JPH1016A - コンバインの排ワラ搬送装置 - Google Patents

コンバインの排ワラ搬送装置

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Publication number
JPH1016A
JPH1016A JP15359596A JP15359596A JPH1016A JP H1016 A JPH1016 A JP H1016A JP 15359596 A JP15359596 A JP 15359596A JP 15359596 A JP15359596 A JP 15359596A JP H1016 A JPH1016 A JP H1016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail portion
rail part
waste
waste straw
strew
Prior art date
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Pending
Application number
JP15359596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukikazu Tanaka
如一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH1016A publication Critical patent/JPH1016A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作コストを低廉化できて経済性のよいコン
バインの排ワラ搬送装置を提供する。 【解決手段】 排ワラチェーン23の下側の搬送面に沿
って対向配備したガイドレール24を、前側レール部分
24aと、この前側レール部分24aで後ろ向き片持ち
状に支持した後側レール部分24bとから構成するとと
もに、下方で前後に並ぶ第1及び第2排ワラ処理装置に
各別に排ワラを供給可能に、前記後側レール部分24b
の作用長さを伸縮切換え自在に構成し、前記前側レール
部分24aを筒状部材で形成して前記後側レール部分2
4bを出退自在に挿入し、前記前側レール部分24aの
前端側に配設した巻取繰出し装置27から繰り出され巻
き取られる弾性線材28を前記後側レール部分24bの
前端部に接続して、前記弾性線材28の繰り出し巻き取
りで前記後側レール部分24bを前記前側レール部分2
4aから出退させることにより、前記後側レール部分2
4bの作用長さを伸縮切換えするよう構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排ワラチェーンの
下側の搬送面に沿って対向配備したガイドレールを、前
側レール部分と、この前側レール部分で後ろ向き片持ち
状に支持した後側レール部分とから構成するとともに、
下方で前後に並ぶ第1及び第2排ワラ処理装置に各別に
排ワラを供給可能に、前記後側レール部分の作用長さを
伸縮切換え自在に構成してあるコンバインの排ワラ搬送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のコンバインの排ワラ搬送装
置では、特開平7-46939 号公報に開示されているよう
に、前側レール部分を下側開放の断面U字状の板金で形
成し、後側レール部分の前端部と後端部とに連結した引
き部材としてのワイヤを、後側レール部分の後端近傍に
配設したガイドプーリに巻回して操縦部に導くととも
に、操作レバーによって正逆回転操作される操作プーリ
に巻回連結し、操作プーリの正逆回転で両ワイヤを背反
的に巻取りおよび繰出し操作することで後側レール部分
の作用長さを伸縮させるよう構成してあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成によれ
ば、前側レール部分を下側開放の断面U字状折曲形成す
るための板金工程が必要であり、そのうえ後側レール部
分の作用長さを伸縮させるのに2本の引き部材(つまり
ワイヤ)を用いていたために、製作コストが高くなって
いた。
【0004】本発明の目的は、製作コストの低廉化を図
り、経済性のよいコンバインの排ワラ搬送装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕本発明の特徴構成は、冒頭に記載したコンバイ
ンの排ワラ搬送装置において、前記前側レール部分を筒
状部材で形成して前記後側レール部分を出退自在に挿入
し、前記前側レール部分の前端側に配設した巻取繰出し
装置から繰り出され巻き取られる弾性線材を前記後側レ
ール部分の前端部に接続して、前記弾性線材の繰り出し
巻き取りで前記後側レール部分を前記前側レール部分か
ら出退させることにより、前記後側レール部分の作用長
さを伸縮切換えするよう構成してあることにある。
【0006】〔作用〕上記構成によれば、後側レール部
分を押引きしてその作用長さを伸縮させるための押引き
部材(つまり弾性線材)が1本で済むから、従来のよう
に2本の引き部材で後側レール部分を伸縮操作する場合
に比べて構造を簡素化できるとともに製作コストを低廉
化できる。また前側レール部分をパイプ状部材で形成す
るから、従来のような、前側レール部分をU字状に折曲
形成するための板金工程をなくすことができて、同様に
製作コストを低廉化できる。
【0007】〔効果〕従って、構造をコンパクトにで
き、経済性のよいコンバインの排ワラ搬送装置を提供す
ることができた。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に示すように、クローラ式走
行装置1が装備された走行機体2と、走行機体2の前部
に横軸芯周りに昇降自在に装備した刈取前処理部3と、
走行機体2の左側部に搭載した脱穀装置4とを設け、こ
の脱穀装置4の後部に排ワラ処理部5を設けてコンバイ
ンを構成してある。
【0009】図1,図4に示すように、前記刈取前処理
部3における植立穀稈の引起し装置6は、下方側ほど前
方に位置する傾斜姿勢となるように刈取フレーム9によ
って上下両端部が支持された引起しフレーム10、引起
しフレーム10の上部に装備された駆動スプロケット1
1、駆動スプロケット11の回転軸芯周りに上下揺動自
在に装備されたテンションスプロケット12、引起しフ
レーム10の下部に装備されたガイドローラ13、駆動
スプロケット11とテンションスプロケット12とガイ
ドローラ13とに回し掛けることによって上下方向に回
動自在に張設された無端回動チェーン14、無端回動チ
ェーン14に等間隔を隔てて無端回動チェーン14に沿
う姿勢と直交する姿勢とに姿勢切り換え可能に装着され
た複数の引起し爪15などによって構成してある。
【0010】前記引起しフレーム10には、無端回動チ
ェーン14の回動経路おける送り経路部分(植立穀稈を
引き起こす経路部分)において、引起し爪15を無端回
動チェーン14に対する直交姿勢に保持した状態で案内
するガイドレール17が装備されている。
【0011】図5(イ)に示すように、引起し爪15が
無端回動チェーン14の回動経路おける送り経路部分か
ら戻り経路部分に移行する際に、引起し爪15の屈曲基
端部15aに当接するピン16を、前記駆動スプロケッ
ト11の側面に周方向所定のピッチで複数個突設して、
引起し爪15が遠心力で無端回動チェーン14に対する
直交姿勢に切り換わるのを阻止するよう構成してある。
前記ピン16に代えて、図5(ロ)に示すように、引起
し爪15の屈曲基端部15aに当接する突起20aを複
数個備えた突起付きプレート20を、駆動スプロケット
11と一体に回転自在に設けてもよい。
【0012】次に排ワラ処理部5について説明する。図
2に示すように、脱穀装置4の後部に第1排ワラ処理装
置としての排ワラ細断装置7を付設し、この排ワラ細断
装置7の後側に第2排ワラ処理装置としての排ワラドロ
ッパ8を設け、脱穀フィードチェーン21により扱室か
ら搬出された排ワラを排ワラ搬送装置22により機体後
方に搬送するように形成し、この排ワラを排ワラ細断装
置7で細断して放出する状態と、排ワラドロッパ8で定
量づつ長ワラ状態で放出する状態との処理切換えができ
るように排ワラ処理部5を構成してある。
【0013】すなわち、排ワラ搬送装置22を排ワラチ
ェーン23とその下側の搬送面に沿って対向配備したガ
イドレール24とで構成し、このガイドレール24を後
方に伸縮することで排ワラ搬送の終端位置を変更して、
前部の排ワラ細断装置7に供給する状態と、後部の排ワ
ラドロッパ8に供給する状態とに切り換え可能に構成し
てある。
【0014】図3に示すように前記ガイドレール24
は、丸パイプ材で形成した前側レール部分24aと、こ
の前側レール部分24aに後方より出退自在に挿入され
て、この前側レール部分24aに後ろ向き片持ち状に支
持される丸棒材製の後側レール部分24bとで構成して
ある。前側ガイドレール部分24aは、フレーム1a及
び排ワラカッターケース2aに上下スライド可能に支持
した前後一対のガイドロッド25の上端に亘って連結し
てあり、各ガイドロッド25に外嵌した圧縮コイルバネ
26によって前側レール部分24aを排ワラチェーン2
3に向けて弾性付勢してある。
【0015】そして前記前側レール部分24aの前端側
に配設した巻取繰出し装置27から繰り出され巻き取ら
れるピアノ線28(弾性線材の一例)を後側レール部分
24bの前端部に接続して、ピアノ線28の繰り出し巻
き取りで後側レール部分24bを前側レール部分24a
から出退させることにより、後側レール部分24bの作
用長さを伸縮切換えするよう構成してある。
【0016】前記巻取繰出し装置27は電動モータMで
駆動し、そのスイッチ29が入って、後部ガイドレール
部分24bが短縮した時には図示外の開閉機構で排ワラ
細断装置7の入口カバー7b(図2参照)を開放し、後
部ガイドレール部分24bが伸長した時には入口カバー
7bを閉塞するよう構成してある。
【0017】電動モータMのスイッチ29を正転側に入
れると、ピアノ線28が巻取られ後側レール部分24b
が収縮退納してガイドレール24が最短となり、入口カ
バー7bの開放した排ワラ細断装置7に排ワラを供給す
る状態となる。電動モータMのスイッチ29を逆転側に
入れると、ピアノ線28が繰り出され、後側レール部分
24bが伸長してガイドレール24が最長となり、閉じ
られた入口カバー7bの上方を通って排ワラを大きく後
方まで搬送して排ワラドロッパー8に供給する状態とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】排ワラ処理部の縦断側面図
【図3】排ワラ搬送装置の縦断側面図
【図4】引起こし装置の正面図
【図5】(イ)引起こし装置の要部の正面図 (ロ)別実施形態を示す図
【符号の説明】
7 第1排ワラ処理装置 8 第2排ワラ処理装置 23 排ワラチェーン 24 ガイドレール 24a 前側レール部分 24b 後側レール部分 27 巻取繰出し装置 28 弾性線材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排ワラチェーンの下側の搬送面に沿って
    対向配備したガイドレールを、前側レール部分と、この
    前側レール部分で後ろ向き片持ち状に支持した後側レー
    ル部分とから構成するとともに、下方で前後に並ぶ第1
    及び第2排ワラ処理装置に各別に排ワラを供給可能に、
    前記後側レール部分の作用長さを伸縮切換え自在に構成
    してあるコンバインの排ワラ搬送装置であって、 前記前側レール部分を筒状部材で形成して前記後側レー
    ル部分を出退自在に挿入し、前記前側レール部分の前端
    側に配設した巻取繰出し装置から繰り出され巻き取られ
    る弾性線材を前記後側レール部分の前端部に接続して、
    前記弾性線材の繰り出し巻き取りで前記後側レール部分
    を前記前側レール部分から出退させることにより、前記
    後側レール部分の作用長さを伸縮切換えするよう構成し
    てあるコンバインの排ワラ搬送装置。
JP15359596A 1996-06-14 1996-06-14 コンバインの排ワラ搬送装置 Pending JPH1016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15359596A JPH1016A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 コンバインの排ワラ搬送装置

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JP15359596A JPH1016A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 コンバインの排ワラ搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1016A true JPH1016A (ja) 1998-01-06

Family

ID=15565932

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JP15359596A Pending JPH1016A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 コンバインの排ワラ搬送装置

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JP (1) JPH1016A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022044495A1 (ja) 2020-08-27 2022-03-03 日本製鉄株式会社 熱延鋼板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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