JPH10163930A - 等化器制御装置 - Google Patents

等化器制御装置

Info

Publication number
JPH10163930A
JPH10163930A JP8318881A JP31888196A JPH10163930A JP H10163930 A JPH10163930 A JP H10163930A JP 8318881 A JP8318881 A JP 8318881A JP 31888196 A JP31888196 A JP 31888196A JP H10163930 A JPH10163930 A JP H10163930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
equalizer
equalization
equalizers
training
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8318881A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Inoue
豊 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8318881A priority Critical patent/JPH10163930A/ja
Publication of JPH10163930A publication Critical patent/JPH10163930A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確にタイミング位相誤差を吸収し、正確な
等化器制御を行なえるようにする。 【解決手段】 複数のタイミング位相の異なる受信信号
を等化する等化器101、102を用意し、初期トレー
ニング時、すべての等化器101、102を動作させ、
初期トレーニング直後に、ベストの性能であった等化器
を比較器109、ラッチ110、セレクタ111により
選択する一方、等化制御器112により選択された等化
器以外の等化器の等化器係数(タップ係数)の更新を止
め、初期トレーニング後のデータ伝送期間では、選択さ
れた等化器での等化を継続し、2回目以降のトレーニン
グ時にはすべての等化器の等化更新を許可する。前回選
択されなかった等化器は、前回のトレーニング直後の係
数から等化が開始され、前回選択された等化器のタップ
係数は、すべての期間、等化が更新される事になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は等化器制御装置に関
し、特に複数の変調モードを切り換えて間欠的に送受信
する変復調装置での等化器を制御する等化器制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近来の情報化社会の発展により、パソコ
ン通信、FAX通信、ポイントトゥポイント接続による
インターネット接続などに代表される情報通信がめざま
しく普及しつつある。この情報通信のキャリアは主に電
話回線などのアナログ回線であり、このアナログ回線に
パソコンなどのデジタル機器を接続するには、デジタル
機器が扱うデジタル信号と、電話回線が扱えるアナログ
信号を相互に変換する手段が必要になる。この変換手段
としてモデム(変復調装置)がよく知られている。
【0003】モデムとは、デジタル信号のアナログ搬送
波への変調と、アナログ搬送波のデジタル信号への復調
手段を持つ装置であり、技術の発展によりその伝送スピ
ードも格段と向上してきている。
【0004】従来の伝送スピードは、300bps、1
200bps(bps:bit/sec、1秒間に伝送
できるビット数)であったものが、最近は14400b
ps、28800bpsのモデムが出現してきている。
【0005】このモデムの伝送品質、性能は等化器によ
り大きく左右される。等化器とは、モデムのデータ受信
(復調)サイドに設けられ、伝送回線で汚された(歪み
を受けた)受信信号から回線の歪み成分を除去し、元来
の伝送信号を抽出するものである。
【0006】この等化は、主に伝送したいデータの伝送
期間の直前のトレーニング期間と呼ばれる期間に作用
し、このトレーニング期間では、送受信器があらかじめ
既知の信号を伝送し、正確に等化する。更に、トレーニ
ング期間に続くデータ伝送期間でも、回線状況の変化に
追従すべく等化動作を継続するが、回線の特性の変動は
さほど大きなものではなく、等化の性能はほとんど、ト
レーニング期間での性能になる。
【0007】また、モデムには全2重通信用と半2重通
信用の2種類がある。全2重通信とは、1本の回線で同
時に上り、下りの信号を伝送する手段であり、パソコン
通信などのほとんどがこれに相当する。半2重通信と
は、ある時間では上り方向、又は下り方向にしかデータ
が伝送されない伝送方法であり、FAXなどの片方向に
大量なデータを伝送する装置で利用されている。
【0008】また、FAXなどでは伝送したい画像デー
タは高速なスピードの変復調を使い、画像データ以外の
手順信号(送受信器の機能、データ再送などのネゴシエ
ーション)には、確実に伝送可能な低速な変復調が使わ
れる。
【0009】従って、FAXなどの通信では、高速/低
速の2種類の変復調手段を含むモデムが使われ、データ
伝送中に、高速モード−>低速モード−>高速−>低速
のように変復調手段が切り換えられて使われている。
【0010】例えば、G3FAXの場合、高速が144
00bps(ITU−T勧告V.17の変復調手段)、
低速が300bps(ITU−T勧告V.21の変復調
手段)が使用され、スーパーG3の場合、高速が288
00bps(ITU−T勧告V.34のプライマリチャ
ンネル用変復調手段)、低速が1200bps(ITU
−T勧告V.34のコントロールチャンネル用変復調手
段、この場合、この低速モードは全2重通信が使用)が
使用される。
【0011】このような、高速と低速を切り換えて使用
する場合、高速のトレーニング期間分の時間を節約する
ために、呼接続後の最初のトレーニング期間を長くとり
(ロングトレーニング)、2回目以降のトレーニング期
間を短くする(ショートトレーニング)が行われる。
【0012】このショートトレーニングでは、前回の等
化器の内容(実際には、等化器はトランスバーサルフィ
ルタで構成されるので、このフィルタの係数)を記憶
し、2回目以降の等化に利用している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記したような、ロン
グ、およびショートトレーニングのように、間欠的にト
レーニングを繰り返し、データ伝送をするモデムでは、
特に、ショートトレーニングの場合、以下の理由で等化
性能が落ちる危険性があった。
【0014】等化器は、回線特性のうち、回線の振幅特
性、群遅延特性を除去するものであり、これ以外の要
因、特にタイミング位相誤差があると等化性能を大幅に
劣化させる。このタイミング位相誤差とは、送信側の転
送タイミング(D/A変換タイミング)と受信側の受信
タイミングの違いによるデータタイミングの誤差であ
る。
【0015】このタイミング位相誤差は、初回のトレー
ニング時にも、もちろん影響するが、上記のように、ト
レーニングを間欠的に繰り返す場合、特に各トレーニン
グ期間によりタイミング位相誤差が異なることになり、
前回のトレーニング結果を反映しても前回のトレーニン
グ時と今回のトレーニングでのタイミング位相誤差が異
なる可能性が大きく、2回目以降のトレーニングで確実
な等化(トレーニング)が保証されず、極端な場合は等
化不能となり、以後の通信が出来なくなる場合もあっ
た。
【0016】そこで本発明の課題は、正確にタイミング
位相誤差を吸収し、正確な等化器制御を行なえるように
する、特に初期等化時(初期トレーニング:ロングトレ
ーニング)の等化性能と、2回目以降の等化性能(ショ
ートトレーニング)をタイミング位相誤差に拘らず確実
に行えるようにすることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、複数の変調モードを切り換えて間
欠的に送受信する変復調装置での等化器の制御装置にお
いて、複数の等化手段と、この複数の等化手段へタイミ
ング位相の異なった受信信号を入力する手段と、複数等
化器の等化結果を比較する等化結果比較手段と、この等
化結果比較手段による比較結果に応じて1つの等化器を
選択する選択手段と、その等化器群が使用される変調モ
ードでのトレーニング期間においては、すべての等化器
の等化動作を許可し、そのトレーニング後のデータ伝送
期間においては、前記の等化器選択手段により選択され
た等化器のみの動作を許可し、選択されなかった等化器
の等化動作を停止し、その等化器群が使用されない変調
モード期間においては、すべての等化器の等化動作を停
止する等化器制御手段と、を有する構成を採用した。
【0018】より詳細には、本発明では、複数のタイミ
ング位相の異なる受信信号を等化する等化器を用意し、
初期トレーニング時、すべての等化器を動作させ、初期
トレーニング直後に、ベストの性能であった等化器を選
択し、選択された等化器以外の等化器の等化器係数(タ
ップ係数)の更新を止め、初期トレーニング後のデータ
伝送期間では、選択された等化器での等化を継続し、2
回目以降のトレーニング時にはすべての等化器の等化更
新を許可する。すなわち、前回選択されなかった等化器
は、前回のトレーニング直後の係数から等化が開始さ
れ、前回選択された等化器のタップ係数は、初回のトレ
ーニング期間、初回のデータ伝送期間、及び2回目のト
レーニング期間のすべての期間、等化が更新される事に
なる。同様に、この2回目のトレーニング期間直後にベ
ストの性能であった等化器を選択し、選択された等化器
以外の等化器の等化器係数(タップ係数)の更新を止
め、2回目のトレーニング後のデータ伝送期間では、選
択された等化器での等化を継続し、3回目以降は、2回
目以降の処理を繰り返す等化器制御を行なう。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図1は本発明のモデムの等化器まわ
りの受信部の構成を示している。図2は、図1の装置に
おける各部の動作を示したタイミングチャートである。
【0020】本実施形態では、等化器が符号101、1
02のように2個設けられた構成である。
【0021】図1において、不図示の復調器からの復調
信号は、セレクタ100により、第1の等化器(等化器
1)101、第2の等化器(等化器2)102に分配さ
れる。
【0022】セレクタ100は、信号間隔がボーレート
周期(T:変復調レート)の数倍である復調信号を、ボ
ーレート周期の半周期毎に振り分けている。具体的に
は、周期がボーレートであるボーレートクロックBCL
Kのレベルで入力信号を等化器101、102に振り分
けている。従って、等化器101と等化器102の入力
信号は、その入力信号の位相がT/2異なった信号とな
る。この位相差がタイミング位相誤差を吸収する事にな
る。
【0023】それぞれ等化器に入力された信号は、周知
の等化アルゴリズム(例えば、LMS:Least M
ean Square アルゴリズム)によって等化さ
れる。
【0024】図中の等化器101、102、判定器10
3、104、誤差判定器105、106、及び平均化器
107、108は全く同じ動作をするため、両側の動作
をまとめて説明する。特に、等化器101、102、判
定器103、104、誤差演算器105、106は、一
対で上記の等化アルゴリズムを行うものである。
【0025】等化器101、102はトランスバーサル
フィルタから構成され、入力信号をフィルタリングし、
歪みを除去した信号を出力し、判定器では、この等化出
力から正規な判定ポイントを選択し、正規な判定値を出
力し、誤差演算器では等化出力と判定出力の差を演算
し、この誤差信号を等化器101、102へフィードバ
ックし、等化器101、102はこの誤差信号をもと
に、内部のトランスバーサルフィルタのフィルタ係数
(タップ係数)を計算する。
【0026】平均化器107、108は誤差演算部から
の誤差を、任意な期間(複数ボーレート周期期間)平均
化し、この平均値を、比較器109へ出力する。
【0027】次に、図2を参照しつつ図3のフローチャ
ートに基づき動作の流れを説明する。図2では、ONが
ハイレベル、OFFがローレベルにより示されている。
【0028】ここでは、最初に高速なデータ伝送モード
(図2のMODE信号がON)が選ばれ、次に低速伝送
モード(図2のMODE信号がOFF)が選択される場
合を述べる。
【0029】まず、最初にモードがチェック(ステップ
S1)され、モードが高速(MODE信号ON)の場
合、ステップS3へ進み、モードが低速(MODE信号
OFF)の場合、ステップS2の低速通信での処理を行
う。高速モード中には、説明しない既知のトレーニング
信号検出手段でトレーニングが検出(信号TRNがO
N)されるまで待機する(ステップS3)。
【0030】トレーニングが検出されると、ステップS
4において後に説明する等化制御器112ですべての等
化器の等化更新を許可する。すなわち、図2において、
信号FRZ1、およびFRZ2をOFFとする。この信
号FRZ1およびFRZ2は、ONで等化更新を停止
し、OFFで等化更新を許可する等化フリージング信号
である。
【0031】そして、すべての等化器を使用した初回の
トレーニング(ロングトレーニング)が開始され、トレ
ーニング信号が非検出になった(TRN信号OFF)時
に(ステップS5)、平均化器107および108の出
力を比較器109で比較する(ステップS6)。
【0032】そして、ステップS7において、比較器1
09は誤差の少ない等化器の選択信号を出力する。ここ
では、比較器109は等化器101を選択する場合出力
信号がON、等化器102を選択する場合OFFを出力
する。
【0033】その選択信号が信号TRNの立ち下がりで
ラッチするラッチ110に入力され、データ期間中(T
RN信号OFF期間中)は、トレーニング信号TRNの
立ち下がり時点で定まった等化器選択信号、すなわち信
号SELが、ラッチ110から出力される。この信号S
ELは、第2のセレクタ111の入力信号として使われ
る(ステップS8又はステップS9)。
【0034】セレクタ111は、判定器103及び判定
器104の出力信号を入力し、SEL信号により判定器
103又は104の出力信号を選択して出力するセレク
タである。図2では、信号SELがONの時、判定器1
03(第1の等化器101)が選択され、信号SELが
OFFの時、判定器104(第2の等化器102)が選
択されるようになっている。
【0035】このセレクタ111の出力信号を、トレー
ニング終了時点(データ1伝送時点)から後続の復号器
へ渡し、データの伝送が行われる。
【0036】それと同時に、選択されなかった等化器の
フリーズ信号(FRZ1又はFRZ2)をONにし、デ
ータ伝送期間中は、選択されなかった等化器の係数の更
新を停止する(ステップS10又はステップS11)。
【0037】図2の一番最初の高速モードにおける(ロ
ング)トレーニングでは、等化器101の出力が選択さ
れ、等化器102はFRZ2のONによりフリーズされ
ている。
【0038】また、上記の信号SELは、等化制御器1
12にも入力されている。ここで等化制御器112を説
明する。
【0039】等化制御器112は、信号TRN、信号S
EL、モード信号MODE及び制御タイミング用の信号
BCLKを入力とするロジック回路などで構成され、以
下の動作を行う。
【0040】信号TRNのON期間、すなわちトレーニ
ング中は、すべての等化フリージング信号(FRZ1、
FRZ2)をOFFにし、すべての等化器の更新を許可
し、TRN信号OFFの場合は、SEL信号で選択され
ていない等化器のフリージング信号をONにし、等化性
能の良かった等化器のみを能動化し、他方の等化器を停
止する。図2の例の最初のデータ伝送期間では信号SE
Lが等化器101を選択すべくONになっているため、
等化制御器112はFRZ2信号をONとする。
【0041】さらに、MODE信号がOFF(低速伝送
選択時、図2のmode2期間)は、すべてのフリーズ
信号(FRZ1、FRZ2)をONにし、すべての等化
器の等化を止める。
【0042】このようにして、高速モードでの伝送が終
了すると(ステップS12)、前記の等化制御器112
で、すべての等化器フリーズ信号(FRZ1、FRZ
2)がONとなり、すべての等化器の等化動作が停止さ
れる(ステップS13)。
【0043】次に、通信終了がチェックされ(ステップ
S14)、通信が終了であれば、回線断などの処理を行
い通信を終了するが、通信が続行される場合は、ステッ
プS1に戻り、通信モードのチェックが行われ、通常は
高速モード後は、低速モードになり、低速通信モードで
の処理が行われ(ステップS2)、再びステップS14
からステップS1へ戻り、2回目の高速データ通信が開
始される。
【0044】この2回目以降の高速伝送モードのトレー
ニングは、1回目のトレーニングの動作と基本的に同等
であるが、1回目のトレーニング開始時点では、等化器
の係数は初期化されているので、第1の等化器101と
第2の等化器102の等化器は同状態から等化を開始し
たが、2回目以降では、前回選択された等化器(図2の
例では第1の等化器101)は、データ伝送(初回のデ
ータ伝送期間)状態終了後の状態が保持され、前回選択
されなかった等化器(図2の例では第2の等化器10
2)は、前回のトレーニング終了時点の状態が保持され
た状態となっている。
【0045】この状態から再びトレーニングを開始する
と、1回目と2回目のトレーニングで、タイミング位相
誤差が同等であれば、当然1回目で選択された等化器が
選択され、より正確な等化動作が出来、1回目と2回目
のトレーニングで、タイミング位相誤差が大きく異なっ
ていれば、1回目で選択されなかった等化器が選択さ
れ、よりタイミング位相誤差を吸収した等化が可能にな
る。
【0046】以上の実施形態では、等化器を2個用いた
例を示したが、本発明はこれに限るわけではなく、より
多くの等化器を用いても良い。この場合、復調信号をT
/n(n:等化器数)毎に分配する手段を設け、後は本
発明と同動作、すなわち最も等化誤差の少ない等化器を
選択するだけでよい。より多くの等化器を用いれば、よ
り正確なタイミング位相誤差を吸収でき、より正確な等
化が可能になる。
【0047】以上の実施形態によれば、初期等化時にタ
イミング位相誤差を改善し、等化性能を大幅に改善する
だけではなく、間欠的にトレーニングを行う通信方式に
おいても、タイミング位相誤差を吸収し、等化性能を安
定させる事が可能となる。
【0048】従って、高速通信の信頼性を向上し、エラ
ー再送手段などがある場合、エラーを極端に減少でき、
結果、回線使用効率が向上し、回線使用料金を節約でき
るなどの効果がある。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、複数の等化手段と、この複数の等化手段へタ
イミング位相の異なった受信信号を入力する手段と、複
数等化器の等化結果を比較する等化結果比較手段と、こ
の等化結果比較手段による比較結果に応じて1つの等化
器を選択する選択手段と、その等化器群が使用される変
調モードでのトレーニング期間においては、すべての等
化器の等化動作を許可し、そのトレーニング後のデータ
伝送期間においては、前記の等化器選択手段により選択
された等化器のみの動作を許可し、選択されなかった等
化器の等化動作を停止し、その等化器群が使用されない
変調モード期間においては、すべての等化器の等化動作
を停止する等化器制御手段と、を有する構成を採用して
いるので、正確にタイミング位相誤差を吸収し、正確な
等化器制御を行なえ、初期等化時にタイミング位相誤差
を改善し、等化性能を大幅に改善するだけではなく、間
欠的にトレーニングを行う通信方式においても、タイミ
ング位相誤差を吸収し、等化性能を安定させる事が可能
となり、従って、高速通信の信頼性を向上し、エラー再
送手段などがある場合、エラーを極端に減少でき、結
果、回線使用効率が向上し、回線使用料金を節約でき
る、などの優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用したモデムの受信部の構成を示し
たブロック図である。
【図2】図1の構成における動作を示したタイミングチ
ャートである。
【図3】図1の構成における等化器制御動作を示したフ
ローチャートである。
【符号の説明】
100 セレクタ 111 セレクタ 101 等化器 102 等化器 107 平均化器 108 平均化器 112 等化制御器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の変調モードを切り換えて間欠的に
    送受信する変復調装置での等化器の制御装置において、 複数の等化手段と、 この複数の等化手段へタイミング位相の異なった受信信
    号を入力する手段と、 複数等化器の等化結果を比較する等化結果比較手段と、 この等化結果比較手段による比較結果に応じて1つの等
    化器を選択する選択手段と、 その等化器群が使用される変調モードでのトレーニング
    期間においては、すべての等化器の等化動作を許可し、
    そのトレーニング後のデータ伝送期間においては、前記
    の等化器選択手段により選択された等化器のみの動作を
    許可し、選択されなかった等化器の等化動作を停止し、
    その等化器群が使用されない変調モード期間において
    は、すべての等化器の等化動作を停止する等化器制御手
    段と、を有することを特徴とする等化器制御装置。
  2. 【請求項2】 前記等化結果比較手段は、各等化器の等
    化誤差を一定期間平均化する手段と、その平均誤差を比
    較する比較手段からなることを特徴とする請求項1に記
    載の等化器制御装置。
  3. 【請求項3】 前記等化器はトランスバーサルフィルタ
    で構成され、等化器の等化動作許可/停止手段は、フィ
    ルタ係数の更新を制御する手段である事を特徴とする請
    求項1に記載の等化器制御装置。
JP8318881A 1996-11-29 1996-11-29 等化器制御装置 Pending JPH10163930A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8318881A JPH10163930A (ja) 1996-11-29 1996-11-29 等化器制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8318881A JPH10163930A (ja) 1996-11-29 1996-11-29 等化器制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10163930A true JPH10163930A (ja) 1998-06-19

Family

ID=18104011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8318881A Pending JPH10163930A (ja) 1996-11-29 1996-11-29 等化器制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10163930A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7415064B2 (en) 2001-09-19 2008-08-19 Gennum Corporation Transmit amplitude independent adaptive equalizer
JP2009510914A (ja) * 2005-09-29 2009-03-12 ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド 無線通信のための受信機技術
JP2015526920A (ja) * 2012-05-07 2015-09-10 アダプティブ スペクトラム アンド シグナル アラインメント インコーポレイテッド インパルスノイズを検出および緩和するための装置、システムおよび方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7415064B2 (en) 2001-09-19 2008-08-19 Gennum Corporation Transmit amplitude independent adaptive equalizer
JP2009510914A (ja) * 2005-09-29 2009-03-12 ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド 無線通信のための受信機技術
US7894514B2 (en) 2005-09-29 2011-02-22 Alcatel-Lucent Usa Inc. Receiver techniques for wireless communication
JP2015526920A (ja) * 2012-05-07 2015-09-10 アダプティブ スペクトラム アンド シグナル アラインメント インコーポレイテッド インパルスノイズを検出および緩和するための装置、システムおよび方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4756007A (en) Adaptive communication rate modem
US7675967B2 (en) Training-while-working data communications
US4718073A (en) Demodulator for facsimile equipment
JPS58219847A (ja) 再送要求機能付データ通信方式
JPH06232774A (ja) 復調システム
JPH09186634A (ja) データ受信装置
JPS6364103B2 (ja)
JPH10163930A (ja) 等化器制御装置
US6947480B2 (en) Networking
US7079572B2 (en) Method for setting up a data transmission link between xDSL transceivers
JPH11177540A (ja) データ転送装置及び方法
JP4350012B2 (ja) パケット無線通信システム
JPH09186635A (ja) 等化器
JP3844951B2 (ja) 受信機および適応等化処理方法
US5418816A (en) Automatic equalizer
US10771100B1 (en) Method and apparatus for efficient fast retraining of ethernet transceivers
JP3434853B2 (ja) モデムの制御方法
CN100508514C (zh) 可增加反馈信号正确程度的信号处理装置
JPS6336620A (ja) フアクシミリ伝送方式
JP2000332660A (ja) 受信装置
JP4396800B2 (ja) ファクシミリ装置、及びファクシミリ通信方法
JPH0427753B2 (ja)
US20030090738A1 (en) Channel estimation in a facsimile modem and method therefor
JPH07273826A (ja) 変調多値数情報伝送方法
KR0177667B1 (ko) 큐.에이.엠 디지탈 통신에서의 등화방법