JPH10174277A - モーターの制御装置 - Google Patents

モーターの制御装置

Info

Publication number
JPH10174277A
JPH10174277A JP8323748A JP32374896A JPH10174277A JP H10174277 A JPH10174277 A JP H10174277A JP 8323748 A JP8323748 A JP 8323748A JP 32374896 A JP32374896 A JP 32374896A JP H10174277 A JPH10174277 A JP H10174277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
rotation
drive voltage
detecting
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8323748A
Other languages
English (en)
Inventor
Sukefumi Kiuchi
右文 木内
Masataka Nakamura
雅隆 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP8323748A priority Critical patent/JPH10174277A/ja
Publication of JPH10174277A publication Critical patent/JPH10174277A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動圧発生の溝付き軸受けを設けた一方向回転
型のモーター制御装置において、耐久性の低下を防ぎ、
モーターの長寿命化を図ることを目的とする。 【解決手段】 モーター5の駆動電圧を出力する通電制
御手段7とモーター5の逆回転を検知する逆回転検知手
段9と、正回転を検知する回転検知手段11と、通電制
御手段7からモーター5に出力される駆動電圧を調節す
る駆動電圧調節手段12とを設け、駆動電圧調節手段1
2は、逆回転、または正回転を検知したとき、この回転
を阻止するように駆動電圧を調節する構成とすることに
より、耐久性の低下を防ぎ、モーターの長寿命化を図る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸の回転による溝
のポンプ作用で潤滑油に動圧を発生させ、軸を浮上、非
接触状態で支持する軸受を設けたモーターの制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、動圧発生の溝付き軸受を有するモ
ーターの制御装置が普及しつつあり、モーターが逆回転
して潤滑油が流出するのを防止できるモーターの制御装
置の要求が高まってきている。
【0003】従来のこの種のモーターの制御装置につい
て図5および図6を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、V字形の溝101を設け
た溝付き軸受102の内部に潤滑油103を介在してモ
ーター軸104を支持するように設けたモーター105
に、回転数指示手段106からの指示を受けた一方向回
転制御手段107が一方向回転の駆動電圧を出力するよ
うに構成していた。
【0005】上記構成において、回転数指示手段106
からの指示を受けた一方向回転制御手段107が一方向
回転の駆動電圧をモーター105に出力して、モーター
軸104が矢印の方向に回転すると、溝付き軸受102
のV字形の溝101の中心方向に潤滑油103が移動す
ることにより動圧を発生させてモーター軸104を浮上
させ、モーター軸104を溝付き軸受102に非接触状
態で回転させていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のモー
ターの制御装置では、運転中はモーター105に一方向
回転制御手段107からの一方向回転の駆動電圧により
一方向に回転しているが、運転停止中に外風などの影響
によりモーター軸104が逆回転または、正回転するこ
とがあり、そのため、逆回転時には溝付き軸受102内
の潤滑油103がV字形の溝101の外側方向に移動し
て溝付き軸受102から流出し、正回転時には潤滑油1
03がV字形の溝101の中心方向に移動して動圧を発
生するが、モーター軸104が浮上するまでには至ら
ず、モーター軸104と溝付き軸受102が直接接触し
て金属接触を起こし、モーター105の耐久性が低下す
るとともにモーター105の異常状態でも使用者には、
判別不可能であるという問題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、モー
ターが逆回転または、電源OFF時に正回転してモータ
ー軸と溝付き軸受とが金属接触を起こし、モーターの耐
久性が低下するのを防止することのできるモーターの制
御装置を提供することを第1の目的とする。
【0008】第2の目的は、モーター異常を検知し、こ
れを使用者に知らしめることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のモーターの制御
装置は上記目的を達成するために、動圧発生の溝付き軸
受を設けた一方向回転型のモーターの駆動電圧を制御す
る通電制御手段と、前記モーターの逆回転を検知する逆
回転検知手段と、モーターの電源入力を検知する電源入
力検知手段と、電源OFF時に正回転または、停止を検
知する回転検知手段と、前記モーターの駆動電圧を調節
する駆動電圧調節手段とを備え、前記駆動電圧調節手段
は、逆回転および、電源OFF時に正回転を検知したと
き、この回転を阻止するように前記モーターの駆動電圧
を調節する構成としたものである。
【0010】この本発明によれば、逆回転または、電源
OFF時に正回転してモーター軸と溝付き軸受とが金属
接触を起こし、モーターの耐久性が低下するのを防止す
ることのできるモーターの制御装置を提供することがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、動圧発生の溝付き軸受を設けた一方向回転型のモー
ターの駆動電圧を制御する通電制御手段と、前記モータ
ーの逆回転を検知する逆回転検知手段と、モーターの電
源入力を検知する電源入力検知手段と、電源OFF時に
正回転または、停止を検知する回転検知手段と、前記モ
ーターの駆動電圧を調節する駆動電圧調節手段とを備
え、前記駆動電圧調節手段は、逆回転および、電源OF
F時に正回転を検知したとき、この回転を阻止するよう
に前記モーターの駆動電圧を調節する構成としたもので
あり、逆回転検知手段が逆回転を検知し、また回転検知
手段が電源OFF時に正回転を検知すれば、駆動電圧調
整手段が出力を決定し、通電制御手段がモーターに回転
を阻止するように出力するという作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図4を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1および図2に示すように、天井1
にダクト2を介して設置された空調機のモーターユニッ
ト3に使用される溝付き軸受4を用いたモーター5を設
け、外部からの風量設定を検知する風量指示手段6と、
風量指示手段6の指示によりモーター5に駆動電圧を出
力するように通電制御手段7を設ける。そして、通電制
御手段7により作動してモーター5の回転数を検知する
回転数検知手段8を設け、この回転数検知手段8により
検知した回転方向が逆であれば、逆回転検知手段9が検
知するように設ける。そして、逆回転検知手段9の検知
信号により駆動電圧を決定する駆動電圧調節手段12を
設け、駆動電圧調節手段12により決定されたモーター
の駆動電圧が通電制御手段7よりモーター5に出力され
る。また、逆回転でなければ、つまり正回転であれば電
源入力検知手段10により、電源ONを検知すれば定格
風量検知信号により定格電圧がモーター5に出力され
る。さらに、電源入力検知手段10により電源OFFを
検知すれば回転検知手段11が検知するように設け、回
転検知手段11の検知信号により駆動電圧を決定する駆
動電圧調節手段12が通電制御手段7よりモーター5に
出力されるように構成する。
【0013】つぎに、上記のように構成したモーターの
制御装置の動作を図2を参照しながら説明する。
【0014】まず、ステップ13で所定計測時間「T
1」経過後、ステップ14で回転数「R1」を検知し、
ステップ15で逆回転であるかを判断する。逆回転であ
れば、ステップ18で回転を停止させる駆動電圧を演算
し、ステップ20で出力して、ステップ13に戻り、同
じ動作を繰り返す。逆回転でなければ、つまり正回転か
停止であればステップ16で電源入力状態を検知し、電
源がOFFであればステップ17で停止しているか判断
する。そして、停止していなければステップ18で回転
を停止させる駆動電圧を演算し、ステップ20で出力し
て、ステップ13に戻り、同じ動作を繰り返す。また、
電源ON時の正回転であれば、ステップ19で定格風量
となるような電圧を入力し、ステップ20で電圧を出力
する。
【0015】このように本発明の実施の形態1のモータ
ーの制御装置によれば、逆回転を逆回転検知手段9が検
知し、電源OFF時の正回転は回転検知手段11が検知
して、駆動電圧調節手段12が出力調整を行うことで回
転を阻止できることとなる。
【0016】(実施の形態2)図3および図4に示すよ
うに、モーター5のモーター軸21と溝付き軸受4の接
触の有無を検知する接触検知手段22と、接触検知手段
22がモーター軸21と溝付き軸受4の接触を検知した
ことを表示する表示手段23を設けた構成とする。
【0017】つぎに、上記のように構成したモーターの
制御装置の動作を図4を参照しながら説明する。
【0018】まず、ステップ24で、所定計測時間「T
2」経過後、ステップ25で回転数「R2」を検知し、
ステップ26で逆回転であるかを判断する。逆回転であ
れば、ステップ27でモーター軸と溝付き軸受が接触し
ていることが検知されると、ステップ31でLED表示
を行う。一方、ステップ26で逆回転でなければ、つま
り正回転か停止であればステップ27で電源入力状態を
判断する。ステップ28で正回転を検知すればステップ
29でモーター軸と溝付き軸受4が接触していることを
検知されると、ステップ31でLED表示を行う。ま
た、電源ON時の正回転であれば、ステップ30で定格
風量となるような電圧を入力し、ステップ33で電圧を
出力する。
【0019】このように本発明の実施の形態2のモータ
ーの制御装置によれば、接触検知手段22がモーター軸
21と溝付き軸受4の接触を検知すれば、モーター異常
と判断し、表示手段23により外部に知らせるように表
示できることとなる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、動圧発生
の溝付き軸受を設けた一方向回転型のモーターの駆動電
圧を制御する通電制御手段と、前記モーターの逆回転を
検知する逆回転検知手段と、モーターの電源入力を検知
する電源入力検知手段と、電源OFF時に正回転また
は、停止を検知する回転検知手段と、前記モーターの駆
動電圧を調節する駆動電圧調節手段とを備え、前記駆動
電圧調節手段は、逆回転および、電源OFF時に正回転
を検知したとき、この回転を阻止するように前記モータ
ーの駆動電圧を調節する構成としたので、モーター軸と
溝付き軸受の金属接触による耐久性の低下を防止できる
モーターの制御装置を提供できる。
【0021】また、逆回転または、電源OFF時に正回
転したとき、モーター軸と溝付き軸受の接触の有無を検
知する接触検知手段と、前記接触検知手段がモーター軸
と溝付き軸受の接触を検知したとき、これを表示する表
示手段とを備えたのでモーターの異常を検知し、表示し
て知らしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のモーターの制御装置の
ブロック図
【図2】同実施の形態1のモーターの制御装置のプログ
ラムのフローチャート
【図3】同実施の形態2のモーターの制御装置のブロッ
ク図
【図4】同実施の形態2のモーターの制御装置のプログ
ラムのフローチャート
【図5】(a)従来の溝付き軸受とモーター軸の関係を
示す断面図 (b)同溝付き軸受のV字形の溝に潤滑油の流れる状態
を示す断面図
【図6】同モーターの制御装置のブロック図
【符号の説明】 4 溝付き軸受 5 モーター 7 通電制御手段 9 逆回転検知手段 10 電源入力検知手段 11 回転検知手段 12 駆動電圧調節手段 21 モーター軸 22 接触検知手段 23 表示手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動圧発生の溝付き軸受を設けた一方向回
    転型のモーターの駆動電圧を制御する通電制御手段と、
    前記モーターの逆回転を検知する逆回転検知手段と、モ
    ーターの電源入力を検知する電源入力検知手段と、電源
    OFF時に正回転または、停止を検知する回転検知手段
    と、前記モーターの駆動電圧を調節する駆動電圧調節手
    段とを備え、前記駆動電圧調節手段は、逆回転および、
    電源OFF時に正回転を検知したとき、この回転を阻止
    するように前記モーターの駆動電圧を調節する構成とし
    たモーターの制御装置。
  2. 【請求項2】 逆回転または、電源OFF時に正回転し
    たとき、モーター軸と溝付き軸受の接触の有無を検知す
    る接触検知手段と、前記接触検知手段がモーター軸と溝
    付き軸受の接触を検知したとき、これを表示する表示手
    段とを備えた請求項1記載のモーターの制御装置。
JP8323748A 1996-12-04 1996-12-04 モーターの制御装置 Pending JPH10174277A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8323748A JPH10174277A (ja) 1996-12-04 1996-12-04 モーターの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8323748A JPH10174277A (ja) 1996-12-04 1996-12-04 モーターの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10174277A true JPH10174277A (ja) 1998-06-26

Family

ID=18158188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8323748A Pending JPH10174277A (ja) 1996-12-04 1996-12-04 モーターの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10174277A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104218872A (zh) * 2014-08-29 2014-12-17 美的集团武汉制冷设备有限公司 对电机供电的控制方法和装置、电机以及压缩机
CN110566488A (zh) * 2019-08-12 2019-12-13 珠海格力电器股份有限公司 降低风机出风量减少的方法及装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104218872A (zh) * 2014-08-29 2014-12-17 美的集团武汉制冷设备有限公司 对电机供电的控制方法和装置、电机以及压缩机
CN104218872B (zh) * 2014-08-29 2016-10-12 美的集团武汉制冷设备有限公司 对电机供电的控制方法和装置、电机以及压缩机
CN110566488A (zh) * 2019-08-12 2019-12-13 珠海格力电器股份有限公司 降低风机出风量减少的方法及装置
CN110566488B (zh) * 2019-08-12 2020-08-21 珠海格力电器股份有限公司 降低风机出风量减少的方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3705934B2 (ja) モータの駆動装置
JP2007325385A (ja) エンジン駆動式発電機
US11973400B2 (en) Power consumption control device, magnetic levitation system, and power consumption control method
JPH10174277A (ja) モーターの制御装置
EP1047162A3 (en) Excimer laser device
JPH09140185A (ja) ブラシレスモーター駆動回路の保護装置
US6321029B1 (en) DC fan having a power sleep-mode control unit and method for controlling the same
JPH09327195A (ja) モーターの制御装置
JP2003111478A (ja) 異常回転数検出回路を備えるフアンモータ。
JP2005124330A (ja) ファン制御装置、冷凍サイクル装置及びファン回転数推定方法
KR20070077635A (ko) 인버터 공기조화기의 제어방법
JP2000270588A (ja) 動圧軸受モータ制御装置
JPH10184586A (ja) ターボ分子ポンプ
JPS60190696A (ja) タ−ボ分子ポンプのモ−タ制御方式
JP3246976B2 (ja) 電子機器の冷却装置
JPH05223091A (ja) Dc軸流送風機
JP2003110172A (ja) ガスレーザ発振装置
JPH03238515A (ja) Pos端末装置
KR100309426B1 (ko) 차량용에어컨의냉방기능제어장치
JPS62103498A (ja) ポンプ装置
JP2006009759A (ja) ターボ分子ポンプ装置
JPS6329499A (ja) 回転陽極x線管駆動装置
JPH0441991A (ja) インバータの瞬停再起動装置とこの装置を備える真空ポンプ装置
JP2002247884A (ja) ファンモートルの運転制御装置
JP2000262086A (ja) 直流ファンモ−タの制御装置