JPH10172174A - 光学ピックアップ装置 - Google Patents
光学ピックアップ装置Info
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- JPH10172174A JPH10172174A JP8331959A JP33195996A JPH10172174A JP H10172174 A JPH10172174 A JP H10172174A JP 8331959 A JP8331959 A JP 8331959A JP 33195996 A JP33195996 A JP 33195996A JP H10172174 A JPH10172174 A JP H10172174A
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- cylindrical surface
- pickup device
- light beam
- light
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成を複雑化することなく、また、コマ収差
の発生等の弊害を生ずることなく、光磁気ディスクのデ
ィスク基板において生ずる非点収差を良好に補正する。 【解決手段】 光源1よりの光束を、一方の面が回折格
子面8となされ他方の面が円筒面7となされた収差補正
素子6を透過させた後、ビームスプリッタ9、コリメー
タレンズ11及び立上げミラー12を経させて、対物レ
ンズ13により光磁気ディスク101の信号記録面上に
集光させる。
の発生等の弊害を生ずることなく、光磁気ディスクのデ
ィスク基板において生ずる非点収差を良好に補正する。 【解決手段】 光源1よりの光束を、一方の面が回折格
子面8となされ他方の面が円筒面7となされた収差補正
素子6を透過させた後、ビームスプリッタ9、コリメー
タレンズ11及び立上げミラー12を経させて、対物レ
ンズ13により光磁気ディスク101の信号記録面上に
集光させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスクの
如き光学記録媒体に対して情報信号の書き込み及び読み
出しを行う光学ピックアップ装置に関する技術分野に属
する。
如き光学記録媒体に対して情報信号の書き込み及び読み
出しを行う光学ピックアップ装置に関する技術分野に属
する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆる光磁気ディスクの如き光
学記録媒体が提案され、また、このような光学記録媒体
に対して情報信号の書き込み及び読み出しを行う光学ピ
ックアップ装置が提案されている。光磁気ディスクは、
合成樹脂材料の如き透明材料により形成された円盤状の
ディスク基板と、このディスク基板の主面部に被着形成
された信号記録層とを有して構成されている。この光磁
気ディスクにおいては、ディスク基板を透して信号記録
面(信号記録層の表面部)に光束が集光して照射され、
この光束の照射部分に外部磁界が印加されることによ
り、情報信号の書き込みが行われる。信号記録面に照射
される光束及び外部磁界のいずれか一方は、書き込む情
報信号に応じて変調されている。
学記録媒体が提案され、また、このような光学記録媒体
に対して情報信号の書き込み及び読み出しを行う光学ピ
ックアップ装置が提案されている。光磁気ディスクは、
合成樹脂材料の如き透明材料により形成された円盤状の
ディスク基板と、このディスク基板の主面部に被着形成
された信号記録層とを有して構成されている。この光磁
気ディスクにおいては、ディスク基板を透して信号記録
面(信号記録層の表面部)に光束が集光して照射され、
この光束の照射部分に外部磁界が印加されることによ
り、情報信号の書き込みが行われる。信号記録面に照射
される光束及び外部磁界のいずれか一方は、書き込む情
報信号に応じて変調されている。
【0003】そして、光学ピックアップ装置は、図13
に示すように、半導体レーザの如き光源102を有して
いる。この光源102は、半導体レーザチップ103を
缶状のケース内に収納して構成されている。この光源1
02より発した光束は、この光束の進行方向に対して傾
斜されて配設された平行平面板(AS補正板)104を
透過し、さらに、回折格子板(グレーティング)105
を透過する。平行平面板104は、透過する光束に対し
て非点収差(アス)を生じさせる。回折格子板105
は、一主面部に回折格子面が形成された平行平面板であ
り、透過する光束を、少なくとも、0次光及び±1次光
の3本の光束に分岐させる。この回折格子板105によ
り分岐された各光束は、トラッキングエラー信号の検出
方法であるいわゆる3ビーム法を実行する際の、メイン
ビーム及びサブビームとなる。平行平面板104と回折
格子板105とは、合成樹脂材料よりなる同一のホルダ
106により支持されている。
に示すように、半導体レーザの如き光源102を有して
いる。この光源102は、半導体レーザチップ103を
缶状のケース内に収納して構成されている。この光源1
02より発した光束は、この光束の進行方向に対して傾
斜されて配設された平行平面板(AS補正板)104を
透過し、さらに、回折格子板(グレーティング)105
を透過する。平行平面板104は、透過する光束に対し
て非点収差(アス)を生じさせる。回折格子板105
は、一主面部に回折格子面が形成された平行平面板であ
り、透過する光束を、少なくとも、0次光及び±1次光
の3本の光束に分岐させる。この回折格子板105によ
り分岐された各光束は、トラッキングエラー信号の検出
方法であるいわゆる3ビーム法を実行する際の、メイン
ビーム及びサブビームとなる。平行平面板104と回折
格子板105とは、合成樹脂材料よりなる同一のホルダ
106により支持されている。
【0004】回折格子板105を経た光束は、偏光ビー
ムスプリッタ107に入射される。この偏光ビームスプ
リッタ107は、立方体状に形成され、内部に、入射さ
れる光束の進行方向に対して45°傾斜された偏光反射
面108を有している。この偏光ビームスプリッタ10
7に入射された光束は、この偏光ビームスプリッタ10
7を透過して、コリメータレンズ109に入射される。
このコリメータレンズ109に入射された光束は、平行
光束となされて、立上げミラー110を介して、対物レ
ンズ111に入射される。この対物レンズ111は、入
射された光束を光磁気ディスク101の信号記録面上に
集光させる。
ムスプリッタ107に入射される。この偏光ビームスプ
リッタ107は、立方体状に形成され、内部に、入射さ
れる光束の進行方向に対して45°傾斜された偏光反射
面108を有している。この偏光ビームスプリッタ10
7に入射された光束は、この偏光ビームスプリッタ10
7を透過して、コリメータレンズ109に入射される。
このコリメータレンズ109に入射された光束は、平行
光束となされて、立上げミラー110を介して、対物レ
ンズ111に入射される。この対物レンズ111は、入
射された光束を光磁気ディスク101の信号記録面上に
集光させる。
【0005】この光磁気ディスク101においては、デ
ィスク基板に入射された光束は、このディスク基板内に
おいて、非点収差(アス)を生ずる。このようにしてデ
ィスク基板において生ずる非点収差は、平行平面板10
4において生じた非点収差と相殺され、信号記録面上に
集光される光束において非点収差がない状態に補正され
る。
ィスク基板に入射された光束は、このディスク基板内に
おいて、非点収差(アス)を生ずる。このようにしてデ
ィスク基板において生ずる非点収差は、平行平面板10
4において生じた非点収差と相殺され、信号記録面上に
集光される光束において非点収差がない状態に補正され
る。
【0006】そして、信号記録面により反射された反射
光束は、対物レンズ111、立上げミラー110及びコ
リメータレンズ109を介して、偏光ビームスプリッタ
107に戻る。この偏光ビームスプリッタ107におい
て、反射光束は、偏光反射面108により反射されて9
0°偏向され、光源102に戻る光路より分岐される。
そして、この反射光束は、ウォラストンプリズム112
を経ることにより偏光成分に応じて分岐され、マルチレ
ンズ113に入射される。このマルチレンズ113は、
入射面が円筒面(シリンドリカル面)となされ、出射面
が凹面となされたレンズである。このマルチレンズ11
3は、鏡筒114により支持されている。このマルチレ
ンズ113を経た反射光束は、フォトトランジスタの如
き光検出器115の受光部に入射される。
光束は、対物レンズ111、立上げミラー110及びコ
リメータレンズ109を介して、偏光ビームスプリッタ
107に戻る。この偏光ビームスプリッタ107におい
て、反射光束は、偏光反射面108により反射されて9
0°偏向され、光源102に戻る光路より分岐される。
そして、この反射光束は、ウォラストンプリズム112
を経ることにより偏光成分に応じて分岐され、マルチレ
ンズ113に入射される。このマルチレンズ113は、
入射面が円筒面(シリンドリカル面)となされ、出射面
が凹面となされたレンズである。このマルチレンズ11
3は、鏡筒114により支持されている。このマルチレ
ンズ113を経た反射光束は、フォトトランジスタの如
き光検出器115の受光部に入射される。
【0007】この光学ピックアップ装置においては、光
検出器115より出力される光検出信号に基づいて、光
磁気ディスクよりの種々の情報信号やエラー信号を得る
ことができる。
検出器115より出力される光検出信号に基づいて、光
磁気ディスクよりの種々の情報信号やエラー信号を得る
ことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な光学ピックアップ装置においては、光磁気ディスクの
ディスク基板において生ずる非点収差は、平行平面板1
04によって補正される。しかし、この平行平面板10
4は、コマ収差を発生させ、光学ピックアップ装置の光
学特性を悪化させる虞れがある。
な光学ピックアップ装置においては、光磁気ディスクの
ディスク基板において生ずる非点収差は、平行平面板1
04によって補正される。しかし、この平行平面板10
4は、コマ収差を発生させ、光学ピックアップ装置の光
学特性を悪化させる虞れがある。
【0009】また、この光学ピックアップ装置において
は、いわゆるトラッキングサーボ動作等のために対物レ
ンズ111がコリメータレンズ109の光軸に対して移
動操作されたときに、平行平面板104における非点収
差の発生量が変化してしまい、また、この変化のしかた
が対物レンズ111の移動方向について非対称であるた
め、光学特性の安定性が充分に確保されなかった。
は、いわゆるトラッキングサーボ動作等のために対物レ
ンズ111がコリメータレンズ109の光軸に対して移
動操作されたときに、平行平面板104における非点収
差の発生量が変化してしまい、また、この変化のしかた
が対物レンズ111の移動方向について非対称であるた
め、光学特性の安定性が充分に確保されなかった。
【0010】さらに、この光学ピックアップ装置におい
ては、平行平面板104及び回折格子板105とをそれ
ぞれ設ける必要があり、構成が複雑化している。また、
上述のように、平行平面板104と回折格子板105と
を同一のケース106により支持した場合においては、
サブビームのメインビームに対する位置の調整のために
回折格子板105を光軸回りに回動させたとき、平行平
面板104も追従して光軸回りに回動されてしまう。平
行平面板104が光軸回りに回動すると、光検出器11
5の受光部においては、メインビームに対応する反射光
束の戻り位置が移動してしまうので、この光検出器11
5の位置調整が困難となる。
ては、平行平面板104及び回折格子板105とをそれ
ぞれ設ける必要があり、構成が複雑化している。また、
上述のように、平行平面板104と回折格子板105と
を同一のケース106により支持した場合においては、
サブビームのメインビームに対する位置の調整のために
回折格子板105を光軸回りに回動させたとき、平行平
面板104も追従して光軸回りに回動されてしまう。平
行平面板104が光軸回りに回動すると、光検出器11
5の受光部においては、メインビームに対応する反射光
束の戻り位置が移動してしまうので、この光検出器11
5の位置調整が困難となる。
【0011】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、構成の複雑化や調整の困難化を
招来することなく、また、コマ収差の発生等の弊害を生
ずることなく、光磁気ディスクの如き光学記録媒体の透
明基板において生ずる非点収差を良好に補正することが
できるようになされた光学ピックアップ装置の提供とい
う課題を解決しようとするものである。
案されるものであって、構成の複雑化や調整の困難化を
招来することなく、また、コマ収差の発生等の弊害を生
ずることなく、光磁気ディスクの如き光学記録媒体の透
明基板において生ずる非点収差を良好に補正することが
できるようになされた光学ピックアップ装置の提供とい
う課題を解決しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係る光学ピックアップ装置は、光源と、一
方の面が回折格子面となされ他方の面が円筒面となされ
該光源より発せられる光束が入射される収差補正素子
と、この収差補正素子を透過した光束が入射されこの光
束を光学記録媒体の信号記録面上に集光させる対物レン
ズとを備えて構成されたものである。
め、本発明に係る光学ピックアップ装置は、光源と、一
方の面が回折格子面となされ他方の面が円筒面となされ
該光源より発せられる光束が入射される収差補正素子
と、この収差補正素子を透過した光束が入射されこの光
束を光学記録媒体の信号記録面上に集光させる対物レン
ズとを備えて構成されたものである。
【0013】また、本発明は、上述の光学ピックアップ
装置において、収差補正素子の円筒面を凸の円筒面と
し、この円筒面の母線の方向を、光学記録媒体の信号記
録面上の記録トラックの接線方向に対して、光束の進行
方向を基準として、直交する方向としたものである。
装置において、収差補正素子の円筒面を凸の円筒面と
し、この円筒面の母線の方向を、光学記録媒体の信号記
録面上の記録トラックの接線方向に対して、光束の進行
方向を基準として、直交する方向としたものである。
【0014】さらに、本発明は、上述の光学ピックアッ
プ装置において、収差補正素子の円筒面を凹の円筒面と
し、この円筒面の母線の方向を、光学記録媒体の信号記
録面上の記録トラックの接線方向に対して、光束の進行
方向を基準として、平行な方向としたものである。
プ装置において、収差補正素子の円筒面を凹の円筒面と
し、この円筒面の母線の方向を、光学記録媒体の信号記
録面上の記録トラックの接線方向に対して、光束の進行
方向を基準として、平行な方向としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0016】本発明に係る光学ピックアップ装置は、い
わゆる光磁気ディスクの如き光学記録媒体に対して情報
信号の記録及び再生を行う記録再生装置において使用さ
れ、該光学記録媒体に対して情報信号の書き込み及び読
み出しを行う装置である。
わゆる光磁気ディスクの如き光学記録媒体に対して情報
信号の記録及び再生を行う記録再生装置において使用さ
れ、該光学記録媒体に対して情報信号の書き込み及び読
み出しを行う装置である。
【0017】光磁気ディスクは、上述したように、ポリ
カーボネイト(Polycarbonate)やポリメチルメタクリ
レート(Polymethylmethacrylate)等の合成樹脂材料の
如き透明材料により形成された円盤状のディスク基板
と、このディスク基板の主面部に被着形成された磁気材
料よりなる信号記録層とを有して構成されている。この
光磁気ディスクにおいては、ディスク基板を透して信号
記録面(信号記録層の表面部)にレーザ光束の如き光束
が集光して照射され、この光束の照射部分に外部磁界が
印加されることにより、信号記録層に対して情報信号の
書き込みが行われる。光磁気ディスク信号記録面上に
は、信号記録面に照射される光束及び外部磁界のいずれ
か一方は、書き込む情報信号に応じて変調される。略々
同心円状となされて螺旋状に形成された記録トラックが
形成されている。この光磁気ディスクにおいて、情報信
号は、記録トラックに沿って記録される。
カーボネイト(Polycarbonate)やポリメチルメタクリ
レート(Polymethylmethacrylate)等の合成樹脂材料の
如き透明材料により形成された円盤状のディスク基板
と、このディスク基板の主面部に被着形成された磁気材
料よりなる信号記録層とを有して構成されている。この
光磁気ディスクにおいては、ディスク基板を透して信号
記録面(信号記録層の表面部)にレーザ光束の如き光束
が集光して照射され、この光束の照射部分に外部磁界が
印加されることにより、信号記録層に対して情報信号の
書き込みが行われる。光磁気ディスク信号記録面上に
は、信号記録面に照射される光束及び外部磁界のいずれ
か一方は、書き込む情報信号に応じて変調される。略々
同心円状となされて螺旋状に形成された記録トラックが
形成されている。この光磁気ディスクにおいて、情報信
号は、記録トラックに沿って記録される。
【0018】そして、本発明に係る光学ピックアップ装
置は、図1に示すように、半導体レーザの如き光源1を
有している。この光源1は、半導体レーザチップ3を缶
状のケース2内に収納して構成されている。このケース
2の前面部には、傾斜した透明ガラス4により閉蓋され
た光束射出孔が設けられている。このケース2からは、
半導体レーザチップ3に電源供給を行うための端子5が
設けられている。半導体レーザチップ3より発せられて
光束射出孔を介して射出され光束は、収差補正素子6に
入射される。この収差補正素子6は、一方の面である入
射面が回折格子(グレーティング)面8となされ、他方
の面である射出面が円筒面7となされている。この収差
補正素子6は、ポリメチルメタクリレート(Polymethyl
methacrylate)やポリカーボネイト(Polycarbonate)
の如き透明な合成樹脂材料や、ガラスにより、一体的に
形成されている。
置は、図1に示すように、半導体レーザの如き光源1を
有している。この光源1は、半導体レーザチップ3を缶
状のケース2内に収納して構成されている。このケース
2の前面部には、傾斜した透明ガラス4により閉蓋され
た光束射出孔が設けられている。このケース2からは、
半導体レーザチップ3に電源供給を行うための端子5が
設けられている。半導体レーザチップ3より発せられて
光束射出孔を介して射出され光束は、収差補正素子6に
入射される。この収差補正素子6は、一方の面である入
射面が回折格子(グレーティング)面8となされ、他方
の面である射出面が円筒面7となされている。この収差
補正素子6は、ポリメチルメタクリレート(Polymethyl
methacrylate)やポリカーボネイト(Polycarbonate)
の如き透明な合成樹脂材料や、ガラスにより、一体的に
形成されている。
【0019】収差補正素子6の回折格子面8は、この回
折格子面8を透過して収差補正素子6に入射する光束
を、少なくとも、0次光及び±1次光の3本の光束に分
岐させる。この回折格子面8により分岐された各光束
は、トラッキングエラー信号の検出方法であるいわゆる
3ビーム法を実行する際の、メインビーム及びサブビー
ムとなる。そして、この収差補正素子6の円筒面7は、
この円筒面7を透過して収ここ差補正素子6より射出さ
れる光束に対して、非点収差(アス)を生じさせる。
折格子面8を透過して収差補正素子6に入射する光束
を、少なくとも、0次光及び±1次光の3本の光束に分
岐させる。この回折格子面8により分岐された各光束
は、トラッキングエラー信号の検出方法であるいわゆる
3ビーム法を実行する際の、メインビーム及びサブビー
ムとなる。そして、この収差補正素子6の円筒面7は、
この円筒面7を透過して収ここ差補正素子6より射出さ
れる光束に対して、非点収差(アス)を生じさせる。
【0020】収差補正素子6の円筒面7は、図5に示す
ように、凸の円筒面である。そして、この収差補正素子
6においては、図6において矢印Mで示す円筒面7の母
線の方向Mは、図6において矢印Gで示す回折格子面8
における格子方向Gと平行となっている。
ように、凸の円筒面である。そして、この収差補正素子
6においては、図6において矢印Mで示す円筒面7の母
線の方向Mは、図6において矢印Gで示す回折格子面8
における格子方向Gと平行となっている。
【0021】収差補正素子6を経た光束は、偏光ビーム
スプリッタ9に入射される。この偏光ビームスプリッタ
9は、立方体状に形成され、内部に、入射される光束の
進行方向に対して45°傾斜された偏光反射面10を有
している。この偏光ビームスプリッタ9に入射された光
束は、この偏光ビームスプリッタ9を透過して、コリメ
ータレンズ11に入射される。このコリメータレンズ1
1に入射された光束は、平行光束となされ、図2に示す
ように、立上げミラー12により反射されて90°偏向
されて、対物レンズ13に入射される。この対物レンズ
13は、入射された光束を、光磁気ディスク101の信
号記録面上に集光させる。
スプリッタ9に入射される。この偏光ビームスプリッタ
9は、立方体状に形成され、内部に、入射される光束の
進行方向に対して45°傾斜された偏光反射面10を有
している。この偏光ビームスプリッタ9に入射された光
束は、この偏光ビームスプリッタ9を透過して、コリメ
ータレンズ11に入射される。このコリメータレンズ1
1に入射された光束は、平行光束となされ、図2に示す
ように、立上げミラー12により反射されて90°偏向
されて、対物レンズ13に入射される。この対物レンズ
13は、入射された光束を、光磁気ディスク101の信
号記録面上に集光させる。
【0022】また、収差補正素子6においては、図9に
示すように、円筒面7の母線の方向Mは、光磁気ディス
ク101の信号記録面上の記録トラック116の接線方
向に対して、光束の進行方向を基準として、直交する方
向となされている。ここで、光磁気ディスク101に対
する座標軸を、図12に示すように、この光磁気ディス
ク101の径方向(記録トラックの接線に対する法線方
向)をx軸、光磁気ディスク101の記録トラックの接
線方向をy軸、光磁気ディスク101に入射する光束の
光軸方向をz軸と定義する。これらの座標軸に従えば、
円筒面7の母線の方向M及び回折格子面8における格子
方向Gは、x軸方向となる。なお、これらの方向につい
ては、立上げミラー12等により光軸が屈曲されていて
もこの光軸を基準とするので、光軸の屈曲のしかたによ
っては、空間的には異なる方向である場合もある。
示すように、円筒面7の母線の方向Mは、光磁気ディス
ク101の信号記録面上の記録トラック116の接線方
向に対して、光束の進行方向を基準として、直交する方
向となされている。ここで、光磁気ディスク101に対
する座標軸を、図12に示すように、この光磁気ディス
ク101の径方向(記録トラックの接線に対する法線方
向)をx軸、光磁気ディスク101の記録トラックの接
線方向をy軸、光磁気ディスク101に入射する光束の
光軸方向をz軸と定義する。これらの座標軸に従えば、
円筒面7の母線の方向M及び回折格子面8における格子
方向Gは、x軸方向となる。なお、これらの方向につい
ては、立上げミラー12等により光軸が屈曲されていて
もこの光軸を基準とするので、光軸の屈曲のしかたによ
っては、空間的には異なる方向である場合もある。
【0023】光磁気ディスク101においては、ディス
ク基板に入射された光束は、このディスク基板内におい
て、非点収差(アス)を生ずる。このようにしてディス
ク基板において生ずる非点収差は、収差補正素子6の円
筒面7において生じた非点収差と相殺され、信号記録面
上に集光される光束において非点収差がない状態に補正
される。すなわち、この光学ピックアップ装置において
は、光磁気ディスク101のディスク基板において生ず
る非点収差は、円筒面7によって補正される。この円筒
面7は、コマ収差を発生させることがなく、この光学ピ
ックアップ装置の光学特性を悪化させる虞れがない。
ク基板に入射された光束は、このディスク基板内におい
て、非点収差(アス)を生ずる。このようにしてディス
ク基板において生ずる非点収差は、収差補正素子6の円
筒面7において生じた非点収差と相殺され、信号記録面
上に集光される光束において非点収差がない状態に補正
される。すなわち、この光学ピックアップ装置において
は、光磁気ディスク101のディスク基板において生ず
る非点収差は、円筒面7によって補正される。この円筒
面7は、コマ収差を発生させることがなく、この光学ピ
ックアップ装置の光学特性を悪化させる虞れがない。
【0024】そして、信号記録面により反射された反射
光束は、対物レンズ13、立上げミラー12及びコリメ
ータレンズ11を介して、偏光ビームスプリッタ9に戻
る。この偏光ビームスプリッタ9において、反射光束
は、偏光反射面10により反射されて90°偏向され、
光源1に戻る光路より分岐される。そして、この反射光
束は、ウォラストンプリズム14を経ることにより偏光
成分に応じて分岐され、マルチレンズ15に入射され
る。このマルチレンズ15は、入射面が円筒面(シリン
ドリカル面)となされ、出射面が凹面となされたレンズ
である。このマルチレンズ15は、鏡筒16により支持
されている。このマルチレンズ15の円筒面は、入射さ
れる光束に対して、いわゆる非点収差法によるフォーカ
スエラー信号検出を行うための非点収差を生じさせる。
このマルチレンズ15を経た反射光束は、フォトトラン
ジスタの如き光検出器17の受光部に入射される。
光束は、対物レンズ13、立上げミラー12及びコリメ
ータレンズ11を介して、偏光ビームスプリッタ9に戻
る。この偏光ビームスプリッタ9において、反射光束
は、偏光反射面10により反射されて90°偏向され、
光源1に戻る光路より分岐される。そして、この反射光
束は、ウォラストンプリズム14を経ることにより偏光
成分に応じて分岐され、マルチレンズ15に入射され
る。このマルチレンズ15は、入射面が円筒面(シリン
ドリカル面)となされ、出射面が凹面となされたレンズ
である。このマルチレンズ15は、鏡筒16により支持
されている。このマルチレンズ15の円筒面は、入射さ
れる光束に対して、いわゆる非点収差法によるフォーカ
スエラー信号検出を行うための非点収差を生じさせる。
このマルチレンズ15を経た反射光束は、フォトトラン
ジスタの如き光検出器17の受光部に入射される。
【0025】この光学ピックアップ装置においては、光
検出器17より出力される光検出信号に基づいて、光磁
気ディスクよりの種々の情報信号やエラー信号を得るこ
とができる。すなわち、光検出器17の受光部は、図1
1に示すように、メインビームの反射光束を受光する4
つの受光面A,B,C,D、±1次のサブビームの反射
光束を受光する2つの受光面E,F、及び、ウォラスト
ンプリズム14により分岐された光束を受光する2つの
受光面J,Hという複数の受光面を有して構成されてい
る。メインビームの反射光束を受光する4つの受光面
A,B,C,Dは、1面の受光面がメインビームの反射
光束の光軸との交点において90°毎の等角度間隔に放
射状に分割された状態に配列されている。
検出器17より出力される光検出信号に基づいて、光磁
気ディスクよりの種々の情報信号やエラー信号を得るこ
とができる。すなわち、光検出器17の受光部は、図1
1に示すように、メインビームの反射光束を受光する4
つの受光面A,B,C,D、±1次のサブビームの反射
光束を受光する2つの受光面E,F、及び、ウォラスト
ンプリズム14により分岐された光束を受光する2つの
受光面J,Hという複数の受光面を有して構成されてい
る。メインビームの反射光束を受光する4つの受光面
A,B,C,Dは、1面の受光面がメインビームの反射
光束の光軸との交点において90°毎の等角度間隔に放
射状に分割された状態に配列されている。
【0026】この光検出器17においては、受光面Aよ
りの出力(A)とこの受光面Aの対角の位置にある受光
面Cよりの出力(C)の和信号を求め、また、受光面B
よりの出力(B)とこの受光面Bの対角の位置にある受
光面Dよりの出力(D)の和信号を求め、これら各和信
号間の差信号を求めることにより、フォーカスエラー信
号Feを求めることができる。すなわち、フォーカスエ
ラー信号Feは、 Fe=(A+C)−(B+D) である。そして、この光検出器17においては、受光面
Eよりの出力(E)と受光面Fよりの出力(F)との差
信号を求めることにより、トラッキングエラー信号Te
を求めることができる。すなわち、トラッキングエラー
信号Teは、 Te=E−F である。さらに、この光検出器17においては、受光面
Jよりの出力(J)と受光面Hよりの出力(H)との差
信号を求めることにより、光磁気信号Moを求めること
ができる。すなわち、光磁気信号Moは、 Mo=J−H である。
りの出力(A)とこの受光面Aの対角の位置にある受光
面Cよりの出力(C)の和信号を求め、また、受光面B
よりの出力(B)とこの受光面Bの対角の位置にある受
光面Dよりの出力(D)の和信号を求め、これら各和信
号間の差信号を求めることにより、フォーカスエラー信
号Feを求めることができる。すなわち、フォーカスエ
ラー信号Feは、 Fe=(A+C)−(B+D) である。そして、この光検出器17においては、受光面
Eよりの出力(E)と受光面Fよりの出力(F)との差
信号を求めることにより、トラッキングエラー信号Te
を求めることができる。すなわち、トラッキングエラー
信号Teは、 Te=E−F である。さらに、この光検出器17においては、受光面
Jよりの出力(J)と受光面Hよりの出力(H)との差
信号を求めることにより、光磁気信号Moを求めること
ができる。すなわち、光磁気信号Moは、 Mo=J−H である。
【0027】そして、この光学ピックアップ装置は、図
3に示すように、上述した光学系を光学系フレーム18
内に収納保持して構成される。この光学系フレーム18
は、金属や合成樹脂材料により、充分な剛性、堅牢性を
有して形成されている。この光学系フレーム18は、記
録再生装置内において、ガイドシャフト20及びガイド
部22により、x軸方向に移動操作可能に支持される。
この光学系フレーム18は、図4に示すように、ガイド
シャフト20が挿通されるスラストベアリング24が取
付けられた第1の被支持部19と、支持部22が進入さ
れる溝部23を有する第2の被支持部21とを有してい
る。これら被支持部19,21は、光学系フレーム18
の両端側に位置して設けられている。この光学系フレー
ム18は、図示しない駆動機構により、x軸方向に移動
操作される。また、光検出器17には、この光検出器1
7よりの出力信号を外方側に取り出すためのプリント基
板25が取付けられている。
3に示すように、上述した光学系を光学系フレーム18
内に収納保持して構成される。この光学系フレーム18
は、金属や合成樹脂材料により、充分な剛性、堅牢性を
有して形成されている。この光学系フレーム18は、記
録再生装置内において、ガイドシャフト20及びガイド
部22により、x軸方向に移動操作可能に支持される。
この光学系フレーム18は、図4に示すように、ガイド
シャフト20が挿通されるスラストベアリング24が取
付けられた第1の被支持部19と、支持部22が進入さ
れる溝部23を有する第2の被支持部21とを有してい
る。これら被支持部19,21は、光学系フレーム18
の両端側に位置して設けられている。この光学系フレー
ム18は、図示しない駆動機構により、x軸方向に移動
操作される。また、光検出器17には、この光検出器1
7よりの出力信号を外方側に取り出すためのプリント基
板25が取付けられている。
【0028】この光学ピックアップ装置においては、い
わゆるトラッキングサーボ動作のために、対物レンズ1
3が他の光学素子に対してx軸方向に移動操作されたと
きにも、収差補正素子6の円筒面7における非点収差の
発生量が変化することがなく、また、若干の変化があっ
ても変化のしかたが対物レンズ13の移動方向について
対称であるため、光学特性の安定性が充分に確保するこ
とができる。また、この光学ピックアップ装置において
は、円筒面7及び回折格子面8とは一体的な収差補正素
子6として形成されているため、構成が簡素化されてい
る。さらに、サブビームのメインビームに対する位置の
調整のために回折格子面8を光軸回りに回動させたと
き、円筒面7も追従して光軸回りに回動されるが、光検
出器17の受光部において、円筒面7の回動によってメ
インビームに対応する反射光束の戻り位置が移動するこ
とがなく、この光検出器17の位置調整が容易である。
わゆるトラッキングサーボ動作のために、対物レンズ1
3が他の光学素子に対してx軸方向に移動操作されたと
きにも、収差補正素子6の円筒面7における非点収差の
発生量が変化することがなく、また、若干の変化があっ
ても変化のしかたが対物レンズ13の移動方向について
対称であるため、光学特性の安定性が充分に確保するこ
とができる。また、この光学ピックアップ装置において
は、円筒面7及び回折格子面8とは一体的な収差補正素
子6として形成されているため、構成が簡素化されてい
る。さらに、サブビームのメインビームに対する位置の
調整のために回折格子面8を光軸回りに回動させたと
き、円筒面7も追従して光軸回りに回動されるが、光検
出器17の受光部において、円筒面7の回動によってメ
インビームに対応する反射光束の戻り位置が移動するこ
とがなく、この光検出器17の位置調整が容易である。
【0029】そして、本発明に係る光学ピックアップ装
置において、収差補正素子6は、図7に示すように、凹
の円筒面7と回折格子面8とを一方及び他方の面として
形成されたものとしてもよい。この収差補正素子6にお
いては、図8において矢印Mで示す円筒面7の母線の方
向Mは、図8において矢印Gで示す回折格子面8におけ
る格子方向Gに直交する方向となっている。また、この
収差補正素子6においては、図10に示すように、円筒
面7の母線の方向Mは、光磁気ディスク101の信号記
録面上の記録トラック116の接線方向に対して、光束
の進行方向を基準として、平行な方向、すなわち、y軸
方向となされる。収差補正素子6をこのように配置する
ことにより、光磁気ディスク101のディスク基板にお
いて生ずる非点収差が、凹の円筒面7によって補正され
る。
置において、収差補正素子6は、図7に示すように、凹
の円筒面7と回折格子面8とを一方及び他方の面として
形成されたものとしてもよい。この収差補正素子6にお
いては、図8において矢印Mで示す円筒面7の母線の方
向Mは、図8において矢印Gで示す回折格子面8におけ
る格子方向Gに直交する方向となっている。また、この
収差補正素子6においては、図10に示すように、円筒
面7の母線の方向Mは、光磁気ディスク101の信号記
録面上の記録トラック116の接線方向に対して、光束
の進行方向を基準として、平行な方向、すなわち、y軸
方向となされる。収差補正素子6をこのように配置する
ことにより、光磁気ディスク101のディスク基板にお
いて生ずる非点収差が、凹の円筒面7によって補正され
る。
【0030】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る光学ピック
アップ装置においては、光源より発せられた光束は、一
方の面が回折格子面となされ他方の面が円筒面となされ
た収差補正素子に入射され、光学記録媒体において生ず
る非点収差を補正するための非点収差を生じさせられる
とともに、0次光及び±1次光の少なくとも3本の光束
に分割される。
アップ装置においては、光源より発せられた光束は、一
方の面が回折格子面となされ他方の面が円筒面となされ
た収差補正素子に入射され、光学記録媒体において生ず
る非点収差を補正するための非点収差を生じさせられる
とともに、0次光及び±1次光の少なくとも3本の光束
に分割される。
【0031】円筒面により生じさせられる非点収差は、
トラッキングサーボ動作による対物レンズの光軸に対す
る移動に対して対称に生ずるので、対物レンズを移動さ
せても光学特性の劣化が少ない。
トラッキングサーボ動作による対物レンズの光軸に対す
る移動に対して対称に生ずるので、対物レンズを移動さ
せても光学特性の劣化が少ない。
【0032】また、この光学ピックアップ装置において
は、回折格子面を光軸回りに回動させることにより円筒
面がこの回折格子面とともに回動されても、0次光の光
学記録媒体よりの反射光束(戻り光)が移動することが
なく、反射光束を検出する光検出器の位置調整が容易で
ある。
は、回折格子面を光軸回りに回動させることにより円筒
面がこの回折格子面とともに回動されても、0次光の光
学記録媒体よりの反射光束(戻り光)が移動することが
なく、反射光束を検出する光検出器の位置調整が容易で
ある。
【0033】さらに、、この光学ピックアップ装置にお
いては、光学系の構成の簡素化及び小型化が可能とな
る。
いては、光学系の構成の簡素化及び小型化が可能とな
る。
【0034】すなわち、本発明は、構成の複雑化や調整
の困難化を招来することなく、また、コマ収差の発生等
の弊害を生ずることなく、光磁気ディスクの如き光学記
録媒体の透明基板において生ずる非点収差を良好に補正
することができるようになされた光学ピックアップ装置
を提供することができるものである。
の困難化を招来することなく、また、コマ収差の発生等
の弊害を生ずることなく、光磁気ディスクの如き光学記
録媒体の透明基板において生ずる非点収差を良好に補正
することができるようになされた光学ピックアップ装置
を提供することができるものである。
【図1】本発明に係る光学ピックアップ装置の光学系部
分の構成を一部を破断して示す平面図である。
分の構成を一部を破断して示す平面図である。
【図2】上記光学ピックアップ装置の光学系部分の構成
を一部を破断して示す側面図である。
を一部を破断して示す側面図である。
【図3】上記光学ピックアップ装置の構成を示す底面図
である。
である。
【図4】上記光学ピックアップ装置の構成を示す側面図
である。
である。
【図5】上記光学ピックアップ装置を構成する収差補正
素子の第1の形状を示す側面図である。
素子の第1の形状を示す側面図である。
【図6】上記光学ピックアップ装置を構成する収差補正
素子の第1の形状を示す平面図である。
素子の第1の形状を示す平面図である。
【図7】上記光学ピックアップ装置を構成する収差補正
素子の第2の形状を示す側面図である。
素子の第2の形状を示す側面図である。
【図8】上記光学ピックアップ装置を構成する収差補正
素子の第2の形状を示す平面図である。
素子の第2の形状を示す平面図である。
【図9】第1の形状の収差補正素子の記録トラックの方
向との関係を示す正面図及び側面図である。
向との関係を示す正面図及び側面図である。
【図10】第2の形状の収差補正素子の記録トラックの
方向との関係を示す正面図及び側面図である。
方向との関係を示す正面図及び側面図である。
【図11】上記光学ピックアップ装置を構成する光検出
器の受光部の構成を示す正面図である。
器の受光部の構成を示す正面図である。
【図12】光磁気ディスクに対する座標を定義する平面
図である。
図である。
【図13】従来の光学ピックアップ装置の光学系部分の
構成を一部を破断して示す平面図である。
構成を一部を破断して示す平面図である。
1 光源、6 収差補正素子、7 円筒面、8 回折格
子面、13 対物レンズ、101 光磁気ディスク、1
16 記録トラック
子面、13 対物レンズ、101 光磁気ディスク、1
16 記録トラック
Claims (3)
- 【請求項1】 光源と、 一方の面が回折格子面となされ他方の面が円筒面となさ
れ、上記光源より発せられる光束が入射される収差補正
素子と、 上記収差補正素子を透過した光束が入射され、この光束
を光学記録媒体の信号記録面上に集光させる対物レンズ
とを備えた光学ピックアップ装置。 - 【請求項2】 収差補正素子の円筒面が凸の円筒面であ
って、この円筒面の母線の方向が、光学記録媒体の信号
記録面上の記録トラックの接線方向に対して、光束の進
行方向を基準として、直交する方向となされた請求項1
記載の光学ピックアップ装置。 - 【請求項3】 収差補正素子の円筒面が凹の円筒面であ
って、この円筒面の母線の方向が、光学記録媒体の信号
記録面上の記録トラックの接線方向に対して、光束の進
行方向を基準として、平行な方向となされた請求項1記
載の光学ピックアップ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8331959A JPH10172174A (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | 光学ピックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8331959A JPH10172174A (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | 光学ピックアップ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10172174A true JPH10172174A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18249563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8331959A Pending JPH10172174A (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | 光学ピックアップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10172174A (ja) |
-
1996
- 1996-12-12 JP JP8331959A patent/JPH10172174A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050215 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050412 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050920 |