JPH10161528A - プラネタリウム - Google Patents

プラネタリウム

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JPH10161528A
JPH10161528A JP32532096A JP32532096A JPH10161528A JP H10161528 A JPH10161528 A JP H10161528A JP 32532096 A JP32532096 A JP 32532096A JP 32532096 A JP32532096 A JP 32532096A JP H10161528 A JPH10161528 A JP H10161528A
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Yasuhisa Honda
泰久 本田
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Konica Minolta Planetarium Co Ltd
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Minolta Planetarium Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラネタリウムで、シナリオと操作ボタンを
関連づけて配置し、自動演出プログラムの実行時の操作
性を向上することを主たる目的とする。 【解決手段】 既存の手動および自動操作部1に並列処
理する形に、「解説プログラム」に代表される補助操作
機能を実現する新設マンマシンインターフェース部2を
設け、2からの命令系を従来の処理と並行して処理する
ための窓口を1に設け、1および2の間に、共通変数ま
たは、少なくとも2から書き込み、1により読み出しが
可能な通信機能付メモリ3を設け、従来の手動および自
動操作方法を受け付けるとともに、2からの操作を受け
付け、1には自動プログラムとして本体内で処理できな
い特定コードを実行時に検出した場合、このコードを含
む1レコードを外部システム12に伝達する経路を設け
ることによって、上記の目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラネタリウムに関
する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを装備しない1985年頃
以前のほとんどのプラネタリウムでは、コンソールに設
けられたスイッチにより、プラネタリウムの各投映機を
直接点灯し、ボリウムの操作により、各モータを直接調
速した。
【0003】プラネタリウムにコンピュータを装備する
ようになってから、スイッチやボリウムは、単なる入力
装置となり、これまでの直接操作(手動操作)相当の処
理以外に、手順を処理する順番に登録することによって
再現する機能と、時刻や太陽高度などを手掛かりに、パ
ラメトリックに夕焼けの色を再現する機能の「2種類の
自動に関する機能」が付加された。
【0004】2種類の自動実行に関する機能を詳細説明
する。
【0005】1つは、直接操作を記録して実行する自動
演出である。実行の入力には、倣い式のものと、コマン
ド記述式の物がある。実行操作は、一般的な方法として
自動プログラムを割り当てる複数のボタンを用意し、演
出を実行する際1つを選択する。最近のコンピュータで
は処理能力の向上と、タッチパネルや、液晶表示がキー
トップにあるスイッチ等を入力装置とすることにより、
以前のようにキートップに刻印された数字を手掛かりに
画面や一覧表を参照せずに、直接操作する部分に表示す
ることも可能となった。
【0006】さらに、一連の自動実行の最中に手動操作
を入れようとする技術や、アンケートによって演出内容
を分岐させる技術も知られている。
【0007】最近の傾向としては、CPUの高速化と、
グラフィックを応用したオペレーテイングシステムを前
提としたマンマシンインターフェース技術を即時的な制
御に応用することにより、自動プログラムの実行終了後
に速やかに、次の自動プログラムを実行したり、手動操
作を自動プログラムの実行の最中に行なえる可能性があ
り、 複雑な状態遷移を設定しなくとも自由に操作でき
るようにする方向へと向かっている。本発明はこのよう
な方向に沿ったプラネラリウムに関する。
【0008】もう1つの、時刻や太陽高度などを手掛か
りに、パラメトリックに再現する自動機能としては、例
えば特定時刻を入力し、その時刻の夕焼け空を再現する
ようなグループ自動調光や、年代などによって投映コマ
の制御を実行する技術がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、操作者はこれ
まで、プラネタリウムコンソールのスイッチ群、音響・
映像システムのパネル等多くの操作物を、薄明かりのも
と、シナリオメモを読みながら、操作しなければならな
いという苦しい状況にある。
【0010】ところで近時では、CPU・グラフィック
プロセッサ・メモリチップの高速化と、それを前提とす
るGUI(GraphicUserInterface)が提供され、これを
基礎としたOS(OperatingSystem )も開発されてい
る。
【0011】本発明の目的は、このようなOSを応用し
た多様かつ有効なマンマシンインターフェースにより、
唯一の画面ウインドウのみに集中して操作し自動演出す
ることができるプラネタリウムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであって、各種情報を表示する
ためのディスプレイと、メモ文を入力して前記ディスプ
レイに表示させるメモ入力手段と、プログラムを選択す
るための操作キーを前記ディスプレイに表示させるため
の操作キー設定手段と、前記ディスプレイに表示されて
いる操作キーを選択する選択手段と、該選択手段によっ
て選択された操作キーに対応するプログラムを実行し、
各機器を制御する制御手段と、を備えたことを主たる特
徴とする。
【0013】このような構成では、各種情報を表示する
ためのディスプレイディスプレイに関連して唯一の操作
装置を構成することができる操作キー設定手段やメモ入
力手段の操作によって、プラネタリウムの自動演出を行
うプログラムを選択する選択キー、および各種操作や演
出に便利な各種メモ文を、の同一表示画面に表示し、メ
モ文を確認しながらの選択キーの操作によって制御手段
が所定のプログムを実行し、各機器を制御するようにし
て所定の自動演出を順次に遂行していけるので、唯一の
操作装置による画面表示とこれのタッチパネルやマウス
のポインテイングデバイスのみによって、従来コンソー
ルパネルに物理的に散らばった操作スイッチや、別シス
テムとしてのコンソールパネル上で操作する必要のあっ
た音響・映像システムに至るまで、すべてのプラネタリ
ウムドーム内システムを、シナリオの参照を含めて集中
操作のできる環境を提供できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本実施の形態は図1に示すブロッ
ク図のような全体構成を有し、既存のプラネラリウムシ
ステム100のホストコンピュータとしての手動および
自動操作部1に、通信機能付メモリ3を介してサブホス
トコンピュータとしての新設マンマシンインターフェー
ス2を接続してある。
【0015】自動および手動操作部1は自動操作部1a
および手動操作部1bを内部機能として有し、外部の操
作部13として、コンソールボリウム類13a、コンソ
ールスイッチ類13bおよびディスプレイ34に備えた
タッチパネル13cを持っている。また自動および手動
操作部1は出力部11として、恒星球ランプ11a、日
周軸モータ11b、投映機11c〜11n等のプラネタ
リウムの規模に応じた各種機器を持っている。
【0016】新設マンマシンインターフェース部2は動
作モードとして、解説プログラムモード、プログラムパ
ネルモード、およびリモコン受信モードを持ち、GUI
を持ったOS101を介して操作部102が接続されて
いる。操作部102はキーボード5、マウス6、ディス
プレイ103に備えたタッチパネル7、およびリモコン
受信機9を介してリモコン10との間で通信するための
シリアル通信ポート8とを持っている。
【0017】●新設マンマシンインターフェース部と既
存の手動及び自動操作部との接続 従来の、手動および自動操作部1をそのまま利用でき、
新設マンマシンインターフェース部2に対して結合して
以下の特徴ある通信ができるようにする。その際自動プ
ログラムのファイル4の管理およびコマンド解釈部は、
新設マンマシンインターフェース部2に移植しても構わ
ないが、従来通り自動を実行するために手動および自動
操作部1に残してもよい。
【0018】新設マンマシンインターフェース部2は、
従来の手動および自動操作部1と同一コンピュータの上
で、独立タスクとして動作し、変数を介して通信をする
ことが理想であるが、本実施の形態では、前述のとおり
自動および手動操作部1であるホストコンピュータとは
別の新設マンマシンインターフェース2であるコンピュ
ータをサブホストコンピュータとして設け、これら2台
のコンピュータ間のデータ通信は、チップコンピュータ
等を通信用に搭載した、通信機能付きのメモリーボード
である通信機能付メモリ3により、書き込み側のデータ
を読み出し側にて利用できるように接続して達成してい
る。
【0019】新設マンマシンインターフェース部2か
ら、既存の手動および自動操作部1へのコマンドの発送
は、ファイル4に記録された自動プログラムの1レコー
ドとして保存される1つの動作に関する記述を、伝達す
ることを基本的な伝達方法とする。既存の手動および自
動操作部1において、手動と自動の各状態がモードとし
て異なる場合、基本的には自動モードに遷移した状態に
てコマンドを受け付ける。特別なコマンドにおいては手
動モードで受け付けることが望ましく、伝達方法はその
目的と達成手段とに応じて接続および処理方法を決めて
行く。例えば赤外線リモコン10に付属するシャトルダ
イヤルを軸運動として扱う場合は、自動コマンドに変換
するよりも、手動のボリウム相当のデータに変換したほ
うが、リアルタイム性が損なわれず操作性が優れる。自
動プログラムは、例えば図2に示すように全体で1つの
パケットとして手動および自動操作部1へと伝達され
る、いくつものレコードが行16として記述される。こ
の場合各レコードは設定された実行開始時刻を0とし
て、記述されたタイミングで順に実行していく。
【0020】●新設マンマシンインターフェース部にお
ける解説プログラム 新設マンマシンインターフェース2では、図3に示すデ
ィスプレイ103の画面表示状態で示したように、シナ
リオ17とそれに沿った複数の自動プログラムタイトル
を選択ボタンに表示したタッチボタンかマウス選択ボタ
ンを、同一画面に配置したことを特徴とする「解説プロ
グラム」機能を提供できる。この「解説プログラム」機
能には「実行モード」と「編集モード」を有する。図3
は実行モードを示している。この状態から、メインウイ
ンドウ右上の編集モードキー31を選択するにより、図
4に示す編集モードに切り替えることができる。
【0021】図3に示す「実行モード」においては、メ
インウインドウ20の中の上下スクロール機能キー19
と、配置された自動プログラム選択用の選択ボタン18
を選択実行することのみが可能であり、その選択操作に
よって選択ボタン18に定義された自動プログラムを通
信機能付メモリ3に出力する。一方、図4に示す「編集
モード」においては、各種の操作キーであるボタンシン
ボル18をマウス6等によって選択して、ツールボック
ス23からメインウインドウ20内へドラッグアンドド
ロップすることにより、選択した操作キー18をメイン
ウインドウ20内へ設定することができる。ボタンシン
ボル18をメインウインドウ20内へドラッグアンドド
ロップすると、画面が図4に示す状態に切り替わり、実
行する自動プログラムファイルをメニュー内選択により
割り付けるとともに、操作キーと共に表示するコメント
17aをキーボード5からの文字入力操作にて設定する
ことができる。また、ツールボックス23から「テキス
ト」操作キー18をマウス6等で選択してメインウイン
ドウ20内へドラッグアンドドロップすることにより、
ドロップした位置へキーボード5の操作による文字の入
力が可能となる。これにより、図3に示すようなシナリ
オテキスト17などのメモ文をメインウインドウ20内
の自由な位置へ入力することができる。その他、カット
アンドペーストと呼ばれる選択ボタンシンボル18やシ
ナリオテキスト17の編集機能を持ち、作成したデータ
を保存および再呼びだし可能としたことを特徴とするユ
ーザ定義可能な入力環境である。これらの入力の書き込
みや読み込みのための読み込みキー21や書き込みキー
22もディスプレイ103の表示ウインドウ内に設定さ
れている。
【0022】「解説プログラム」の他のバリエーション
としては「シナリオテキスト」とその行数にマッチした
液晶表示キートップスイッチやマウスで選択できるボタ
ンウインドウを供給する「解説ボタンファイル」とに分
割して管理し、シナリオの表示画面のスクロール機能キ
ー19の操作に沿って複数のプログラムを順不同に実行
できる環境を提供するものを定義する。選択ボタン18
には通常1本の自動プログラムを割り当てるが、1回ご
との操作によって開閉を繰り返す装置の割り当てについ
ては、2本のプログラムを1つの選択ボタンに交互に割
り当てることが可能なようにボタンのシンボルを設計す
る。
【0023】●外部システムと外部システム専用自動コ
マンドの処理経路 従来のプラネタリウムにおいて、音響・ビデオ等と統合
したシステムを構築する場合、タイムコードを音響テー
プの1チャンネルに入れることによりプラネタリウムお
よび他のシステムの同期をとっていた。このことは、プ
ラネタリウムが天文演算という高度な計算内容により装
置を制御していたため、音響・ビデオ等を中心に制御す
る演出制御システムに含むことが困難で有り、また逆に
プラネタリウムのシステムに音響・映像システムを数多
く含むことも困難であったことによる。そこで本実施形
態では、手動および自動操作部1における自動操作部1
aの自動コマンドの中に外部システム12に専用の自動
コマンドも記述しておき、これの実行時に手動および自
動操作部1の自動操作部1aが外部システム12へ振り
分ける。外部システム12に専用のコマンドは、少なく
とも1種類プラネタリウムシステム100内に用意して
おき、これには、外部システム12内で処理する手順を
識別するために数字や機能名称を合わせて、手動および
自動操作部1の自動操作部1aから、シリアル通信経路
などの専用経路により接続された外部システム12に対
し出力される。本実施の形態での外部システム12はこ
れに接続されたビデオプロジェクタ35や音響システム
36を制御するもので、音響・映像コントロールシステ
ムをなしている。この外部システム12に専用の自動コ
マンドは、一般の自動コマンドに混ざった1レコードと
して記述でき、これによって前記したように手動および
自動操作部1の自動操作部1a内で、外部システム12
への接続経路に振り分けられる。一方、外部システム1
2側では、プラネタリウムシステム100からの出力を
受信し実行するモードを用意しておく。
【0024】●カレンダーまたは時計を表示する手段 プラネタリウムシステム100のシミュレーションタイ
ムをもとに、観客にカレンダーや時計の表示を提供する
システムは、プラネタリウムシステム100の手動およ
び自動操作部1のディスプレイ34に直接図示しないカ
レンダーや図5に示すような時計を表示するか、数値情
報を図示しない別設の表示専用コンピュータに、シリア
ル通信等で発信し、表示専用コンピュータが、これによ
りカレンダーや文字板を、コンピュータグラフィックス
として出力することをソースの作成とする。作成された
ビデオ信号等の映像ソースは、外部システムとして映像
経路を制御するシステムにより確保された経路によっ
て、同じく外部システム12によって制御されるビデオ
プロジェクター35等に出力される。ビデオプロジェク
ター35に代えて、投映機11c〜11nにおける原版
としての液晶ディスプレイを用い、投映機11c〜11
nによって投映されるようにすることもできる。これら
の外部システムの制御手段は上述のように、外部システ
ムに一連手順として登録し、操作者が、プラネタリウム
からの、手順指示によって実行することを想定したもの
とする。
【0025】シミュレーションタイムを示すカレンダー
や時計をビデオプロジェクター35により表示する本実
施の形態での機能は、これまで不自然な24時間時計
や、黄道目盛り等機構的な装備により説明してきた日周
運動や、年周運動を、運動軸とは独立な機構にて客観的
に示すことにより、生徒たちが因果関係を正しく理解で
きる学習投映を行なうことができる。
【0026】自動プログラムに含まれる1つ以上の動作
に関する記述を、解説プログラム内の1ボタン・公知の
リモコンの1ボタン・公知のプログラムパネル上の何れ
かの1ボタンとして登録可能にする。
【0027】前記した何れかの1ボタンとして登録され
たボタンを、該当記述を実行可能な「解説プログラム実
行モード」「プログラムパネルモード」「リモコン受信
モード」の何れかのモードにおいて選択したとき、速や
かにその自動プログラム内容を公知の自動操作部に伝達
することによって、内容を実施する。
【0028】カレンダーまたは時計を表示する機能につ
いても、同等の操作によって、画像ソースの作成、映像
信号の伝達経路確保、投映装置の起動を実施する。
【0029】●新設マンマシンインターフェース部にお
ける操作モード 新設マンマシンインターフェース部2では、手動および
自動操作部1へコマンドを伝達する実行モードとして前
記した「解説プログラム実行モード」「プログラムパネ
ルモード」「リモコン受信モード」を用意する。これら
の3モードは、ウインドウとして独立しておれば、排他
的な扱いをする必要はないが、リモコン受信モードの
時、他のモードを排他的な扱いにしてもよい。何れの場
合でも、手動および自動操作部1は、新設マンマシンイ
ンターフェース部2における操作実行中以外は、本来の
手動パネルによる操作としてスイッチやボリウムさらに
手動専用タッチパネルが有る場合、それらの操作を受け
付ける。新設マンマシンインターフェース部2の実行中
も手動操作を加算操作として受け付けることが望ましい
が、そのことは必須ではない。
【0030】プログラムパネルモードは、自動プログラ
ムとして登録された物を、ウインドウいっぱいにいくつ
かの選択ボタンにして表示し、選択による実行を可能に
するものである。この機能は、これまでの自動モードに
おけるファイル選択同等の機能である。表示順序をアル
ファベット順にすること等既存技術として公知である。
本実施例では、特に頁・行・列・表示文字に対しファイ
ル名または、特に1行のみの自動プログラムを1ファイ
ルとして用意せずにすむように直接記述できるようにし
て、データベースとして管理できるシステムを提供する
ことにより操作性を向上する。このデータベースを更に
解説プログラムの作成時に参照するシードファイルとし
て、利用することも解説プログラム作成効率をあげる。
【0031】リモコン10のリモコンボタンに割り付け
られる機能は、ほとんどを自動プログラムとし、一部を
軸制御等の即時性のある手動コマンドとする。例えば星
座絵などの点灯は1レコードのみの自動プログラムとし
て割り付ける。
【0032】図2の自動プログラムは次のようなルール
により構成されたものとする。それぞれのレコードに
は、コマンド以外に、実行開始を0とするタイミング記
述を付加することができる。記述の無い場合、先頭コマ
ンドでは0として即時処理、先頭以外のコマンドでは手
前のコマンドの実行直後に実行する。タイミングは昇順
に書かれること。
【0033】解説プログラム・プログラムパネル・リモ
コン受信の各モードに割り付ける自動プログラムは、基
本的には、選択された時刻を0タイミングとして、以後
の記述をタイミング記述14に沿ってコマンド15を実
行するようにタイムコードを発生する。別の実行モード
として、ステップ実行モードを設けることにより、図2
に示す自動プログラムのタイミング記述14の存在する
行毎に「実行ボタン」を待つようにすることができる。
ステップ実行モードは、解説プログラム実行・プログラ
ムパネル・リモコン受信各モードのなかに設けることが
できるが、製品仕様の割り切り方によっては、リモコン
受信モード内での自動プログラム実行はすべてステップ
実行モードとすることも可能である。
【0034】本実施の形態の外部システム12は、前記
したように音響・ビデオに関する制御装置を想定してお
り、この外部システム12では内部クロックを発生し内
部プログラムを機能名称に対応して用意することがで
き、1つの機能名称を1より受けるとそのタイミングよ
り内部プログラムを実行できる。機能名称に対応して例
えば一連の記述として、レーザディスクの3コマ目を頭
だしした後にビデオプロジェクタ2号機に出力経路を確
保して、レーザディスクを再生するような内容を1つの
手順とする。
【0035】シミュレーションタイムを示す機構は、手
動および自動操作部1のディスプレイ34にあるタッチ
ボタン13bを操作することによって、図4に示す時計
を表示するようにする。あわせて外部システム12に対
し、「時計表示開始」手順を伝達する。「時計表示開
始」手順を受け付けた外部システム12は、ビデオスイ
ッチャを手動および自動操作部1のディスプレイ34に
表示したと同じ内容のモニタ出力を、ビデオプロジェク
タ35に出力し、あわせてビデオプロジェクタ35の暗
転を解除し、ビデオプロジェクタ35の架台を、指定投
映位置に投映可能なようにセットする。表示解除につい
てもディスプレイ34の表示内容を、通常モニタ内容に
戻し、同時に「時計表示終了」手順を外部システム12
に伝達することによって、満天の星をドームに投映した
状態に戻すことができる。ディスプレイ34を通常モニ
タに戻すタイミングを少し遅らせることができるなら、
画面の遷移過程をドーム内に映し出さずに済む。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、唯一のコンソールの画
面表示とタッチパネルやマウスのポインテイングデバイ
スのみによって、従来コンソールパネルに物理的に散ら
ばった操作スイッチや、別システムとしてのコンソール
パネル上で操作する必要のあった音響・映像システムに
至るまで、すべてのプラネタリウムドーム内システム
を、シナリオの参照を含めて集中操作のできる環境を提
供できる。
【0037】また、請求項2記載の発明によれば、さら
に、これまでのタイムコードによる機器の同期では音響
装置の一時停止でしかできなかったのに対し、アドリブ
動作や観客の反応に応じた実行を可能にし、何れの場合
でも音響とプラネタリウムさらにビデオ装置映像の同期
をとることが、可能である。
【0038】さらに、請求項3記載の発明によれば、こ
れまで不自然な24時間時計や、黄道目盛り等機構的な
装備により説明してきた日周運動や、年周運動のシミュ
レーションタイムを、プラネタリウムの操作ボタンから
の指示により、運動軸とは独立な機構によって客観的に
示して、生徒たちが因果関係を正しく理解できる学習投
映を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の全体構成を示すブロック図である。
【図2】自動プログラムを示す図である。
【図3】ディスプレイ表示の具体例を示す正面図であ
る。
【図4】ディスプレイ表示の具体例を示す正面図であ
る。
【図5】シミュレーションタイムを時計表示した状態を
示す図である。
【符号の説明】
1:制御手段 1a:自動操作部 1b:手動操作部 2:新設マンマシンインターフェース 3:通信機能付メモリ 4:自動プログラムファイル 5:メモ入力手段 6:操作キー設定手段 7:選択手段 11:出力部 12:外部システム 13:操作部 17:シナリオ 17a:コメント 18:選択操作キー 34、103:ディスプレイ 35:ビデオプロジェクタ 36:音響システム 100:プラネタリウムシステム 101:OS 102:操作部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種情報を表示するためのディスプレイ
    と、 メモ文を入力して前記ディスプレイに表示させるメモ入
    力手段と、 プログラムを選択するための操作キーを前記ディスプレ
    イに表示させるための操作キー設定手段と、 前記ディスプレイに表示されている操作キーを選択する
    選択手段と、 該選択手段によって選択された操作キーに対応するプロ
    グラムを実行し、各機器を制御する制御手段と、を備え
    たことを特徴とするプラネタリウム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプラネタリウムにおい
    て、 前記制御手段により直接制御される投映機器と、前記制
    御手段により直接制御できない外部機器とを有し、 前記制御手段から転送されるコマンドに基づいて前記外
    部機器を制御する外部システムを備え、 前記制御手段は、実行中のプログラムに実行不能なコマ
    ンドが存在したとき、当該コマンドを前記外部システム
    に転送することを特徴とするプラネタリウム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のプラネタリウムにおい
    て、プラネタリウムのシミュレーションタイムをカレン
    ダーまたは時計の画像として表示する機能を設け、さら
    に該当表示信号を、プラネタリウムの付帯表示手段とし
    てのビデオプロジェクタまたは、光学投映機の原版位置
    に配置する液晶パネルに出力する経路を設けたことを特
    徴とするプラネタリウム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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