JP2003206850A - 風車と太陽電池を組み合わせた発電装置 - Google Patents

風車と太陽電池を組み合わせた発電装置

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JP2003206850A
JP2003206850A JP2002009075A JP2002009075A JP2003206850A JP 2003206850 A JP2003206850 A JP 2003206850A JP 2002009075 A JP2002009075 A JP 2002009075A JP 2002009075 A JP2002009075 A JP 2002009075A JP 2003206850 A JP2003206850 A JP 2003206850A
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power
generator
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Hideyasu Ikeda
秀逸 池田
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    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運搬が容易な風車と太陽電池を組み合わせた
発電装置を提供する。 【解決手段】基台2に水平方向に回動変位可能かつ取り
外し可能に取り付けるとともに、縦方向に傾動可能に枢
着し所定の角度で傾め上方に向くようなした軸受体3を
有する風車支持部4と、前記軸受体3に取り外し可能に
支持され、それぞれ太陽電池5を備えた取り外し可能な
複数の羽根体6を取り付けた風車部7と、この風車部7
の回転力を伝達され発電する発電機8とを有し、前記発
電機8と前記太陽電池5からそれぞれ電力を得るように
なす。各部材が分解、組立可能なので、運搬が簡単であ
り、設置場所を容易に変更することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池と風力を
利用した発電装置に係り、特に、組み立て分解可能で運
搬と設置が容易なものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、太陽光を利用した太陽電池発電機
あるいは風力を利用した風車式発電機は、それぞれ単独
で利用され、例えば、太陽電池発電機は、建物の屋根な
どに設置するのが一般的であり、また、風車式発電機
は、風当たりのよい場所に設置する大型のものが知られ
ている。しかしながら、太陽電池と風車を有効に組み合
わせた発電装置は提案されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の風車式発電
機あるいは太陽電池発電機は、いずれも分解、組立して
運搬するようには構成されていないため、一旦設置した
ものを移動することは非常に困難であるという問題があ
った。
【0004】本発明は、前述の各問題を解消することを
課題とし、該課題を解決した風車と太陽電池を組み合わ
せた発電装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の本発明は、基台に水平方向に回動変位可
能に取り付けるとともに、傾め上方に向くようなした軸
受体を有する風車支持部と、前記軸受体に回転自在に支
持され、それぞれ太陽電池を備えた複数の羽根体を有す
る風車部と、この風車部の回転力を伝達され発電する発
電機とを有し、前記発電機と前記太陽電池からそれぞれ
電力を得るようになしたものである。
【0006】また、請求項2の本発明は、基台に水平方
向に回動変位可能かつ取り外し可能に取り付けるととも
に、縦方向に傾動変位可能で所定の角度をもたして傾め
上方に向くようなした軸受体を有する風車支持部と、前
記軸受体に取り外し可能に支持され、それぞれ太陽電池
を備えた取り外し可能な複数の羽根体を取り付けた風車
部と、この風車部の回転力を伝達され発電する発電機と
を有し、前記発電機と前記太陽電池からそれぞれ電力を
得るようになしたものである。
【0007】また、請求項3の本発明は、請求項2に記
載した風車部は、風車支持部の軸受体に回転可能に支持
され、斜め上方に伸びるシャフトと、このシャフトを中
心に等間隔で放射状に周囲に向いて伸びる複数の支持パ
イプと、これら支持パイプに、その中心線上で所定範囲
内を回動変位可能に挿入し固定しうるようになした軸パ
イプを、太陽電池を配列した風受け板の基端に、前記軸
パイプが伸びる方向が風受け板の中心線から一方にずれ
るようにして突設してなり、前記風受け板が風を受ける
ことによって旋回しうる複数の羽根体と、前記シャフト
の所定部位に設け、発電機に回転力を伝えるための伝動
部材と、前記各羽根体がその風受け板に風を受けること
によって、所定方向に旋回する回転力が発生したとき、
その回転力が所定値以下であれば前記シャフトの回転変
位を阻止するように付勢する付勢手段とを有するもので
ある。
【0008】また、請求項4の本発明は、請求項1又は
請求項2に記載した発明の構成に加えて、羽根体の太陽
電池が太陽に対して正面を向く位置で静止させるように
構成した方向ロック機構を基台と風車支持部との間に設
けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施の形
態を添付図面の図1〜図12に基づいて詳細に説明す
る。ここにおいて、添付図面の図1は一部を省略した側
面図、図2は羽根体を取り外した状態の背面図、図3は
部分拡大縦断面図、図4は羽根体の正面図、図5は電気
系統の概略的回路図、図6は風車部の平面図、図7は風
車部の要部を示す拡大平面図、図8は風車部の要部を示
す縦断面図、図9は羽根体の変位状態を示す風車部の部
分図、図10は羽根体の取り付け状態を示す風車部の部
分縦断面図、は風車支持部を基台取り付けた状態を示す
拡大正面図、図12は基台を設置する状態を示す部分正
面図である。
【0010】図1及び図2に示すように、発電装置1
は、基台2の上端に、水平方向に回動変位可能かつ分離
可能に取り付けるとともに、縦方向に傾動変位可能で所
定の角度をもたして傾め上方に向くようなした軸受体3
を有する風車支持部4と、前記軸受体3に回転自在に支
持され、それぞれ太陽電池5を配置した、取り外し可能
な6枚の羽根体6を取り付けた風車部7と、この風車部
7の回転力を伝達され発電する発電機8とを有し、前記
発電機8と前記太陽電池5からそれぞれ電力を得るよう
に構成する。
【0011】図1〜図3及び図6に示すように、風車支
持部4は、水平方向に回動変位可能に基台2の上端に取
り付けた支持部本体9と軸受体3とのそれぞれの縁部
を、蝶番10によって縦方向に回転可能に連結するとと
もに、前記蝶番10を挟む両側縁における支持部本体9
の係止孔11と軸受体3の係止孔12とに、それぞれ両
端に係止ナット13a,13bを移動可能に螺合した二
本の角度設定バー13を挿入し、各係止ナット13a,
13bが各係止孔11,12の縁部に係止することによ
って、軸受体3を、前記角度設定バー13で支持するこ
とによって支持部本体9に対して任意の角度で傾斜させ
た状態で支持する。また、前記支持部本体9の上面に
は、風向きに応じて風車支持部4を回動するための一対
の風見板14を取り外し可能に立設してある。また、風
車支持部4の軸受体3には、中央に軸受15を有すると
ともに、前記発電機8を設ける。
【0012】図2〜図4及び図6に示すように、風車部
7は、風車支持部4の軸受体3に回転可能に支持されて
斜め上方に伸びるシャフト16と、このシャフト16を
中心に等間隔で放射状に周囲に向いて伸びる複数の支持
パイプ17と、これら支持パイプ17に、その中心線上
で所定範囲内を回動変位可能に挿入しうる軸パイプ18
を、裏面に前記太陽電池5を配列した風受け板たる透明
ボード19の基端に、軸パイプ18が伸びる方向(図7
の一点鎖線参照)が透明ボード19の中心線(図7の二
点鎖線参照)から一方にずれるように突設してなり、前
記透明ボード19が風を受けることによって旋回しうる
複数の前記羽根体6と、前記シャフト16の途中に設
け、発電機8に伝動ベルト20を介して回転力を伝える
ための伝動輪21とを備える。前記軸パイプ18の表面
側には、ビス19固定用の螺孔22が設けてある。
【0013】図8〜図10に示すように、各支持パイプ
17は、シャフト16にその中心を固定した円形の上側
保持板23a、下側保持板23bの間に挟持、固定され
ている。この上側保持板23aと各支持パイプ17の上
側には、羽根体6の軸パイプ18を挿入したときに前記
螺孔22に対応位置するように、軸パイプ18の径方向
に長い長孔24を設ける。また、各支持シャフト17
の、前記上側保持板23aの上側には、前記各長孔24
に対応位置して透孔25を穿設した補助板26を回転可
能かつ取り外し可能に嵌め込み、この補助板26と前記
上側保持板23aとを引張バネ27によって連繋してあ
る。
【0014】図7〜図9に示すように、補助板26、上
側保持板23a及び支持パイプ17、軸パイプ18は、
軸パイプ18を支持パイプ17に挿入し、前記各透孔2
5と前記各螺孔22と各長孔24をそれぞれ対応位置さ
せた状態において、ビス28を、補助板26の上方から
透孔25、長孔24に貫通させて螺孔22に螺入、固定
することによって連繋され、前記羽根体6は支持パイプ
17に取り付けられる。このように取り付けられた羽根
体6は、その中心線上で所定範囲内を旋回可能であると
ともに、引張バネ27によって、支持パイプ17に挿入
された前記軸パイプ18が所定方向に旋回しうる旋回力
を受けたとき(図7の矢印参照)、その旋回力が所定値
以下であれば前記軸パイプ18の旋回を阻止するように
付勢される。すなわち、軸パイプ18が伸びる方向(図
7の一点鎖線参照)が透明ボード19の中心線(図7の
二点鎖線参照)から一方にずれていて前記中心線を挟ん
だ両側の透明ボード19の面積に差異があるので、図9
に示すように、羽根体6が風aを受けると、大きい面積
側が他方側より大きな風圧を受けて、旋回するような力
を受ける。
【0015】そして、前記羽根体6は、受ける風力が所
定値(風車が回転して得られる発電力が有効となる風力
値)を超えると、引張バネ27に抗して旋回するように
構成してある。風車7は、このように各羽根体6が旋回
した状態(図9の二点鎖線の状態)になると、該各羽根
体6がプロペラ機能を発揮して回転し風力発電を行い、
後述する電力取出機構に電力を取り出すものである。ま
た、前記羽根体6は、受ける風力が所定値以下の場合
は、引張バネ27の引張力によって旋回せずに、太陽光
に対して受光量が最大となるように構成してある。羽根
体6に設けた太陽電池5は、透明ボード19を通して太
陽光を受けて発電し、後述する電力取出機構に電力を取
り出すものである。そして、前記引張バネ27と補助板
26によって付勢手段を構成するものである。
【0016】本発明の発電装置1は、上記風力発電及び
太陽光発電によって得られた電力を、利用可能な電力と
して取り出すための電力取出機構を有する。図5に示す
ように、電力取出機構は、シャフト16に一体的に固定
され、太陽電池5及び発電機8に電気接続した第1筒状
端子部材29と、風車支持部4の軸受体3に固定し、前
記第1筒状端子部材29の周囲に設けた帯状端子に接触
する第1摺動端子体30と、風車支持部4の支持部本体
9の裏面に固定し、前記第1筒状端子体29に電気接続
する第2摺動端子体31と、この第2摺動端子体31に
接触する2条の帯状端子を周囲に有し、基台2の上端に
固定した第2筒状端子体32と、この第2筒状端子体3
2に電気接続させたバッテリー33と、このバッテリー
33に電気接続した交流変換器34と、太陽光発電及び
風力発電により取り出した電力をそのまま利用するため
の出力端子35とからなる。
【0017】前記電力取出機構は、発電により生じた電
流が、シャフト16とともに回転する第1筒状端子体2
9、風車支持部4の軸受体5と一体の第1摺動端子体3
0、風向きの変化で回動変位する風車支持部4の支持部
本体9と一体の第2摺動端子体31、基台2と一体の第
2筒状端子体32を経て、バッテリー33あるいは出力
端子35に送電される。そして、交流電流を必要とする
電機機器に利用する場合は、これをバッテリー33に接
続した交流変換器34に接続し、直流電流を必要とする
電機機器に利用する場合は、これを出力端子35に接続
する。ここで、風力が所定値以上の時には、風車の羽根
体6の回転による発電と太陽電池5による発電が平行し
て行われ、風力が所定値以上の時には、太陽電池5によ
る発電のみが行われる。
【0018】図4に示すように、風車部7のシャフト1
6の下端には、基台2の縦パイプ37内を伸びるフレキ
シブル回転軸36を分離可能に連繋してあり、シャフト
16の回転を、外部の図示しない工具等にそのまま伝達
するためのものである。このフレキシブル回転軸36
は、分解時には前記縦パイプ36から引き抜いて取り外
すことが可能である。
【0019】図1、図2及び図12に示すように、基台
2は、風車支持部4を上端に回転可能かつ取り外し可能
に取り付ける前述の縦パイプ37と、この縦パイプ37
の下端を一体に固定し、地面やコンクリートなどの上に
載置するようになした載置板38と、この載置板38の
縁部に蝶番により開閉可能に連結した固定板39とから
なる。前記基台2を起立状態となすには、縦パイプ37
を横にした状態で地面などの上に置き、固定板39をア
ンカービス40によって地面に固定し、続いて、縦パイ
プ37を起こし(図12参照)、これと一体の載置板3
8を固定板39に被せ、さらにアンカービス41によっ
て地面に固定するのである。
【0020】図3及び図11に示すように、上記発電装
置1には、風が弱くて風力発電を行わず太陽光発電のみ
を行うときに羽根体6を太陽に向かせるための方向ロッ
ク機構が設けてある。この方向ロック機構は、基台2の
縦パイプ36上端近傍の、支持部本体9と接する部分に
設けた、磁石42aを有する盤体42と、前記支持部本
体9の裏面に設けた、前記磁石42aに磁着する吸着体
43とからなる。そして、風が弱くて風力発電を行わな
いときには、太陽電池5が太陽に向くように磁石42a
を吸着体43に磁着させ、太陽電池の向きをロックする
ことが可能である。なお、風力発電が可能な程度に風が
強いときには、風見板14により受ける支持部本体9の
回動力により前記磁着状態は維持されず、風向きに応じ
て風車支持部4が回動し、前記風力発電に支障はない。
【0021】次に、上記発電装置1の使用方法を説明す
る。この発電装置1は、各部材を分解状態で運搬するも
のであり、該分解状態においては、基台2、風車支持部
4、風車部7に分解可能であり、加えて、風車部支持部
4は二枚の風見板14が、また風車部7は6枚の羽根体
6及び補助板26がそれぞれ取り外し可能に構成されて
おり、これら分解状態の各部材を車などに積み込んで運
搬する。このように、各部材に分解してあると、部材を
各別に運ぶことが可能なので運搬作業が楽になる。
【0022】また、組立に際しては、前記のように分解
状態の各部材を設置場所に運び、先ず、基台2の固定板
39を所定の設置場所の地面などにアンカービス40に
よって固定し、縦パイプ37を起こし、載置板38を固
定板39に被せ、アンカービス41によって地面に固定
する。続いて、基台2の縦パイプ37の上端に風車支持
部4の支持部本体9を回転可能に取り付け、角度設定バ
ー13で支持することによって支持部本体9に対して軸
受体3を任意の角度で傾斜させるとともに、風見板14
を支持部本体9の上面に互いに垂直に立設する。続い
て、風車部7を風車支持部4の軸受体3に回転可能に取
り付け、3本の支持パイプ17にそれぞれ羽根体6を取
り付け、発電機8と伝動輪21に伝動ベルト20をかけ
渡し、フレキシブル回転軸36をシャフト16の下端に
連結する。また、電力取出機構における各電力線を接続
する。
【0023】このように構成した発電装置1は、各羽根
体6の受ける風力が所定値を超えると、該各羽根体6が
引張バネ27に抗して旋回し、プロペラ機能を発揮して
回転し風力発電を行い、電力取出機構に電力を取り出す
一方、羽根体6に設けた太陽電池5が、透明ボード19
を通して太陽光を受けて発電し、電力取出機構に電力を
取り出す。また、前記羽根体6は、受ける風力が所定値
以下の場合、引張バネ27の引張力によって旋回せず
に、太陽に向き受光量が最大となる。
【0024】なお、本発明は、上記実施形態になんら限
定されるものではなく、例えば、発電機は、風車支持部
4の軸受体3に設けるのではなく、フレキシブル回転軸
35の外端に連結してもよい。また、方向ロック機構
は、上記実施形態のような磁石42aと吸着体43とで
構成する替わりに、風車支持部4が所定以上の回動力を
受けたときに離脱可能に互いに係合する凹部と凸部、あ
るいは凸部と凹部とから構成したものでもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように、請求項1の本発明は、風
車部7の羽根体6の回転力による発電と、羽根体7に設
けた太陽電池による発電を同時に行うことが可能である
という効果を奏する。
【0026】また、請求項2の本発明は、請求項1の発
明の効果に加えて、各部材が分解、組立可能なので、運
搬が簡単であり、設置場所を容易に変更することができ
るという効果を奏する。
【0027】また、請求項3の本発明は、請求項2の発
明の効果に加えて、付勢部材によって、羽根体は受ける
風力が所定値を超えると旋回し、プロペラ機能を発揮し
て回転し風力発電を行う一方、受ける風力が所定値以下
の場合は、旋回せずに、太陽光からの受光量を大きくす
ることができるという効果を奏する。
【0028】また、請求項4の本発明は、請求項1又は
請求項2のいずれか1項の発明の効果に加えて、方向ロ
ック機構を設けたので、受ける風力が所定値以下の場合
は風車支持部を手動により所定角度で固定し、太陽光か
らの受光量を常に最大とすることができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を省略した側面図。
【図2】羽根体を取り外した状態の背面図。
【図3】部分拡大縦断面図。
【図4】羽根体の正面図。
【図5】電気系統の概略的回路図。
【図6】風車部の平面図。
【図7】風車部の要部を示す拡大平面図。
【図8】風車部の要部を示す縦断面図。
【図9】羽根体の変位状態を示す風車部の部分図。
【図10】羽根体の取り付け状態を示す風車部の部分縦
断面図。
【図11】図3のA−A線拡大断面図。
【図12】基台を設置する状態を示す部分正面図。
【符号の説明】
1 発電装置 2 基台 3 軸受体 4 風車支持部 5 太陽電池 6 羽根体 7 風車部 8 発電機 9 支持部本体 10 蝶番 11 係止孔 12 係止孔 13 角度設定バー 13a 係止ナット 13b 係止ナット 14 風見板 15 軸受 16 シャフト 17 支持パイプ 18 軸パイプ 19 透明ボード 20 伝動ベルト 21 伝動輪 22 螺孔 23a 上側保持板 23b 下側保持板 24 長孔 25 透孔 26 補助板 27 引張バネ 28 ビス 29 第1筒状端子部材 30 第1摺動端子体 31 第2摺動端子体 32 第2筒状端子体 33 バッテリー 34 交流変換器 35 出力端子 36 フレキシブル回転軸 37 縦パイプ 38 載置板 39 固定板 40 アンカービス 41 アンカービス 42a 磁石 42 盤体 43 吸着体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台に水平方向に回動変位可能に取り付
    けるとともに、傾め上方に向くようなした軸受体を有す
    る風車支持部と、前記軸受体に回転自在に支持され、そ
    れぞれ太陽電池を備えた複数の羽根体を有する風車部
    と、この風車部の回転力を伝達され発電する発電機とを
    有し、前記発電機と前記太陽電池からそれぞれ電力を得
    るようになしたことを特徴とする風車と太陽電池を組み
    合わせた発電装置。
  2. 【請求項2】 基台に水平方向に回動変位可能かつ取り
    外し可能に取り付けるとともに、縦方向に傾動変位可能
    で所定の角度をもたして傾め上方に向くようなした軸受
    体を有する風車支持部と、前記軸受体に取り外し可能に
    支持され、それぞれ太陽電池を備えた取り外し可能な複
    数の羽根体を取り付けた風車部と、この風車部の回転力
    を伝達され発電する発電機とを有し、前記発電機と前記
    太陽電池からそれぞれ電力を得るようになしたことを特
    徴とする風車と太陽電池を組み合わせた発電装置。
  3. 【請求項3】 風車部は、風車支持部の軸受体に回転可
    能に支持され、斜め上方に伸びるシャフトと、このシャ
    フトを中心に等間隔で放射状に周囲に向いて伸びる複数
    の支持パイプと、これら支持パイプに、その中心線上で
    所定範囲内を回動変位可能に挿入し固定しうるようにな
    した軸パイプを、太陽電池を配列した風受け板の基端
    に、前記軸パイプが伸びる方向が風受け板の中心線から
    一方にずれるようにして突設してなり、前記風受け板が
    風を受けることによって旋回しうる複数の羽根体と、前
    記シャフトの所定部位に設け、発電機に回転力を伝える
    ための伝動部材と、前記各羽根体がその風受け板に風を
    受けることによって、所定方向に旋回する回転力が発生
    したとき、その回転力が所定値以下であれば前記シャフ
    トの回転変位を阻止するように付勢する付勢手段とを有
    することを特徴とする請求項2に記載した風車と太陽電
    池を組み合わせた発電装置。
  4. 【請求項4】 羽根体の太陽電池が太陽に対して正面を
    向く位置で静止させるように構成した方向ロック機構を
    基台と風車支持部との間に設けたことを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載した風車と太陽電池を組み合わ
    せた発電装置。
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Cited By (5)

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