JPH10167186A - ソーラーパネルによる帆装ヨットの補助帆走装置 - Google Patents
ソーラーパネルによる帆装ヨットの補助帆走装置Info
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- JPH10167186A JPH10167186A JP8324330A JP32433096A JPH10167186A JP H10167186 A JPH10167186 A JP H10167186A JP 8324330 A JP8324330 A JP 8324330A JP 32433096 A JP32433096 A JP 32433096A JP H10167186 A JPH10167186 A JP H10167186A
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- solar
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- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S30/00—Arrangements for moving or orienting solar heat collector modules
- F24S30/40—Arrangements for moving or orienting solar heat collector modules for rotary movement
- F24S30/48—Arrangements for moving or orienting solar heat collector modules for rotary movement with three or more rotation axes or with multiple degrees of freedom
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
- Y02E10/47—Mountings or tracking
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- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 効率良く太陽光発電を行わせることができ、
しかも、太陽光が少ない場合や太陽光の無い夜間などの
場合でも補助動力として利用できるヨット用ソーラーシ
ステムを提供する。 【解決手段】 デッキに軸受13を設け、その軸受13
により船体に対して垂直、かつ、旋回可能に立設した支
柱11に、枠体に支持させた太陽電池モジュールを係合
金具を介して回動自在、かつ、着脱自在に取り付ける。
このようにすることにより、太陽電池モジュールを太陽
の方向に向け、かつ、太陽の高度に合わせてその傾きを
調節し効率良く発電できるようにする。そして、曇りや
夜間など太陽光が少ない場合や無い場合は、枠体に支持
させた太陽電池モジュールで風力を受けるようにして、
補助動力として利用できるヨット用ソーラーシステムを
提供する。
しかも、太陽光が少ない場合や太陽光の無い夜間などの
場合でも補助動力として利用できるヨット用ソーラーシ
ステムを提供する。 【解決手段】 デッキに軸受13を設け、その軸受13
により船体に対して垂直、かつ、旋回可能に立設した支
柱11に、枠体に支持させた太陽電池モジュールを係合
金具を介して回動自在、かつ、着脱自在に取り付ける。
このようにすることにより、太陽電池モジュールを太陽
の方向に向け、かつ、太陽の高度に合わせてその傾きを
調節し効率良く発電できるようにする。そして、曇りや
夜間など太陽光が少ない場合や無い場合は、枠体に支持
させた太陽電池モジュールで風力を受けるようにして、
補助動力として利用できるヨット用ソーラーシステムを
提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、船体に設けたソ
ーラーパネルに効率良く太陽光発電を行わせ、かつ、補
助の帆走としても使用できるようにしたソーラーパネル
による帆装ヨットの補助帆走装置に関するものである。
ーラーパネルに効率良く太陽光発電を行わせ、かつ、補
助の帆走としても使用できるようにしたソーラーパネル
による帆装ヨットの補助帆走装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】太陽電池は、エンジン付発電機などのよ
うに燃料を必要とせず、太陽光があれば発電できるとい
うものである。
うに燃料を必要とせず、太陽光があれば発電できるとい
うものである。
【0003】そのため、スペースの限られた例えば、小
型のヨット、つまり、帆装ヨットなどでは、風力の弱い
際の補助動力として使用することが試みられている。
型のヨット、つまり、帆装ヨットなどでは、風力の弱い
際の補助動力として使用することが試みられている。
【0004】例えば、図9の(イ)に示すように、太陽
電池モジュール1を直接船体に張りつけたり、また、
(ロ)に示すように、枠2に支持させて舷側に取り付け
たり、あるいは、デッキに置き、それらの電池を電動モ
ータによる船外機などに接続することにより、補助動力
として用いることが考えられている。
電池モジュール1を直接船体に張りつけたり、また、
(ロ)に示すように、枠2に支持させて舷側に取り付け
たり、あるいは、デッキに置き、それらの電池を電動モ
ータによる船外機などに接続することにより、補助動力
として用いることが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように補助動力として太陽電池を用いる場合、ヨット
は、風力を受けて走行するものなので、船体はいつも太
陽の方向に向いているわけではない。
ように補助動力として太陽電池を用いる場合、ヨット
は、風力を受けて走行するものなので、船体はいつも太
陽の方向に向いているわけではない。
【0006】そのため、上記の太陽電池モジュールを船
体に張りつけるものでは、船体の広い範囲に多数の太陽
電池モジュールを配する必要があり、効率が悪い。
体に張りつけるものでは、船体の広い範囲に多数の太陽
電池モジュールを配する必要があり、効率が悪い。
【0007】一方、枠に支持させて舷側に取り付けるよ
うにしたものでは、取り付け場所を変えて太陽電池を太
陽の方向に向けることができるが、その際、舷側に取り
つけられた枠を一旦外して取り付け直さなければならな
いため、その移動作業が大変である。
うにしたものでは、取り付け場所を変えて太陽電池を太
陽の方向に向けることができるが、その際、舷側に取り
つけられた枠を一旦外して取り付け直さなければならな
いため、その移動作業が大変である。
【0008】同様に、デッキに置けるようにしたもので
も太陽の向きに応じてデッキ上を移動させなければ発電
効率が低下するため、移動が大変である。
も太陽の向きに応じてデッキ上を移動させなければ発電
効率が低下するため、移動が大変である。
【0009】さらに、こうして太陽電池モジュールを太
陽の方向に向けることができるようにしても、曇りや夜
間など太陽光が少ない場合や無い場合には発電効率が低
下するため、補助動力として利用できないという問題も
ある。
陽の方向に向けることができるようにしても、曇りや夜
間など太陽光が少ない場合や無い場合には発電効率が低
下するため、補助動力として利用できないという問題も
ある。
【0010】そこで、この発明の課題は、太陽発電を効
率良く行わせることができ、しかも、太陽光が少ない場
合や無い場合でも補助動力として利用できるようにする
ことである。
率良く行わせることができ、しかも、太陽光が少ない場
合や無い場合でも補助動力として利用できるようにする
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の発明では、船体に対して垂直、かつ、旋
回可能に立設される支柱と、その支柱に取り付けられる
複数の太陽電池モジュールが嵌入された枠体とからな
り、上記枠体が支柱の先端に設けられた係合金具を介し
て回動自在、かつ、着脱自在に支持された構成を採用
し、複数の太陽電池モジュールを枠体に嵌入することに
より、パネル状に支持されるようにする。このようなパ
ネル状の枠体は、係合金具で支柱に取り付けると、支柱
を旋回させてパネルのモジュールを太陽の方向に向ける
ことができる。また、係合金具によりパネルのモジュー
ルを例えば前後方向に回動させると、その傾きを太陽の
高度に合わせて調節することができるため、太陽光を効
率良く受光させて発電効率を向上させることができる。
め、請求項1の発明では、船体に対して垂直、かつ、旋
回可能に立設される支柱と、その支柱に取り付けられる
複数の太陽電池モジュールが嵌入された枠体とからな
り、上記枠体が支柱の先端に設けられた係合金具を介し
て回動自在、かつ、着脱自在に支持された構成を採用
し、複数の太陽電池モジュールを枠体に嵌入することに
より、パネル状に支持されるようにする。このようなパ
ネル状の枠体は、係合金具で支柱に取り付けると、支柱
を旋回させてパネルのモジュールを太陽の方向に向ける
ことができる。また、係合金具によりパネルのモジュー
ルを例えば前後方向に回動させると、その傾きを太陽の
高度に合わせて調節することができるため、太陽光を効
率良く受光させて発電効率を向上させることができる。
【0012】一方、パネル状の太陽電池モジュールは、
船体に対して垂直な支柱に取り付けられることにより、
帆と同じように風力を受けることができるため、例え
ば、曇りや夜間など太陽光が少ない場合や無い場合でも
風力を受けて船を動かす補助動力として使用することが
できる。このとき、前記パネルは、支柱を旋回させ、係
合金具により傾きを変えることにより、風向きに合わせ
て最適な方向を選ぶことができる。
船体に対して垂直な支柱に取り付けられることにより、
帆と同じように風力を受けることができるため、例え
ば、曇りや夜間など太陽光が少ない場合や無い場合でも
風力を受けて船を動かす補助動力として使用することが
できる。このとき、前記パネルは、支柱を旋回させ、係
合金具により傾きを変えることにより、風向きに合わせ
て最適な方向を選ぶことができる。
【0013】さらに、風が強い場合には、係合金具によ
って前記パネルを支柱から取り外せば、破損を防止する
ことができる。
って前記パネルを支柱から取り外せば、破損を防止する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【0015】図1乃至図6に、第1実施形態として係合
金具10にクランプレバー付のボール軸受を用いた補助
帆走装置Aを示す。
金具10にクランプレバー付のボール軸受を用いた補助
帆走装置Aを示す。
【0016】補助帆走装置Aは、図2及び図3に示すよ
うに、支柱11とその支柱11の先端に係合金具10を
介して取り付けられる枠体12とからなり、前記枠体1
2には、太陽電池モジュール1が取り付けられている。
うに、支柱11とその支柱11の先端に係合金具10を
介して取り付けられる枠体12とからなり、前記枠体1
2には、太陽電池モジュール1が取り付けられている。
【0017】支柱11は、この形態の場合、図1に示す
ように後方のデッキに軸受13を設け、船体に対して垂
直、かつ、旋回可能に立設されている。
ように後方のデッキに軸受13を設け、船体に対して垂
直、かつ、旋回可能に立設されている。
【0018】支柱11は、この物の場合、中程から折り
曲げられて、枠体12を垂直に支持できるようになって
いる。また、その先端には、係合金具10として上述し
たようにクランプレバー付のボール軸受が取り付けられ
ている。
曲げられて、枠体12を垂直に支持できるようになって
いる。また、その先端には、係合金具10として上述し
たようにクランプレバー付のボール軸受が取り付けられ
ている。
【0019】この軸受は、図4に示すように、鋼球14
とその鋼球14を支持するホルダー部15からなり、前
記ホルダー部15には、鋼球14を固定するための係止
機構16が設けられている。
とその鋼球14を支持するホルダー部15からなり、前
記ホルダー部15には、鋼球14を固定するための係止
機構16が設けられている。
【0020】すなわち、前記ホルダー部15は、図4に
示すように、鋼球14の上方に当接するようにリング状
に形成された圧着部17と鋼球14の下方に設けられた
孔に嵌入される圧接部材18で構成されている。前記圧
接部材18は、上部に凹部19が形成され、鋼球14の
球面と嵌合するようになっている。また、下部には傾斜
部20が形成され、クランブレバー21と係合するよう
になっている。そして、クランプレバー21が回動して
傾斜部20に当接すると、圧接部材18が押し上げら
れ、押し上げられた鋼球14は、圧着部17に圧接して
固定される。
示すように、鋼球14の上方に当接するようにリング状
に形成された圧着部17と鋼球14の下方に設けられた
孔に嵌入される圧接部材18で構成されている。前記圧
接部材18は、上部に凹部19が形成され、鋼球14の
球面と嵌合するようになっている。また、下部には傾斜
部20が形成され、クランブレバー21と係合するよう
になっている。そして、クランプレバー21が回動して
傾斜部20に当接すると、圧接部材18が押し上げら
れ、押し上げられた鋼球14は、圧着部17に圧接して
固定される。
【0021】また、この鋼球14には、ネジ軸22が設
けられており、枠体12にボルトでもって着脱自在に取
り付けられる。
けられており、枠体12にボルトでもって着脱自在に取
り付けられる。
【0022】枠体12は、図3に示すように、太陽電池
モジュール1を支持する枠本体23と、その枠本体23
を前記ボール軸受のネジ軸22に取り付けるための取り
付け部24とからなっている。枠本体23は、太陽電池
モジュール1の端部が嵌入できるC型のチャンネル材で
構成されており、この形態では、3枚の太陽電池モジュ
ール1をパネル状に支持できる大きさに形成されてい
る。また、枠本体23の一側部は、蝶番25を設けて開
閉自在となっており、そこから太陽電池モジュール1の
嵌入と取り出しができるようになっている。この開口部
26には、図5に示すように、係合片27が設けられ、
ピン28でもって係止するようになっており、簡単に開
閉ができるようになっている。
モジュール1を支持する枠本体23と、その枠本体23
を前記ボール軸受のネジ軸22に取り付けるための取り
付け部24とからなっている。枠本体23は、太陽電池
モジュール1の端部が嵌入できるC型のチャンネル材で
構成されており、この形態では、3枚の太陽電池モジュ
ール1をパネル状に支持できる大きさに形成されてい
る。また、枠本体23の一側部は、蝶番25を設けて開
閉自在となっており、そこから太陽電池モジュール1の
嵌入と取り出しができるようになっている。この開口部
26には、図5に示すように、係合片27が設けられ、
ピン28でもって係止するようになっており、簡単に開
閉ができるようになっている。
【0023】取り付け部24は、図3に示すようにX型
に組み合わされた2本のパイプ29と取り付け孔の設け
られた係合板30とで構成され、パイプ29の端部は、
それぞれ、上方の枠と下方の枠とに取り付けられる。
に組み合わされた2本のパイプ29と取り付け孔の設け
られた係合板30とで構成され、パイプ29の端部は、
それぞれ、上方の枠と下方の枠とに取り付けられる。
【0024】この実施形態は、以上のように構成されて
おり、補助帆走装置Aは、それぞれの部材に分解され、
保管しておくことができる。そのため、補助帆走装置A
を用いる場合は、船体に設けた軸受13に支柱11を嵌
入し、その支柱11に枠体12を取り付けて組み立て
る。その取り付けは、支柱11の先端に設けられたボー
ル軸受のネジ軸22を座金31を介して係合板30の取
り付け孔に挿入し、ナットでもって固定する。次に、そ
の枠本体23の開口部26をピンを抜いて開放し、太陽
電池モジュール1を順次嵌入する。そして、開口部26
を閉じてピン28でもって止めると、取付が完了する。
おり、補助帆走装置Aは、それぞれの部材に分解され、
保管しておくことができる。そのため、補助帆走装置A
を用いる場合は、船体に設けた軸受13に支柱11を嵌
入し、その支柱11に枠体12を取り付けて組み立て
る。その取り付けは、支柱11の先端に設けられたボー
ル軸受のネジ軸22を座金31を介して係合板30の取
り付け孔に挿入し、ナットでもって固定する。次に、そ
の枠本体23の開口部26をピンを抜いて開放し、太陽
電池モジュール1を順次嵌入する。そして、開口部26
を閉じてピン28でもって止めると、取付が完了する。
【0025】こうして枠本体23に嵌入された複数の太
陽電池モジュール1はパネル状に支持されるため、支柱
11を旋回させて枠体12を太陽の方向に向け、次いで
ボール軸受のクランプレバー21を緩めて枠体12を、
例えば、前後方向に回動させることにより、太陽の高度
に合わせてその傾きを調節すると、効率良く発電させる
ことができる。
陽電池モジュール1はパネル状に支持されるため、支柱
11を旋回させて枠体12を太陽の方向に向け、次いで
ボール軸受のクランプレバー21を緩めて枠体12を、
例えば、前後方向に回動させることにより、太陽の高度
に合わせてその傾きを調節すると、効率良く発電させる
ことができる。
【0026】このため、このように効率良く発電できる
ので、発電した電力を例えば、蓄電池と接続したり、電
動モータによる船外機などと接続すれば、パワーのある
非常に有効な補助動力を提供できる。
ので、発電した電力を例えば、蓄電池と接続したり、電
動モータによる船外機などと接続すれば、パワーのある
非常に有効な補助動力を提供できる。
【0027】また、例えば、曇りや夜間など太陽光が無
い場合や少ない際には、図6に示すように、帆と同じよ
うに、風力を受けることができるので、補助動力として
利用できる。
い場合や少ない際には、図6に示すように、帆と同じよ
うに、風力を受けることができるので、補助動力として
利用できる。
【0028】一方、風が強い場合には、ボール軸受のネ
ジ軸22と枠体12の係合板30とのボルトを外せば、
枠体12を支柱11から取り外せるので、破損を防止す
ることができる。
ジ軸22と枠体12の係合板30とのボルトを外せば、
枠体12を支柱11から取り外せるので、破損を防止す
ることができる。
【0029】このように、船体に対して垂直、かつ、旋
回可能に設けた支柱11に、複数の太陽電池モジュール
1を取り付けた枠体12を係合金具10を介して回動自
在、かつ、着脱自在に取り付けたことにより、太陽電池
モジュール1を簡単に太陽に向けることができるので、
効率良く発電をさせることができる。また、補助帆とし
ても使用できるので、太陽光が少ない場合や無い場合で
も補助動力として効率よく使うことができる。
回可能に設けた支柱11に、複数の太陽電池モジュール
1を取り付けた枠体12を係合金具10を介して回動自
在、かつ、着脱自在に取り付けたことにより、太陽電池
モジュール1を簡単に太陽に向けることができるので、
効率良く発電をさせることができる。また、補助帆とし
ても使用できるので、太陽光が少ない場合や無い場合で
も補助動力として効率よく使うことができる。
【0030】図7(a),(b)に第2実施形態として
係合金具10にクランプ式のものを用いたものを示す。
係合金具10にクランプ式のものを用いたものを示す。
【0031】この形態では、支柱11の先端は、折り曲
げられて水平に形成されている。また、係合金具10
は、図8(a),(b)に示すように、締付用の環帯部
32と止めネジレバー33とで構成されている。前記環
帯部32は、止めネジレバー33の取り付けられる開口
部34と支柱11を把持する湾曲部35及び枠体12へ
の取り付け用ボルト36とからなっている。
げられて水平に形成されている。また、係合金具10
は、図8(a),(b)に示すように、締付用の環帯部
32と止めネジレバー33とで構成されている。前記環
帯部32は、止めネジレバー33の取り付けられる開口
部34と支柱11を把持する湾曲部35及び枠体12へ
の取り付け用ボルト36とからなっている。
【0032】開口部34は、図8(b)に示すように、
ネジ軸37が設けられ、そのネジ軸37と螺合するネジ
孔の設けられた止めネジレバー33を嵌合することによ
り、レバー操作で湾曲部35の締め付けと解除が行える
ようになっている。そのため、前記レバー33の操作で
湾曲部35を緩め、図7(b)に示すように、枠体12
を前後に回転させることができる。
ネジ軸37が設けられ、そのネジ軸37と螺合するネジ
孔の設けられた止めネジレバー33を嵌合することによ
り、レバー操作で湾曲部35の締め付けと解除が行える
ようになっている。そのため、前記レバー33の操作で
湾曲部35を緩め、図7(b)に示すように、枠体12
を前後に回転させることができる。
【0033】また、取り付け用ボルト36は、枠体12
の係合板30に設けられた取り付け孔に嵌入できるもの
で、ナットでもって着脱自在に取り付けられる。
の係合板30に設けられた取り付け孔に嵌入できるもの
で、ナットでもって着脱自在に取り付けられる。
【0034】他の構成に付いては、第1実施形態で述べ
たものと同じであるので、第1実施形態と同一符号を付
して説明は省略する。
たものと同じであるので、第1実施形態と同一符号を付
して説明は省略する。
【0035】この実施形態は、以上のように構成されて
おり、いま、補助帆走装置Aを用いる場合は、船体に設
けた軸受13に支柱11を嵌入し、その支柱11に枠体
12を取り付ける。その取り付けは、まず、支柱11先
端に係合金具10を嵌入する。この嵌入には、止めネジ
レバー33のレバー操作で湾曲部35の大きさを大きく
して嵌入すればよい。次に、係合金具10のボルト36
を枠体12の係合板30の取り付け孔に挿入しナットで
もって固定する。そして、固定した枠本体12の開口部
26をピン28を抜いて開放し、太陽電池モジュール1
を嵌入したのち、開口部26を閉じてピン28でもって
止めると、簡単に取り付けることができる。
おり、いま、補助帆走装置Aを用いる場合は、船体に設
けた軸受13に支柱11を嵌入し、その支柱11に枠体
12を取り付ける。その取り付けは、まず、支柱11先
端に係合金具10を嵌入する。この嵌入には、止めネジ
レバー33のレバー操作で湾曲部35の大きさを大きく
して嵌入すればよい。次に、係合金具10のボルト36
を枠体12の係合板30の取り付け孔に挿入しナットで
もって固定する。そして、固定した枠本体12の開口部
26をピン28を抜いて開放し、太陽電池モジュール1
を嵌入したのち、開口部26を閉じてピン28でもって
止めると、簡単に取り付けることができる。
【0036】こうして枠本体23に嵌入された複数の太
陽電池モジュール1は第1実施形態と同じように、支柱
11を旋回させて太陽の方向に向け、係合金具10のレ
バー33を緩めて枠体12を、前後方向に回動させれ
ば、太陽の高度に合わせてその傾きを調節し、効率良く
発電させることができる。
陽電池モジュール1は第1実施形態と同じように、支柱
11を旋回させて太陽の方向に向け、係合金具10のレ
バー33を緩めて枠体12を、前後方向に回動させれ
ば、太陽の高度に合わせてその傾きを調節し、効率良く
発電させることができる。
【0037】このため、第1実施形態でも述べたように
パワーのある非常に有効な補助動力を提供できる。
パワーのある非常に有効な補助動力を提供できる。
【0038】また、第1実施形態と同様に風力を受けて
船を動かすことができるので、例えば、曇りや夜間など
太陽光が無い場合や少ない際にも補助動力として利用で
きる。
船を動かすことができるので、例えば、曇りや夜間など
太陽光が無い場合や少ない際にも補助動力として利用で
きる。
【0039】一方、風が強い場合には、係合金具のネジ
軸と枠体の取り付け部の係合板30とのナットを外せ
ば、枠体12を簡単に前記支柱11から取り外せるの
で、破損を防止することができる。
軸と枠体の取り付け部の係合板30とのナットを外せ
ば、枠体12を簡単に前記支柱11から取り外せるの
で、破損を防止することができる。
【0040】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成し、船体
に対して垂直、かつ、旋回可能に立設した支柱に、枠体
に支持させた太陽電池モジュールを係合金具を介して回
動自在、かつ、着脱自在に取り付けることにより、太陽
電池モジュールを太陽の方向に向け、太陽の高度に合わ
せてその傾きを調節できるようにしたので、効率良く発
電させることができる。
に対して垂直、かつ、旋回可能に立設した支柱に、枠体
に支持させた太陽電池モジュールを係合金具を介して回
動自在、かつ、着脱自在に取り付けることにより、太陽
電池モジュールを太陽の方向に向け、太陽の高度に合わ
せてその傾きを調節できるようにしたので、効率良く発
電させることができる。
【0041】そのため、このように効率良く発電できる
ので、発電した電力を例えば、蓄電池と接続したり、電
動モータによる船外機などと接続してパワーのある補助
動力を提供できる。
ので、発電した電力を例えば、蓄電池と接続したり、電
動モータによる船外機などと接続してパワーのある補助
動力を提供できる。
【0042】また、枠体に支持させた太陽電池モジュー
ルを支柱で支持して風力を受けることができるようにし
たので、太陽光が少ない場合や無い夜間などでも風を受
けて補助動力として利用できる。このため、ヨットのソ
ーラーシステムとして最適である。
ルを支柱で支持して風力を受けることができるようにし
たので、太陽光が少ない場合や無い夜間などでも風を受
けて補助動力として利用できる。このため、ヨットのソ
ーラーシステムとして最適である。
【図1】第1実施形態の側面図
【図2】第1実施形態の正面図
【図3】第1実施形態の分解斜視図
【図4】第1実施形態の要部の断面図
【図5】第1実施形態の要部の断面図
【図6】第1実施形態の作用説明図
【図7】(a)第2実施形態の正面図 (b)第2実施形態の正面図
【図8】(a)第2実施形態の要部の正面図 (b)第2実施形態の要部断面図
【図9】従来例を説明するための作用説明図
10 係合金具 11 支柱 12 枠体 13 軸受 14 鋼球 16 係止機構 23 枠本体 24 取り付け部 32 締め付け用環帯部 A 補助帆走装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02N 6/00 H01L 31/04 Q
Claims (1)
- 【請求項1】 船体に対して垂直、かつ、旋回可能に立
設される支柱と、その支柱に取り付けられる複数の太陽
電池モジュールが嵌入された枠体とからなり、上記枠体
が支柱の先端に設けられた係合金具を介して回動自在、
かつ、着脱自在に支持されたソーラーパネルによる帆装
ヨットの補助帆走装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8324330A JPH10167186A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | ソーラーパネルによる帆装ヨットの補助帆走装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8324330A JPH10167186A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | ソーラーパネルによる帆装ヨットの補助帆走装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10167186A true JPH10167186A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18164589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8324330A Pending JPH10167186A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | ソーラーパネルによる帆装ヨットの補助帆走装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10167186A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20090054195A (ko) * | 2007-11-26 | 2009-05-29 | 삼성중공업 주식회사 | 태양광 발전 브리지 셀터 |
JP2009126508A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Tomooki Kametani | 船舶ソーラー発電・風力発電エネルギー併用の船外機両側面尾部設置急方向転回システム |
AU2009202910B2 (en) * | 2008-07-22 | 2011-11-03 | William Peter Symington | Low Emissions Transport System |
JP2013256862A (ja) * | 2013-09-26 | 2013-12-26 | Sk:Kk | 太陽光パネルの設置、取付に伴うガイドレール |
CN104129490A (zh) * | 2013-04-30 | 2014-11-05 | 台湾奈米碳管股份有限公司 | 使用海水电池驱动的水中载具 |
CN104670454A (zh) * | 2013-12-02 | 2015-06-03 | 金永坤 | 太阳光发电船舶 |
JP2020120563A (ja) * | 2019-01-25 | 2020-08-06 | 森田 妙子 | 窓ガラスに太陽光発電パネルを傾斜設置するための器具 |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP8324330A patent/JPH10167186A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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