JPH1017565A - オキサゾリン化合物 - Google Patents

オキサゾリン化合物

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JPH1017565A
JPH1017565A JP8166127A JP16612796A JPH1017565A JP H1017565 A JPH1017565 A JP H1017565A JP 8166127 A JP8166127 A JP 8166127A JP 16612796 A JP16612796 A JP 16612796A JP H1017565 A JPH1017565 A JP H1017565A
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compound
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reaction
solution
formula
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JP8166127A
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Masao Shiosaki
正生 汐崎
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた糖加水分解酵素阻害活性作用を有し、抗
肥満薬、抗糖尿病薬及び抗HIV剤として開発できる有
用な化合物を提供すること。 【解決手段】一般式 【化1】 [式中、nは1乃至20の整数を示し、mは0又は1を
示す。]で表わされる優れた糖加水分解酵素阻害活性作
用を有するアミノピラノースを結合した新規なオキサゾ
リン化合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、糖加水分解酵素
阻害活性作用を有し、抗肥満薬、抗糖尿病薬及び抗HI
V剤として有用なアミノヘキソピラノースを結合したオ
キサゾリン化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】糖加水分解酵素阻害活性作用を有し、抗
肥満薬、抗糖尿病薬及び抗HIV剤として有用なピペリ
ジン類縁体であるアミノヘキソピラノースを結合したオ
キサゾリン化合物は知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】抗肥満薬、抗糖尿病薬
又は抗HIV剤として有用な化合物の開発である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明者等は、糖加水
分解酵素阻害活性作用を有し、抗肥満薬、抗糖尿病薬及
び抗HIV剤として有用な化合物の合成とその薬理活性
について永年に亘り鋭意研究を行なった結果、アミノヘ
キソピラノースを結合した新規なオキサゾリン化合物が
優れた糖加水分解酵素阻害活性作用を有することを見出
し、本発明を完成した。
【0005】
【発明の実施の形態】即ち、一般式
【0006】
【化2】
【0007】[式中、nは1乃至20の整数を示し、m
は0又は1を示す。]で表わされる優れた糖加水分解酵
素阻害活性作用を有する新規なピペリジン類縁体である
アミノヘキソピラノースを結合したオキサゾリン化合物
を提供するものである。
【0008】上記一般式(I)において、アミノヘキソ
ピラノースは例えば、ノジリマイシン、デオキシノジリ
マイシン、ガラクトスタチン、デオキシガラクトスタチ
ン、マンノジリマイシン、デオキシマンノジリマイシン
のようなアミノ六炭糖であり、好適には、デオキシノジ
リマイシンである。
【0009】好適な化合物としては、 1.mは0であり、アミノヘキソピラノースがデオキシ
ノジリマイシンである化合物又は 2.mは1であり、nが1乃至3であり、アミノヘキソ
ピラノースがデオキシノジリマイシンである化合物であ
る。
【0010】本発明の化合物の具体例を以下に示すがこ
れに限られるものではない。
【0011】 ──────────────────────────────────── 1.N−[4−ヒドロキシメチル−3a,5,6,6a−テトラヒドロ−4,5 ,6−トリヒドロキシ−4H−シクロペントキサゾール−2−イル]−1− デオキシノジリマイシン 2.N−[4−ヒドロキシメチル−3a,5,6,6a−テトラヒドロ−4,5 ,6−トリヒドロキシ−4H−シクロペントキサゾール−2−イル]−1− デオキシマンノジリマイシン 3.N−[4−ヒドロキシメチル−3a,5,6,6a−テトラヒドロ−4,5 ,6−トリヒドロキシ−4H−シクロペントキサゾール−2−イル]−1− デオキシガラクトスタチン 4.N−[[[[3aR−(3aα,4α,5β,6α,6aα)]−4−(ヒ ドロキシメチル)−3a,5,6,6a−テトラヒドロ−4,5,6−トリ ヒドロキシ−4H−シクロペントキサゾール−2−イル]アミノ]プロピル ]−1−デオキシノジリマイシン 5.N−[[[[3aR−(3aα,4α,5β,6α,6aα)]−4−(ヒ ドロキシメチル)−3a,5,6,6a−テトラヒドロ−4,5,6−トリ ヒドロキシ−4H−シクロペントキサゾール−2−イル]アミノ]プロピル ]−1−デオキシマンノジリマイシン 6.N−[[[[3aR−(3aα,4α,5β,6α,6aα)]−4−(ヒ ドロキシメチル)−3a,5,6,6a−テトラヒドロ−4,5,6−トリ ヒドロキシ−4H−シクロペントキサゾール−2−イル]アミノ]プロピル ]−1−デオキシガラクトスタチン 7.N−[[[[3aR−(3aα,4α,5β,6α,6aα)]−4−(ヒ ドロキシメチル)−3a,5,6,6a−テトラヒドロ−4,5,6−トリ ヒドロキシ−4H−シクロペントキサゾール−2−イル]アミノ]エチル] −1−デオキシノジリマイシン 8.N−[[[[3aR−(3aα,4α,5β,6α,6aα)]−4−(ヒ ドロキシメチル)−3a,5,6,6a−テトラヒドロ−4,5,6−トリ ヒドロキシ−4H−シクロペントキサゾール−2−イル]アミノ]エチル] −1−デオキシマンノジリマイシン 9.N−[[[[3aR−(3aα,4α,5β,6α,6aα)]−4−(ヒ ドロキシメチル)−3a,5,6,6a−テトラヒドロ−4,5,6−トリ ヒドロキシ−4H−シクロペントキサゾール−2−イル]アミノ]エチル] −1−デオキシガラクトスタチン 10.N−[[[[3aR−(3aα,4α,5β,6α,6aα)]−4−(ヒ ドロキシメチル)−3a,5,6,6a−テトラヒドロ−4,5,6−トリ ヒドロキシ−4H−シクロペントキサゾール−2−イル]アミノ]ブチル] −1−デオキシガラクトスタチン 11.N−[[[[3aR−(3aα,4α,5β,6α,6aα)]−4−(ヒ ドロキシメチル)−3a,5,6,6a−テトラヒドロ−4,5,6−トリ ヒドロキシ−4H−シクロペントキサゾール−2−イル]アミノ]ブチル] −1−デオキシマンノジリマイシン 12.N−[[[[3aR−(3aα,4α,5β,6α,6aα)]−4−(ヒ ドロキシメチル)−3a,5,6,6a−テトラヒドロ−4,5,6−トリ ヒドロキシ−4H−シクロペントキサゾール−2−イル]アミノ]ブチル] −1−デオキシガラクトスタチン 13.N−[[[[3aR−(3aα,4α,5β,6α,6aα)]−4−(ヒ ドロキシメチル)−3a,5,6,6a−テトラヒドロ−4,5,6−トリ ヒドロキシ−4H−シクロペントキサゾール−2−イル]アミノ]ペンチル ]−1−デオキシノジリマイシン 14.N−[[[[3aR−(3aα,4α,5β,6α,6aα)]−4−(ヒ ドロキシメチル)−3a,5,6,6a−テトラヒドロ−4,5,6−トリ ヒドロキシ−4H−シクロペントキサゾール−2−イル]アミノ]ペンチル ]−1−デオキシマンノジリマイシン 15.N−[[[[3aR−(3aα,4α,5β,6α,6aα)]−4−(ヒ ドロキシメチル)−3a,5,6,6a−テトラヒドロ−4,5,6−トリ ヒドロキシ−4H−シクロペントキサゾール−2−イル]アミノ]ペンチル ]−1−デオキシガラクトスタチン 16.N−[[[[3aR−(3aα,4α,5β,6α,6aα)]−4−(ヒ ドロキシメチル)−3a,5,6,6a−テトラヒドロ−4,5,6−トリ ヒドロキシ−4H−シクロペントキサゾール−2−イル]アミノ]ヘキシル ]−1−デオキシノジリマイシン 17.N−[[[[3aR−(3aα,4α,5β,6α,6aα)]−4−(ヒ ドロキシメチル)−3a,5,6,6a−テトラヒドロ−4,5,6−トリ ヒドロキシ−4H−シクロペントキサゾール−2−イル]アミノ]ヘキシル ]−1−デオキシマンノジリマイシン 18.N−[[[[3aR−(3aα,4α,5β,6α,6aα)]−4−(ヒ ドロキシメチル)−3a,5,6,6a−テトラヒドロ−4,5,6−トリ ヒドロキシ−4H−シクロペントキサゾール−2−イル]アミノ]ヘキシル ]−1−デオキシガラクトスタチン ────────────────────────────────────
【0012】
【製造方法】本発明の一般式(I)で表される化合物
は、下記のA法、B法及びB’法により製造される。
【0013】
【化3】
【0014】
【化4】
【0015】
【化5】
【0016】上記、反応式において、n及びmは前述の
ものと同意義を示す。Bnは置換基を有してもよいベン
ジル基を示し、Rは、トリアルキルシリル基を示す。B
tはtert- ブチル基を示す。一般式(VII )で表され
る化合物は置換基を有してもよいベンジル基で保護され
た前記のアミノヘキソピラノースである。
【0017】一般式(IA)は一般式(I)で表される化
合物のうち、mが0である化合物を示し、一般式(IB
は、一般式(I)で表される化合物のうち、mが1であ
る化合物を示す。
【0018】1.A法:A法は一般式(I)で表される
化合物において、mが0を示す化合物(IA)を製造する
方法を示す。
【0019】(第A1工程):本工程は、不活性溶剤
中、化合物(II)のアミノ基を保護後、水酸基を保護化
し、一般式(III )及び(IV)で表される化合物を製造
する工程である。
【0020】一般式(II)で表される化合物は、ジャー
ナル・オブ・オルガニックケミストリー第59巻813
−822頁(1994)に開示された化合物である。使
用される不活性溶剤は、反応を阻害せず、出発物質をあ
る程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適に
は、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭化
水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ンのようなハロゲン化炭化水素類;蟻酸エチル、酢酸エ
チル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、炭酸ジエチルのよう
なエステル類;ジエチルエ−テル、ジイソプロピルエ−
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエ
タン、ジエチレングリコールジメチルエーテルのような
エ−テル類;及びそれらの一種と水の混合物を挙げるこ
とができる。好適には、テトラヒドロフランと水との混
合物である。
【0021】アミノ基の保護試薬としてはベンジルオキ
シカルボニルクロライド、4−メトキシベンジルオキシ
カルボニルクロライド、2,4−ジメトキシベンジルオ
キシカルボニルクロライドのような置換又は無置換のベ
ンジルオキシカルボニルハライドが用いられるが、好適
には、ベンジルオキシカルボニルクロライドである。そ
の際に用いられる脱ハロゲン化水素剤として、炭酸水素
ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、又は
炭酸カリウムのような炭酸塩、トリエチルアミンのよう
な三級アミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン
(DMAP)のようなピリジン類が用いられるが好適に
は、ピリジンである。
【0022】反応温度は、通常0乃至60℃であり、反
応時間は、10分乃至7日間であり、好適には1時間乃
至3日である。
【0023】反応終了後、処理することなく次の工程で
ある水酸基の保護化を行う。
【0024】水酸基の保護化試薬としては、トリメチル
シリルクロライド、ジメチルtert-ブチルシリルクロラ
イド、ジフェニルtert- ブチルシリルクロライドのよう
なトリアルキルシリルハライド又はアルキルジアリルシ
リルハライドであり、好適にはジメチルtert- ブチルシ
リルクロライドである。その際に用いられる脱ハロゲン
化水素剤として、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジ
ン(DMAP)のようなピリジン類が用いられるが好適
には、4−ジメチルアミノピリジン(DMAP)であ
る。
【0025】反応終了後、本反応の目的物は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物を
適宜中和し、又、不溶物が存在する場合には濾過により
除去した後、水と酢酸エチルのような混和しない有機溶
媒を加え、水洗後、目的化合物を含む有機層を分離し、
無水硫酸マグネシウム等で乾燥後、溶剤を留去すること
によって得られる。
【0026】得られた目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈殿又はカラムクロマトグラフィ−等
によって更に精製できる。
【0027】一般式(III )で表される化合物は、上記
のトリアルキルシリル化反応により、一般式(IV)で表
される化合物に変換される。
【0028】(第A2工程):本工程は、不活性溶剤
中、触媒存在下、加水素分解により化合物(III )のア
ミノ基の保護基を脱保護することによって一般式(V)
で表される化合物を製造する工程である。
【0029】使用される不活性溶剤は、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレンの
ような芳香族炭化水素類;メタノール、エタノールのよ
うなアルコール類;蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸プロ
ピル、酢酸ブチル、炭酸ジエチルのようなエステル類;
ジエチルエ−テル、ジイソプロピルエ−テル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテルのようなエ−テル類を挙
げることができる。好適には、テトラヒドロフランであ
る。
【0030】用いられる触媒は、パラジウム、パラジウ
ム−炭素又は水酸化パラジウム−炭素であり、好適に
は、パラジウム−炭素である。反応温度は、通常0乃至
60℃であり、反応時間は、10分乃至7日間であり、
好適には1時間乃至3日である。
【0031】反応終了後、触媒を濾去し得られた反応液
を濃縮し得られた残渣は次の工程に利用する。
【0032】(第A3工程):本工程は、不活性溶剤
中、一般式(V)で表される化合物のアミノ基を変換す
ることによって一般式(VI)で表されるイソチオシアネ
ート化合物を製造する工程である。
【0033】まず、化合物(VI)の前駆体である化合物
(V)のアザキサンテート塩を不活性溶剤中、化合物
(V)、3級アミン及び二硫化炭素の反応により製造す
る。
【0034】3級アミンは、トリメチルアミン又はトリ
エチルアミンが用いられるが、トリエチルアミンが好適
である。
【0035】使用される不活性溶剤は、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ンのようなハロゲン化炭化水素類が用いられるが、好適
には、メチレンクロリドである。
【0036】反応温度は、通常0乃至30℃であり、反
応時間は、30分乃至15時間であり、好適には1乃至
3時間である。
【0037】反応終了後、生成したキサンテート塩は処
理することなく次の工程に利用する。
【0038】次に、イソチオシアネート化合物(VI)を
製造する。該アザキサンテート塩をトリエチルアミン及
び2−クロロ−1−メチルピリジニウムイオダイドの存
在下に処理することによって得られる。
【0039】反応温度は、通常0乃至30℃であり、反
応時間は、30分乃至15時間であり、好適には1乃至
3時間である。
【0040】反応終了後、触媒を濾去し反応液を濃縮し
得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーすること
により目的物のイソチオシアネート化合物が得られる。
【0041】(第A4工程):本工程は、不活性溶剤
中、一般式(VI)で表されるイソチオシアネート化合物
と一般式(VII )で表される保護化されたアミノヘキソ
ピラノース(デオキシノジリマイシン等)を触媒存在下
に反応させることによって一般式(VIII)で表される化
合物を製造する工程である。
【0042】使用される不活性溶剤は、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレンの
ような芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホ
ルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、
ジクロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;蟻酸
エチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、炭酸
ジエチルのようなエステル類;ジエチルエ−テル、ジイ
ソプロピルエ−テル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチル
エーテルのようなエ−テル類を挙げることができる。好
適には、テトラヒドロフランである。
【0043】触媒としては、トリエチルアミンのような
三級アミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジンの
ようなピリジン類が用いられるが好適には、トリエチル
アミンである。
【0044】反応温度は、通常0乃至100℃であり、
反応時間は、10分乃至7日間であり、好適には1時間
乃至3日である。
【0045】反応終了後、触媒を濾去し反応液を濃縮し
得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーすること
により目的物が得られる。
【0046】(第A5工程):本工程は、不活性溶剤
中、一般式(VIII)で表される化合物を触媒存在下に水
酸基の脱保護化(脱シリル化)することによって一般式
(IX)で表される化合物を製造する工程である。
【0047】使用される不活性溶剤は、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレンの
ような芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホ
ルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、
ジクロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;メタ
ノール、エタノールのようなアルコール類;蟻酸エチ
ル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、炭酸ジエ
チルのようなエステル類;ジエチルエ−テル、ジイソプ
ロピルエ−テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジ
メトキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエーテ
ルのようなエ−テル類を挙げることができる。好適に
は、メタノール又はテトラヒドロフランである。
【0048】触媒としては、テトラメチルアンモニウム
フルオライドのような四級アミン類又は塩酸が用いられ
る。
【0049】反応温度は、室温乃至50℃であり、反応
時間は、10分乃至7日間であり、好適には1時間乃至
3日である。
【0050】反応終了後、触媒を濾去し反応液を濃縮し
得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーするか又
は反応液が塩酸−メタノールの場合は濃縮することによ
り目的物が得られる。
【0051】(第A6工程):本工程は、不活性溶剤
中、一般式(IX)で表される化合物を触媒存在下に環化
することによって一般式(X)で表される化合物を製造
する工程である。
【0052】使用される不活性溶剤は、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、アセトニトリルのようなニトリル
類;ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭化
水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ンのようなハロゲン化炭化水素類;蟻酸エチル、酢酸エ
チル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、炭酸ジエチルのよう
なエステル類;ジエチルエ−テル、ジイソプロピルエ−
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエ
タン、ジエチレングリコールジメチルエーテルのような
エ−テル類を挙げることができる。好適には、アセトニ
トリルである。
【0053】トリエチルアミンのような三級アミン、ピ
リジン、4−ジメチルアミノピリジンのようなピリジン
類又は三級アミンと2−クロロ−3−エチルベンゾキサ
ゾリウムテトラフルオロボレート混合物が用いられるが
好適には、トリエチルアミンと2−クロロ−3−エチル
ベンゾキサゾリウムテトラフルオロボレート混合物であ
る。
【0054】反応温度は、室温乃至50℃であり、反応
時間は、10分乃至7日間であり、好適には20分乃至
3日である。
【0055】反応終了後、反応液を濃縮し得られた残渣
をシリカゲルクロマトグラフィーすることにより目的物
が得られる。
【0056】(第A7工程):本工程は、不活性溶剤
中、一般式(X)で表される化合物を触媒存在下に加水
素分解し水酸基の保護基の脱保護化(脱ベンジル化)す
ることによって一般式(IA)で表される化合物を製造す
る工程である。使用される不活性溶剤は、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレンの
ような芳香族炭化水素類;メタノール、エタノールのよ
うなアルコール類;蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸プロ
ピル、酢酸ブチル、炭酸ジエチルのようなエステル類;
ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテルのようなエ−テル類を挙
げることができる。好適には、メタノールである。
【0057】触媒としては、パラジウム−炭素又は、水
酸化パラジウム−炭素が用いられるるが、好適には、水
酸化パラジウム−炭素である。
【0058】反応温度は、室温乃至50℃であり、反応
時間は、10分乃至7日間であり、好適には1時間乃至
3日である。
【0059】反応終了後、触媒を濾去し反応液を濃縮し
得られた残渣をイオン交換樹脂クロマトグラフィーで精
製することにより目的物が得られる。
【0060】2.B法:B法は一般式(I)で表される
化合物において、mが1を示す化合物(IB)を製造する
方法を示す。
【0061】(第B1工程):本工程は、不活性溶剤
中、一般式(XI)で表される保護化アミノアルカン酸と
一般式(VII )で表される保護化アミノピラノースを脱
水剤存在下に反応させ一般式(XII )で表される化合物
を製造する工程である。
【0062】一般式(XI)で表される保護化アミノアル
カン酸は、公知の市販品である。該保護基はtert- ブト
キシカルボニル基である。
【0063】使用される不活性溶剤は、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレンの
ような芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホ
ルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、
ジクロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;蟻酸
エチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、炭酸
ジエチルのようなエステル類;ジエチルエ−テル、ジイ
ソプロピルエ−テル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチル
エーテルのようなエ−テル類を挙げることができる。好
適には、テトラヒドロフラン又は塩化メチレンである。
【0064】触媒は、トリエチルアミンのような三級ア
ミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン(DM
P)のようなピリジン類が用いられるが好適には、4−
ジメチルアミノピリジンである。
【0065】脱水剤は、ジシクロヘキシルカルボジイミ
ド(DCC)ジフェニルカルボジイミド又はジイソプロ
ピルカルボジイミドであるが好適には、ジシクロヘキシ
ルカルボジイミド(DCC)である。
【0066】反応温度は、通常0乃至60℃であり、反
応時間は、10分乃至7日間であり、好適には1時間乃
至3日である。
【0067】反応終了後、反応混合物を処理後シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにより精製される。
【0068】(第B2工程):本工程は、不活性溶剤
中、一般式(XII )で表される化合物を該化合物のアミ
ノヘキソピラノース類に結合したアシル基を還元し一般
式(XIII)で表される化合物を製造する工程である。
【0069】使用される不活性溶剤は、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、ジエチルエ−テル、ジイソプロピ
ルエ−テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメト
キシエタン、ジエチレングリコールジメチルエーテルの
ようなエ−テル類を挙げることができる。好適には、テ
トラヒドロフランである。
【0070】使用される還元剤は、リチウムアルミニウ
ムヒドリド又はトリ弗化ホウ素・テトラヒドロフラン錯
体であるが、好適にはトリ弗化ホウ素・テトラヒドロフ
ラン錯体である。
【0071】反応温度は、通常0乃至60℃であり、反
応時間は、10分乃至7日間であり、好適には1時間乃
至3日である。
【0072】反応終了後、処理することなく次の工程を
行う。
【0073】(第B3工程):本工程は、不活性溶剤
中、一般式(XIII)で表される化合物を脱保護剤存在下
に該化合物のアミノヘキソピラノース類に結合したアル
キル基末端の保護基を加水分解し、アミノ基をフリーに
した一般式(XIV )で表される化合物を製造する工程で
ある。
【0074】使用される不活性溶剤は、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、好適には、ジエチルエ−テル、ジイソプロピ
ルエ−テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメト
キシエタン、ジエチレングリコールジメチルエーテルの
ようなエ−テル類を挙げることができる。好適には、テ
トラヒドロフランである。
【0075】使用される脱保護剤は好適には、トリフル
オロ酢酸である。
【0076】反応温度は、通常0乃至60℃であり、反
応時間は、10分乃至7日間であり、好適には1時間乃
至3日である。
【0077】反応終了後、反応混合物を処理後シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにより精製される。
【0078】(第B4工程):本工程は、不活性溶剤
中、一般式(XIV )で表される化合物を第A3工程で得
られた一般式(VII )で表される化合物を第A4工程と
同条件下で反応し、一般式(XV)で表されるチオ尿素化
合物を製造する工程である。
【0079】(第B5工程):本工程は、一般式(XV)
で表される化合物を第A5工程と同条件下で反応し、一
般式(XVI )で表される化合物を製造する工程である。
【0080】(第B6工程):本工程は、一般式(XVI
)で表される化合物を第A6工程と同条件下で反応
し、一般式(XVII)で表される化合物を製造する工程で
ある。
【0081】(第B7工程):本工程は、一般式(XVI
I)で表される化合物を第A7工程と同条件下で反応
し、一般式(IB)で表される化合物を製造する工程であ
る。
【0082】3.B’法:B’法はB法における一般式
(XV)で表される化合物を一般式(XIV )で表される化
合物から、B法とは別の方法によって製造する方法であ
る。
【0083】(第B’1工程):本工程は、不活性溶剤
中、一般式(XIV )で表される化合物を第A3工程と同
条件で反応し、一般式(XVIII )で表される化合物を製
造する工程である。
【0084】(第B’2工程):本工程は、不活性溶剤
中、一般式(XV)で表される化合物と一般式(V)で表
される化合物を第A4工程と同条件で反応し、一般式
(XV)で表されるチオ尿素化合物を製造する工程であ
る。
【0085】以下、本発明を実施例をあげて、更に具体
的に説明する。
【0086】
【実施例】
【0087】
【実施例1】 (1a)[1R−(1α,2β,3α,4β,5β)]
−5−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1−(tert−
ブチルジメチルシリルオキシメチル)−2,3,4−ト
リス(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)シクロペン
タン−1−オ−ル(II)及び[1R−(1α,2β,3
α,4β,5β)]−5−tert−ブトキシカルボニルア
ミノ−1−(tert−ブチルジメチルシリルオキシメチ
ル)−3,4−ビス(tert−ブチルジメチルシリルオキ
シ)シクロペンタン−1,2−ジオール(IIIa) アミノサイクリトール(II,3.6g,20.1mmo
l)、165mlの水−テトラヒドロフラン(2:1)
及びピリジン(14g,20.1mmol)からなる水
溶液を激しく攪拌下にベンジルオキシカルボニルクロリ
ド(11.0g,64.5mmol)を0〜5℃で加え
た。同温度で30分攪拌後、反応混合物は減圧濃縮し高
真空ポンプで乾燥した。残渣はジメチルホルムアミド
(以下、DMF,20ml)に溶解し、この溶液にジメ
チルアミノピリジン(以下、DMAP,18.0g,1
47mmol)及びtert−ブチルジメチルシリルクロリ
ド(18.0g,147mmol)を加えた。混合物は
16時間、20〜25℃で攪拌し、酢酸エチルで希釈し
た。1M−塩酸、水、飽和炭酸水素ナトリウム及びブリ
ンで洗浄後、硫酸マグネシウム上で乾燥後、硫酸マグネ
シウムを濾去し、減圧濃縮して得られた混合物をシリカ
ゲル・カラム・クロマトグラフィーを行った。シクロヘ
キサン:酢酸エチル=10:1の溶液で溶出すると標題
化合物IIIaが5.29g(収率:34%)得られた。ま
た、シクロヘキサン:酢酸エチル=4:1の溶液で溶出
すると標題化合物IVa が1.4g(収率:11%)得ら
れた。
【0088】IIIa:核磁気共鳴スペクトル270MHz, (CDCl
3) δ:0.06-0.12(24H,m), 0.88(9H,s),0.89(9H,s), 09
0(18H,s), 3.06(1H,s,OH), 3.43-3.79(2H,m), 3.93(1H,
d,J=2.0Hz), 4.08(1H,s), 4.12(2H,s), 5.06(,5.12(2H,
AB-q,J=12.5Hz), 6.10(1H,d,J=7.2Hz,NH), 7.22-7.40(5
H,m). IVa :核磁気共鳴スペクトル270MHz, (CDCl3) δ:0.06-
0.11(18H,m), 0.87(9H,s),0.88(18H,s), 2.78(1H,d,J=
4.3Hz,OH), 3.79-3.92(4H,m), 4.03-4.09(2H,m),5.09(2
H,s), 7.32(5H,bs). (1b)[1R−(1α,2β,3α,4β,5β)]
−5−アミノ−1−(tert−ブチルジメチルシリルオキ
シメチル)−2,3,4−トリス(tert−ブチルジメチ
ルシリルオキシ)シクロペンタン−1−オ−ル(Va ) 上記の得られた化合 IIIa (2.29g,3.76mm
ol)、テトラヒドロフラン(以下、THF,100m
l)、10%の塩化パラジウム−カーボン粉末(25
g)を触媒として含む溶液を8時間24℃で水素気流中
で攪拌し、ろ過し、減圧濃縮すると標題化合物Va が結
晶として2.21g(収率:92%)得られた。mp7
9〜82℃。
【0089】Va:核磁気共鳴スペクトル270MHz, (CDC
l3) δ:0.09-0.11(24H,m), 0.89(9H,s),0.90(9H,s), 0
91(9H,s), 0.93(9H,s), 1.66(2H,bs,NH2), 3.00(1H,bs,
OH), 3.14(1H,d,J=5.2Hz,C5-H), 3.76,3.99(2H,AB-q,J=
10.3Hz), 3.83(1H,d,J=3.2Hz,C2-H), 3.90(1H,t,J=3.8H
z). (1c)[1R−(1α,2β,3α,4β,5β)]
−1−(tert−ブチルジメチルシリルオキシメチル)−
5−イソチオシアノ−2,3,4−トリス(tert−ブチ
ルジメチルシリルオキシ)シクロペンタン−1−オル
(VIa ) 上記の得られた化合物Va (508mg,0.798m
mol)、メチレンクロリド(20ml)の溶液に二流
化炭素(122mg,1.6mmol)及びトリエチル
アミン(202mg,2.00mmol)を窒素気流下
に24℃で加えた。溶液は1時間攪拌後、この溶液にト
リエチルアミン(162mg,1.62mmol)及び
2−クロロ−1−メチルピリジニウムヨーダイド(30
7mg,1.20mmol)を加えた。この溶液は24
℃で2.5時間窒素気流下で攪拌し、減圧濃縮し、酢酸
エチルで希釈し、飽和中炭酸ナトリウム水溶液、水、ブ
リン、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧濃縮
すると混合物を与え、その混合物をシリカゲル・カラム
クロマトグラフィーで精製した。シクロヘキサン:酢酸
エチル=24:1の溶液で溶出すると標題化合物 VIaが
473mg(収率:87%)得られた。
【0090】VIa: 核磁気共鳴スペクトル270MHz, (CDCl
3) δ:0.09-0.11(24H,m), 0.89(9H,s),0.91(9H,s), 09
3(9H,s), 3.44(1H,bs,OH), 3.73,3.95(2H,AB-q,J=10.3H
z), 3.83-3.90(2H,m), 3.96(1H,d,J=5.6Hz), 4.10(1H,d
t,J=<1.40Hz). (1d)N−[[1R−(1α,2β,3α,4β,5
β)]−1−(tert−ブチルジメチルシリルオキシメチ
ル)−1−ヒドロキシ−2,3,4−トリス(tert−ブ
チルジメチルシリルオキシ)シクロペント−5−イル]
アミノチオカルボニル]−(1−デオキシ−2,3,
4,6−テトラ−O−ベンジル)ノジリマイシン(VIII
a ) 化合物 VIa(52.4mg,0.100mmol)及び
テトラ−O−ベンジル−1−デオキシノジリマイシン
(VII,67.8mg,0.100mmol)のTHF溶
液を減圧濃縮すると混合物を与えるが、それにTHF
(0.10ml)及びトリエチルアミン(9.5mg)
が加えられた。混合物は攪拌下に60〜65℃で3時間
加温後、シリカゲル・TLCクロマトグラフィーで精製
した。シクロヘキサン:酢酸エチル=10:1の溶液で
展開するとRf=0.411を示す標題化合物VIが82
mg(収率:68%)、出発物質の化合物VIIIa (15
mg、22%の回収)及びテトラ−O−ベンジル−1−
デオキシノジリマイシン(10mg,9%の回収)が得
られた。
【0091】VIIIa:核磁気共鳴スペクトル270MHz, (CDC
l3) δ:0.09(3H,s), 0.12(3H,s),0.15(3H,s), 0.17-0.
19(12H,m), 0.24(3H,s), 0.88(9H,s), 0.92(9H,s), 0.9
6(9H,s), 1.00(9H,s), 3.16(1H,s,OH), 3.59-3.75(3H,
m), 3.81-3.93(3H,m), 3.96-4.07(2H,m), 4.10(1H,s),
4.21(1H,m), 4.38-4.85(1H,m), 4.98(1H,m), 7.11(1H,
D,J=6.6Hz,NH), 7.34(20H,s). (1e)N−[[1R−(1α,2β,3α,4β,5
β)]−[1−(ヒドロキシメチル)−1,2,3,4
−(テトラヒドロキシ)シクロペント−5−イル]アミ
ノチオカルボニル]−(1−デオキシ−2,3,4,6
−テトラ−O−ベンジル)ノジリマイシン(IXa ) 化合物VIIIa (148mg,0.123mmol)のT
HF(6ml)溶液に1Mのテトラブチルアンモニウム
フルオライド(1.20ml,1.20ml)のTHF
溶液を加えた。溶液は24℃で3時間加温攪拌後、酢酸
エチルで希釈し、飽和中炭酸ナトリウム水溶液、水、ブ
リン、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、濾液は減
圧濃縮すると残渣を与え、その残渣をシリカゲル・カラ
ムクロマトグラフィーで精製した。酢酸エチルで溶出
し、その後5%メタノール−酢酸エチルで溶出すると標
題化合物IXa が85mg(収率:93%)得られた。
【0092】IXa:核磁気共鳴スペクトル270MHz, (CDC
l3) δ:3.46-3.80(10H,m), 3.96-4.04(3H,m), 4.31-4.
73(8H,m), 4.84(1H,t,J=6.2Hz,D2O 添加によりダブレッ
トに変化する。), 7.15-7.3134(21H,m, 含NH). (1f)N−[[3aR−(3aα,4α,5β,6
α,6aα)]−4−(ヒドロキシメチル)−3a,
5,6,6a−テトラヒドロ−4,5,6−トリヒドロ
キシ−4H−シクロペントキサゾール−2−イル]−
(1−デオキシ−2,3,4,6−テトラ−O−ベンジ
ル)ノジリマイシン(Xa ) 化合物IXa (52mg,0.070mmol)のアセト
ニトリル(3.5ml)溶液に2−クロロ−3−エチル
ベンゾキサゾリウムテトラフルオロボレート(34.7
mg,0.129mmol)を0℃で加えた。1時間0
℃で攪拌した後、トリエチルアミン(35mg,0.3
47mmol)を0℃で加えた。更に0℃で10分攪拌
後、減圧濃縮し、残渣をシリカゲル・カラムクロマトグ
ラフィーした。10%メタノール−酢酸エチルで溶出す
ると標題化合物Xa 47mg(収率:95%)得られ
た。
【0093】Xa : 核磁気共鳴スペクトル270MHz, (CDC
l3+DMF-D7+D2O)δ:3.62-4.83(22H,m), 7.7.21-7.32(20
H,m) (1g)N−[[3aR−(3aα,4α,5β,6
α,6aα)]−4−(ヒドロキシメチル)−3a,
5,6,6a−テトラヒドロ−4,5,6−トリヒドロ
キシ−4H−シクロペントキサゾール−2−イル]−1
−デオキシ−ノジリマイシン(IAa ) 化合物Xa (50mg,0.07mmol)及びカーボ
ン−水酸化パラジウム(1.0g,湿潤,デグッサタイ
プ,Pd含量20%)を触媒として含むメタノール(1
0ml)溶液を60℃で40分間水素添加分解を行っ
た。反応混合物を濾過し、触媒はメタノール(10m
l)で洗浄し、濾液に加え減圧濃縮した。残渣をアンバ
ーライトCG50(NH4 +タイプ/H+ タイプ=3/
2,20ml)・カラムクロマトグラフィーで精製し
た。0.5Mアンモニア水溶液で溶出(各々4ml)す
るとリオフィライズ後、粉末として、標題化合物IAa が
8.0mg(収率:32%)得られた。
【0094】 IAa:赤外吸収スペクトルνmax (nujol) :3370,1665(shoulder),1640 cm-1 : FAB MS(positive)m/z351. High resolution FAB MS, Found:351.1383. calcd for C132329 :351.1403 (2a)N−[3−(tert- ブトキシカルボニルアミ
ノ)プロピオニル]−1−デオキシノジリマイシン(XI
Ia) テトラベンジル−1−デオキシノジリマイシン(VIIa,
524mg,1.00mmol)のメチレンクロリド
(10ml)の溶液にBoc−β−アラニン(XIa,22
7mg,1.20mmol)、ジメチルアミノピリジン
(以下、DMAPと称する。147mg,1.20mm
ol)及びジシクロヘキシルカルボジイミド(以下、D
CCと略称する。248mg,1.20mmol)を加
えた。混合物は24℃で6時間攪拌後濾過し、濾液を減
圧濃縮しシリカゲルカラムクロマトグラフィーした。シ
クロヘキサン:酢酸エチル=3:2で溶出すると、標題
化合物(XIIa)が683mg(収率:98%)が得られ
た。
【0095】 XIIa:赤外吸収スペクトルνmax (film):3584-2869,1711,1642 cm-1 :核磁気共鳴スペクトル270MHz, (CDCl3) δ:1.42(9H,s), 1.75(1H,broad, NH), 2.53(2H,bs), 3.32-4.12(8H,m), 4.25-4.80(9H,m), 5.31-5.38(1H,m), 7.2 1-7.34(20H,m) :元素分析値:C425027 :計算値C,72.62;H,7.25; N,4.03: 実測値C,72.13;H,7.31;N,4.07 (2b)N−[3(tert- ブトキシカルボニルアミノ)
プロピル]−1−デオキシノジリマイシン(XIIIa ) 化合物XIIa(695mg,1.00mmol)に1Mの
BH3 −THF混合物(40ml)を加える。この溶液
は20〜24℃で16時間攪拌後、酢酸エチルで希釈し
た。この溶液に1Mの塩酸を加え飽和重炭酸ナトリウム
で中和し、濾過し、濾液を減圧濃縮しシリカゲルカラム
クロマトグラフィーした。シクロヘキサン:酢酸エチル
=3:2で溶出すると、標題化合物(XIIIa )がガムと
して683mg(収率:98%)が得られた。
【0096】 XIIIa:赤外吸収スペクトルνmax (film):3584-2809,1711 cm-1 :核磁気共鳴スペクトル270MHz, (CDCl3) δ:1.25(2H,bs), 1.43(9H,s), 2 .02(1H,t,J=10.4-11.0Hz), 2.24(1H,d,J=9.1Hz), 2.37(1H,m), 2.81(1H,m), 2.9 5-3.07(2H,m), 3.16(1H,m), 3.43-3.67(5H,m), 4.34,4.96(2H,AB-q,J=10.9Hz), 4.45,4.54(2H,AB-q,J=12.1Hz), 4.63,4.70(2H,AB-q,J=11.6Hz), 4.82(2H,t,J=1 1.5Hz), 5.25(1H,bs,NH),7.08-7.13(2H,m), 7.26-7.34(18H,m). :FAB MS(positive)m/z681(M+H)+. High resolution FAB MS(positive), Ca lcd. forC425326 :681.3904. Found:681.3872. (2c)N−(3- アミノプロピル)−1−デオキシノ
ジリマイシン(XIVa) 化合物 XIIIa(360mg,0.529mmol)と1
5mlのメチレンクロリドの溶液にトリフルオロ酢酸
(3ml)を加える。この溶液は24℃で45分攪拌
後、減圧濃縮し、エチルエーテルで希釈し、0.5M水
酸化ナトリウム、ブリンの順で洗浄し、無水硫酸マグネ
シウム上で乾燥後、減圧濃縮すると、標題化合物(XIII
a )がガムとして291mg(収率:95%)が得られ
た。
【0097】 XIVa:赤外吸収スペクトルνmax (film):3600-2780,1715-1580 cm-1 :核磁気共鳴スペクトル270MHz, (CDCl3) δ:1.43(9H,s), 1.53(1H,m), 1. 63(1H,m), 1.85(2H,bs,NH2,D2O交換), 2.14(1H,t,J=10.6Hz), 2.27(1H,d,J=9.2H z), 2.51(1H,ddd,J=4.6,8.6,13.2Hz), 2.63(2H,t,J=6.6Hz), 2.79(1H,m), 3.13( 1H,dd,J=4.6,11.2Hz),3.43-3.70(5H,m), 4.41,4.87(2H,AB-q,J=10.6Hz), 4.46(2 H,s), 4.66,4.71(2H,AB-q,J=11.2Hz), 4.81,4.96(2H,AB-q,J=10.6Hz), 7.13-7.1 7(2H,m), 7.24-7.38(18H,m). :FAB MS(positive)m/z581(M+H)+. High resolution FAB MS(positive), 計算値: C374524 :581.3373. 実測値:581.3388. (2d)N−[3- [[1R−(1α,2β,3α,4
β,5β)]−[1−tert−ブチルジメチルシリルオキ
シメチル)−1−ヒドロキシ−2,3,4−トリス(te
rt−ブチルジメチルシリルオキシ)シクロペント−5−
イル]アミノプロピル]−1−デオキシ−2,3,4,
6−テトラ−O−ベンジルノジリマイシン(XVa ) 化合物XIVa(92mg,0.158mmol)と1−
(tert- ブチルジメチルシリルオキシメチル)−5−イ
ソチオシアノ−2,3,4−トリス(O−tert-ブチル
ジメチルシリルオキシ)シクロペンタン−1−オル(VI
a,107mg,0.158mmol)及び0.20ml
のテトラヒドロフラン(以下、THF)の溶液を60〜
65℃で3時間加温攪拌後、減圧濃縮し、得られた残渣
をシリカゲル・カラムクロマトグラフィーで精製した。
シクロヘキサン:酢酸エチル=4:1で溶出すると、標
題化合物(XVa )がガムとして166mg(収率:83
%)が得られた。
【0098】 XVa: 赤外吸収スペクトルνmax (film):3100-2800(W), 2480,1640 cm-1. : 核磁気共鳴スペクトル270MHz, (CDCl3) δ:0.09-0.12(24H,m), 0.90-0.9 3(36H,m), 1.26(1H,broad), 1.50-1.80(3H,m), 2.20(1H,t,J=10.7Hz), 2.32(1H, t,J=9.2Hz), 2.63(1H,m), 2.80(1H,m), 3.11(1H,dd,J=4.7,11.0Hz), 3.33(1H,m) , 3.42-3.78(8H,m), 3.90(1H,m), 3.97(1H,s), 4.35-4.97(8H,m), 7.08-7.11(2H ,m), 7.22-7.38(18H,m). : 元素分析値:C6811139 SSi4 (1259.1):計算値:C ,64.87;H,8.89;N,3.34;S,2.55,実測値C,65. 08;H,8.93;N,3.29;S,2.59. (2e)N−[3- [[1R−(1α,2β,3α,4
β,5β)]−[1−ヒドロキシメチル−1,2,3,
4−テトラ−(ヒドロキシ)シクロペント−5−イル]
アミノチオカルボニル]アミノプロピル]−1−デオキ
シ−2,3,4,6−テトラ−O−ベンジルノジリマイ
シン・塩酸塩(XVIa) 化合物XVa (473mg,0.376mmol)とメタ
ノール47mlの溶液に10%塩酸(W/W)−メタノ
ール47mlの溶液を加えた。この溶液は24℃で3時
間攪拌後濃縮すると、標題化合物(XVIa)が粉末として
314mg(収率:定量的)が得られた。
【0099】 XVIa:赤外吸収スペクトルνmax (nujol) :3320(broad), 1682,1638 cm-1 :核磁気共鳴スペクトル270MHz, (CDCl3) δ:1.48-60(2H,m), 2.09(1H,m), 2.31(1H,m), 2.46(1H,m), 2.65-2.80(2H,m), 3.08(1H,m), 3.30(1H,m), 3.40-3 .71(8H,m), 3.87-4.00(3H,m), 4.32-4.90(8H,m), 7.08-7.15(2H,m), 7.21-7.33( 18H,m) :FAB MS(positive)m/z1802(M+H)+. High resolution FAB MS(positive),計 算値: C445639 S:802.3735. 実測値:802.3748. :元素分析値:C445539 S/HCl:計算値(838.5):C, 63.03;H,6.73;N,5.01;S,3.82;Cl,4.23.実 測値C,62.90;H,6.76;N,5.03;S,3.67;Cl,4. 64. (2f)N−[3- [[3aR−(3aα,4α,5
β,6α,6aα)]−(4−ヒドロキシメチル)−3
a,5,6,6a−テトラヒドロ−4,5,6−トリヒ
ドロキシ−4H−シクロペントキサゾル−2−イル]ア
ミノプロピル]−(1−デオキシ−2,3,4,6−テ
トラ−O−ベンジル)ノジリマイシン(XVIIa ) 化合物XVIa(54mg,0.064mmol)のアセト
ニトリル(3.5ml)のサスペンションに2−クロロ
−3−エチルベンゾキサゾリウム テトラフルオロボレ
ート(40mg,0.148mmol)を窒素気流中
で、0〜5℃冷却攪拌下に加えた。このサスペンション
は攪拌開始後直ちに溶液化した。1時間攪拌後、この溶
液に0℃で1時間攪拌後トリエチルアミンを加えた。更
に0℃で30分攪拌後、減圧濃縮し、残渣をシリカゲル
・カラムクロマトグラフィーした。酢酸エチル中メタノ
ール10%溶液及び酢酸エチル中メタノール30%溶液
で溶出すると、標題化合物(XVIIa )とシリカゲルの混
合物が得られ、XVは酢酸エチルに溶解した。この溶液を
飽和中炭酸ナトリウム溶液及び飽和食塩水で洗浄後、硫
酸マグネシウム上で乾燥後、濾過し、溶液を減圧濃縮す
ると標題化合物XVIIaが黄色粉末として40mg(収
率:77%)が得られた。
【0100】 XVIIa: 赤外吸収スペクトルνmax (nujol) :3340(broad),1698 cm-1 : 核磁気共鳴スペクトル270MHz, (CDCl3+DMF-d7+D2O)δ:3.62-4.83(22H, m), 7.21-7.32(20H,m). :核磁気共鳴スペクトル270MHz, (CDCl3) δ:1.50(2H,m), 2.04(1H,broad) , 2.25(1H,m), 2.37(1H,m), 2.70(1H,m), 2.98-3.22(3H,m), 3.37-3.70(5H,m), 3.86-4.10(3H,m), 4.20-4.95(11H,m), 7.05-7.12(2H,m), 7.20-7.37(18H,m) :FAB MS(positive)m/z768(M+H)+. High resolution FAB MS(positive), 計 算値: C445439 :768.3858. 実測値:768.3868. :元素分析値:C445339 :計算値C,68.82;H,6.96; N,5.47実測値C,68.30;H,6.83;N,5.48. (2g)N−[3- [[3aR−(3aα,4α,5
β,6α,6aα)]−(4−ヒドロキシメチル)−3
a,5,6,6a−テトラヒドロ−4,5,6,−トリ
ヒドロキシ−4H−シクロペントキサゾル−2−イル]
アミノプロピル]−ノジリマイシン(IBa ) 化合物XVIIa (50mg,0.065mmol)の10
mlメタノール溶液に水酸化パラジウムをまぶしたカー
ボン粉末(55mg,湿潤品,デグッサ・タイプ)を触
媒として加え、50〜55℃で24時間還元分解を行っ
た。触媒を濾去後、濾液は減圧濃縮され、残渣は、アン
バーライトCG50(NH4 +タイプ/H+ タイプ=3/
2,20ml)でカラム・クロマトグラフィーを行っ
た。0.5Mのアンモニア、次いで1M.0のアンモニ
アで溶出すると標題化合物XVIが凍結乾燥後結晶として
26mg(収率:98%)得られた。
【0101】 IBa: 赤外吸収スペクトルνmax (KBr) :3340(broad),2926,2337(w),1706,1659 cm-1 : 13C 核磁気共鳴スペクトル400MHz, (D2O) δ:25.2, 42.8,
51.4, 57.5, 59.7, 64.0, 67.3, 71.1, 72.2, 73.5,
80.5, 82.1, 82.3, 85.2, 90.9, 163.7.
【0102】
【発明の効果】本発明の化合物は、優れた糖加水分解酵
素阻害活性作用を示した。よって、抗肥満薬、抗糖尿病
薬、殺虫剤及び抗HIV剤として有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 [式中、nは1乃至20の整数を示し、mは0又は1を
    示す。]で表わされる化合物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2856294A1 (fr) * 2003-06-18 2004-12-24 Expanscience Lab Utilisation cosmetique d'une composition comprenant au moins une oxazoline, a titre de principe actif, comme amincissant et/ou pour prevenir et/ou traiter la cellulite

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2856294A1 (fr) * 2003-06-18 2004-12-24 Expanscience Lab Utilisation cosmetique d'une composition comprenant au moins une oxazoline, a titre de principe actif, comme amincissant et/ou pour prevenir et/ou traiter la cellulite
WO2004112741A1 (fr) * 2003-06-18 2004-12-29 Laboratoires Expanscience Utilisation cosmetique d’une composition comprenant au moins une oxazoline, a titre de principe actif, comme amincissant et/ou pour prevenir et/ou traiter la cellulite.
US7629371B2 (en) 2003-06-18 2009-12-08 Laboratoires Expanscience Cosmetic use of a composition containing at least one oxazoline, serving as an active substance, as a slimming product and/or for preventing and/or treating cellulite

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