JPH10160470A - レーザプロン - Google Patents
レーザプロンInfo
- Publication number
- JPH10160470A JPH10160470A JP32280696A JP32280696A JPH10160470A JP H10160470 A JPH10160470 A JP H10160470A JP 32280696 A JP32280696 A JP 32280696A JP 32280696 A JP32280696 A JP 32280696A JP H10160470 A JPH10160470 A JP H10160470A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- cylindrical body
- projecting body
- projecting
- verticality
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 風等に影響されないプロンを提供する。
【解決手段】 中央に開口2が設けられ該開口2を透明
板3で塞いだ基板1と、前記基板1上に立設された透明
材で形成された円筒状体4と、該円筒状体4の上部を塞
ぐ蓋部5と、該蓋部5から前記円筒状体4内に吊り下げ
られたレーザ投光体7と、前記レーザ投光体7の周囲に
嵌装された錘9と、からなるレーザプロンである。
板3で塞いだ基板1と、前記基板1上に立設された透明
材で形成された円筒状体4と、該円筒状体4の上部を塞
ぐ蓋部5と、該蓋部5から前記円筒状体4内に吊り下げ
られたレーザ投光体7と、前記レーザ投光体7の周囲に
嵌装された錘9と、からなるレーザプロンである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光点により
垂直度を検知するレーザプロンに関する。
垂直度を検知するレーザプロンに関する。
【0002】
【従来の技術】一例として、造船業におけるドックまた
は傾斜船台においては、ブロックの搭載に際し、ブロッ
クの建付精度を検知するためプロン(下げ振り)が使用
されている。
は傾斜船台においては、ブロックの搭載に際し、ブロッ
クの建付精度を検知するためプロン(下げ振り)が使用
されている。
【0003】前記従来技術におけるプロンは、鋼または
銅製の三角錐形状の錘を糸により垂らすもので、該プロ
ンを搭載するブロック等から下方のターゲットへ垂ら
し、搭載ブロックが正規の状態に建付けされるように搭
載する。
銅製の三角錐形状の錘を糸により垂らすもので、該プロ
ンを搭載するブロック等から下方のターゲットへ垂ら
し、搭載ブロックが正規の状態に建付けされるように搭
載する。
【0004】また、ブロック自体の建付けを行うための
部材の位置決め等、垂直度を基準とするケースは数多く
存在する。
部材の位置決め等、垂直度を基準とするケースは数多く
存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドッ
ク、船台は屋外であり、前述の従来技術におけるプロン
は糸により下方へ垂らす方法であるため、風が吹くとプ
ロンが揺れて、垂直度の検知およびターゲットへの位置
決めが困難となる問題があった。
ク、船台は屋外であり、前述の従来技術におけるプロン
は糸により下方へ垂らす方法であるため、風が吹くとプ
ロンが揺れて、垂直度の検知およびターゲットへの位置
決めが困難となる問題があった。
【0006】また、50〜60mの高所からプロンを垂
らすケースでは、糸自体が嵩張り、持ち運びが不便であ
った。
らすケースでは、糸自体が嵩張り、持ち運びが不便であ
った。
【0007】本発明は、前述の問題点を解決することを
目的とする。
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、開口部が設けられた基板と、基板上に立設された透
明材で形成された筒状体と、筒状体の上部を塞ぐ蓋部
と、蓋部から筒状体内に吊り下げられ、下方にレーザ光
を投射するレーザ投光体とを有してなり、レーザ光は、
前記開口部を通して投射されることを特徴とするレーザ
プロンである。
は、開口部が設けられた基板と、基板上に立設された透
明材で形成された筒状体と、筒状体の上部を塞ぐ蓋部
と、蓋部から筒状体内に吊り下げられ、下方にレーザ光
を投射するレーザ投光体とを有してなり、レーザ光は、
前記開口部を通して投射されることを特徴とするレーザ
プロンである。
【0009】この発明によれば、レーザ投光体は筒状体
内で吊るされているので、風の影響で揺れることがな
く、被投影物体へのレーザ光線の点が安定して検知でき
る。また、レーザ光線であるので、吊り下げ索が不要で
あり嵩張ることなく持ち運びが可能である。
内で吊るされているので、風の影響で揺れることがな
く、被投影物体へのレーザ光線の点が安定して検知でき
る。また、レーザ光線であるので、吊り下げ索が不要で
あり嵩張ることなく持ち運びが可能である。
【0010】請求項2に記載の発明は、レーザ投光体の
周囲に、均等に錘を設けたことを特徴とする請求項1記
載のレーザプロンである。
周囲に、均等に錘を設けたことを特徴とする請求項1記
載のレーザプロンである。
【0011】この発明によれば、均等に設けられた錘に
より、レーザ投光体の小さな振動を防止でき、レーザ光
の投射方向が一層安定する。
より、レーザ投光体の小さな振動を防止でき、レーザ光
の投射方向が一層安定する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のレーザプロンの
側面図である。
側面図である。
【0013】図1において、1は基板で、該基板1は中
央に開口2が設けられ、該開口2の上部はアクリル板等
の透明板3で塞がれている。
央に開口2が設けられ、該開口2の上部はアクリル板等
の透明板3で塞がれている。
【0014】4は透明な材料で形成された円筒状体で、
前記基板1に一体化されて立設されている。
前記基板1に一体化されて立設されている。
【0015】5は円筒状体4の上部を塞ぐ蓋部で、前記
蓋部5には吊り下げ索6を介してレーザ投光体7が吊り
下げられている。尚、8は吊り下げのための係止ボルト
である。
蓋部5には吊り下げ索6を介してレーザ投光体7が吊り
下げられている。尚、8は吊り下げのための係止ボルト
である。
【0016】9は前記レーザ投光体7にボルト10によ
り嵌装、係止された錘であり、レーザ投光体7の振れを
防止する。
り嵌装、係止された錘であり、レーザ投光体7の振れを
防止する。
【0017】11はレーザ投光体7のスイッチ、12は
レーザ光線を示す。本発明の使用に際しては、基板1を
部材の基準となる位置に配置し、蓋部5を持ち上げて、
吊り下げ索6およびレーザ投光体7ともに円筒状体4外
に取り出し、スイッチ11をオンにして、レーザ光を投
光させ、再び、円筒状体4内に挿入すると、被対象物に
レーザ光線の点が投射され、垂直度を知ることができ
る。
レーザ光線を示す。本発明の使用に際しては、基板1を
部材の基準となる位置に配置し、蓋部5を持ち上げて、
吊り下げ索6およびレーザ投光体7ともに円筒状体4外
に取り出し、スイッチ11をオンにして、レーザ光を投
光させ、再び、円筒状体4内に挿入すると、被対象物に
レーザ光線の点が投射され、垂直度を知ることができ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、風が吹いても、レーザ
投光体は筒状体の内部に格納されているので影響なく、
垂直度を知ることができる。
投光体は筒状体の内部に格納されているので影響なく、
垂直度を知ることができる。
【0019】さらに、レーザ発光体に錘を嵌装すること
で、レーザ発光体の小さな振動が防止される。
で、レーザ発光体の小さな振動が防止される。
【図1】本発明のレーザプロンの側断面図。
1 基板 2 開口 3 透明板 4 円筒状体 5 蓋部 6 吊り下げ索 7 レーザ投光体 8 係止ボルト 9 錘 10 ボルト 11 スイッチ 12 レーザ光線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳田 博彦 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 開口部が設けられた基板と、基板上に立
設された透明材で形成された筒状体と、筒状体の上部を
塞ぐ蓋部と、蓋部から筒状体内に吊り下げられ、下方に
レーザ光を投射するレーザ投光体とを有してなり、レー
ザ光は、前記開口部を通して投射されることを特徴とす
るレーザプロン。 - 【請求項2】 レーザ投光体の周囲に、均等に錘を設け
たことを特徴とする請求項1記載のレーザプロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32280696A JPH10160470A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | レーザプロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32280696A JPH10160470A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | レーザプロン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10160470A true JPH10160470A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18147840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32280696A Pending JPH10160470A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | レーザプロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10160470A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006337293A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 照準装置 |
CN110836664A (zh) * | 2019-09-29 | 2020-02-25 | 渤海造船厂集团有限公司 | 一种船台统一基准建立方法及装置 |
-
1996
- 1996-12-03 JP JP32280696A patent/JPH10160470A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006337293A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 照準装置 |
JP4636944B2 (ja) * | 2005-06-06 | 2011-02-23 | 積水化学工業株式会社 | 照準装置 |
CN110836664A (zh) * | 2019-09-29 | 2020-02-25 | 渤海造船厂集团有限公司 | 一种船台统一基准建立方法及装置 |
CN110836664B (zh) * | 2019-09-29 | 2021-06-08 | 渤海造船厂集团有限公司 | 一种船台统一基准建立方法及装置 |
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