環境を保存する処理
(チェックポイント処理または凍結処理とも言う)を行
なう機能で、リスタート機能とは、チェックポイント機
能により保存された実行環境を再現し、プログラムの実
行を再開する処理(リスタート処理または解凍処理とも
言う)を行なう機能のことである。
【0006】また、各種のユーザプログラムが共通に行
なうような処理、例えばファイルの入出力処理等も、シ
ステムコールとして、OSによりあらかじめ提供されて
いる。なお、システムコールは、システムコールを発行
するプロセスにとっては、サブルーチンのようなもので
あって、呼び出す側のプロセス空間に対してOSが処理
を行なう。システムコールを実行する際は、OSが走行
するが、その使用するCPU時間等はユーザプロセスに
対して課金される。
【0007】
【発明が解決しようとする問題点】ところで、従来のチ
ェックポイント/リスタート機能には以下のような問題
点があった。チェックポイント処理は、ユーザプログラ
ムがシステムコールを行なった際に、システムコール本
来の処理を行なった後にプロセスがチェックポイントの
対象になっているか否かを判定し、チェックポイントの
対象になっていた場合のみ実行環境の保存を行なう。即
ち、チェックポイントの処理は、ユーザプログラムの本
来の処理と区別されること無く、一緒に課金の対象にな
っていた。
【0008】チェックポイント処理は、元々システム運
用者の都合により行なわれる場合もあり、それを一律に
ユーザに対して課金することは好ましいことではない。
これが第一の問題点である。また、第二の問題点とし
て、課金情報がジョブの終了時点まで課金ファイルに出
力されないという問題があった。
【0009】ユーザプログラムは、必ずしも正常終了す
ることだけを意図しているわけではなく、処理の途中
で、中間的な出力をファイルに格納しておき、後で、そ
の中間出力を利用して処理を継続するようなものがあ
る。このようなケースでは、プログラムが正常に終了し
なかったからといって、全く課金しないということは、
システムの運用上好ましいことではない。
【0010】また、チェックポイント/リスタート処理
を行なった場合、ジョブに対する課金はリスタート時点
で最初からやり直されるため、ジョブのデバッグ等の目
的でジョブを中間地点で凍結し、凍結した時点から条件
を変更して複数回実行するような場合に凍結時点までの
課金が多重に課金されてしまう。第三の問題点として、
チェックポイントの際に保存されるファイルは、まさに
その時点で使用中のファイルに限られていたため、チェ
ックポイント処理以降に別のファイルを更新した場合に
は、チェックポイントで保存された情報だけではチェッ
クポイント時点の状態を復元出来ないという問題があっ
た。
【0011】この問題点についてより詳しく説明する
と、以下のとおりとなる。チェックポイント処理以前
(時刻T0)にファイルAの使用を開始した状態でチェ
ックポイント処理を行なう(時刻T1)。その後処理X
でファイルBの内容を参照し(時刻T2)、処理Yでフ
ァイルBを更新(時刻T3)したとする。時刻T1で退
避した実行状態を復元して処理を再開した場合、時刻T
3における処理Yによる更新のため、処理Xを再度実行
した場合にはファイルBの内容は時刻T2において参照
したときとは異なる値となってしまう。
【0012】
【問題を解決するための手段】第一の問題点を解決する
ために、本発明では、ユーザプログラム走行に対する課
金先とチェックポイント/リスタート処理に対する課金
先とを区別して課金ファイルに出力する。第二の問題点
を解決するために、本願発明では、課金情報をチェック
ポイント時に課金ファイルに出力する。
【0013】第三の問題点を解決するために、本発明で
は、ファイルアクセス時に、ファイルをアクセスする実
行単位がチェックポイント採取済みのものである場合、
アクセス対象のファイルが退避済みであるか否かを判定
し、未退避の場合はそのファイルをチェックポイントに
対して追加退避する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態の構成を
示す図である。図中、1は計算機、2は外部記憶装置、
3は端末装置である。計算機1は、CPU4とメモリ5
とにより構成される。メモリ5には、オペレーティング
システム(OS)6及びジョブ7−nが配置される。
【0015】OS6は、凍結処理手段8、解凍処理手段
9、課金処理手段10、システムコール11、凍結指示
情報テーブル12を含む。凍結処理手段8は、ジョブの
実行状態をファイルとして外部記憶装置2に退避するも
のである。解凍処理手段9は、凍結処理手段8によって
ファイルとして外部記憶装置2に退避されたジョブの実
行状態を復元するものである。課金処理手段10は、O
S配下で実行されるプログラムの走行に伴って使用され
るCPU時間や入出力量を課金情報として管理するもの
である。
【0016】ジョブ7−nは、ジョブ情報13及び少な
くとも一つのプロセス14−nにより構成される。ジョ
ブ情報は13−nはジョブを管理するための情報であ
る。プロセス14−nは、プログラムを実行するための
最小の単位である。プロセス14−nの各々は、プロセ
スを管理するための情報として図3に示すプロセス管理
情報を有する。
【0017】外部記憶装置2には、オペレーティングシ
ステム15、凍結ファイル16、プログラム17、デー
タファイル18、課金ファイル19が格納される。オペ
レーティングシステム15は、計算機システム起動時に
計算機1のメモリ5にロードされる。凍結ファイル16
は、凍結処理手段8によって退避されたジョブ情報を格
納するファイルである。凍結ファイル16は、一つのフ
ァイルである必要は無く複数のファイルであってもよ
い。
【0018】プログラム17は、OS6配下で実行され
る。データファイル18は、プログラム17の実行に伴
ってアクセスされる。課金ファイル19は、課金処理手
段により管理される課金情報を格納するものである。図
2を用いて、ジョブ情報13−nについて説明する。図
2に示すとおりジョブ情報は、ジョブ番号、凍結処理済
フラグ、凍結ファイル名、複数のプロセス番号、複数の
退避済ファイル名及びジョブを管理する上で必要なその
他の情報を有する。
【0019】ジョブ番号13−nは、OS6配下の複数
のジョブを特定するための番号である。凍結処理済フラ
グは、そのジョブの実行状態が凍結ファイルとして既に
退避されているか否かを示す情報である。凍結ファイル
名は、退避されたジョブ情報を格納したファイル名であ
る。プロセス番号nはジョブを構成するプロセスの番号
である。退避済ファイル名nは、ジョブの実行状態を退
避した際に使用中で退避されたファイルの名前である。
【0020】図3を用いて、プロセス情報について説明
する。プロセス情報は、プロセス番号(プロセスI
D)、ジョブ番号、ユーザ識別子、CPU使用時間、I
/O量、ユーザ識別子退避領域、CPU使用時間退避領
域、I/O量退避領域及びプロセス管理のために必要な
図示しない情報からなる。プロセス番号はOS6配下の
複数のプロセスを特定するための番号である。ジョブ番
号はプロセスが属するジョブのジョブ番号である。ユー
ザ識別子は、プロセスを実行したユーザの識別子であ
る。CPU使用時間はプロセスが実行を開始してからC
PUを使用した累積の時間である。I/O量は、プロセ
スが実行を開始してからの入出力の量(バイト単位)の
累積である。CPU使用時間及びI/O量はOS6の課
金処理手段10によってプロセスの実行と共に随時更新
される。
【0021】CPU使用時間退避領域及びI/O量退避
領域は、CPU使用時間及びI/O量を一時的に退避す
るのに用いられる。課金ファイル19は図4に示すレコ
ードフォーマットから構成される複数のレコードで構成
される。課金ファイルのレコードは、ユーザ識別子、C
PU使用時間、I/O量及び図示しないその他の情報か
ら構成される。ユーザ識別子は課金対象のユーザを特定
するものである。CPU使用時間は、ユーザのプログラ
ムを実行するうえでCPUを使用した時間である。I/
O量は、ユーザのプログラムを実行するうえで入出力を
行なった量である。これらの情報および必要なその他の
情報に基づいてユーザに請求される料金が決定される。
【0022】凍結指示情報テーブル12は、図5に示す
フォーマットの複数のレコードで構成される。凍結指示
情報テーブル12は、ジョブの凍結を指示したユーザの
ユーザ識別子と、凍結対象のジョブ番号で構成される。
次に図6を用いて凍結処理手段8の行なう、チェックポ
イント処理について説明する。チェックポイント処理と
は、ジョブの実行状態の退避を行なう処理であり、ジョ
ブの凍結処理ともいう。
【0023】端末装置3等からあるユーザ(例えばシス
テム管理者) がジョブの凍結を指示すると、指示を行な
ったユーザのユーザ識別子と、凍結の対象のジョブのジ
ョブ番号とを凍結指示情報テーブルに登録する(ステッ
プS21)。テーブルへの情報の登録が完了すると、ジ
ョブを構成するプロセスからのプロセスの凍結処理(プ
ロセスの実行状態の退避)の完了の通知を受け(ステッ
プS22)、プロセスの完了の通知とともに、通知され
る使用中のファイルの名前を退避済みファイルに登録す
る(ステップS23)。プロセスの凍結処理の詳細につ
いては後で説明する。
【0024】凍結対象のジョブを構成する全てのプロセ
スの完了が通知されていなければステップS22及びス
テップS23の処理を繰り返す(ステップS24)。退
避済ファイル名に登録したファイルを凍結ファイル16
に退避し(ステップS25)、ジョブ情報を凍結ファイ
ル16に退避する(ステップS26)。次にプロセスの
凍結処理(プロセスの実行状態の退避)について、説明
する。
【0025】各プロセスは、OS6によりサブルーチン
として提供されるシステムコール11を呼び出しながら
処理を行なう。本実施形態においては、図7に示す如
く、システムコール本来の処理が終了した後に、チェッ
クポイント処理を行なう。なお、図7に示したフロー
は、ファイルの入出力を伴わないシステムコールにおけ
る処理であって、ファイルへのアクセスを伴うシステム
コールに関する処理については、後で説明する。
【0026】図9にチェックポイント処理のフローを示
す。まず凍結指示情報テーブルを参照して、プロセスが
属するジョブが凍結の対象であるか否かを判定し、対象
でなければ直ちに処理を終了する(ステップS50)。
次に、プロセス情報のユーザ識別子、CPU使用時間と
CPU使用時間退避領域に退避されている値との差分
値、I/O量とI/O量退避領域に退避されている値と
の差分値とからなる課金レコードを課金ファイル19に
出力し(ステップS51)、CPU使用時間をCPU使
用時間退避領域に退避し、I/O量をI/O量退避領域
に退避し(ステップS52)、プロセスの凍結処理を行
ない、完了の通知と使用中のファイルをOS6に通知す
る(ステップS53)。
【0027】プロセスの凍結処理が完了すると、ジョブ
の凍結を指示したユーザのユーザ識別子、CPU使用時
間とCPU使用時間退避領域に退避されている値との差
分値、I/O量とI/O量退避領域に退避されている値
との差分値とからなる課金レコードを課金ファイル19
に出力し(ステップS54)、CPU使用時間をCPU
使用時間退避領域に退避し、I/O量をI/O量退避領
域に退避し(ステップS55)、チェックポイント処理
を終了する。
【0028】図8を用いてファイルアクセス用システム
コールの処理について説明する。まずファイルへのアク
セスを行なうプロセスが属するジョブに関して凍結処理
が行なわれているか否かをジョブ情報内の凍結処理済フ
ラグに基づいて判定する。判定の結果、凍結処理が行な
われていない場合は、ステップS47に進む(ステップ
S41)。
【0029】凍結処理が行なわれている場合、アクセス
対象のファイルが退避済みであるか否かをジョブ情報内
の退避済ファイル名を参照して判定する。アクセス対象
のファイルが退避済みであれば、ステップS47に進む
(ステップS42)。次に課金情報を課金ファイルに出
力する(ステップS43)。ここでの処理は、図9のス
テップS51及びステップS52の処理と同様である。
即ち、プロセス情報のユーザ識別子、CPU使用時間と
CPU使用時間退避領域に退避されている値との差分
値、I/O量とI/O量退避領域に退避されている値と
の差分値とからなる課金レコードを課金ファイル19に
出力し、CPU使用時間をCPU使用時間退避領域に退
避し、I/O量をI/O量退避領域に退避する。
【0030】次に、アクセス対象のファイルを退避し
(ステップS44)、メモリ上のジョブ情報にアクセス
対象のファイルのファイル名を退避済ファイル名に登録
するとともに、このジョブ情報をもとに凍結ファイル1
6に退避されているジョブ情報を更新する(ステップS
45)。ファイルの退避及び、ジョブ情報の更新が完了
すると、課金情報の出力を行なう(ステップS46)。
ここでの処理は、図9のステップS54及びステップS
55の処理と同様である。即ち、ジョブの凍結を指示し
たユーザのユーザ識別子、CPU使用時間とCPU使用
時間退避領域に退避されている値との差分値、I/O量
とI/O量退避領域に退避されている値との差分値とか
らなる課金レコードを課金ファイル19に出力し、CP
U使用時間をCPU使用時間退避領域に退避し、I/O
量をI/O量退避領域に退避する。
【0031】図10を用いて、解凍処理手段9によって
実行されるリスタート処理について説明する。リスター
ト処理とは、チェックポイント処理により外部記憶装置
に凍結ファイルとして退避されたジョブの実行状態をメ
モリ上に展開する解凍処理と同じである。ジョブのリス
タートが指示されると、まず凍結ファイル16からジョ
ブ情報を取り出しメモリ上に配置する(ステップS6
1)。
【0032】次にメモリ上に配置したジョブ情報の内容
に基づいて退避されているファイル(ジョブ凍結の際に
使用中であったファイル)を復元し(ステップS6
2)、続いてジョブを構成する一つまたは複数のプロセ
スを復元する(ステップS63)。これらの復元が完了
すると課金情報の出力を行なう(ステップS64)。こ
こでの課金情報の出力は、基本的には図9に示したステ
ップS54及びステップS55の処理と同様である。即
ち、ジョブのリスタートを指示したユーザのユーザ識別
子、CPU使用時間とCPU使用時間退避領域に退避さ
れている値との差分値、I/O量とI/O量退避領域に
退避されている値との差分値とからなる課金レコードを
課金ファイル19に出力し、CPU使用時間をCPU使
用時間退避領域に退避し、I/O量をI/O量退避領域
に退避する。
【0033】以上により、従来技術の抱えていた問題を
解決することができる。また、別の実施形態として、図
11に示す如く、プロセス管理情報に対してCPU使用
時間第二退避領域、及びI/O量第二退避領域を更に備
え、これらをもちいて処理を行なうことも可能である。
即ち、通常処理開始時点(凍結処理の終了時点)での課
金情報を第二の課金情報退避領域(CPU使用時間第二
退避領域およびI/O量第二退避領域)に格納してお
き、通常処理終了時点(凍結処理開始時点)での課金情
報を第一の課金情報退避領域(CPU使用時間第二退避
領域およびI/O量第二退避領域)に格納しておき、凍
結処理が終了した時点で第一の課金情報退避領域の値と
第二の課金情報退避領域の値との差分をプログラム(ジ
ョブ、プロセス)を実行しているユーザに対して課金す
るような課金レコードを課金ファイル19に出力すると
ともに、現在の課金情報と第一の課金情報退避手段に格
納されている値との差分をジョブの凍結を指示したユー
ザに対して課金するような課金レコードを出力する。
【0034】このような構成でも、従来技術の抱えてい
た問題を解決することが可能である。以上述べた実施形
態では、チェックポイント処理後のファイルのアクセス
を例に説明したが、本発明は必ずしもファイルのみを対
象にしたものではなく、ファイル以外のコンピュータ資
源に対しても同様のことが行なえる。
【0035】また、実施形態の中では、ジョブ情報はジ
ョブに付随し、プロセス情報はプロセスに付随するよう
に説明したが、必ずしもこのようにする必要はなく、O
Sの管理するメモリ上または外部記憶装置上に格納する
よう構成してもよい。
【0036】
【効果】以上述べたとおり、本発明により、運用中の計
算機システムがシステムダウンを起こした場合でも、ユ
ーザプログラムの実行実績に応じた課金処理が可能とな
る。また、チェックポイント/リスタート処理を指示し
たユーザに対してチェックポイント処理/リスタート処
理に対する課金を行なうことができ、課金がより正確に
なる。
【0037】さらに、チェックポイント処理後にアクセ
スしたファイル(または、その他の計算機資源)も自動
的に退避されるので、ジョブの再実行時の実行環境を正
確に再現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】計算機システムの構成を示す図
【図2】ジョブ情報の構成を示す図
【図3】プロセス管理情報の構成を示す図
【図4】課金ファイルのレコードフォーマットを示す図
【図5】凍結指示情報テーブルのレコードフォーマット
を示す図
【図6】チェックポイント処理のフローを示す図
【図7】システムコールのフローを示す図
【図8】ファイルアクセス用システムコールのフローを
示す図
【図9】チェックポイント処理のフローを示す図
【図10】リスタート処理のフローを示す図
【図11】プロセス管理情報の第2の構造を示す図
【符合の説明】
1:計算機 2:外部記憶装置 3:端末装置 4:CPU 5:メモリ 6:オペレーティングシステム(OS) 7−n:ジョブ 8:凍結処理手段 9:解凍処理手段 10:課金処理手段 11:システムコール 12:凍結指示情報テーブル 13−n:ジョブ情報 14−n:プロセス 15:OS 16:凍結ファイル 17:プログラム 18:データファイル 19:課金ファイル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 課金機能をそなえた計算機システムにに
    おいて、 ユーザプログラムの実行途中でユーザプログラムに対す
    る課金情報を課金ファイルにファイルに出力する計算機
    システム。
  2. 【請求項2】 課金機能と、チェックポイント/リスタ
    ート機能とをそなえた計算機システムににおいて、 ユーザプログラムのチェックポイント完了時点でユーザ
    プログラムに対する課金情報を課金ファイルにファイル
    に出力する計算機システム。
  3. 【請求項3】 課金機能と、チェックポイント/リスタ
    ート機能とをそなえた計算機システムにおいて、 ユーザプログラム走行に対する課金先とチェックポイン
    ト/リスタート処理に対する課金先とを区別して課金フ
    ァイルに出力する計算機システム。
  4. 【請求項4】 課金機能と、チェックポイント/リスタ
    ート機能とをそなえた計算機システムにおいて、 チェックポイント/リスタート処理を指示したユーザに
    対してチェックポイント/リスタート処理に対する課金
    を行なうような課金レコードを課金ファイルに出力する
    計算機システム。
  5. 【請求項5】 資源アクセス機能とチェックポイント/
    リスタート機能を備えた計算機システムにおいて、 使用中の資源の内容を退避する手段と、 資源アクセス時に、資源をアクセスする実行単位がチェ
    ックポイント採取済みのものである場合、アクセス対象
    の資源が退避済みであるか否かを判定し、未退避の場合
    はその資源をチェックポイントに対して追加退避する資
    源アクセス機能を備えた計算機システム。
  6. 【請求項6】 ファイルアクセス機能とチェックポイン
    ト/リスタート機能を備えた計算機システムにおいて、 使用中のファイルの内容を退避する手段と、 ファイルアクセス時に、ファイルをアクセスする実行単
    位がチェックポイント採取済みのものである場合、アク
    セス対象のファイルが退避済みであるか否かを判定し、
    未退避の場合はそのファイルをチェックポイントに対し
    て追加退避するファイルアクセス機能を備えた計算機シ
    ステム。
JP33589096A 1996-12-16 1996-12-16 計算機システム Expired - Fee Related JP3648892B2 (ja)

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GB9714788A GB2320343B (en) 1996-12-16 1997-07-14 Computer system with checkpoint facility
US08/892,671 US6009414A (en) 1996-12-16 1997-07-14 Computer system with checkpoint facility and accounting facility indicating charges payable for processes
GB0120034A GB2362246B (en) 1996-12-16 1997-07-14 Computer system with checkpoint facility
DE19734182A DE19734182C2 (de) 1996-12-16 1997-08-07 Computersystem zur Ermittlung der Berechnungsinformation zur Gebührenanzeige von Programmen
DE19758588A DE19758588B4 (de) 1996-12-16 1997-08-07 Computersystem mit Prüfpunkteinrichtung
CN97117327A CN1092358C (zh) 1996-12-16 1997-08-08 带有检测点功能的计算机系统

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