JPH10160466A - レーザプロン - Google Patents
レーザプロンInfo
- Publication number
- JPH10160466A JPH10160466A JP32280796A JP32280796A JPH10160466A JP H10160466 A JPH10160466 A JP H10160466A JP 32280796 A JP32280796 A JP 32280796A JP 32280796 A JP32280796 A JP 32280796A JP H10160466 A JPH10160466 A JP H10160466A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- level
- substrate
- base plate
- levels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 風に影響のないプロンを提供する。
【解決手段】 中央に開口２が設けられ該開口２を透明
板３で塞いだ基板１と、該基板１の周囲三点に設けられ
たレベル調整ボルト４および該基板１の２方向に設けら
れた水準器５、５と、前記基板１上に立設され上部を閉
塞した円筒状体６と、該円筒状体６内に設置されたレー
ザ投光体７と、からなるレーザプロンである。
板３で塞いだ基板１と、該基板１の周囲三点に設けられ
たレベル調整ボルト４および該基板１の２方向に設けら
れた水準器５、５と、前記基板１上に立設され上部を閉
塞した円筒状体６と、該円筒状体６内に設置されたレー
ザ投光体７と、からなるレーザプロンである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光点により
垂直度を検知するレーザプロンに関する。
垂直度を検知するレーザプロンに関する。
【０００２】
【従来の技術】一例として、造船業におけるドックまた
は傾斜船台においては、ブロックの搭載に際し、ブロッ
クの建付精度を検知するためプロン（下げ振り）が使用
されている。
は傾斜船台においては、ブロックの搭載に際し、ブロッ
クの建付精度を検知するためプロン（下げ振り）が使用
されている。
【０００３】前記従来技術におけるプロンは、鋼または
銅製の三角錐形状の錘を糸により垂らすもので、該プロ
ンを搭載するブロック等から下方のターゲットへ垂ら
し、搭載ブロックが正規の状態に建付けされるように搭
載する。
銅製の三角錐形状の錘を糸により垂らすもので、該プロ
ンを搭載するブロック等から下方のターゲットへ垂ら
し、搭載ブロックが正規の状態に建付けされるように搭
載する。
【０００４】また、ブロック自体の建付けを行うための
部材の位置決め等、垂直度を基準とするケースは数多く
存在する。
部材の位置決め等、垂直度を基準とするケースは数多く
存在する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドッ
ク、船台は屋外であり、前述の従来技術におけるプロン
は糸により下方へ垂らす方法であるため、風が吹くとプ
ロンが揺れて、垂直度の検知およびターゲットへの位置
決めが困難となる問題があった。
ク、船台は屋外であり、前述の従来技術におけるプロン
は糸により下方へ垂らす方法であるため、風が吹くとプ
ロンが揺れて、垂直度の検知およびターゲットへの位置
決めが困難となる問題があった。
【０００６】また、５０〜６０ｍの高所からプロンを垂
らすケースでは、糸自体が嵩張り、持ち運びが不便であ
った。
らすケースでは、糸自体が嵩張り、持ち運びが不便であ
った。
【０００７】本発明は、前述の問題点を解決することを
目的とする。
目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前述の課題は、開口部が
設けられ基板と、基板の水平度を調節する手段と、基板
の異なる方向の水平を測定する２個の水準器と、レーザ
光線の投射方向が基板に垂直方向になるように基板に取
り付けられたレーザ投光体を有してなり、レーザ光は、
前記開口部を通して投射されることを特徴とするレーザ
プロンにより解決される。
設けられ基板と、基板の水平度を調節する手段と、基板
の異なる方向の水平を測定する２個の水準器と、レーザ
光線の投射方向が基板に垂直方向になるように基板に取
り付けられたレーザ投光体を有してなり、レーザ光は、
前記開口部を通して投射されることを特徴とするレーザ
プロンにより解決される。
【０００９】前述の手段によれば、水準器と水平度調節
手段により水平に維持された基板上にレーザー投光体が
垂直に設置されているので、レーザ光線の投射方向が安
定して鉛直方向に向かうようにできる。
手段により水平に維持された基板上にレーザー投光体が
垂直に設置されているので、レーザ光線の投射方向が安
定して鉛直方向に向かうようにできる。
【００１０】また、レーザ光線であるので、吊り下げ索
が不要であり嵩張ることなく持ち運びが可能である。
が不要であり嵩張ることなく持ち運びが可能である。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１は、本発明のレーザプロンの
側面図（一部断面図）であり、図２は図１のＡ−Ａ断面
図である。
側面図（一部断面図）であり、図２は図１のＡ−Ａ断面
図である。
【００１２】図１および図２において、１は基板で、該
基板１は中央に開口２が設けられ、該開口２の上部はア
クリル板等の透明板３で塞がれている。
基板１は中央に開口２が設けられ、該開口２の上部はア
クリル板等の透明板３で塞がれている。
【００１３】前記基板１の周囲３点に水平面を形成する
ためのレベル調整ボルト４が設けられている。尚、４ａ
は固定ナットである。
ためのレベル調整ボルト４が設けられている。尚、４ａ
は固定ナットである。
【００１４】また、図２において、基板１上には水準器
５が二方向に向けて取付けられており、該水準器５、５
を見ながら前記レベル調整ボルトにより水平面度を確保
する。前記水準器５は、例えば気泡型のものが使用され
る。
５が二方向に向けて取付けられており、該水準器５、５
を見ながら前記レベル調整ボルトにより水平面度を確保
する。前記水準器５は、例えば気泡型のものが使用され
る。
【００１５】６は上部６ａを閉塞した円筒状体で、前記
基板１に取付環６ｂにより垂直に一体化されて立設され
ている。
基板１に取付環６ｂにより垂直に一体化されて立設され
ている。
【００１６】８は円筒状体６の内部に設けられたレーザ
取付体で、該レーザ取付体８にレーザ投光体７が固定さ
れている。尚、９はレーザ投光体７の点滅を行う防水型
のスイッチである。
取付体で、該レーザ取付体８にレーザ投光体７が固定さ
れている。尚、９はレーザ投光体７の点滅を行う防水型
のスイッチである。
【００１７】本発明の使用に際しては、基板１を部材の
基準となる位置に配置し、水準器５とレベル調整ボルト
４により、基体１の水平面度を決め、その後、スイッチ
９をオンにしてレーザ光線１０を目標に向けて発射す
る。
基準となる位置に配置し、水準器５とレベル調整ボルト
４により、基体１の水平面度を決め、その後、スイッチ
９をオンにしてレーザ光線１０を目標に向けて発射す
る。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、レーザ投光体を正確に
設定できるので、レーザ光線の投射方向が安定して鉛直
方向にすることが可能となる。
設定できるので、レーザ光線の投射方向が安定して鉛直
方向にすることが可能となる。
【図１】本発明のレーザプロンの側面図（一部断面
図）。
図）。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図。
１ 基板 ２ 開口 ３ 透明板 ４ レベル調整ボルト ５ 水準器 ６ 円筒状体 ７ レーザ投光体 ８ レーザ取付体 ９ スイッチ １０ レーザ光線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳田 博彦 東京都千代田区丸の内一丁目１番２号 日 本鋼管株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 開口部が設けられ基板と、基板の水平度
を調節する手段と、基板の異なる方向の水平を測定する
２個の水準器と、レーザ光線の投射方向が基板に垂直方
向になるように基板に取り付けられたレーザ投光体を有
してなり、レーザ光は、前記開口部を通して投射される
ことを特徴とするレーザプロン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32280796A JPH10160466A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | レーザプロン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32280796A JPH10160466A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | レーザプロン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10160466A true JPH10160466A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18147849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32280796A Pending JPH10160466A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | レーザプロン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10160466A (ja) |
-
1996
- 1996-12-03 JP JP32280796A patent/JPH10160466A/ja active Pending
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