JP2009181453A - タッチパッドの複数指触を検測する方法 - Google Patents

タッチパッドの複数指触を検測する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】タッチパッドの複数指触を検測する方法を提供する。
【解決手段】タッチパッドの複数の指触を検測する方法の該タッチパッドは、複数の走査線を含み、以下の:該走査線をスキャンし、該走査線が閾値より大きな複数のセンサー値を発生しているか否かを検査し、発生していれば、次のステップを行い、該センサー値が該閾値より大きな走査線中に少なくとも2つが隣接しているか否かを検査し、隣接していれば、対応する少なくとも1つの走査線グループを探し出し、該グループの数量に基づき、該走査線上に該グループ数量に対応する指触を有すると判定するステップを含む。これにより、ノイズ干渉が起こす誤判断を効率的に低減し、各指触の該タッチパッド上の状態を正確に判断する。
【選択図】図6

Description

本発明は、タッチパッドのタッチ動作を検測する方法に関し、特に、タッチパッドの複数指触を検測する方法に関する。
現在、日増しに複雑になるマルチメディアシステムの発展の趨勢に伴い、具備する機能が益々多くなり、相対的に操作インターフェイスもより複雑になり、より多くの機能を持つということは、装置上により多くの関連操作キーを設置する必要があるということであるが、各システムが小さくなるにつれて精密さも要求される状況の下、これらのキーが、システム上に全ての数を設置することは不可能である。従って、現在の関連開発業者は、タッチパッド技術を運用し、多数の操作キーが必要とする空間を節減している。
簡単に言えば、タッチパッドは、使用者に指または他の物体(例えば、タッチペン)を利用し、その面板上を直接タッチし滑動させるか、タッチの勢いでキーを押すことに置き換え、ディスプレイ上のポインタ移動を制御する入力装置であり、更に、タッチパッドは、軽薄性にすぐれているので、常時、ノートブックコンピュータ、PDA、デジタル再生器、または、その他の設置空間が有限な電子装置上に結合されて使用されている。
しかしながら、従来のタッチパッドは、単一指触の触撃、移動及び離脱等を検測することによって指令する装置であり、現在の電子製品の運用において、既に使用に適さず、従って、関連業者は、近年にタッチパッドが如何に複数の指触を判別し指令するかの技術方法を研究し、米国特許第5825352号明細書(特許文献1)の「タッチパッド上のマウスキーの模擬及び動作する複数の指触センサー方法(Multiple finger contact sensing method for emulating mouse buttons and mouse operations on a touch sensor pad)」中、タッチパッドセンサー量の波形を利用し指のタッチを判別する方法を開示している。
該指触センサー方法は、図1に示すように、先ず、最大閾値10及び最小臨界値20を設け、そのタッチパッド1の走査線上に発生する容量または抵抗の変化を検測することによって、形成されるセンサー量の波形101のピークが前記最大閾値10よりも大きいか否かを判断し、そのうち、走査線上に、センサー量波形101のみを有し、且つ最大閾値10より小さい時、指触として判定し、走査線上に2つのセンサー量波形101,102が形成される時、2つの波形101,102のピークがそれぞれ前記最大閾値10よりも小さくないかを判断し、ただ、1つのセンサー量波形が適合する場合、指触と判定し、この2つの波形101,102のピークがいずれも最大閾値10よりも小さい時、この2つの波形101,102の間に形成される波形の谷が前記最小臨界値20よりも大きいかどうかを続けて検査し、大きい場合は、2つの独立した指触と判定する。
但し、図2に示すように、上記に開示されるタッチパッド1の指触に対する判別技術は、タッチパッド1がノイズ干渉を受けて誤判断をし易く、得に、ノイズの信号波形100も指触が最大閾値10よりも大きいかどうかの判断に用いられる時、即ち、指触であると誤って判断され、図1中、実際に1つの指11の触圧を僅かに有しているが、ノイズ干渉によって、2つの指の触圧と誤判断されるので、タッチパッド1の検測方式を如何に改善し、ノイズ干渉が起こす誤判断を効率的に防止するかは、当業者が開発研究する方向となっている。
米国特許第5825352号
本発明の目的は、上記のタッチパッドの指触を検測する方法において、ノイズ干渉が起こす誤判断に鑑みてなされたもので、ノイズ干渉を回避でき、且つ、タッチパッド上の複数の指触を認識する一次元の検測方法を提供することにある。
本発明のタッチパッドの複数の指触を検測する方法の該タッチパッドは、複数の走査線を含み、以下のステップを含む:
(a)該走査線をスキャンする。
(b)該走査線が閾値より大きな複数のセンサー値を発生しているか否かを検査し、発生していれば、次のステップを行う。
(c)該センサー値が該閾値より大きな走査線中に少なくとも2つが隣接しているか否かを検査し、隣接していれば、対応する少なくとも1つの走査線グループを探し出し、該グループの数量に基づき、該走査線上に該グループ数量に対応する指触を有すると判定する。
本発明のもう1つの目的は、ノイズ干渉を回避し、且つタッチパッド上の複数指触を識別する二次元の検測方法を提供することにある。
本発明のタッチパッドの複数指触を検測する方法の該タッチパッドは、複数の第1走査線及び該第1走査線と交錯する複数の第2走査線を含み、以下のステップを含む:
(a)該第1走査線及び第2走査線をスキャンする。
(b)該第1走査線が閾値より大きな複数のセンサー値を発生しているか否かを検査し、発生している場合、次のステップを行う。
(c)該センサー値が該閾値より大きな第1走査線中に少なくとも2つの相互に隣接しているものがあるか否かを検査し、隣接しているものがある場合、対応する少なくとも1つの走査線第1グループを探し出し、次のステップを行う。
(d)該第2走査線が閾値より大きな複数のセンサー値を発生しているか否かを検査し、発生している場合、次のステップを行う。
(e)該センサー値が閾値より大きな第2走査線が隣接しているか否かを検査し、隣接していれば、対応する少なくとも1つの走査線第2グループを探し出す。
(f)第1、第2グループの数量が同一である否かを比較し、同一である場合、該第1走査線及び第2走査線上に該第1グループの数量に対応する指触を共有していると判定し、同一でなければ、数量の少ないグループを指触として判定する。
本発明のタッチパッドの複数の指触を検測する方法によれば、閾値を設定し、個別の指触がタッチパッドの各走査線上に発生するセンサー値の大きさを比較照合し、各走査線のグループを探し出し、指触の検測判定を行うことによってノイズ干渉が起こす誤判断を効率的に低減し、各指触の該タッチパッド上の状態を正確に判断することができる。
本発明の前記及びその他の技術的内容・特徴及び作用効果に関し、以下に図面に沿って2つの好適な実施例を、詳細説明中で明瞭に説明する。
また、本発明を詳細に説明する前に、留意すべきことは、以下の説明内容中、類似する部材は、同一の符号により表示することである。
[第1実施例]
図3、図4、図5は、本発明のタッチパッドの複数指触の方法の第1の好適な実施例であり、該タッチパッド4は、容量式、抵抗式または電波、光波、音波等を利用したセンサー式タッチパッド4とすることができ、複数の走査線40を含む。
第1実施例のタッチパッドの複数の指触を検測する方法を、図6のフローチャートを参照して説明するが、以下のステップを順次実行する含む。
先ず、ステップ21に示すように、該走査線40をスキャンする。
次に、ステップ22に示すように、各該走査線40が閾値60より大きな複数のセンサー値61を発生しているか否かを検査し、発生している場合、ステップ23を行い、例えば、図4中の2つの走査線41,42のセンサー値61は、いずれも該閾値60より大きい。本好適な実施例中、前記のセンサー値61は、一般の設計において、いずれも容量値、抵抗値、センサー値を実際に測量せず、等価回路、電圧、電流測量等の各種方式に変換するものであり、ここでは、本発明の特徴ではないので、詳細を記載しない。
前記タッチパッド4において、行う走査線40のスキャン方式は、サンプリング方式で該走査線40に対して逐一検測スキャンし、例えば、先ず奇数番目の走査線40をスキャンし、続いて偶数番目の走査線40をスキャンするか、または、全ての走査線40が全面同時に検測スキャンを受け、これは、通常有する関連分野の背景によって容易に変化させて用いることができるので、該実施例が開示するものに制限するものではない。
ここで、補足説明すべきことは、ステップ22中、各該走査線40が該閾値60より大きいセンサー値61を検査しない時、ステップ21に戻り、該走査線40のスキャンを継続するが、ここで提示する閾値60は、使用者の指71が該タッチパッド4上に触れることに対して、その接触位置のセンサー量(電圧、電流等)が発生する変化値であり、測量、平均並びに評価によって得られる基準設定値であるということである。
ステップ23に示すように、これらのセンサー値61が該閾値60よりも大きな走査線40中に少なくとも2つの走査線が相互に“隣接している”か、否かを検査する。
上記判断が“隣接している”である場合、ステップ25に示すように、対応する少なくとも1つの操作線グループ45を探し出し、該グループ45の数量に基づき、該走査線40上に該グループ45の数量に対応する基準指触46を有することを判定し、ステップ26を行う。
例えば、図4中の走査線41のセンサー値61が該閾値60より大きく、走査線41に隣接するもう1つの走査線42のセンサー値61も該閾値60より大きければ、1つのグループ45として検出する。また、これらの走査線40上に、3組のそれぞれ少なくとも2つの隣接する走査線40が該閾値60より大きなセンサー値61を有することを検出する時、3つのグループ45を形成し、即ち、3つの基準指触46を有するとこを表す。
留意すべきことは、上記のステップ23の検査を行う時、センサー値61が該閾値60より大きな走査線40がいずれも隣接しない時は、該走査線40上に発生するセンサー値61を図4のステップ24中に示すようにノイズ400として判断することである。
即ち、本実施例は、走査線40のグループを検測する概念によりタッチパッド4が触圧されているか否かを判断し、この原理の応用は、通常、人の指71がタッチパッド4にある時、該タッチパッド4上に一定面積の触圧が形成されることによって、即ち、少なくとも同時に2つ以上の隣接する走査線40を押し、押された該隣接する走査線40が容量または抵抗センサー上の変化を発生させるので、本実施例中、これが実体の指71の指触ではなく、ノイズ400により起こされると判断する時、本発明は、このノイズ400を無視し、且つ、濾過し、ステップ21に戻って、該走査線40のスキャンを持続する。
続いて、ステップ26に示すように、基準指触46内にセンサー値61を発生する走査線40数量が基準値より大きくないかどうかを検査し、大きくない場合、各該基準指触46は実際の指の指触47であり、そうでなければ、各基準指触46は、複数の実際の指の指触47を含むものである。
ステップ26について、更に説明すると、本実施例中で、図5に示すような2つの近接した指71が本タッチパネル4上に触圧する時でも、上記ステップ21からステップ25までの判別方式に基づき、基準指触46(即ち、1つのグループ45)としてのみ区別できるが、ステップ26によって、各基準指触46をより深く分析し、 例えば、測定を経て、一般の人の実際の指71は、通常、触圧する走査線40数量が3つを超えることがない時、上記の基準値を3に設定し、従って、検測される基準指触46内に発生するセンサー値61の走査線40の数量が3を超える時、該基準指触46内に1つを超える実際の指触47を含むと判断することができる。
最後に、ステップ27に示すように、判定された各該実際の指触47内のセンサー値61に基づき各重心位置48を求め出し、それぞれ各重心位置48を指触源としてマークする。本実施例中、提示する重心位置48の求め方は、先ず各走査線40に対してウェイトマークを行い、その後、更に、それぞれ各グループ内に有する閾値に合ったセンサー値の走査線40上に発生するセンサー変化量(例えば、電流、電圧等の変化量)を掛け、相互に加えた後、全てのセンサー変化量の合計で割り、従って、タッチパッド4上に順にコード1〜8(図中の横線)の走査線40を有し、且つウェイトも1〜8であり、これら走査線40のうち、1つのグループ45内にコード2及び3を有する走査線40上に容量の変化を有し、且つセンサー変化値がいずれも0.5である時、その重心位置48は、(2×0.5+3×0.5)/(0.5+0.5)=2.5であり、従って、得られる重心位置48(即ち、前記の指触源)は、2.5の箇所であり、コード2とコード3の走査線40の中間にあるが、実際の応用上、各該閾値60より大きなセンサー値61を有し且つ相互に隣接する走査線40の座標位置を加えた後、平均を求める方式を簡単に利用して得ることができ、または、その他の計算方式を利用することもでき、本実施例の説明を限定するものではない。
[第2実施例]
図7、図8、図9、図10は、本発明のタッチパッドの複数指触検測方法の第2実施例であり、その運用原理及び構造は、第1実施例が記載する方法とほぼ同一であり、同一であるところは、ここでは再度記載せず、異なる箇所は、該タッチパッド4上の走査線が2次元の方式で設置され、即ち、本実施例のタッチパッド4は、複数の第1走査線402及び該第1走査線402と交錯する複数の第2走査線401を含む。
第2実施例のタッチパッドの複数の指触を検測する方法は、図9、図10のフローチャートを参照して説明するが、以下のステップを順次実行することを含む。
図9において、先ず、ステップ301に示すように、該第1走査線402と第2走査線401をスキャンする。
留意すべきことは、上記の第1走査線402または第2走査線401は、必ずしも各自が平行であるのではなく、且つ、第1走査線402と第2走査線401との間の交錯は、相互に「垂直」または「垂直ではない」のどちらでもよく、実際の応用において、各式タッチパッド4は、異なる形状変化を有することができる。
次に、ステップ302に示すように、該第1走査線402が閾値60より大きな複数のセンサー値61を発生しているか否かを検査し、発生していれば、ステップ303を行う。各該第1走査線402が該閾値60より大きなセンサー値61を検出できない時、ステップ301に戻り、該第1走査線402、第2走査線401のスキャンを継続する。
その後、ステップ303に示すように、該センサー値61が該閾値60より大きな第1走査線402中に少なくとも2つの相互に隣接するものを“有しているか”否かを検査する。
ステップ303の判断結果が“有していない”である場合、ステップ304に示すように、センサー値61がノイズ400であると判定する。
ステップ303の判断結果が“有している”である場合、ステップ305に示すように、対応する少なくとも1つの走査線第1グループ49を探し出し、図8に示す第1走査線402中のコード41,42の2本に示すように、2つの第1グループ49を区別する。
ステップ307を行い、該第2走査線401が閾値60より大きなセンサー値61を発生しているか否かを検査する。
ステップ307の判断結果が“発生していない”である場合、ステップ306に示すように、センサー値61もノイズ400として判定する。
ステップ307の判断結果が“発生している”である場合、ステップ309に示すように、該センサー値61が該閾値60よりも大きな第2走査線401中に少なくとも2つの隣接を有しているか否かを検査する。
ステップ309の判断結果が“有していない”である場合、ステップ308に示すように、該第1走査線402、第2走査線401上に発生するセンサー値61をノイズ400として判断する。
ステップ309の判断結果が“有している”である場合、図10において、ステップ310に示すように、対応する少なくとも1つの走査線第2グループ50を探し出し、図7の第2走査線401中のコード43,44の2本のように、1つの第2グループ50として区別する。
ステップ311に示すように、該第1、第2グループ49,50の数量が同一であるか否かを比較し、同一である場合、該第1走査線402と第2走査線401上に該第1グループ49の数量に対応する基準指触46を共有していると判定し、同一でない場合、数量の少ないグループを基準指触46として判定する。例えば、該第1走査線402上に2つの第1グループ49を区別しているが、該第2走査線401上には、ただ1つの第2グループ50を区別している時、第2グループ50の数量が第1グループ49の数量より小さいので、基準指触46として判定することができる。
続いて、ステップ312に示すように、該基準指触46内にセンサー値61を発生する第1走査線402、第2走査線401の数量が基準値より大きいか否かを検査し、大きい場合、各該基準指触46が実際の指触47であり、そうでない場合、各基準指触46が複数の実際の指触47を含む。本実施例中、基準指触46と実際の指触47の数上の判別方式も、前記の第1実施例中のステップ26記載の通りであり、ここでは詳細を記載しない。
最後に、ステップ313に示すように、判定した各該実際の指触48内のセンサー値61に基づき、各重心位置48を求め出し、それぞれ各重心位置を指触源としてマークする。本実施例中、重心位置48の求め方は、前記の第1実施例中のステップ27に記載する関連計算説明に基づく。
また、前記の第1、第2実施例が提示する技術的特徴は、現行のタッチパッド4の延伸機能上に応用し、例えば、ノイズ400をフィルタし、確実な指71の触圧を判断した後、上記の重心位置を求める方式を利用し、センサーした使用者の指71のある位置を、判別装置(図示せず)に送り、該判別装置を利用し、更に使用者の指71の動きを検測し、手の動きを受け取っているか見落としているかを決定し、受信した手の動きを時間差で送り出し、これが連続動作か2つの単独した手の動きであるかを判読する。前記手の動きの判断は、本発明の技術の重点ではなく、また、当業者にとって周知であるので、ここでは、運用原理を詳細に説明しない。
上記に帰納し、本発明のタッチパッドの複数の指触を検測する方法は、該閾値60を設定し、指71が該タッチパッド上に2つ以上の隣接する走査線40が該閾値60より大きなセンサー値61の発生を有しているか否かを照合し、該タッチパッド4上に発生するセンサー値61が指71から発生されているか、ただのノイズ400であるかを判定し、ノイズ400の干渉が起こす誤判断を効率的に回避し、指71の該タッチパッド4上の状態を正確に判断し、本発明の目的を確実に達成する。
なお、本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない均等の範囲内で各種の変動や潤色を加えることができることは勿論である。
従来のタッチパッドセンサーの指で触れた状態の説明図である。 従来のタッチパッドがノイズ干渉を受けた状態の説明図である。 本発明のタッチパッドの複数の指触を検測する第1実施例の実施形態の説明図である。 第1実施例の検測時の形態の説明図である。 第1実施例の2つの揃えた指を検束する形態の説明図である。 本発明の第1実施例の検測ステップのフローチャートの図である。 本発明のタッチパッドの複数の指触を検束する第2実施例の実施形態の説明図である。 第2実施例の検測時の形態の説明図である。 第2実施例の検測ステップ前半部のフローチャートの図である。 第2実施例の検測ステップ後半部分のフローチャートの図である。
符号の説明
21〜27 ステップ
301〜313 ステップ
4 タッチパッド
40 走査線
400 ノイズ
402 第1走査線
401 第2走査線
41〜44 走査線
45 グループ
46 基準指触
47 実際指触
48 重心位置
49 第1グループ
50 第2グループ
60 閾値
61 センサー値
71 指

Claims (14)

  1. タッチパッドの複数の指触を検測する方法であって、該タッチパッドは、複数の走査線を含み、該方法は以下の、
    (a)該走査線をスキャンし、
    (b)該走査線が閾値より大きな複数のセンサー値を発生しているか否かを検査し、発生していれば、次のステップを行い、
    (c)該センサー値が該閾値より大きな走査線中に少なくとも2つが隣接しているか否かを検査し、隣接していれば、対応する少なくとも1つの走査線グループを探し出し、該グループの数量に基づき、該走査線上に該グループ数量に対応する基準指触を有すると判定する、
    ステップ(a)から(b)を順次実行することを特徴とするタッチパッドの複数の指触を検測する方法。
  2. 更に、前記ステップ(c)の後に、次の、(d)前記基準指触内にセンサー値を発生する走査線の数量が基準値より大きくないかどうかを検査し、大きくない場合、各該基準指触が実際の指触であるとし、大きい場合、各基準指触が複数の指触を判定する、
    ステップ(d)を含むことを特徴とする請求項1記載のタッチパッドの複数の指触を検測する方法。
  3. 前記ステップ(c)中、センサー値を発生する該走査線の間に隣接がない場合、該走査線上に発生するセンサー値がノイズであると判定することを特徴とする請求項2記載のタッチパッドの複数の指触を検測する方法。
  4. 更に前記ステップ(d)の後に、(e)各該実際の指触内のセンサー値に基づき、各重心位置を求め出し、それぞれ各重心位置が指触源であるとマークするステップ(e)を含むことを特徴とする請求項2記載のタッチパッドの複数の指触を検測する方法。
  5. 前記ステップ(b)中、前記走査線が該閾値より大きなセンサー値を検出しない時、ステップ(a)を繰り返すことを特徴とする請求項2記載のタッチパッドの複数の指触を検測する方法。
  6. 前記ステップ(a)中、前記走査線をスキャンする方式が遂行または交錯飛ばしスキャンであることができることを特徴とする請求項2記載のタッチパッドの複数の指触を検測する方法。
  7. タッチパッドの複数指触を検測する方法であって、該タッチパッドが、複数の第1走査線及び該第1走査線と交錯する複数の第2走査線を含み、以下のステップ、
    (a)該第1走査線及び第2走査線をスキャンし、
    (b)該第1走査線が閾値より大きな複数のセンサー値を発生しているか否かを検査し、発生している場合、次のステップを行い、
    (c)該センサー値が該閾値より大きな第1走査線中に少なくとも2つの相互に隣接しているものがあるか否かを検査し、隣接しているものがある場合、対応する少なくとも1つの走査線第1グループを探し出し、次のステップを行い、
    (d)該第2走査線が閾値より大きな複数のセンサー値を発生しているか否かを検査し、発生している場合、次のステップを行い、
    (e)該センサー値が閾値より大きな第2走査線が隣接しているか否かを検査し、隣接していれば、対応する少なくとも1つの走査線第2グループを探し出し、
    (f)第1、第2グループの数量が同一である否かを比較し、同一である場合、該第1走査線及び第2走査線上に該第1グループの数量に対応する基準指触を共有していると判定し、同一でなければ、数量の少ないグループを基準指触として判定する、
    ステップ(a)から(f)を順次実行することをことを特徴とするタッチパッドの複数指触を検測する方法。
  8. 更に、前記(f)ステップの後に、次の、(g)前記該基準指触内にセンサー値を発生する第1、第2走査線の数量が基準値より大きくないかどうかを検査し、大きくない場合、各該基準指触が実際の指触であるとし、大きい場合、各基準指触が複数の指触を判定する、
    ステップ(d)を含むことを特徴とする請求項7記載のタッチパッドの複数の指触を検測する方法。
  9. 前記ステップ(c)中、センサー値を発生する該第1走査線の間に隣接がない場合、該第1走査線上に発生するセンサー値がノイズであると判定することを特徴とする請求項8記載のタッチパッドの複数の指触を検測する方法。
  10. 前記ステップ(e)中、センサー値を発生する該第2走査線の間に隣接がない場合、該第2走査線上に発生するセンサー値がノイズであると判定することを特徴とする請求項8記載のタッチパッドの複数の指触を検測する方法。
  11. 更に該ステップ(g)の後に、(h)各前記実際の指触内のセンサー値に基づき、各重心位置を求め出し、それぞれ各重心位置が指触源であるとマークするステップ(h)を含むことを特徴とする請求項8記載のタッチパッドの複数の指触を検測する方法。
  12. 前記ステップ(b)中、前記第1走査線が該閾値より大きなセンサー値を検出しない時、ステップ(a)を繰り返すことを特徴とする請求項8記載のタッチパッドの複数の指触を検測する方法。
  13. 前記ステップ(d)中、前記第2走査線が該閾値より大きなセンサー値を検出しない時、ステップ(a)を繰り返すことを特徴とする請求項8記載のタッチパッドの複数の指触を検測する方法。
  14. 前記ステップ(a)中、前記走査線をスキャンする方式が遂行または交錯飛ばしスキャンであることができることを特徴とする請求項8記載のタッチパッドの複数の指触を検測する方法。
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