JPH05223091A - Dc軸流送風機 - Google Patents
Dc軸流送風機Info
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- JPH05223091A JPH05223091A JP4027680A JP2768092A JPH05223091A JP H05223091 A JPH05223091 A JP H05223091A JP 4027680 A JP4027680 A JP 4027680A JP 2768092 A JP2768092 A JP 2768092A JP H05223091 A JPH05223091 A JP H05223091A
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Abstract
も、特別のセンサーを使用することなく、風量低下なし
で運転できる安価で高性能のDC軸流送風機を提供する
こと。 【構成】 通電制御手段2の動作より回転数検出手段5
がDCモータ3の回転数を検出し、回転数記憶手段6に
記憶させた回転数になるように、電圧制御手段5がDC
電源1の電圧を調整するので、外風などによりファン4
が風圧を受けても、排気風量が減少しない運転が風圧検
出のための特別なセンサーを使用せずに可能となる。
Description
軸流送風機の一種であるプロペラ型の換気扇などに利用
されるDC軸流送風機に関する。
気扇などにおいては、外風などが吹いている場合でも、
その外風に影響を受けることなく必要な風量で燃焼廃ガ
スなどの排気ができるような能力のある軸流送風機が求
められている。
び図11に示すような構成であった。図に示すように1
01は、誘導電動機102とプロペラ型のファン4によ
って構成された軸流送風機である。
電動機102及びファン4が回転し図11に示す静圧−
風量特性曲線上の静圧0の風量Q’で、軸流送風機10
1が室内の汚染された空気などの排気を開始するもので
ある。
送風機では、図11に示すように外風などが吹いていな
い通常の状態では風量Q’で運転できても、外風などが
吹いて軸流送風機101による排気が妨げられた場合
は、ファン4に風圧が加わり、軸流送風機101の排気
風量は、図11における圧力曲線P’と静圧−風量特性
曲線との交点の風量QL'となり、外風などが吹いていな
い通常の状態での風量Q’より低くなるので室内の汚染
された空気などを十分に排気できなくなるといった問題
があった。
などが吹いてファン4に風圧が加わっても、排気風量が
減少することなく、室内の汚染された空気などを確実に
排気する高性能なDC軸流送風機を提供することを目的
とする。
は上記目的を達成するために、第1の手段はDC電源
と、DCモータと、このDCモータに対する通電を制御
する通電制御手段と、この通電制御手段の動作より前記
DCモータの運転回転数を検出する回転数検出手段と、
あらかじめある回転数を記憶した回転数記憶手段を備
え、前記回転数検出手段によって検出された回転数が前
記回転数記憶手段に記憶された回転数より低くならない
よう、前記DC電源の電圧を制御する電圧制御手段を配
した構成とする。
量指示手段と、この風量指示手段によって指示された風
量で運転するためのDCモータの各印加電圧での回転数
をあらかじめ回転数記憶手段に記憶させ、回転数検出手
段によって検出された運転回転数を回転数記憶手段に記
憶された回転数と同回転数になるよう電圧制御手段によ
ってDC電源の印加電圧を制御させた構成とする。
ァン4が風圧を受けDCモータの回転数が低下した場
合、通電制御手段の動作より回転数検出手段が低下した
回転数を検出し、その回転数が回転数記憶手段にあらか
じめ記憶された回転数より低くなった場合、電圧制御手
段が記憶された回転数より低くならないよう、DC電源
の電圧を高くするので、外風などが吹いても排気風量が
減少しにくい軸流送風機の運転が可能となる。
段が指示した風量で運転するための回転数を、DC電源
の各電圧毎に回転数記憶手段が記憶し、回転数検出手段
によって検出されるDCモータの回転数が回転数記憶手
段に記憶された回転数と同じになるようDC電源の電圧
を電圧制御手段が制御するので、外風などが吹いても排
気風量が変化しない一定風量での軸流送風機の運転が可
能になる。
5を参照しながら説明する。図に示すように1は通電制
御手段2をとうしてDCモータ3に電力を供給するDC
電源であり、DCモータ3の回転子位置に応じて、通電
制御手段2がDCモータ3の固定子巻線に対する通電を
制御している。5は通電制御手段2の動作によりDCモ
ータ3の回転数を検出する回転数検出手段である。4は
DCモータ3の回転軸に取り付けられた軸流ファンの一
種であるプロペラ型のファンであり、このファン4が外
風などによる風圧を受けない状態での、通常の運転電圧
におけるDCモータ3の回転数より低い、一定の回転数
をあらかじめ回転数記憶手段6に記憶させている。7は
DC電源1の電圧を制御する電圧制御手段であり、DC
モータ3の回転数が回転数記憶手段6に記憶された回転
数より低くならないよう、DC電源1の電圧を制御して
いる。
外風などによる風圧を受けない状態で、DCモータ3に
定格電圧を印加し、そのときのDCモータ3の回転数N
0を測定する。そして、そのN0より若干低い回転数N
1をあらかじめ回転数記憶手段6に記憶させておく。そ
して、DC軸流送風機を実際に設置して電圧制御手段7
にてDC電源1の電圧を定格電圧として、運転を開始す
る。そうすると、通電制御手段3がDCモータ3の回転
子位置に応じて固定子巻線に対する通電を切り換え、D
Cモータ3はファン4が外風などによる風圧を受けてい
ない場合は回転数N0で回転する。そのときDC軸流送
風機の排気風量は、図2に示す静圧−風量特性曲線にお
ける静圧0における風量Q0となる。しかし、外風など
によりファン4に風圧が加わった場合は、DCモータ3
の回転数が低下しDC軸流送風機の排気風量も減少する
ことになる。風圧が加わってもDC電源1の電圧を定格
電圧のまま変化させなければ、DCモータ3の回転数は
図2におけるN2となり、軸流送風機の排気風量は、圧
力曲線Pと図における点線で示した定格電圧における静
圧−風量特性曲線との交点の風量Q2となり、外風など
が無い場合の風量Q0より著しく減少してしまうことに
なる。それに対して、通電制御手段3の動作により回転
数検出手段5にてDCモータ3の回転数を検出し、その
検出された回転数が回転数記憶手段6に記憶された回転
数N1より低くなった場合、電圧制御手段7にてDC電
源1の電圧を定格電圧以上に上昇させ、DCモータ3の
回転数をN1より低くならないようにすれば、DC軸流
送風機の排気風量は圧力曲線Pと図における実線で示し
た上昇した電圧における静圧−風量特性曲線との交点の
風量Q1となり、定格電圧のままの風量Q2より上昇
し、ファン4が風圧を受けても排気風量は減少しない。
回転数検出手段5、回転数記憶手段6、電圧制御手段7
はマイクロコンピュータ8と周辺回路より構成されてい
る。通電制御手段2は、スイッチング素子より構成され
ており、DC電源1からのDCモータ3の固定子巻線へ
の電流供給をマイクロコンピュータ8のゲート信号によ
り制御している。
機の動作を図4のフローチャートを用いて説明する。D
C軸流送風機の電源を投入すると、マイクロコンピュー
タ8のROMに記憶された図4のフローチャートに示す
プログラムの手順にしたがって運転が開始される。まず
ステップ9で定格電圧を出力するとともに、ステップ1
0でゲート信号を出力し、DCモータ3を回転させる。
次にステップ11でゲ−ト信号の変化時間を計測したの
ちこの変化時間から運転回転数をステップ12で演算し
保持しておく。そして、ステップ13であらかじめマイ
クロコンピュータ8のROMに記憶しておいた回転数を
呼出し、ステップ12で保持した運転回転数とステップ
14で比較する。比較の結果、運転回転数が記憶してお
いた回転数以上であればステップ10へもどり、以後は
この繰り返しで運転が続行される。次に比較の結果運転
回転数が記憶しておいた回転数より低い場合、回転数を
高くして風量を増加させる必要があるのでステップ15
でDC電源の出力電圧を上げ、ステップ10にもどる。
以後は運転回転数が記憶しておいた回転数以上になるま
で同じステップを繰り返すものである。
軸流送風機によれば、通電制御手段のゲート信号の変化
時間を計測することにより運転回転数を検出し、それを
あらかじめマイクロコンピュータに記憶させた、ファン
に風圧のかかっていない状態での回転数より若干低い回
転数と比較し、DCモータの運転回転数が記憶させた回
転数より低くならないよう電圧制御手段がDC電源の電
圧を制御しているので風圧検出のための特別なセンサー
を使用しなくても、ファンに風圧がかかったときの風量
低下を防止でき、必要風量での運転が可能になるという
効果が得られることになる。
6〜図9を参照しながら説明する。なお、第2の実施例
の構成は第1の実施例に対して、DC軸流送風機の運転
風量を指示する風量指示手段16を追加したものであ
り、その他の構成は第1の実施例と同一であり、詳細な
説明は省略する。
機を運転し、図7に示すようにDC電源1の電圧を連続
的に変化させ、各電圧V1、V2、V3、…における、
風量指示手段16によって指示される風量Qcでの回転
数N1、N2、N3、…を測定し、図8の表に示すよう
に各電圧に対する回転数を風量指示手段16に指示され
た風量で運転するために必要な回転数として、回転数記
憶手段6に記憶させておく。そして、DC軸流送風機を
実際に設置してあらかじめ決めておいた定格電圧で運転
を開始し、風量指示手段16によって指示風量での運転
を指示する。このとき、ファン4が風圧を受け回転数が
低下した場合、記憶しておいた回転数より運転回転数が
低くなるので、電圧制御手段7によってDC電源1の電
圧を増加させる。増加させた電圧での風量Qcで運転す
るための回転数はあらかじめ回転数記憶手段6に記憶さ
れているので、この記憶された回転数と増加させた電圧
での運転回転数を再度比較し、それでも運転回転数が低
い場合は同様の操作を運転回転数が記憶した回転数以上
になるまで繰り返す。この操作によりファンの風圧が変
化しても指示風量が確保され、一定風量での運転が可能
となるものである。
るマイクロコンピュータ8に風量指示手段16を追加し
たもので、その他は第1の実施例と全く同一である。
示すフローチャートも第1の実施例のフローチャートに
対して、ステップ17の運転風量指示を追加したもので
ありその他の動作は第1の実施例と全く同一である。
軸流送風機によれば、回転数記憶手段が各電圧での指示
された一定風量で運転するための回転数を記憶している
ため、ファンの受ける風圧が変化しても、指示された一
定風量での運転が可能になるという効果が得られること
になる。
明によれば、回転数検出手段が通電制御手段の動作より
DCモータの運転回転数を検出し、その運転回転数があ
らかじめ回転数記憶手段に記憶された回転数以上になる
ように、電圧制御手段がDC電源の電圧を制御するの
で、外風などによってファンが風圧を受けても排気風量
が減少することがなく、また風圧検出のための特別なセ
ンサーを使用する必要がなく、高性能で低価格のDC軸
流送風機を提供できる。
チャート
示すグラフ
チャート
Claims (2)
- 【請求項1】DC電源と、DCモータと、このDCモー
タに対する通電を制御する通電制御手段と、この通電制
御手段の動作より前記DCモータの運転回転数を検出す
る回転数検出手段と、あらかじめある回転数を記憶した
回転数記憶手段を備え、前記回転数検出手段によって検
出された回転数が前記回転数記憶手段に記憶された回転
数より低くならないよう、前記DC電源の電圧を制御す
る電圧制御手段を配してなるDC軸流送風機。 - 【請求項2】運転風量を指示する風量指示手段と、この
風量指示手段によって指示された風量で運転するための
DCモータの各印加電圧での回転数をあらかじめ回転数
記憶手段に記憶させ、回転数検出手段によって検出され
た運転回転数を回転数記憶手段に記憶された回転数と同
回転数になるよう電圧制御手段によってDC電源の印加
電圧を制御させた請求項1記載のDC軸流送風機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP02768092A JP3159503B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | Dc軸流送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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Publications (2)
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JPH05223091A true JPH05223091A (ja) | 1993-08-31 |
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Family
ID=12227688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02768092A Expired - Fee Related JP3159503B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | Dc軸流送風機 |
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Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1463193A1 (en) * | 2003-03-24 | 2004-09-29 | Trafomic Oy | Method for controlling rotation speed, controller of rotation speed and blower apparatus |
JP2007100629A (ja) * | 2005-10-06 | 2007-04-19 | Shimadzu Corp | ターボ分子ポンプ |
WO2019150758A1 (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 日本電産株式会社 | 制御装置、流体送出装置 |
WO2022024323A1 (ja) * | 2020-07-30 | 2022-02-03 | 三菱電機株式会社 | 送風装置および送風装置の制御方法 |
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-
1992
- 1992-02-14 JP JP02768092A patent/JP3159503B2/ja not_active Expired - Fee Related
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