JPH10171568A - コード出力装置および方法および記憶媒体 - Google Patents

コード出力装置および方法および記憶媒体

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JPH10171568A
JPH10171568A JP8331121A JP33112196A JPH10171568A JP H10171568 A JPH10171568 A JP H10171568A JP 8331121 A JP8331121 A JP 8331121A JP 33112196 A JP33112196 A JP 33112196A JP H10171568 A JPH10171568 A JP H10171568A
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area
code
screen
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coordinate data
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JP8331121A
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English (en)
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Osamu Itokawa
修 糸川
Eisaku Tatsumi
栄作 巽
Kazuna Kobayashi
一菜 小林
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コード出力装置および方法および記憶媒体に
関し、誤入力を減らし操作性の向上を図ること。 【解決手段】 画面に表示された複数のエリアAa,A
s,Ad,…を任意に指示する指示ペン9により指示さ
れた画面上の位置を検出し、指示された位置に応じたエ
リアに対応したコードを出力する際に、指示ペン9の指
示操作の際の位置を所定期間にわたり検出し、複数の検
出結果D0 ,D1 ,…,D6 に基づいて指示された位置
に応じたエリアAsを特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコード出力装置およ
び方法および記憶媒体に関し、特に、指示手段による座
標入力データに処理を加え文字コード変換し、出力する
コード出力装置および方法および記憶媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】コンピュータのデータ入力装置として、
キーボードなどのキー入力装置、マウスやペン入力装置
などのポインティング・デバイスが広く知られている。
ペン入力装置は、ペンを表示装置の表示画面に接触させ
たとき(ペンダウン)からペンを表示画面から離したと
き(ペンアップ)までの間、ペンが接触している表示画
面上の位置の座標データを一定の時間間隔で得られる特
微を有している。このことを利用して、図形を描いたり
手書きの文字を入力することなどが広く行なわれてい
る。
【0003】また、ペン入力装置の別な利用形態とし
て、図7に示すように表示画面7にキーボード8を表示
し、表示されたキーボード8のキーを指示ペン9により
指示することにより、キーボード入力の代用をさせるこ
とも可能である。これを一般に、ソフトキーボードと呼
んでいる。
【0004】このソフトキーボードの機能の原理を以下
に説明する。指示ペン9が検出するデータは表示画面7
上の座標位置を示しているので、予め座標範囲(エリ
ア)毎にキーボードの文字コードを割り当てておけば、
ペン入力信号と文字コードの出力信号を対応付けること
ができる。
【0005】図8はソフトキーボード8の一部を示して
いる。ここでは3つのキーのエリアを例に具体的に説明
する。エリアAaは文字「A」のエリア、エリアAsは
文字「S」のエリア、エリアAdは文字「D」のエリア
である。文字コード1Eは文字「A」に対応しており、
文字コード1Fは文字「S」に、文字コード20は文字
「D」にそれぞれ対応している。したがって、指示ペン
9により指示した座標位置がエリアAs内であれば、座
標データは文字コード1Fのデータに変換され、図示し
ないコンピュータに出力される。コンピュータ内部では
キャラクタジェネレータ回路により文字コードに基づい
てキャラクタデータを生成し、文字「S」が表示画面に
表示される。他のエリアについても同様である。
【0006】一般にポインティング・デバイスとしてペ
ンを用いる場合には、ペンダウン時かペンアップ時の座
標データから、文字コードを対応付けている。
【0007】ペン入力装置は、ペンダウンからペンアッ
プまでの間、一定の時間間隔で座標データを得ることが
できるが、ソフトキーボードの入力手段として利用する
場合は、一定時間内に出力すべき文字コードはひとつな
ので、ペンダウン時に検出された座標データもしくはペ
ンアップ時に検出された座標データを文字コードに変換
している。
【0008】したがって、ペンダウン時に検出された座
標データを利用する場合は、所望の文字コードに対応し
たエリアに正しくペンをダウンする必要があり、ペンア
ップ時に検出された座標データを利用する場合は、所望
の文字コードに対応したエリアで正しくペンをアップす
る必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、次のよ
うな場合には所望の文字コードが得られない場合も少な
くない。たとえば、文字コードに対応したエリアが小さ
く、正確にエリア内でペンダウンもしくはペンアップで
きない場合、ペンダウンからペンアップまでにペン先が
ずれてしまう場合、またはペンダウン時やペンアップ時
にノイズが座標データに混入してしまう場合などには所
望の文字コードが得られないこともある。ここで、一例
としてペン先が所望のエリアからずれてしまった場合の
課題について図9を参照して説明する。
【0010】図9(A)は文字「S」を出力させたいと
きのペンの軌跡の一例を示している。エリアAa内のP
down位置でペンダウンし、エリアAs内を通ってか
らエリアAd内のPup位置でペンアップしている。
【0011】ペンダウン時の座標データを利用する場合
は、図9(B)のように検出される座標データDdow
nは文字コード1EのエリアAaに対応付けられてい
る。したがって、最終的に出力される文字は「A」とな
る。ペンアップ時の座標データを利用する場合は、図9
(C)のように検出される座標データDupは文字コー
ド20のエリアAdに対応付けられている。したがって
最終的に出力される文字は「D」となる。このように、
ペンアップ時のデータを利用する場合でも、ペンダウン
時のデータを利用する場合でも、ペン先が誤ってずれて
しまうと出力させたい文字「S」を得ることができない
場合があるという課題があった。
【0012】本発明は、上述の点に鑑みて成されたもの
で、上記の課題を解決して所望のコードを出力する性能
を向上させたコード出力装置および方法および記憶媒体
を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明の装置では、画面に表示さ
れた複数のエリアを任意に指示するエリア指示手段によ
り指示された前記画面上の位置を検出し、前記指示され
た位置に応じたエリアに対応したコードを出力するコー
ド出力装置において、前記エリア指示手段の指示操作の
際の位置を所定期間にわたり検出し、複数の検出結果に
基づいて前記指示された位置に応じた前記エリアを特定
する特定手段を備えた構成とした。
【0014】ここで、前記特定手段は、前記所定期間中
の前記エリア指示手段の位置の平均値を算出する第1の
手段と、前記平均値を前記平均値に相当するエリアを示
すコードに変換する第2の手段とを含むこともできる。
【0015】ここで、前記所定期間は前記エリア指示手
段が前記画面に接触している期間であり、前記第1の手
段により、前記所定期間中に所定の時間間隔で前記エリ
ア指示手段の前記画面上の座標データを検出して保持
し、保持された複数の座標データの平均値を算出するこ
ともできる。
【0016】さらに、前記特定手段は、前記所定期間中
の前記エリア指示手段の位置に相当するエリアを示すコ
ードを複数求めて保持する第1の手段と、前記保持され
た複数のコードから所望のエリアを示すひとつのコード
を特定する第2の手段とを含むこともできる。
【0017】ここで、前記所定期間は前記エリア指示手
段が前記画面に接触している期間であり、前記第1の手
段により、前記所定期間中に所定の時間間隔で前記エリ
ア指示手段の前記画面上の座標データを検出して保持す
るとともに、保持された複数の座標データに相当するエ
リアを示す複数のコードに変換し、前記第2の手段によ
り、前記複数のコードのうち最多のコードを前記ひとつ
のコードとすることもできる。
【0018】上記目的を達成するために、請求項6に記
載の本発明の方法では、画面に表示された複数のエリア
を任意に指示するエリア指示手段により指示された前記
画面上の位置を検出し、前記指示された位置に応じたエ
リアに対応したコードを出力するコード出力方法におい
て、前記エリア指示手段の指示操作の際の位置を所定期
間にわたり検出し、複数の検出結果に基づいて前記指示
された位置に応じた前記エリアを特定する特定ステップ
を含む構成とした。
【0019】ここで、前記特定ステップは、前記所定期
間中の前記エリア指示手段の位置の平均値を算出する第
1のステップと、前記平均値を前記平均値に相当するエ
リアを示すコードに変換する第2のステップとを含むこ
ともできる。
【0020】ここで、前記所定期間は前記エリア指示手
段が前記画面に接触している期間であり、前記第1のス
テップでは、前記所定期間中に所定の時間間隔で前記エ
リア指示手段の前記画面上の座標データを検出して保持
し、保持された複数の座標データの平均値を算出するこ
ともできる。
【0021】さらに、前記特定ステップは、前記所定期
間中の前記エリア指示手段の位置に相当するエリアを示
すコードを複数求めて保持する第1のステップと、前記
保持された複数のコードから所望のエリアを示すひとつ
のコードを特定する第2のステップとを含むこともでき
る。
【0022】ここで、前記所定期間は前記エリア指示手
段が前記画面に接触している期間であり、前記第1のス
テップでは、前記所定期間中に所定の時間間隔で前記エ
リア指示手段の前記画面上の座標データを検出して保持
するとともに、保持された複数の座標データに相当する
エリアを示す複数のコードに変換し、前記第2のステッ
プでは、前記複数のコードのうち最多のコードを前記ひ
とつのコードとすることもできる。
【0023】上記目的を達成するために、請求項11に
記載の本発明の記憶媒体は、画面に表示された複数のエ
リアを任意に指示するエリア指示手段により指示された
前記画面上の位置を検出し、前記指示された位置に応じ
たエリアに対応したコードを出力するコード出力方法の
プログラムを記憶した記憶媒体において、前記エリア指
示手段による指示操作の際の所定期間中の前記エリア指
示手段の位置に基づいて前記指示された位置に応じた前
記エリアを特定する特定ステップを含むことを特徴とす
るコード出力方法のプログラムを記憶した。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を詳細に説明する。
【0025】(第1の実施の形態)図1は本発明のコー
ド出力装置の第1の実施の形態の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【0026】図1において、9は指示ペンであり超音波
を発信している。この指示ペン9で表示画面12に表示
されているキー(エリア)を任意に指示すると、表示画
面12の4ケ所に設けられたセンサ11が伝搬した超音
波を検出して検出信号を出力する。この検出信号を増幅
回路13で増幅し、CPU14により指示ペン9のペン
アップ、ペンダウンと指示ペン9が指示する位置の座標
データを周知の方法によって得る。この座標データは、
RAM16に記憶される。RAM16には、座標データ
と文字コードの対応付けを記憶している領域や、文字コ
ードを記憶している領域等もある。CPU14は装置全
体を制御するもので、HD,FD,ROM,CD−RO
M等の各種記憶媒体であるプログラムメモリ15に記憶
された制御プログラムにしたがって制御を行なってい
る。図2を参照してこの制御方法を後述する。処理の結
果得られた文字コードCは、図示しないコンピュータ本
体に出力される。
【0027】図2は本実施の形態の制御動作を示すフロ
ーチャートである。また、図3は表示画面上の指示操作
と内部演算の関係を説明するための説明図である。以
下、図2と図3を参照して本実施の形態を具体的に説明
する。
【0028】図2中、まずステップS1において、ペン
ダウンの判定を行なう。ペンダウンが行なわれるまでは
ステップS1を繰り返し、何のデータも出力しない。指
示ペン9が表示画面に接触してペンダウンが検出される
と、ステップS2において検出座標データ数Nを0に初
期設定する。ステップS3において、指示ペン9により
接触・指示されている位置の座標データDn(n=N)
を検出し、これをRAM16の座標データに書き込み保
持する(ステップS4)。
【0029】ステップS5においてペンアップの判定を
行ない、ペンアップされていなければステップS6にお
いてNを1インクリメントした後ステップS3に戻る。
一方、ペンアップされていればステップS7以降に進
む。このように、ペンダウンが検出されてからペンアッ
プが検出されるまでの間にわたり、座標データの検出と
保持を繰り返す。この繰り返し周期は図1のシステムの
処理速度により決まる一定時間とされるが、オペレータ
が指示ペン9により表示画面の所望のキーが表示された
エリアを指示するのに通常必要とされる時間内に、ステ
ップS3〜S6が複数回実行される。
【0030】ステップS7では、上記の処理の結果得ら
れている複数個(N+1個)の座標データDn(n=
0,1,……,N)の平均値Daveを次式により算出
する。
【0031】
【数1】
【0032】たとえば、図3(A)のように指示操作さ
れて図3(B)のように座標データが6個得られた時点
でペンアップが検出されたとすると、ステップS7で算
出する平均値Daveは、(D0 +D1 +D2 +D3
4 +D5 )/6となる。ステップS8においては、得
られた座標データの平均値Daveに相当するエリアを
示す文字コードに変換する。平均値Daveは、図3
(C)のように所望の文字「S」のエリアAsに相当す
る。そこでステップS9では、指示されたエリアをエリ
アAsに特定し、この文字「S」の文字コードを出力す
る。
【0033】図2の例では、ステップS7〜S9を行う
ための複数個の座標データを得る時間をペンダウンから
ペンアップまでの時間とし、制限時間はつけないものと
して説明した。しかし、上記データを得る時間に制限時
間を設け、ペンダウン中であっても制限時間が経過する
とステップS7〜S9を行って文字コードを一旦出力し
てからステップS2に戻るようにすれば、複数個の座標
データに基づいた同じ文字コードをこの制限時間毎に繰
り返し出力させることもできる。
【0034】このように本実施の形態によれば、ペンダ
ウン時からペンアップ時までのペンが表示画面と接触し
ている間に所定の時間間隔で得た複数の座標データの平
均値に応じた位置に応じたエリアの文字コードを出力す
るようにしたので、ペン操作に多少の誤りがあってペン
ダウン時とペンアップ時のペン位置が所望のエリアと異
なるエリアにあっても、所望のエリアに相当する文字コ
ードを確実に出力することが可能であり、ペン入力時の
誤入力を減少し、操作性を向上させることができる。
【0035】(第2の実施の形態)次に、図4〜図6を
参照して、第2の実施の形態について説明する。
【0036】図4は本発明のコード出力装置の第2の実
施の形態の概略構成を示すブロック図である。図4の装
置はRAM18の構成が図1の装置のRAM16と相違
し、RAM18は文字コードを複数記憶できる領域を含
んでいる。また、プログラムメモリ15には別の制御プ
ログラムを記憶させてある。
【0037】図5は本実施の形態の制御動作を示すフロ
ーチャートである。また、図6は表示画面上の指示操作
と内部演算の関係を説明するための説明図である。以
下、図5と図6を参照して本実施の形態を具体的に説明
する。
【0038】図5中、まずステップS11において、ペ
ンダウンの判定を行なう。ペンダウンが行なわれるまで
はステップS11を繰り返し、何のデータも出力しな
い。指示ペン9が表示画面に接触してペンダウンが検出
されると、ステップS12において検出座標データ数N
を0に初期設定する。ステップS13において、指示ペ
ン9により接触・指示されている位置の座標データDn
(n=N)を検出し、これをRAM18の座標データに
書き込み保持する(ステップS14)。ステップS15
において、RAM18の変換用テーブルに基づき、座標
データを文字コードCnに変換する。
【0039】変換後の文字コードCnは、RAM18に
書き込まれ保持される(ステップS16)。図6におけ
る変換後の文字コードとしては、座標データD0 が文字
コード1EのエリアAaにあるため、1Eが保持され
る。ステップS17においてペンアップの判定を行な
い、ペンアップされていなければステップS18におい
てNを1インクリメントした後ステップS13に戻る。
一方、ペンアップされていればステップS19以降に進
む。このように、ペンダウンが検出されてからペンアッ
プが検出されるまでの間にわたり、座標データの検出と
保持、文字コード変換と保持を繰り返す。この繰り返し
周期は図4のシステムの処理速度により決まる一定時間
とされるが、オペレータが指示ペン9により表示画面の
所望のキーが表示されたエリアを指示するのに通常必要
とされる時間内に、ステップS13〜S18が複数回実
行される。
【0040】ステップS19では、上記の処理の結果得
られている複数個(N+1個)の座標データDn(n=
0,1,……,N)に対応するコードを分類する。たと
えば、図6(A)に示すように指示ペン9により指示操
作されたときに、図6(B)に示す6個の座標データD
0 ,D1 ,D2 ,D3 ,D4 ,D5 が得られ、座標デー
タD0 は文字「A」に対応するコード1Eに、座標デー
タD1 およびD2 およびD3 およびD4 は文字「S」に
対応するコード1Eに、座標データD5 は文字「D」に
対応するコード1Eに変換・保持されているとする。こ
こでは、図6(C)に示すように文字コードの分類が行
われ、文字コード1Eが1、文字コード1Fが4、文字
コード20が1であり、最多の文字コードは1Eであ
る。そこでステップS20において、所望のエリアを示
すコードはこの1Eであるとして指示されたエリアを特
定し、最多の文字コード1Eをひとつだけ出力する。
【0041】図5の例では、ステップS19,S20を
行うための複数個の座標データを得、これに対応した複
数個の文字コードに変換して保持する時間をペンダウン
からペンアップまでの時間とし、制限時間はつけないも
のとして説明した。しかし、上記処理を行う時間に制限
時間を設け、ペンダウン中であっても制限時間が経過す
るとステップS19,S20を行って文字コードを一旦
出力してからステップS12に戻るようにすれば、同じ
文字コードをこの制限時間毎に繰り返し出力させること
もできる。
【0042】このように本実施の形態によれば、ペンダ
ウン時からペンアップ時までのペンが表示画面と接触し
ている間に所定の時間間隔で得た複数の座標データに応
じた位置に応じた各エリアの文字コードに変換・保持
し、このうち最多の文字コードを出力するようにしたの
で、ペン操作に多少の誤りがあってペンダウン時とペン
アップ時のペン位置が所望のエリアと異なるエリアにあ
っても、所望のエリアに相当する文字コードを確実に出
力することが可能であり、ペン入力時の誤入力を減少
し、操作性を向上させることができる。
【0043】なお、上記の各実施の形態では表示画面に
キーボードが表示され、この文字(記号)キーに対応し
たエリアに対応した文字コードを出力する例について説
明したが、一般的なキーボードのその他のキーに対応し
たエリアに対応したコードを出力する場合も同様であ
る。また、キーボードに限らず、表示画面に複数のエリ
アを表示して、エリア指示手段によって指示された位置
に応じてこれらの各エリアに対応したコードを出力する
ものであれば本発明を適用することができ、エリア指示
手段はペンに限るものではない。さらに、超音波を発信
するペンにより指示された座標位置を検出する超音波方
式について説明したが、座標位置の検出方式としては、
たとえば静電容量方式や抵抗膜方式なども使用可能であ
ることは言うまでもない。
【0044】本発明方法は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
しても良い。また、本発明方法はシステム或いは装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることは言うまでもない。この場合、本発明方
法を達成するためのソフトウエアによって表されるプロ
グラムを格納した記憶媒体をシステム或いは装置に読み
出すことによって、そのシステム或いは装置が、本発明
方法の効果を享受することが可能になる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
面に表示された複数のエリアを任意に指示するエリア指
示手段により指示された画面上の位置を検出し、指示さ
れた位置に応じたエリアに対応したコードを出力する際
に、エリア指示手段の指示操作の際の位置を所定期間に
わたり検出し、複数の検出結果に基づいて指示された位
置に応じたエリアを特定するので、エリア指示手段によ
る入力時の誤入力が減少し、操作性が向上するという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコード出力装置の第1の実施の形態の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】第1の実施の形態における表示画面上の指示操
作と内部演算の関係を説明するための説明図である。
【図4】本発明のコード出力装置の第2の実施の形態の
概略構成を示すブロック図である。
【図5】第2の実施の形態の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】第2の実施の形態における表示画面上の指示操
作と内部演算の関係を説明するための説明図である。
【図7】ペン入力装置の従来の使用例を示す斜視図であ
る。
【図8】ペン入力装置を用いたソフトキーボードの原理
を説明する説明図である。
【図9】従来技術の問題点を説明する説明図である。
【符号の説明】
7,12 表示画面 8 キーボード 9 指示ペン 11 センサ 13 増幅回路 14 CPU 15 プログラムメモリ 16,18 RAM Aa,As,Ad エリア(キー)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面に表示された複数のエリアを任意に
    指示するエリア指示手段により指示された前記画面上の
    位置を検出し、前記指示された位置に応じたエリアに対
    応したコードを出力するコード出力装置において、 前記エリア指示手段の指示操作の際の位置を所定期間に
    わたり検出し、複数の検出結果に基づいて前記指示され
    た位置に応じた前記エリアを特定する特定手段を備えた
    ことを特徴とするコード出力装置。
  2. 【請求項2】 前記特定手段は、 前記所定期間中の前記エリア指示手段の位置の平均値を
    算出する第1の手段と、 前記平均値を前記平均値に相当するエリアを示すコード
    に変換する第2の手段とを含むことを特徴とする請求項
    1に記載のコード出力装置。
  3. 【請求項3】 前記所定期間は前記エリア指示手段が前
    記画面に接触している期間であり、 前記第1の手段により、前記所定期間中に所定の時間間
    隔で前記エリア指示手段の前記画面上の座標データを検
    出して保持し、保持された複数の座標データの平均値を
    算出することを特徴とする請求項2に記載のコード出力
    装置。
  4. 【請求項4】 前記特定手段は、 前記所定期間中の前記エリア指示手段の位置に相当する
    エリアを示すコードを複数求めて保持する第1の手段
    と、 前記保持された複数のコードから所望のエリアを示すひ
    とつのコードを特定する第2の手段とを含むことを特徴
    とする請求項1に記載のコード出力装置。
  5. 【請求項5】 前記所定期間は前記エリア指示手段が前
    記画面に接触している期間であり、 前記第1の手段により、前記所定期間中に所定の時間間
    隔で前記エリア指示手段の前記画面上の座標データを検
    出して保持するとともに、保持された複数の座標データ
    に相当するエリアを示す複数のコードに変換し、 前記第2の手段により、前記複数のコードのうち最多の
    コードを前記ひとつのコードとすることを特徴とする請
    求項4に記載のコード出力装置。
  6. 【請求項6】 画面に表示された複数のエリアを任意に
    指示するエリア指示手段により指示された前記画面上の
    位置を検出し、前記指示された位置に応じたエリアに対
    応したコードを出力するコード出力方法において、 前記エリア指示手段の指示操作の際の位置を所定期間に
    わたり検出し、複数の検出結果に基づいて前記指示され
    た位置に応じた前記エリアを特定する特定ステップを含
    むことを特徴とするコード出力方法。
  7. 【請求項7】 前記特定ステップは、 前記所定期間中の前記エリア指示手段の位置の平均値を
    算出する第1のステップと、 前記平均値を前記平均値に相当するエリアを示すコード
    に変換する第2のステップとを含むことを特徴とする請
    求項6に記載のコード出力方法。
  8. 【請求項8】 前記所定期間は前記エリア指示手段が前
    記画面に接触している期間であり、 前記第1のステップでは、前記所定期間中に所定の時間
    間隔で前記エリア指示手段の前記画面上の座標データを
    検出して保持し、保持された複数の座標データの平均値
    を算出することを特徴とする請求項7に記載のコード出
    力方法。
  9. 【請求項9】 前記特定ステップは、 前記所定期間中の前記エリア指示手段の位置に相当する
    エリアを示すコードを複数求めて保持する第1のステッ
    プと、 前記保持された複数のコードから所望のエリアを示すひ
    とつのコードを特定する第2のステップとを含むことを
    特徴とする請求項6に記載のコード出力方法。
  10. 【請求項10】 前記所定期間は前記エリア指示手段が
    前記画面に接触している期間であり、 前記第1のステップでは、前記所定期間中に所定の時間
    間隔で前記エリア指示手段の前記画面上の座標データを
    検出して保持するとともに、保持された複数の座標デー
    タに相当するエリアを示す複数のコードに変換し、 前記第2のステップでは、前記複数のコードのうち最多
    のコードを前記ひとつのコードとすることを特徴とする
    請求項9に記載のコード出力方法。
  11. 【請求項11】 画面に表示された複数のエリアを任意
    に指示するエリア指示手段により指示された前記画面上
    の位置を検出し、前記指示された位置に応じたエリアに
    対応したコードを出力するコード出力方法のプログラム
    を記憶した記憶媒体において、 前記エリア指示手段による指示操作の際の所定期間中の
    前記エリア指示手段の位置に基づいて前記指示された位
    置に応じた前記エリアを特定する特定ステップを含むこ
    とを特徴とするコード出力方法のプログラムを記憶した
    記憶媒体。
JP8331121A 1996-12-11 1996-12-11 コード出力装置および方法および記憶媒体 Pending JPH10171568A (ja)

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