JPH10174321A - 偏心軸付整流子モータ - Google Patents
偏心軸付整流子モータInfo
- Publication number
- JPH10174321A JPH10174321A JP32258496A JP32258496A JPH10174321A JP H10174321 A JPH10174321 A JP H10174321A JP 32258496 A JP32258496 A JP 32258496A JP 32258496 A JP32258496 A JP 32258496A JP H10174321 A JPH10174321 A JP H10174321A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- winding
- unbalance
- eccentric shaft
- commutator motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
部品を必要とせず、組立容易な偏心軸付整流子モータを
得ることを目的とする。 【解決手段】 電機子鉄心の両端面部と巻線との間に絶
縁部材を設け、その厚みを部分的に凹凸させることによ
り、巻線ボリュームを部分的に変化させ、偏心軸による
回転子アンバランスを補償する。
Description
自動車用オイルポンプの駆動源として用いられる偏心軸
付整流子モータに関するものである。
示すように出力軸1は、ロータ軸2に対して偏心してい
る。
絶縁層5を介して巻線4が巻装されており、整流子1
1,ブラシ12を介して巻線4に給電される電流とマグ
ネット10がもつ磁束により回転力を得ている。
して偏心しているため回転時アンバランスが生じ、相当
な振動を発生させ騒音の原因となる。これを防止するた
めに、積層コア3に巻装された巻線4のコイルエンド
に、出力軸側には出力軸1の偏心方向と逆方向にパテ8
を、反出力軸側には偏心方向と同方向にパテ8を出力軸
1のもつアンバランス量に見合う分量を貼り付けてい
る。
側に比し多いためにパテ8の替わりに金属よりなるカウ
ンタバランスを圧入し、アンバランスを解消する構成と
なっている。
ータの回転子のアンバランスを解消することにおいて
は、パテまたはカウンタバランスでは部品点数,作業工
数がアップするため、コスト低減が要求されている。
タの回転子アンバランスを解消するための部品点数,作
業工数を低減することを目的とする。
に本発明は、回転子アンバランスを解消するための部品
点数,作業工数を低減するために、積層コア端面部と巻
線との間に絶縁部材を設け、この軸方向の厚みを部分的
に凸凹させることにより、巻線量を変化させて偏心軸に
よる回転子アンバランスを解消するように構成したもの
である。
るための部品点数,作業工数を低減させた偏心軸付整流
子モータが得られる。
は、金属材料により有底中空筒状に形成され内周面に永
久磁石を固着してなるハウジングと前記永久磁石に対向
する電機子鉄心と整流子と巻線とを備えた回転子と、前
記ハウジングの開口部に嵌合されるブラシホルダーとを
備え、前記回転子の軸心に対して偏心させた出力軸を外
方向に突出させてなる偏心軸付整流子モータにおいて、
前記回転子は前記電機子鉄心の両端面に絶縁部材を備
え、前記絶縁部材は軸方向に凹凸を設けることにより、
部分的に巻線のボリュームを変化させ、容易に回転子の
アンバランスを補正することができるという作用を有す
る。
を用いて説明する。
状のハウジング13は、筒状部に永久磁石10を固着
し、開口部側にブラシホルダー12を嵌合して、固定子
を構成している。一方回転子側は、積層された電機子鉄
心3の両端面に絶縁部材51,52を備え、その上に巻
線4を巻装している。出力軸1はロータ2に対して偏心
しているため回転時アンバランスが生じる。
図を示す。電機子鉄心3は、その両端面に絶縁部材51
および絶縁部材52(図示せず)を備えている。この絶
縁部材51,52は軸方向に凹凸を有し、すなわち各テ
ィースごとに絶縁部材の厚みは均一ではない。この上に
巻線4が巻装されるとき、厚みの大きいティースに巻装
される巻線重量は大きく、厚みの小さいティースに巻装
される巻線重量は小さくなる。
ることになり、前述の出力軸1の偏心によるアンバラン
スを補償する位置に組み付ける。なお、絶縁部材51,
52は電機子鉄心3に一体成形されるか、単独で成形さ
れ電機子鉄心3と組み合わされてもよい。
偏心によるアンバランスを補正するための部品,工数を
低減することができ、コスト低減の効果が得られる。
断面図
面図 (b)本発明の実施例における要部断面図
Claims (1)
- 【請求項1】金属材料により有底中空筒状に形成され内
周面に永久磁石を固着してなるハウジングと前記永久磁
石に対向する電機子鉄心と整流子と巻線とを備えた回転
子と、前記ハウジングの開口部に嵌合されるブラシホル
ダーとを備え、前記回転子の軸心に対して偏心させた出
力軸を外方向に突出させてなる偏心軸付整流子モータに
おいて、前記回転子は前記電機子鉄心の両端面に絶縁部
材を備え、前記絶縁部材は軸方向に凹凸を設けることに
より、前記出力軸の偏心を補償することを特徴とした偏
心軸付整流子モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32258496A JPH10174321A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 偏心軸付整流子モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32258496A JPH10174321A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 偏心軸付整流子モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10174321A true JPH10174321A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18145330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32258496A Pending JPH10174321A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 偏心軸付整流子モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10174321A (ja) |
-
1996
- 1996-12-03 JP JP32258496A patent/JPH10174321A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040325 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040330 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040531 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040928 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Effective date: 20050620 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 |