JPH10172495A - 環境制御型走査型電子顕微鏡 - Google Patents

環境制御型走査型電子顕微鏡

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JPH10172495A
JPH10172495A JP8328153A JP32815396A JPH10172495A JP H10172495 A JPH10172495 A JP H10172495A JP 8328153 A JP8328153 A JP 8328153A JP 32815396 A JP32815396 A JP 32815396A JP H10172495 A JPH10172495 A JP H10172495A
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JP
Japan
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voltage
sample
electron microscope
scanning electron
electrostatic chuck
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Application number
JP8328153A
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English (en)
Inventor
Yasumichi Miyazaki
安通 宮崎
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH10172495A publication Critical patent/JPH10172495A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境制御型走査型電子顕微鏡において、1次
電子のガス分子による散乱を低減して2次電子信号のS
/Nを高めるとともに、試料の表面近傍からの2次電子
信号のみを安定的に検出すること。 【解決手段】 環境制御型走査型電子顕微鏡に、電子銃
7に印加する加速電圧Va 、試料ホルダーの静電チャッ
ク部8に印加する負のバイアス電圧Vb 及び2次電子検
出器(ESD)9の検出電極に印加する検出電圧Ve
連動して制御するための電圧制御部20を設けた。各々
の電圧値は、試料10から2次電子を放出させるための
電圧とVb が零のときの検出電圧とを設定すれば、自動
的に制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環境制御型の走査
型電子顕微鏡で行われる電圧制御に関する。
【0002】
【従来の技術】走査型電子顕微鏡は、ミクロな形態観察
や成分分析を行う手段として広い分野で使用されてい
る。通常、走査型電子顕微鏡により試料を観察する場
合、電子光学系及び2次電子検出系が高真空を必要とす
るために試料を高真空中に置かなければならない。この
ことは、試料を乾燥した状態で観察することになる。
又、絶縁物は、電子線照射による帯電を防止するため
に、試料表面の金属コーティング等の導電処理が必要に
なる。つまり、試料を全く自然な状態では観察できない
のである。その様な中で最近特に、試料を乾燥させず
「より自然な状態」あるいは「水を含んだ状態」でミク
ロ観察したいという要求が高まっている。
【0003】環境制御型走査型電子顕微鏡(Environmen
tal Scanning Electron Microscope:以下、ESEMと
称する)はこの要求を満たす観察装置である。ESEM
は、常温での飽和水蒸気圧である2700Paの低真空下でも
2次電子を検出できるガス増幅方式をとっている。この
ガス増幅方式は、最大2700Paのガス(通常は水蒸気)圧
力の下で、試料から発生した2次電子がガス分子と衝突
しガス分子をイオン化しながら電子数を増やしてゆく過
程を繰り返して多数の電子を生み出す方式である。増幅
された電子は、最終的に、数百Vの正電圧が印加された
2次電子検出器(以下、ESDという)の電極に捕捉さ
れ画像信号として出力される。
【0004】一方、イオン化されたガス分子(+イオ
ン)は試料表面に達し、この+イオンによって、1次電
子による試料の帯電(チャージアップ)が中和される。
従って、ESEMでは帯電した電荷を逃がすための導電
処理は不要になる。従来、走査型電子顕微鏡でもESE
Mでも、試料を保持する方法としては、試料ホルダーの
ネジやバネを用いて機械的に固定する方法が一般的であ
った。この機械的方法は、同時に試料を接地することが
できる。しかし、半導体ウェハのような大きな薄い試料
を保持する場合、機械的方法では塵埃や傷が生じやす
い。
【0005】先述したように、ESEMでは試料を接地
する必要がないので、ESD方式のESEMでは、静電
気力を利用して試料を試料ホルダーに固定する「静電チ
ャック」方法が既に使用されている。試料ホルダーの静
電チャック部は、セラミック製であり、1枚の電極をも
つ単極型と2枚以上の双極型とがある。ESEMの試料
ホルダーでは、試料表面の電位を中立にできる長所をも
つ双極型が多用されている。
【0006】図3は、従来の双極型静電チャック部の縦
断面を示す図である。双極型静電チャック部8は、その
内部に複数の電極を有し、ペアとなる一方の電極8aに
正、他方の電極8bに負の同電位の電圧を印加する。従
って、試料10の接触面(下面)は、上記電極と逆の極
性で帯電し、試料10は双極型静電チャック部に吸着す
る。試料表面のトータルの電位は零に保たれる。
【0007】ESEMの使用目的には、例えば、ウェハ
上の回路パターンの線幅などを測定する測長、回路パタ
ーンの形状や異物や欠陥などの状態を観察する状態観
察、及びこれの化学成分を知るための元素分析がある。
測長及び表面観察のためには、試料の最表面からの2次
電子信号のみを得たいので、1次電子線が試料表面から
奥深く進入せず試料表面付近で停止するように、1次電
子線の加速電圧を1 kV程度以下と低く設定することが
必須となっている。他方、元素分析のためには、試料か
らX線を発生させるだけの充分なエネルギーを与えなけ
ればならず、1次電子線の加速電圧を10〜20 kV程度と
高く設定することが必須となる。又、状態観察でも、高
分解能を得るためには高い加速電圧を必要とすることも
ある。現在は、測長、状態観察及び元素分析を1台で行
うことができる機種が主流である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】最近のLSI、特にD
RAMは64Mから 256Mとメモリ容量が増加するに従
い、デバイスのデザインルールにおける微細化が進んで
いる。従って、測長用ESEMに対する要求も厳しくな
り、回路パターンの表面状態やエッチング状態を観察で
き、さらにパターン線幅を正確に安定に計測できること
が要求される。
【0009】ESEMにて測長する場合に、電子銃に印
加する加速電圧は、1次電子がガスによる散乱を受けに
くくするために3kV以上の高電圧が必要となる。このよ
うにすると、1次電子のエネルギーが高くなり、試料表
面だけではなく試料内部からも2次電子が放出されるの
で、回路パターンの線幅及び表面状態を正確且つ安定に
計測できなくなってしまう。そこで、試料の最表面から
の2次電子のみが得られるように、1次電子のエネルギ
ーを低く押さえなければならず、加速電圧を1 kV以下
と低く設定しなければならない。ところが、ESD方式
のESEMでは、試料とESDとの間にはガスが存在し
ているために、低加速電圧では1次電子がガス分子によ
って散乱を受けやすくなり、その結果、2次電子信号の
S/Nの劣化を起こす。1次電子の散乱の度合い(散乱
断面積)は、ガスの種類にもよるが、一般に加速電圧が
10 kV以下になると、加速電圧が低くなるほど急激に増
加する。
【0010】本発明は、1次電子のガス分子による散乱
を低減し、2次電子信号のS/Nを高めるとともに、試
料表面の測定対象物を正確且つ安定に計測できるESE
Mを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、環境制御型走査型電子顕微鏡に、電子銃に印加
する加速電圧Va 、試料ホルダーの静電チャック部に印
加する負のバイアス電圧Vb 及び2次電子検出器(ES
D)の検出電極に印加する検出電圧Ve を制御するため
の電圧制御部を設けたものである。
【0012】請求項2に係る発明は、上記の電圧制御部
が、試料から2次電子を放出させるための設定加速電圧
をVa0としたときにVa0=Va +Vb を満たすようにV
a とVb を出力し、さらにVb の値に応じて修正された
e を出力するものである。請求項3に係る発明は、上
記の電圧制御部が、請求項2のVa として 3〜10 kVの
任意の電圧値を出力するものである。
【0013】請求項4に係る発明は、上記の試料ホルダ
ーの静電チャック部を、その内蔵する電極に負のバイア
ス電圧Vb を印加できる構造としたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
ESEMの印加電圧制御ブロック図である。その概要
は、観察条件及び試料に応じた加速電圧Va0が電圧制御
部に入力されると、電圧制御部内の演算回路により、1
次電子線を発生させるための電子銃高圧制御系、静電チ
ャック部にマイナスのバイアス電圧をかけるための静電
チャック制御系及びガス増幅と2次電子検出を行うES
D電極制御系の3系統が自動的に制御されるというもの
である。つまり、電子銃、静電チャック部及び検出電極
の各ユニットは、それぞれ最適値になるように制御され
る。
【0015】以下、図1の制御ブロック図を参照して詳
細に説明する。先ず、オペレーターによって設定された
加速電圧Va0が10 kV以上の場合は、各ユニットは従来
通り独立に制御される。設定された加速電圧Va0が 10k
V以下の場合は、本発明による制御が自動的に開始され
る。設定加速電圧Va0の値は、加速電圧設定器1から電
圧制御部20の演算回路2に入力され、メモリ3内の値
と比較演算され、3つの信号に分れて出力される。
【0016】第1の信号は加速電圧制御部4に入力さ
れ、電子銃高圧Va を出力して、電子銃7に印加され
る。第2の信号は静電チャック電圧制御部5に入力さ
れ、静電チャックバイアス電圧Vb を出力して、静電チ
ャック部8に印加される。第3の信号はESD電圧制御
部6に入力され、ESD電圧Ve を出力して、ESD9
の検出電極に印加される。電子銃高圧Va と静電チャッ
クバイアス電圧Vb は、Va0=Va +Vb を満たすよう
に電圧制御部20の演算回路2によって決定される。V
b は、負の直流電圧であるから、1次電子が試料表面に
到達するまでは電子銃高圧Va が維持されるが、試料上
に1次電子が着地する寸前に静電チャック部8の負電場
によって1次電子の速度は減速される。すなわち、静電
チャックバイアス電圧Vb に相当する分だけ1次電子の
エネルギーは減少する。従って、設定加速電圧Va0によ
り加速された1次電子によって試料から2次電子を放出
させたのと同じ結果になる。これにより、1次電子の散
乱が低減されるとともに、試料の最表面からの2次電子
のみを検出することが可能となる。
【0017】電子銃高圧Va の値は、3 〜 10kVの範囲
が特に望ましい。Va が3kV以下では、先述のように1
次電子の散乱が増大し、さらに、レンズ収差の影響が大
きくなって正確な測長が期待できなくなる恐れがあるか
らである。Va が 10kV以上では、1次電子の散乱断面
積の低下率は小さくなるのに、負の静電チャックバイア
ス電圧Vb はVa に比例して大きくしなければならず、
放電等の問題が生じ易くなるからである。
【0018】ここで、試料ホルダーの静電チャック部8
の構造について説明する。図2は、本実施形態に係る静
電チャック部の縦断面を示す図であり、図3の従来例と
異なる点は、試料を吸着するための直流電圧に加えて静
電チャックバイアス電圧Vbを印加する点である。直流
電圧は直流電源8cから、Vb は静電チャック電圧制御
部5のバイアス電源8dから、電極8a、8bに印加さ
れる。すなわち、Vbを直流電圧に重畳したことになる
ので、静電チャック部8の電位は、電極の存在する場所
により異なるものの、全体としては負となる。従って、
負の電場によって1次電子の速度を減速させることがで
きる。
【0019】次に、ESD電圧Ve が、静電チャックバ
イアス電圧Vb 、試料室11内のガス圧p及び試料10
とESD9の間の距離dから決定される手順を説明す
る。試料10とESD9の間の距離dは作動距離とも称
する。従来は、ESD電圧は、ガス圧pと作動距離dと
を考慮して決定されていた。本実施形態では、ガス圧p
と作動距離dのデータが環境設定器6aからESD電圧
制御部6へ送られるとともに、静電チャックバイアス電
圧Vb のデータも演算回路2からESD電圧制御部6へ
送られる。そして、ガス圧pと作動距離dのデータに静
電チャックバイアス電圧Vb のデータを加味して印加す
べきESD電圧Ve を決定する。
【0020】ガス圧pと作動距離dとを考慮して決定さ
れた最適値(例えば0.4kV)に対し、静電チャックバイ
アス電圧Vb の加算後も、試料10とESD9の電極と
の間の電位差が上記最適値の10%以内になるように修正
される。その修正されたESD電圧Ve が電圧制御部2
0から出力される。この場合、ESD電極には最大で−
10 kVの高電圧が印加されるので、放電等の悪影響を避
けるために、鏡筒とESD電極との間に直径 100mm程度
の絶縁円板(図示せず)を取り付けてある。これによ
り、最適な条件下で観察や測長が可能となる。
【0021】実際に、シリコンウェハ上の回路パターン
の測長の場合、例えば 200Paの水蒸気中、作動距離d=
2mm の環境では、ESD電極の試料10に対する電位差
は+0.4kVが最適値である。Va0を1.5kVに設定する
と、Va とVb はそれぞれ5kVと−3.5kVとなる。さら
に、Ve は、Vb =−3.5kVに応じた修正が加えられて
−3.1kVとなる。試料から放出された2次電子は、ガス
増幅によって電子数を増し、ESDによって検出され
る。検出された2次電子は、画像処理装置12によって
画像信号となりCRTモニター13上に表示される。こ
のような条件下で回路パターンを観察すると、2次電子
信号のS/Nが向上して高コントラストの画像が得られ
ただけではなく、回路パターンの表面層のみからの画像
が得られたので正確な測長が可能となった。
【0022】
【発明の効果】本発明のESEMには、1次電子線を発
生させるための電子銃高圧、静電チャック部に印加する
負のバイアス電圧及びガス増幅と2次電子検出をするた
めのESD電圧の3系統の電圧制御を自動的に行うため
に、電圧制御部を設けた。これにより、1次電子のガス
分子による散乱が低減され、2次電子信号のS/Nが向
上して高画質の顕微鏡像が得られ、さらに、試料の表面
層のみからの情報が得られる。従って、例えば、シリコ
ンウェハ上の回路パターンを正確に安定して測長するこ
とができる。
【0023】又、本発明のESEMにて使用される試料
ホルダーの静電チャック部に、負のバイアス電圧を印加
できるようにしたが、これは、従来の静電チャック部に
電気回路を付加しただけの構造であり、従来のものを容
易に改造して使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るESEMの印加電圧制
御ブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る試料ホルダーの静電チ
ャック部の縦断面図である。
【図3】従来の双極型静電チャック部の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・・・・・加速電圧設定器 2・・・・・・・演算回路 3・・・・・・・メモリ 4・・・・・・・加速電圧制御部 5・・・・・・・静電チャック電圧制御部 6・・・・・・・ESD電圧制御部 7・・・・・・・電子銃 8・・・・・・・静電チャック部 9・・・・・・・ESD 10・・・・・・試料 11・・・・・・試料室 12・・・・・・画像処理装置 13・・・・・・CRTモニター 20・・・・・・電圧制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次電子線を発生させる電子銃を収納す
    る電子銃室と、低真空のガス雰囲気中に、試料を保持す
    る試料ホルダー及び2次電子を検出する2次電子検出器
    を収納する試料室と、を備えた環境制御型走査型電子顕
    微鏡において、 前記電子銃に印加する加速電圧Va 、前記試料ホルダー
    の静電チャック部に印加する負のバイアス電圧Vb 及び
    前記2次電子検出器の検出電極に印加する検出電圧Ve
    を連動して制御するための電圧制御部を設けたことを特
    徴とする環境制御型走査型電子顕微鏡。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の環境制御型走査型電子顕
    微鏡において、 前記電圧制御部は、前記試料から2次電子を放出させる
    ための設定加速電圧をVa0としたときに、Va0=Va
    b を満たすようにVa とVb を出力し、前記Vb の値
    に応じて修正された前記Ve を出力することを特徴とす
    る環境制御型走査型電子顕微鏡。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の環境制御型走査型電子顕
    微鏡において、 前記電圧制御部は、前記Va として 3〜10 kVを出力す
    ることを特徴とする環境制御型走査型電子顕微鏡。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の環境制御型走査型電子顕
    微鏡において、 前記試料ホルダーの静電チャック部は、静電力によって
    試料を吸着させるための電極に前記負のバイアス電圧V
    b を印加可能な構造としたことを特徴とする環境制御型
    走査型電子顕微鏡。
JP8328153A 1996-12-09 1996-12-09 環境制御型走査型電子顕微鏡 Pending JPH10172495A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008177339A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 静電チャック
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