JPH10175839A - 界面活性のモノ−又はオリゴグリセリル化合物、水溶性のuvフイルター物質及び、望ましい場合は、無機の微細顔料を含有する日光防御調製物 - Google Patents

界面活性のモノ−又はオリゴグリセリル化合物、水溶性のuvフイルター物質及び、望ましい場合は、無機の微細顔料を含有する日光防御調製物

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JPH10175839A
JPH10175839A JP9356340A JP35634097A JPH10175839A JP H10175839 A JPH10175839 A JP H10175839A JP 9356340 A JP9356340 A JP 9356340A JP 35634097 A JP35634097 A JP 35634097A JP H10175839 A JPH10175839 A JP H10175839A
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JP9356340A
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Heinrich Dr Gers-Barlag
ハインリヒ・ゲルス−バルラーク
Anja Mueller
アンヤ・ミユラー
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Beiersdorf AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐水性の化粧品又は皮膚科学的組成物。 【解決手段】 (a) 分子の骨格上に、1種類以上の
スルホン酸基又はスルホナート基を担持する、1種類以
上UVフィルター物質及び、(b) モノ−又はオリゴ
グリセリルエステルの群から選ばれた、1種類以上の界
面活性物質、を含んでなる、日光防御活性成分組み合わ
せ物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品及び皮膚科
学的日光防御調製物、特に化粧品及び皮膚科学的日光防
御用の皮膚の手入れ用調製物に関する。
【0002】特に好ましい態様においては、本発明は水
抵抗性の日光防御調製物に関する。
【0003】
【従来の技術】皮膚に対する、太陽光線の紫外線部分の
損傷的効果は一般に知られている。290nm未満(い
わゆるUVC域)の波長をもつ光線は、地球の大気中の
オゾン層により吸収されるが、290nmと320nm
の間の領域、いわゆるUVB域の光線は、紅斑、軽い日
焼け又は種々の重症度の熱傷すら引き起こす。
【0004】308nm周辺のより狭い領域は、太陽光
線の紅斑活性最大域と称されている。
【0005】多数の化合物がUVB光線に対する防御作
用をもたらす物質として知られており、その化合物は通
常、3−ベンジリデンカンファー、4−アミノ安息香
酸、ケイ皮酸、サリチル酸、ベンゾフェノン及び更に2
−フェニルベンズイミダゾールの誘導体である。
【0006】約320nmと約400nmの間の領域の
光線もまた損傷を引き起こす可能性があるため、それら
の間の領域、いわゆるUVA域に対してフィルター物質
をもつこともまた重要である。例えば、UVA光線は、
皮膚の早期老化を惹起させる、結合組織の弾性及びコラ
ーゲン繊維に損傷をもたらすこと、並びにそのことが、
多数の光線毒性反応及び光線アレルギー反応の一因とみ
なすことができること、が見いだされた。UVB光線の
損傷的作用はUVA光線により増強される可能性があ
る。
【0007】しかし、UVA光線はまた光化学反応に導
く可能性があり、その際その光化学反応生成物が皮膚代
謝に介入する。
【0008】このような光化学反応生成物は主としてフ
リーラジカル化合物、例えばヒドロキシルラジカルであ
る。皮膚自体の中で生成される、未確定のフリーラジカ
ルの光化学生成物もまた、それらの高い反応性により、
制御されないそれに続く反応を示す可能性がある。しか
し、非ラジカルの、励起状態の酸素分子である、一重項
酸素もまた、寿命の短いエポキシド及び多数のその他の
物質のように、UV被曝下で存在することができる。例
えば一重項酸素は、その増強された反応性によって、通
常の三重項酸素(ラジカルの基底状態)と異なる。しか
し、励起した、反応性の(ラジカルの)三重項状態の酸
素分子もまた存在する。
【0009】更に、UV光線はイオン化光線の一種であ
る。従って、UV曝露がイオン化物質をも生成する危険
性があり、次いでそれらが順次、生化学過程において酸
化的に介入することができる。
【0010】例えば Merck AG から Eusolex(R) 232 の
商品名で入手でき、下記の構造式:
【0011】
【化7】
【0012】を有する、2−フェニルベンズイミダゾー
ル−5−スルホン酸及びその塩、特にナトリウム、カリ
ウム及びTEA塩は、それ自体好都合な水溶性のUVフ
ィルター物質である。
【0013】UV吸収剤又はUV反射剤は大部分、UV
光線から皮膚を防御するための化粧品中に既知の方法で
使用されている、無機顔料である。前記無機顔料は、チ
タン、亜鉛、鉄、ジルコニウム、ケイ素、マンガン、ア
ルミニウム及びセリウムの酸化物並びにそれらの混合
物、並びに誘導体である。
【0014】無機顔料はそれら自体、それらの良好な光
線防御効果に対して注目に値する。しかしそれらは、そ
のような調製物中へ満足に取り込むことが困難であると
いう欠点を有する。最終調製物中の粒子が非常に小さい
時のみ、それらは、皮膚への使用後にめんどうな「白色
化(whitening)」(皮膚上への白色の点の形成)を生
成することが認められない。このような顔料の粉末度は
通常100nm未満の領域にある。通常のエマルション中
では、粒子は多かれ少なかれ、弱い顕微鏡下ですらみる
ことができる凝集物を形成する傾向がある。更にこのよ
うな凝集は具体的な調製物の製造工程とともに終結せず
貯蔵期間中に継続する。従ってこの「白色化」は更に長
期間にわたり増加する可能性がある。中期又は長期間
の、この種類の凝集はまた油の喪失又はエマルション分
解すらを惹起する可能性がある。
【0015】化粧品調製物中への無機顔料の使用のその
他の欠点は、このような顔料が大部分の場合において皮
膚の重篤な乾燥をもたらすことである。
【0016】しかし、従来の当該技術分野の欠点は、通
常、比較的低い日光防御因子のみが達成され得るか、又
は日光防御フィルターが不十分なUV安定性又は不適切
な生理学的相容性あるいは、化粧品又は皮膚科学的調製
物中への、不十分な高さの溶解度又は分散度を有するか
あるいは、化粧品又は皮膚科学的調製物とのその他の非
相容性を示すかあるいは、同時に数種の欠点を有するこ
とであった。
【0017】化粧品又は皮膚科学的調製物はしばしば、
その中に1種類以上の脂肪もしくは油性相が、1種類以
上の水性相と共存する微細分散複相系の形態にある。こ
れらの系のうちで、現在のエマルションが最終的に最も
広範なものである。
【0018】単純なエマルションにおいては、第1相は
乳化剤の殻(W/Oエマルションの水滴又はO/Wエマ
ルションの脂質小胞)に囲まれた第2相の微細分散小滴
を含有する。通常のエマルションの小滴の直径は約1μ
mから約50μmの範囲内にある。その小滴の直径が約1
-1μmから約1μmの範囲内にあるより微細な「マクロ
エマルション」は、ここでも着色添加剤なしで青白色で
不透明である。
【0019】一方、透明又は半透明なミクロエマルショ
ンの小滴直径は約10-2μmから約10-1μmの範囲内に
ある。このようなミクロエマルションは通常低い粘度を
有する。O/W型の多数のミクロエマルションの粘度は
水のものに匹敵する。
【0020】従来の当該技術分野の多数のO/Wエマル
ションの欠点は、小さい液滴のサイズが、原則的に、乳
化剤により安定化されねばならないような、相間の大き
い界面をもたらすために、高い含量の1種類以上の乳化
剤を常に使用しなければならない点である。
【0021】水溶性UVフィルター物質は特にO/Wエ
マルションを不安定化させる電解質である。この不安定
化を抑制するために、ポリエトキシル化乳化剤を使用す
る。しかし、通常の化粧品乳化剤の使用は許容できる
が、しかしあらゆる化学物質のような、乳化剤はアレル
ギー反応又は、個々の症例における使用者の過敏性に基
づいた反応、をもたらす可能性があるので、これらはし
ばしば皮膚科学的欠点を有する。
【0022】例えば、ある種の光線皮膚病はある種の乳
化剤により、しかしまた種々の脂肪、及び日光への同時
の暴露により引金をひかれることが知られている。この
ような光線皮膚病はまた「マロルカアクネ」と呼ばれ
る。従って本発明の目的は日光防御製品を開発すること
であった。
【0023】皮膚をUV光線の効果の有害な結果から防
御するための完全に好都合な化粧品又は皮膚科学的調製
物は存在するが、しばしば認められる欠点は、該調製物
が仮に水抵抗性をもつとしても、水抵抗性が不適切であ
る点である。
【0024】日光防御調製物は特に頻繁に、海浜及び屋
外の水泳プールで必要とされ、使用される。その際、日
光防御調製物は著しく水抵抗性である、すなわちそれが
皮膚からごく僅かに洗い落とされるだけか又は全く洗い
落とされないことが所望される。
【0025】より高い日光防御因子、すなわち、例えば
SPF15を越える因子は概して、大量のUVフィルタ
ー物質によってのみ達成することができる。日光防御製
品が水浴後でもまだ高い日光防御因子をもつことができ
る場合は、特にUVフィルター物質が皮膚上に保留され
ていなければならない。
【0026】日光防御製品を水浴後に再度使用せねばな
らないことは、すでに面倒なことである。水はUVA及
びUVB域の光線の弱い吸収物であるのでその結果、皮
膚の、水に浸った部分に対してすら、明らかなUV防御
を与えないので、水浴自体の間に洗い落とされる可能性
のある日光防御調製物の使用は、ある種の環境において
は無責任でそして皮膚に対して有害ですらあるかも知れ
ない。
【0027】水抵抗性の日光防御調製物に対しては、従
来の当該技術は通常、水に不溶性のUVフィルター物
質、撥水性の原料物質(例えば高濃度のシリコーン油)
及び/又はフィルム形成物質、特に高分子化合物(例え
ばPVP−ヘキサデセン・コポリマー)を使用する。皮
膚上に塗布されたUVフィルター物質と水との間に障壁
が形成される。
【0028】ここでの欠点は、フィルター物質の水中へ
の拡散を遅らせることはできるが、それを完全に抑制す
ることができない点である。従ってこのような製品は、
長時間の水浴中にそれらの防御的な作用を著しく喪失す
る可能性がある。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
はこれらの欠点を全部とは言えないまでも、少なくとも
その幾つかを是正することであった。
【0030】
【課題を解決するための手段】従って、(a) それら
の分子骨格上に1種類以上のスルホン酸基又はスルホナ
ート基を担持する、1種類以上のUVフィルター物質、
及び(b) 一般構造式
【0031】
【化8】
【0032】[式中、 − kは1から8であり、 − R1、R2及びR3は、互いに独立して、 − H、ただしこの場合、R1、R2及びR3の基のうち
少なくとも1個はHであってはならない − 分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和アル
キル基、 − 分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和アシ
ル基からなる群から選ばれ、かつこれらのアシル基が基
礎とする酸は、 − 8から24個の炭素原子をもち、その中の、3個ま
での脂肪族水素原子がヒドロキシル基で置換されること
ができる、分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽
和アルカンカルボン酸、及び/又は − 一般構造式
【0033】
【化9】
【0034】(ここで、R’は1から20個の炭素原子
をもつ、分枝及び非分枝状アルキル基の群から選ばれ、
そしてR”は1から20個の炭素原子をもつ、分枝及び
非分枝状アルキレン基の群から選ばれ、そしてbは0か
ら200である)のポリエステル基、の群から選ばれ
る]の物質の群から選ばれた、1種類以上の界面活性物
質、を含んでなる日光防御活性成分組み合わせ物が、従
来の当該技術分野の欠点を克服することは驚くべきこと
で当業者に予知できなかった。本発明による特に好都合
な日光防御活性成分組み合わせ物は、(a) 分子骨格
上に1種類以上のスルホン酸基又はスルホナート基を担
持する、1種類以上のUVフィルター物質、及び(b)
一般構造式
【0035】
【化10】
【0036】[式中、 − kは1から8であり、 − R1、R2及びR3は、互いに独立して、 − H、ただしこの場合、R1、R2及びR3の基のうち
少なくとも1個はHであってはならない − 分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和アル
キル基、 − 分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和アシ
ル基からなる群から選ばれ、かつこれらのアシル基が基
礎とする酸は − 8から24個の炭素原子をもち、その中の、3個ま
での脂肪族水素原子がヒドロキシル基で置換されること
ができる、分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽
和アルカンカルボン酸、及び/又は − 一般構造式
【0037】
【化11】
【0038】(ここで、R’は1から20個の炭素原子
をもつ,分枝及び非分枝状アルキル基の群から選ばれ、
そしてR”は1から20個の炭素原子をもつ、分枝及び
非分枝状アルキレン基の群から選ばれ、そしてbは0か
ら200である)のポリエステル基、の群から選ばれ
る]の物質の群から選ばれた、1種類以上の界面活性物
質、並びに(c) 好ましくは表面を疎水性化した、化
粧品として又は製薬学的に許容できる、1種類以上の無
機顔料、を含んでなる。
【0039】本発明の更に好都合な態様は、(b) 表
面的に疎水性化された無機顔料がO/Wエマルション又
はW/Oエマルションの油性相中に取り込まれ、そして
(c) 望ましい場合は、親水性無機顔料がO/Wエマ
ルション又はW/Oエマルションの水性相中に取り込ま
れており、そして、(d) それらの分子骨格上に1種
類以上のスルホン酸基又はスルホナート基を担持する、
1種類以上のUVフィルター物質、及び(e) 一般構
造式
【0040】
【化12】
【0041】[式中、 − kは1から8であり、 − R1、R2及びR3は、互いに独立して、 − H、ただしこの場合R1、R2及びR3の基のうち少
なくとも1個はHであってはならない − 分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和アル
キル基、 − 分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和アシ
ル基からなる群から選ばれる、ただし、これらのアシル
基が基礎とする酸は − 8から24個の炭素原子をもち、その中の3個まで
の脂肪族水素原子がヒドロキシル基で置換することがで
きる、分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和ア
ルカンカルボン酸、及び/又は − 一般構造式
【0042】
【化13】
【0043】(ここで、R’は1から20個の炭素原子
をもつ,分枝及び非分枝状アルキル基の群から選ばれ、
そしてR”は1から20個の炭素原子をもつ、分枝及び
非分枝状アルキレン基の群から選ばれ、そしてbは0か
ら200である)のポリエステル基、の群から選ばれ
る]の物質の群から選ばれた、1種類以上の界面活性物
質、を含んでなる、O/Wエマルション又はW/Oエマ
ルションの形態で存在する、化粧品又は皮膚科学的日光
防御調製物の水抵抗性を達成又は増加させるための、
(a) 好ましくは表面を疎水性化した、化粧品として
又は製薬学的に許容できる1種類以上の無機顔料の使用
である。
【0044】本発明のもう一つの好都合な態様は、
(b) それらの分子骨格上に1種類以上のスルホン酸
基又はスルホナート基を担持する、1種類以上のUVフ
ィルター物質を含んでなり、そして場合によっては更に
(c) 表面を疎水性化され、そしてO/Wエマルショ
ン又はW/Oエマルションの油性相中に取り込まれてい
る、化粧品として又は製薬学的に許容できる、1種類以
上の無機顔料を含んでなり、そして(d) 存在するそ
の他の親水性の無機顔料がO/Wエマルション又はW/
Oエマルション中の水性相に取り込まれている、O/W
エマルション又はW/Oエマルションの形態で存在す
る、化粧品又は皮膚科学的日光防御調製物の水抵抗性を
達成又は増加させるための、(a) 一般構造式
【0045】
【化14】
【0046】[式中、 − kは1から8であり、 − R1、R2及びR3は、互いに独立して、 − H、ただしこの場合、R1、R2及びR3の基のうち
少なくとも1個はHであってはならない − 分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和アル
キル基、 − 分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和アシ
ル基からなる群から選ばれ、かつこれらのアシル基が基
礎とする酸は − 8から24個の炭素原子をもち、その中の、3個ま
での脂肪族水素原子がヒドロキシル基で置換することが
できる、分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和
アルカンカルボン酸、及び/又は − 一般構造式
【0047】
【化15】
【0048】(ここで、R’は1から20個の炭素原子
をもつ,分枝及び非分枝状アルキル基の群から選ばれ、
そしてR”は1から20個の炭素原子をもつ、分枝及び
非分枝状アルキレン基の群から選ばれ、そしてbは0か
ら200である)のポリエステル基、の群から選ばれ
る]の物質の群から選ばれた、1種類以上の界面活性物
質、の使用である。
【0049】本発明による調製物及び記載された発明的
使用は、驚くべき様態で従来の当該技術に対して記載さ
れた欠点を克服する。本発明により、従来の当該技術よ
り推定することができたよりも高い日光防御因子を達成
することができる。
【0050】更に、例えば水浴後ですら、高い日光防御
因子を達成することができることを意味する、従来の当
該技術分野の調製物よりも著しく高い水抵抗性を達成す
ることができる水抵抗性調製物が、本発明により得られ
ることは従来の当該技術から予知する事はできなかっ
た。
【0051】一般構造式
【0052】
【化16】
【0053】の物質のおいて、R1、R2及びR3は好都
合には水素原子を表すが、しかしまた好都合には、メチ
ル、エチル プロピル及びイソプロピル、ミリストイ
ル、パルミトイル、ステアロイル及びエイコシルからな
る群から、そして化学構造
【0054】
【化17】
【0055】[ここでnは10から20であり、イソス
テアロイル基が好ましい]、及び
【0056】
【化18】
【0057】[ここでmは9から19である]を特徴と
する群から選ばれる。
【0058】kは好ましくは1〜5、特に好ましくは2
から4である。
【0059】特に好都合であると判明した、本発明によ
る日光防御活性成分組み合わせ物は、モノグリセリルエ
ステル、ジグリセリルエステル、トリグリセリルエステ
ル及びテトラグリセリルエステルであるもの、並びにイ
ソステアリン酸のモノエステルであるものであり、この
場合、CTFA命名法に従うとイソステアリン酸ポリグ
リセリル−4とも称される、モノイソステアリン酸テト
ラグリセリルが特に好ましい。
【0060】この種類のイソステアリン酸エステルは例
えば、Henkel Goldschmidt Chemical Corp.から「Isola
n GI 34」の商品名で入手できる。
【0061】特に好都合であると判明した、本発明によ
るその他の日光防御活性成分組み合わせ物は、モノグリ
セリルエステル、ジグリセリルエステル、トリグリセリ
ルエステル及びテトラグリセリルエステルであるもの、
並びに更にイソステアリン酸のジエステルであるもので
あり、この場合、CTFA命名法に従うとジイソステア
リン酸ポリグリセリル−3とも称される、ジイソステア
リン酸トリグリセリルが特に好ましい。
【0062】このようなイソステアリン酸エステルは例
えば、Henkel KGaA社から「Lameform TGI」の商品名で
得られる。特に好都合であると判明した、本発明による
その他の日光防御活性成分組み合わせ物はモノグリセリ
ルエステル、ジグリセリルエステル、トリグリセリルエ
ステル及びテトラグリセリルエステルであるもの、並び
にイソステアリン酸のモノエステル及びジエステルの混
合物を含んでなるものであり、この場合、例えば、CT
FA命名法に従うとセスキイソステアリン酸ポリグリセ
リル−2とも称される、セスキイソステアリン酸ジグリ
セリルのような、大体等モルの混合物が特に好ましい。
【0063】このようなイソステアリン酸エステルは例
えば、Hoechst AGからの「Hostacerin DGI」の商品名で
得ることができる。
【0064】特に好都合であると判明した、本発明によ
るその他の日光防御活性成分組み合わせ物は、そのポリ
エステル基がヒドロキシステアリン酸から誘導されたも
のであり、この場合、化学要覧(Chemical Abstract)
に156531−21−4及び144470−58−6
の登録番号を与えられ、そして例えば、Henkel KGaAか
ら「DEHYMULS(R) PGPH」の商品名で得ることができる、
「ポリヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル−2」が
特に好都合である。
【0065】本発明によると、このような界面活性物質
は、調製物の総重量の0.005から50重量%の濃度
で存在することができる。0.5〜10重量%、特には
1.0〜5重量%の濃度が好ましい。
【0066】本発明に関して好都合なスルホン化UVフ
ィルター物質は、中でも:2−フェニルベンズイミダゾ
ール−5−スルホン酸及びその塩、例えばナトリウム、
カリウム又はそのトリエタノールアンモニウム塩
【0067】
【化19】
【0068】ベンゾフェノンのスルホン酸誘導体、好ま
しくは2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−
5−スルホン酸及びその塩、例えば対応するナトリウ
ム、カリウム又はトリエタノールアンモニウム塩:
【0069】
【化20】
【0070】3−ベンジリデンカンファーのスルホン酸
誘導体、例えば、4−(2−オキソ−3−ボルニリデン
メチル)ベンゼンスルホン酸、及びその塩、例えば対応
するナトリウム、カリウム又はトリエタノールアンモニ
ウム塩:
【0071】
【化21】
【0072】2−メチル−5−(2−オキソ−3−ボル
ニリデンメチル)ベンゼンスルホン酸及びその塩、例え
ば対応するナトリウム、カリウム又はトリエタノールア
ンモニウム塩:
【0073】
【化22】
【0074】1,4−ジ(2−オキソ−10−スルホ−
3−ボルニリデンメチル)ベンゼン及びその塩(対応す
る10−スルファト化合物、例えば対応するナトリウ
ム、カリウム又はトリエタノールアンモニウム塩)で、
ベンゼン−1,4−ジ(2ーオキソ−3−ボルニリデン
メチル−10−スルホン酸)とも呼ばれる:
【0075】
【化23】
【0076】本発明による化粧品及び皮膚科学的調製物
は、水に僅かに可溶性か又は不溶性である金属酸化物及
び/又はその他の金属化合物、特にチタンの酸化物(T
iO2)、亜鉛の酸化物(ZnO2)、鉄の酸化物(例え
ば、Fe23)、ジルコニウムの酸化物(ZrO2)、
ケイ素の酸化物(SiO2)、マンガンの酸化物(例え
ばMnO)、アルミニウムの酸化物(Al23)又はセ
リウムの酸化物(例えばCe23)、対応する金属の混
合酸化物並びにこれらの酸化物の混合物を基礎にした無
機顔料を含んでなる。TiO2を基にした顔料が特に好
ましい。
【0077】本発明によると、無機顔料は疎水性形態で
存在する、すなわち、それらは表面上に撥水性を与えら
れている。この表面処理はそれ自体既知の方法により、
顔料に薄い疎水性の層を与えることを含んでなる可能性
がある。
【0078】この方法は、例えば、 nTiO2 + m(RO)3Si−R’ → nTiO
2(表面) [式中、n及びmは所望のように使用することができる
化学量論的パラメーターであり、そしてR及びR’は所
望の有機基である]による反応により疎水性の表面の層
を生成することを含んでなる。例えばドイツ特許出願公
開第33 14 742号明細書のように調製された疎
水性化顔料が好ましい。
【0079】好都合なTiO2顔料は、例えば Degussa
社からの T 805、又は Tayca 社からの 100 T 又は Kem
ira 社からの M 160 の商品名で入手できる。
【0080】望ましい場合は、あらゆるその他の水分散
性(すなわち親水性)無機微細顔料が例えば、Tioxide
社から Tioveil(R) の商品名で得られる製品の可能性が
ある。 完成された化粧品又は皮膚科学的調製物中の無
機顔料、特に疎水性無機微細顔料の総量は好都合には、
調製物の総重量の0.1〜30重量%、好ましくは0.
1〜10.0重量%、特には0.5〜6.0重量%の範
囲から選ばれる。
【0081】本発明による化粧品又は皮膚科学的調製物
中においては更に、たとえ2種以上のこのような成分が
存在する場合ですら、より僅かに可溶性の成分がまた、
従来の当該技術の調製物中におけるよりもより良い溶解
度を有する。
【0082】更に、本発明によると、より僅かに可溶性
の1種類以上の成分が存在する場合ですら、「白色化
(whiting)」、油の喪失又はエマルションの分解、の
結果を伴う、無機顔料粒子(これはもちろん分散したそ
して非溶解形態で存在する)の凝集を抑制することがで
きる。
【0083】更に、本発明により、従来の当該技術から
期待できた程度よりも、より高い安定性、なかでも光
線、特にUV光線の影響下における分解に対する安定性
を有する日光防御調製物を得ることができる。特に、4
−(tert−ブチル)−4’−メトキシジベンゾイル
メタンの安定性は劇的に増加される。
【0084】更に、本発明により、貴重な成分を特に容
易に分配させることにより、皮膚により十分許容される
調製物を得ることができる。
【0085】完成化粧品又は皮膚科学的調製物中の水溶
性UVフィルター物質(類)の総量は好都合には、調製
物の総重量の0.1〜10.0重量%、好ましくは0.
5〜6.0重量%の範囲から選ばれる。
【0086】完成化粧品又は皮膚科学的調製物中の、2
−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホン酸(本発
明に関するスルホン化UVフィルター物質として使用さ
れるものが本物質である場合)又はその塩の総量は好都
合には、調製物の総重量の0.1〜10.0重量%、好
ましくは0.5〜6.0重量%の範囲から選ばれる。
【0087】完成化粧品又は皮膚科学的調製物中の、2
−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スル
ホン酸(本発明に関するスルホン化UVフィルター物質
として使用されるものが本物質である場合)又はその塩
の総量は好都合には、調製物の総重量の0.1〜10.
0重量%、好ましくは0.5〜6.0重量%の範囲から
選ばれる。
【0088】完成化粧品又は皮膚科学的調製物中の、4
−(2−オキソ-3-ボルニリデンメチル)ベンゼンスル
ホン酸(本発明に関するスルホン化UVフィルター物質
として使用されるものが本物質である場合)又はその塩
の総量は好都合には、調製物の総重量の0.1〜10.
0重量%、好ましくは0.5〜6.0重量%の範囲から
選ばれる。
【0089】完成化粧品又は皮膚科学的調製物中の、2
−メチル−5−(2−オキソ−3−ボルニリデンメチ
ル)ベンゼンスルホン酸(本発明に関するスルホン化U
Vフィルター物質として使用されるものが本物質である
場合)又はその塩の総量は好都合には、調製物の総重量
の0.1〜10.0重量%、好ましくは0.5〜6.0
重量%の範囲から選ばれる。
【0090】完成化粧品又は皮膚科学的調製物中の、ベ
ンゼン−1,4−ジ(2−オキソ−3−ボルニリデンメ
チル−10−スルホン酸(本発明に関するスルホン化U
Vフィルター物質として使用されるものが本物質である
場合)又はその塩の総量は好都合には、調製物の総重量
の0.1〜10.0重量%、好ましくは0.5〜6.0
重量%の範囲から選ばれる。
【0091】完成化粧品又は皮膚科学的調製物中の、
4,4’,4”−(1,3,5−トリアジン−2,4,
6−トリイルトリイミノ)トリス安息香酸・トリス(2
−エチルヘキシル)(場合によってはそれ自体を使用す
ることができる追加的UVフィルター物質として)の総
量は好都合には、調製物の総重量の0.1〜10.0重
量%、好ましくは0.5〜6.0重量%の範囲から選ば
れる。
【0092】完成化粧品又は皮膚科学的調製物中の、4
−(tert−ブチル)−4’−メトキシジベンゾイル
メタン(場合によってはそれ自体を使用することができ
る追加的UVフィルター物質として)の総量は好都合に
は、調製物の総重量の0.1〜10.0重量%、好まし
くは0.5〜6.0重量%の範囲から選ばれる。
【0093】完成化粧品又は皮膚科学的調製物中の、4
−メチルベンジリデンカンファー(場合によってはそれ
自体を使用することができる追加的UVフィルター物質
として)の総量は好都合には、調製物の総重量の0.1
〜10.0重量%、好ましくは0.5〜6.0重量%の
範囲から選ばれる。
【0094】完成化粧品又は皮膚科学的調製物中の、p
−メトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル(場合によって
はそれ自体を使用することができる追加的UVフィルタ
ー物質として)の総量は好都合には、調製物の総重量の
0.1〜15.0重量%、好ましくは0.5〜7.5重
量%の範囲から選ばれる。
【0095】完成化粧品又は皮膚科学的調製物中の、2
−シアノ−3,3−ジフェニルアクリル酸エチルヘキシ
ル(場合によってはそれ自体を使用することができる追
加的UVフィルター物質として)の総量は好都合には、
調製物の総重量の0.1〜15.0重量%、好ましくは
0.5〜10.0重量%の範囲から選ばれる。
【0096】更に、本発明による活性成分組み合わせ物
を更なるUVA及び/又はUVBフィルターと組み合わ
せることは更に好都合である。
【0097】適宜な場合に、本発明による活性成分組み
合わせ物を更なるUVA及び/又はUVBフィルター、
例えば
【0098】
【化24】
【0099】のような、ある種のサリチル酸誘導体と組
み合わせることは、更に好都合であるかも知れない。
【0100】完成化粧品又は皮膚科学的調製物中の、1
種類以上のサリチル酸誘導体の総量は好都合には、調製
物の総重量の0.1〜15.0重量%、好ましくは0.
5〜8.0重量%の範囲から選ばれる。サリチル酸エチ
ルヘキシルが選ばれる場合は、0.1〜5.0重量%、
好ましくは0.5〜2.5重量%の範囲からそれらの総
量を選ぶことが好都合である。サリチル酸ホモメンチル
が選ばれる場合は、0.1〜10.0重量%、好ましく
は0.5〜5.0重量%の範囲からそれらの総量を選ぶ
ことが好都合である。
【0101】本発明による組み合わせ物を、化粧品調製
物中に今日まで通常含有されてきたUVAフィルターと
組み合わせることもまた好都合であるかも知れない。こ
れらの物質は好ましくは、ジベンゾイルメタンの誘導
体、特に 1−(4’−tert−ブチルフェニル)−
3−(4’−メトキシフェニル)プロパン−1,3−ジ
オン及び 1−フェニル−3−(4’−イソプロピルフ
ェニル)プロパン−1,3−ジオンである。これらの組
み合わせ物、及びこれらの組み合わせ物を含んでなる調
製物もまた本発明により提供される。UVB組み合わせ
物に対して使用された量を使用することができる。
【0102】本発明による組み合わせ物に加えて、更な
るUVAフィルター及び/又はUVBフィルターを使用
することは、本発明により好都合であり、その際、全領
域の紫外光線から皮膚を防御する化粧品調製物を提供す
るためには、フィルター物質の総量は例えば、調製物の
総重量の0.1重量%から30重量の%、好ましくは
0.5から10重量%、特には1から6重量%である。
それらはまた日光防御用組成物として役立つことができ
る。
【0103】好都合な油溶性UVBフィルター物質は、
例えば: − 3−ベンジリデンカンファー誘導体、好ましくは3
−(4−メチルベンジリデン)カンファー及び3−ベン
ジリデンカンファー; − 4−アミノ安息香酸誘導体、好ましくは4−(ジメ
チルアミノ)安息香酸2−エチルヘキシル及び4−(ジ
メチルアミノ)安息香酸アミル; − ケイ皮酸のエステル、好ましくは4−メトキシケイ
皮酸2−エチルヘキシル及び4−メトキシケイ皮酸イソ
ペンチル; − ベンゾフェノンの誘導体、好ましくは2−ヒドロキ
シ-4-メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ-4-メト
キシ−4’−メチルベンゾフェノン及び2,2’−ジヒ
ドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン; − ベンザルマロン酸のエステル、好ましくは4−メト
キシベンザルマロン酸ジ(2−エチルヘキシル); − 2,4,6−トリアニリノ−(p−カルボ−2’−
エチル−1’−ヘキシルオキシ)−1,3,5−トリア
ジンである。
【0104】本発明による活性成分組み合わせ物と組み
合わせて使用することができる前記のUVBフィルター
のリストはもちろん制約することを意図されていない。
【0105】前記のように、本発明は、より低い総濃度
のUVフィルター物質に対し、従来の当該技術により今
日まで可能であった作用に匹敵するか又は更にそれより
強い日光防御フィルター作用の達成を可能にする。化粧
品として又は製薬学的に許容できる電解質を更に導入す
ることも特に好都合であることが判明した。広い濃度範
囲にわたり、UVフィルター物質もしくは物質類の濃度
は、1種類以上の電解質により、いわば、調製物が充足
される量と同量か又は確かに少なくともそれと匹敵する
量を、減少させることが可能である。概括的に、この動
態が消費者に関する態様で明らかになる下限値は、UV
フィルター物質を約0.5重量%の総含量であることが
判明した。
【0106】従って本発明による調製物は好都合には、
電解質、特に次の陰イオン:塩素イオン、及び更に無機
のオキソ元素陰イオン、及びこれらのうちで、特に硫酸
イオン、炭酸イオン、リン酸イオン、ホウ酸イオン及び
アルミン酸イオンとの、1種類以上の塩を含んでなる。
有機陰イオン、例えば乳酸、酢酸、安息香酸、プロピオ
ン酸、酒石酸、クエン酸イオン及びその他多数のイオン
を基礎にした電解質もまた好都合に使用できる。匹敵す
る効果はまた、エチレンジアミン四酢酸及びその塩によ
ってもまた達せられる。
【0107】好ましく使用される塩の陽イオンは、アン
モニウム、アルキルアンモニウム、アルカリ金属、アル
カリ土類金属、マグネシウム、鉄及び亜鉛イオンであ
る。化粧品中には生理学的に許容できる電解質のみを使
用するべきであることはそれ自体言うまでもない。塩化
カリウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫酸亜
鉛及びそれらの混合物が特に好ましい。死海から採った
天然の塩中に存在するような塩混合物もまた好都合であ
る。
【0108】電解質(類)の濃度は、調製物の総重量
の、約0.1〜10.0重量%、特に好都合には、約
0.3〜8.0重量%にするべきである。
【0109】本発明による化粧品及び/又は皮膚科学的
日光防御調製物は通常の組成をもつことができ、そして
化粧品及び/又は皮膚科学的日光防御のために、そして
更に皮膚及び/又は毛髪の処置、手入れ及び清浄化のた
めに、そして装飾化粧品におけるメイクアップ製品とし
て使用することができる。
【0110】使用のために、本発明による化粧品及び皮
膚科学的調製物は化粧品として通常の方法で、適量を皮
膚及び/又は毛髪に適用される。
【0111】日光防御用製品の形態にある化粧品及び皮
膚科学的調製物が特に好ましい。これらは更に、少なく
とも1種類の更なるUVAフィルター及び/又は少なく
とも1種類の更なるUVBフィルターを含んでなること
ができる。
【0112】本発明による化粧品及び皮膚科学用調製物
は、このような調製物中に通常使用されるような化粧品
補助剤、例えば保存剤、殺バクテリア剤、香料、染料、
着色作用をもつ顔料、増粘剤、加湿剤及び/又は保湿物
質、脂肪、油、ワックスあるいは、アルコール、ポリオ
ール、ポリマー、気泡安定剤、電解質、有機溶媒、更に
乳化剤又はシリコーン誘導体のような、化粧品又は皮膚
科学的調製物のその他の通常の成分を含んでなることが
できる。
【0113】抗酸化剤を更に含有することは一般的に好
ましい。本発明により使用することができる好ましい抗
酸化剤は、化粧品としての及び/又は皮膚科学的使用に
適宜な又は従来からのすべての抗酸化剤である。
【0114】抗酸化剤は好都合には、非常に少量の許容
投与量(例えばpmolからμmol/kg)における、アミノ酸
(例えばグリシン、ヒスチジン、チロシン及びトリプト
ファン)及びそれらの誘導体、イミダゾール(例えばウ
ロカニン酸)及びそれらの誘導体、D,L−カルノシ
ン、D−カルノシン、L−カルノシン及びそれらの誘導
体(例えばアンセリン)のようなペプチド、カロテノイ
ド、カロテン(例えばα−カロテン、β−カロテン及び
リコペン)及びそれらの誘導体、クロロゲン酸及びその
誘導体、リポ酸及びその誘導体(例えばジヒドロリポ
酸)、アウロチオグルコース、プロピルチオウラシル及
びその他のチオール(例えばチオレドキシン、グルタチ
オン、システイン、シスチン、シスタミン並びに、それ
らのグリコシル、N−アセチル、メチル、エチル、プロ
ピル、アミル、ブチル及びラウリル、パルミトイル、オ
レイル、γ−リノレイル、コレステリル及びグリセリル
エステル)及びそれらの塩、チオジプロピオン酸ジラウ
リル、チオジプロピオン酸ジステアリル、チオジプロピ
オン酸及びその誘導体(エステル、エーテル、ペプチ
ド、脂質、ヌクレオチド、ヌクレオシド及び塩)及びス
ルホキシイミン化合物(例えばブチオニン・スルホキシ
イミン、ホモシステイン・スルホキシイミン、ブチオニ
ン・スルホン並びにペンタ−、ヘキサ−及びヘプタチオ
ニン・スルホキシイミン)、並びに更に、(金属)キレ
ート化剤(例えばα−ヒドロキシ脂肪酸、パルミチン
酸、フィチン酸及びラクトフェリン)、α−ヒドロキシ
酸(例えばクエン酸、乳酸及びリンゴ酸)、フミン酸、
胆汁酸、胆汁抽出物、ビリルビン、ビリベルジン、ED
TA、EGTA及びそれらの誘導体、不飽和脂肪酸及び
それらの誘導体(例えば、γ−リノレン酸、リノール酸
及びオレイン酸)、葉酸及びその誘導体、ユビキノン及
びユビキノール及びそれらの誘導体、ビタミンC及び誘
導体(例えばパルミチン酸アスコルビル、リン酸アスコ
ルビルMg及び酢酸アスコルビル)、トコフェロール及
び誘導体(例えば酢酸ビタミンE)、ビタミンA及び誘
導体(パルミチン酸ビタミンA、)及びベンゾイン樹脂
の安息香酸コニフェリル、ルチン酸及びその誘導体、α
−グリコシルルチン、フェルラ酸、フルフリリデングル
シトール、カルノシン、ブチルヒドロキシトルエン、ブ
チルヒドロキシアニソール、ノルジヒドログアヤク脂
酸、ノルジヒドログアヤレチン酸、トリヒドロキシブチ
ロフェノン、尿酸及びその誘導体、マンノース及びその
誘導体、亜鉛及びその誘導体(例えばZnO及びZnS
4)、セレン及びその誘導体(例えばセレン・メチオ
ニン)、スチルベン及びその誘導体(例えば酸化スチル
ベン及び酸化トランス-スチルベン)、及び本発明によ
り適宜な、前記の活性成分の誘導体(塩、エステル、エ
ーテル、糖、ヌクレオチド、ヌクレオシド、ペプチド及
び脂質)からなる群から選ばれる。
【0115】調製物中の前記の抗酸化剤(1種類以上の
化合物)の量は好ましくは、調製物の総重量の0.00
1から30重量%、特に好ましくは0.05〜20重量
%、特には1〜10重量%である。
【0116】ビタミンE及び/又はその誘導体が抗酸化
剤(類)である場合には、調製物の総重量の0.001
〜10重量%の範囲からそれらの具体的な濃度を選ぶこ
とが好都合である。
【0117】ビタミンAもしくはビタミンA誘導体、又
はカロテンもしくはそれらの誘導体が抗酸化剤(類)で
ある場合には、調製物の総重量の0.001〜10重量
%の範囲からそれらの具体的な濃度を選ぶことが好都合
である。
【0118】本発明による調製物の油性相は好都合に
は、3から30個のC原子の鎖長をもつ、飽和及び/又
は不飽和の、分枝状及び/又は非分枝状アルカンカルボ
ン酸と、3から30個のC原子の鎖長をもつ、飽和及び
/又は不飽和の、分枝状及び/又は非分枝状アルコール
とのエステルからなる群から、あるいは芳香族カルボン
酸と、3から30個のC原子の鎖長をもつ、飽和及び/
又は不飽和の、分枝状及び/又は非分枝状アルコールと
のエステルからなる群から選ばれる。次にこのようなエ
ステル油は好都合には、ミリスチン酸イソプロピル、パ
ルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロピル、
オレイン酸イソプロピル、ステアリン酸n−ブチル、ラ
ウリン酸n−ヘキシル、オレイン酸n−デシル、ステア
リン酸イソオクチル、ステアリン酸イソノニル、イソノ
ナン酸イソノニル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、
ラウリン酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸2−ヘキ
シルデシル、パルミチン酸2−オクチルドデシル、オレ
イン酸オレイル、エルカ酸オレイル、オレイン酸エルシ
ル、エルカ酸エルシル及び、このようなエステルの、合
成の、半合成の及び天然に存在する混合物、例えばジョ
ジョバ油、からなる群から選ぶことができる。
【0119】更に、油性相は好都合には、分枝状及び非
分枝状炭化水素及びワックス、シリコーン油、ジアルキ
ルエーテルからなる群から、飽和もしくは不飽和の、分
枝状もしくは非分枝状アルコール、及び脂肪酸トリグリ
セリド、特に、8から24個の、なかでも12〜18個
のC原子の鎖長をもつ、飽和及び/又は不飽和の、分枝
状及び/又は非分枝状アルカンカルボン酸のトリグリセ
リルエステルからなる群から選ぶことができる。該脂肪
酸トリグリセリドは好都合には、例えば、合成、半合成
及び天然に存在する油、例えばオリーブ油、ヒマワリ
油、大豆油、ナンキンマメ油、菜種油、アーモンド油、
ヤシ油、ココナツ油、ヤシの芯油及びこの種類のその他
多数からなる群から選ぶことができる。
【0120】このような油及びワックス成分のあらゆる
所望の混合物もまた好都合に、本発明に関して使用でき
る。
【0121】油性相は好都合には、イソステアリン酸2
−エチルヘキシル、オクチルドデカノール、イソノナン
酸イソトリデシル、イソエイコサン、ココア酸2−エチ
ルヘキシル、安息香酸C12-15−アルキル、カプリル酸
/カプリン酸トリグリセリド及びジカプリリルエーテル
からなる群から選ばれる。
【0122】安息香酸C12-15−アルキルとイソステア
リン酸2−エチルヘキシルの混合物、安息香酸C12-15
−アルキルとイソノナン酸イソトリデシルの混合物、並
びに安息香酸C12-15−アルキル、イソステアリン酸2
−エチルヘキシル及びイソノナン酸イソトリデシルの混
合物、が特に好都合である。
【0123】炭化水素のうちでは、パラフィン油、スク
アラン及びスクアレンを本発明に関して好都合に使用す
ることができる。
【0124】更に、シリコーン油もしくはシリコーン油
類に加えて、その他の油性相成分の更なる含有物を使用
することは好ましいが、該油性相は好都合には、環状又
は線状シリコーン油を含有するかあるいは独占的にこの
ような油のみからなることができる。
【0125】シクロメチコン(オクタメチルシクロテト
ラシロキサン)は本発明に従って使用できるシリコーン
油として好都合に使用される。しかし、その他のシリコ
ーン油、例えばヘキサメチルシクロトリシロキサン、ポ
リジメチルシロキサン及びポリ(メチルフェニルシロキ
サン)もまた本発明に関して好都合に使用できる。
【0126】シクロメチコンとイソノナン酸イソトリデ
シルの混合物及び、シクロメチコンとイソステアリン酸
2−エチルヘキシルの混合物は更に特に好都合である。
【0127】油性相の含量は好都合には、調製物の総重
量の1と50重量%の間、好ましくは2 .5〜30重
量%、特に好ましくは5〜15重量%である。
【0128】本発明による調製物の水性相は、場合によ
っては、好都合には、それぞれ単独で又は組み合わせ
て、低C数のアルコール、ジオール又はポリオール並び
にそれらのエーテル、好ましくはエタノール、イソプロ
パノール、プロピレングリコール、グリセロール、エチ
レングリコール、エチレングリコールモノエチルもしく
はモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチ
ル、モノエチルもしくはモノブチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノメチルもしくはモノエチルエーテル及
び類似の製品、並びに更に低C数のアルコール、例えば
エタノール、イソプロパノール、1,2−プロパンジオ
ール及びグリセロール、並びに、特に、好都合には二酸
化ケイ素、ケイ酸アルミニウム、多糖及びそれらの誘導
体、例えばヒアルロン酸、キサンタンゴム及びヒドロキ
シプロピルメチルセルロースからなる群から、特に好都
合にはポリアクリラート、好ましくは、いわゆるカーボ
ポール類、例えば980、981、1382、2984
及び5984タイプのカーボポールからなる群からのポ
リアクリラートからなる群から選ぶことができる、1種
類以上の増粘剤、を含んでなる。
【0129】次の実施例は本発明を制約することなしに
具体的に説明することを意図されている。すべての量、
含有量及び含有百分率は、特記されない限り、調製物の
重量及び総量、又は総重量を基にしている。
【0130】
【実施例】
(実施例1) 重量% イソステアリン酸ポリグリセリル−4 5.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 5.00 オクチルドデカノール 5.00 ジカプリリルエーテル 2.00 フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 4.00 TiO2(疎水性) 3.00 グリセリン 3.00 酢酸トコフェリル 1.00 NaOH 適量 香料、保存剤 適量 水 全100.00 (実施例2) 重量% イソステアリン酸ポリグリセリル−4 5.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 1.67 オクチルドデカノール 1.67 ジカプリリルエーテル 1.67 フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 4.00 TiO2(疎水性) 5.00 TiO2(親水性) 5.00 ブチレングリコール 3.00 酢酸トコフェリル 1.00 NaOH 適量 香料、保存剤 適量 水 全100.00 (実施例3) 重量% イソステアリン酸ポリグリセリル−4 3.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 5.00 オクチルドデカノール 5.00 ジカプリリルエーテル 1.67 ベンゼン−1,4−ジ(2−オキソ−3− ボルニリデンメチル−10−スルホン酸) 4.00 TiO2(疎水性) 5.00 モノステアリン酸グリセリル 2.00 グリセリン 3.00 酢酸トコフェリル 1.00 NaOH 適量 香料、保存剤 適量 水 全100.00 (実施例4) 重量% イソステアリン酸ポリグリセリル−4 5.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 1.67 オクチルドデカノール 1.67 安息香酸C12-15-アルキル 5.00 フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 2.00 TiO2(疎水性) 2.50 トリス[アニリノ(p−カルボ−2’− エチル−1’−ヘキシルオキシ)]トリアジン 3.00 4−(tert−ブチル)−4’− メトキシジベンゾイルメタン 2.00 ブチレングリコール 3.00 4−メチル-ベンジリデンカンファー 2.00 酢酸トコフェリル 1.00 モノステアリン酸ソルビタン 2.00 NaOH 適量 香料、保存剤 適量 水 全100.00 (実施例5) 重量% ジイソステアリン酸ポリグリセリル−3 5.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 5.00 オクチルドデカノール 5.00 ジカプリリルエーテル 2.00 フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 4.00 TiO2(疎水性) 3.00 グリセリン 3.00 酢酸トコフェリル 1.00 モノステアリン酸ソルビタン 2.00 NaOH 適量 香料、保存剤 適量 水 全100.00 (実施例6) 重量% ジイソステアリン酸ポリグリセリル−3 5.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 1.67 オクチルドデカノール 1.67 ジカプリリルエーテル 1.67 フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 4.00 TiO2(疎水性) 5.00 TiO2(親水性) 5.00 ブチレングリコール 3.00 酢酸トコフェリル 1.00 NaOH 適量 香料、保存剤 適量 水 全100.00 (実施例7) 重量% ジイソステアリン酸ポリグリセリル−3 3.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 5.00 オクチルドデカノール 5.00 ジカプリリルエーテル 1.67 ベンゼン−1,4−ジ(2−オキソ−3− ボルニリデンメチル−10−スルホン酸) 4.00 TiO2(疎水性) 5.00 モノステアリン酸グリセリン 2.00 グリセリン 3.00 酢酸トコフェリル 1.00 NaOH 適量 香料、保存剤 適量 水 全100.00 (実施例8) 重量% ジイソステアリン酸ポリグリセリル−3 5.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 1.67 オクチルドデカノール 1.67 安息香酸C12-15-アルキル 5.00 フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 2.00 TiO2(疎水性) 2.50 トリス[アニリノ(p−カルボ−2’−エチル−1’− ヘキシルオキシ)]トリアジン 3.00 4−(tert−ブチル)−4’− メトキシジベンゾイルメタン 2.00 ブチレングリコール 3.00 4−メチレンベンジリデンカンファー 2.00 酢酸トコフェリル 1.00 モノステアリン酸ソルビタン 2.00 NaOH 適量 香料、保存剤 適量 水 全100.00 (実施例9) 重量% セスキイソステアリン酸ポリグリセリル−2 5.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 5.00 オクチルドデカノール 5.00 ジカプリリルエーテル 2.00 フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 4.00 TiO2(疎水性) 3.00 グリセリン 3.00 酢酸トコフェリル 1.00 NaOH 適量 香料、保存剤 適量 水 全100.00 (実施例10) 重量% セスキイソステアリン酸ポリグリセリル−2 5.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 1.67 オクチルドデカノール 1.67 ジカプリリルエーテル 1.67 フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 4.00 TiO2(疎水性) 5.00 TiO2(親水性) 5.00 ブチレングリコール 3.00 酢酸トコフェリル 1.00 NaOH 適量 香料、保存剤 適量 水 全100.00 (実施例11) 重量% セスキイソステアリン酸ポリグリセリル−2 3.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 5.00 オクチルドデカノール 5.00 ジカプリリルエーテル 1.67 ベンゼン−1,4−ジ(2−オキソ−3− ボルニリデンメチル−10−スルホン酸) 4.00 TiO2(疎水性) 5.00 モノステアリン酸グリセリル 2.00 グリセリン 3.00 酢酸トコフェリル 1.00 NaOH 適量 香料、保存剤 適量 水 全100.00 (実施例12) 重量% セスキイソステアリン酸ポリグリセリル−2 5.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 1.67 オクチルドデカノール 1.67 安息香酸C12-15-アルキル 5.00 フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 2.00 TiO2(疎水性) 2.50 トリス[アニリノ(p−カルボ−2’−エチル−1’− ヘキシルオキシ)]トリアジン 3.00 4−(tert−ブチル)−4’− メトキシジベンゾイルメタン 2.00 ブチレングリコール 3.00 4−メチルベンジリデンカンファー 2.00 酢酸トコフェリル 1.00 モノステアリン酸ソルビタン 2.00 NaOH 適量 香料、保存剤 適量 水 全100.00 (実施例13) 重量% ポリヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル−2 5.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 5.00 オクチルドデカノール 5.00 ジカプリリルエーテル 2.00 フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 4.00 TiO2(疎水性) 3.00 グリセリン 3.00 酢酸トコフェリル 1.00 NaOH 適量 香料、保存剤 適量 水 全100.00 (実施例14) 重量% ポリヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル−2 5.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 1.67 オクチルドデカノール 1.67 ジカプリリルエーテル 1.67 フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 4.00 TiO2(疎水性) 5.00 TiO2(親水性) 5.00 ブチレングリコール 3.00 酢酸トコフェリル 1.00 NaOH 適量 香料、保存剤 適量 水 全100.00 (実施例15) 重量% ポリヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル−2 3.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 5.00 オクチルドデカノール 5.00 ジカプリリルエーテル 1.67 ベンゼン−1,4−ジ(2−オキソ−3− ボルニリデンメチル−10−スルホン酸 4.00 TiO2(疎水性) 5.00 モノステアリン酸グリセリル 2.00 グリセリン 3.00 酢酸トコフェリル 1.00 NaOH 適量 香料、保存剤 適量 水 全100.00 (実施例16) 重量% ポリヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル−2 5.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 1.67 オクチルドデカノール 1.67 安息香酸C12-15-アルキル 5.00 フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 2.00 TiO2(疎水性) 2.50 トリス[アニリノ(p−カルボ−2’−エチル −1’− ヘキシルオキシ)]トリアジン 3.00 4−(tert−ブチル)−4’− メトキシジベンゾイルメタン 2.00 ブチレングリコール 3.00 4−メチルベンジリデンカンファー 2.00 酢酸トコフェリル 1.00 モノステアリン酸ソルビタン 2.00 NaOH 適量 香料、保存剤 適量 水 全100.00 本発明の特徴と態様を以下に示す。
【0131】1. (a) それらの分子骨格上に1種
類以上のスルホン酸基又はスルホナート基を担持する、
1種類以上のUVフィルター物質、及び(b) 一般構
造式
【0132】
【化25】
【0133】[式中、 − kは1から8であり、 − R1、R2及びR3は、互いに独立して、 − H、ただしこの場合、R1、R2及びR3の基のうち
少なくとも1個はHであってはならない、 − 分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和アル
キル基、 − 分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和アシ
ル基:からなる群から選ばれ、かつこれらのアシル基が
基礎とする酸が − 8から24個の炭素原子をもち、その中の、3個ま
での脂肪族水素原子がヒドロキシル基により置換される
ことができる、分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは
不飽和アルカンカルボン酸、及び/又は − 一般構造式
【0134】
【化26】
【0135】(ここで、R’は1から20個の炭素原子
をもつ分枝及び非分枝状アルキル基の群から選ばれ、そ
してR”は1から20個の炭素原子をもつ、分枝及び非
分枝状アルキレン基の群から選ばれ、そしてbは0から
200である)のポリエステル基、の群から選ばれる]
の物質の群から選ばれた、1種類以上の界面活性物質、
を含んでなる日光防御活性成分組み合わせ物。 2. 好ましくは表面を疎水性化されている、1種類以
上の、化粧品として、又は製薬学的に許容できる無機顔
料を更に含んでなる、第1項記載の日光防御活性成分組
み合わせ物。
【0136】3.(a) O/Wエマルション又はW/
Oエマルションの形態で存在する、化粧品又は皮膚科学
的日光防御調製物の水抵抗性を達成又は増加させるため
の、好ましくは表面を疎水性化した、化粧品として又は
製薬学的に許容できる、1種類以上の無機顔料の使用で
あって、(b) ここで、表面的に疎水性化された無機
顔料がO/Wエマルション又はW/Oエマルションの油
性相中に取り込まれており、そして(c) 望ましい場
合は、親水性無機顔料がO/Wエマルション又はW/O
エマルションの水性相中に取り込まれており、そして、
これらのエマルションが(d) 分子骨格上に1種類以
上のスルホン酸基又はスルホナート基を担持する、1種
類以上のUVフィルター物質、及び(e) 一般構造式
【0137】
【化27】
【0138】[式中、 − kは1から8であり、 − R1、R2及びR3は、互いに独立して、 − H、ただしこの場合、R1、R2及びR3の基のうち
少なくとも1個はHであってはならない、 − 分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和アル
キル基、 − 分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和アシ
ル基からなる群から選ばれ、かつこれらのアシル基が基
礎とする酸は − 8から24個の炭素原子をもち、その中で、3個ま
での脂肪族水素原子がヒドロキシル基で置換されること
ができる、分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽
和のアルカンカルボン酸、及び/又は − 一般構造式
【0139】
【化28】
【0140】(ここで、R’は1から20個の炭素原子
をもつ分枝及び非分枝状アルキル基の群から選ばれ、そ
してR”は1から20個の炭素原子をもつ、分枝及び非
分枝状アルキレン基の群から選ばれ、そしてbは0から
200である)のポリエステル基、の群から選ばれる]
の物質の群から選ばれた、1種類以上の界面活性物質、
を含んでなる、使用。
【0141】4. (a) O/Wエマルション又はW
/Oエマルションの水性相中に取り込まれている、O/
Wエマルション又はW/Oエマルションの形態で存在す
る、化粧品又は皮膚科学的日光防御調製物の水抵抗性を
達成又は増加させるための、一般構造式
【0142】
【化29】
【0143】[式中、 − kは1から8であり、 − R1、R2及びR3は、互いに独立して、 − H、ただしこの場合R1、R2及びR3の基のうちの
少なくとも1個はHであってはならない − 分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和アル
キル基、 − 分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和アシ
ル基からなる群から選ばれ、かつこれらのアシル基が基
礎とする酸は − 8から24個の炭素原子をもち、その中の、3個ま
での脂肪族水素原子がヒドロキシル基で置換されること
ができる、分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽
和アルカンカルボン酸、及び/又は − 一般構造式
【0144】
【化30】
【0145】(ここで、R’は1から20個の炭素原子
をもつ分枝及び非分枝状アルキル基の群から選ばれ、そ
してR”は1から20個の炭素原子をもつ分枝及び非分
枝状アルキレン基の群から選ばれ、そしてbは0から2
00である)のポリエステル基、の群から選ばれる]の
物質の群から選ばれた1種類以上の界面活性物質の使用
であって、これらのエマルションが、(b) 分子骨格
上に1種類以上のスルホン酸基又はスルホナート基を担
持する、1種類以上のUVフィルター物質を含んでな
り、そして場合によっては更に(c) 表面を疎水性化
され、そしてO/Wエマルション又はW/Oエマルショ
ンの油性相中に取り込まれている、化粧品として又は製
薬学的に許容できる、1種類以上の無機顔料を含んでな
り、そして(d) 存在するいずれかのその他の親水性
の無機顔料を含んでなる、使用。
【0146】5. 一般構造式
【0147】
【化31】
【0148】の物質において、R1、R2及びR3がH、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ミリストイ
ル、パルミトイル、ステアロイル及びエイコソイル基か
ら、あるいは化学構造
【0149】
【化32】
【0150】[ここでnは10から20であり、イソス
テアロイル基が好ましい]、及び
【0151】
【化33】
【0152】[ここでmは9から19である]を特徴と
する群から選ばれることを特徴とする、第1項又は第2
項に記載の調製物、あるいは第3項又は第4項記載の使
用。
【0153】6. 一般構造式
【0154】
【化34】
【0155】の物質が、イソステアリン酸ポリグリセリ
ル−4、ジイソステアリン酸ポリグリセリル−3、セス
キイソステアリル酸ポリグリセリル−2及びポリヒドロ
キシステアリン酸ポリグリセリル−2からなる群から選
ばれることを特徴とする、第1項又は第2項記載の調製
物、あるいは第3項又は第4項記載の使用。
【0156】7. 一般構造式
【0157】
【化35】
【0158】の物質が、調製物の総重量の0.005か
ら50重量%の濃度、好ましくは0.5から10重量
%、特には1.0から5重量%の濃度で存在することを
特徴とする、第1項又は第2項記載の調製物、あるいは
第3項又は第4項記載の使用。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 分子骨格上に1種類以上のスル
    ホン酸基又はスルホナート基を担持する、1種類以上の
    UVフィルター物質、及び(b) 一般構造式 【化1】 [式中、 − kは1から8であり、 − R1、R2及びR3は、互いに独立して、 − H(ただしこの場合、R1、R2及びR3の基のうち
    少なくとも1個はHであってはならない)、 − 分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和アル
    キル基、 − 分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和アシ
    ル基、からなる群から選ばれ、かつこれらのアシル基が
    基礎とする酸が − 8から24個の炭素原子をもち、その中の、3個ま
    での脂肪族水素原子がヒドロキシル基により置換される
    ことができる、分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは
    不飽和アルカンカルボン酸、及び/又は − 一般構造式 【化2】 (ここで、R’は1から20個の炭素原子をもつ分枝及
    び非分枝状アルキル基の群から選ばれ、そしてR”は1
    から20個の炭素原子をもつ、分枝及び非分枝状アルキ
    レン基の群から選ばれ、そしてbは0から200であ
    る)のポリエステル基、 の群から選ばれる]の物質の群から選ばれた、1種類以
    上の界面活性物質、を含んでなる日光防御活性成分組み
    合わせ物。
  2. 【請求項2】 (a) O/Wエマルション又はW/O
    エマルションの形態で存在する、化粧品又は皮膚科学的
    日光防御調製物の水抵抗性を達成又は増加させるため
    の、好ましくは表面を疎水性化した、化粧品として又は
    製薬学的に許容できる、1種類以上の無機顔料の使用で
    あって、(b) ここで、表面的に疎水性化された無機
    顔料がO/Wエマルション又はW/Oエマルションの油
    性相中に取り込まれており、そして(c) 望ましい場
    合は、親水性無機顔料がO/Wエマルション又はW/O
    エマルションの水性相中に取り込まれており、そして、
    これらのエマルションが(d) 分子骨格上に1種類以
    上のスルホン酸基又はスルホナート基を担持する、1種
    類以上のUVフィルター物質、及び(e) 一般構造式 【化3】 [式中、 − kは1から8であり、 − R1、R2及びR3は、互いに独立して、 − H、ただしこの場合、R1、R2及びR3の基のうち
    少なくとも1個はHであってはならない、 − 分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和アル
    キル基、 − 分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和アシ
    ル基からなる群から選ばれ、かつこれらのアシル基が基
    礎とする酸は − 8から24個の炭素原子をもち、その中で、3個ま
    での脂肪族水素原子がヒドロキシル基で置換されること
    ができる、分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽
    和のアルカンカルボン酸、及び/又は − 一般構造式 【化4】 (ここで、R’は1から20個の炭素原子をもつ分枝及
    び非分枝状アルキル基の群から選ばれ、そしてR”は1
    から20個の炭素原子をもつ分枝及び非分枝状アルキレ
    ン基の群から選ばれ、そしてbは0から200である)
    のポリエステル基、 の群から選ばれる]の物質の群から選ばれた、1種類以
    上の界面活性物質、を含んでなる、使用。
  3. 【請求項3】 (a) O/Wエマルション又はW/O
    エマルションの水性相中に取り込まれている、O/Wエ
    マルション又はW/Oエマルションの形態で存在する、
    化粧品又は皮膚科学的日光防御調製物の水抵抗性を達成
    又は増加させるための、一般構造式 【化5】 [式中、 − kは1から8であり、 − R1、R2及びR3は、互いに独立して、 − H、ただしこの場合R1、R2及びR3の基のうちの
    少なくとも1個はHであってはならない − 分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和アル
    キル基、 − 分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽和アシ
    ル基からなる群から選ばれ、かつこれらのアシル基が基
    礎とする酸は − 8から24個の炭素原子をもち、その中の、3個ま
    での脂肪族水素原子がヒドロキシル基で置換されること
    ができる、分枝もしくは非分枝状の、飽和もしくは不飽
    和アルカンカルボン酸、及び/又は − 一般構造式 【化6】 (ここで、R’は1から20個の炭素原子をもつ分枝及
    び非分枝状アルキル基の群から選ばれ、そしてR”は1
    から20個の炭素原子をもつ分枝及び非分枝状アルキレ
    ン基の群から選ばれ、そしてbは0から200である)
    のポリエステル基、 の群から選ばれる]の物質の群から選ばれた1種類以上
    の界面活性物質の使用であって、これらのエマルション
    が、(b) 分子骨格上に1種類以上のスルホン酸基又
    はスルホナート基を担持する、1種類以上のUVフィル
    ター物質を含んでなり、そして場合によっては更に
    (c) 表面を疎水性化され、そしてO/Wエマルショ
    ン又はW/Oエマルションの油性相中に取り込まれてい
    る、化粧品として又は製薬学的に許容できる、1種類以
    上の無機顔料を含んでなり、そして(d) 存在するい
    ずれかのその他の親水性の無機顔料を含んでなる、使
    用。
JP9356340A 1996-12-11 1997-12-10 界面活性のモノ−又はオリゴグリセリル化合物、水溶性のuvフイルター物質及び、望ましい場合は、無機の微細顔料を含有する日光防御調製物 Pending JPH10175839A (ja)

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