JPH10167552A - 枚葉物の振分け装置 - Google Patents
枚葉物の振分け装置Info
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- JPH10167552A JPH10167552A JP35242196A JP35242196A JPH10167552A JP H10167552 A JPH10167552 A JP H10167552A JP 35242196 A JP35242196 A JP 35242196A JP 35242196 A JP35242196 A JP 35242196A JP H10167552 A JPH10167552 A JP H10167552A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 切断された枚葉物を安定的に振分け可能とす
ること。 【解決手段】 枚葉物の振分け装置２０において、第１
通路１と第２通路２の分岐部に配置される振分けガイド
２１と、切断機１１と振分けガイド２１の間に配置され
て枚葉物の下面に接して該枚葉物に送り力を付与するよ
うに強制駆動されるサポートロール２２と、枚葉物を第
２通路２に振分けるとき、サポートロール２２に下面を
支えられている枚葉物の先端側上面に押込み力を付与す
る押込み装置２３とを有してなるもの。
ること。 【解決手段】 枚葉物の振分け装置２０において、第１
通路１と第２通路２の分岐部に配置される振分けガイド
２１と、切断機１１と振分けガイド２１の間に配置され
て枚葉物の下面に接して該枚葉物に送り力を付与するよ
うに強制駆動されるサポートロール２２と、枚葉物を第
２通路２に振分けるとき、サポートロール２２に下面を
支えられている枚葉物の先端側上面に押込み力を付与す
る押込み装置２３とを有してなるもの。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、板紙、プラスチッ
クシート、金属シート等の枚葉物の振分け装置に関す
る。
クシート、金属シート等の枚葉物の振分け装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、連続シートを切断機により切断し
て枚葉物を得るシート処理ラインでは、枚葉物の不良品
をリジェクトしたり、サンプル品を採取するため、特開
昭60-258059 号公報に記載の如くの振分け装置を用いて
いる。
て枚葉物を得るシート処理ラインでは、枚葉物の不良品
をリジェクトしたり、サンプル品を採取するため、特開
昭60-258059 号公報に記載の如くの振分け装置を用いて
いる。
【０００３】特開昭60-258059 号公報に記載の振分け装
置では、第１通路（パスライン）と第２通路（リジェク
トライン）の分岐部に振分けガイドを設けている。振分
けガイドは、枚葉物の通常搬送時には第１通路の下部に
伏して枚葉物を第１通路にガイドし、枚葉物のリジェク
ト時には第１通路を遮るように起き上がって枚葉物を第
２通路にガイドする。
置では、第１通路（パスライン）と第２通路（リジェク
トライン）の分岐部に振分けガイドを設けている。振分
けガイドは、枚葉物の通常搬送時には第１通路の下部に
伏して枚葉物を第１通路にガイドし、枚葉物のリジェク
ト時には第１通路を遮るように起き上がって枚葉物を第
２通路にガイドする。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、枚葉物を第２通路に振分けるとき、切断機の側か
ら送り出されてくる枚葉物がその慣性力で走行してくる
走行直進方向の前面に振分けガイドが待ち受けるものと
なる。このため、枚葉物は走行直進状態のまま、これを
遮る振分けガイドに衝撃的に衝突する結果、腰折れを生
じ、ジャミングを引き起こす虞れがある。
では、枚葉物を第２通路に振分けるとき、切断機の側か
ら送り出されてくる枚葉物がその慣性力で走行してくる
走行直進方向の前面に振分けガイドが待ち受けるものと
なる。このため、枚葉物は走行直進状態のまま、これを
遮る振分けガイドに衝撃的に衝突する結果、腰折れを生
じ、ジャミングを引き起こす虞れがある。
【０００５】また、リジェクトゲートを切断機後段の増
速コンベア領域内に設けられた従来技術では、リジェク
ト対象の枚葉物を第２通路にガイドするに際して、後続
の枚葉物がリジェクト枚葉物に重なってこないようにす
るべく、少なくとも枚葉物一枚分の間隔をゲートの手前
（切断機とゲートの間）に設ける必要があった。
速コンベア領域内に設けられた従来技術では、リジェク
ト対象の枚葉物を第２通路にガイドするに際して、後続
の枚葉物がリジェクト枚葉物に重なってこないようにす
るべく、少なくとも枚葉物一枚分の間隔をゲートの手前
（切断機とゲートの間）に設ける必要があった。
【０００６】本発明の課題は、切断された枚葉物を安定
的に振分け可能とすることにある。
的に振分け可能とすることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
は、切断機の出側に設置され、切断機により切断された
枚葉物を、該切断機からの枚葉物送り出し方向に沿う第
１通路と、該第１通路から分岐する第２通路とに振分け
る枚葉物の振分け装置において、第１通路の下部で、第
１通路と第２通路の分岐部に配置され、枚葉物を第１通
路にガイドする第１ガイド面と、枚葉物を第２通路にガ
イドする第２ガイド面とを備える振分けガイドと、第１
通路の下部で、切断機と振分けガイドの間に配置され、
枚葉物の下面に接して該枚葉物に送り力を付与するよう
に強制駆動されるサポートロールと、第１通路の上部
で、サポートロールと振分けガイドの間に配置され、枚
葉物を第２通路に振分けるとき、サポートロールに下面
を支えられている該枚葉物の先端部を振分けガイドの第
２ガイド面側に進入せしめるように該枚葉物の先端側上
面に押込み力を付与する押込み装置とを有してなるよう
にしたものである。
は、切断機の出側に設置され、切断機により切断された
枚葉物を、該切断機からの枚葉物送り出し方向に沿う第
１通路と、該第１通路から分岐する第２通路とに振分け
る枚葉物の振分け装置において、第１通路の下部で、第
１通路と第２通路の分岐部に配置され、枚葉物を第１通
路にガイドする第１ガイド面と、枚葉物を第２通路にガ
イドする第２ガイド面とを備える振分けガイドと、第１
通路の下部で、切断機と振分けガイドの間に配置され、
枚葉物の下面に接して該枚葉物に送り力を付与するよう
に強制駆動されるサポートロールと、第１通路の上部
で、サポートロールと振分けガイドの間に配置され、枚
葉物を第２通路に振分けるとき、サポートロールに下面
を支えられている該枚葉物の先端部を振分けガイドの第
２ガイド面側に進入せしめるように該枚葉物の先端側上
面に押込み力を付与する押込み装置とを有してなるよう
にしたものである。
【０００８】請求項２に記載の本発明は、請求項１に記
載の本発明において更に、前記押込み装置が、第１通路
の上部に配置され、枚葉物を第２通路に振分けるとき、
枚葉物の先端側上面に圧縮エアを吹付ける押込みエアノ
ズルからなるようにしたものである。
載の本発明において更に、前記押込み装置が、第１通路
の上部に配置され、枚葉物を第２通路に振分けるとき、
枚葉物の先端側上面に圧縮エアを吹付ける押込みエアノ
ズルからなるようにしたものである。
【０００９】請求項３に記載の本発明は、請求項１に記
載の本発明において更に、前記押込み装置が、第１通路
の上部に配置され、枚葉物を第２通路に振分けるとき、
第１通路に侵入して枚葉物の先端側上面を第２通路側に
ガイドする押込みガイドからなるようにしたものであ
る。
載の本発明において更に、前記押込み装置が、第１通路
の上部に配置され、枚葉物を第２通路に振分けるとき、
第１通路に侵入して枚葉物の先端側上面を第２通路側に
ガイドする押込みガイドからなるようにしたものであ
る。
【００１０】請求項４に記載の本発明は、請求項１に記
載の本発明において更に、前記押込み装置が、第１通路
の上部に配置され、枚葉物を第２通路に振分けるとき、
枚葉物の先端側上面をたたきつける押込みロールからな
るようにしたものである。
載の本発明において更に、前記押込み装置が、第１通路
の上部に配置され、枚葉物を第２通路に振分けるとき、
枚葉物の先端側上面をたたきつける押込みロールからな
るようにしたものである。
【００１１】本発明によれば、以下の如くの作用があ
る。 枚葉物を第２通路に振分けるとき、切断機の側から送
り出されてくる枚葉物は、サポートロールにその下面を
支えられた状態で、押込み装置によりその先端側上面に
押込み力を付与され、その先端部が振分けガイドの第２
ガイド面側に進入するように安定確実に屈曲せしめられ
る。これにより、枚葉物は走行方向を切断機から送り出
されてくる直進方向から第２通路寄りに曲げられて振分
けガイドの第２ガイド面に送り込み開始されるものとな
り、該第２ガイド面に衝撃的に衝突することがない。
る。 枚葉物を第２通路に振分けるとき、切断機の側から送
り出されてくる枚葉物は、サポートロールにその下面を
支えられた状態で、押込み装置によりその先端側上面に
押込み力を付与され、その先端部が振分けガイドの第２
ガイド面側に進入するように安定確実に屈曲せしめられ
る。これにより、枚葉物は走行方向を切断機から送り出
されてくる直進方向から第２通路寄りに曲げられて振分
けガイドの第２ガイド面に送り込み開始されるものとな
り、該第２ガイド面に衝撃的に衝突することがない。
【００１２】枚葉物が上記を経て振分けガイドの第
２ガイド面に送り込まれた後、枚葉物の中間部はサポー
トロールにその下面を支えられて、その下面に沿う送り
力を付与される。これにより、枚葉物は中間部を支えら
れて送り力を付与されながら、先端部を振分けガイドの
第２ガイド面に滑らせて強制的に送り込み続けられる。
２ガイド面に送り込まれた後、枚葉物の中間部はサポー
トロールにその下面を支えられて、その下面に沿う送り
力を付与される。これにより、枚葉物は中間部を支えら
れて送り力を付与されながら、先端部を振分けガイドの
第２ガイド面に滑らせて強制的に送り込み続けられる。
【００１３】枚葉物は、上記により振分けガイドの
第２ガイド面に衝撃的に衝突することなく送り込み開始
され、上記により中間部を支えられながら強制的に送
り込み続けられる。これにより、枚葉物は、第２通路に
振分けられるに際し、腰折れを生ずることなく、ジャミ
ングを引き起こすことがない。
第２ガイド面に衝撃的に衝突することなく送り込み開始
され、上記により中間部を支えられながら強制的に送
り込み続けられる。これにより、枚葉物は、第２通路に
振分けられるに際し、腰折れを生ずることなく、ジャミ
ングを引き起こすことがない。
【００１４】尚、前述した如く、リジェクトゲートを切
断機後段の増速コンベア領域内に設けられた従来技術で
は、リジェクト対象の枚葉物を第２通路にガイドするに
際して、後続の枚葉物がリジェクト枚葉物に重なってこ
ないようにするべく、少なくとも枚葉物一枚分の間隔を
ゲートの手前（切断機とゲートの間）に設ける必要があ
った。本発明では、その分が不要であり、切断機全長を
短くできる。
断機後段の増速コンベア領域内に設けられた従来技術で
は、リジェクト対象の枚葉物を第２通路にガイドするに
際して、後続の枚葉物がリジェクト枚葉物に重なってこ
ないようにするべく、少なくとも枚葉物一枚分の間隔を
ゲートの手前（切断機とゲートの間）に設ける必要があ
った。本発明では、その分が不要であり、切断機全長を
短くできる。
【００１５】
【発明の実施の形態】図１は第１実施形態を示す模式
図、図２は第２実施形態を示す模式図、図３は第３実施
形態を示す模式図である。
図、図２は第２実施形態を示す模式図、図３は第３実施
形態を示す模式図である。
【００１６】（第１実施形態）（図１） 図１は、連続シート処理ラインの一部であり、連続シー
ト送り装置（不図示）により送給されてくる連続シート
は、切断機１１により切断されて枚葉物（Ｓ）となる。
切断された枚葉物は、切断機１１の出側に設置されてい
る上下のガイドプレート１２Ａ、１２Ｂが形成する送り
出し通路１３を経て、振分け装置２０により、送り出し
通路１３が規制する枚葉物送り出し方向に沿う第１通路
１と、第１通路１から分岐する第２通路２とに振分けら
れる。
ト送り装置（不図示）により送給されてくる連続シート
は、切断機１１により切断されて枚葉物（Ｓ）となる。
切断された枚葉物は、切断機１１の出側に設置されてい
る上下のガイドプレート１２Ａ、１２Ｂが形成する送り
出し通路１３を経て、振分け装置２０により、送り出し
通路１３が規制する枚葉物送り出し方向に沿う第１通路
１と、第１通路１から分岐する第２通路２とに振分けら
れる。
【００１７】本実施形態では、第１通路１は良品のパス
ラインであり、上下のコンベヤ１４Ａ、１４Ｂにて形成
される。第２通路２は不良品のリジェクトラインであ
り、ガイドプレート１５Ａ、１５Ｂにて形成され、ガイ
ドプレート１５Ａ、１５Ｂの下方にリジェクトボックス
１６を備える。
ラインであり、上下のコンベヤ１４Ａ、１４Ｂにて形成
される。第２通路２は不良品のリジェクトラインであ
り、ガイドプレート１５Ａ、１５Ｂにて形成され、ガイ
ドプレート１５Ａ、１５Ｂの下方にリジェクトボックス
１６を備える。
【００１８】振分け装置２０は、振分けガイド２１と、
サポートロール２２と、押込みエアノズル２３（押込み
装置）とを有して構成されている。
サポートロール２２と、押込みエアノズル２３（押込み
装置）とを有して構成されている。
【００１９】振分けガイド２１は、第１通路１の下部
で、第１通路１と第２通路２の分岐部に配置され、枚葉
物を第１通路１にガイドする第１ガイド面２１Ａと、枚
葉物を第２通路２にガイドする第２ガイド面２１Ｂとを
備える。振分けガイド２１は、振分け制御部により制御
されて通常作業位置とリジェクト作業位置とに切換設定
されるように揺動でき、(a) 通常作業位置では第２ガイ
ド面２１Ｂを第１通路１の下位に伏せて枚葉物を第１ガ
イド面２１Ａにのせて第１通路１にガイドし、(b) リジ
ェクト作業位置では第２ガイド面２１Ｂを第１通路１の
上位に起こして枚葉物を第２ガイド面２１Ｂにより第２
通路２にガイドする。
で、第１通路１と第２通路２の分岐部に配置され、枚葉
物を第１通路１にガイドする第１ガイド面２１Ａと、枚
葉物を第２通路２にガイドする第２ガイド面２１Ｂとを
備える。振分けガイド２１は、振分け制御部により制御
されて通常作業位置とリジェクト作業位置とに切換設定
されるように揺動でき、(a) 通常作業位置では第２ガイ
ド面２１Ｂを第１通路１の下位に伏せて枚葉物を第１ガ
イド面２１Ａにのせて第１通路１にガイドし、(b) リジ
ェクト作業位置では第２ガイド面２１Ｂを第１通路１の
上位に起こして枚葉物を第２ガイド面２１Ｂにより第２
通路２にガイドする。
【００２０】サポートロール２２は、第１通路１の下部
で、切断機１１と振分けガイド２１の間に配置され、下
ガイドプレート１２Ｂから出てくる枚葉物の下面に接し
て該枚葉物に送り力を付与するように強制駆動される。
で、切断機１１と振分けガイド２１の間に配置され、下
ガイドプレート１２Ｂから出てくる枚葉物の下面に接し
て該枚葉物に送り力を付与するように強制駆動される。
【００２１】押込みエアノズル２３は、第１通路１の上
部で、サポートロール２２と振分けガイド２１の間に配
置される。押込みエアノズル２３は、振分け制御部によ
り制御され、枚葉物を第２通路２に振分けるとき、枚葉
物の先端側上面に圧縮エアを吹付ける。これにより、押
込みエアノズル２３は、サポートロール２２に下面を支
えられている枚葉物の先端部を振分けガイド２１の第２
ガイド面２１Ｂ側に進入せしめるように、該枚葉物の先
端側上面に押込み力を付与する。
部で、サポートロール２２と振分けガイド２１の間に配
置される。押込みエアノズル２３は、振分け制御部によ
り制御され、枚葉物を第２通路２に振分けるとき、枚葉
物の先端側上面に圧縮エアを吹付ける。これにより、押
込みエアノズル２３は、サポートロール２２に下面を支
えられている枚葉物の先端部を振分けガイド２１の第２
ガイド面２１Ｂ側に進入せしめるように、該枚葉物の先
端側上面に押込み力を付与する。
【００２２】振分け装置２０による振分け動作は以下の
如くなされる。 (A) 通常動作 振分け制御部により振分けガイド２１を通常作業位置に
設定し、押込みエアノズル２３を休止する。これによ
り、切断機１１で切断された枚葉物は、ガイドプレート
１２Ａ、１２Ｂの送り出し通路１３、サポートロール２
２を経た後、振分けガイド２１の第１ガイド面２１Ａに
のって第１通路１にガイドされる。
如くなされる。 (A) 通常動作 振分け制御部により振分けガイド２１を通常作業位置に
設定し、押込みエアノズル２３を休止する。これによ
り、切断機１１で切断された枚葉物は、ガイドプレート
１２Ａ、１２Ｂの送り出し通路１３、サポートロール２
２を経た後、振分けガイド２１の第１ガイド面２１Ａに
のって第１通路１にガイドされる。
【００２３】(B) リジェクト動作 振分け制御部により振分けガイド２１をリジェクト作業
位置に設定し、押込みエアノズル２３から圧縮エアを吹
出させる。これにより、切断機１１で切断された枚葉物
は、ガイドプレート１２Ａ、１２Ｂの送り出し通路１３
を経た後、サポートロール２２により下面を支えられた
状態で、押込みエアノズル２３によりその先端側上面に
圧縮エアを吹付けられ、その先端部を送り出し通路１３
が規制する枚葉物送り出し方向から第２通路２の側に曲
げられて振分けガイド２１の第２ガイド面２１Ｂに送り
込み開始せしめられる。更に、枚葉物はサポートロール
２２により中間部を支えられて送り力を付与されなが
ら、その先端部を振分けガイド２１の第２ガイド面２１
Ｂに滑らせて強制的に第２通路２に送り込まれる。
位置に設定し、押込みエアノズル２３から圧縮エアを吹
出させる。これにより、切断機１１で切断された枚葉物
は、ガイドプレート１２Ａ、１２Ｂの送り出し通路１３
を経た後、サポートロール２２により下面を支えられた
状態で、押込みエアノズル２３によりその先端側上面に
圧縮エアを吹付けられ、その先端部を送り出し通路１３
が規制する枚葉物送り出し方向から第２通路２の側に曲
げられて振分けガイド２１の第２ガイド面２１Ｂに送り
込み開始せしめられる。更に、枚葉物はサポートロール
２２により中間部を支えられて送り力を付与されなが
ら、その先端部を振分けガイド２１の第２ガイド面２１
Ｂに滑らせて強制的に第２通路２に送り込まれる。
【００２４】従って、本実施形態によれば、以下の如く
の作用がある。 枚葉物を第２通路２に振分けるとき、切断機１１の側
から送り出されてくる枚葉物は、サポートロール２２に
その下面を支えられた状態で、押込みエアノズル２３に
よりその先端側上面に押込み力を付与され、その先端部
が振分けガイド２１の第２ガイド面２１Ｂ側に進入する
ように安定確実に屈曲せしめられる。これにより、枚葉
物は走行方向を切断機１１から送り出されてくる直進方
向から第２通路２寄りに曲げられて振分けガイドの第２
ガイド面２１Ｂに送り込み開始されるものとなり、該第
２ガイド面２１Ｂに衝撃的に衝突することがない。
の作用がある。 枚葉物を第２通路２に振分けるとき、切断機１１の側
から送り出されてくる枚葉物は、サポートロール２２に
その下面を支えられた状態で、押込みエアノズル２３に
よりその先端側上面に押込み力を付与され、その先端部
が振分けガイド２１の第２ガイド面２１Ｂ側に進入する
ように安定確実に屈曲せしめられる。これにより、枚葉
物は走行方向を切断機１１から送り出されてくる直進方
向から第２通路２寄りに曲げられて振分けガイドの第２
ガイド面２１Ｂに送り込み開始されるものとなり、該第
２ガイド面２１Ｂに衝撃的に衝突することがない。
【００２５】枚葉物が上記を経て振分けガイドの第
２ガイド面２１Ｂに送り込まれた後、枚葉物の中間部は
サポートロール２２にその下面を支えられて、その下面
に沿う送り力を付与される。これにより、枚葉物は中間
部を支えられて送り力を付与されながら、先端部を振分
けガイドの第２ガイド面２１Ｂに滑らせて強制的に送り
込み続けられる。
２ガイド面２１Ｂに送り込まれた後、枚葉物の中間部は
サポートロール２２にその下面を支えられて、その下面
に沿う送り力を付与される。これにより、枚葉物は中間
部を支えられて送り力を付与されながら、先端部を振分
けガイドの第２ガイド面２１Ｂに滑らせて強制的に送り
込み続けられる。
【００２６】枚葉物は、上記により振分けガイドの
第２ガイド面２１Ｂに衝撃的に衝突することなく送り込
み開始され、上記により中間部を支えられながら強制
的に送り込み続けられる。これにより、枚葉物は、第２
通路２に振分けられるに際し、腰折れを生ずることな
く、ジャミングを引き起こすことがない。
第２ガイド面２１Ｂに衝撃的に衝突することなく送り込
み開始され、上記により中間部を支えられながら強制
的に送り込み続けられる。これにより、枚葉物は、第２
通路２に振分けられるに際し、腰折れを生ずることな
く、ジャミングを引き起こすことがない。
【００２７】（第２実施形態）（図２） 第２実施形態が第１実施形態と異なる点は、押込み装置
として押込みガイド３１を用いたことにある。
として押込みガイド３１を用いたことにある。
【００２８】押込みガイド３１は、第１通路１の上部に
配置され、枚葉物を第２通路２に振分けるとき、第１通
路１に侵入して枚葉物の先端側上面を第２通路２の側に
ガイドするガイド面３１Ａを備える。押込みガイド３１
は振分け制御部により制御されて通常作業位置とリジェ
クト作業位置とに切換設定されるように揺動でき、(a)
通常作業位置ではガイド面３１Ａを第１通路１の上位に
待機させ、(b) リジェクト作業位置ではガイド面３１Ａ
を第１通路１に侵入せしめる。
配置され、枚葉物を第２通路２に振分けるとき、第１通
路１に侵入して枚葉物の先端側上面を第２通路２の側に
ガイドするガイド面３１Ａを備える。押込みガイド３１
は振分け制御部により制御されて通常作業位置とリジェ
クト作業位置とに切換設定されるように揺動でき、(a)
通常作業位置ではガイド面３１Ａを第１通路１の上位に
待機させ、(b) リジェクト作業位置ではガイド面３１Ａ
を第１通路１に侵入せしめる。
【００２９】（第３実施形態）（図３） 第３実施形態が第１実施形態と異なる点は、振分けガイ
ド４１として揺動型でない固定型のものを用いたこと、
押込み装置として押込みロール４２を用いたことにあ
る。
ド４１として揺動型でない固定型のものを用いたこと、
押込み装置として押込みロール４２を用いたことにあ
る。
【００３０】振分けガイド４１は、第１通路１の下部
で、第１通路１と第２通路２の分岐部に配置され、枚葉
物を第１通路１にガイドする第１ガイド面４１Ａと、枚
葉物を第２通路２にガイドする第２ガイド面４１Ｂとを
備える。
で、第１通路１と第２通路２の分岐部に配置され、枚葉
物を第１通路１にガイドする第１ガイド面４１Ａと、枚
葉物を第２通路２にガイドする第２ガイド面４１Ｂとを
備える。
【００３１】押込みロール４２は、第１通路１の上部に
配置され、枚葉物を第２通路２に振分けるとき、枚葉物
の先端側上面をたたきつける。押込みロール４２は、サ
ーボモータにて駆動されるクランク軸４３に一体のクラ
ンクアーム４４に回転自在に支持される。振分け制御部
は、(a) 通常動作時には、押込みロール４２をクランク
上死点に待機せしめ、(b) リジェクト動作時には、枚葉
物の先端部がサポートロール２２上に進入した時点で、
押込みロール４２が同期して枚葉物の先端部を第２通路
２の側に押込むように、クランク軸４３を１回転毎に制
御する。
配置され、枚葉物を第２通路２に振分けるとき、枚葉物
の先端側上面をたたきつける。押込みロール４２は、サ
ーボモータにて駆動されるクランク軸４３に一体のクラ
ンクアーム４４に回転自在に支持される。振分け制御部
は、(a) 通常動作時には、押込みロール４２をクランク
上死点に待機せしめ、(b) リジェクト動作時には、枚葉
物の先端部がサポートロール２２上に進入した時点で、
押込みロール４２が同期して枚葉物の先端部を第２通路
２の側に押込むように、クランク軸４３を１回転毎に制
御する。
【００３２】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明は枚葉物のリジェクトラインだけでなく、サンプル
採取ライン等にも適用できる。
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明は枚葉物のリジェクトラインだけでなく、サンプル
採取ライン等にも適用できる。
【００３３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、切断され
た枚葉物を安定的に振分け可能とすることができる。
た枚葉物を安定的に振分け可能とすることができる。
【図１】図１は第１実施形態を示す模式図である。
【図２】図２は第２実施形態を示す模式図である。
【図３】図３は第３実施形態を示す模式図である。
Ｓ 枚葉物 １１ 切断機 ２０ 振分け装置 ２１ 振分けガイド ２１Ａ 第１ガイド面 ２１Ｂ 第２ガイド面 ２２ サポートロール ２３ 押込みエアノズル ３１ 押込みガイド ４１ 振分けガイド ４２ 押込みロール
Claims (4)
- 【請求項１】 切断機の出側に設置され、切断機により
切断された枚葉物を、該切断機からの枚葉物送り出し方
向に沿う第１通路と、該第１通路から分岐する第２通路
とに振分ける枚葉物の振分け装置において、 第１通路の下部で、第１通路と第２通路の分岐部に配置
され、枚葉物を第１通路にガイドする第１ガイド面と、
枚葉物を第２通路にガイドする第２ガイド面とを備える
振分けガイドと、 第１通路の下部で、切断機と振分けガイドの間に配置さ
れ、枚葉物の下面に接して該枚葉物に送り力を付与する
ように強制駆動されるサポートロールと、第１通路の上
部で、サポートロールと振分けガイドの間に配置され、
枚葉物を第２通路に振分けるとき、サポートロールに下
面を支えられている該枚葉物の先端部を振分けガイドの
第２ガイド面側に進入せしめるように該枚葉物の先端側
上面に押込み力を付与する押込み装置とを有してなるこ
とを特徴とする枚葉物の振分け装置。 - 【請求項２】 前記押込み装置が、第１通路の上部に配
置され、枚葉物を第２通路に振分けるとき、枚葉物の先
端側上面に圧縮エアを吹付ける押込みエアノズルからな
る請求項１記載の枚葉物の振分け装置。 - 【請求項３】 前記押込み装置が、第１通路の上部に配
置され、枚葉物を第２通路に振分けるとき、第１通路に
侵入して枚葉物の先端側上面を第２通路側にガイドする
押込みガイドからなる請求項１記載の枚葉物の振分け装
置。 - 【請求項４】 前記押込み装置が、第１通路の上部に配
置され、枚葉物を第２通路に振分けるとき、枚葉物の先
端側上面をたたきつける押込みロールからなる請求項１
記載の枚葉物の振分け装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35242196A JPH10167552A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 枚葉物の振分け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35242196A JPH10167552A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 枚葉物の振分け装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10167552A true JPH10167552A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18423970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35242196A Pending JPH10167552A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 枚葉物の振分け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10167552A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013083020A (ja) * | 2011-10-12 | 2013-05-09 | Duplo Seiko Corp | 抄紙装置 |
| CN104616393A (zh) * | 2015-01-19 | 2015-05-13 | 哈尔滨市君诚信电子有限公司 | 扫描仪分拣机构 |
-
1996
- 1996-12-13 JP JP35242196A patent/JPH10167552A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013083020A (ja) * | 2011-10-12 | 2013-05-09 | Duplo Seiko Corp | 抄紙装置 |
| CN104616393A (zh) * | 2015-01-19 | 2015-05-13 | 哈尔滨市君诚信电子有限公司 | 扫描仪分拣机构 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010821 |