JPH10172050A - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品毎の販売数量に的確に対応し、商品収納
室の効率的な割り振りを実現しつつ、予備部品の発生を
解消することができる自動販売機の商品収納装置を提供
する。 【解決手段】 仕切板６間に複数の商品収納室９を区画
形成した商品収納棚４を本体内設け、各商品収納室９の
前面開口部より商品収納室９内に商品を積み上げて収納
して成る自動販売機において、各商品収納室９の最下部
にそれぞれ設けられた第一の商品搬出装置１１と、各第
一の商品搬出装置１１の上方の商品収納室９内にそれぞ
れ取り付けられた第二の商品搬出装置１２と、各商品収
納室９の第一及び第二の商品搬出装置間の前面開口部に
取り付けられた回動自在の第一の扉装置１４と、第二の
商品搬出装置１２より上方の前面開口部に取付られた回
動自在の第二の扉装置１７とを備え、第二の商品搬出装
置１２を上下方向に移動自在と成すと共に、各扉装置１
４、１７の上下寸法を、第二の商品搬出装置１２の上下
移動に対応して変更自在とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、タバコなどの商品
を積み上げて収納する自動販売機の商品収納装置に関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】従来よりこの種自動販売機においては、
本体内に商品収納棚を設け、この商品収納棚の前面開口
部より、タバコなどの箱状商品を積み上げて収納してい
る。そして、商品搬出装置により商品を押し出して販売
すると共に、商品搬出装置より上方の前面開口部には回
動自在の扉ワイヤーが取り付けられ、内部に積み重ねら
れた商品が前面開口部から崩落しないように規制する構
成とされていた。

【０００３】係る従来の自動販売機１０１の構造を図９
と図１０を用いて説明する。この図において、１０２は
前面に開口する自動販売機（タバコ自販機）の本体であ
り、この本体１０２の前面開口は外扉１０３にて開閉自
在とされている。この本体１０２内には商品収納棚１０
４が収納されており、この商品収納棚１０４内には、複
数枚の仕切板１０６・・、１０７・・を並設することに
よって、前面に商品装填用の前面開口部をそれぞれ有し
た複数の商品収納室１０９・・が区画形成されている。

【０００４】商品収納棚１０４の最下部及びその上方の
中間部には、回動して次販売商品を押し出す複数の商品
搬出装置１１１・・及び１１２・・が取り付けられてお
り、各商品搬出装置１１１及びその上方の商品搬出装置
１１２は各商品収納室１０９にそれぞれ対応している。
この場合、各商品搬出装置１１１・・・、１１２・・・
は、各商品収納室１０９・・に跨って配置される取付台
１１１Ａ或いは１１２Ａ上にそれぞれ並設され、それぞ
れが例えば三台或いは五台が一組とされて商品収納棚１
０４に取り付けられている。また、下方の仕切板１０６
は最下部の取付台１１１Ａとその上方の取付台１１２Ａ
間の商品収納棚１０４内を仕切ると共に、上方の仕切板
１０７は上方の取付台１１２Ａより上方の商品収納棚１
０４内を仕切る。

【０００５】そして、各商品搬出装置１１１及び１１２
の上方の商品収納室１０９内には前面開口部より多数の
商品（タバコ）が装填され、それらの上に積み重ねられ
て収納される。また、各商品搬出装置１１１とその上方
の商品搬出装置１１２間の前面開口部には扉ワイヤー１
１４がそれぞれ回動自在に取り付けられると共に、各商
品搬出装置１１２より上方の前面開口部にも扉ワイヤー
１１６がそれぞれ回動自在に取り付けられ、各商品搬出
装置１１１、１１２上の商品が前面開口部より落下（崩
落）するのを防止している。

【０００６】ところで、この種タバコ用の自動販売機に
おいては、近年のタバコ銘柄の急増を受けて販売商品の
多品種化が進行しているが、実際に販売されるタバコの
量は銘柄によって大きな隔たりがある。また、各販売店
ごとにも販売数量の分布が異なるが、商品収納棚内に収
納できるタバコの総量にも限度があることから、各商品
収納室内への商品の効率的な割り振りが問題となる。

【０００７】そこで、従来では前述の如き上方の商品搬
出装置１１２を、取付台１１２Ａのビスを外し、取付台
１１２Ａごと三台或いは五台一組としてその取付位置を
上下方向に変更することにより、当該銘柄の販売数量に
合わせて、下方の商品搬出装置１１１・・・上の商品収
容量と、上方の商品搬出装置１１２上の商品収容量を増
減できるようにしていた。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、係る従
来の構成では三台或いは五台の商品搬出装置１１２・・
が同時に上下するかたちとなるため、タバコの各銘柄毎
の販売流量に対応し切れない問題があった。また、取付
台１１２Ａの移動に伴って上下の仕切板１０６、１０７
及び扉ワイヤー１１４、１１６の寸法も変更しなければ
ならず、それに対応するため、図１０に示す如く寸法の
異なる多数の仕切板及び扉ワイヤーを予備部品として付
属して置かなければならない。

【０００９】そのため、生産コストの高騰と変更作業の
複雑化が生起されると共に、予備部品の保管にも手間が
かかり、紛失するなどの不都合も発生する問題があっ
た。本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために
成されたものであり、商品毎の販売数量に的確に対応
し、商品収納室の効率的な割り振りを実現しつつ、予備
部品の発生を解消することができる自動販売機の商品収
納装置を提供することを目的とするものである。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明の商品収納装置
は、仕切板間に複数の商品収納室を区画形成した商品収
納棚を本体内設け、各商品収納室の前面開口部より商品
収納室内に商品を積み上げて収納して成る自動販売機に
おいて、各商品収納室の最下部にそれぞれ設けられた第
一の商品搬出装置と、各第一の商品搬出装置の上方の商
品収納室内にそれぞれ取り付けられた第二の商品搬出装
置と、各商品収納室の第一及び第二の商品搬出装置間の
前面開口部に取り付けられた回動自在の第一の扉装置
と、第二の商品搬出装置より上方の前面開口部に取付ら
れた回動自在の第二の扉装置とを備え、第二の商品搬出
装置を上下方向に移動自在と成すと共に、各扉装置の上
下寸法を、第二の商品搬出装置の上下移動に対応して変
更自在としたものである。

【００１１】本発明によれば、各商品収納室の最下部に
設けられた第一の商品搬出装置の上方の商品収納室内に
それぞれ取り付けられた第二の商品搬出装置を上下方向
に移動自在としたので、商品毎の販売数量に合わせて各
商品搬出装置上方の商品収納室内の収納量を増減し、商
品収納室の割り振りを的確に行うことが可能となる。特
に、第一及び第二の扉装置の上下寸法を、第二の商品搬
出装置の上下移動に対応して変更自在としたので、従来
の如く両扉装置を取り替える必要も無くなる。従って、
交換用の予備扉装置の必要性を解消し、生産コストの削
減と作業性の改善を図り、保管管理なども容易とするこ
とができるようになるものである。

【００１２】請求項２の発明の自動販売機の商品収納装
置は、上記第二の商品搬出装置を、各商品収納室毎に独
立して上下方向に移動自在としたものである。請求項２
の発明によれば、上記に加えて第二の商品搬出装置を各
商品収納室毎に独立して上下方向に移動自在としたの
で、多種類の商品に対して商品収納室の割り振りを的確
に行うことが可能となると共に、第二の商品搬出装置は
当該商品収納室内のみで移動可能であるので、従来の如
く仕切板を取り替える必要も無くなる。

【００１３】従って、交換用の予備仕切板の必要性を解
消し、生産コストの更なる削減と作業性の改善を図り、
保管管理なども一層容易とすることができるようになる
ものである。請求項３の発明の自動販売機の商品収納装
置は、上記各発明の第一及び第二の扉装置が、第二の商
品搬出装置の移動ピッチに対応する寸法を有した複数の
扉ブロックを、着脱自在に連結して構成されているもの
である。

【００１４】請求項３の発明によれば、上記各発明に加
えて第一及び第二の扉装置を、第二の商品搬出装置の移
動ピッチに対応する寸法を有した複数の扉ブロックを着
脱自在に連結することにより構成したので、構造の簡素
化を図りながら、商品崩落防止のための扉装置の所定の
強度を維持することが可能となる。特に、扉ブロックは
第二の商品搬出装置の移動ピッチに対応する寸法を有し
ており、両扉装置の総延長は変化しないので、扉ブロッ
クを第一の扉装置と第二の扉装置の間で移動させるだけ
で、第二の商品搬出装置の移動に対応することができ
る。従って、変更作業性の改善を図ることができるよう
になると共に、余った扉ブロックを保管して置く必要も
無くなるものである。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図１は本発明を適用する自動販売機１
の斜視図であり、図２は外扉３を開いた状態の自動販売
機１の斜視図である。各図において、２は前面に開口す
る自動販売機（タバコ自販機）の本体であり、この本体
２の前面開口は外扉３にて開閉自在とされている。この
外扉３には商品見本を陳列した陳列部５や商品取出口１
０、硬貨投入口１５などが設けられている。

【００１６】また、本体２内には商品収納棚４が収納さ
れ、この商品収納棚４は一側を本体２に回動自在に取り
付けられている。これにより、商品収納棚４は回動して
本体２内に納出自体とされている。この商品収納棚４内
には、その背面板８の前側に下端部から上端部まで渡る
複数枚の仕切板６・・を並設することによって、前面に
商品装填用の前面開口部７をそれぞれ有した複数の商品
収納室９・・が区画形成されている。そして、各商品収
納室９・・の最下部及びその上方の中間部には、回動し
て次販売商品を押し出す複数の商品搬出装置１１・・
（第一の商品搬出装置）及び商品搬出装置１２・・（第
二の商品搬出装置）がそれぞれ取り付けられている。

【００１７】そして、各商品搬出装置１１及び１２の上
方の商品収納室９内には前面開口部７より多数の商品
（タバコ）が装填され、それらの上に積み重ねられて収
納される。また、下方の各商品搬出装置１１と上方の各
商品搬出装置１２間の前面開口部７には商品押さえ１３
と、上方に積み重ねられた商品を押さえて崩落を防ぐた
めの回動自在の扉装置１４（第一の扉装置）が取り付け
られると共に、各商品搬出装置１２の上方の前面開口部
７にも商品押さえ１６と、上方に積み重ねられた商品を
押さえて崩落を防ぐための回動自在の扉装置１７（第二
の扉装置）がそれぞれ仕切板６に取り付けられている。

【００１８】次ぎに、図３は商品収納棚４前部の拡大図
を示している。商品搬出装置１２は取付台２１上に取り
付けられており、この取付台２１の後部は後方から背面
板８のビス孔２３に螺合されるビス２２によって商品収
納棚４の背面板８前側に固定され、商品収納室９内に配
設されている。このビス孔２３は商品（タバコ）一個の
厚み分の間隔を存して上下方向に複数穿設されており、
その左右には取付台２１の水平を維持するためのガイド
レール２４が上下方向に形成されている。

【００１９】これによって、取付台２１をビス止めする
ビス孔２３の位置を変更することにより、商品搬出装置
１２は商品一個分の厚みに相当するピッチで上下方向に
移動可能とされている。一方、各仕切板６の前部にも商
品一個分の厚みに相当する間隔を存して嵌合孔２６が上
下方向に複数穿設されており、前記商品押さえ１６は嵌
合孔２６に着脱可能に嵌合する固定具２７により、商品
搬出装置１２との間に商品一個分の開口を形成した状態
で仕切板６に取り付けられている。即ち、この商品押さ
え１６も固定具２７が嵌合する嵌合孔２６の位置を変更
することにより、商品一個分の厚みに相当するピッチで
上下方向に移動可能とされている。

【００２０】また、この商品押さえ１６の後面１６Ａは
下から二番目〜四番目の商品の前面を押さえており、後
面１６Ａの上縁には切欠３１が形成され、更に、その上
面１６Ｂには前部には係合孔３２が形成されている。
尚、下方の商品押さえ１３も同様の構成であるので説明
を省略する。次ぎに、扉装置１７は、上下方向に直線的
に延びた規制部３３Ａと、この規制部３３Ａの両端にそ
れぞれ折曲形成された上下係止部３３Ｂ、３３Ｃとから
成るワイヤー３３と、このワイヤー３３の上係止部３３
Ｂに連結された複数の硬質樹脂製扉ブロック３４とから
構成されている。尚、下方の扉装置１６も同様の構成で
あるので説明を省略する。

【００２１】この扉ブロック３４は図４〜図７に示され
ている。即ち、扉ブロック３４はワイヤー３３の幅寸法
と同様の幅寸法と商品一個分の厚みに相当する縦寸法を
備えた略矩形状の本体３６と、この本体３６の下面に形
成された嵌合溝３７と、本体３６の下面前端に形成され
た挿入孔３８と、本体３６の上面に形成された突条３９
と、この突条３９に連続して本体３６の上面前端に突出
形成された係止部４１とから成る。

【００２２】そして、前記突条３９は前記ワイヤー３３
の規制部３３Ａの上辺の上面形状と同様の形状を呈して
おり、嵌合溝３７はこの規制部３３Ａの上辺が着脱可能
で且つ強固に嵌合できる寸法とされている。また、挿入
孔３８は上係止部３３Ｂが挿入可能な寸法を備えてお
り、係止部４１は上係止部３３Ｂと同様の形状とされて
いる。

【００２３】係る構成の扉ブロック３４を、その挿入孔
３８にワイヤー３３の上係止部３３Ｂを挿入し、嵌合溝
３７に規制部３３Ａの上辺を嵌合することによって、ワ
イヤー３３の上端に固定する。そして、更に他の扉ブロ
ック３４の挿入孔３８に、既に固定した扉ブロック３４
の係止部４１を挿入し、既に固定した扉ブロック３４の
突条３９を他の扉ブロック３４の嵌合溝３７に着脱可能
に嵌合することによってもう一つの扉ブロック３４を既
に固定した扉ブロック３４に固定する。

【００２４】こうして複数個の扉ブロック３４・・・を
ワイヤー３３に着脱自在に連結することによって扉装置
１７を構成する。尚、この場合ワイヤー３３を設けずに
扉ブロック３４を複数連結するのみで扉装置１７を構成
しても良い。そして、扉装置１７のワイヤー３３の下係
止部３３Ｃを商品押さえ１６の係合孔３２に挿入し、上
端の扉ブロック３４の係止部４１を商品収納棚４上面前
端部の係合孔４４に挿入することによって、扉装置１７
を商品押さえ１６の上方に回動自在に取り付ける。

【００２５】尚、下方の扉装置１４の場合は取付台２１
の下面に形成した係合孔４６に上端の扉ブロック３４の
係止部４１を挿入する。係る扉装置１７は、常にはワイ
ヤー３３の規制部３３Ａが商品押さえ１６の切欠３１に
係合しており、その状態で規制部３３Ａ及び扉ブロック
３４・・の後面は商品収納室９の内方に位置し、積層さ
れた商品の前面を押さえてそれらの崩落を防止する。そ
して、商品を装填する際には、扉装置１７を少許持ち上
げて規制部３３Ａを切欠３１から外し、規制部３３Ａが
前方に来るように回動させれば、規制部３３Ａ及び扉ブ
ロック３４・・の殆どの部分は商品収納室９外に出るの
で、商品収納室９の前面開口部７は開放される。

【００２６】このような構成としたことにより、当該自
動販売機１が設置された店舗における各商品の銘柄毎の
販売数量に合わせ、前述の如く商品搬出装置１２の取付
台２１の位置を各商品収納室９・・の商品搬出装置１２
・・毎に独立して上下に移動させることにより、各商品
搬出装置１１及び商品搬出装置１２上方の商品収納室９
への商品収納量を適宜設定することができる（図８）。

【００２７】そして、商品押さえ１６も商品搬出装置１
２の移動に合わせて前述の如く移動させるものである
が、このとき商品搬出装置１２を上方に移動させた場合
には、商品押さえ１６と商品収納棚４の上面との間の寸
法は縮小され、商品押さえ１３と取付台２１間の寸法は
拡大されることになる。係る場合には上方の扉装置１７
から所定数の扉ブロック３４を取り外し、下方の扉装置
１４に追加して連結する。この場合、商品搬出装置１２
の位置が変更されたとしても、扉装置１４と扉装置１７
の総延長は同一であり、且つ、扉ブロック３４の縦寸法
は商品搬出装置１２の移動ピッチ（商品一個分の厚みに
相当）に合致しているので、扉装置１７から外した扉ブ
ロック扉装置１４にそのまま連結すれば、両扉装置１
４、１７の寸法を最適値に設定することができる。従っ
て、余った扉ブロック３４を保管する必要も無くなる。

【００２８】このように扉装置１４、１７の寸法変更は
簡単に行われるが、ワイヤー３３及び各扉ブロック３４
・・は強固に嵌合されているので、商品を押さえるため
の強度は十分に維持しているものである。

【００２９】

【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、各商
品収納室の最下部に設けられた第一の商品搬出装置の上
方の商品収納室内にそれぞれ取り付けられた第二の商品
搬出装置を上下方向に移動自在としたので、商品毎の販
売数量に合わせて各商品搬出装置上方の商品収納室内の
収納量を増減し、商品収納室の割り振りを的確に行うこ
とが可能となる。

【００３０】特に、第一及び第二の扉装置の上下寸法
を、第二の商品搬出装置の上下移動に対応して変更自在
としたので、従来の如く両扉装置を取り替える必要も無
くなる。従って、交換用の予備扉装置の必要性を解消
し、生産コストの削減と作業性の改善を図り、保管管理
なども容易とすることができるようになるものである。
請求項２の発明によれば、上記に加えて第二の商品搬出
装置を各商品収納室毎に独立して上下方向に移動自在と
したので、多種類の商品に対して商品収納室の割り振り
を的確に行うことが可能となると共に、第二の商品搬出
装置は当該商品収納室内のみで移動可能であるので、従
来の如く仕切板を取り替える必要も無くなる。

【００３１】従って、交換用の予備仕切板の必要性を解
消し、生産コストの更なる削減と作業性の改善を図り、
保管管理なども一層容易とすることができるようになる
ものである。請求項３の発明によれば、上記各発明に加
えて第一及び第二の扉装置を、第二の商品搬出装置の移
動ピッチに対応する寸法を有した複数の扉ブロックを着
脱自在に連結することにより構成したので、構造の簡素
化を図りながら、商品崩落防止のための扉装置の所定の
強度を維持することが可能となる。

【００３２】特に、扉ブロックは第二の商品搬出装置の
移動ピッチに対応する寸法を有しており、両扉装置の総
延長は変化しないので、扉ブロックを第一の扉装置と第
二の扉装置の間で移動させるだけで、第二の商品搬出装
置の移動に対応することができる。従って、変更作業性
の改善を図ることができるようになると共に、余った扉
ブロックを保管して置く必要も無くなるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る自動販売機の斜視図である。

【図２】本発明に係る自動販売機の外扉を開いた状態の
斜視図である。

【図３】本発明に係る自動販売機の商品収納棚の前部の
斜視図である。

【図４】扉ブロックの側面図である。

【図５】扉ブロックの平面図である。

【図６】扉ブロックの底面図である。

【図７】扉ブロックの後面図である。

【図８】上方の商品搬出装置を移動させた状態の本発明
に係る自動販売機の斜視図である。

【図９】従来の自動販売機の斜視図である。

【図１０】従来の自動販売機の交換用の仕切板と扉ワイ
ヤーを示す図である。

【符号の説明】

１ 自動販売機 ４ 商品収納棚 ６ 仕切板 ７ 前面開口部 ９ 商品収納室 １１、１２ 商品搬出装置 １３、１６ 商品押さえ １４、１７ 扉装置 ２１ 取付台 ２３ ビス孔 ２６ 嵌合孔 ３４ 扉ブロック

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 仕切板間に複数の商品収納室を区画形成
   した商品収納棚を本体内設け、前記各商品収納室の前面
   開口部より商品収納室内に商品を積み上げて収納して成
   る自動販売機において、 前記各商品収納室の最下部にそれぞれ設けられた第一の
   商品搬出装置と、各第一の商品搬出装置の上方の商品収
   納室内にそれぞれ取り付けられた第二の商品搬出装置
   と、各商品収納室の第一及び第二の商品搬出装置間の前
   面開口部に取り付けられた回動自在の第一の扉装置と、
   前記第二の商品搬出装置より上方の前面開口部に取り付
   けられた回動自在の第二の扉装置とを備え、前記第二の
   商品搬出装置を上下方向に移動自在と成すと共に、各扉
   装置の上下寸法を、前記第二の商品搬出装置の上下移動
   に対応して変更自在としたことを特徴とする自動販売機
   の商品収納装置。
2. 【請求項２】 第二の商品搬出装置を、各商品収納室毎
   に独立して上下方向に移動自在としたことを特徴とする
   請求項１の自動販売機の商品収納装置。
3. 【請求項３】 第一及び第二の扉装置は、第二の商品搬
   出装置の移動ピッチに対応する寸法を有した複数の扉ブ
   ロックを、着脱自在に連結して構成されていることを特
   徴とする請求項１又は請求項２の自動販売機の商品収納
   装置。