JP3098761U - 垂直軸型風力発電用風車 - Google Patents
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/74—Wind turbines with rotation axis perpendicular to the wind direction
Abstract
【課題】風受け板により大きな回転力を得て、発電効率を向上させる。
【解決手段】垂直軸2のまわりにロータ3を回転自在に設け、ロータの端部および/あるいは中間部に回転軸4を垂直状に設け、回転軸に風受け板5を回転自在に設け、風受け板がロータに対して90度までしか回動できないストッパー6を設けてなる垂直軸型風力発電用風車とした。
【選択図】図1
【解決手段】垂直軸2のまわりにロータ3を回転自在に設け、ロータの端部および/あるいは中間部に回転軸4を垂直状に設け、回転軸に風受け板5を回転自在に設け、風受け板がロータに対して90度までしか回動できないストッパー6を設けてなる垂直軸型風力発電用風車とした。
【選択図】図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、垂直軸型風力発電用風車に関し、特に、風受け板の風受け面積を自動的に変えさせて風受け板から大きな回転力を得させて発電効率を向上させようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
垂直軸を持つロータ上に、回転軸を持つ風受け板を設置したものは既に存在する。
【0003】
【特許文献】
特開平11−022626号公報
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
垂直軸を持つロータ上に、回転軸を持つ風受け板を単に接地しただけでは、風受け板が大きな回転力を得られず、発電効率を向上させることができなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、上記の事情に鑑み、風受け板により大きな回転力が得られて、発電効率を向上させるべく、垂直軸のまわりにロータを回転自在に設け、ロータの端部および/あるいは中間部に回転軸を垂直状に設け、回転軸に風受け板を回転自在に設け、風受け板がロータに対して90度までしか回動できないストッパーを設けてなる垂直軸型風力発電用風車とした。
【0006】
【考案の実施の態様】
本考案を添付する図面に示す具体的一実施例により、以下詳細に説明する。
【0007】
図1・図2示すように、架台1に垂直軸2を起立させ、長方形枠状の3個のロータ3を三等配してその中心部を垂直軸2に固着する。各ロータ3の端部に回転軸4を垂直状に固着し、この回転軸4に長方形状の風受け板5を回転自在に設ける。各ロータ3の端部には風受け板5がロータ3に対して90度までしか回動できないストッパー6を垂直状に固着する。
【0008】
ロータ3の中心には、正六角形状の支持板7・7で各ロータ3を固着し、垂直軸2のまわりに回転自在に設けられている。ロータ3は風を通すために枠状に形成されている。
【0009】
風受け板5は布、金属板あるいは合成樹脂板でもよく、状況に応じて風受け板の重量を軽くしてもよい。
【0010】
ストッパー6は断面直角状のアングル材を用いるとよい。
【0011】
上記の構造であると、風受け板5が風を受ける時と、風に逆らって回転する時の風受け板5の風受け面積を、自動的に、その上極端に大きく変えられるようにして、大きな回転力が得られる。
【0012】
風受け板5に風が直角または直角に近い角度で当たるので効率が良く、風受け板5の大きさを縦16cm、横20cm、本風車の模型の大きさは直径1.5mとして実験したら、風速1.8mで風受け板5一枚当たり約20gの物体を引き上げることができる。
【0013】
図3は、図1のA部の拡大図である。風受け板5は回動してもロータ3に対して90度まで回動してストッパー6に当接して停止する。
【0014】
図4は、ロータ3の中間部にさらに風受け板8を回転軸9のまわりに回動自在に設けたものである。
【0015】
本風車であると、構造も簡単で製作も容易である。
【0016】
本風車は、風受け板5が垂直軸を中心に水平面内で回転するので、垂直面内で回転するものに比して、接地場所が制限されず、例えばビル、家屋の上に空きスペース、可動物体つまり船舶、車輛に用いることができる。特に、電気自動車の補助電源として利用できる。
【0017】
また、本風車は水平面内での回転であるので、強風の影響が受けにくい。
【0018】
さらに、本風車の回転力は、ロータの回転半径を大きくとれるので、回転数に比較して力が強く、利用しやすい。
【0019】
さらにまた、本風車では発電器の回転部分に風受け板を接合しての使用も可能であるので、動力の伝達にギヤー、ベルト等が使用できる。
【0020】
本風車は水平面内での回転であるので、同一シャフトに風受け板を二段、三段、複数段として使用でき、力の調整と平面積の使用が調整できる。
【0021】
また、本風車は水平面内での回転であるので、風向きは360度どの方向から吹いても対応できる。
【0022】
さらに、本風車は水平面内での回転であるので、回転時ほとんど風切りの音がせず、騒音を出さない。
【0023】
さらにまた、本風車は水平面内での回転であるので、飛んでいる鳥が例え風車に当たっても、そのまま外に追い出され被害は最小である。
【0024】
【考案の効果】
本考案は、上述のように、垂直軸のまわりにロータを回転自在に設け、ロータの端部および/あるいは中間部に回転軸を垂直状に設け、回転軸に風受け板を回転自在に設け、風受け板がロータに対して90度までしか回動できないストッパーを設けてなる垂直軸型風力発電用風車であるので、風受け板により大きな回転力が得られて、発電効率を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の垂直軸型風力発電用風車の具体的な一実施例の平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1のA部の拡大平面図である。
【図4】図の他の例のA部の拡大平面図である。
【符号の説明】
2…垂直軸
3…ロータ
4…回転軸
5…風受け板
6…ストッパー
【考案の属する技術分野】
本考案は、垂直軸型風力発電用風車に関し、特に、風受け板の風受け面積を自動的に変えさせて風受け板から大きな回転力を得させて発電効率を向上させようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
垂直軸を持つロータ上に、回転軸を持つ風受け板を設置したものは既に存在する。
【0003】
【特許文献】
特開平11−022626号公報
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
垂直軸を持つロータ上に、回転軸を持つ風受け板を単に接地しただけでは、風受け板が大きな回転力を得られず、発電効率を向上させることができなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、上記の事情に鑑み、風受け板により大きな回転力が得られて、発電効率を向上させるべく、垂直軸のまわりにロータを回転自在に設け、ロータの端部および/あるいは中間部に回転軸を垂直状に設け、回転軸に風受け板を回転自在に設け、風受け板がロータに対して90度までしか回動できないストッパーを設けてなる垂直軸型風力発電用風車とした。
【0006】
【考案の実施の態様】
本考案を添付する図面に示す具体的一実施例により、以下詳細に説明する。
【0007】
図1・図2示すように、架台1に垂直軸2を起立させ、長方形枠状の3個のロータ3を三等配してその中心部を垂直軸2に固着する。各ロータ3の端部に回転軸4を垂直状に固着し、この回転軸4に長方形状の風受け板5を回転自在に設ける。各ロータ3の端部には風受け板5がロータ3に対して90度までしか回動できないストッパー6を垂直状に固着する。
【0008】
ロータ3の中心には、正六角形状の支持板7・7で各ロータ3を固着し、垂直軸2のまわりに回転自在に設けられている。ロータ3は風を通すために枠状に形成されている。
【0009】
風受け板5は布、金属板あるいは合成樹脂板でもよく、状況に応じて風受け板の重量を軽くしてもよい。
【0010】
ストッパー6は断面直角状のアングル材を用いるとよい。
【0011】
上記の構造であると、風受け板5が風を受ける時と、風に逆らって回転する時の風受け板5の風受け面積を、自動的に、その上極端に大きく変えられるようにして、大きな回転力が得られる。
【0012】
風受け板5に風が直角または直角に近い角度で当たるので効率が良く、風受け板5の大きさを縦16cm、横20cm、本風車の模型の大きさは直径1.5mとして実験したら、風速1.8mで風受け板5一枚当たり約20gの物体を引き上げることができる。
【0013】
図3は、図1のA部の拡大図である。風受け板5は回動してもロータ3に対して90度まで回動してストッパー6に当接して停止する。
【0014】
図4は、ロータ3の中間部にさらに風受け板8を回転軸9のまわりに回動自在に設けたものである。
【0015】
本風車であると、構造も簡単で製作も容易である。
【0016】
本風車は、風受け板5が垂直軸を中心に水平面内で回転するので、垂直面内で回転するものに比して、接地場所が制限されず、例えばビル、家屋の上に空きスペース、可動物体つまり船舶、車輛に用いることができる。特に、電気自動車の補助電源として利用できる。
【0017】
また、本風車は水平面内での回転であるので、強風の影響が受けにくい。
【0018】
さらに、本風車の回転力は、ロータの回転半径を大きくとれるので、回転数に比較して力が強く、利用しやすい。
【0019】
さらにまた、本風車では発電器の回転部分に風受け板を接合しての使用も可能であるので、動力の伝達にギヤー、ベルト等が使用できる。
【0020】
本風車は水平面内での回転であるので、同一シャフトに風受け板を二段、三段、複数段として使用でき、力の調整と平面積の使用が調整できる。
【0021】
また、本風車は水平面内での回転であるので、風向きは360度どの方向から吹いても対応できる。
【0022】
さらに、本風車は水平面内での回転であるので、回転時ほとんど風切りの音がせず、騒音を出さない。
【0023】
さらにまた、本風車は水平面内での回転であるので、飛んでいる鳥が例え風車に当たっても、そのまま外に追い出され被害は最小である。
【0024】
【考案の効果】
本考案は、上述のように、垂直軸のまわりにロータを回転自在に設け、ロータの端部および/あるいは中間部に回転軸を垂直状に設け、回転軸に風受け板を回転自在に設け、風受け板がロータに対して90度までしか回動できないストッパーを設けてなる垂直軸型風力発電用風車であるので、風受け板により大きな回転力が得られて、発電効率を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の垂直軸型風力発電用風車の具体的な一実施例の平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1のA部の拡大平面図である。
【図4】図の他の例のA部の拡大平面図である。
【符号の説明】
2…垂直軸
3…ロータ
4…回転軸
5…風受け板
6…ストッパー
Claims (1)
- 垂直軸のまわりにロータを回転自在に設け、ロータの端部および/あるいは中間部に回転軸を垂直状に設け、回転軸に風受け板を回転自在に設け、風受け板がロータに対して90度までしか回動できないストッパーを設けてなる垂直軸型風力発電用風車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003714U JP3098761U (ja) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | 垂直軸型風力発電用風車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003714U JP3098761U (ja) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | 垂直軸型風力発電用風車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3098761U true JP3098761U (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=43252510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003003714U Expired - Lifetime JP3098761U (ja) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | 垂直軸型風力発電用風車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098761U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013015086A (ja) * | 2011-07-05 | 2013-01-24 | Yasuhiro Fujita | 風力発電装置及びそれを搭載した移動体 |
KR200465488Y1 (ko) * | 2010-07-26 | 2013-02-21 | 노광영 | 풍력날개 |
-
2003
- 2003-06-24 JP JP2003003714U patent/JP3098761U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200465488Y1 (ko) * | 2010-07-26 | 2013-02-21 | 노광영 | 풍력날개 |
JP2013015086A (ja) * | 2011-07-05 | 2013-01-24 | Yasuhiro Fujita | 風力発電装置及びそれを搭載した移動体 |
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