JPH10170598A - 放電光検出装置 - Google Patents
放電光検出装置Info
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- JPH10170598A JPH10170598A JP34448296A JP34448296A JPH10170598A JP H10170598 A JPH10170598 A JP H10170598A JP 34448296 A JP34448296 A JP 34448296A JP 34448296 A JP34448296 A JP 34448296A JP H10170598 A JPH10170598 A JP H10170598A
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- Japan
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- discharge light
- fluorescent fiber
- pressure vessel
- gis
- container
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- Pending
Links
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- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims abstract description 10
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 abstract description 2
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Landscapes
- Testing Relating To Insulation (AREA)
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 既設の電力機器に対しても、容易に放電光検
出装置を設置できるようにする。 【解決手段】 圧力容器８より取外し可能な吸着剤容器
１等の蓋部の内面に蛍光ファイバ３を敷設し、かつその
吸着剤容器１に気密端子４を取付けて、蛍光ファイバ３
を光学接続する。
出装置を設置できるようにする。 【解決手段】 圧力容器８より取外し可能な吸着剤容器
１等の蓋部の内面に蛍光ファイバ３を敷設し、かつその
吸着剤容器１に気密端子４を取付けて、蛍光ファイバ３
を光学接続する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス絶縁開閉装置
など、圧力容器で充電部を包囲した電力機器の絶縁異常
を検出する装置に関し、特に、絶縁異常によって生じる
放電光を検出する放電光検出装置に関するものである。
など、圧力容器で充電部を包囲した電力機器の絶縁異常
を検出する装置に関し、特に、絶縁異常によって生じる
放電光を検出する放電光検出装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】主に都市部を中心に用地の高騰や、電力
供給の増大に伴い、電力機器を接地金属容器内に密閉
し、絶縁性、消弧能力の優れるＳＦ６ガスを封入した、
ガス絶縁開閉装置（以下ＧＩＳと言う）が普及してい
る。
供給の増大に伴い、電力機器を接地金属容器内に密閉
し、絶縁性、消弧能力の優れるＳＦ６ガスを封入した、
ガス絶縁開閉装置（以下ＧＩＳと言う）が普及してい
る。
【０００３】このようなＧＩＳは、コンパクトで高信頼
性が図れる反面、密閉構造となっているため、機器内部
の絶縁異常を早期に圧力容器外部から確実かつ簡易に検
出することは困難である。
性が図れる反面、密閉構造となっているため、機器内部
の絶縁異常を早期に圧力容器外部から確実かつ簡易に検
出することは困難である。
【０００４】そのため、従来より圧力容器外部から機器
内部の絶縁異常を検出する方法として、絶縁異常時に発
生する電流、電磁波、音、光を単独または複合して検出
し、これを圧力容器外部の判別装置に導いて検出する方
法が提案されている。特に、絶縁異常時に発生する放電
光を検出する方法は、高電圧線路および圧力容器外部か
ら侵入するノイズの影響を受けないため、検出感度が増
し、装置の小型化や保守が簡単になるという利点を有す
る。
内部の絶縁異常を検出する方法として、絶縁異常時に発
生する電流、電磁波、音、光を単独または複合して検出
し、これを圧力容器外部の判別装置に導いて検出する方
法が提案されている。特に、絶縁異常時に発生する放電
光を検出する方法は、高電圧線路および圧力容器外部か
ら侵入するノイズの影響を受けないため、検出感度が増
し、装置の小型化や保守が簡単になるという利点を有す
る。
【０００５】このような電気機器の放電光を検出する方
法としては、図４に示すように、高圧充電路７を収納し
た圧力容器８の内部壁面に、放電光を集光するレンズ１
１を設け、このレンズ１１からの光をガラスまたはプラ
スチック製の光ファイバ５を使用して圧力容器８の外部
に導き、６の検出器でフォトダイオードなどで電気信号
に変換し、絶縁異常の発生を検知する方法が従来から知
られている。また蛍光ファイバを利用した方法としては
特開平２−１８１６６８号公報に記載されたものが知ら
れている。これは図５のように高圧充電路７を収納した
圧力容器８の内壁面に沿って蛍光ファイバ３を設置し気
密端子４を通して圧力容器８の外部に導き、ガラスまた
はプラスチック製の光ファイバ５で検出した放電光に基
づく光を伝送し、６の検出器でフォトダイオードなどで
電気信号に変換し、その強度に基づき絶縁異常の発生を
検知する方法である。なお、蛍光ファイバ３は外面に放
電光を受けると、それに励起されてファイバ内の蛍光体
が蛍光を発する。放電光の検出は蛍光ファイバ１３を伝
搬してきたその蛍光を二次的に検出することによって行
われている。
法としては、図４に示すように、高圧充電路７を収納し
た圧力容器８の内部壁面に、放電光を集光するレンズ１
１を設け、このレンズ１１からの光をガラスまたはプラ
スチック製の光ファイバ５を使用して圧力容器８の外部
に導き、６の検出器でフォトダイオードなどで電気信号
に変換し、絶縁異常の発生を検知する方法が従来から知
られている。また蛍光ファイバを利用した方法としては
特開平２−１８１６６８号公報に記載されたものが知ら
れている。これは図５のように高圧充電路７を収納した
圧力容器８の内壁面に沿って蛍光ファイバ３を設置し気
密端子４を通して圧力容器８の外部に導き、ガラスまた
はプラスチック製の光ファイバ５で検出した放電光に基
づく光を伝送し、６の検出器でフォトダイオードなどで
電気信号に変換し、その強度に基づき絶縁異常の発生を
検知する方法である。なお、蛍光ファイバ３は外面に放
電光を受けると、それに励起されてファイバ内の蛍光体
が蛍光を発する。放電光の検出は蛍光ファイバ１３を伝
搬してきたその蛍光を二次的に検出することによって行
われている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしそのような従来
より提案されている放電光検出の方法は、ＧＩＳの製作
時において組み込まなければできない構成であるから、
既に多く設置されている既設のＧＩＳに対して組み込む
には大掛かりな改修作業を必要とする。そのため電力機
器ひいては電力系統の保護上有利な技術であっても既設
のものに対して容易に導入できないという問題点があ
る。さらに、この放電光検出装置が故障した場合におい
ても、容易に改修することもできない。
より提案されている放電光検出の方法は、ＧＩＳの製作
時において組み込まなければできない構成であるから、
既に多く設置されている既設のＧＩＳに対して組み込む
には大掛かりな改修作業を必要とする。そのため電力機
器ひいては電力系統の保護上有利な技術であっても既設
のものに対して容易に導入できないという問題点があ
る。さらに、この放電光検出装置が故障した場合におい
ても、容易に改修することもできない。
【０００７】そこで、本発明では、そのような問題に対
し大掛かりな改修作業を必要とせず容易に取り替えでき
る構造の放電光検出装置を提供するものである。
し大掛かりな改修作業を必要とせず容易に取り替えでき
る構造の放電光検出装置を提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明では、圧力容器の
内部に面し取り外し可能に取り付けた蓋部の内面側に蛍
光ファイバを敷設し、かつ蓋部に気密端子を設置し蛍光
ファイバとを光学接続したことを特長とし、蓋部に取り
付けた蛍光ファイバで放電光を受光し、同じく蓋部に取
り付けた気密端子を介して圧力容器外部の光ファイバと
接続して検出部に導き、これによって圧力容器内部に発
生した放電光を検出するものである。
内部に面し取り外し可能に取り付けた蓋部の内面側に蛍
光ファイバを敷設し、かつ蓋部に気密端子を設置し蛍光
ファイバとを光学接続したことを特長とし、蓋部に取り
付けた蛍光ファイバで放電光を受光し、同じく蓋部に取
り付けた気密端子を介して圧力容器外部の光ファイバと
接続して検出部に導き、これによって圧力容器内部に発
生した放電光を検出するものである。
【０００９】取り外し可能な蓋部としては吸着剤容器や
盲蓋があり、これらは既設のＧＩＳや変圧器などにも取
り付けられているものである。本発明はこれらの蓋部を
蛍光ファイバを取り付けたものと交換することで、既設
の電力機器に対しても比較的簡単に放電光検出装置を導
入できるようにしたものである。
盲蓋があり、これらは既設のＧＩＳや変圧器などにも取
り付けられているものである。本発明はこれらの蓋部を
蛍光ファイバを取り付けたものと交換することで、既設
の電力機器に対しても比較的簡単に放電光検出装置を導
入できるようにしたものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。図１はＧＩＳの高圧充電路７を収納し
た圧力容器８に取り付けられた吸着材容器１を蓋部とし
た本発明の構成の例を示す。同図に示すように吸着剤容
器１は圧力容器８に取り付けられたフランジ部９のフラ
ンジ面で取り外し可能なようにボルト絞めで結合された
ものである。この吸着剤容器１は内部に吸着剤ａを封止
し上部より金網２で吸着剤ａが脱落しないように覆った
もので、ＧＩＳに封入された絶縁ガスの性能保持のため
に従来より全てのＧＩＳに取り付けられているものであ
る。
照して説明する。図１はＧＩＳの高圧充電路７を収納し
た圧力容器８に取り付けられた吸着材容器１を蓋部とし
た本発明の構成の例を示す。同図に示すように吸着剤容
器１は圧力容器８に取り付けられたフランジ部９のフラ
ンジ面で取り外し可能なようにボルト絞めで結合された
ものである。この吸着剤容器１は内部に吸着剤ａを封止
し上部より金網２で吸着剤ａが脱落しないように覆った
もので、ＧＩＳに封入された絶縁ガスの性能保持のため
に従来より全てのＧＩＳに取り付けられているものであ
る。
【００１１】この実施例では吸着剤容器１に気密端子４
を取付、これに光学接続した蛍光ファイバ３を金網２に
敷設したものである。このように吸着剤容器１に一体に
構成したものをＧＩＳに取り付けると、蛍光ファイバ３
はＧＩＳ内部に面し内部の放電光を受光することができ
る。受光した放電光は気密端子４を介して従来行われて
いるように外部の光ファイバ５で検出器６に導き検出、
判定することができる。
を取付、これに光学接続した蛍光ファイバ３を金網２に
敷設したものである。このように吸着剤容器１に一体に
構成したものをＧＩＳに取り付けると、蛍光ファイバ３
はＧＩＳ内部に面し内部の放電光を受光することができ
る。受光した放電光は気密端子４を介して従来行われて
いるように外部の光ファイバ５で検出器６に導き検出、
判定することができる。
【００１２】図２は図１における吸着剤容器１が容器形
になっていない場合のもので、金属製のフランジ１０に
直接容器形の金網２が取り付けられ、この金網２内に吸
着剤ａが封止されているものである。同図（ａ）はその
平面図、（ｂ）は側面図である。図に示すようにフラン
ジ１０を蓋部とした場合の例であり、フランジ１０に気
密端子４を取付け、これに光学接続した蛍光ファイバ３
を金網２に敷設している。この場合、蛍光ファイバ３は
金網２によって放電光の受光が妨害されないように金網
２の上面に敷設することが望ましい。この構成において
も図１の場合と同様に蛍光ファイバ３で放電光を受光し
それを気密端子４を介して外部の光ファイバ５で検出器
６に導き放電光の検出、判定をすることができる。
になっていない場合のもので、金属製のフランジ１０に
直接容器形の金網２が取り付けられ、この金網２内に吸
着剤ａが封止されているものである。同図（ａ）はその
平面図、（ｂ）は側面図である。図に示すようにフラン
ジ１０を蓋部とした場合の例であり、フランジ１０に気
密端子４を取付け、これに光学接続した蛍光ファイバ３
を金網２に敷設している。この場合、蛍光ファイバ３は
金網２によって放電光の受光が妨害されないように金網
２の上面に敷設することが望ましい。この構成において
も図１の場合と同様に蛍光ファイバ３で放電光を受光し
それを気密端子４を介して外部の光ファイバ５で検出器
６に導き放電光の検出、判定をすることができる。
【００１３】また図３はハンドホール等の盲蓋１１を蓋
部としその内面に蛍光ファイバ３および気密端子４を取
り付けた場合のものを示す。同図（ａ）は平面図、
（ｂ）は側面図である。光ファイバ５および検出器６の
構成は上記のものと同一である。このように取外し可能
な蓋部に蛍光ファイバ３と気密端子４とを一体に構成す
ると、既設のＧＩＳ等に対しても容易に放電光検出装置
の設置が可能となる。
部としその内面に蛍光ファイバ３および気密端子４を取
り付けた場合のものを示す。同図（ａ）は平面図、
（ｂ）は側面図である。光ファイバ５および検出器６の
構成は上記のものと同一である。このように取外し可能
な蓋部に蛍光ファイバ３と気密端子４とを一体に構成す
ると、既設のＧＩＳ等に対しても容易に放電光検出装置
の設置が可能となる。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、既設の電
力機器に対しても簡単に放電光検出装置を取付導入する
ことができるようになる。
力機器に対しても簡単に放電光検出装置を取付導入する
ことができるようになる。
【図１】本発明の放電光検出装置の一実施例を示す。
【図２】本発明の放電光検出装置の他の実施例を示す。
【図３】本発明の放電光検出装置のさらに他の施例を示
す。
す。
【図４】従来の放電光検出装置の例を示す。
【図３】従来の放電光検出装置の例を示す。
１ 吸着剤容器 ２ 金網 ３ 蛍光ファイバ ４ 気密端子 ５ 光ファイバ ６ 検出器 ７ 高圧充電路 ８ 圧力容器 ９ フランジ部 １０ フランジ １１ 盲蓋
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成９年２月６日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の放電光検出装置の一実施例を示す。
【図２】本発明の放電光検出装置の他の実施例を示す。
【図３】本発明の放電光検出装置のさらに他の施例を示
す。
す。
【図４】従来の放電光検出装置の例を示す。
【図５】従来の放電光検出装置の例を示す。
【符号の説明】 １ 吸着剤容器 ２ 金網 ３ 蛍光ファイバ ４ 気密端子 ５ 光ファイバ ６ 検出器 ７ 高圧充電路 ８ 圧力容器 ９ フランジ部 １０ フランジ １１ 盲蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 修 神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町４番１号 東京電力株式会社電力技術研究所内 (72)発明者 黒澤 潔 神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町４番１号 東京電力株式会社電力技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項】圧力容器の内部に蛍光ファイバを敷設し、こ
れを気密端子を介して圧力容器外部の光ファイバと接続
して検出器に導き、圧力容器の内部に発生した放電光を
検出する放電光検出装置において、圧力容器の内部に面
し取り外し可能に取り付けた蓋部の内面側に蛍光ファイ
バを敷設し、かつ前記蓋部に気密端子を設置し前記蛍光
ファイバと光学接続したことを特徴とする放電光検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34448296A JPH10170598A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 放電光検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34448296A JPH10170598A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 放電光検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10170598A true JPH10170598A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18369611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34448296A Pending JPH10170598A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 放電光検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10170598A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2477970A (en) * | 2010-02-19 | 2011-08-24 | Vestas Wind Sys As | Optical electrical fault detection in a wind energy electrical cabinet |
| WO2014073056A1 (ja) * | 2012-11-07 | 2014-05-15 | 三菱電機株式会社 | 部分放電センサー |
| JP2020012726A (ja) * | 2018-07-18 | 2020-01-23 | 株式会社東芝 | 部分放電検出システム、学習システム、部分放電検出方法、コンピュータプログラム及び電気機器 |
-
1996
- 1996-12-10 JP JP34448296A patent/JPH10170598A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2477970A (en) * | 2010-02-19 | 2011-08-24 | Vestas Wind Sys As | Optical electrical fault detection in a wind energy electrical cabinet |
| WO2014073056A1 (ja) * | 2012-11-07 | 2014-05-15 | 三菱電機株式会社 | 部分放電センサー |
| JPWO2014073056A1 (ja) * | 2012-11-07 | 2016-09-08 | 三菱電機株式会社 | 部分放電センサー |
| US9645190B2 (en) | 2012-11-07 | 2017-05-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Partial discharge sensor |
| JP2020012726A (ja) * | 2018-07-18 | 2020-01-23 | 株式会社東芝 | 部分放電検出システム、学習システム、部分放電検出方法、コンピュータプログラム及び電気機器 |
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