JPH10173360A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

Info

Publication number
JPH10173360A
JPH10173360A JP32846296A JP32846296A JPH10173360A JP H10173360 A JPH10173360 A JP H10173360A JP 32846296 A JP32846296 A JP 32846296A JP 32846296 A JP32846296 A JP 32846296A JP H10173360 A JPH10173360 A JP H10173360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal packing
opening
information processing
slide lid
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32846296A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Matsunaga
善寿 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP32846296A priority Critical patent/JPH10173360A/ja
Publication of JPH10173360A publication Critical patent/JPH10173360A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】情報処理装置に関し、防水性能の向上を目的と
する。 【解決手段】装置筺体1の内壁面に装着されるスライド
蓋2で拡張機器接続用の開口3を開放可能に閉塞する情
報処理装置であって、前記開口3の周縁には、矩形枠形
状に形成されるシールパッキン4が固定され、スライド
蓋2は閉蓋状態において、閉蓋操作側先端縁20をシー
ルパッキン4に突き当てるとともに、側縁部21、およ
び開蓋操作側先端縁22表面がシールパッキン4に形成
されたリップ部40に圧接されてシールされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理装置の小型化に伴って情
報処理装置の屋外での使用の機会も多くなり、防水性能
の向上が要求されている。情報処理装置への防水性の付
与に対しては、拡張機器との接続部でのシール性能、と
りわけ、拡張機器を接続しない際の接続部でのシール性
能を考慮する必要があり、従来、図7(a)に示すよう
に、拡張機器の接続用の開口3の周縁にシールパッキン
4を配置し、拡張機器を使用しない際には開口3を蓋部
材90により閉塞する構造が採用されていた。
【0003】しかし、上述した従来例においては、拡張
機器を接続する際には蓋部材90を取り除く必要があ
り、蓋部材90を紛失するおそれがあるという問題を有
する。かかる問題を解決するために、図7(b)に示す
ように、蓋部材90を装置筺体1に回動自在に枢支し、
回動先端側に形成されたフック91を装置筺体1に弾発
係止させて開口3を閉塞する構造も提案されているが、
この場合には、蓋部材90を回動させて開口3を開放し
た状態において、図7(b)に鎖線で示すように、フッ
ク91が装置筺体1外部に突出するために、拡張機器側
にこのフック91を収容するためのスペースを設ける必
要が生じ、設計の自由度が低下してしまうという問題が
ある。
【0004】さらに、情報処理装置への防水処理は表示
パネルと装置筺体の表示窓との間、およびスイッチ装着
部にも施され、表示パネルと表示窓との間の防水処理は
表示窓周縁部と表示パネルとの接触部にシールパッキン
を介装することにより、スイッチ装着部での防水処理は
スイッチを防水カバーにより覆うことにより行われる。
【0005】しかし、一般にスイッチ装着部は表示窓と
同一面に配置されるにもかかわらず、各々をシールパッ
キンと防水カバーにより独自に防水処理を施すことは部
品点数を増加させるだけで無駄が多いという欠点を有す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の欠点
を解消すべくなされたもので、防水性能に優れた情報処
理装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、装置筺体1の内壁面に装着されるスライド蓋2で拡
張機器接続用の開口3を開放可能に閉塞する情報処理装
置であって、前記開口3の周縁には、矩形枠形状に形成
されるシールパッキン4が固定され、スライド蓋2は閉
蓋状態において、閉蓋操作側先端縁20をシールパッキ
ン4に突き当てるとともに、側縁部21、および開蓋操
作側先端縁22表面がシールパッキン4に形成されたリ
ップ部40に圧接されてシールされる情報処理装置を提
供することにより達成される。
【0008】装置筺体1にはスライド蓋2が摺動可能に
装着され、スライド蓋2をスライド操作して拡張機器を
接続するために装置筺体1に開設される開口3が開閉さ
れる。開口3周縁には矩形枠形状のシールパッキン4が
固定されており、スライド蓋2を閉塞した状態において
は、閉蓋時に先頭となる端縁、すなわち、閉蓋操作側先
端縁20がシールパッキン4に突き当てられるととも
に、この閉蓋操作側先端縁20に隣接する側縁部21の
表面、および閉蓋操作側先端縁20に対向する開蓋操作
側先端縁22の表面がシールパッキン4に形成されたリ
ップ部40により圧接されて装置筺体1内部への水の侵
入が防止される。
【0009】開口3の閉塞部材としてスライド蓋2を使
用することにより、開閉時に装置筺体1から取り外す必
要がなくなり、紛失のおそれがなく、さらに、スライド
蓋2は装置筺体1の内壁面、すなわち、装置筺体1の内
部空間に面する面に装着されて拡張機器接続側の面に突
出することなく、しかもスライド操作により開閉される
ために、拡張機器側にスライド蓋2の収容スペースを設
ける必要もなくなる。
【0010】また、スライド蓋2の閉蓋操作側先端縁2
0に隣接する辺縁は、該辺縁部の表面にシールパッキン
4のリップ部40を圧接させてシールされるために、辺
縁部端面をシールパッキン4に摺接させる場合に比し
て、シールパッキン4の磨耗が少なく、長期にわたって
シール性能を発揮させることが可能になる。
【0011】さらに、閉蓋操作側先端縁20のシール
は、辺縁部と同様にリップ部40を先端縁表面に圧接さ
せる方法を取った場合には、閉蓋時にリップ部40の巻
き込みが生じやすくなり、シールの信頼性が低下するた
めに、閉蓋操作側先端縁20をシールパッキン4に突き
当てることにより行われる。
【0012】請求項2に記載されるように、上記閉蓋操
作側先端縁20を装置筺体1外方側に折曲し、開口3か
ら装置筺体1外方に突出させた場合には、突出部をスラ
イド蓋2の操作片5として利用することができる上に、
端面をシールパッキン4に突き当てる場合に比して、シ
ール性能を向上させることができる。
【0013】シールパッキン4は装置筺体1に貼着して
固定することも可能であるが、請求項3に記載されるよ
うに、装置筺体1に取付リブ10を形成し、該取付リブ
10に嵌合して固定することも可能である。この取付リ
ブ10の側壁はスライド蓋2の摺動ガイドとして利用で
き、さらに、該側壁に嵌合凹部11を凹設し、スライド
蓋2を閉蓋位置で弾発的に嵌合させることにより閉蓋時
のシールパッキン4への圧接状態を安定させることがで
きる上に、妄りに開蓋状態に移行するのを防止すること
ができる。
【0014】請求項4に記載された発明において、情報
処理装置は装置筺体1に開設された表示窓12の周縁と
表示パネル6との間に介装されるシールパッキン7を有
しており、このシールパッキン7には、表示窓12の近
傍に開設されたスイッチ装着孔8から露出するスイッチ
を覆うカバー部70が一体形成される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1ないし図6に携帯用ペン入力
コンピュータとして構成された本発明の実施の形態を示
す。情報処理装置の表面部にはスイッチ操作用のボタン
13と表示窓12が配置されるとともに、裏面部にはコ
ネクタボックス等の拡張装置を連結するための開口3が
配置され、表示窓12周縁と開口3周縁部にはシールパ
ッキン7、4を使用したシールが施される。
【0016】装置筺体1は上下カバー14、15を接合
して形成され、下カバー15には開口3を閉塞するため
に下カバー15の内壁面にスライド蓋2が装着される。
スライド蓋2は開口3の幅寸法よりやや小寸の幅寸法を
有する板体であり、一側縁部21には開口3から装置筺
体1外部に突出する断面L字形状の操作片5が折曲形成
される。
【0017】このスライド蓋2は、下カバー15から突
設されてスライド蓋2の長孔23に係止する係止爪16
と、後述する取付リブ10から突出される庇片17によ
り下カバー15に連結され、操作片5が形成される辺縁
部(閉蓋操作側先端縁20)がシールパッキン4、7に
衝接する閉蓋位置と、開口3を開放する開蓋位置との間
で摺動する(図5参照)。また、スライド蓋2には、嵌
合突起24が突設され、開蓋位置、および閉蓋位置にお
いて下カバー15の取付リブ10に形成された嵌合凹部
11に弾発的に嵌合し、開閉蓋位置に保持される。
【0018】一方、スライド蓋2の摺動範囲を包囲する
ように、下カバー15には矩形枠形状の取付リブ10が
形成され、該取付リブ10にゴム製のシールパッキン4
が固定される。シールパッキン4は、やや弾性変形させ
ながら裏面全周に形成される取付溝41を下カバー15
の取付リブ10に嵌合させることにより装着される。
【0019】シールパッキン4は、スライド蓋2の閉蓋
操作側先端縁20に対応する部位はコ字状断面に形成さ
れ(図3参照)、側縁部21、および閉蓋操作側先端縁
20に対向する辺縁(開蓋操作側先端縁22)に対応す
る部位には、リップ部40が突設される。
【0020】したがってこの実施の形態において、拡張
機器を接続する際には、開口3から外部に露出している
操作片5を操作してスライド蓋2を開蓋位置側にスライ
ドさせることによりスライドして開口3を開放すること
ができ、スライド蓋2は当該位置において嵌合突起24
が嵌合凹部11に弾発係止することから、不用意に閉蓋
方向に移動することがない。
【0021】また、拡張機器を取り去った場合には、操
作片5を操作してスライド蓋2を閉蓋位置までスライド
させるだけで開口3の閉塞を行うことができ、この状態
において、閉蓋操作側先端縁20はシールパッキン4に
突き当て状に当接するとともに、側縁部21、および開
蓋操作側先端縁22はシールパッキン4のリップ部40
により押圧されているために、外部からの水等の侵入が
確実に防止される。また、閉蓋位置において、スライド
蓋2の嵌合突起24は取付リブ10の嵌合凹部11に係
止しているために、シールパッキン4からの反力により
スライド蓋2が開蓋位置方向に妄りに移動することがな
く、確実なシール性能が発揮される。
【0022】図6に装置筺体1の表面部におけるシール
構造を示す。上述したように、装置筺体1の表面部には
表示窓12が開設され、表示窓12の裏面周縁とタッチ
パネル等の表示パネル6との間にはシールパッキン7が
介装される。
【0023】シールパッキン7は、上カバー14裏面に
形成される矩形枠形状の固定用突条18に固定用凹溝7
1を嵌合させて固定される。また、シールパッキン7は
側方に延設されてカバー部70が形成される。
【0024】カバー部70は上カバー14のスイッチ装
着孔8の周縁に突出される筒部19に嵌合、固定されて
スイッチの頭部を覆い、スイッチ装着孔8からの水の侵
入を防止する。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、情報処理装置に簡単な構造で確実な防水性能
を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報処理装置を示す斜視図で、(a)は表面部
を示す図、(b)裏面部を示す図である。
【図2】図1(a)の要部分解斜視図である。
【図3】図2の組立状態を示す図で(a)は上カバーを
裏側から見た図、(b)は(a)のB−B線断面図、
(c)はスライド蓋を閉蓋位置に移動させた状態での
(a)のB−B線断面図である。
【図4】図3(a)の断面図で、(a)は4A−4A線
断面図、(b)は4B−4B線断面図、(c)は4C−
4C線断面図である。
【図5】スライド蓋の動作を示す説明図で、(a)は開
蓋状態を示す図、(b)は閉蓋常態を示す図である。
【図6】情報処理装置の表面部を示す分解斜視図で、
(b)は(a)のB部拡大図である。
【図7】従来例を示す図で、(a)は情報処理装置の裏
面部を示す斜視図、(b)は他の従来例を示す要部断面
図である。
【符号の説明】
1 装置筺体 10 取付リブ 11 嵌合凹部 12 表示窓 2 スライド蓋 20 閉蓋操作側先端縁 21 側縁部 22 開蓋操作側先端縁 3 開口 4 シールパッキン 40 リップ部 5 操作片 6 表示パネル 7 シールパッキン 70 カバー部 8 スイッチ装着孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置筺体の内壁面に装着されるスライド蓋
    で拡張機器接続用の開口を開放可能に閉塞する情報処理
    装置であって、 前記開口の周縁には、矩形枠形状に形成されるシールパ
    ッキンが固定され、 スライド蓋は閉蓋状態において、閉蓋操作側先端縁をシ
    ールパッキンに突き当てるとともに、側縁部、および開
    蓋操作側先端縁部表面がシールパッキンに形成されたリ
    ップ部に圧接されてシールされる情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記スライド蓋の閉蓋操作側先端縁には、
    前記開口から装置筺体外方に向けて突出する操作片が折
    曲される請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記シールパッキンは装置筺体に突設され
    た取付リブに嵌合されるとともに、 前記スライド蓋は、取付リブの側壁に凹設された嵌合凹
    部に弾発的に嵌合して閉蓋位置でクリックストップする
    請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】装置装置筺体に開設された表示窓の周縁と
    表示パネルとの間に介装されるシールパッキンを有し、 シールパッキンには、表示窓の近傍に開設されたスイッ
    チ装着孔から露出するスイッチの頭部を覆うカバー部が
    一体形成される請求項1、2または3記載の情報処理装
    置。
JP32846296A 1996-12-09 1996-12-09 情報処理装置 Pending JPH10173360A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32846296A JPH10173360A (ja) 1996-12-09 1996-12-09 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32846296A JPH10173360A (ja) 1996-12-09 1996-12-09 情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10173360A true JPH10173360A (ja) 1998-06-26

Family

ID=18210544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32846296A Pending JPH10173360A (ja) 1996-12-09 1996-12-09 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10173360A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6879407B2 (en) 2001-03-23 2005-04-12 Omron Corporation Displacement sensor
JP2007157779A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Fujitsu Ltd パッキンおよび電子装置
JP2014091200A (ja) * 2012-11-06 2014-05-19 Yamaha Corp トルクレンチ
JP2021075208A (ja) * 2019-11-12 2021-05-20 株式会社シーエー産商 チャイルドシート

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6879407B2 (en) 2001-03-23 2005-04-12 Omron Corporation Displacement sensor
JP2007157779A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Fujitsu Ltd パッキンおよび電子装置
JP2014091200A (ja) * 2012-11-06 2014-05-19 Yamaha Corp トルクレンチ
JP2021075208A (ja) * 2019-11-12 2021-05-20 株式会社シーエー産商 チャイルドシート

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4559369B2 (ja) パッキンの取付構造
JP5909655B2 (ja) 電子機器
JP5253596B2 (ja) コネクタポート
JP5950258B2 (ja) 電子機器
JP6166017B2 (ja) 電子機器の防水構造
JP2009238735A5 (ja)
TW201310798A (zh) 用於電子裝置之連接器門
JP2001266997A (ja) ケースとコネクタの組付構造
JPH1125940A (ja) 携帯用電子機器の電池蓋防水構造
JP5091056B2 (ja) 密閉容器の蓋部シール構造
JPH10173360A (ja) 情報処理装置
JPH11233198A (ja) コネクタ
JP4473104B2 (ja) カバーのシール構造
US7374452B2 (en) Battery accommodating structure and mobile terminal
JP3006017U (ja) カメラの防滴防水構造
JP2011259279A (ja) 携帯用電子機器
US9128675B2 (en) Electronic device
US20240006797A1 (en) Electronic device
JP2007287560A (ja) 防水スイッチ
JP3370823B2 (ja) 回路遮断器の外部操作機構
JP4143390B2 (ja) 無線通信機のpttスイッチ構造
JPS63160117A (ja) 押釦スイツチ
JPH07236797A (ja) 衣類乾燥機
JPH10173363A (ja) 情報処理装置
JPH10123272A (ja) 携帯形筐体用カバー

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040106