JPH10173686A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH10173686A
JPH10173686A JP32536596A JP32536596A JPH10173686A JP H10173686 A JPH10173686 A JP H10173686A JP 32536596 A JP32536596 A JP 32536596A JP 32536596 A JP32536596 A JP 32536596A JP H10173686 A JPH10173686 A JP H10173686A
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JP
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communication
box
signal
communication device
data
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JP32536596A
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Nobuaki Sato
宣明 佐藤
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の通信装置を連鎖形態で接続し、データ
を連鎖的に伝達する場合に前段の通信装置との通信が不
可能状態か否かを検出して、次段の通信装置に伝達する
ようにする。 【解決手段】 通信OFF検出部23は、通信OFF検
出回路231及びドライバ制御回路232により構成さ
れ、レシーバー22から入力される送信データ(SD)
がある一定以上の長さのマーク信号として検出した場
合、ホストコンピュータ6あるいは前段のI/Oボック
スが通信不可状態であことを示す通信OFF検出信号を
ハンディターミナル7〜10と後段のI/Oボックス3
〜5とに出力するとともに、通信OFFを検出したこと
を報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の通信装置を
連鎖的に接続し、データを連鎖的に伝達する通信システ
ムにおける通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、店舗で店員が商品のオーダー等を
入力するハンディターミナルが普及しており、ハンディ
ターミナルで入力されたデータは無線あるいは有線で接
続されたホスト装置に送信されて処理されるようになっ
ている。また、ハンディターミナルの処理機能の更新
は、ホスト装置と信号線により接続されたハンディター
ミナルのI/Oボックスにハンディターミナルを接続
し、信号線を介してホスト装置から送信される更新デー
タ(プログラムや設定情報等)をI/Oボックスを受信
して、ハンディターミナルに内蔵されたメモリ(RAM
等)に書き込むことにより行われる。
【0003】この従来のハンディターミナルのI/Oボ
ックスをホスト装置に接続された信号線に接続した構成
例を図9に示す。この図9に示すホスト装置(図示せ
ず)に接続された1本の信号線に接続されたI/Oボッ
クス1〜4は、ホスト装置との間で信号線を介してシリ
アル通信を行うための入出力バッファ部B1〜B4をそ
れぞれ備えている。
【0004】このI/Oボックス1〜4の入出力バッフ
ァ部B1〜B4では、信号線を介してホスト装置と通信
を行う場合、自己の通信状態を制御するだけでなく他の
I/Oボックスの通信による信号線の通信状態を把握す
る必要がある。このため、入出力バッファ部B1〜B4
では、出力バッファ側に出力イネーブル信号を入力する
ラインを設けて信号出力のタイミングを制御するととも
に、信号線の通信状態(ラインビジー等)を監視する通
信プロトコル制御機能を内蔵している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のホスト装置と接続された1本の信号線に対し
て複数台接続されるハンディターミナルのI/Oボック
スにあっては、その入出力バッファ部B1〜B4では、
出力バッファ側に出力イネーブル信号を入力するライン
を設けて信号出力のタイミングを制御するとともに、信
号線の通信状態(ラインビジー等)を監視する通信プロ
トコル制御機能を内蔵する必要があったため、I/Oボ
ックス内のホスト装置との間の通信制御手順が複雑にな
り、I/Oボックスのコストを上昇させるという問題が
あった。
【0006】本発明の課題は、複数の通信装置を連鎖形
態で接続し、データを連鎖的に伝達する場合に前段の通
信装置との通信が不可能状態か否かを検出して、次段の
通信装置に伝達するようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の通信装置を連鎖的に接続し、データを連鎖的に伝
達する通信システムにおける通信装置であって、前段の
通信装置から受信される信号の状態に基づいて、前段の
通信装置との通信が可能であるか不可能であるかを検出
する通信状態検出手段と、この通信状態検出手段により
前段の通信装置との通信が可能であることが検出される
と、前段の通信装置から受信した信号を次段の通信装置
に送信し、通信状態検出手段により前段の通信装置との
通信が不可能であることが検出されると、次段の通信装
置に特定の信号を送信することにより次段の通信装置に
対して通信不可能状態を伝達する通信制御手段と、を具
備することを特徴としている。
【0008】この請求項1記載の発明の通信装置によれ
ば、複数の通信装置を連鎖的に接続し、データを連鎖的
に伝達する通信システムにおける通信装置であって、通
信状態検出手段により、前段の通信装置から受信される
信号の状態に基づいて、前段の通信装置との通信が可能
であるか不可能であるかが検出され、この通信状態検出
手段により前段の通信装置との通信が可能であることが
検出されると、通信制御手段により前段の通信装置から
受信した信号が次段の通信装置に送信され、通信状態検
出手段により前段の通信装置との通信が不可能であるこ
とが検出されると、通信制御手段により次段の通信装置
に特定の信号が送信されることにより次段の通信装置に
対して通信不可能状態が伝達される。
【0009】したがって、通信装置が連鎖接続された通
信システムにおいて、上位側の通信装置と通信不可状態
となった通信装置以降の通信装置のユーザー全てに対し
て、最上位の通信装置との通信が不可能であることを伝
達することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0011】図1〜図8は、本発明の通信装置及び記憶
媒体を適用したI/Oボックス通信システムの一実施の
形態を示す図である。
【0012】まず、構成を説明する。
【0013】図1は、本実施の形態のI/Oボックス通
信システム1の全体構成を示す図であり、4台のI/O
ボックス2〜5を連鎖接続したI/Oボックス通信シス
テム1を示す。この図1において、I/Oボックス通信
システム1は、ホストコンピュータ6と図中左端のI/
Oボックス2がシリアル通信線L1により接続され、I
/Oボックス2より後段のI/Oボックス3〜5は、各
I/Oボックス2〜5の入力段と出力段に設けられた後
述するI/O−I/Oインターフェース11、12間が
シリアル通信線L2〜L4により連鎖接続されている。
【0014】また、各I/Oボックス2〜5には、ハン
ディターミナル7〜10と接続するための後述するI/
O−H/Tインターフェース13が設けられており、各
I/O−H/Tインターフェース13には、シリアル通
信線L5〜L8を介してハンディターミナル(H/T)
7〜10が接続される。
【0015】なお、図1において、各シリアル通信線L
1〜L8では、機器間で送受信される送信データ(S
D)を伝送するラインと、受信データ(RD)を伝送す
るラインとが形成されている。
【0016】次いで、図1のI/Oボックス2〜5内の
信号処理回路の回路構成を図2に示して説明する。
【0017】図2において、I/Oボックス2〜5は、
その入力段と出力段にI/O−I/Oインターフェース
(I/O−I/O IF)11、12と、ハンディター
ミナル7〜10と接続するI/O−H/Tインターフェ
ース(I/O−H/T IF)13と、これらの各イン
ターフェース間で送信データ(SD)と受信データ(R
D)を送受信するトランシーバー14〜16と、ORゲ
ート回路17と、を備えている。
【0018】入力段のI/O−I/Oインターフェース
11は、前段のI/Oボックスと接続されるシリアル通
信線L2〜L4が接続される端子部を有し、出力段のI
/O−I/Oインターフェース12は、後段のI/Oボ
ックスと接続されるシリアル通信線L2〜L4が接続さ
れる端子部を有する。I/O−H/Tインターフェース
13は、ハンディターミナル7〜10と接続されるシリ
アル通信線L5〜L8が接続される端子部を有する。
【0019】トランシーバー14は、前段のI/Oボッ
クスからI/O−I/Oインターフェース11を介して
送信される送信データ(SD)を受信してトランシーバ
ー15、16に出力するバッファ回路B1と、ORゲー
ト回路17から入力される受信データ(RD)をI/O
−I/Oインターフェース11を介して前段のI/Oボ
ックスに送信するバッファ回路B2と、を有する。
【0020】トランシーバー15は、トランシーバー1
4から入力される送信データ(SD)をI/O−I/O
インターフェース12を介して次段のI/Oボックスに
送信するバッファ回路B3と、次段のI/Oボックスか
らI/O−I/Oインターフェース12を介して送信さ
れる受信データ(RD)を受信してORゲート回路17
に出力するバッファ回路B4と、を有する。
【0021】トランシーバー16は、ハンディターミナ
ル7〜10からI/O−H/Tインターフェース13を
介して入力される送信データ(SD)を受信してORゲ
ート回路17に出力するバッファ回路B5と、トランシ
ーバー14から入力される送信データ(SD)をI/O
−H/Tインターフェース13を介してハンディターミ
ナル7〜10に送信するバッファ回路B6と、を有す
る。
【0022】ORゲート回路17は、トランシーバー1
5から入力される受信データ(RD)と、トランシーバ
ー16から入力される受信データ(RD)との論理和を
取ってトランシーバー14に出力する。
【0023】この図2に示した信号処理回路を含むI/
Oボックス2〜5とハンディターミナル7〜10との接
続関係を図3に示す。
【0024】この図3において、I/Oボックス2内部
の入力段には、その他のI/Oボックス3〜5内部の図
2に示した信号処理回路構成と異なり、I/O−I/O
インターフェース11の代りに通信コントローラ20が
備えられており、この通信コントローラ20は、各ハン
ディターミナル7〜10にも備えられている。
【0025】この通信コントローラ20の回路構成を図
4に示して説明する。
【0026】図4において通信コントローラ20は、受
信端子処理部21、レシーバー22、通信OFF検出部
23、LED24及びドライバ25により構成されてい
る。
【0027】受信端子処理部21は、入力段に接続され
るホストコンピュータ6あるいは前段のI/Oボックス
の電源がONされていない場合や前段のI/Oボックス
との接続が未接続の場合等、送信データ(SD)が入力
されない状態である場合に、送信データ(SD)として
後述するマーク信号(プルダウン信号)を生成してレシ
ーバー22に出力することにより、入力段の信号レベル
をマーク状態に保持する。
【0028】レシーバー22は、入力段に接続されるホ
ストコンピュータ6あるいは前段のI/Oボックスから
送信される送信データ(SD)、または受信端子処理部
21から出力されるマーク信号を受信して、通信OFF
検出部23に出力する。
【0029】通信OFF検出部23は、通信OFF検出
回路231及びドライバ制御回路232により構成さ
れ、レシーバー22から入力される送信データ(SD)
がある一定以上の長さのマーク信号として検出した場
合、ホストコンピュータ6あるいは前段のI/Oボック
スが通信不可状態であことを示す通信OFF検出信号を
ハンディターミナル7〜10と後段のI/Oボックス3
〜5とに出力するとともに、通信OFFを検出したこと
を報知する。
【0030】この通信OFF検出回路231の回路構成
を図5に示して説明する。
【0031】図5において、通信OFF検出回路231
は、カウンタ回路2311とデコーダー回路2312に
より構成されたタイマー部231aと、ラッチ回路23
1bにより構成されている。タイマー部231aのカウ
ンタ回路2311は、内部で送信データ(SD)の1デ
ータコード長に基づいて生成されるクロック信号CLK
に基づくタイミングでカウントし、そのカウント値をデ
コーダー回路2312に順次出力し、また、レシーバー
22からリセット端子Rに入力される送信データ(S
D)のスペース信号とマーク信号の変化によりカウント
値をリセットする。
【0032】デコーダー回路2312は、カウンタ回路
2311から入力されるカウント値をデコードし、その
デコードデータをラッチ回路231bに出力する。ラッ
チ回路231bは、デコーダー回路2312から入力さ
れるデコードデータを順次ラッチしてドライバ25に出
力し、また、レシーバー22からリセット端子Rに入力
される送信データ(SD)中のデータ列の区切りを示す
後述するスペース信号(プルアップ信号)とマーク信号
(プルダウン信号)の変化によって、そのデコードデー
タのラッチ状態を解除する。ラッチ回路231bは、デ
コーダー回路2312から入力されるデコードデータを
3データ分ラッチする間に、ラッチ状態を解除する送信
データ(SD)のマーク信号が入力されない場合、すな
わち、受信端子処理部21によって入力端の信号レベル
がマーク状態に保持されて、3データ分の長さのマーク
信号を検出した場合は、ホストコンピュータ6あるいは
前段のI/Oボックスが通信不可状態であことを示す通
信OFF検出信号を生成して、ドライバ25及びドライ
バ制御回路232に出力する。
【0033】次いで、ドライバ制御回路232の回路構
成を図6に示して説明する。
【0034】図6において、ドライバ制御回路232
は、バッファ回路2321及びスイッチデバイス232
2により構成されている。
【0035】バッファ回路2321は、図5の通信OF
F検出回路231から通信OFF検出信号が入力される
と、ドライバ25の出力段のインピーダンスを制御する
ドライバ制御信号GATEとしてドライバ25に出力し
て、ドライバ25の出力段をハイ・インピーダンス(H
i−Z)とする。また、バッファ回路2321は、図5
の通信OFF検出回路231から通信OFF検出信号が
入力されると、そのドライバ制御信号GATEをスイッ
チデバイス2322に出力してONさせ、スイッチデバ
イス2322から図4のLED24にLED ON信号
を出力して、LED24を点灯させることにより、通信
OFFを検出したことを報知する。
【0036】また、図4のドライバ25は、通信OFF
検出部23から入力されるデコードデータを送信データ
(SD)として図外の次段のI/Oボックスに出力し、
また、図6のドライバ制御回路232からドライバ制御
信号GATEが入力されると、その出力段をハイインピ
ーダンス(Hi−Z)状態として、出力段の信号レベル
の動作を停止させる。
【0037】次に、本実施の形態の動作を説明する。
【0038】まず、本実施の形態のI/Oボックス通信
システム1の動作について図7に示すタイミングチャー
トを参照して説明する。
【0039】各I/Oボックス2〜5において、上位側
にあるホストコンピュータ6あるいは前段のI/Oボッ
クス2〜5がデータ通信を待機する待機状態である場合
は、図7に示すように、その上位側から送信される送
信データ(SD)は、マーク信号(プルダウン信号)だ
けである。
【0040】また、各I/Oボックス2〜5において、
上位側にあるホストコンピュータ6あるいは前段のI/
Oボックス2〜5がデータ通信状態である場合は、図7
に示すように、1データコード長を基本とするデータ
長内で、データ部分を示すスペース信号(プルアップ信
号)と、データ列の区切りを示すマーク信号(プルダウ
ン信号)により構成された送信データ(SD)を受信す
ることになる。すなわち、送信データ(SD)は、1デ
ータコード長を基本とするデータ長内でスペース信号
(プルアップ信号)とマーク信号(プルダウン信号)を
繰返すことによって、1データコード長のパケットデー
タを構成している。
【0041】そして、このパケットデータを送信単位と
した送信データ(SD)が、ホストコンピュータ6から
シリアル通信線L1を介して最上位のI/Oボックス2
に送信されると、I/Oボックス2では、その入力段に
備えられた通信コントローラ20で送信データ(SD)
が受信され、その送信データ(SD)が通信コントロー
ラ20から内部のトランシーバー15、16に伝達され
る。そして、トランシーバー15、16に伝達された送
信データ(SD)は、トランシーバー15からI/O−
I/Oインターフェース12及びシリアル通信線L2を
介して次段のI/Oボックス3に送信されるとともに、
トランシーバー16からI/O−H/Tインターフェー
ス13及びシリアル通信線L5を介してハンディターミ
ナル7に送信される。
【0042】このようなI/Oボックス2内における送
信データ(SD)の伝達動作が、I/Oボックス2の後
段に連鎖接続されたI/Oボックス3〜5内でも同様に
行われて、ホストコンピュータ6から送信された送信デ
ータ(SD)がI/Oボックス2〜5間で順次転送され
ていく。
【0043】また、ハンディターミナル7〜10からの
応答信号等の受信データ(RD)のホストコンピュータ
6への送信は、送信データ(SD)と逆の伝達経路を通
ってI/Oボックス2〜5間で順次転送されて、最上位
のI/Oボックス2内の通信コントローラ20からシリ
アル通信線L1を介してホストコンピュータ6に受信デ
ータ(RD)が送信される。
【0044】以上のように、通常の通信動作では、連鎖
接続されたI/Oボックス2〜5の間では、従来のよう
な通信プロトコル等の通信手順を実行することなく、ま
た、シリアル通信線L1〜L8上の通信ビジー等の対応
を不要として、ホストコンピュータ6とI/Oボックス
2〜5との間で送信データ(SD)と受信データ(R
D)のシリアル通信が実行されることになる。
【0045】次いで、図4の通信OFF検出部23にお
ける通信OFF検出動作について図7の〜に示すタ
イミングチャートを参照して説明する。
【0046】例えば、ある上位に位置するI/Oボック
ス2〜5との間でシリアル通信線L1〜L4の接続不良
が発生したとすると、図7に示すように、受信する送
信データ(SD)がスペース信号(プルアップ信号)レ
ベルに固定されると、受信端子処理部21により通信コ
ントローラ20の入力端の信号レベルがマーク(プルダ
ウン)状態に保持される。
【0047】この入力端で保持された送信データ(S
D)としてマーク信号がレシーバー22から通信OFF
検出部23に入力されると、通信OFF検出回路231
内のタイマー部231aのカウンタ回路2311では、
内部で送信データ(SD)の1データコード長に基づい
て生成されるクロック信号CLKに基づくタイミングで
カウントされ、そのカウント値がデコーダー回路231
2へ出力されるが、レシーバー22からリセット端子R
に入力される送信データ(SD)はマーク信号のままで
あるため、そのカウント動作は継続され、そのカウント
値のデコーダー回路2312への出力が継続される。
【0048】そして、デコーダー回路2312では、カ
ウンタ回路2311から順次入力されるカウント値が順
次デコードされ、そのデコードデータがラッチ回路23
1bに順次出力される。ラッチ回路231bでは、デコ
ーダー回路2312から入力されるデコードデータが順
次ラッチされるが、そのデコードデータを3データコー
ド長分ラッチする間に、ラッチ状態を解除する送信デー
タ(SD)のマーク信号とスペース信号の変化が入力さ
れない場合、すなわち、3データコード分の長さのマー
ク信号を検出した場合は、ホストコンピュータ6あるい
は前段のI/Oボックスが通信不可状態であことを示す
通信OFF検出信号を生成されて、ドライバ25及びド
ライバ制御回路232に出力される。
【0049】次いで、バッファ回路2321では、通信
OFF検出回路231から通信OFF検出信号が入力さ
れると、ドライバ25の出力段のインピーダンスを制御
する図7に示すドライバ制御信号GATEがドライバ
25に出力されて、ドライバ25の出力段が、同図に
示すようにハイ・インピーダンス(Hi−Z)に設定さ
れる。また、バッファ回路2321では、通信OFF検
出回路231から通信OFF検出信号が入力されると、
そのドライバ制御信号GATEがスイッチデバイス23
22に出力されてONさせ、スイッチデバイス2322
から図4のLED24に図7に示すLED ON信号
が出力されて、LED24が点灯されて、通信OFFを
検出したことが報知される。
【0050】また、ドライバ25では、通信OFF検出
部23から入力されるデコードデータが送信データ(S
D)として図外の次段のI/Oボックスに出力され、ま
た、ドライバ制御回路232からドライバ制御信号GA
TEが入力されると、その出力段がハイ・インピーダン
ス(Hi−Z)状態とされて、出力段の信号レベルの動
作が停止される。
【0051】次いで、上述した通信OFF検出機能を搭
載したI/Oボックス2〜5を連鎖接続した場合の送信
データ(SD)の伝達状態について、図8を参照して説
明する。
【0052】図8(a)は連鎖接続された全てのI/O
ボックス2〜5が通信可能状態である場合を示してい
る。
【0053】この図8(a)に示す全てのI/Oボック
ス2〜5が通信可能状態である場合は、I/Oボックス
2〜5間で伝達される送信データ(SD)の出力は、マ
ーク信号(プルダウン信号)とスペース信号(プルアッ
プ信号)で正常に駆動されており、スペース信号(プル
アップ信号)が1コードデータ長よりも長くなることが
ない。このため、I/Oボックス通信システム1では、
正常な動作状態が継続される。
【0054】図8(b)は、連鎖接続されたI/Oボッ
クス2〜5中に電源OFF状態のI/Oボックス3が存
在した場合を示している。
【0055】この図8(b)に示す電源OFF状態のI
/Oボックス3が存在した場合は、I/Oボックス3に
接続されている下位側のI/Oボックス4には、I/O
ボックス3からスペース信号が継続して出力され、I/
Oボックス4に接続されたハンディターミナル9内の通
信コントローラ20における通信OFF検出動作によ
り、I/Oボックス4の出力段をハイ・インピーダンス
として、送信データ(SD)の出力信号を駆動しない。
このI/Oボックス4による通信OFF検出動作によ
り、下位側に接続されたI/Oボックス5も同様に通信
OFF検出動作が行われる。
【0056】このように通信OFF検出動作により、連
鎖接続中に電源OFF状態のI/Oボックスの下位側に
あるI/Oボックスは全て、自機が最上位のI/Oボッ
クスに対して通信不可であることを認識できる。
【0057】以上のように、本実施の形態のI/Oボッ
クス通信システム1では、連鎖接続された各I/Oボッ
クス2〜5が自機内で上位側I/Oボックスからシリア
ル通信線L1〜L4の通信不可状態を検出し、その通信
不可状態を下位側のI/Oボックスに伝達するように出
力信号を制御するとともに報知することにより、連鎖接
続されたI/Oボックス2〜5において、上位側のI/
Oボックスと通信不可状態となったI/Oボックス以降
のI/Oボックスのユーザー全てに対して、最上位のI
/Oボックスとの通信が不可能であることを、ハード構
成のみで伝達することができる。
【0058】その結果、I/Oボックス通信システム1
では、従来の1本の信号線に複数のI/Oボックスを接
続した場合のように、I/Oボックス内にI/Oボック
ス間で信号伝達を行うための通信プロトコル等のソフト
ウエアを持つ必要がなくなるとともに、出力イネーブル
信号等の制御を行う必要がなくなり、I/Oボックス通
信システム1を構成するI/Oボックスのハードウエア
及びソフトウエアの負担を軽減して、システムコストを
低減することができる。
【0059】また、上記実施の形態のI/Oボックス2
〜5では、通信不可能であるこが直ちにユーザーに通知
されるため、通信不可能状態から通信可能状態への復帰
を促すことができ、I/Oボックス通信システム1のダ
ウン時間の短縮を図ることができる。
【0060】なお、上記実施の形態のI/Oボックス通
信システム1では、4台のI/Oボックス2〜5を連鎖
接続した場合を示したが、その連鎖接続する台数は限定
されものではなく何台のI/Oボックスを連鎖接続した
場合でも本発明を適用可能であることは勿論である。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載の発明の通信装置によれ
ば、通信装置が連鎖接続された通信システムにおいて、
上位側の通信装置と通信不可状態となった通信装置以降
の通信装置のユーザー全てに対して、最上位の通信装置
との通信が不可能であることを伝達することができる。
【0062】請求項2記載の発明の通信装置によれば、
通信装置のユーザーに通信不可能となったことを直ちに
通知して、通信不可能状態から通信可能状態への復帰を
促すことができ、通信システムのダウン時間の短縮を図
ることができる。
【0063】請求項3記載の発明の通信装置によれば、
通信装置内に通信装置間で信号伝達を行うための通信プ
ロトコル等のソフトウエアを持つ必要がなくなるととも
に、出力イネーブル信号等の制御を行う必要がなくな
り、通信システムを構成する通信装置のハードウエア及
びソフトウエアの負担を軽減して、システムコストを低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信装置を適用したI/Oボックス通
信システム1の全体構成を示す図。
【図2】図1のI/Oボックス2〜5内の信号処理回路
の回路構成を示す図。
【図3】図2の信号処理回路を含むI/Oボックス2〜
5間とハンディターミナル7〜10間との接続関係を示
す図。
【図4】図3の通信コントローラ20内の回路構成を示
す図。
【図5】図4の通信OFF検出部23内の通信OFF検
出回路231の回路構成を示す図。
【図6】図4の通信OFF検出部23内のドライバ制御
回路232の回路構成を示す図。
【図7】図4の通信OFF検出部23内部の動作を示す
タイミングチャート。
【図8】通信OFF検出機能を搭載したI/Oボックス
2〜5を連鎖接続した場合の送信データ(SD)の伝達
状態を示す図。
【図9】従来のI/Oボックス通信システムの全体構成
を示す図。
【符号の説明】
1 I/Oボックス通信システム 2〜5 I/Oボックス 6 ホストコンピュータ 7〜10 ハンディターミナル 11、12 I/O−I/Oインターフェース 13 I/O−H/Tインターフェース 14〜16 トランシーバー 17 ORゲート回路 20 通信コントローラー 21 受信端子処理部 22 レシーバー 23 通信OFF検出部 24 LED 25 ドライバ 231 通信OFF検出回路 231a カウンタ 231b ラッチ回路 2311 カウンタ回路 2312 デコーダー回路 232 ドライバ制御回路 2321 バッファ回路 2322 スイッチデバイス B1〜B6 バッファ回路 L1〜L8 シリアル通信線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の通信装置を連鎖的に接続し、データ
    を連鎖的に伝達する通信システムにおける通信装置であ
    って、 前段の通信装置から受信される信号の状態に基づいて、
    前段の通信装置との通信が可能であるか不可能であるか
    を検出する通信状態検出手段と、 この通信状態検出手段により前段の通信装置との通信が
    可能であることが検出されると、前段の通信装置から受
    信した信号を次段の通信装置に送信し、通信状態検出手
    段により前段の通信装置との通信が不可能であることが
    検出されると、次段の通信装置に特定の信号を送信する
    ことにより次段の通信装置に対して通信不可能状態を伝
    達する通信制御手段と、 を具備することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】前記通信状態検出手段により前段の通信装
    置との通信が不可能であることが検出されると、通信不
    可能状態であることを通知する通知手段を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】前記通信状態検出手段は、前段の通信装置
    から受信される信号が所定長にわたって同一レベルであ
    る場合に、前段の通信装置との通信が不可能であること
    を検出することを特徴とする請求項1あるいは請求項2
    記載の通信装置。
JP32536596A 1996-12-05 1996-12-05 通信装置 Abandoned JPH10173686A (ja)

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