JPH10163140A - 半導体基板の研磨方法 - Google Patents

半導体基板の研磨方法

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JPH10163140A
JPH10163140A JP9158039A JP15803997A JPH10163140A JP H10163140 A JPH10163140 A JP H10163140A JP 9158039 A JP9158039 A JP 9158039A JP 15803997 A JP15803997 A JP 15803997A JP H10163140 A JPH10163140 A JP H10163140A
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polishing
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liquid
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Hirohiko Izumi
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない工程で研磨後の半導体基板から金属汚
染を効果的に除去する半導体基板の研磨方法の提供す
る。 【解決手段】 半導体基板1の表面を平坦化する半導体
基板1の研磨方法であって、半導体基板1の表面を第1
の研磨液3aを用いて研磨する主研磨工程と、主研磨工
程の後に、半導体基板1の表面をキレート剤6aを用い
て研磨する仕上げ研磨工程とを備える。同一の研磨定盤
5および研磨布4を用いて行う。主研磨工程は、第1の
研磨定盤および第1の研磨布を用いて行い、かつ仕上げ
研磨工程は、第2の研磨定盤および第2の研磨布を用い
て行うようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板の研磨
方法に係り、特に半導体基板の表面を研磨して平坦な表
面形状を形成する半導体基板の研磨方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体の量産ラインに対してCM
P(Chemical Mechanical Polishing:化学機械的研
磨)を用いた平坦化技術の導入が進んで来ている。この
CMPを用いた従来の半導体基板の研磨方法としては、
まず、研磨布を張り付けた研磨定盤(定盤)上に研磨液
を分散し、回転もしくは振動する定盤上に基板支持基体
によって保持された被研磨基板を適当な圧力で押し付
け、被研磨基板の表面を研磨(主研磨)する。
【0003】この場合、研磨剤(研磨液)としては、例
えば、シリカ(SiO2 )、セリア(CeO2 )、アル
ミナ(Al2 3 )等の研磨粒子、およびアルカリのス
ラリー(水酸化カリウム:KOH、アンモニア:NH4
OH、アミン類等)を含んで構成される。その後、主研
磨により生じた基板表面上の傷や埃を除去するために、
純水を用いて研磨(仕上げ研磨)するというものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、仕上げ
研磨終了時における金属不純物による半導体基板の表面
の金属汚染状態(レベル)は、近年の微細加工精度を必
要とする半導体集積回路(半導体チップ)の製造を満足
するものではなかった。すなわち研磨後の洗浄におい
て、さらに洗浄工程(機械的洗浄、アルカリ性薬液によ
る洗浄、酸性薬液やキレート剤による洗浄、および次の
工程を行うための前洗浄)を必要とせざるを得なかっ
た。
【0005】また、従来、研磨剤(研磨液)を改良した
半導体基板の研磨方法としては、例えば、特開平2−2
78822号公報等に記載のものが知られている。この
文献には、研磨剤と遷移金属のキレート塩とを用いて研
磨(エッチング)を行うことが開示されている。しかし
ながら、研磨剤とキレート塩とを混合して半導体基板の
表面を研磨した場合、金属汚染の除去を十分に行うため
には、その後に機械的洗浄工程や酸性またはアルカリ性
薬液による洗浄工程を行わなければならない。つまり、
研磨工程後の洗浄工程を簡略化することはできない。
【0006】このように従来の半導体基板の研磨方法で
は、研磨工程(主研磨工程)の後に様々な洗浄工程を行
わなければならなかった。また、従来の半導体基板の研
磨方法では、酸性薬液の洗浄によるアルミニウム配線に
対する腐食の問題や、このアルミニウム配線の腐食を引
き起こす洗浄を省略した場合において残存する金属汚染
の問題等があった。
【0007】本発明はかかる実情に鑑み、少ない工程で
研磨後の半導体基板から金属汚染を効果的に除去する半
導体基板の研磨方法を提供することを目的とする。ま
た、本発明は、アルミニウム配線の腐食を伴うことなく
金属汚染を十分に除去する半導体基板の研磨方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、半導体
基板の表面を平坦化する半導体基板の研磨方法であっ
て、前記半導体基板の表面を第1の研磨液を用いて研磨
する主研磨工程と、該主研磨工程の後に、前記半導体基
板の表面をキレート剤を用いて研磨する仕上げ研磨工程
とを備えたことを特徴とする半導体基板の研磨方法が提
供される。
【0009】主研磨工程および仕上げ研磨工程は、同一
の研磨定盤および研磨布を用いて行うようにしてもよ
い。主研磨工程は、第1の研磨定盤および第1の研磨布
を用いて行い、かつ仕上げ研磨工程は、第2の研磨定盤
および第2の研磨布を用いて行うようにしてもよい。
【0010】仕上げ研磨工程を、キレート剤および主研
磨工程で使用する第1の研磨液を使用して行うことがで
きる。第1の研磨液は、好ましくは研磨粒子およびアル
カリ遷移金属を含むスラリーを有している。また、仕上
げ研磨工程を、キレート剤および主研磨工程で使用する
のとは異なる第2の研磨液を使用して行うこともでき
る。第1の研磨液は、好ましくは研磨粒子およびアルカ
リ遷移金属を含むスラリーを有する。また第2の研磨液
は、好ましくは研磨粒子およびアンモニアもしくはアミ
ン類を含むスラリーを有している。
【0011】キレート剤は、クエン酸、エチレンジアミ
ン4酢酸、ヒドロキシエチレンN−シアミン3酢酸、ア
ンモニア3酢酸、ジエチレン8アミンペンタ酢酸および
エタノールジグリシネートの中から選ばれる少なくとも
1つの物質で含んで構成することができる。キレート剤
の体積濃度は、好ましくは0.01%以上、20%以下
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明の好
適な実施の形態を説明する。図1(A)は本発明に係る
半導体基板の研磨方法の第1の実施形態における主研磨
工程を説明するための概略断面図であり、図1(B)は
本発明に係る半導体基板の研磨方法の第1の実施形態に
おける仕上げ研磨工程を説明するための概略断面図であ
る。なお、つぎに述べる各実施形態の半導体基板の研磨
方法は、後述する他の様々な半導体基板研磨装置に適用
することができる。
【0013】まずここで、本発明方法に使用する半導体
基板の研磨装置を説明する。図1において、1は半導体
基板、2は基板支持基体(プレート)、3は研磨液供給
機構(研磨液供給部)、4は研磨布(研磨パッド)、5
は研磨定盤(定盤)、そして6はキレート剤供給機構
(キレート剤供給部)である。ここで、本実施形態の半
導体基板の研磨方法は、後述するように半導体集積回路
(半導体チップ)を製造する各工程において行われるも
のとする。
【0014】この半導体基板の研磨装置において、半導
体基板1は支持基体2により保持され、定盤5上に設け
られた研磨布4に適当な圧力で押し付けられるようにな
っている。ここで、支持基体2は第1の方向(例えば、
反時計回り方向)に回転し、定盤5は第2の方向(例え
ば、時計回り方向)に回転するようになっている。すな
わち定盤5および支持基体2は、同じ回転軸に対して逆
方向に回転するようになっている。なお、支持基体2お
よび定盤5は、回転の他に振動(揺動)するようにする
こともできる。
【0015】まず、第1の実施形態における半導体基板
の研磨方法の主研磨工程では、図1(A)に示されるよ
うに半導体基板1を基板支持基体2で保持し、研磨液供
給機構3から研磨液3aを研磨布4に供給する。そし
て、研磨液3aを供給しながら、定盤5上で研磨布4に
半導体基板1を押し付けて、圧力を加えながら半導体基
板1の表面を2分間〜5分間程度研磨(主研磨)する。
この主研磨工程により半導体基板1の表面は、膜厚にし
て数千Å程度が除去(研磨)される。
【0016】ここで、主研磨工程で用いる研磨液3aの
好適な例としては、例えば水酸化カリウムもしくは硝酸
鉄に、シリカ等の研磨粒子を混合したものを使用する。
【0017】つぎに、上述の主研磨工程に引き続いて仕
上げ研磨工程が行われる。この仕上げ研磨工程では図1
(B)に示されるように、キレート剤供給機構6から研
磨布4上にキレート剤6aを供給し、30秒間程度、半
導体基板1の表面の研磨(仕上げ研磨)を行う。この仕
上げ研磨は、主研磨による半導体基板1の表面の埃や傷
等を除去するためのものである。
【0018】ここで、キレート剤は金属と結合してキレ
ート塩を形成し、半導体基板の表面から金属汚染を除去
する効果を本来的に持っている。この性質を利用して、
半導体基板の研磨後の洗浄工程に用いる薬液として使用
されている例がある。本実施形態では、研磨中にキレー
ト液を加える。これによって、研磨布や研磨剤中の砥粒
(研磨粒子)から圧力を受けている半導体基板の表面に
おいて、上述した通常のキレート化反応に加えて、化学
機械的にキレート化反応を促進する作用が加わって、研
磨終了後に行う洗浄に比べて効果的にキレート塩を作っ
て金属汚染が除去される。
【0019】すなわち、半導体基板1の表面は、図1
(A)に示されるように研磨液3aを用いた主研磨工程
により、半導体基板1の表面が研磨されて(削り取られ
て)活性な状態となっている。この主研磨工程に引き続
いてキレート剤6aを用いた仕上げ研磨工程を行うこと
により、汚染物質が半導体基板1の表面と結合する前に
半導体基板1の表面の埃や傷等を効果的に取り除くこと
ができる。換言すると、本実施形態の仕上げ研磨工程に
おけるキレート剤は、既に半導体基板1の表面に強固に
結びついている金属を通常のキレート化反応により取り
除くというよりも、半導体基板1の表面に漂っている
(強固には結合していない)金属(つまり汚染物質)を
容易にキレート化反応させて取り除くように作用する。
このため、そのような汚染物質を効果的に取り除くこと
ができる。
【0020】本実施形態では、仕上げ研磨工程の仕上げ
研磨を施した後の半導体基板1の表面における金属汚染
状態は、例えば表面濃度で8.9×109 atoms /cm
2 程度の低汚染状態(1010atoms /cm2 程度以下)
となる。これにより従来必要とされていた、汚染レベル
を1010atoms /cm2 程度以下に低下させるための各
工程を不要とすることができる。
【0021】すなわち、従来では研磨終了時において金
属不純物による半導体基板の表面の金属汚染状態は、鉄
を例でみると表面濃度で7.9×1010atoms /cm2
程度となっている。ちなみに、近年の0.3μm以下の
設計ルールに基づく微細加工を要求する半導体集積回路
の製造において、次の製造工程に移るためには例えば半
導体基板の表面の金属汚染状態を1010atoms /cm2
程度以下の汚染レベルに保持する必要がある。従って、
金属汚染状態が7.9×1010atoms /cm2程度の場
合には、この金属汚染状態を1010atoms /cm2 程度
以下にするために、研磨後の洗浄において以下の各工程
を必要としていた。
【0022】1)研磨で付着した微粒子のブラシによる
除去を行う機械的洗浄工程 2)さらに、完全に微粒子を取り除くためにアルカリ性
薬液による洗浄工程 3)金属汚染を除去するための酸性薬液、あるいはキレ
ート剤による洗浄工程 4)次の半導体装置製造工程を行うための前洗浄工程
【0023】上述した従来の半導体基板の研磨方法にお
いては、金属汚染の除去を行うためには、上記1)〜
4)の少なくとも4つの工程を経なければならない。さ
らに、条件によっては各洗浄工程を複数回に渡って行う
ことが必要な場合もあり、このように極めて多数の工程
を経る必要がある。
【0024】本発明によれば、上述したように仕上げ研
磨により半導体基板1の表面の金属汚染状態が、8.9
×109 atoms /cm2 程度となる。従って、従来の方
法において不可欠であった、研磨後の洗浄における特に
1)〜3)の3つの工程を省略することができる。ま
た、3)の洗浄工程による酸性薬液を使用する必要がな
いことから、半導体基板1にアルミニウムを材料とする
配線を形成するような場合でも、酸性薬液による腐食の
恐れがない。
【0025】ちなみに、従来方法において極希薄な酸性
薬液による洗浄を行う場合がある。半導体基板にアルミ
ニウムを材料とする配線が既に形成されていると、一定
の割合でこのアルミニウム配線が腐食されるため歩留り
の低下が避けられない。また、アルミニウム配線の腐食
を回避するために、アルミニウムに対して腐食作用を持
った薬液を使用した洗浄工程を経ないようにすると、金
属汚染を十分に取り切れないという問題が生じる。本発
明によれば、このような問題をすべて解消することがで
きる。
【0026】つぎに、本発明の半導体基板の研磨方法の
第2の実施形態を説明する。図2(A)は本発明に係る
半導体基板の研磨方法の第2の実施形態における主研磨
工程を説明するための概略断面図であり、図2(B)は
本発明に係る半導体基板の研磨方法の第2の実施形態に
おける仕上げ研磨工程を説明するための概略断面図であ
る。
【0027】まず、第2の実施形態に使用する半導体基
板の研磨装置を説明する。図2において、11は半導体
基板、12は基板支持基体、13は研磨液供給機構、1
4は研磨布、15は研磨定盤(定盤)、そして16はキ
レート剤供給機構である。この装置の基本構成は、実質
的に第1の実施形態の場合と同様であり、各構成部材は
同様に作用するものとする。
【0028】まず、第2の実施形態における半導体基板
の研磨方法の主研磨工程は、前述した第1の実施形態の
場合と同様に行われる。すなわち、図2(A)に示され
るように半導体基板11を基板支持基体12で保持し、
研磨液供給機構13から研磨液13aを研磨布14に供
給する。そして、研磨液13aを供給しながら、定盤1
5上で研磨布14に半導体基板11を押し付けて、圧力
を加えながら半導体基板11の表面を2分間〜5分間程
度研磨(主研磨)する。この主研磨工程により半導体基
板11の表面を膜厚にして数千Å程度を除去(研磨)す
る。ここで、研磨液13aとしては、前述した第2の実
施形態における研磨液3aと同じものを使用することが
できる。
【0029】つぎに、上述の主研磨工程に引き続いて仕
上げ研磨工程が行われる。この仕上げ研磨工程では、主
研磨工程で半導体基板11表面に加わった加工ダメージ
を取り除くために、図2(B)に示されるようにキレー
ト剤供給機構16から研磨布14上にキレート剤16a
を供給すると共に、研磨液供給機構13から少量の研磨
液13aを研磨布14に供給して仕上げ研磨工程を行
う。これにより半導体基板11の表面は、研磨液13a
により若干削られると共に、キレート剤16aによって
半導体基板11の表面の埃や傷等が取り除かれる。
【0030】ここで、第2の実施形態の仕上げ研磨工程
において使用する研磨液としては、図2(A)に示した
主研磨で用いたものと同じ研磨液供給機構13からの研
磨液13aを使用してもよい。また、さらに別の研磨液
供給機構17からの研磨液17aを使用するように構成
してもよい。なお、仕上げ研磨工程において、仕上げ研
磨工程専用の研磨液供給機構17からの研磨液17a
と、キレート剤供給機構16からのキレート剤16aと
を使用する場合には、仕上げ研磨工程として最適な研磨
液17aを選択することができる。この場合の研磨液1
7aの好適な例としては、例えばアルカリ金属を含まな
いアンモニアやアミン類に、シリカ等の研磨粒子を混合
したものを使用することができる。
【0031】図3は、図2で示した半導体基板の研磨方
法の第2の実施形態における仕上げ研磨工程の変形例を
説明するための概略断面図である。図3において、18
は研磨液およびキレート剤混合液供給機構を示してい
る。この例では上述した主研磨で用いたのと同じ研磨液
13aあるいは仕上げ研磨工程専用の研磨液17aと仕
上げ研磨工程において使用するキレート剤16aとを混
合した研磨液と、キレート剤混合液18aと、を研磨液
およびキレート剤混合液供給機構18から供給して仕上
げ研磨工程を行う。
【0032】つぎに、本発明の半導体基板の研磨方法の
第3の実施形態を説明する。図4(A)は本発明に係る
半導体基板の研磨方法の第3の実施形態における主研磨
工程を説明するための概略断面図であり、図4(B)は
本発明に係る半導体基板の研磨方法の第3の実施形態に
おける仕上げ研磨工程を説明するための概略断面図であ
る。
【0033】まず、第3の実施形態に使用する半導体基
板の研磨装置を説明する。図4において、21は半導体
基板、22は基板支持基体、23は研磨液供給機構、2
4は第1の研磨布、25は第1の研磨定盤(定盤)、3
3はキレート剤供給機構、34は第2の研磨布、そして
35は第2の研磨定盤(定盤)である。この装置の基本
構成は、実質的に第1または第2の実施形態の場合と同
様であり、各構成部材は同様に作用するものとする。
【0034】まず、第3の実施形態における半導体基板
の研磨方法の主研磨工程は、前述した第1の実施形態お
よび第2の実施形態の場合と同様に行われる。すなわ
ち、図4(A)に示されるように半導体基板21を基板
支持基体22で保持し、研磨液供給機構23から研磨液
23aを第1の研磨布24に供給する。そして、研磨液
23aを供給しながら、第1の定盤25上で研磨布24
に半導体基板21を押し付けて、圧力を加えながら半導
体基板21の表面を2分間〜5分間程度研磨(主研磨)
する。この主研磨工程により半導体基板21の表面を膜
厚にして数千Å程度を除去(研磨)する。ここで、研磨
液23aとしては、前述した第1の実施形態における研
磨液3aと同じものを使用することができる。
【0035】つぎに、図4(B)に示されるように、図
4(A)に示した主研磨で使用した第1の研磨布24お
よび第1の定盤25とは異なる第2の研磨布34および
第2の定盤35を使用すると共に、第2の研磨布34お
よび第2の定盤35に設けられたキレート剤供給機構3
3からのキレート剤33aを使用して仕上げ研磨を行う
ようになっている。
【0036】すなわち、第3の実施形態の仕上げ研磨工
程は、主研磨工程で生じる金属汚染に曝された第1の研
磨布24や研磨液23aから速やかに半導体基板21を
分離する。そして主研磨工程で使用したのとは別個の研
磨定盤(第2の定盤)35および第2の研磨布34を使
用して行われる。これにより仕上げ研磨における洗浄効
果をより一層向上させることができる。
【0037】図5は、図4(B)で示した半導体基板の
研磨方法の第3の実施形態における仕上げ研磨工程の変
形例を説明するための概略断面図である。図5におい
て、38は研磨液およびキレート剤混合液供給機構を示
している。この例では上述した主研磨で用いたのと同じ
研磨液23aあるいは仕上げ研磨工程専用の研磨液(第
2の実施形態における研磨液17aに対応)と仕上げ研
磨工程において使用するキレート剤33aとを混合した
研磨液と、キレート剤混合液38aと、を研磨液および
キレート剤混合液供給機構38から供給して、仕上げ研
磨工程を行う。
【0038】なお、仕上げ工程で使用する研磨液として
は、アルカリ金属を含まないアンモニアやアミン類等の
スラリーを使用するのが好ましい。これは、仕上げ工程
でアルカリ金属を含むスラリー(例えば、水酸化カリウ
ム)を使用すると、該アルカリ金属が半導体基板上に残
存して新たな汚染源となる恐れがあるためである。
【0039】ところで、上述した第1〜第3の各実施形
態において、キレート剤として例えば、クエン酸、エチ
レンジアミン4酢酸、ヒドロキシエチレンN−ジアミン
3酢酸、アンモニア3酢酸、ジエチレン3アミンペンタ
酢酸、エタノールジグリシネートのうちから少なくとも
1つを選択して用いることができる。また、キレート剤
の体積濃度(体積%)は、0.01%以上、20%以下
にするのが好ましい。すなわちキレート剤の体積濃度を
0.01%よりも小さくすると、キレート剤が不足して
上述した洗浄効果を十分に得ることができないからであ
る。一方、キレート剤の体積濃度を20%よりも大きく
すると、キレート剤が過多となってキレート剤自身によ
る有機物残留が問題となって好ましくない。従って、キ
レート剤の体積濃度は、0.01%〜20%の範囲に設
定するのが好ましく、これにより主研磨により半導体基
板の表面に発生した傷や付着した埃等が仕上げ研磨によ
って十分且つ確実に除去することができる。
【0040】具体的には、上述したように研磨終了時の
半導体基板上での残留鉄汚染物質の表面濃度(残留鉄汚
染濃度)は、第1、第2および第3の実施形態ともに、
8.9×109 atoms /cm2 程度となる。明らかなよ
うに、従来の研磨方法による7.9×1010atoms /c
2 程度よりも残留鉄汚染濃度を格段に小さくすること
ができる。
【0041】ここで、図6〜図8は本発明の半導体基板
の研磨方法が適用される各半導体製造工程の例を示す図
である。図6(A)はストッパの無い層間絶縁膜の平坦
化の例を示し、図6(B)はストッパ付きの層間絶縁膜
の平坦化の例を示している。図6(A)および(B)に
おいて、211は第1層間絶縁膜、212および214
はバリヤ層、213は第1層配線、215は絶縁膜、そ
して216はストッパ絶縁膜を示している。
【0042】図6(A)に示す例では、本発明の研磨方
法を適用して、C1−C1の位置まで半導体基板を研磨
し、絶縁膜(層間絶縁膜)215を平坦化する様子が示
されている。また、図6(B)に示す例では、本発明の
研磨方法を適用して、C2−C2の位置まで半導体基板
を研磨し、ストッパ絶縁膜216まで平坦化する様子が
示されている。
【0043】図7(A)5はビアホール埋込みの平坦化
の例を示し、図6(B)はデュアルダマシン(埋込み)
配線の平坦化の例を示している。図7(A)および
(B)において、217はバリヤ層、218はブランケ
ット金属層、そして219はビアホールを示している。
なお、絶縁膜215は第2層間絶縁膜を構成している。
【0044】図7(A)に示す例では、本発明の研磨方
法を適用して、C3−C3の位置まで半導体基板を研磨
し、表面が平坦化され、金属膜218が埋め込まれたビ
アホール219を形成する様子が示されている。また、
図7(B)に示す例では、本発明の研磨方法を適用し
て、C4−C4の位置まで半導体基板を研磨し、ビアホ
ール219上に第2層配線218′を形成する様子が示
されている。
【0045】図8(A)は深溝埋込みの平坦化の例を示
し、同図において、220は深溝、221はバット酸化
膜、222は窒化シリコン膜、そして223は多結晶シ
リコン膜を示している。図8(A)に示す例では、本発
明の研磨方法を適用して、C5−C5の位置まで半導体
基板を研磨し、すなわち窒化シリコン膜222まで研磨
して平坦化された深溝埋込みを形成する様子が示されて
いる。
【0046】図8(B)は浅溝埋込みの平坦化の例を示
し、同図において、224はパッド酸化膜、225は窒
化シリコン膜、226は埋込み絶縁膜を示している。図
8(B)に示す例では、本発明の研磨方法を適用して、
C6−C6の位置まで半導体基板を研磨し、すなわち窒
化シリコン膜225まで研磨して平坦化された浅溝(素
子分離領域)227およびデバイス領域228を形成す
る様子が示されている。
【0047】上述した図6〜図8は、本発明が適用され
る例を示すものであり、本発明の半導体基板の研磨方法
は、他の様々な半導体製造工程に適用することができる
のはもちろんである。
【0048】ここでまた、図9および図10は本発明の
半導体基板の研磨方法が適用される半導体基板研磨装置
の他の例を示す図である。すなわち図9は半導体基板研
磨装置の概略断面図を示し、図10(A)は図9の半導
体基板研磨装置における基板支持基体部の平面図を示
し、そして図10(B)は図10(A)の基板支持基体
部をX−X線に沿って切断した断面図を示している。
【0049】図9および図10において、41は半導体
基板、42は基板支持基体(プレート)、43は研磨液
供給機構(研磨液供給部)、44は研磨布(研磨パッ
ト)、45は定盤、46はキレート剤供給機構(キレー
ト剤供給部)を示している。
【0050】図9に示されるように、半導体基板研磨装
置は、マシンセンターL1を中心として回転する研磨定
盤(定盤)45の上に研磨布44が設けられている。こ
の研磨布44に対して支持基体42により保持され、半
導体基板41が適当な圧力で押し付けられるようになっ
ている。ここで、定盤45は中空となっており、中に流
された冷却液により半導体基板41と研磨布44との摩
擦熱による温度上昇を制御するようになっている。
【0051】図10(A)および(B)に示されるよう
に、半導体基板41は例えば、ワックス47により支持
基体42に保持されるようになっている。また支持基体
42はマシンヘッド40に取り付けられるようになって
いる。支持基体42(マシンヘッド40)はまた、定盤
45の回転軸(マシンセンター)とは異なる軸L2を中
心として回転するようになっており、これらの複合した
回転により半導体基板41の研磨を行うようになってい
る。ここで支持基体42(マシンヘッド40)は、マシ
ンセンターL1の周囲に複数個設けるように構成しても
よい。
【0052】さらに半導体基板研磨装置には、主研磨工
程で使用する研磨液43aを供給する研磨液供給機構4
3や仕上げ研磨工程で使用するキレート剤46aを供給
するキレート剤供給機構46が設けられている。これら
の例からも分かるように本発明に係る半導体基板の研磨
方法は、様々な研磨装置に適用することができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、半
導体基板の研磨方法によれば、キレート剤を用いて半導
体基板表面の研磨を行うことにより、研磨後の半導体基
板表面の洗浄工程を簡略化することができると共に、半
導体基板上に形成されているアルミニウム配線等の腐食
を防ぎつつ効果的に埃を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明に係る半導体基板の研磨方法の
第1の実施形態における主研磨工程を説明するための概
略断面図、(B)は仕上げ研磨工程を説明するための概
略断面図である。
【図2】(A)は本発明に係る半導体基板の研磨方法の
第2の実施形態における主研磨工程を説明するための概
略断面図、(B)は仕上げ研磨工程を説明するための概
略断面図である。
【図3】図2(B)に示す半導体基板の研磨方法の第2
の実施形態における仕上げ研磨工程の変形例を説明する
ための概略断面図である。
【図4】(A)は本発明に係る半導体基板の研磨方法の
第3の実施形態における主研磨工程を説明するための概
略断面図、(B)は仕上げ研磨工程を説明するための概
略断面図である。
【図5】図4(B)に示す半導体基板の研磨方法の第3
の実施形態における仕上げ研磨工程の変形例を説明する
ための概略断面図である。
【図6】本発明の半導体基板の研磨方法が適用される各
半導体製造工程の例を示す図である。
【図7】本発明の半導体基板の研磨方法が適用される各
半導体製造工程の別の例を示す図である。
【図8】本発明の半導体基板の研磨方法が適用される各
半導体製造工程のさらに別の例を示す図である。
【図9】本発明の半導体基板の研磨方法が適用される半
導体基板研磨装置の他の例を示す概略断面図である。
【図10】(A)は図9に示した半導体基板研磨装置に
おける基板支持基体部を示す平面図、(B)は(A)の
X−X線に沿って切断した断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 基板支持基体(プレート) 3 研磨液供給機構(研磨液供給部) 3a 研磨液 4 研磨布(研磨パッド) 5 研磨定盤(定盤) 6 キレート剤供給機構(キレート剤供給部) 6a キレート剤 11 半導体基板 12 基板支持基体 13 研磨液供給機構 14 研磨布 15 研磨定盤(定盤) 16 キレート剤供給機構 16a キレート剤 17 研磨液供給機構 17 研磨液 21 半導体基板 22 基板支持基体 23 研磨液供給機構 24 第1の研磨布 25 第1の研磨定盤(定盤) 33 キレート剤供給機構 34 第2の研磨布 35 第2の研磨定盤(定盤) 38 研磨液およびキレート剤混合液供給機構 38a キレート剤混合液

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面を平坦化する半導体基
    板の研磨方法であって、 前記半導体基板の表面を第1の研磨液を用いて研磨する
    主研磨工程と、 該主研磨工程の後に、前記半導体基板の表面をキレート
    剤を用いて研磨する仕上げ研磨工程とを備えたことを特
    徴とする半導体基板の研磨方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体基板の研磨方法
    において、 前記主研磨工程および前記仕上げ研磨工程を、同一の研
    磨定盤および研磨布を用いて行うようにしたことを特徴
    とする半導体基板の研磨方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の半導体基板の研磨方法
    において、 前記仕上げ研磨工程を、前記キレート剤および前記主研
    磨工程で使用する第1の研磨液を使用して行うようにし
    たことを特徴とする半導体基板の研磨方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の半導体基板の研磨方法
    において、 前記仕上げ研磨工程を、前記キレート剤および前記主研
    磨工程で使用するのとは異なる第2の研磨液を使用して
    行うようにしたことを特徴とする半導体基板の研磨方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の半導体基板の研磨方法
    において、 前記第1の研磨液は研磨粒子およびアルカリ遷移金属を
    含むスラリーを有し、前記第2の研磨液は研磨粒子およ
    びアンモニア若しくはアミン類を含むスラリーを有して
    いることを特徴とする半導体基板の研磨方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の半導体基板の研磨方法
    において、 前記主研磨工程を、第1の研磨定盤および第1の研磨布
    を用いて行い、かつ前記仕上げ研磨工程を、第2の研磨
    定盤および第2の研磨布を用いて行うようにしたことを
    特徴とする半導体基板の研磨方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の半導体基板の研磨方法
    において、 前記仕上げ研磨工程を、前記キレート剤および前記主研
    磨工程で使用する第1の研磨液を使用して行うようにし
    たことを特徴とする半導体基板の研磨方法。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の半導体基板の研磨方法
    において、 前記仕上げ研磨工程を、前記キレート剤および前記主研
    磨工程で使用するのとは異なる第2の研磨液を使用して
    行うようにしたことを特徴とする半導体基板の研磨方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の半導体基板の研磨方法
    において、 前記第1の研磨液は研磨粒子およびアルカリ遷移金属を
    含むスラリーを有し、前記第2の研磨液は研磨粒子およ
    びアンモニア若しくはアミン類を含むスラリーを有して
    いることを特徴とする半導体基板の研磨方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    半導体基板の研磨方法において、 前記キレート剤は、クエン酸、エチレンジアミン4酢酸
    4酢酸、ヒドロキシエチレンN−ジアミン3酢酸、アン
    モニア3酢酸、ジエチレン3アミンペンタ酢酸およびエ
    タノールジグリシネートの中から選ばれる少なくとも1
    つの物質で含んで構成されていることを特徴とする半導
    体基板の研磨方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の半導体基板の研磨
    方法において、 前記キレート剤の体質濃度は、0.01%以上20%以
    下であることを特徴とする半導体基板の研磨方法。
  12. 【請求項12】 半導体基板の表面を平坦化する半導体
    基板の研磨方法であって、 前記半導体基板の表面を第1の研磨液を用いて研磨する
    主研磨工程と、 該主研磨工程の後に、前記半導体基板の表面をキレート
    剤を用いて研磨する仕上げ研磨工程とを備え、 前記主研磨工程および前記仕上げ研磨工程を、同一の研
    磨定盤および研磨布を用いて行うようにしたことを特徴
    とする半導体基板の研磨方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の半導体基板の研磨
    方法において、 前記仕上げ研磨工程を、前記キレート剤および前記主研
    磨工程で使用するのとは異なる第2の研磨液を使用して
    行うようにしたことを特徴とする半導体基板の研磨方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の半導体基板の研磨
    方法において、 前記第1の研磨液は研磨粒子およびアルカリ遷移金属を
    含むスラリーを有し、前記第2の研磨液は研磨粒子およ
    びアンモニア若しくはアミン類を含むスラリーを有して
    いることを特徴とする半導体基板の研磨方法。
  15. 【請求項15】 半導体基板の表面を平坦化する半導体
    基板の研磨方法であって、 前記半導体基板の表面を第1の研磨液を用いて研磨する
    主研磨工程と、 該主研磨工程の後に、前記半導体基板の表面をキレート
    剤を用いて研磨する仕上げ研磨工程とを備え、 前記主研磨工程を、第1の研磨定盤および第1の研磨布
    を用いて行い、かつ前記仕上げ研磨工程を、第2の研磨
    定盤および第2の研磨布を用いて行うようにしたことを
    特徴とする半導体基板の研磨方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の半導体基板の研磨
    方法において、 前記仕上げ研磨工程を、前記キレート剤および前記主研
    磨工程で使用する第1の研磨液を使用して行うようにし
    たことを特徴とする半導体基板の研磨方法。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載の半導体基板の研磨
    方法において、 前記仕上げ研磨工程を、前記キレート剤および前記主研
    磨工程で使用するのとは異なる第2の研磨液を使用して
    行うようにしたことを特徴とする半導体基板の研磨方
    法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の半導体基板の研磨
    方法において、 前記第1の研磨液は研磨粒子およびアルカリ遷移金属を
    含むスラリーを有し、前記第2の研磨液は研磨粒子およ
    びアンモニア若しくはアミン類を含むスラリーを有して
    いることを特徴とする半導体基板の研磨方法。
  19. 【請求項19】 請求項15〜18のいずれか1項に記
    載の半導体基板の研磨方法において、 前記キレート剤は、クエン酸、エチレンジアミン4酢
    酸、ヒドロキシエチレンN−ジアミン3酢酸、アンモニ
    ア3酢酸、ジエチレン3アミンペンタ酢酸およびエタノ
    ールジグリシネートの中から選ばれる少なくとも1つの
    物質で含んで構成されていることを特徴とする半導体基
    板の研磨方法。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の半導体基板の研磨
    方法において、 前記キレート剤の体積濃度は、0.01%以上、20%
    以下であることを特徴とする半導体基板の研磨方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002528903A (ja) * 1998-10-23 2002-09-03 アーチ・スペシャルティ・ケミカルズ・インコーポレイテッド 活性剤溶液を含有し、化学機械的に磨くためのスラリーシステム
JP2010080494A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Tokyo Electron Ltd 化学的機械研磨装置、化学的機械研磨方法及び制御プログラム
WO2010052990A1 (ja) * 2008-11-07 2010-05-14 旭硝子株式会社 研磨剤、研磨方法および半導体集積回路装置の製造方法

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