JPH10174321A - 偏心軸付整流子モータ - Google Patents

偏心軸付整流子モータ

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Publication number
JPH10174321A
JPH10174321A JP32258496A JP32258496A JPH10174321A JP H10174321 A JPH10174321 A JP H10174321A JP 32258496 A JP32258496 A JP 32258496A JP 32258496 A JP32258496 A JP 32258496A JP H10174321 A JPH10174321 A JP H10174321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
winding
unbalance
eccentric shaft
commutator motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP32258496A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Sakon
正蔵 左近
Kazuhiro Demura
和寛 出村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP32258496A priority Critical patent/JPH10174321A/ja
Publication of JPH10174321A publication Critical patent/JPH10174321A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータアンバランスを解消するために、追加
部品を必要とせず、組立容易な偏心軸付整流子モータを
得ることを目的とする。 【解決手段】 電機子鉄心の両端面部と巻線との間に絶
縁部材を設け、その厚みを部分的に凹凸させることによ
り、巻線ボリュームを部分的に変化させ、偏心軸による
回転子アンバランスを補償する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポンプ駆動源、特に
自動車用オイルポンプの駆動源として用いられる偏心軸
付整流子モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の偏心軸付整流子モータは、図3に
示すように出力軸1は、ロータ軸2に対して偏心してい
る。
【0003】ロータ軸2に圧入された積層コア3には、
絶縁層5を介して巻線4が巻装されており、整流子1
1,ブラシ12を介して巻線4に給電される電流とマグ
ネット10がもつ磁束により回転力を得ている。
【0004】しかしながら、出力軸1はロータ軸2に対
して偏心しているため回転時アンバランスが生じ、相当
な振動を発生させ騒音の原因となる。これを防止するた
めに、積層コア3に巻装された巻線4のコイルエンド
に、出力軸側には出力軸1の偏心方向と逆方向にパテ8
を、反出力軸側には偏心方向と同方向にパテ8を出力軸
1のもつアンバランス量に見合う分量を貼り付けてい
る。
【0005】また、出力軸側アンバランス量が反出力軸
側に比し多いためにパテ8の替わりに金属よりなるカウ
ンタバランスを圧入し、アンバランスを解消する構成と
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この偏心軸付整流子モ
ータの回転子のアンバランスを解消することにおいて
は、パテまたはカウンタバランスでは部品点数,作業工
数がアップするため、コスト低減が要求されている。
【0007】本発明は、このような偏心軸付整流子モー
タの回転子アンバランスを解消するための部品点数,作
業工数を低減することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、回転子アンバランスを解消するための部品
点数,作業工数を低減するために、積層コア端面部と巻
線との間に絶縁部材を設け、この軸方向の厚みを部分的
に凸凹させることにより、巻線量を変化させて偏心軸に
よる回転子アンバランスを解消するように構成したもの
である。
【0009】これにより、回転子アンバランスを解消す
るための部品点数,作業工数を低減させた偏心軸付整流
子モータが得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、金属材料により有底中空筒状に形成され内周面に永
久磁石を固着してなるハウジングと前記永久磁石に対向
する電機子鉄心と整流子と巻線とを備えた回転子と、前
記ハウジングの開口部に嵌合されるブラシホルダーとを
備え、前記回転子の軸心に対して偏心させた出力軸を外
方向に突出させてなる偏心軸付整流子モータにおいて、
前記回転子は前記電機子鉄心の両端面に絶縁部材を備
え、前記絶縁部材は軸方向に凹凸を設けることにより、
部分的に巻線のボリュームを変化させ、容易に回転子の
アンバランスを補正することができるという作用を有す
る。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について、図1から図2
を用いて説明する。
【0012】図1において、金属材料による有底中空筒
状のハウジング13は、筒状部に永久磁石10を固着
し、開口部側にブラシホルダー12を嵌合して、固定子
を構成している。一方回転子側は、積層された電機子鉄
心3の両端面に絶縁部材51,52を備え、その上に巻
線4を巻装している。出力軸1はロータ2に対して偏心
しているため回転時アンバランスが生じる。
【0013】図2に電機子鉄心の平面図および部分断面
図を示す。電機子鉄心3は、その両端面に絶縁部材51
および絶縁部材52(図示せず)を備えている。この絶
縁部材51,52は軸方向に凹凸を有し、すなわち各テ
ィースごとに絶縁部材の厚みは均一ではない。この上に
巻線4が巻装されるとき、厚みの大きいティースに巻装
される巻線重量は大きく、厚みの小さいティースに巻装
される巻線重量は小さくなる。
【0014】したがって、回転子はアンバランスが生じ
ることになり、前述の出力軸1の偏心によるアンバラン
スを補償する位置に組み付ける。なお、絶縁部材51,
52は電機子鉄心3に一体成形されるか、単独で成形さ
れ電機子鉄心3と組み合わされてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、出力軸の
偏心によるアンバランスを補正するための部品,工数を
低減することができ、コスト低減の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す偏心軸付整流子モータの
断面図
【図2】(a)本発明の実施例における電機子鉄心の平
面図 (b)本発明の実施例における要部断面図
【図3】従来の偏心軸付整流子モータの断面図
【符号の説明】
1 出力軸 2 ロータ軸 3 電機子鉄心 4 巻線 5,51,52 絶縁部材 8 パテ 10 永久磁石 11 整流子 12 ブラシホルダー 13 ハウジング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属材料により有底中空筒状に形成され内
    周面に永久磁石を固着してなるハウジングと前記永久磁
    石に対向する電機子鉄心と整流子と巻線とを備えた回転
    子と、前記ハウジングの開口部に嵌合されるブラシホル
    ダーとを備え、前記回転子の軸心に対して偏心させた出
    力軸を外方向に突出させてなる偏心軸付整流子モータに
    おいて、前記回転子は前記電機子鉄心の両端面に絶縁部
    材を備え、前記絶縁部材は軸方向に凹凸を設けることに
    より、前記出力軸の偏心を補償することを特徴とした偏
    心軸付整流子モータ。
JP32258496A 1996-12-03 1996-12-03 偏心軸付整流子モータ Pending JPH10174321A (ja)

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JP32258496A Pending JPH10174321A (ja) 1996-12-03 1996-12-03 偏心軸付整流子モータ

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