JPH10177391A - 三次元空間能動騒音制御装置 - Google Patents

三次元空間能動騒音制御装置

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JPH10177391A
JPH10177391A JP8336455A JP33645596A JPH10177391A JP H10177391 A JPH10177391 A JP H10177391A JP 8336455 A JP8336455 A JP 8336455A JP 33645596 A JP33645596 A JP 33645596A JP H10177391 A JPH10177391 A JP H10177391A
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JP
Japan
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sound
active noise
noise control
control device
dimensional
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Application number
JP8336455A
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English (en)
Inventor
Tadashi Ohashi
正 大橋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井面のみが開放された三次元空間に適用さ
れる能動騒音制御装置の構成を簡略化し、小型化、低コ
スト化を達成することである。 【解決手段】 パーティション11は天井面のみが開放
されている。パーティション11の内部の騒音源14に
指向して、少なくとも一つのセンサマイク17と複数の
消去スピーカ16が設けられている。消去スピーカ16
を指向して、エラーマイク17が対応して設けられてい
る。一次元能動騒音制御手段18は、センサマイク17
により検出された信号に対して同振幅で逆位相の信号
を、重み係数に応じて変調して、消去スピーカ16に送
るとともに、各エラーマイク17による誤差音信号を加
算器19により加算した信号に応じて該重み係数を変更
制御する。一の面のみが開放された三次元空間において
も、密閉された三次元空間とほぼ同一の共鳴モードが立
つという実験的な発見に基づいて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、騒音源が発生する
騒音に対して消去音(打消音)を発生することにより能
動的に騒音を低減する三次元空間能動騒音制御装置に関
する。
【0002】各種のOA機器が設置されたオフィス等に
おいては、パーティションを設置することにより、オフ
ィス空間全体から個々のプライベート空間を画成するこ
とが多く行われている。そして、コストや各人の協調等
の観点から、パーティションはオフィスの天井までは至
らず、着席した状態であるいは起立した状態で、自己が
他者の視野から隔離される程度の高さに設定されている
のが一般的である。
【0003】このように天井面(上面)のみが開放され
た三次元空間において、パーティションの内部に設置さ
れたOA機器の冷却ファン等が発生する騒音を低減し、
あるいはパーティションの外側からの騒音を低減し、オ
フィス環境の快適性を向上する必要がある。
【0004】
【従来の技術】三次元空間能動騒音制御装置は、音波面
が水平又は垂直に限定されない騒音を対象とした消音装
置であり、OA機器の冷却ファン等の騒音源が発生する
騒音を、これと同振幅で逆位相の消去音を発生すること
により低減する装置である。
【0005】従来の三次元空間能動騒音制御装置は、天
井が開放されたパーティションの開放部側のエッジ部
に、消去スピーカとエラーマイクを、消去すべき音波の
上限周波数の波長をλとして、λ/2の間隔で多数配列
するとともに、マルチプレクス・アルゴリズムを採用し
て構成されている。
【0006】マルチプレクス・アルゴリズムを採用した
三次元空間能動騒音制御装置を、最も簡単な構成とし
て、消去スピーカ及びこれに対応するエラーマイクが二
組の場合を例にして、図6を参照して説明する。なお、
通常は消去スピーカ及びエラーマイクの数は、もっと多
数である。
【0007】図6おいて、騒音源31の近傍には第1セ
ンサマイク(SM0)32a及び第2センサマイク(S
M1)32bが設けられている。騒音源31に対向する
ように、消去音を発生する第1スピーカ(SP0)33
a及び第2スピーカ(SP1)33bが設けられてい
る。第1スピーカ33aの発音側には第1エラーマイク
(EM0)34aが設けられており、第2スピーカ33
bの発音側には第2エラーマイク(EM1)34bが設
けられている。
【0008】騒音源31が発生した騒音は、第1センサ
マイク32aにより検出・電気信号に変換され、第1適
応フィルタ(ADF00)35a、第2適応フィルタ
(ADF01)35b、第1Cフィルタ(C00)36
a及び第2Cフィルタ(C01)36bに分配・入力さ
れる。
【0009】また、騒音源31が発生した騒音は、第2
センサマイク32bにより検出・電気信号に変換され、
第3適応フィルタ(ADF10)35c、第4適応フィ
ルタ(ADF11)35d、第3Cフィルタ(C10)
36c及び第4Cフィルタ(C11)36dに分配・入
力される。
【0010】第1乃至第4適応フィルタ35a、35
b、35c、35dは、入力された信号に対して同振幅
で逆位相の信号を生成し、これを重み係数に応じて変調
して出力する。第1乃至第4適応フィルタ35a、35
b、35c、35dの重み係数は、対応する第1乃至第
4重み制御器(LMS00)37a、(LMS01)3
7b、(LMS10)37c、(LMS11)37dに
より変更制御される。
【0011】第1Cフィルタ36aは第1スピーカ33
aから第1エラーマイク34aまでの音響的空間(音響
結合系C00)を模擬し、第2Cフィルタ36bは第1
スピーカ33aから第2エラーマイク34bまでの音響
的空間(音響結合系C01)を模擬し、第3Cフィルタ
36cは第2スピーカ33bから第1エラーマイク34
aまでの音響的空間(音響結合系C10)を模擬し、第
4Cフィルタ36dは第2スピーカ33bから第2エラ
ーマイク34bまでの音響的空間(音響結合系C11)
を模擬する。第1乃至第4Cフィルタ36a、36b、
36c、36dの出力信号は、対応する第1乃至第4重
み制御器37a、37b、37c、37dにそれぞれ入
力される。
【0012】第1エラーマイク34aは検出した音(残
留誤差音)を電気信号に変換し、この信号は第1重み制
御器37a及び第3重み制御器37cに分配入力され、
第2エラーマイク34bは検出した音(残留誤差音)を
電気信号に変換し、この信号は第2重み制御器37b及
び第4重み制御器37dに分配入力される。
【0013】第1重み制御器37aは入力された電気信
号に基づき、、第1適応フィルタ35aの重み係数を変
更制御し、第2重み制御器37bは入力された電気信号
に基づき、第2適応フィルタ35bの重み係数を変更制
御する。第3重み制御器37cは入力された電気信号に
基づき、第3適応フィルタ35cの重み係数を変更制御
し、第4重み制御器37dは入力された電気信号に基づ
き、第4適応フィルタ35dの重み係数を変更制御す
る。
【0014】第1適応フィルタ35a及び第2適応フィ
ルタ35bの出力信号は、第1加算器38aにより加算
されて第1スピーカ33aに送られ、第1スピーカ33
aにより消去音が発生される。第3適応フィルタ35c
及び第4適応フィルタ35dの出力信号は、第2加算器
38bにより加算されて第2スピーカ33bに送られ、
第2スピーカ33bにより消去音が発生される。
【0015】騒音源31が発生した騒音に対して同振幅
で逆位相の消去音をスピーカ33a、33bにより発生
することにより、騒音を低減するようにしており、該消
去音により消去されずに残留した残留誤差音が最小とな
るように、適応フィルタ35a、35b、35c、35
dの重み係数を重み制御器37a、37b、37c、3
7dにより変更制御することにより、騒音の低減効率を
高めている。
【0016】上記は簡単のため、消去スピーカ及びエラ
ーマイクが二組の場合、即ち二つの系統をマルチに組み
合わせたマルチプレクス・アルゴリズムを採用した場合
の構成について説明しているが、通常はさらに多数の系
統をマルチに組み合わせたマルチプレクス・アルゴリズ
ムを採用するから、その組合せはたいへん膨大なものと
なる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術によ
ると、消去スピーカ及びエラーマイクをλ/2の間隔で
配置しているから、非常に多くの数を設置する必要があ
り、コストが非常に高いという問題があった。
【0018】また、マルチプレクス・アルゴリズムは複
雑であり、特に消去スピーカ及びエラーマイクの増加に
伴い級数的に複雑化するため、ハードウエアやファーム
ウエアの規模が膨大になり、消去音発生回路の構成が極
めて複雑になるという問題があった。
【0019】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、一の面のみが開放
された三次元空間に適用される能動騒音制御装置の構成
を簡略化し、小型化、低コスト化を達成することであ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0021】本発明の三次元空間能動騒音制御装置は、
一の面のみが開放された三次元空間を画成する壁手段
と、複数個の発音手段と、該発音手段にそれぞれ対応し
て該発音手段の音波発生側に設けられた複数個の誤差音
検出手段と、該誤差音検出手段により検出された誤差音
を加算した信号を出力する加算手段と、騒音源の近傍に
設けられた少なくとも一つの騒音検出手段と、該騒音検
出手段により検出された信号に対して同振幅で逆位相の
信号を、重み係数に応じて変調して前記発音手段に送る
とともに、前記加算手段からの出力信号に応じて該重み
係数を変更制御する一次元能動騒音制御手段と、から構
成される。
【0022】前記発音手段は、騒音源が該壁手段の内側
に存在するか外側に存在するかを考慮して、前記壁手段
の内側に配置し、該壁手段の開放側のエッジ部に音波発
生側を該開放側に向けて取り付け、又は該壁手段に通口
を形成して、該通口を外側から閉塞するように音波発生
側を該壁手段の内部に向けて取り付けることができる。
【0023】また、前記壁手段は、制振ゴム、鉄板及び
吸音材をこの順に積層して構成され、該制振ゴムを外側
に向けて設置され、なるべく透過損失は1に近くなるよ
うに設定されるのが望ましい。
【0024】本願発明者は一の面のみが開放された三次
元空間においても、例えば図7に示すように、密閉され
た三次元空間とほぼ同一の共鳴モードが立つ(定存波が
あらわれる)ことを実験的に発見した。これは従来のよ
うな複雑なマルチプレクス・アルゴリズムを用いなくて
も、騒音を消去できることを意味している。
【0025】本発明はかかる発見に基づき構成されたも
のであり、マルチプレクス・アルゴリズムを使用せず
に、複数の誤差音検出手段により検出された誤差音を加
算手段で単に加算して、この出力により一次元能動騒音
制御手段の重み係数を制御するようにしている。
【0026】従って、従来技術では、発音手段(消去ス
ピーカ)及び誤差音検出手段(エラーマイク)を騒音の
上限波長の1/2の間隔で配置する必要があるから、適
用する三次元空間の大きさにもよるが、発音手段及び誤
差音検出手段を非常に多く設置する必要があったが、本
発明ではかかる制約はなく、数個(例えば、8個)の発
音手段及び誤差音検出手段で足りる。また、マルチプレ
クス・アルゴリズムを使用せず、単一の一次元能動騒音
制御手段を用いているので、消去音発生回路のハードウ
エア的、ソフトウエア的な構成を簡略にすることがで
き、小型化、低コスト化を図れる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態
に係る三次元空間能動騒音制御装置の全体構成を示す図
である。
【0028】この三次元空間能動騒音制御装置は、音波
面が水平又は垂直に限定されない騒音を対象とした消音
装置であり、OA機器の冷却ファン等の騒音源が発生す
る騒音を、これと同振幅で逆位相の消去音を発生するこ
とにより低減する装置である。
【0029】図1において、11は天井面のみが開放さ
れた三次元空間を床面とともに構成するパーティション
(壁手段)である。パーティション11は人間の出入用
のドア12を有している。
【0030】この実施の形態におけるパーティション1
1は、図2に示されているように、振動を抑制するため
の制振ゴム11a、透過損失を低減させるための鉄板1
1b及び音波の反射を防止する吸音材11cを、この順
に積層して構成されている。このような構成の採用によ
り、パーティション11の透過損失をなるべく1に近づ
くようにし、共鳴モードが立つように設定している。
【0031】パーティション11は制振ゴム11a側が
外側に、吸音材11c側が内側となるように設置されて
いる。パーティション11は、オフィス空間全体から一
部をよりプライベートな空間として使用するために、オ
フィスの床面13上に設置され、パーティション11及
び床面13により、天井面のみが開放された三次元空間
が画成される。
【0032】パーティション11の高さは、通常は、オ
フィスの天井までは至らず、着席した状態であるいは起
立した状態で、自己が他者の視野から隔離される程度の
高さに設定されている。
【0033】騒音源14の近傍には、少なくとも一つの
センサマイク(騒音検出手段)15、複数の消去スピー
カ(発音手段)16及び消去スピーカ16にそれぞれ1
対1に対応して複数のエラーマイク(誤差音検出手段)
17が設けられている。
【0034】センサマイク15は騒音源14に指向され
ており、消去スピーカ16の音波(消去音)発生側は騒
音源14に指向されており、エラーマイク17は消去ス
ピーカ16の音波発生側に指向されている。
【0035】騒音源14が発生した騒音は、センサマイ
ク15により検出されて電気信号に変換され、単一の一
次元ANCS(Active Noise Contr
olSystem)18に入力される。また、エラーマ
イク17により検出された誤差音は加算器19により加
算されて一次元ANCS18に入力される。一次元AN
CS18の出力は分配器20により分配されて消去スピ
ーカ16に送られる。
【0036】図3は一次元ANCS18の構成を含む要
部構成を示す図である。一次元ANCS18は、同図に
示されているように、適応フィルタ(ADF)21、C
フィルタ22及び重み制御器(LMS)23を備えて構
成されている。センサマイク15により検出された騒音
は電気信号に変換されて、センサマイク15が複数ある
場合には加算器24により加算された後に、分配器25
により二つに分配されて、それぞれ適応フィルタ21及
びCフィルタ22に入力される。
【0037】適応フィルタ21は、入力された信号に対
して同振幅で逆位相の信号を生成し、これを重み係数に
応じて変調して出力する。適応フィルタ21の重み係数
は、重み制御器23により変更制御される。Cフィルタ
22は消去スピーカ16から対応するエラーマイク17
までの音響的空間(音響結合系)を模擬する。Cフィル
タ22の出力信号は、重み制御器23に入力される。
【0038】エラーマイク17は検出した音(残留誤差
音)を電気信号に変換し、この信号は加算器19により
加算されて、加算された信号は重み制御器23に入力さ
れる。重み制御器23は入力された電気信号に基づき、
適応フィルタ21の重み係数を変更制御する。
【0039】適応フィルタ21からの出力信号は、分配
器20により消去スピーカ16の数に応じて分配され、
それぞれ消去スピーカ16に送られ、消去スピーカ16
により消去音が発生される。
【0040】騒音源14が発生した騒音に対して同振幅
で逆位相の消去音を消去スピーカ16により発生するこ
とにより、騒音を低減するようにしており、該消去音に
より消去されずに残留した残留誤差音が最小となるよう
に、適応フィルタ21の重み係数を重み制御器23によ
り変更制御することにより、騒音の低減効率を高めてい
る。
【0041】消去スピーカ16及びエラーマイク17の
数は、パーティション11により画成される三次元空間
の大きさにもよるが、例えば8組に設定することができ
る。消去スピーカ16の位置は、騒音源の直近に設置す
る必要は必ずしもないが、騒音源14が図1に示されて
いるようにパーティション11の内部にある場合には、
音波発生側を騒音源に指向させることが望ましい。この
場合に、消去スピーカ16の存在が業務上の障害となら
ないように、例えば、図4に示されているように、パー
ティション11に通口11dを形成して、この通口11
dを外側から閉塞するように音波発生側がパーティショ
ン11の内部を指向した状態で、消去スピーカ16をパ
ーティション11に取り付ける構成を採用することがで
きる。
【0042】また、騒音源14がパーティションの外部
(あるいは内部)にある場合には、図5に示されている
ように、消去スピーカ16及びエラーマイク17を、パ
ーティション11の開放部側(天井面側)のエッジ部
(又はその近傍)11eに取り付けることにより設置す
る構成を採用することができる。
【0043】図4又は図5に示したような構成を採用す
ることにより、消去スピーカ及びエラーマイクがパーテ
ィションの内部で業務を行う人の物理的な障害になるこ
とを少なくすることができる。
【0044】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したの
で、発音手段及び誤差音検出手段の数を少なくすること
ができる。また、消去音の発生回路の構成を簡略化する
ことができる。従って、小型化、低コスト化を達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の全体構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態のパーティションの詳細
を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態の要部構成を示す図であ
る。
【図4】本発明の他の実施の形態の要部を示す断面図で
ある。
【図5】本発明のさらに他の実施の形態の要部を示す断
面図である。
【図6】従来技術の構成を示す図である。
【図7】一の面のみが開放された三次元空間における共
鳴モードの発生を示す図である。
【符号の説明】
11 パーティション(壁手段) 14 騒音源 15 センサマイク(騒音検出手段) 16 消去スピーカ(発音手段) 17 エラーマイク(誤差音検出手段) 18 一次元ANCS(一次元能動騒音制御手段) 19 加算器(加算手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の面のみが開放された三次元空間を画
    成する壁手段と、 複数個の発音手段と、 該発音手段にそれぞれ対応して該発音手段の音波発生側
    に設けられた複数個の誤差音検出手段と、 該誤差音検出手段により検出された誤差音を加算した信
    号を出力する加算手段と、 騒音源の近傍に設けられた少なくとも一つの騒音検出手
    段と、 該騒音検出手段により検出された信号に対して同振幅で
    逆位相の信号を、重み係数に応じて変調して前記発音手
    段に送るとともに、前記加算手段からの出力信号に応じ
    て該重み係数を変更制御する一次元能動騒音制御手段
    と、から構成されることを特徴とする三次元空間能動騒
    音制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の三次元空間能動騒音制
    御装置において、 前記発音手段は前記壁手段の内側に設けられていること
    を特徴とする三次元空間能動騒音制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の三次元空間能動騒音制
    御装置において、 前記発音手段は前記壁手段の開放側のエッジ部に音波発
    生側を該開放側に向けて取り付けられていることを特徴
    とする三次元空間能動騒音制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の三次元空間能動騒音制
    御装置において、 前記発音手段は前記壁手段に通口を形成して、該通口を
    外側から閉塞するように音波発生側を該壁手段の内部に
    向けて取り付けられていることを特徴とする三次元空間
    能動騒音制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の三次元空間能動騒音制
    御装置において、 前記壁手段は、制振ゴム、鉄板及び吸音材をこの順に積
    層して構成され、該制振ゴムを外側に位置させて設置さ
    れていることを特徴とする三次元空間能動騒音制御装
    置。
JP8336455A 1996-12-17 1996-12-17 三次元空間能動騒音制御装置 Pending JPH10177391A (ja)

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