JPH10174935A - 宛名読取装置および文字情報読取装置 - Google Patents

宛名読取装置および文字情報読取装置

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JPH10174935A
JPH10174935A JP8338279A JP33827996A JPH10174935A JP H10174935 A JPH10174935 A JP H10174935A JP 8338279 A JP8338279 A JP 8338279A JP 33827996 A JP33827996 A JP 33827996A JP H10174935 A JPH10174935 A JP H10174935A
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JP
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JP8338279A
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Morio Nihonmatsu
盛男 二本松
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単語照合に要する時間を短縮して宛名読取りを
高速に行える宛名読取装置を提供する。 【解決手段】文字領域毎に複数の候補文字とその候補文
字の認識評価値を抽出する候補文字抽出手段6と、前記
文字領域から認識された候補文字の文字コードを保持
し、この候補文字の文字コードと単語辞書10に登録さ
れた単語の文字コードを比較する比較手段を前記文字領
域毎に直列に接続して、前記候補文字の文字コードと単
語辞書に登録された単語の文字コードを単語単位に連続
的に照合し、前記単語辞書に登録された単語のうち、そ
の単語を構成する文字の少なくとも1つが前記比較手段
に保持された候補文字の文字コードと一致する単語を抽
出する単語抽出手段7とを具備し、単語抽出手段7で抽
出された単語と、その単語を構成する候補文字の認識評
価値に基づき、前記郵便物の宛名情報を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、郵便物の
宛名記載面の画像を読み取って、その画像を基に宛名情
報を認識する宛名読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】郵便物の処理分野においては、連日大量
に送られてくる郵便物を限られた時間内に処理しなけれ
ばならない。そこで、近年では、大量の郵便物をそれぞ
れの宛先に応じて自動的に各配達区分毎に区分する郵便
物処理装置が普及し、郵便局員の負担の軽減が図られて
いる。
【0003】この郵便物処理装置は、主に、郵便物上か
ら郵便番号、住所等の宛名情報を読み取る宛名読取装置
と、読み取られた宛名情報を基に、その郵便物を宛先毎
に区分する区分機とから構成される。まず、宛名読取装
置で郵便物上の全面画像を光学的に読取り、その読み取
った画像に対し所定の画像処理を施して宛名の記載領域
を抽出し、その抽出された宛名記載領域の郵便番号およ
び宛名文字の認識を行って、その認識結果を基に区分機
で郵便物を複数の配達区分毎に区分するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】宛名読取装置では、文
字認識の結果求められた候補文字の文字コードと予め具
備された住所辞書に登録された単語の文字コードとの照
合をソフトウエアにて行って、郵便物に記載された住所
を認識するようになっている。その際、単に配達局1局
分の区域内の住所のみならず、複数局あるいは全国の住
所を認識することが望ましい。
【0005】しかし、住所認識範囲が広くなれば住所辞
書に登録される単語数が膨大となり、その登録された全
ての単語の各文字コードと宛名文字の候補文字の文字コ
ードとの照合をソフトウエアにて行うには、その照合処
理に時間がかかるという問題点があった。
【0006】また、文字認識の結果、郵便物上の宛名文
字に複数の候補文字が抽出された場合は、その複数の候
補文字と住所辞書に登録された全ての単語との照合処理
を行う必要があり、処理能力のさらなる低下は否めな
い。
【0007】そこで、本発明は、照合すべき単語数に関
わりなく高速な単語照合処理が行える文字情報読取装置
を提供することを目的とする。また、単語照合に要する
時間を短縮して宛名読取りを高速に行える宛名読取装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の宛名読取装置
は、郵便物の宛名記載面に記載された宛名情報を読み取
る宛名読取装置において、郵便物の宛名記載面の画像を
光学的に読み取る読取手段と、この読取手段で読み取ら
れた画像から切り出された各文字領域を文字認識し、前
記文字領域毎に複数の候補文字とその候補文字の認識評
価値を抽出する候補文字抽出手段と、前記文字領域から
認識された候補文字の文字コードを保持し、この候補文
字の文字コードと単語辞書に登録された単語の文字コー
ドを比較する比較手段と、この比較手段を前記文字領域
毎に直列に接続して、前記候補文字の文字コードと単語
辞書に登録された単語の文字コードを単語単位に連続的
に照合し、前記単語辞書に登録された単語のうち、その
単語を構成する文字の少なくとも1つが前記比較手段に
保持された候補文字の文字コードと一致する単語を抽出
する単語抽出手段と、を具備し、この単語抽出手段で抽
出された単語と、その単語を構成する候補文字の認識評
価値に基づき、前記郵便物の宛名情報を判定することに
より、単語照合に要する時間を短縮して宛名読取りを高
速に行える。
【0009】なお、前記比較手段は前記文字領域毎に候
補文字の数だけ直列に接続されている方がよりよい効果
が得られる。また、前記単語抽出手段は、単語を構成す
る全ての文字が前記比較手段に保持された候補文字の文
字コードと一致する単語を抽出するようにしてもよい。
【0010】本発明の文字情報読取装置は、原稿上の画
像から文字情報を読み取る文字情報読取装置において、
原稿上の画像を光学的に読み取る読取手段と、この読取
手段で読み取られた画像から切り出された各文字領域を
文字認識し、前記文字領域毎に複数の候補文字とその候
補文字の認識評価値を抽出する候補文字抽出手段と、前
記文字領域から認識された候補文字の文字コードを保持
し、この候補文字の文字コードと単語辞書に登録された
単語の文字コードを比較する比較手段と、この比較手段
を前記文字領域毎に直列に接続して、前記候補文字の文
字コードと単語辞書に登録された単語の文字コードを単
語単位に連続的に照合し、前記単語辞書に登録された単
語のうち、その単語を構成する文字の少なくとも1つが
前記比較手段に保持された候補文字の文字コードと一致
する単語を抽出する単語抽出手段と、を具備し、この単
語抽出手段で抽出された単語と、その単語を構成する候
補文字の認識評価値に基づき、前記原稿上の文字情報を
判定することにより、照合すべき単語数に関わりなく高
速な単語照合処理が行え、文字情報を高速に読み取るこ
とができる。
【0011】なお、前記比較手段は前記文字領域毎に候
補文字の数だけ直列に接続されている方がよりよい効果
が得られる。また、前記単語抽出手段は、単語を構成す
る全ての文字が前記比較手段に保持された候補文字の文
字コードと一致する単語を抽出するようにしてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る
宛名読取装置の構成を概略的に示したもので、光電変換
部1、画像処理部2、領域検出部3、行切り出し部4、
文字切り出し部5、文字認識部6、単語照合部7、街区
認識部8、宛名住所判定部9から構成される。
【0013】郵便物Pの宛名情報の記載面の画像は、ス
キャナ等により光学的に読み取られた後、CCDセンサ
等を用いた光電変換部1によって電気信号に変換され
る。電気信号に変換された入力画像は画像処理部3によ
って処理される。
【0014】画像処理部2では、入力画像に対し微分処
理等を施し、2値化画像、微分2値化画像に変換し、こ
の2値化画像に基づき領域検出部3では宛名領域を検出
して、その検出された宛名領域の始点・終点座標を出力
するようになっている。
【0015】行切り出し部4は、検出された宛名領域の
からラベリング、射影を行って、宛名領域内の住所を含
む行を切り出して、その行の始点・終点座標を出力する
ようになっている。
【0016】文字切り出し部5は、切り出された行か
ら、さらに文字らしいブロックを切り出して、各文字ブ
ロックの始点・終点座標を出力するようになっている。
文字認識部6では、各文字ブロックについて文字認識処
理を施し、各文字ブロック毎に複数の候補文字を出力す
るようになっている。
【0017】単語照合部7では、隣接した文字ブロック
組み合わせ毎に、その候補文字と住所辞書10に登録さ
れている単語を照合して町域までの住所を判定するよう
になっている。
【0018】街区認識部8では、さらに、街区の切り出
しおよび認識を行い、宛名住所判定部9において、その
結果と単語照合部7の照合結果から宛名住所を判定する
ようになっている。
【0019】次に、図1の単語照合部7について説明す
る。図2は、単語照合部7の構成例を概略的に示したも
ので、単語照合回路51、制御回路52、結果格納メモ
リ53から構成されている。
【0020】住所辞書(ここでは、例えば、4文字単
語)10の格納されたメモリの制御回路52から指示さ
れたアドレスから4文字単語の各文字コードが読み出さ
れると、単語照合回路51に送られるようになってい
る。
【0021】単語照合回路51は、制御回路52で生成
される各種制御信号(クロック、データマスク)に従っ
て、候補文字の文字コードと住所辞書メモリ10から読
み出された4文字単語の文字コードとを照合して、その
照合結果を結果格納メモリ53に格納するとともに、照
合の結果生成される各種制御信号(データマスク、照合
フラグ、ビジー)を制御回路52に出力するようになっ
ている。すなわち、候補文字の文字コードと住所辞書メ
モリ10に登録された単語の文字コードが比較され、一
致するものがあれば、例えば、その単語の住所辞書メモ
リ10のアドレスと、一致した候補文字の得点と順位等
が結果格納メモリ53に格納される。これを住所辞書メ
モリ10に登録された全ての4文字単語について繰り返
す。すると、住所辞書メモリ10に登録された単語の中
でいくつかの単語が結果格納メモリ53に格納されるこ
ととなる。宛名住所判定部9では、結果格納メモリ53
に格納された照合結果をもとに、例えば、文字順位が低
いものあるいは文字得点の高いものを住所単語と判定す
る。
【0022】なお、住所辞書10は、必ずしも宛名読取
装置内に具備されたメモリに格納されている必要はな
く、例えば、ハードディスク等の外部装置から宛名読取
装置へ同期転送しながら単号照合を行うようにしてもよ
い。
【0023】図3は、単語照合回路51の構成例を示し
たもので、主に、各文字ブロック毎に比較ブロックを複
数(候補文字数)接続してパイプライン構成としたもの
を割当て、さらに、このパイプラインを複数本並列に接
続されて構成されている。ここでは、例えば、4つの文
字ブロックに対応した単語照合回路51の構成例を示し
ている。
【0024】以下、簡単のために、1文字単語の場合を
例にとり説明する。この場合、文字認識部6で1つの文
字ブロックについて文字認識した結果求められた7つの
候補文字の文字コードと住所辞書10に登録された1文
字単語の文字コードが入力となりえる。例えば、この場
合の文字ブロックに割り当てられたパイプラインを構成
する各比較レジスタ21a〜21gのそれぞれには、7
つの候補文字の文字コードが格納され、このパイプライ
ンの入力(文字コード1)に住所辞書10に登録された
1文字単語の文字コードが所定の周期タイミング(クロ
ック)にて比較ブロック21a〜21gを次々シフトさ
れて、各比較ブロック21a〜21gにおいて、候補文
字の文字コードと住所辞書10に登録された1文字単語
の文字コードが比較され、一致するものがあれば、その
文字コードの住所辞書10のアドレスと、単語の識別コ
ード(単語タグ)、一致した候補文字の得点と順位等が
出力されるようになっている。これを住所辞書10に登
録された全ての1文字単語について繰り返す。すると、
住所辞書10に登録された単語の中でいくつかの単語が
出力されるので、その中で、例えば、順位が低いものあ
るいは得点の高いものを住所単語と判定する。
【0025】なお、候補文字の得点、順位は、文字認識
部6で文字認識した結果求められるもので、これらの情
報も各比較ブロックに、各候補文字の文字コードととも
に格納されている。
【0026】図4は、図3の比較ブロックの構成例を概
略的に示したものである。図4において、文字レジスタ
31には、前段の比較ブロックからの住所単語の1文字
の文字コードをクロックに同期してラッチするレジスタ
である。
【0027】文字候補レジスタ33、文字得点レジスタ
34、文字順位レジスタ36は、照合を始める前に、そ
れぞれ、候補文字の文字コード、文字得点、文字順位を
格納するものである。
【0028】一致比較回路32は、文字レジスタ31と
文字候補レジスタ33内の文字コードが一致するか否か
を比較し、例えば、一致したら「1」、不一致であった
ら「0」を出力するようになっている。
【0029】得点レジスタ35、順位レジスタ37は、
それぞれ、前段の比較ブロックからの得点と順位をクロ
ックに同期してラッチするものである。得点セレクタ3
8は、一致比較回路32の出力に応じて、文字得点レジ
スタ34の出力と得点レジスタ35の出力のいずれか一
方を選択して出力するものであり、この場合、一致比較
回路32の出力が「1」のとき、文字得点レジスタ34
の出力(すなわち、候補文字の文字得点)を選択し、
「0」のとき、得点レジスタ35の出力を選択する。
【0030】順位セレクタ39は、一致比較回路32の
出力に応じて、文字順位レジスタ36の出力と順位レジ
スタ37の出力のいずれか一方を選択して出力するもの
であり、この場合、一致比較回路32の出力が「1」の
とき、文字順位レジスタ36の出力(すなわち、候補文
字の文字順位)を選択し、「0」のとき、順位レジスタ
35の出力を選択する。
【0031】なお、この比較レジスタを図3のように直
列接続する場合、文字順位レジスタ36に格納される文
字順位は、その接続位置において一義的に定まる固定値
である。例えば、最後段に接続される比較ブロック21
gの文字レジスタ36に格納される文字順位は1位で、
最前段に接続される比較ブロック21aの文字レジスタ
36に格納される文字順位は7位で、この値が予め格納
されている。
【0032】ここで、単語照合処理について説明する。
図6は、郵便物Pの宛名記載面から抽出された文字ブロ
ックの一例を示したものである。
【0033】まず、簡単のために、1文字単語照合の場
合を例にとり説明する。図6において、例えば、第1番
目の文字ブロック「川」について、文字認識部6で文字
認識した結果、図7に示すように、7つの候補文字
「山」、「川」、「地」、…、「那」と、それぞれの候
補文字についての文字得点が得られたとする。住所辞書
10には「山」、「川」、「海」の3単語が登録されて
いるとする。
【0034】まず、住所辞書10に登録されている
「山」の文字コードと候補文字の文字コードを照合する
と、1位の候補文字と一致するので、単語照合回路51
から例えば、「山」の識別コード(単語タグ)と文字得
点が出力される。
【0035】次に、住所辞書10に登録されている
「川」の文字コードと候補文字の文字コードを照合する
と、2位の候補文字と一致するので、単語照合回路51
から例えば、「川」の識別コード(単語タグ)と文字得
点が出力される。
【0036】さらに、住所辞書10に登録されている
「海」の文字コードと候補文字の文字コードを照合する
と、一致する候補文字が存在しないので、単語照合回路
51からは何も出力されない。
【0037】従って、文字コードの一致する候補文字
「山」、「川」の文字順位、あるいは文字得点を比較
し、この場合、候補文字「山」が住所単語であると判定
される。次に、4文字単語照合の場合を例にとり説明す
る。
【0038】図6において、例えば、第1番目〜第4番
目の文字ブロックについて、文字認識部6で文字認識し
た結果、図7に示すように、それぞれ7つの候補文字
と、それぞれの候補文字についての文字得点が得られた
とする。このとき、住所辞書10に登録されている住所
単語の一例を図8に示す。なお、図8には3文字単語が
含まれているが、この場合は、候補文字の4文字目は照
合されないものとする。
【0039】4文字照合の場合、文字ブロックの番号の
小さい順に住所単語の1〜4文字目に対応しており、そ
れぞれについて、前述の1文字単語照合と同様の処理を
行う。
【0040】1文字単語照合と異なるのは、一致/不一
致の判定基準である。住所単語の文字コードが1つでも
4つの文字ブロックの候補文字の文字コードのいずれか
と一致するものがあれば、その住所単語の識別コード
(単語タグ)と文字得点等を単語照合回路51から出力
して、結果格納メモリ53に格納しておくという方法も
あるが、ここでは、簡単のために、住所単語の全ての文
字コードが4つの文字ブロックの候補文字の文字コード
と一致したときに、その住所単語の識別コード(単語タ
グ)と文字得点等を単語照合回路51から出力して、結
果格納メモリ53に格納するものとする。
【0041】図8に示したような住所単語の文字コード
と、図7に示したような4つの文字ブロックの候補文字
の文字コードを照合した結果、住所単語「旭川市」、
「川崎市」、「那覇市」については、その各文字コード
と一致する候補文字が存在し、また、それぞれの住所文
字を、その各文字の文字コードと一致する候補文字の文
字順位で示すと、「旭川市」が{5、7、1}、「川崎
市」が{2、1、1}、「那覇市」が{7、6、1}と
なる。
【0042】このような文字照合結果は、結果格納メモ
リ53に、例えば、図9に示すように格納される。図9
に示すように、結果格納メモリ53には、候補文字の文
字コードと一致する住所単語の住所辞書10のアドレス
あるいはその住所単語の識別コード(単語タグ)、その
住所文字の各文字の文字コードと一致する候補文字の文
字順位と文字得点が格納されている。なお、文字順位、
文字得点は、いずれか一方のみであってもよい。
【0043】さて、結果格納メモリ53に図9に示した
ような照合結果が格納されると、次に、図6の4つの文
字ブロックに対応する住所文字を判定する。図9におい
て、抽出された3つの住所単語のうち、例えば、平均文
字順位の最も低いもの、あるいは平均文字得点の最も高
いものを住所文字と判定すればよい。すると、住所単語
「川崎市」が住所単語と判定される。
【0044】その後、図6の第4の文字ブロック以降に
おいても、同様の処理を行い、第4および第5の文字ブ
ロックで「幸区」が住所単語と判定され、第5および第
7の文字ブロックで「柳町」が住所単語と判定される。
【0045】図3の説明に戻り、単語照合回路51につ
いて、さらに詳細に説明する。図4に示したような構成
の比較ブロックを1つの文字ブロックにつき、文字認識
部6で抽出される候補文字数(ここでは、7つ)分直列
に接続してパイプライン構成としたものを、4つの文字
ブロックに対応して4本並列に接続されている。すなわ
ち、図3の上から下に向かって第1番目から第4番目の
文字ブロックに対応するパイプラインが並列に接続され
ている。
【0046】各比較ブロックの文字順位レジスタ36に
は、最前段(最も右側)から最後段(最も左側)に向か
って文字順位「7」、「6」、「5」、「4」、
「3」、「2」、「1」が照合を開始する前に予め格納
(セット)されている。
【0047】また、各比較ブロックの文字候補レジスタ
33、文字得点レジスタ34には、第1番目から第4番
目の文字ブロックのそれぞれの7つの候補文字の文字コ
ード、文字得点が格納されている。すなわち、例えば、
第1番目の文字ブロックに対応するパイプラインの文字
順位1から7の比較ブロックの文字候補レジスタ33に
は、それぞれ、図7の第1の文字ブロックの7つの候補
文字「山」「川」、「地」、「柳」、…、「那」の文字
コードと、各候補文字の文字得点が照合を開始する前に
予め格納(セット)されている。第2番目〜第4番目の
文字ブロックに対応するパイプラインについても同様
に、例えば、図7に示す7つの候補文字の文字コード、
文字得点が予め格納(セット)されている。
【0048】なお、その際のセット回路は、図3では省
略されている。4本のパイプラインのそれぞれには住所
辞書10に登録された単語(ここでは、最大4文字の単
語)の各文字コードが入力されるようになっている(文
字コード1〜4)。
【0049】図5のタイムチャートに示すように、住所
辞書10に登録された単語の文字コードは、単語単位
に、所定の周期タイミング(クロック)に同期して各パ
イプラインの図3の最左端の比較ブロックに連続的に、
1クロックで1個の単語が入力し、クロックに同期して
順次、次段の比較ブロックにシフトするようになってい
る。その際、その単語の識別コード(単語タグ)も文字
コードと同様にラッチ回路26a〜26gをクロックに
同期して順次シフトしていく。
【0050】単語タグとしては、例えば、その単語の住
所辞書10の格納アドレスであってもよい。具体的に説
明すると、例えば、図8に示したような住所辞書10の
先頭に登録されている単語「北海道」の3つの文字の文
字コードを3つのパイプラインにそれぞれ文字コード1
〜3として入力すると、まず、文字順位7位の候補文字
の比較ブロックでラッチされ、候補文字の文字コードと
照合される。
【0051】次のクロックで、単語「北海道」の各文字
コードは文字順位6位の比較ブロックに入力、ラッチ、
候補文字の文字コードと照合され、これと同時に、図8
の住所辞書10の2番目に登録されている単語「札幌
市」の3つの文字の文字コードが3つのパイプラインに
それぞれ文字コード1〜3として入力し、文字順位7位
の候補文字の比較ブロックでラッチされ、候補文字の文
字コードと照合される。これを住所辞書10に登録され
ている全ての単語について繰り返す。
【0052】ここで、例えば、図8の住所辞書10の3
番目に登録されている「旭川市」に注目すると、「旭」
の文字コードが、図7に示すように、第1番目の文字ブ
ロックの文字順位5位の比較ブロックで一致するので、
この比較ブロックの文字得点レジスタ34に格納されて
いる文字得点、文字順位レジスタ36に格納されている
文字順位を、それぞれ得点セレクタ38、順位セレクタ
39で選択して出力し、次のクロックにて次段の比較ブ
ロックの得点レジスタ35、順位レジスタ37にそれぞ
れラッチされる。このようにして、最終段までの各比較
ブロックを経由して渡される。
【0053】同様にして、「川」、「市」の文字コード
が、図7に示すように、それぞれ、第2番目の文字ブロ
ックの文字順位7位の比較ブロック、第3番目の文字ブ
ロックの文字順位1位の比較ブロックで一致するので、
これら比較ブロックの文字得点レジスタ34に格納され
ている文字得点、文字順位レジスタ36に格納されてい
る文字順位を、それぞれ得点セレクタ38、順位セレク
タ39で選択して出力し、次のクロックにて次段の比較
ブロックの得点レジスタ35、順位レジスタ37にそれ
ぞれラッチされる。このようにして、最終段までの各比
較ブロックを経由して渡される。
【0054】最終段の比較ブロックからは、各文字ブロ
ックの7つの候補文字と住所辞書10に登録された7つ
の単語との照合結果が順次出力するわけであるが、その
際、図3からも明らかなように、照合回路はパイプライ
ン構成であるため、最前段の比較ブロックにおいて照合
が開始されてから、少なくとも比較ブロックの接続段数
のクロック分だけ遅延されて、その最初の照合結果が出
力される。例えば、ここでは、7つの比較ブロックが接
続されているので、少なくとも7クロック後に照合結果
が出力される。
【0055】そこで、データマスク信号にて各比較ブロ
ックに入力される住所辞書10に登録されている単語の
照合を7つ毎に区切って行うようになっている。例え
ば、図5に示すように、データマスク信号が「L」のと
き、単語の文字コード入力を有効としている。
【0056】データマスク信号を単語の入力と同時にク
ロックに同期させて、ラッチ回路25a〜25gでシフ
トさせながら、OR回路28で各ラッチ回路25a〜2
5gの出力の論理和をとることにより、ビジー信号が生
成される。
【0057】従って、ビジー信号は、例えば、図5に示
すように、「L」のとき、7つの比較ブロックが接続さ
れて構成されるパイプラインに、照合対象として有効な
単語の文字コードが存在することを示すものである。
【0058】候補文字の文字コードと住所辞書10に登
録された単語を構成する文字の文字コードが一致したと
き、その文字コードと文字得点、文字順位が最終段(文
字順位1位)の比較ブロックから照合結果として出力さ
れる。さらに、照合対象となった単語の単語タグも、最
終段のラッチ回路26gから照合結果として出力され
る。
【0059】照合フラグ制御回路27には、各パイプラ
インの最終段の比較ブロック21g、22g、23g、
24gから出力された文字順位が入力されて、例えば、
その全てが一致したとき、図5に示すように、最終段の
比較ブロックから文字コードの一致した単語の照合結果
が出力されるタイミングで、「L」となる照合フラグ信
号を出力するようになっている。照合フラグは、候補文
字の文字コードと一致するとして抽出された単語のう
ち、さらに、候補文字の文字順位が全て同じものを照合
結果として通知するためのものである。
【0060】最終段のラッチ回路25gからの出力(デ
ータマスク出力)、ビジー信号、照合フラグ信号は、制
御回路52に入力されて、これらの信号を基に住所辞書
メモリ10からの単語の読み出しタイミング、単語照合
回路51の単語照合処理の開始タイミング(データマス
ク信号)等を生成するようになっている。
【0061】このようにして、単語照合回路51から出
力された照合結果(単語タグ、文字順位、文字得点、照
合フラグ)は、結果格納メモリ53に、例えば図9に示
すように格納される。
【0062】宛名住所判定部9では、結果格納メモリ5
3に格納された照合結果をもとに、例えば、文字順位が
低いものあるいは文字得点の高いものを住所単語と判定
する。
【0063】以上、説明したように、上記実施形態によ
れば、文字認識部6で各文字ブロックから認識された候
補文字の文字コードを1つづつ保持する比較ブロックを
候補文字の数だけ直列に接続したパイプラインを、照合
する単語を構成する各文字のそれぞれに1つずつ対応さ
せて、候補文字の文字コードと単語辞書10に登録され
た単語の各文字コードを単語単位に連続的に照合し、単
語辞書10に登録された単語のうち、その単語を構成す
る文字のうち少なくとも1つが候補文字の文字コードと
一致する単語を抽出する単語照合回路51を具備し、こ
の単語照合回路51で抽出された単語と、その単語を構
成する候補文字の認識評価値(文字順位、文字得点)に
基づき宛名住所判定部9で、郵便物の宛名情報を判定す
ることにより、例えば、おおよそ(クロックサイクル時
間×辞書単語数)の時間で単語照合を高速に行える。
【0064】なお、上記実施形態では、郵便物上の宛名
情報を読み取る宛名読取装置の場合を例にとり説明した
が、郵便物に限らず、一般的に原稿上に記載された文字
情報を読み取る場合にも適用できることは言うまでもな
い。この場合、照合される単語辞書は、用途・分野に応
じて適宜定めるようにすればよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
照合すべき単語数に関わりなく高速な単語照合処理が行
える。また、単語照合に要する時間を短縮して宛名読取
りを高速に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る宛名読取装置の構成例
を概略的に示した図。
【図2】単語照合部の構成例を示した図。
【図3】単語照合回路の構成例を具体的に示した図。
【図4】比較ブロックの構成例を示した図。
【図5】単語照合回路の動作を説明するためのタイムチ
ャート。
【図6】郵便物の宛名記載面から抽出された文字ブロッ
クの一例を示した図。
【図7】文字認識部での文字認識結果の一例を示した
図。
【図8】住所辞書に登録されている4文字単語の一例を
示した図。
【図9】単語照合部の結果格納メモリに格納された照合
結果の一例を示した図。
【符号の説明】
1…光電変換部、2…画像処理部、3…領域検出部、4
…行切り出し部、5…文字切り出し部、6…文字認識
部、7…単語照合部、8…街区認識部、9…宛名住所判
定部、10…住所辞書(メモリ)、51…単語照合回
路、52…制御回路、53…結果格納メモリ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 郵便物の宛名記載面に記載された宛名情
    報を読み取る宛名読取装置において、 郵便物の宛名記載面の画像を光学的に読み取る読取手段
    と、 この読取手段で読み取られた画像から切り出された各文
    字領域を文字認識し、前記文字領域毎に複数の候補文字
    とその候補文字の認識評価値を抽出する候補文字抽出手
    段と、 前記文字領域から認識された候補文字の文字コードを保
    持し、この候補文字の文字コードと単語辞書に登録され
    た単語の文字コードを比較する比較手段と、 この比較手段を前記文字領域毎に直列に接続して、前記
    候補文字の文字コードと単語辞書に登録された単語の文
    字コードを単語単位に連続的に照合し、前記単語辞書に
    登録された単語のうち、その単語を構成する文字の少な
    くとも1つが前記比較手段に保持された候補文字の文字
    コードと一致する単語を抽出する単語抽出手段と、 を具備し、この単語抽出手段で抽出された単語と、その
    単語を構成する候補文字の認識評価値に基づき、前記郵
    便物の宛名情報を判定することを特徴とする宛名読取装
    置。
  2. 【請求項2】 郵便物の宛名記載面に記載された宛名情
    報を読み取る宛名読取装置において、 郵便物の宛名記載面の画像を光学的に読み取る読取手段
    と、 この読取手段で読み取られた画像から切り出された各文
    字領域を文字認識し、前記文字領域毎に複数の候補文字
    とその候補文字の認識評価値を抽出する候補文字抽出手
    段と、 前記文字領域から認識された候補文字の文字コードを保
    持し、この候補文字の文字コードと単語辞書に登録され
    た単語の文字コードを比較する比較手段と、 この比較手段を前記文字領域毎に候補文字の数だけ直列
    に接続して、前記候補文字の文字コードと単語辞書に登
    録された単語の文字コードを単語単位に連続的に照合
    し、前記単語辞書に登録された単語のうち、その単語を
    構成する文字の少なくとも1つが前記比較手段に保持さ
    れた候補文字の文字コードと一致する単語を抽出する単
    語抽出手段と、 を具備し、この単語抽出手段で抽出された単語と、その
    単語を構成する候補文字の認識評価値に基づき、前記郵
    便物の宛名情報を判定することを特徴とする宛名読取装
    置。
  3. 【請求項3】 郵便物の宛名記載面に記載された宛名情
    報を読み取る宛名読取装置において、 郵便物の宛名記載面の画像を光学的に読み取る読取手段
    と、 この読取手段で読み取られた画像から切り出された各文
    字領域を文字認識し、前記文字領域毎に複数の候補文字
    とその候補文字の認識評価値を抽出する候補文字抽出手
    段と、 前記文字領域から認識された候補文字の文字コードを保
    持し、この候補文字の文字コードと単語辞書に登録され
    た単語の文字コードを比較する比較手段と、 この比較手段を前記文字領域毎に直列に接続して、前記
    候補文字の文字コードと単語辞書に登録された単語の文
    字コードを単語単位に連続的に照合し、前記単語辞書に
    登録された単語のうち、その単語を構成する全ての文字
    が前記比較手段に保持された候補文字の文字コードと一
    致する単語を抽出する単語抽出手段と、 を具備し、この単語抽出手段で抽出された単語と、その
    単語を構成する候補文字の認識評価値に基づき、前記郵
    便物の宛名情報を判定することを特徴とする宛名読取装
    置。
  4. 【請求項4】 郵便物の宛名記載面に記載された宛名情
    報を読み取る宛名読取装置において、 郵便物の宛名記載面の画像を光学的に読み取る読取手段
    と、 この読取手段で読み取られた画像から切り出された各文
    字領域を文字認識し、前記文字領域毎に複数の候補文字
    とその候補文字の認識評価値を抽出する候補文字抽出手
    段と、 前記文字領域から認識された候補文字の文字コードを保
    持し、この候補文字の文字コードと単語辞書に登録され
    た単語の文字コードを比較する比較手段と、 この比較手段を前記文字領域毎に候補文字の数だけ直列
    に接続して、前記候補文字の文字コードと単語辞書に登
    録された単語の文字コードを単語単位に連続的に照合
    し、前記単語辞書に登録された単語のうち、その単語を
    構成する全ての文字が前記比較手段に保持された候補文
    字の文字コードと一致する単語を抽出する単語抽出手段
    と、 を具備し、この単語抽出手段で抽出された単語と、その
    単語を構成する候補文字の認識評価値に基づき、前記郵
    便物の宛名情報を判定することを特徴とする宛名読取装
    置。
  5. 【請求項5】 前記比較手段を前記文字領域毎に候補文
    字の数だけ直列に接続したものを、照合する単語を構成
    する各文字に1つずつ対応させて、前記候補文字の文字
    コードを照合することを特徴とする請求項1〜請求項4
    のいずれか1つに記載の宛名読取装置。
  6. 【請求項6】 前記単語抽出手段で抽出された単語と、
    その単語を構成する候補文字の認識評価値の平均値に基
    づき、前記郵便物の宛名情報を判定することを特徴とす
    る請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の宛名読取
    装置。
  7. 【請求項7】 原稿上の画像から文字情報を読み取る文
    字情報読取装置において、 原稿上の画像を光学的に読み取る読取手段と、 この読取手段で読み取られた画像から切り出された各文
    字領域を文字認識し、前記文字領域毎に複数の候補文字
    とその候補文字の認識評価値を抽出する候補文字抽出手
    段と、 前記文字領域から認識された候補文字の文字コードを保
    持し、この候補文字の文字コードと単語辞書に登録され
    た単語の文字コードを比較する比較手段と、 この比較手段を前記文字領域毎に直列に接続して、前記
    候補文字の文字コードと単語辞書に登録された単語の文
    字コードを単語単位に連続的に照合し、前記単語辞書に
    登録された単語のうち、その単語を構成する文字の少な
    くとも1つが前記比較手段に保持された候補文字の文字
    コードと一致する単語を抽出する単語抽出手段と、 を具備し、この単語抽出手段で抽出された単語と、その
    単語を構成する候補文字の認識評価値に基づき、前記原
    稿上の文字情報を判定することを特徴とする文字情報読
    取装置。
  8. 【請求項8】 原稿上の画像から文字情報を読み取る文
    字情報読取装置において、 原稿上の画像を光学的に読み取る読取手段と、 この読取手段で読み取られた画像から切り出された各文
    字領域を文字認識し、前記文字領域毎に複数の候補文字
    とその候補文字の認識評価値を抽出する候補文字抽出手
    段と、 前記文字領域から認識された候補文字の文字コードを保
    持し、この候補文字の文字コードと単語辞書に登録され
    た単語の文字コードを比較する比較手段と、 この比較手段を前記文字領域毎に候補文字の数だけ直列
    に接続して、前記候補文字の文字コードと単語辞書に登
    録された単語の文字コードを単語単位に連続的に照合
    し、前記単語辞書に登録された単語のうち、その単語を
    構成する文字の少なくとも1つが前記比較手段に保持さ
    れた候補文字の文字コードと一致する単語を抽出する単
    語抽出手段と、 を具備し、この単語抽出手段で抽出された単語と、その
    単語を構成する候補文字の認識評価値に基づき、前記原
    稿上の文字情報を判定することを特徴とする文字情報読
    取装置。
  9. 【請求項9】 原稿上の画像から文字情報を読み取る文
    字情報読取装置において、 原稿上の画像を光学的に読み取る読取手段と、 この読取手段で読み取られた画像から切り出された各文
    字領域を文字認識し、前記文字領域毎に複数の候補文字
    とその候補文字の認識評価値を抽出する候補文字抽出手
    段と、 前記文字領域から認識された候補文字の文字コードを保
    持し、この候補文字の文字コードと単語辞書に登録され
    た単語の文字コードを比較する比較手段と、 この比較手段を前記文字領域毎に直列に接続して、前記
    候補文字の文字コードと単語辞書に登録された単語の文
    字コードを単語単位に連続的に照合し、前記単語辞書に
    登録された単語のうち、その単語を構成する全ての文字
    が前記比較手段に保持された候補文字の文字コードと一
    致する単語を抽出する単語抽出手段と、 を具備し、この単語抽出手段で抽出された単語と、その
    単語を構成する候補文字の認識評価値に基づき、前記原
    稿上の文字情報を判定することを特徴とする文字情報読
    取装置。
  10. 【請求項10】 原稿上の画像から文字情報を読み取る
    文字情報読取装置において、 原稿上の画像を光学的に読み取る読取手段と、 この読取手段で読み取られた画像から切り出された各文
    字領域を文字認識し、前記文字領域毎に複数の候補文字
    とその候補文字の認識評価値を抽出する候補文字抽出手
    段と、 前記文字領域から認識された候補文字の文字コードを保
    持し、この候補文字の文字コードと単語辞書に登録され
    た単語の文字コードを比較する比較手段と、 この比較手段を前記文字領域毎に候補文字の数だけ直列
    に接続して、前記候補文字の文字コードと単語辞書に登
    録された単語の文字コードを単語単位に連続的に照合
    し、前記単語辞書に登録された単語のうち、その単語を
    構成する全ての文字が前記比較手段に保持された候補文
    字の文字コードと一致する単語を抽出する単語抽出手段
    と、 を具備し、この単語抽出手段で抽出された単語と、その
    単語を構成する候補文字の認識評価値に基づき、前記原
    稿上の文字情報を判定することを特徴とする文字情報読
    取装置。
  11. 【請求項11】 前記比較手段を前記文字領域毎に候補
    文字の数だけ直列に接続したものを、照合する単語を構
    成する各文字に1つずつ対応させて、前記候補文字の文
    字コードを照合することを特徴とする請求項8〜請求項
    11のいずれか1つに記載の文字情報読取装置。
  12. 【請求項12】 前記単語抽出手段で抽出された単語
    と、その単語を構成する候補文字の認識評価値の平均値
    に基づき、前記郵便物の宛名情報を判定することを特徴
    とする請求項8〜請求項11のいずれか1つに記載の文
    字情報読取装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008184251A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Fujitsu Social Science Laboratory Ltd 配送物受渡管理システム及び配送物受渡管理プログラム
EP2341467A4 (en) * 2009-09-24 2017-03-08 Nec Corporation Word recognition device, method, non-transitory computer readable medium storing program and shipped item classification device

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JP4719164B2 (ja) * 2007-01-29 2011-07-06 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ 配送物受渡管理システム及び配送物受渡管理プログラム
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