JPH10168497A - 粒状ノニオン洗剤組成物及びその製造方法 - Google Patents

粒状ノニオン洗剤組成物及びその製造方法

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JPH10168497A
JPH10168497A JP33235396A JP33235396A JPH10168497A JP H10168497 A JPH10168497 A JP H10168497A JP 33235396 A JP33235396 A JP 33235396A JP 33235396 A JP33235396 A JP 33235396A JP H10168497 A JPH10168497 A JP H10168497A
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JP
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detergent
detergent composition
nonionic surfactant
clay mineral
nonionic
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JP33235396A
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Hiromichi Horie
弘道 堀江
Yoshiharu Takahashi
由治 高橋
Hiroyuki Masui
宏之 増井
Seiji Abe
誠治 阿部
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Lion Corp
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗剤粒子の白色度に優れ、衣類の日光により
変色が防止されるとともに、製造時における捏和物のベ
タツキを減少することができる粒状ノニオン洗剤組成物
を提供する。 【解決手段】 成分として、ノニオン界面活性剤と、粘
土鉱物と、酸化チタン、窒化ホウ素及び酸化亜鉛から選
ばれた少なくとも一種の白色化剤とを配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粒状ノニオン洗剤
組成物に関し、特に、洗剤粒子の白色度に優れ、衣類の
日光により変色が防止されるとともに、製造時における
捏和物のベタツキを減少することができる粒状ノニオン
洗剤組成物に関する。
【0002】
【従来技術】ノニオン界面活性剤は、一般に低泡性であ
り、洗浄力が水の硬度の影響を受けにくく、特に泥汚れ
や低温での汚れ分散性にも優れている。更に、ノニオン
界面活性剤は、生分解性が良好で、環境負荷が低く、低
毒性であり、安全性にも問題がないなど優れた界面活性
剤である。また、ノニオン界面活性剤を主体とする洗剤
に、粘土鉱物を配合すると、ノニオン粒状洗剤製品から
洗剤容器へのノニオン界面活性剤のしみ出しが防止さ
れ、高温高湿下での流動性を改良するのに好ましい。一
方、洗剤粒子においては、審美的な観点から、白色が優
れていれることが要求される。
【0003】しかしながら、これまで、ノニオン界面活
性剤及び粘土鉱物を含有する粒状ノニオン洗剤組成物に
おいて、白色度の優れたもの、特に、被洗浄布の日焼け
による黄変を防止できるものは提案されていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、白
色度に優れるとともに、衣類の日光に対する変色が防止
された粒状ノニオン洗剤組成物を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、まず上記
課題を解決するため、鋭意検討した結果、ノニオン界面
活性剤及び粘土鉱物を含有する粒状ノニオン洗剤組成物
に、酸化チタン、窒化ホウ素及び酸化亜鉛からなる群か
ら選択される化合物(白色化剤)を使用することによっ
て、高温下で保存した時の洗剤粒子の白色度が向上する
ことを見出した。更に、予想外なことには、このような
化合物を配合することにより、洗剤製造時に、捏和物の
ベタツキが抑制され、このため、破砕性が向上するとと
もに、配管への付着が防止されることが新たに見出され
た。本発明は、このような新規な知見に基づいてなされ
たものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明で使用されるノニオン界面活性剤として
は、各種のノニオン界面活性剤を使用することができ
る。好ましいノニオン界面活性剤としては、例えば、以
下のものを挙げることができる。 (1)例えば、炭素数6〜22、好ましくは8〜18の
脂肪族アルコールに、例えば、炭素数2〜4のアルキレ
ンオキシドを例えば平均3〜30モル、好ましくは7〜
20モル付加したポリオキシアルキレンアルキル(又は
アルケニル)エーテル。この中でも、ポリオキシエチレ
ンアルキル(又はアルケニル)エーテル、ポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレンアルキル(又はアルケニ
ル)エーテルが好適である。ここで使用される脂肪族ア
ルコールとしては、第1級アルコールや、第2級アルコ
ールが使用される。また、そのアルキル基は、分岐鎖を
有していてもよい。好ましい脂肪族アルコールとして
は、第1級アルコールが使用される。 (2)ポリオキシエチレンアルキル(又はアルケニル)
フェニルエーテル。 (3)長鎖脂肪酸アルキルエステルのエステル結合間に
アルキレンオキシドが付加した、例えば、以下の式で示
される脂肪酸アルキルエステルアルコキシレート。
【0007】R1 CO(OA)n OR2 (R1 COは、炭素数6〜22、好ましくは8〜18の
脂肪酸残基を表わす。OAは、エチレンオキシド、プロ
ピレンオキシド等の炭素数2〜4、好ましくは2〜3の
アルキレンオキシドの付加単位を表わす。nは、アルキ
レンオキシドの平均付加モル数を示し、一般に3〜3
0、好ましくは7〜20の数である。R2は、炭素数1
〜3の置換基を有してもよい、低級アルキル基を表
す。) (4)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル。 (5)ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル。 (6)ポリオキシエチレン脂肪酸エステル。 (7)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油。 (8)グリセリン脂肪酸エステル。 (9)脂肪酸アルカノールアミド。
【0008】上記のノニオン界面活性剤の中でも、融点
が40℃以下、好ましくは5〜35℃で、HLBが9〜
16、好ましくは10〜15のポリオキシエチレンアル
キル(又はアルケニル)エーテル、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンアルキル(又はアルケニル)エー
テル、脂肪酸メチルエステルにエチレンオキシドが付加
した脂肪酸メチルエステルエトキシレートが特に好適に
用いられる。また、これらのノニオン界面活性剤は混合
物として使用してもよい。ノニオン界面活性剤は、高嵩
密度粒状ノニオン洗剤組成物中に、好ましくは15〜4
0重量%、更に好ましくは18〜35重量%、特に好ま
しくは20〜30重量%で含有される。この量が15重
量%未満では、得られる洗剤粒子中のノニオン界面活性
剤濃度が低いばかりか、低嵩密度となるため、洗剤の使
用量を多くしないと良好な洗浄力が得られず、近年のコ
ンパクト化と相反する結果となり好ましくない。一方、
40重量%を超えると、しみ出し抑制が難しくなるので
好ましくない。
【0009】本発明で使用される粘土鉱物は、特に、ス
メクタイト群に属し、その結晶構造がジオクタヘドラル
型3層構造又はトリオクタヘドラル型3層構造をとるも
のが好ましく使用することができる。このような粘土鉱
物は、劈開性を有し、層状構造をしている。この粘土鉱
物は、以下で説明する任意に使用される吸油性担体に比
べて、吸油量が小さい。また、粘土鉱物は、ノニオン界
面活性剤をその結晶層間に水素結合によって化学吸着
し、粘土鉱物の内部に保持する性質を有する。なお、粘
土鉱物は、内部にノニオン界面活性剤を保持するに従っ
て膨潤する性質を有する。本発明で好ましく使用できる
粘土鉱物は、好ましくは、吸油量が80ml/100g
未満、更に好ましくは30〜70ml/100gであ
る。このような粘土鉱物の具体例には、例えば、ジオク
タヘドラル型3層構造をとる粘土鉱物として、モンモリ
ロナイト(吸油量:50ml/100g)、ノントロナ
イト(吸油量:40ml/100g)、バイデライト
(吸油量:62ml/100g)、パイロフィライト
(吸油量:70ml/100g)などが挙げられる。ト
リオクタヘドラル型3層構造をとる粘土鉱物として、サ
ポナイト(吸油量:73ml/100g)、ヘクトライ
ト(吸油量:72ml/100g)、スチーブンサイト
(吸油量:30ml/100g)、タルク(吸油量:7
0ml/100g)などが挙げられる。これらの粘土鉱
物は、一般に天然に産出されたもの、人工的に水熱合成
されたもの両方があるが特には限定されない。このよう
な粘土鉱物は、X線分析で10〜20Åに検出される粘
土の層の拡がりに由来するピークと4〜5Åに検出され
る粘土の3層構造に由来するピークが発達したものであ
れば、特に制限なく使用することができる。また、粘土
鉱物は、特に天然物の場合、クォーツ、クリストバライ
ト、カルサイト、オパール、長石などの不純物を多く含
有することがあり、これら不純物が多いものは本発明に
は好適ではなく、純度として少なくとも60%、更に好
ましくは70%以上以上、最良のものとしては100%
のものを使用することが好ましい。特に好ましく使用す
ることのできる粘土鉱物としては、Na型モンモリロナ
イト、Ca型モンモリロナイト、活性化ベントナイト
(Na/Ca型モンモリロナイト)、Na型ヘクトライ
ト、Ca型ヘクトライトである。
【0010】粘土鉱物は、高嵩密度粒状ノニオン洗剤組
成物中に、好ましくは0.1〜30重量%、更に好ましく
は0.5〜20重量%、特に好ましくは1〜10重量%で
含有される。この量が0.1重量%未満では、得られる洗
剤粒子の高温高湿環境下での流動性が大きく低下する傾
向にある。一方、30重量%を超えると、得られる洗剤
粒子が疎水的になり過ぎるため、洗剤の溶解性が悪化し
易く、好ましくない。本発明で使用される白色化剤は、
酸化チタン、窒化ホウ素及び酸化亜鉛からなる群から選
択される化合物である。酸化チタン、窒化ホウ素及び酸
化亜鉛としては、洗剤粒子の白色度を向上できるもので
あれば、特に限定されることなく、各種の化合物を使用
することができる。酸化チタンとしては、例えば、ルチ
ル型や、アナターゼ型等を使用することができる。この
うち、ルチル型酸化チタンが好適である。
【0011】これらの白色化剤としては、例えば、平均
粒子径が20μm以下、好ましくは10μm以下、更に
好ましくは5μm以下であるものが適当である。下限と
しては、例えば0.01μmである。白色化剤の平均粒径
が、20μm よりも大きくなると、日焼け防止効果(例
えば、黄変防止)が低下し易い。一方、平均粒径が、0.
01μm 未満となると、粉だち(発塵)が生じ易くなる
ので、好ましくない。本発明においては、白色化剤は、
粒状ノニオン洗剤組成物の重量に基づいて、例えば、0.
1〜10重量%、好ましくは0.3〜5重量%、更に好ま
しくは0.5〜3重量%の量で使用することが適当であ
る。白色化剤の量が、0.1重量%未満では、洗剤粒子の
白色度が低下し易く、日焼け防止効果が低下し易い。一
方、この量が、10重量%を越えると、洗剤としてのす
すぎ性が劣化するので、好ましくない。
【0012】本発明で必要に応じて使用される吸油性担
体は、高温高湿下でのノニオンのしみ出しと洗剤粒子の
固化を抑制する一方、洗剤使用時の洗剤の溶解性を向上
させるために使用される。吸油性担体は、ノニオン界面
活性剤を吸着・保持するのに十分な多孔性微粉体であ
り、ノニオン界面活性剤を物理的に吸着するが、これに
より膨潤するものではない。本発明で使用される吸油性
担体の吸油量は、上記粘土鉱物のものよりも大きい。好
ましい吸油性担体としては、JIS−K5101試験方
法で表される吸油量が80ml/100g以上、好まし
くは150〜600ml/100gの吸油性である物質
が好適に用いられる。このような吸油性担体としては、
例えば、珪酸塩化合物として、トクシールN((株)ト
クヤマ製、吸油量280ml/100g)、ニップシー
ルNS−K(日本シリカ(株)製吸油量320ml/1
00g)、サイリシア#310(富士シリシア化学
(株)製、吸油量340ml/100g)などの無定形
含水非晶質珪酸、シルデックスH−52(旭硝子(株)
製、吸油量260ml/100g)などの球状多孔質含
水非晶質珪酸、アエロジル#300(日本アエロジル
(株)製、吸油量350ml/100g)などの無定形
無水非晶質珪酸、フローライトR((株)トクヤマ製、
吸油量600ml/100g)などの花弁状含水非晶質
珪酸カルシウム、ゾノトライト(宇部化学(株)製、吸
油量220ml/100g)などの針状含水結晶質珪酸
カルシウム、非晶質アルミノ珪酸塩(水沢化学(株)
製、吸油量170ml/100g)、珪酸マグネシウム
(吸油量180ml/100g)などがある。また、炭
酸塩化合物として、炭酸マグネシウム((株)トクヤマ
製、吸油量150ml/100g)、炭酸カルシウム
(白石工業(株)製、吸油量110ml/100g)、
その他の化合物として、超微粒子スピネル(住友セメン
ト(株)製、吸油量600ml/100g)、超微粒子
コーディエライト(住友セメント(株)製、吸油量60
0ml/100g)、超微粒子ムライト(住友セメント
(株)製、吸油量560ml/100g)、加工澱粉パ
インフローS(松谷化学(株)製、吸油量130ml/
100g)等が挙げられる。これらの吸油性担体は混合
物として使用してもよい。
【0013】吸油性担体は、粒状ノニオン洗剤組成物中
に、好ましくは0.5〜20重量%、更に好ましくは1〜
15重量%、特に好ましくは2〜10重量%で含有され
る。この量が0.5重量%未満では、得られる洗剤粒子の
高温高湿下での固化性が著しく悪化し易く好ましくな
い。一方、この量が20重量%を超えると得られる洗剤
粒子の微粉量が増加し、粉だちが発生し易い。本発明の
粒状ノニオン洗剤組成物中には、通常洗剤原料に配合さ
れている以下のような成分を配合することができる。こ
れらの成分の配合方法には、各種の方法が適用でき、例
えば、これらの成分を造粒処理工程で配合してもよく、
また、造粒処理により得られた洗剤粒子に混合してもよ
く。 (1)無機質洗浄ビルダーとして、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、結晶性ゼ
オライト、トリポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナト
リウム等。 (2)有機質洗浄ビルダーとして、クエン酸塩、コハク
酸塩、ポリアクリル酸塩、ポリアクリル酸−マレイン酸
共重合体、EDTA等。 (3)蛍光剤として、ビス(トリアジニルアミノ)スチ
ルベンジスルホン酸誘導体、ビス(スルホスチリル)ビ
フェニル塩[チノパールCBS]等。 (4)酵素として、リパーゼ、プロテアーゼ、セルラー
ゼ、アミラーゼ等。 (5)漂白剤として、過炭酸塩、過硼酸塩等。 (6)帯電防止剤として、ジアルキル型4級アンモニウ
ム塩などのカチオン界面活性剤等。 (7)表面改質剤として、微粉炭酸カルシウム、微粉ゼ
オライト、ポリエチレングリコール等。 (8)再汚染防止剤として、カルボキシメチルセルロー
スなどのセルロース誘導体等。 (9)増量剤として、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、
塩化ナトリウム等。 (10)還元剤として、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリ
ウム等。
【0014】本発明の粒状ノニオン洗剤組成物は、例え
ば、ノニオン界面活性剤、粘土鉱物及び白色化剤、任意
に配合される吸油性担体を捏和・混合した後、破砕造粒
することによって製造することができる。この時、他の
洗剤成分、例えば、ゼオライトや、蛍光剤等を配合して
もよい。好ましい態様においては、まず、例えば、通常
使用されるアルカリビルダーや、蛍光剤等の任意成分を
水に溶解若しくは分散させスラリーを調製した後、この
スラリーを噴霧乾燥し、乾燥粒子を得た後、乾燥粒子
と、ノニオン界面活性剤、粘土鉱物、白色化剤、及び、
任意に吸油性担体を混練押出し機、好ましくは、密閉式
の圧密化処理装置、更に好ましくは横型連続式のニーダ
ーに導入し、ニーダー内で剪断力を付与しながら混合し
て造粒物(固体洗剤)を形成し、次いで破砕造粒機によ
って破砕造粒し、圧密化処理を行って、本発明の粒状ノ
ニオン洗剤組成物を製造することができる。この場合、
ニーダーの他に、一軸又は二軸スクリュー押出機などを
用いて行うこともできる。本発明で使用する混練押出し
機として、具体的には、株式会社栗本鐵工所製のKRC
ニーダーなどが挙げられる。破砕造粒機としては、カッ
ターミル等を使用することができる。破砕造粒機として
は、例えば、ホソカワミクロン(株)製のフィッツミル
(DKASO6号)等を使用することができる。混練押出し機
は、一般に30〜60℃、好ましくは35〜55℃、更
に好ましくは40〜50℃である。温度が30℃よりも
低い場合には、混練押出し機への負荷が過大となり易
く、好ましくない。一方、温度が60℃よりも高くなる
と、逆に、混練物が粉砕機に付着し易くなり、好ましく
ない。処理時間は、通常、0.2〜2分、好ましくは0.5
〜1分である。また、破砕造粒処理は、一般に5〜30
℃、好ましくは10〜25℃、更に好ましくは10〜2
0℃である。温度が5℃よりも低い場合には、結露が発
生し易くなり、好ましくない。一方、温度が30℃より
も高くなると、逆に粉砕機への付着が生じ易くなり、好
ましくない。処理時間は、通常、1〜30秒、好ましく
は3〜30秒である。
【0015】なお、本発明の粒状ノニオン洗剤組成物
は、上記捏和・混合後に破砕造粒する場合と同様に、攪
拌造粒によって製造することもできる。上記攪拌造粒操
作で用いられる撹拌造粒機としては、ハイスピードミキ
サー、シュギミキサー、レーディゲミキサーなどの造粒
器内部に撹拌翼を有し、この撹拌翼と造粒器内部壁面と
の間に30mm以下のクリアランスを有する内部撹拌型
の造粒機が洗剤粒子を得る上で好適に用いられる。攪拌
造粒の温度は、一般に20〜60℃、好ましくは30〜
50℃、更に好ましくは35〜50℃である。温度が2
0℃よりも低い場合には、造粒が進みにくく好ましくな
い。一方、温度が60℃よりも高くなると、逆に、造粒
機内での付着が増え、負荷が過大となり易く、好ましく
ない。また、攪拌造粒処理における処理時間は、通常、
1〜10分、好ましくは2〜8分である。
【0016】このような捏和・混合後に破砕造粒するこ
とにより、嵩密度が0.3〜1.2g/ml 、好ましくは0.5
〜1g/ml の圧密化物を得るのが好ましい。更に、この
ようにして製造された洗剤粒子に対してコーティング剤
を添加してコーティング処理してもよい。これにより、
流動特性を改良することができる。コーティング剤とし
ては、 JIS200メッシュふるい通過分が50%以上の
無機質粉末が好適であり、素材的には例えば、炭酸カル
シウム等の炭酸塩や、非晶質シリカ、ケイ酸カルシウ
ム、ケイ酸マグネシウム等のケイ酸塩、ゼオライト等の
アルミノケイ酸塩等を使用することができる。コーティ
ング剤は、本発明の粒状ノニオン洗剤組成物中に、一般
に0.5〜15重量%、好ましくは1〜10重量%の量で
使用される。
【0017】更に、このように製造された洗剤粒子に
は、酵素、香料などを後添加することもできる。得られ
た本発明の粒状ノニオン洗剤組成物は、一般に平均粒径
300〜3000μm 、好ましくは350〜2000μ
m 、特に好ましくは400〜1000μm で得られる。
【0018】
【実施例】以下、本発明について、実施例及び比較例に
より更に詳細に説明する。実施例及び比較例において
は、以下の試験方法により各洗剤を評価した。なお、下
記試験に先立ち行った洗剤の保存条件は、以下の通りで
ある。 [洗剤の保存試験]外側からコートボール紙(坪量:3
50g/m2)、ワックスサンド紙(坪量:30g/m2)、ク
ラフトパルプ紙(坪量:70g/m2)の3層からなる紙を
用いて作成した長さ15cm×巾9.3cm×高さ18.5
cmの箱に洗剤を1.2kg入れ、50℃、85%RHの
恒温恒湿室中で30日間保存した。 [白色度試験]上記条件で保存した後の洗剤粒子のb値
をハンター白色度計で測定した。ここで、b値が小さい
ほど白色度は大きい。 [洗浄力試験]以下に示す人工汚垢組成の汚垢浴中に清
浄綿布(日本油化学協会指定綿布60番、5×5cm)
を浸漬した後、ゴム製2本ロールで水を絞り、汚垢の付
着量を均一化した。この汚垢布を105℃、30分乾燥
した後、布の表面を左右25回ラビングした。このう
ち、反射率が42±2%のものを汚垢布とした。この汚
垢布60枚と試料洗剤12gとを2槽式洗濯機(三菱電
機(株)製、CW−225型)に投入し、15℃、30
リットルの水(3°DH)で10分間洗浄を行った後、
1分間脱水した。次いで、15℃、30リットルの水で
3分間のためすすぎと1分間の脱水を2回繰り返した。
その後、被洗布を48時間屋内にて風乾した後、この被
洗布の反射率を測定し、下記式により洗浄率を求めた。 洗浄率(%)=(汚垢布のK/S−洗浄布のK/S)/
(汚垢布のK/S−未汚垢布のK/S)×100 K/S=(1−R/100)2 /(2R/100)(ク
ベルカ・ムンクの式) 汚垢組成(%) 割合(%) オレイン酸 28.3 トリオレイン 15.6 コレステロールオレート 12.2 流動パラフィン 2.5 スクワレン 2.5 コレステロール 2.5 ゼラチン 7.0 無機汚垢 29.85 カーボンブラック(日本油化学協会指定) 0.5 [すすぎ性試験]上記洗浄条件でためすすぎを2回行っ
た後のすすぎ液の白濁度合いを目視により以下の評価基
準に従って、評価した。 ◎:すすぎ液は透明 ○:すすぎ液はほとんど透明 △:すすぎ液が少し白く濁っている ×:すすぎ液がかなり白く濁っている
【0019】[日焼け試験]上記洗浄条件で綿肌シャツ
を洗濯し、6時間天火干しをする操作を10回繰り返し
た後、綿シャツのb値をハンター白色度計で測定した。
ここで、b値が大きいほど黄ばみが大きい、即ち、日焼
けは大きい。 [溶解性試験]5℃に冷やした水道水をスターラーで緩
やかに撹拌しておき、そこへ洗剤5gを投入し、8分間
撹拌した後、これをナイロンメッシュで濾過し、メッシ
ュ上に溶け残った粒子を105℃で2時間乾燥した後、
溶け残った粒子の重量を秤量し、以下の式により、溶解
残分を算出した。 溶解残分(%)={溶け残った粒子の重量(g)/5
(g)}×100 [流動性試験]JIS Z2502に基づいて、45
℃、85RH%で3日間保存した後の洗剤粒子について
測定した。 [発塵性試験]2槽式洗濯機(三菱電機(株)製、CW
225型)を用い、空の洗濯機内に約70cmの高さか
らスプーン1杯(約25g)の洗剤を落下し、発塵状態
を目視にて次の基準で評価した。 ◎:発塵が認められない ○:発塵が僅かに認められる △:発塵が少し認められる ×:発塵が認められる
【0020】[しみ出し性試験]上記条件で保存後、洗
剤をすべて取り出し、箱の内側の洗剤との接触部分のし
み出しの度合いを目視にて以下の基準により評価した。 ◎:しみ出しが認められない ○:しみ出しが僅かに認められる △:しみ出しが少し認められる ×:しみ出しが多く認められる [固化性試験]上記条件で保存後、この容器の上部を開
き、JIS規格4メッシュのふるい上に注意深く移しふ
るいを穏やかに振動したあと、ふるい上の重量と総重量
とを測り、下記式から固化性を算出した。 固化性(%)={ふるい上の重量(g)/総重量
(g)}×100 [嵩密度試験]JIS Z2504に準じて、嵩密度を
測定した。 [破砕性試験]捏和物を破砕した際の、破砕機への負荷
(負荷が低い程、破砕性良好)を以下の基準で判定し
た。破砕機負荷 ◎:5A未満:破砕性がかなり良好 ○:5〜7A:破砕性が良好 △:8〜10A:破砕性が許容限度レベル ×:定格(11A)以上:破砕困難
【0021】[製造例]表中、酵素及び香料、並びに吸
油性担体を除く任意成分を水に溶解若しくは分散させス
ラリーを調製した後、このスラリーを噴霧乾燥し、乾燥
粒子を得た。この乾燥粒子とともに、ノニオン界面活性
剤、粘土鉱物、白色化剤及び吸油性担体とを連続ニーダ
ー(栗本鉄工所製、KRC−S2型)に投入し、捏和
し、押出して固形洗剤を形成した。次いで、得られた固
形洗剤に粉砕助剤としてのゼオライトを添加し、冷風共
存下でフィッツミル(ホソカワミクロン(株)製、DK
ASO−6型)を用いて平均粒子径が450〜550μ
mとなるように粉砕した。最後に、転動ドラム内でゼオ
ライトを加え得られた洗剤粒子を被覆し、酵素、香料を
加えて高嵩密度粒状ノニオン洗剤組成物とした(平均粒
子径:450〜550μm)。
【0022】[使用原料]なお、実施例及び比較例で使
用したノニオン界面活性剤、粘土鉱物及び白色化剤は、
以下の通りである。ノニオン界面活性剤 (1)A−1 C12-13 25-27 O(CH2 CH2 O)7 H(新日本理
科(株)製コノール20P(第1級アルコール、炭素数
12、分岐度0%)と三菱化学(株)製ダイアドール1
3(第1級アルコール、炭素数13、分岐度50%)と
を1:4の重量比で混合したアルコールにエチレンオキ
シドを平均7モル付加したポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ライオン化学(株)製、商品名:NALG−
83) (2)A−2 ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート(ソルビタ
ンモノオレートにエチレンオキシドを平均20モル付加
したポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、日
光ケミカルズ(株)製、TO−10) ノニオン界面活性剤(以下、ノニオンと略す)
【0023】粘土鉱物 B−1 Naモンモリロナイト(豊順洋行(株)製、ベンゲル2
3、黄色)白色化剤 (1)C−1 酸化チタン(東邦チタニウム(株)製、平均粒子径1μ
m) (2)C−2 酸化チタン(東邦チタニウム(株)製、平均粒子径7.5
μm) (3)C−3 酸化チタン(東邦チタニウム(株)製、平均粒子径15
μm) (4)C−4 酸化チタン(東邦チタニウム(株)製、平均粒子径30
μm) (5)C−5 酸化チタン(日本アエロジル(株)製、平均粒子径 0.
005μm) (6)C−6 酸化亜鉛(堺化学(株)製、酸化亜鉛2種、平均粒子径
2μm) (7)C−7 窒化ホウ素(昭和電工(株)製、平均粒子径5μm)吸油性担体 D−1 無定形含水非晶質珪酸((株)トクヤマ製トクシール
N、吸油量280ml/100g)
【0024】
【表1】 表1 実施例組成(重量%) 1 2 3 4 5 6 7 8 必須成分 ノニオン界面活性剤(A) A−1 24 24 24 24 24 24 24 24 A−2 1 1 1 1 1 1 1 1粘土鉱物(B) B−1 5 5 5 5 5 5 5 5白色化剤(C) C−1 2 0.2 C−2 2 C−3 2 C−4 2 C−5 2 C−6 2 C−7 2 任意成分 吸油性担体 D−1 4 4 4 4 4 4 4 4 ゼオライト 30 30 30 30 30 30 30 30 亜硫酸曹 1 1 1 1 1 1 1 1 ソーダ灰 24 24 24 24 24 24 24 26 蛍光剤 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 酵素 1 1 1 1 1 1 1 1 香料 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 その他少量成分 Bla* Bla Bla Bla Bla Bla Bla Bla 評価結果 白色度 1 1 1 1 1 1 2 2 日焼け度 0 0.1 0.3 1 0 0.2 0.2 0.3 流動性 35 35 35 35 35 35 35 35 発塵性 ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ 嵩密度(g/ml) 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 固化性 0 0 0 0 0 0 0 0 しみ出し性 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 洗浄力(%) 85 85 85 85 85 85 85 85 溶解残渣(%) 0 0 0 0 0 0 0 0 すすぎ性 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎破砕性 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ △ 注)Bla*は、残量を意味する。
【0025】
【表2】 表1(続き) 実施例組成(重量%) 9 10 11 12 13 14 15 必須成分 ノニオン界面活性剤(A) A−1 24 24 24 13 17 31 37 A−2 1 1 1 3 2 1 1粘土鉱物(B) B−1 5 5 5 25 15 0.8 0.3 白色化剤(C) C−1 0.4 4 9 2 2 2 2 任意成分 吸油性担体 D−1 4 4 4 0.8 1.5 12 18 ゼオライト 30 30 30 20 30 20 16 亜硫酸曹 1 1 1 3 2 1 1 ソーダ灰 25 22 17 22 20 23 16 蛍光剤 0.2 0.2 0.2 0.5 0.4 0.2 0.1 酵素 1 1 1 3 2 1 0.5 香料 0.2 0.2 0.2 0.1 0.2 0.3 0.4 その他少量成分 Bla * Bla Bla Bla Bla Bla Bla 評価結果 白色度 1.5 1 1 1 1 1 1 日焼け度 0.1 0 0 0.1 0.3 1 0 流動性 35 35 35 35 35 40 45 発塵性 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ 嵩密度(g/ml) 0.9 0.9 0.9 0.8 0.85 0.9 0.9 固化性 0 0 0 3 1 0 0 しみ出し性 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ 洗浄力(%) 85 85 85 81 83 86 87 溶解残渣(%) 0 0 0 3 1 0 0 すすぎ性 ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎破砕性 ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 注)Bla*は、残量を意味する。
【0026】
【表3】 表1(続き) 実施例 比較例組成(重量%) 16 1 2 3 必須成分 ノニオン界面活性剤 A−1 24 24 24 A−3 1 1 1粘土鉱物 B−1 5 5 5白色化剤 C−1 2 2 2 任意成分 吸油性担体 D−1 4 4 4 ゼオライト 30 30 30 30 亜硫酸曹 1 1 1 1 ソーダ灰 28 26 29 25 蛍光剤 0.2 0.2 0.2 0.2 酵素 1 1 1 1 香料 0.2 0.2 0.2 0.2 その他少量成分 Bla Bla* Bla Bla 評価結果 白色度 2 8 1 1 日焼け度 0 5 0 0 流動性 50 35 90 35 発塵性 ◎ ◎ ◎ ◎ 嵩密度(g/ml) 0.9 0.9 0.9 0.7 固化性 30 0 5 0 しみ出し性 △ ◎ × ◎ 洗浄力(%) 85 85 85 20 溶解残渣(%) 38 0 0 22 すすぎ性 ◎ ◎ ◎ ◎破砕性 ◎ × ◎ ◎ 注)Bla*は、残量を意味する。
【0027】なお、上記で説明した成分以外の上記表1
で使用した成分は、以下の通りである。 ゼオライト:結晶質アルミノ珪酸ナトリウム(水沢化学
(株)製) 亜硫曹:亜硫酸ナトリウム(神州化学(株)製、無水亜
硫酸曹達) ソーダ灰:重質炭酸ナトリウム(旭硝子(株)製、粒
灰) 蛍光剤:2:4,4´−ビス(2−スルホスチリル)ビ
フェニルジナトリウム(チバガイギー製、チノパールC
BS−X) 酵素:アルカリプロテアーゼ顆粒とアルカリリパーゼ顆
粒の7/2(重量比)の混合物(ノボノルディスク社
製、サビナーゼ12T/リポラーゼEX=7/2の混合
物) 香料は、以下の組成からなっている。
【0028】 香料組成 重量部 3,7−ジメチル−1,6−オクタジエン−3−オール 80 3,7−ジメチル−1,6−オクタジエン−3−イル−アセテート 60 3,7−ジメチル−6−オクテン−1−オール 40 β−フェニルエチルアルコール 50 p−tert−ブチルーα−メチルヒドロシンナミックアルデヒド 70 α−メチル−p−イソプロピルフェニルプロピオンアルデヒド 60 α−n−アミルシンナミックアルデヒド 20 α−n−ヘキシルシンナミックアルデヒド 60 7−アセチル−1,1,3,4,4,6− 80 ヘキサメチルテトラヒドロナフタレン 3−(5,5,6−トリメチル−ノルバルナン− 20 2−イル)シクロヘキサン−1−オール ベルトフィックス 30 2−エチル−4−(2,2,3−トリメチル−3− 10 シクロペンテ−1−イル)−2−ブタン−1−オール 10% α,α−ジメチル−p−エチルヒドロシンナミックアルデヒド 40 2,4−ジメチル−3−シクロヘキセン−1− 10 カルボキシアルデヒド cis−3−ヘキセノール 10 2−trans−3,7−ジメチル−2,6− 30 オクタジエン−1−オール n−デシルアルデヒド 5 10−ウンデセン−1−アール 5 メチルノニルアセトアルデヒド 5 4−(4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)−3− 30 シクロヘキセン−1−カルボキシアルデヒド ナフタレン−2−アセチル−1,2,3,4,6,7,8 30 −オクタヒドロ2,3,8,8−テトラメチル 5−(2−メチレン−6,6−ジメチル−シクロヘキシル) 50 −4−ペンテン−3−オン 2−メトキシ−4−プロペニルフェノール 20 アリルシクロヘキサンプロピオネート 10 6,7−ジヒドロ−1,1,2,3,3−ペンタメチル− 5 4(5H)−インダノン p−プロペニルフェニルメチルエーテル 5 メチル−2−アミノベンゾエート 5 レモンオイル 30 オレンジオイル 20 ラバンジンオイル 20 パチュリオイル 10 3,7−ジメチル−2,6−オクタジエナール 30 メチルジヒドロジャスモネート 50 沸点230度(1気圧)の香料成分が、全香料中に 66 占める割合(wt%)
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ノニオン界面活性剤及
び粘土鉱物を含有する粒状ノニオン洗剤組成物におい
て、酸化チタン、窒化ホウ素及び酸化亜鉛からなる群か
ら選択される化合物を使用することによって、高温下で
保存した時の洗剤粒子の白色度が向上するとともに、洗
剤製造時に、捏和物のベタツキが抑制され、このため、
破砕性が向上する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C11D 3/14 C11D 3/14 11/00 11/00 (72)発明者 阿部 誠治 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノニオン界面活性剤と、粘土鉱物と、酸
    化チタン、窒化ホウ素及び酸化亜鉛から選ばれた少なく
    とも一種の白色化剤とを含有することを特徴とする粒状
    ノニオン洗剤組成物。
  2. 【請求項2】 ノニオン界面活性剤と、粘土鉱物と、酸
    化チタン、窒化ホウ素及び酸化亜鉛から選ばれた少なく
    とも一種の白色化剤とを捏和・混合し、固形洗剤を形成
    した後、該固形洗剤を破砕することを特徴とする高嵩密
    度粒状ノニオン洗剤組成物の製造方法。
JP33235396A 1996-12-12 1996-12-12 粒状ノニオン洗剤組成物及びその製造方法 Pending JPH10168497A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000062077A (ko) * 1999-03-30 2000-10-25 이창진 한국에서 생산되는 견운모를 주성분으로 한 백토나 백토와 같은 종류의 토양물을 이용한 세제(비누와 그외)
JP2006182862A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Lion Corp 粒状洗剤組成物
JP2009126885A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Kao Corp 粒子の表面改質方法

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JP2006182862A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Lion Corp 粒状洗剤組成物
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