JPH10169993A - 重量検出装置 - Google Patents
重量検出装置Info
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- JPH10169993A JPH10169993A JP32639096A JP32639096A JPH10169993A JP H10169993 A JPH10169993 A JP H10169993A JP 32639096 A JP32639096 A JP 32639096A JP 32639096 A JP32639096 A JP 32639096A JP H10169993 A JPH10169993 A JP H10169993A
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- Pending
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- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
支持回転軸の傾きおよびモータと固定金具の組立時のセ
ンターズレ等により板バネに接触している支持回転軸や
荷重伝達部材の接触面が平面であると荷重の伝達バラツ
キにより重量検知精度や重量繰り返し精度のバラツキが
大きくなることである。 【解決手段】 重量検出装置は、支持回転軸1の傾きお
よび組立て時のセンターズレが発生しても板バネ2に対
して支持回転軸1の先端に取り付けた樹脂16が点接触
し、かつ荷重伝達部材3の先端が点接触することで荷重
伝達損失をさらに低減することが可能になり荷重伝達部
材3には鉛直方向に正確に荷重が伝達される。したがっ
て、測定精度の変動幅が著しく小さくなることから平均
化に要する積分時間も短くて従来以上に速やかに重量検
出することができる。
Description
る秤に関し、特にそれから物の重量を検出し、その重量
情報を応用して機能や性能を向上させる目的の高周波加
熱機器等の重量検出装置応用機器に関するものである。
2−174100号公報に記載されているようなものが
一般的であった。この装置は図3に示されているように
支持回転軸1によって伝達された食品の荷重は、両端を
固定した板バネ2を加圧して荷重伝達部材3に伝達され
る。この板バネ2は食品を均一に加熱するためのモータ
4の回転摺動による荷重伝達部材3の摩耗や振動による
ノイズを軽減するための機構である。
重量検出装置では支持回転軸1は軸受け5および6によ
って鉛直方向に保持されており、荷重は支持回転軸1の
スラスト方向に伝達されるが、軸と軸受の間のクリアラ
ンスによる支持回転軸1の傾きやモータ4と固定金具7
の組立時のセンターズレ等によって生じる荷重の伝達損
失は避けられないという問題を有していた。
と固定金具7の組立時のセンターズレ等により荷重の伝
達の変化を示す説明図である。測定中支持回転軸1の位
置ズレは、荷重伝達部材3のセンターに対しケースバイ
ケースで様々に変化する。図4(a)に示すように鉛直
方向に正確に荷重がかかり、かつ荷重伝達部材3に対し
センターが一致した状態、すなわち、図4(b)に示す
ように同心円状で支持回転軸1が動作する場合もあれ
ば、図4の(c)に示すように支持回転軸1が傾いた
り、モータ4と固定金具7の組立時のセンターズレによ
り、図4(d)に示すように荷重伝達部材3のセンター
に対し支持回転軸1が板バネ2上で軌道する位置がズレ
荷重伝達部材3にかかる荷重が常に変化する状態になる
場合もある。
力の瞬時値を示す。このように回転位置によって重量は
大きく変化しどのタイミングでデータを検出するかによ
って測定値は大きくばらつく。したがって、より正確な
データを獲得するためには重量検出素子8からの出力を
一定時間積分して平均化する必要がある。この波動が大
きくなると正確なデータを測定するために長時間の積分
が必要になり測定時間は長引き使い勝手が著しく悪くな
る。逆に使い勝手を重視して短時間の測定を行えばそれ
だけ誤差は大きくなり料理性能上不都合が発生するとい
う問題を有していた。
は、上下2枚のアルミナのようなセラミックを材料とす
るダイアフラム9,10をガラス等の化学的,物理的に
安定した絶縁材料を用いたスペーサ11を挟んで微小ギ
ャップで張り合わせ各々の対向するダイアフラムの表面
に電極12を張り付けた構造で電気的にはコンデンサー
を構成している。さらに重量検出素子8の上に荷重伝達
部材3が載せられ重量検出手段が構成されている。図3
に示すように重量検出素子8は荷重伝達部材3から荷重
が伝わるとダイアフラム9が下方に変形し、コンデンサ
ー容量が変化する。ダイアフラム10が変形した時に固
定金具7と接触しないようにするためにスペーサー11
の下方にリング状の素子マウント13を設けねばならず
構成が複雑となり工数がかかってしまうという問題があ
った。
時間運転させれば、経時変化で支持回転軸1と板バネ2
との間で摩擦抵抗の大きい支持回転軸1はセラミック材
を使用しているために板バネ2に穴があき破損し、重量
検出素子8に間違った信号が入り重量精度が狂うという
現象が発生する。
は図3の支持回転軸1の傾きおよびモータ4と固定金具
7の組立時のセンターズレ等により板バネ2に接触して
いる支持回転軸1と荷重伝達部材3との接触面が平面で
あると荷重の伝達の変化のバラツキによって支持回転軸
1に加わる被加熱物の荷重を正確に荷重伝達部材3に伝
えることができないので、重量検知精度や重量繰り返し
精度のバラツキが大きい。また、瞬時に重量検知を行う
と性能が劣るという問題を有していた。
素子マウント13で構成されているため部品および組立
コストがかかるという問題を有していた。
するために、前記従来の構成において支持回転軸と弾性
体とが点接触し、かつ、弾性体と荷重伝達部材とが点接
触する構成とした。
センターと荷重伝達部のセンターとがずれた場合でも、
支持回転軸は弾性体に対して点接触であり、かつ荷重伝
達部材は弾性体に対して点接触の構成にしているため、
支持回転軸と荷重伝達部材とのセンター間の距離は常に
一定となり、安定した荷重測定ができる。
の載置台と、前記載置台を支持しかつ支持方向に変移す
る回転可能な支持回転軸と、前記支持回転軸を回転駆動
するための回転駆動手段と、前記支持回転軸を支持しそ
の支持方向に変移する弾性体と、前記弾性体を支持する
荷重伝達部材と、前記荷重伝達部材に伝達された支持回
転軸からの荷重を検出する重量検出素子とを備え、前記
支持回転軸および前記荷重伝達部材との接触は点接触で
行う構成とした重量検出装置。
弾性体と点接触しているため、たとえ支持回転軸と荷重
伝達部材とのそれぞれのセンターがずれたとしても、支
持回転軸と荷重伝達部材とのセンター間の距離は常に一
定となり安定した荷重測定ができる。
端を弾性体と点接触するように突出する構成とした。
先端を突出させているので、これら部材の生産がしやす
い。
端は樹脂でモールドする構成とした。
ドすることで、弾性体との摩擦抵抗が小さくなり荷重の
重いものを載置し長時間運転しても弾性体に穴があいた
り破損しにくくすることができる。
するリング状のマウント素子と、前記重量検出素子を固
定するための固定金具とを一体構成とした。
が一体となっているので、部品数の低減および組立コス
トの減少をはかることができる。
て説明する。なお、従来例と同一機能を有する部品また
は構成は同一符号としその説明は省略する。
ある。また図2は支持回転軸1の傾きおよびセンターズ
レによる荷重の伝達の変化を示す説明図である。
置台14を支持し、かつ支持方向に所定量の変移をもつ
回転可能な支持回転軸1と、この支持回転軸を回転駆動
させるモータ4とが連結されている。本実施例では弾性
体として板バネを用いた場合について説明する。支持回
転軸1の下方に板バネ2が設置されており、この板バネ
2は支持回転軸1と接触すると同時に支持方向に変移す
る構成になっている。支持回転軸1の支持方向に伝達さ
れた荷重は、板バネ2に伝達される。さらに板バネ2に
伝達された荷重は鉛直方向に正確に伝わるように荷重伝
達部材3が設けられ、その下方に荷重を電気的物理量に
変換する重量検出素子8が設けられている。
ム10が変形しても固定金具7に接触しないようにリン
グ状の素子マウント上に載置されている。しかもこのリ
ング状の素子マウントは固定金具7と一体構成にするこ
とにより、部品点数の削減と組立て工数の簡素化をはか
っている。
板バネ2は固定金具7に対し左右に動く状態で固定す
る。また、荷重伝達部材3と重量検出素子8を固定する
固定カバー15が固定金具7に固定されるような構成で
ある。
は、支持回転軸1側に樹脂16でモールドされ樹脂16
先端は板バネ2に点接触する構成である。また、荷重伝
達部材3と板バネ2が接触する部分は、荷重伝達部材3
の先端が板バネ2に対した点接触する構成になってい
る。
材3が板バネ2を介してセンターが一致している状態で
荷重損失がなく伝わる場合である。また、図2(b)
は、荷重伝達部材3のセンターに対し支持回転軸1の傾
きや固定金具7にモータ4の取付けのセンターズレ等の
要因により支持回転軸1のセンターと荷重伝達部材3の
センターとがずれた場合である。その時支持回転軸1は
板バネ2に対し点接触であり、かつ荷重伝達部材3は板
バネ2に対し点接触の構成にしているため支持回転軸1
と荷重伝達部材3のセンターの距離は常に一定になる。
そのため安定した測定が可能となる。
しての板バネとの点接触および、荷重伝達部材と板バネ
との点接触は支持回転軸の先端および荷重伝達部材の先
端に突出(凸部,円錐状部、あるいはニードル等)があ
り、板バネは平面である場合について説明したが、これ
は生産および組立てが容易であるためであり、この構成
以外にバネ板側に突出部を設け、支持回転軸または荷重
伝達部材の端部を平面状にしても同様に安定した測定結
果が得られる。
の傾きおよび組立て時のセンターズレが発生しても弾性
体に対して支持回転軸の先端に取り付けた樹脂が点接触
し、かつ荷重伝達部材の先端が点接触することで荷重伝
達損失を低減することが可能になり、荷重伝達部材には
鉛直方向に正確に荷重が伝達される。したがって、測定
精度の変動幅が著しく小さくなることから平均化に要す
る積分時間も短くて従来以上に速やかに重量検出するこ
とができるという顕著な効果を有する。
することで弾性体との摩擦抵抗が小さくなり、荷重の重
いものを載せ長時間運転させても弾性体に穴が開いたり
破損することもなくなる。
の素子マウントを固定金具と一体構成にすることで部品
費および組立工数を削減することができる。
部材とのセンターが一致している状態を示す要部断面図 (b)同重量検出装置の支持回転軸と荷重伝達部材との
センターズレが生じている状態を示す要部断面図
部材とのセンターが一致している状態を示す要部側面断
面図 (b)同重量検出装置の支持回転軸と荷重伝達部材との
センターが一致している状態を示す要部平面図 (c)同重量検出装置の支持回転軸と荷重伝達部材との
センターズレが生じている状態を示す要部側断面図 (d)同重量検出装置の支持回転軸と荷重伝達部材との
センターズレが生じている状態を示す要部平面図
値を示す出力波形図
Claims (4)
- 【請求項1】 被測定物を載置するための載置台と、前
記載置台を支持しかつ支持方向に変移する回転可能な支
持回転軸と、前記支持回転軸を回転駆動するための回転
駆動手段と、前記支持回転軸を支持しその支持方向に変
移する弾性体と、前記弾性体を支持する荷重伝達部材
と、前記荷重伝達部材に伝達された支持回転軸からの荷
重を検出する重量検出素子とを備え、前記支持回転軸お
よび前記荷重伝達部材との接触は点接触で行う構成とし
た重量検出装置。 - 【請求項2】 支持回転軸および荷重伝達部材の先端を
弾性体と点接触するように突出する構成とした請求項1
記載の重量検出装置。 - 【請求項3】 弾性体と点接触する支持回転軸の先端は
樹脂でモールドする構成とした請求項2記載の重量検出
装置。 - 【請求項4】 荷重を検出する重量検出素子を載置する
リング状のマウント素子と、前記重量検出素子を固定す
るための固定金具とを一体構成とした重量検出素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32639096A JPH10169993A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 重量検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32639096A JPH10169993A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 重量検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10169993A true JPH10169993A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18187271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32639096A Pending JPH10169993A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 重量検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10169993A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006173078A (ja) * | 2004-11-22 | 2006-06-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波加熱装置 |
-
1996
- 1996-12-06 JP JP32639096A patent/JPH10169993A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006173078A (ja) * | 2004-11-22 | 2006-06-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波加熱装置 |
JP4720197B2 (ja) * | 2004-11-22 | 2011-07-13 | パナソニック株式会社 | 高周波加熱装置 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040518 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040630 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041130 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050412 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |