JPH10166166A - アルミノテルミット混合物 - Google Patents
アルミノテルミット混合物Info
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- JPH10166166A JPH10166166A JP9331425A JP33142597A JPH10166166A JP H10166166 A JPH10166166 A JP H10166166A JP 9331425 A JP9331425 A JP 9331425A JP 33142597 A JP33142597 A JP 33142597A JP H10166166 A JPH10166166 A JP H10166166A
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- Japan
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- iron
- alloy
- aluminothermite
- mixture
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K23/00—Alumino-thermic welding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 レールの溶接に使用されるアルミノテルミッ
ト混合物を提供する。 【解決手段】 前記混合物は酸化鉄およびアルミニウム
からなる微粒子の基礎成分および金属添加物からなり、
金属添加物としてC:0.1〜20重量%、Si:2〜
40重量%、Cr:5〜80重量%および製造に起因す
る不純物を有する鉄からなる母合金が基礎成分に対して
5〜50重量%の量で添加されている。
ト混合物を提供する。 【解決手段】 前記混合物は酸化鉄およびアルミニウム
からなる微粒子の基礎成分および金属添加物からなり、
金属添加物としてC:0.1〜20重量%、Si:2〜
40重量%、Cr:5〜80重量%および製造に起因す
る不純物を有する鉄からなる母合金が基礎成分に対して
5〜50重量%の量で添加されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸化鉄、アルミニ
ウムおよび合金形成剤のような添加物からなる粒子状混
合物および緩衝剤(daempfungsmittel)からなるアルミ
ノテルミット混合物(aluminothermisches Gemisch)に
関する。
ウムおよび合金形成剤のような添加物からなる粒子状混
合物および緩衝剤(daempfungsmittel)からなるアルミ
ノテルミット混合物(aluminothermisches Gemisch)に
関する。
【0002】本発明は、特にレールの結合溶接用のアル
ミノテルミット混合物に関する。
ミノテルミット混合物に関する。
【0003】
【従来の技術】間隙をもって敷設され、鋳型で包囲する
レール端部をアルミノテルミット法により製造した鋼に
より溶接し、互いに結合することによる公知のアルミノ
テルミットレール結合溶接においては、溶接材料として
用いられるアルミノテルミット法により製造した鋼はそ
の強度特性においてレール鋼に可能な限り相当すべきで
ある。
レール端部をアルミノテルミット法により製造した鋼に
より溶接し、互いに結合することによる公知のアルミノ
テルミットレール結合溶接においては、溶接材料として
用いられるアルミノテルミット法により製造した鋼はそ
の強度特性においてレール鋼に可能な限り相当すべきで
ある。
【0004】この要求から、アルミニウムおよび酸化鉄
からなる基礎混合物に合金元素、例えば特に炭素、マン
ガン、バナジウムおよびチタンを混合することにより、
公知の、溶接成分ともよばれるアルミノテルミット混合
物が考慮される。緩衝および冷却するために、アルミノ
テルミット混合物に更に鉄もしくは鋼くずを混合し、こ
れにより同時に鋼収率が向上する。
からなる基礎混合物に合金元素、例えば特に炭素、マン
ガン、バナジウムおよびチタンを混合することにより、
公知の、溶接成分ともよばれるアルミノテルミット混合
物が考慮される。緩衝および冷却するために、アルミノ
テルミット混合物に更に鉄もしくは鋼くずを混合し、こ
れにより同時に鋼収率が向上する。
【0005】有利に使用される690〜880N/mm
2の引張強さを有するレール鋼は炭素含量0.4〜0.8
2%およびマンガン含量0.8〜1.7%を有し、かつこ
れに相当して大部分がパーライトから形成される構造を
有する。
2の引張強さを有するレール鋼は炭素含量0.4〜0.8
2%およびマンガン含量0.8〜1.7%を有し、かつこ
れに相当して大部分がパーライトから形成される構造を
有する。
【0006】ドイツ特許第3644106号明細書によ
り、組成物の高めた再生能力を有する溶接材料の製造を
保証するアルミノテルミット混合物が提案されている。
これにより、特に溶接材料の構造がレール材料の構造に
相当することが達成されるべきである。
り、組成物の高めた再生能力を有する溶接材料の製造を
保証するアルミノテルミット混合物が提案されている。
これにより、特に溶接材料の構造がレール材料の構造に
相当することが達成されるべきである。
【0007】このアルミノテルミット混合物中に、均一
な粒状物の形の添加物、特に純粋な形でまたは合金とし
て、例えばFeと共に使用することができる合金金属、
例えばMn、Cr、Ni、V、Ti、緩衝剤、例えばF
eまたはFe合金、および浸炭剤、例えば炭素またはC
を含有する金属、合金または炭化物が含有される。
な粒状物の形の添加物、特に純粋な形でまたは合金とし
て、例えばFeと共に使用することができる合金金属、
例えばMn、Cr、Ni、V、Ti、緩衝剤、例えばF
eまたはFe合金、および浸炭剤、例えば炭素またはC
を含有する金属、合金または炭化物が含有される。
【0008】レールを溶接するために、混合物に、炭
素、マンガンおよび鉄からなる粒状物を、アルミノテル
ミット法により製造された鋼中にパーライト構造の形成
を保証する量で添加する。有利には粒状物は炭素1.5
〜3重量%、マンガン8〜12重量%および鉄85〜9
0.5重量%からなる。部分的に80重量%までのマン
ガン含量を使用する。
素、マンガンおよび鉄からなる粒状物を、アルミノテル
ミット法により製造された鋼中にパーライト構造の形成
を保証する量で添加する。有利には粒状物は炭素1.5
〜3重量%、マンガン8〜12重量%および鉄85〜9
0.5重量%からなる。部分的に80重量%までのマン
ガン含量を使用する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、煙の
発生が減少した温和な反応特性を有し、溶接表面の改良
された形態を生じ、耐磨耗性の溶接の高まる要求を満足
するアルミノテルミット混合物を提供することである。
それに加えて溶接の信頼性を更に向上すべきである。
発生が減少した温和な反応特性を有し、溶接表面の改良
された形態を生じ、耐磨耗性の溶接の高まる要求を満足
するアルミノテルミット混合物を提供することである。
それに加えて溶接の信頼性を更に向上すべきである。
【0010】本発明の課題は、特にアルミノテルミット
法により製造した溶接部の交通安全性を更に高めること
である。
法により製造した溶接部の交通安全性を更に高めること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明によ
るアルミノテルミット混合物により解決され、該混合物
は酸化鉄およびアルミニウムからなる微粒子の基礎成分
および金属添加物から構成され、金属添加物として、母
合金(vorlegierung)、すなわちC:0.1〜20重量
%、Si:2〜40重量%、Cr:5〜80重量%およ
び製造に起因する不純物を有する鉄からなるフェロクロ
ム合金が基礎成分に対して5〜50重量%の量で添加さ
れていることを特徴とする。
るアルミノテルミット混合物により解決され、該混合物
は酸化鉄およびアルミニウムからなる微粒子の基礎成分
および金属添加物から構成され、金属添加物として、母
合金(vorlegierung)、すなわちC:0.1〜20重量
%、Si:2〜40重量%、Cr:5〜80重量%およ
び製造に起因する不純物を有する鉄からなるフェロクロ
ム合金が基礎成分に対して5〜50重量%の量で添加さ
れていることを特徴とする。
【0012】アルミノテルミット混合物の更に有利な構
成は、母合金および添加すべき量の異なって示される重
量割合から生じる。
成は、母合金および添加すべき量の異なって示される重
量割合から生じる。
【0013】添加物を測定する際に、アルミノテルミッ
ト反応に起因する合金元素の燃焼損失および鉄からなる
緩衝剤成分の付加的な合金の燃焼損失を考慮することに
配慮すべきである。その際アルミノテルミット法により
製造した鋼の溶接に必要な鋳造温度が保証されなければ
ならない。互いの添加物の比、アルミノテルミット混合
物中の緩衝する鉄の量および必要な添加物の全部の量を
簡単な予備試験により算出することができる。これは当
業者にはほかの発明性のある助けがなくても可能であ
る。
ト反応に起因する合金元素の燃焼損失および鉄からなる
緩衝剤成分の付加的な合金の燃焼損失を考慮することに
配慮すべきである。その際アルミノテルミット法により
製造した鋼の溶接に必要な鋳造温度が保証されなければ
ならない。互いの添加物の比、アルミノテルミット混合
物中の緩衝する鉄の量および必要な添加物の全部の量を
簡単な予備試験により算出することができる。これは当
業者にはほかの発明性のある助けがなくても可能であ
る。
【0014】添加物の量は一方では母合金の組成に、他
方では溶接物中の合金物質の濃度に依存する。
方では溶接物中の合金物質の濃度に依存する。
【0015】溶接物の硬度が高ければ高いほど、それだ
け多くの合金元素が必要であり、すなわちそれだけ多く
の母合金を使用しなければならず、それだけ多くの合金
元素がすでに母合金中に存在しなければならない。
け多くの合金元素が必要であり、すなわちそれだけ多く
の母合金を使用しなければならず、それだけ多くの合金
元素がすでに母合金中に存在しなければならない。
【0016】例えば80%までまたは更に90%までの
高いCr含量を有する母合金を使用する場合は、その他
の合金元素SiおよびCを相当して調整し、所望の硬度
に対して相当して母合金を少なく使用することができ
る。これは異なる組成の母合金を相当して溶融し、引き
続き溶接実験することにより容易に算定することができ
る。
高いCr含量を有する母合金を使用する場合は、その他
の合金元素SiおよびCを相当して調整し、所望の硬度
に対して相当して母合金を少なく使用することができ
る。これは異なる組成の母合金を相当して溶融し、引き
続き溶接実験することにより容易に算定することができ
る。
【0017】少ないCr含量を有する母合金を使用する
場合は、多くの母合金を使用しなければならない。
場合は、多くの母合金を使用しなければならない。
【0018】その際母合金は付加的に微粒子の元素、例
えばホウ素、バナジウム、チタン、ニオブまたは希土類
元素を含有してもよく、または金属、例えばニッケル、
モリブデン、銅またはタングステンおよびほかの所望の
添加物と共に合金化されていてもよい。
えばホウ素、バナジウム、チタン、ニオブまたは希土類
元素を含有してもよく、または金属、例えばニッケル、
モリブデン、銅またはタングステンおよびほかの所望の
添加物と共に合金化されていてもよい。
【0019】微粒子の成分および希土類元素は一般に溶
接物中に1%未満の含量を生じる量で添加する。
接物中に1%未満の含量を生じる量で添加する。
【0020】ほかの可能な合金添加物は、溶接物中にこ
れらの合金元素が4%までの量で存在する量で母合金に
添加する。
れらの合金元素が4%までの量で存在する量で母合金に
添加する。
【0021】基礎成分は一般にアルミニウム約25%お
よび酸化鉄75%からなり、その際酸化鉄の異なる酸化
段階が存在する。
よび酸化鉄75%からなり、その際酸化鉄の異なる酸化
段階が存在する。
【0022】すでに記載したように、現在有利に使用さ
れるレール鋼は炭素含量0.4〜0.82重量%およびマ
ンガン含量0.8〜1.7重量%により特徴づけられ、そ
れに相当して薄片状のフェライトおよびセメンタイト
(Fe3C)を有する大部分がパーライトの構造を有す
る。
れるレール鋼は炭素含量0.4〜0.82重量%およびマ
ンガン含量0.8〜1.7重量%により特徴づけられ、そ
れに相当して薄片状のフェライトおよびセメンタイト
(Fe3C)を有する大部分がパーライトの構造を有す
る。
【0023】本発明による混合物をこの種のレールを溶
接するために使用する場合は、金属添加物はアルミノテ
ルミット法により製造した鋼中に大部分がパーライト構
造の形成が保証される量で含有されるべきである。
接するために使用する場合は、金属添加物はアルミノテ
ルミット法により製造した鋼中に大部分がパーライト構
造の形成が保証される量で含有されるべきである。
【0024】この混合物を用いてベーナイト成分を有す
る構造を生じることも可能である。それに加えてこの場
合にきわめて微細なパーライト段階、トルースタイトお
よびソルバイトが認められる。
る構造を生じることも可能である。それに加えてこの場
合にきわめて微細なパーライト段階、トルースタイトお
よびソルバイトが認められる。
【0025】有利には、金属添加物が純鉄および相当す
る母合金からなるアルミノテルミット混合物を使用す
る。この場合に基礎成分100重量部に対して5〜35
重量部の量の添加物が有利であることが判明し、その際
純鉄10〜30%および母合金5〜30%が使用され
る。
る母合金からなるアルミノテルミット混合物を使用す
る。この場合に基礎成分100重量部に対して5〜35
重量部の量の添加物が有利であることが判明し、その際
純鉄10〜30%および母合金5〜30%が使用され
る。
【0026】金属添加物として、それぞれ基礎成分に対
して母合金5〜15重量%および鉄5〜20重量%が添
加されたアルミノテルミット混合物が特に有利である。
して母合金5〜15重量%および鉄5〜20重量%が添
加されたアルミノテルミット混合物が特に有利である。
【0027】この場合に、母合金は、レール面で測定し
て溶接材料中で150HBから400HBより高い硬度
を達成するために、C:0.5〜8重量%、Si:5〜
20重量%、Cr:10〜60重量%および製造に起因
する不純物を有する鉄の組成を有し、有利にはC:1.
0〜6.0重量%、Si:10〜15重量%、Cr:1
5〜50重量%および製造に起因する不純物を有する鉄
の組成を有する。更にC:0.1〜20重量%、Cr:
5〜80重量%および製造に起因する不純物を有する鉄
からなり、基礎成分に対して5〜50重量%の量で添加
される母合金が特に有利であることが判明した。
て溶接材料中で150HBから400HBより高い硬度
を達成するために、C:0.5〜8重量%、Si:5〜
20重量%、Cr:10〜60重量%および製造に起因
する不純物を有する鉄の組成を有し、有利にはC:1.
0〜6.0重量%、Si:10〜15重量%、Cr:1
5〜50重量%および製造に起因する不純物を有する鉄
の組成を有する。更にC:0.1〜20重量%、Cr:
5〜80重量%および製造に起因する不純物を有する鉄
からなり、基礎成分に対して5〜50重量%の量で添加
される母合金が特に有利であることが判明した。
【0028】
【実施例】表1〜3はテルミット溶接の4個の異なる硬
さの等級に対してどのようにして溶接成分を製造できる
かを例として示す。
さの等級に対してどのようにして溶接成分を製造できる
かを例として示す。
【0029】表1は基本組成を示す。
【0030】表1溶接成分の組成 基礎成分:純粋テルミット(RT) アルミニウム 25% 酸化鉄 75% RT合計 100% 添加物 純鉄 12.5% 母合金 7.5% 溶接材料合計 120.0% 表2は溶接物の異なって所望される硬度に対する、使用
される母合金の組成の有利な範囲を示す。
される母合金の組成の有利な範囲を示す。
【0031】 表2 母合金の組成 硬度 (HB) 250〜300 300〜350 350〜400 >400 母合金(%) Cr 28〜31 33〜36 34〜37 38〜41 Si 10〜15 10〜15 10〜15 10〜15 C 1.5〜2.0 2.0〜2.7 3.3〜4.0 4.0〜4.5 残りFe 合計100 合計100 合計100 合計100 表3は、表2による溶接成分を用いて実施した溶接物の
分析値を示す。決定したMn濃度は溶解したレール鋼に
由来する不純物である。
分析値を示す。決定したMn濃度は溶解したレール鋼に
由来する不純物である。
【0032】 表3 レール面の溶接分析 C Al Cr Mn Ni Si 硬さの等級 0.1-0.3 <0.5 1.6-2.4 <0.5 <0.2 0.5-1.5 250-300 硬さの等級 0.15-0.35 <0.5 2.0-2.8 <0.5 <0.2 0.5-1.5 300-350 硬さの等級 0.25-0.45 <0.5 2.2-3.0 <0.5 <0.2 0.5-1.5 350-400 硬さの等級 0.35-0.55 <0.5 2.4-3.2 <0.5 <0.2 0.5-1.5 >400 溶接材料の所望の化学組成を達成するための量による表
示は、それぞれの場合に溶接試験により容易に算定する
ことができる。
示は、それぞれの場合に溶接試験により容易に算定する
ことができる。
【0033】従って本発明によるアルミノテルミット混
合物は、化学組成、構造形成および硬度において溶接す
べき種々のレール鋼に相当するアルミノテルミットレー
ル溶接用溶接材料の製造を可能にし、これにより特に溶
接材料およびレール材料の均一な磨耗特性およびこれに
より妨害がなく、手入れのいらない軌道が保証される。
更に上記の中間段階の粒子の形態と結びついたトルース
タイト/ソルバイト成分からなるパーライト構造を生じ
ることが可能である。この構造は微粒性により改良され
た耐磨耗性により優れている。粒状物の使用は、前記の
要求に相当して、一定の溶接の質とともに均一な、煙の
少ない、温和な反応特性を有する。本発明によるアルミ
ノテルミット混合物の利点は、技術水準の溶接混合物と
比較して、煙の形成および反応性の向上を強化する添加
物を回避することにある。この均一で、かつ温和なメタ
ロテルミック反応(metallothermic reaction)は冶金
学に重要であるだけでなく、溶融材料の噴出する粒子お
よび特に溶接作業の際にトンネルまたは地下道で妨害す
る、反応する混合物から排出される蒸気による溶接者の
負荷を減少する。
合物は、化学組成、構造形成および硬度において溶接す
べき種々のレール鋼に相当するアルミノテルミットレー
ル溶接用溶接材料の製造を可能にし、これにより特に溶
接材料およびレール材料の均一な磨耗特性およびこれに
より妨害がなく、手入れのいらない軌道が保証される。
更に上記の中間段階の粒子の形態と結びついたトルース
タイト/ソルバイト成分からなるパーライト構造を生じ
ることが可能である。この構造は微粒性により改良され
た耐磨耗性により優れている。粒状物の使用は、前記の
要求に相当して、一定の溶接の質とともに均一な、煙の
少ない、温和な反応特性を有する。本発明によるアルミ
ノテルミット混合物の利点は、技術水準の溶接混合物と
比較して、煙の形成および反応性の向上を強化する添加
物を回避することにある。この均一で、かつ温和なメタ
ロテルミック反応(metallothermic reaction)は冶金
学に重要であるだけでなく、溶融材料の噴出する粒子お
よび特に溶接作業の際にトンネルまたは地下道で妨害す
る、反応する混合物から排出される蒸気による溶接者の
負荷を減少する。
【0034】ほかの利点は、ほかの分布範囲に調整可能
な硬度および改良された磨耗特性にある。
な硬度および改良された磨耗特性にある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルハルドゥス ヨハネス ムルダー ドイツ連邦共和国 エッセン カムパーフ ェルト 22 (72)発明者 ミヒャエル シュタインホルスト ドイツ連邦共和国 エッセン シュロスガ ルテン 21
Claims (10)
- 【請求項1】 酸化鉄およびアルミニウムからなる微粒
子の基礎成分および金属添加物からなるアルミノテルミ
ット混合物において、金属添加物として、母合金、すな
わちC:0.1〜20重量%、 Si:2〜40重量%、 Cr:5〜80重量%および製造に起因する不純物を有
する鉄からなるフェロクロム合金が基礎成分に対して5
〜50重量%の量で添加されていることを特徴とする、
アルミノテルミット混合物。 - 【請求項2】 母合金が基礎成分に対して10〜40重
量%の量で添加されている請求項1記載のアルミノテル
ミット混合物。 - 【請求項3】 母合金が基礎成分に対して15〜30重
量%の量で添加されている請求項1記載のアルミノテル
ミット混合物。 - 【請求項4】 母合金として、 C:0.5〜8重量%、 Si:5〜20重量%、 Cr:10〜60重量%および製造に起因する不純物を
有する鉄からなるフェロクロム合金を使用する請求項1
から3までのいずれか1項記載のアルミノテルミット混
合物。 - 【請求項5】 母合金として、 C:1.0〜6.0重量%、 Si:10〜15重量%、 Cr:15〜50重量%および製造に起因する不純物を
有する鉄からなるフェロクロム合金を使用する請求項1
から3までのいずれか1項記載のアルミノテルミット混
合物。 - 【請求項6】 母合金のほかに金属添加物として純鉄を
使用する請求項1から5までのいずれか1項記載のアル
ミノテルミット混合物。 - 【請求項7】 金属添加物として、それぞれ基礎成分に
対して、母合金5〜45重量%および純鉄5〜45重量
%が添加されている請求項1から6までのいずれか1項
記載のアルミノテルミット混合物。 - 【請求項8】 金属添加物として、それぞれ基礎成分に
対して、母合金5〜30重量%および純鉄10〜30重
量%が添加されている請求項1から6までのいずれか1
項記載のアルミノテルミット混合物。 - 【請求項9】 金属添加物として、それぞれ基礎成分に
対して、母合金5〜15重量%および純鉄5〜20重量
%が添加されている請求項1から6までのいずれか1項
記載のアルミノテルミット混合物。 - 【請求項10】 金属添加物として、母合金、すなわち
C:0.1〜20重量%、 Cr:5〜80重量%および製造に起因する不純物を有
する鉄からなるフェロクロム合金が基礎成分に対して5
〜50重量%の量で添加されている請求項1記載のアル
ミノテルミット混合物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19650207.1 | 1996-12-04 | ||
DE19650207A DE19650207C1 (de) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | Aluminothermisches Gemisch |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10166166A true JPH10166166A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=7813566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9331425A Pending JPH10166166A (ja) | 1996-12-04 | 1997-12-02 | アルミノテルミット混合物 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5944914A (ja) |
EP (1) | EP0846522A2 (ja) |
JP (1) | JPH10166166A (ja) |
AU (1) | AU718258B2 (ja) |
CA (1) | CA2222840A1 (ja) |
DE (1) | DE19650207C1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100519051C (zh) * | 2007-08-16 | 2009-07-29 | 黄丽丽 | 热熔焊剂 |
CN106521288A (zh) * | 2016-11-23 | 2017-03-22 | 南通白鹤机针有限公司 | 预合金粉末材料 |
CN108715945A (zh) * | 2018-05-28 | 2018-10-30 | 沧州东盛金属添加剂制造有限公司 | 一种环保无粉尘无烟型金属添加剂生产工艺 |
CN113894463B (zh) * | 2021-09-30 | 2023-01-24 | 武汉钢铁有限公司 | 一种适用于U68CuCr钢轨的耐腐蚀铝热焊剂及其焊接方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
LU41068A1 (ja) * | 1961-01-10 | 1962-07-09 | ||
DE3644106C1 (de) * | 1986-12-23 | 1988-03-31 | Elektro Thermit Gmbh | Aluminothermisches Gemisch |
SU1723147A1 (ru) * | 1990-06-04 | 1992-03-30 | Днепропетровский Металлургический Институт | Способ получени плавленого флюса |
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1996
- 1996-12-04 DE DE19650207A patent/DE19650207C1/de not_active Expired - Fee Related
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1997
- 1997-11-20 EP EP97120355A patent/EP0846522A2/de not_active Withdrawn
- 1997-11-21 US US08/975,313 patent/US5944914A/en not_active Expired - Fee Related
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