JPH10174074A - 対話式デスクトップシステム及び画像処理方法 - Google Patents

対話式デスクトップシステム及び画像処理方法

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JPH10174074A
JPH10174074A JP9221863A JP22186397A JPH10174074A JP H10174074 A JPH10174074 A JP H10174074A JP 9221863 A JP9221863 A JP 9221863A JP 22186397 A JP22186397 A JP 22186397A JP H10174074 A JPH10174074 A JP H10174074A
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JP9221863A
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J Taylor Michael
ジェイ テイラー マイケル
C Aldhous Anthony
シー アルダウス アントニー
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Xerox Ltd
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Rank Xerox Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デスクより上に配置されたカメラを使用し
て、ユーザーが対話によりドキュメントを手際よく処理
する対話式デスクトップシステムを提供する。 【解決手段】 本発明の対話式デスクトップシステム
は、作業テーブル、イメージを表示領域に表示するCR
Tモニター、作業テーブル上のイメージをキャプチャー
するビデオカメラ、モニターとビデオカメラに接続され
たプロセッサから成っており、プロセッサはビデオカメ
ラの視野内にあるイメージをCRTモニターの表示領域
に表示させることを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デスクより上に設置さ
れたカメラを使用して、ユーザーが対話により原稿等の
ドキュメントを手際よく処理するドキュメント処理シス
テム、より詳細にはビデオカメラを使用してドキュメン
トを選択してコピーする、表示画面をベースとするイン
タフェースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】フラットベッド・スキャナは現在この分
野では周知であり、一定の目的に使用されている。しか
し、フラットベッド走査は低速であるため、ユーザーが
領域を選択することができる前に予備走査が必要であ
る。さらに、フラットベッド・スキャナは物理的にかな
り大きく、そのためデスクすなわち読み取り場所から離
して設置されることが多い。フラットベッド・スキャナ
でドキュメントを走査するには、通常はドキュメントを
読み取り空間から動かし、表を下にしてプラテンの上に
置かなければならない。これは、特に本などの大きなド
キュメントの場合には不便である。
【0003】カメラの視野内に置かれたアイテムを選択
することによって実行すべき機能をユーザーが選択する
ことができるように、デスクより上に設置されたカメラ
・プロジェクタ装置を使用することは、ヨーロッパ特許
出願公開(EP-A)第495,622号から知られている。
デスク上のドキュメントのイメージはビデオカメラまた
はスキャナを使用してキャプチャーされ、フィードバッ
ク情報が投影ディスプレイによって表示される。上記の
機能には、ディスク上に置かれたデータ(たとえば、紙
原稿内のデータ)に対し実行される計算操作と翻訳操作
が含まれる。
【0004】ヨーロッパ特許出願公開(EP-A)第622,
722号は、たとえば作業テーブルに焦点を合わされた
カメラプロジェクタ・システムを使用し、複写機または
プリンタと協同して、テキストと(または)イメージを
含む原始ドキュメントから新しいドキュメントを作成す
る装置を開示している。使用中、カメラは、ユーザー
が、たとえば指でさし示す、紙原稿内のテキストまたは
イメージを軽くたたく、テキストまたはイメージの処理
を表現することによって行われたいろいろな手動操作を
キャプチャーする。ユーザーへのフィードバックは、作
業テーブルまたは原始ドキュメントの上にイメージを投
影するか、または別の視覚的表示を用いて与えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記ヨーロッパ特許出
願公開第495,622号および622,722号に記
載されているシステムは、投影されたインタフェースを
必要とするので高価な解決案であり、またワードプロセ
ッサなどの電子ツールへ転送したいとき、そのような電
子ツールはデスクトップ上にアプリケーション用のウィ
ンドウを投影することができるクリヤ領域を必要とする
ので不便である。デスクより上に配置されたビデオソー
ス(作業場所においてコピーすることができる)を使用
する走査方法と、よりコスト効率の高いコンピュータ向
きフィードバック機構が求められている。
【0006】さらに上記ヨーロッパ特許出願公開第49
5,622号および622,722号のシステムの場
合、カメラとディスプレイを整合状態に維持しなければ
ならない。このため、カメラの視野がディスプレイに対
して変わるときは必ず、校正が必要である。
【0007】上記ヨーロッパ特許出願公開第622,7
22号は、4つの連続する点に十字記号(+)を投影
し、一組の方程式(図4参照)を使用して4つの点から
マッピングを計算する校正装置を開示している。4つの
点対について、一組の連立一次方程式がガウス消去法に
よって解かれる。そのあと第5の十字記号(+)を投影
して、その場所が前記マッピングによって生成された位
置に十分に近いことを確かめる検査が行われる。この方
法はカメラとディスプレイの整合性の欠如によって生じ
るキーストン効果や回転効果を扱っており、その結果は
1または2表示画素の範囲内で正確であるが、ユーザー
がカメラの視野の大体の位置を手で指示する必要がある
ので、視野が絶えずすなわち頻繁に変化する場合には適
さない。上記のような校正を必要としないシステムが望
ましい。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、イメージキャ
プチャー装置とディスプレイ装置がプロセッサ手段に接
続されていて、ドキュメントのイメージを前記イメージ
キャプチャー装置によってキャプチャーし、前記ディス
プレイ装置によって表示領域に表示する画像処理装置に
おいて実行される方法であって、(a)前記イメージキ
ャプチャー装置によってキャプチャーされた連続するイ
メージであって各々がグレースケールデータによって定
義された連続イメージを前記表示区域の一部に表示し、
(b)選択物の開始を定義している第1ユーザー入力
と、前記表示されたイメージ内の第1の位置とを受け取
り、(c)前記第1ユーザー入力に応答して、前記表示
されたイメージをフリーズさせ、(d)前記選択物の終
わりを定義している最終ユーザー入力を含む、少なくと
も1つの後続のユーザー入力を受け取り、(e)前記フ
リーズしたイメージから、前記第1ユーザー入力および
最終ユーザー入力によって定義された四肢(extremitie
s:4つの端部)をもつ選択されたイメージを抽出する、
諸ステップから成る。
【0009】本方法は、さらに、前記または後続の各ユ
ーザー入力について、(d′)少なくとも前記第1位置
に従って、選択されたイメージの四肢と一致する四肢を
もつ選択物要素の位置、形状、および寸法を決定するス
テップと、(d″)前記選択物要素を前記フリーズした
イメージに重ね合わせて表示するステップを含んでいる
ことが好ましい。
【0010】本方法は、さらに、(f)選択されたイメ
ージをコピーすべきことを指示する第2ユーザー入力を
受け取り、それに応答して選択されたイメージを走査
し、記憶装置の所定の部分に格納するステップを含むこ
とができる。
【0011】本発明は、さらに、適切にプログラムされ
たとき、請求の範囲のどれかの方法を実施するプログラ
ム可能な印刷装置を提供する。
【0012】本発明は、作業テーブルと、イメージを表
示領域に表示するディスプレイ装置と、作業テーブル上
にあるイメージをキャプチャーするイメージキャプチャ
ー装置と、記憶装置と、前記ディスプレイ装置と前記イ
メージキャプチャー装置と前記記憶装置に接続されたプ
ロセッサ手段とから成る対話式デスクトップシステムを
提供する。本システムは、イメージキャプチャー装置に
よってキャプチャーされた連続するイメージであって各
々がグレースケールデータで定義された連続イメージ
を、前記表示領域の一部に表示する手段と:選択物の開
始を定義している第1ユーザー入力と、前記表示された
イメージ内の第1位置とを受け取る手段と:前記第1ユ
ーザー入力に応答して、前記表示されたイメージをフリ
ーズする手段と:選択物の終わりを定義している最終ユ
ーザー入力を含む、少なくとも1つの後続のユーザー入
力を受け取る手段と:前記フリーズしたイメージから、
前記第1ユーザー入力および最終ユーザー入力によって
定義された四肢を有する選択されたイメージを抽出する
手段と:を備えている。
【0013】本システムは、さらに、前記または後続の
各ユーザー入力について、(d′)少なくとも前記第1
位置に従って、選択されたイメージの四肢と一致する四
肢を有する選択物要素の位置、形状、および寸法を決定
する手段と、(d″)前記選択物要素を前記フリーズし
たイメージに重ね合わせて表示する手段を備えているこ
とが好ましい。
【0014】システムは、さらに、選択されたイメージ
をコピーすべきことを指示している第2ユーザー入力に
応答して、選択されたイメージを走査し、記憶装置の所
定の部分に格納する手段を備えていることが好ましい。
【0015】前記表示領域の所定の部分は、イメージキ
ャプチャー装置の視野内のイメージが表示されるウィン
ドウから成っていることが好ましい。
【0016】ディスプレイ装置はCRTモニターのよう
なデスク設置型VDUから成ることが好ましい。代案と
して、ディスプレイ装置はLCDディスプレイのような
平面パネルディスプレイであってもよい。いずれにせ
よ、ディスプレイ装置の表示領域は、カメラの視野内の
イメージが表示されるウィンドウを含んでいる。前記イ
メージキャプチャー装置はビデオカメラから成ることが
好ましい。
【0017】本発明の利点は、ビデオカメラを用いてデ
スクトップから直接にドキュメントを走査でき、従って
前記ヨーロッパ特許出願公開第495,622号および
ヨーロッパ特許出願公開第622,722号のシステム
によって提供された、伝統的なフラットベッド走査にま
さる利便性の利点を保持していることである。しかし、
本発明は、これらのシステムと異なり、プロジェクタの
代わりに通常のディスプレイを使用して、選択されたコ
ピー領域を定義しているフィードバックをユーザーに与
える。これは、ドキュメントを裏返す必要がなく、かつ
高価なプロジェクタを使用せずに、読み取り場所におい
て走査操作を実行できることを意味する。これは、さら
に、既存の電子ドキュメント(ワードプロセッサ、スプ
レッドシート、等)とのインタフェースを、前記ヨーロ
ッパ特許出願公開第495,622号およびヨーロッパ
特許出願公開第622,722号のシステムによって可
能であるインタフェースより自然なものにする。それ
は、インタフェースがコンピュータのディスプレイ上に
あるからである。これにより、アプリケーションウィン
ドウを投影することができる通常のデスクトップのクリ
ヤ部分を見つけなければならないという問題が回避され
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、例と
して本発明の実施例を説明する。図1に、本発明に従っ
て作業テーブルより上に配置され、作業テーブルに焦点
が合わされたカメラを使用している全体的なシステム構
成を示す。本発明がPCランニングMS−DOS/Wind
owTMを使用して具体化でき、そしてフレームグラバーボ
ードと適当なインタフェース回路を装備できることは、
この分野の専門家には理解されるであろう(たとえば、
Jahne B., Digital Image Proceeding, Appendix B, Sp
ringer-Verlag, Heidelberg, 1991 参照) 。
【0019】代案として、ビデオプロジェクタを省略す
ることを除いて、公表されたヨーロッパ特許出願ヨーロ
ッパ特許出願公開第622,722号に詳しく記載され
ているハードウェア構成を使用することができる。カメ
ラは前記ヨーロッパ特許出願に詳細に記載されている画
像処理ハードウェアに接続される。
【0020】本発明を具体化する場合、上記ヨーロッパ
特許出願公開第622,722号に記載された画像処理
方法を適当に、(または)以下に述べるように修正し
て、使用することができる。
【0021】図1に示すように、周知のコンピュータシ
ステム1は、ハウジング2、表示画面6を有するCRT
モニター4、ハードディスクドライブ8、フロッピィデ
ィスクドライブ10、キーボード12、およびマウス1
4からなっている。コンピュータはネットワークケーブ
ル16に接続されている。この分野で周知のように、こ
のネットワークケーブル16と、通常の内部ドライバー
カード(図示せず)と適当なソフトウェア(たとえば、
Novell Corp.から入手可能な Netware)とによって、コ
ンピュータはローカルエリア・ネットワーク(LAN)
または広域ネットワーク(WAN)の一部を構成するこ
とができる。
【0022】デスク表面18に、適当なブラケット21
と(または)締付け具(図示せず)によって剛体フレー
ム20が固定されている。上記ヨーロッパ特許出願公開
第622,722号に開示されているように、フレーム
20の上部セクションの中にビデオカメラ22が設置さ
れている。上記の代わりに、デスク表面18より上の固
定台(たとえば本棚)または他の剛体構造にビデオカメ
ラ22を設置することができる。
【0023】図2に、コンピュータシステム1のハード
ウェアを略図で示す。この構成は、この分野の専門家に
周知であり、たとえば The Art of Electronics, 2nd E
dn,Ch, 10, P. Horowitz and W. Hill, Cambridge Univ
ersity Press, 1989 に詳細に記載されている。簡単に
述べると、コンピュータシステム1は、それぞれが共通
バス30に接続された、中央処理装置32、ランダムア
クセス・メモリ(RAM)34、読出し専用メモリ(R
OM)36、およびディスク、テープ、またはCD−R
OMドライブを含む記憶装置38、キーボード12、モ
ウス14、プリンタ、プロッタまたは読み取り装置4
0、およびカメラやLANの他の部分(図示せず)など
の外部装置46とそれぞれインタフェースするA/D変
換器およびD/A変換器42とデータ入出力装置44か
ら成っている。
【0024】使用中、ビデオカメラ22はデスク表面1
8上のイメージをキャプチャーし、それらのイメージが
コンピュータのディスプレイ6のウィンドウ50に実時
間で表示される。
【0025】図3に、本発明に従って使用される表示ウ
ィンドウ50を詳細に示す。表示ウィンドウ50は、こ
の分野の専門家に周知の Microsoft Windows 環境にお
けるウィンドウの通常の属性(たとえば、プルダウン・
メニュー、スクロール・ボタン、移動機能およびリサイ
ズ機能)を適当に備えている( Microsoft Windows &MS
-DOS 6.2 User's Guide, Microsoft Corporation, 199
3参照) 。
【0026】表示ウィンドウ50の表示領域52に、カ
メラ22の視野内のドキュメント24の内容が表示され
る。
【0027】表示ウィンドウ50はディスク保存ボタン
56、プリントボタン58、コピーボタン60を含む追
加の関連ツールバー54を有する。ツールバー54は、
さらに、モード設定ボタン62を有する。ユーザーはこ
れらの設定ボタン62を用いて、以下に詳細に説明する
システムのイメージキャプチャーモード、すなわち走査
(ビットマップ)イメージキャプチャー、写真キャプチ
ャー、光学式文字認識(OCR)によるキャプチャー、
等を選択することができる。
【0028】ユーザーはマウス14を使用して、コピー
するライブイメージ・ストリームの領域を選択すること
ができる。この領域は、通常、ワード、文節、または線
図などのドキュメントイメージを含んでいるが、伝統的
な手段で走査することができない3次元オブジェクトで
あってもよい。選択したテキストまたは図形オブジェク
トを識別するため、実時間イメージ区分化手法を使用す
ることができる。また選択を手助けするため、それらの
オブジェクトをハイライトすることができる。イメージ
区分化手法はこの分野で知られており、たとえば英国特
許出願9521071.2号およびヨーロッパ特許出願
公開第521,662号の中で論じられている。
【0029】イメージの解像度(1インチ当たりのドッ
ト数)は一定ではなく、利用できる視野のサイズによっ
て決まる。従って、カメラ22の下に事前に規定された
印刷パターン(たとえば、既知の間隔をもつ2つのドッ
ト)を置いて、キャプチャーしたイメージを分析するこ
とにより、このサイズを決定しなければならない。
【0030】ドキュメント24から情報を走査するた
め、ユーザーはマウス14を使用して、表示されたイメ
ージの一部を選択する。図4に示した例の場合、選択さ
れたイメージはテキストの文節64である。文節64
は、ユーザーがマウス14を使用して、文節64の周囲
に方形境界線66(ライブビデオイメージの上に重ねて
表示される)を生成することによって選択される。ユー
ザーは意図する方形境界線66の或る隅(たとえば、左
上隅)の第1位置へマウスカーソル(図示せず)を動か
す。左マウスボタンを押し下げながら、ユーザーは意図
する方形境界線66の対角線上の反対側の隅(たとえ
ば、右下隅)へマウスカーソルを引っ張っていき、マウ
スボタンを離す(移動中、マウスの第1位置と現在位置
によって形成された方形境界線は、ユーザーへのフィー
ドバックとして連続的に表示される)。ユーザーがマウ
ス14を使用して、方形境界線66の寸法を後で微調整
できるように、方形境界線66の各隅にハンドル68が
設けられている。
【0031】次にユーザーはマウスカーソルでツールバ
ー54内のコピーボタン60を選択して、方形境界線6
6内の選択されたた内容をコピーすることができる。選
択された文節64は走査されてコンピュータのクリップ
ボードに保存される(前記英国特許出願952107
1.2号参照)。文節64は、後で、任意のドキュメン
ト(たとえば、ワードプロセッサ・アプリケーション内
のドキュメント、またはMS PowerPoint スライド) に
直接ペーストすることができる。
【0032】代案として、モード設定ボタン62を使用
して、マウスで文字認識モードを選択することかでき
る。ここでは、OCRソフトウェア(たとえば、ゼロッ
クス社の TextBridge ) を使用して、走査されたイメー
ジを後で使用/操作するために(ASCII)テキスト
へ変換する。
【0033】代わりに、もしコピーするイメージが写真
タイプのイメージであれば、ユーザーはツールバー54
の適当なモード選択ボタン62を用いて「写真モード」
を選択することができる。この場合には、選択された内
容のグレースケールイメージが得られ、クリップボード
に入れられる。
【0034】キャプチャーされたイメージは、ツールバ
ー54のユーザー選択ボタン56によって、ファイルオ
ンディスクに保存することができる。ユーザーは、さら
に、ソールバー54の選択ボタン58によってそのイメ
ージをプリントアウトすることができる。図4に、選択
された文節64を200ドット/インチ(8ドット/m
m)の解像度でプリントアウトした結果を示す。
【0035】図5〜図7に、本発明の実施例に従ってテ
キスト/イメージ選択インタフェースを具体化する場合
の処理ステップを示す。
【0036】図5に示すように、ウィンドウ50の表示
領域52へのカメラ22でキャプチャーされたイメージ
の表示を開始する(ステップS51)。このステップS
51は、適当に位置を定める前にユーザーがドキュメン
トのライブビデオイメージをあちこち動かしていると
き、ドキュメントのライブビデオイメージまたはカメラ
22の視野内のオブジェクトを表示することを意味す
る。
【0037】次にステップS52において、ユーザーが
(ツールバー54のボタン56〜62の該当するボタン
を押すことによって)“Copy Text ”を選択したかどう
か判断する。もし選択しなければ、デフォルトとして、
「方形境界線」選択モードを選択する(ステップS5
3)。他方、もしユーザーが“Copy Text ”を選択した
ならば、システムの“ word-to-word ”選択モードを選
択する(ステップS54)。
【0038】次にステップS55において、ユーザーに
よって選択されたイメージ(テキストの内容を含むこと
がある)を決定し、同時に表示されたイメージ内のどの
内容を選択しつつあるかについて、ユーザーへのフィー
ドバックを連続的に表示する。選択されたイメージの決
定に用いた方法は、ステップS52〜S54のときに
「方形境界線」選択モードを選択したか、“ word-to-w
ord ”選択モードを選択したかに従うやり方で進行す
る。「方形境界線」選択モードの場合、選択されたイメ
ージの決定と抽出は、図7に示すように進行する。これ
は、1997年5月28日出願の英国特許出願97 1
10 22.5号に詳細に記載されている。“ word-to
-word ”選択モードの場合、選択されたイメージの決定
と抽出は、同様に前記英国特許出願97 110 2
2.5号に記載されている通りに進行する。簡潔にする
ため、これらの手法の詳しい説明は省略する。各場合に
おいて、ユーザーの第1選択入力時に(すなわち、カー
ソルを表示領域52内の方形境界線の左上隅を形成する
位置(選択すべき最初のワードの始め)に置き、左マウ
スボタンを押した時)、表示されたイメージがフリーズ
されることは判るであろう。代わりに、“Copy Text ”
ボタンが選択された時、表示されたイメージをフリーズ
することができることは理解されるであろう。また代わ
りに、もし“Copy Text ”ボタンが選択されなければ、
デフォルト選択法(たとえば、方形境界線)を使用し
て、カーソルを表示領域52内の方形境界線の左上隅を
形成する位置に置き、左マウスボタンを押した時、表示
されたイメージをフリーズすることができる。
【0039】次に図6へ転じて、ユーザーによって選択
された生イメージが得られた後、この(グレースケー
ル)イメージが必要かどうかを決定する試験を行う(ス
テップS56)。これは、システムによる早期のプロン
プトに応じたユーザーの応答(すなわちキーボードまた
はマウスによる入力)から、またはツールバー54上の
ボタン56〜62の中からグレースケールイメージ・コ
ピー機能(たとえば、ユーザーが雑誌から写真をコピー
したいとき)に相当するボタンをユーザーが選択したか
によって、おそらく明らかであろう。
【0040】もしステップS56において、生(グレー
スケール)イメージが必要ないと判断すれば、ステップ
S57において、選択されたイメージを、たとえば19
97年5月28日出願の英国特許出願97 110 2
4.1(Agent's ref: R/97008/JDR) に記載されている
手法を用いて、グレースケール(1ピクセル当たり複数
ビット)イメージから白黒(2値すなわち1ピクセル当
たり1ビット)イメージへ変換する。前記英国特許出願
に述べられているように、上記変換は解像度の向上を含
むことがある。
【0041】次にステップS58において、選択された
イメージのスレッショルドされた形で含まれたテキスト
が編集可能な形で必要かどうかを判断する試験を行う
(ステップS56)。これは、システムによる初期のプ
ロンプトに応じたユーザーの応答(すなわちてキーボー
ドまたはマウスによる入力)から、またはツールバー5
4上のボタン56〜62の中からOCR機能(たとえ
ば、ユーザーがテキストの一節をコピーしたいとき)に
相当するボタンをユーザーが選択したかによって、おそ
らく明らかであろう。
【0042】もしステップS58において、編集可能な
テキストが必要であること判断されれば、ステップS5
9において、たとえばゼロックス社から入手できる Tex
tBridge ソフトウェアを用いてOCR操作を実行する。
【0043】図6から判るように、もしステップS56
において、生の選択されたイメージが必要であると判断
されれば、あるいはステップS58において、編集可能
な形のテキストが必要ないと判断されれば、あいるはス
テップS59のOCR操作を実行した後、この分野で周
知であり、またヨーロッパ特許出願96 307 45
8.8号(Agent's ref: R/95003/JDR) に記載されてい
るように、関連データをシステムのクリップボード(コ
ピー/カットおよびペースト・バッファ)に格納する。
【0044】前に挙げた参考文献に記載されているシス
テムに比べて、多数の利点を有するシステムが得られた
ことは理解されるであろう。すなわち、(1)画面ビデ
オウィンドウによってフィードバックを与え、プロジェ
クタを省略したので、システムがより安価になり、かつ
扱いやすい。(2)デスクとカメラとの校正が必要ない
ので、選択をより正確に実行できる。(3)宛て先アプ
リケーション・プログラムを投影するためにデスクのク
リヤ領域を見つける必要がない。(4)システムはPC
をベースとするツール(たとえばワードプロセッサ)に
使いやすく統合できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る、全体的なシステム構
成を示す斜視図である。
【図2】図1のシステムに使用されているコンピュータ
のブロック図である。
【図3】本発明に従って使用される表示ウィンドウを示
す図である。
【図4】図3の表示ウィンドウから選択され、印刷され
たテキストの一部を示す図である。
【図5】本発明の実施例に係るテキスト/イメージ選択
インタフェースを具体化する場合の処理ステップを示す
フローチャートの第1の部分である。
【図6】同フローチャートの第2の部分である。
【図7】選択されたイメージの決定と抽出の処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 対話式デスクトップシステム 2 ハウジング 4 CRTモニター 6 表示画面 8 ハードディスクドライブ 10 フロッピィディスクドライブ 12 キーボード 14 マウス 16 ネットワークケーブル 18 デスク表面 20 剛体フレーム 21 ブラケット 22 ビデオカメラ 24 ドキュメント 30 共通バス 32 中央処理装置 34 RAM 36 ROM 38 ディスク、テープ、またはCD−ROM 40 プリンタ、プロッタ、または読み取り装置 42 A/D変換器、D/A変換器 44 ディジタル入出力装置 46 カメラ、LAN、等 50 表示ウィンドウ 52 表示領域 54 ツールバー 56 ディスク保存ボタン 58 プリントボタン 60 コピーボタン 62 モード設定ボタン 64 テキストの文節 66 方形境界線 68 ハンドル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージキャプチャー装置とディスプレ
    イ装置がプロセッサ手段に接続されていて、ドキュメン
    トのイメージを前記イメージキャプチャー装置によって
    キャプチャーし、前記ディスプレイ装置によって表示領
    域に表示する画像処理装置において実行される画像処理
    方法であって、 (a)前記イメージキャプチャー装置によってキャプチ
    ャーされた連続するイメージであって各々がグレースケ
    ールデータによって定義された連続イメージを前記表示
    区域の一部に表示し、 (b)選択物の開始を定義している第1ユーザー入力
    と、前記表示されたイメージ内の第1の位置とを受け取
    り、 (c)前記第1ユーザー入力に応答して、前記表示され
    たイメージをフリーズさせ、 (d)前記選択物の終わりを定義している最終ユーザー
    入力を含む、少なくとも1つの後続のユーザー入力を受
    け取り、 (e)前記フリーズしたイメージから、前記第1ユーザ
    ー入力および最終ユーザー入力によって定義された四肢
    (extremities)をもつ選択されたイメージを抽出する諸
    ステップから成ることを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 作業テーブルと、イメージを表示領域に
    表示するディスプレイ装置と、作業テーブル上にあるイ
    メージをキャプチャーするイメージキャプチャー装置
    と、記憶装置と、前記ディスプレイ装置と前記イメージ
    キャプチャー装置と前記記憶装置とに接続されたプロセ
    ッサ手段とから成る対話式デスクトップシステムであっ
    て、 イメージキャプチャー装置によってキャプチャーされた
    連続するイメージであって各々がグレースケールデータ
    で定義された連続イメージを、前記表示領域の一部に表
    示する手段と、 選択物の開始を定義している第1ユーザー入力と、前記
    表示されたイメージ内の第1位置とを受け取る手段と、 前記第1ユーザー入力に応答して、前記表示されたイメ
    ージをフリーズする手段と、 選択物の終わりを定義している最終ユーザー入力を含
    む、少なくとも1つの後続のユーザー入力を受け取る手
    段と、 前記フリーズしたイメージから、前記第1ユーザー入力
    および最終ユーザー入力によって定義された四肢を有す
    る選択されたイメージを抽出する手段とを備えているこ
    とを特徴とする対話式デスクトップシステム。
JP9221863A 1996-07-12 1997-07-14 対話式デスクトップシステム及び画像処理方法 Withdrawn JPH10174074A (ja)

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