JPH10157711A - 充填包装機械のプレス装置 - Google Patents

充填包装機械のプレス装置

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JPH10157711A
JPH10157711A JP8314650A JP31465096A JPH10157711A JP H10157711 A JPH10157711 A JP H10157711A JP 8314650 A JP8314650 A JP 8314650A JP 31465096 A JP31465096 A JP 31465096A JP H10157711 A JPH10157711 A JP H10157711A
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聡 久米
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裕司 片山
Shigenobu Tawa
茂宣 田和
Michio Ueda
道雄 植田
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    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B51/00Devices for, or methods of, sealing or securing package folds or closures; Devices for gathering or twisting wrappers, or necks of bags
    • B65B51/10Applying or generating heat or pressure or combinations thereof
    • B65B51/26Devices specially adapted for producing transverse or longitudinal seams in webs or tubes
    • B65B51/30Devices, e.g. jaws, for applying pressure and heat, e.g. for subdividing filled tubes

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジュース等の流動性内容物が充填された断面
矩形状等の包装容器を製造する高速充填包装機械を用い
た横シール工程において新たに発生したバネの破損とい
う問題を解決し、高速充填包装機械における横シール工
程での加圧を長期間にわたって確実に行いうるプレス装
置を提供すること。 【解決手段】 流動性内容物が充填されている管状に成
形された包装材料ウェブをシールジョーにより挟持する
際に、一対の係合部材同士が係合してシール圧を発生さ
せるプレス装置において、可動係合部材が取り付けられ
ているピストンロッドを進出させる手段として空気等の
流体圧を用い、空気等の流体の供給経路に該流体の圧力
変化を検出しうる圧力センサーを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジュース等の流動
性内容物が充填された断面矩形状等の包装容器を製造す
る充填包装機械における横シール工程でのプレス装置、
特に流体圧シリンダを備えたプレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、包装材料ウェブをロール状に支持
しているリワインダと、リワインダからウェブを順次巻
き戻す巻き戻し装置と、巻き戻されたウェブを殺菌した
後管状に成形するチューブ成形装置と、管状に成形され
た包装材料ウェブ内に流動性内容物を充填する給液管
と、流動性内容物が充填されたチューブをほぼ容器1個
に相当する長さ分だけ下方に送りながら、横方向にシー
ル・切断して断面矩形の枕状容器を連続的に成形する容
器成形装置と、1個ずつに切り離された枕状容器の端部
を折り曲げ、最終形態である直方体状容器に整形する容
器整形装置からなる充填包装機械は知られている(特公
平1−23366号公報、特開昭58−193206号
公報)。
【0003】そして、上記容器成形装置は、特公平1−
23366号公報に開示されているように、内容物充填
チューブを容器1つ分に相当する長さ毎に挟みつけて横
方向にシールし、かつそのシール幅の中間部を切断する
ものであって、相互に向き合うように配置された2組
(2対)のシールジョーと、各シールジョーが相互に近
接する閉位置にあるとき一対のシールジョーの間にシー
ル圧を発生させるプレス装置とを備えている。
【0004】プレス装置は、対をなすシールジョーの一
方の左右両側に配設された上向きの係合凹部を有する固
定係合部材と、対をなすシールジョーの他方の左右両側
に配設された、固定係合部材の係合凹部にかみ合わされ
る下向き係合凸部を有する可動係合部材とを有してい
る。可動係合部材は、流体圧シリンダのピストンロッド
に取付けられており、可動係合部材を揺動させて固定係
合部材に係合させた状態で、ピストンロッドを退入させ
ることによって互いのシールジョー間に約700Kgf
程度の充分なシール圧を発生させるようになっている。
【0005】かかるプレス装置における、可動係合部材
が取り付けられているピストンロッドの退入によるシー
ル圧の発生は、プレス装置に設けられた流体圧シリンダ
の油圧によって行い、他方、シール圧の解除及びピスト
ンロッドの進出は、上記油圧の解除と共に、同シリンダ
内に配設された、同軸状に設けられた直径の異なる複数
本のバネの付勢力(約30Kgf)によって行うものが
知られている(例えば、特公平1−23366号公報の
第12図参照)。この種の複雑な構造の横シール装置に
おいて、スペース的かつコスト的な観点から、可動係合
部材が取り付けられているピストンロッドを進出させる
手段としてバネ以外の付勢力を用いることは従来考えら
れたことはなかったし、またその必要性もなかったとい
うのが実状である。そして、この流体シリンダに内設さ
れたバネは、設計上の計算どおり耐久性を有し、通常2
〜3ヶ月に一度の割合で交換すればよかった。
【0006】
【発明が解決すべき課題】本発明者らは先に、従来の1
時間当たり6000個を大幅に越える製造能力、すなわ
ち1時間当たり8000個以上の製造能力を有する超高
速充填包装機械を開発した(特願平8−244707
号)。かかる高速充填包装機械に従来のプレス装置を用
いて高速で横シールを行った場合、その内部にバネが配
設された前記流体圧シリンダは、従来の充填包装機械に
おけるよりも、より高速で揺動されることから、従来の
充填包装機械におけるプレス装置では到底考えられない
ような短期間でのバネの破損、係合部材同士の当接部分
の破損等種々の問題が時折生じることが新たに判明し
た。
【0007】シールジョーの左右両側に設けられた可動
係合部材の後方に位置する流体圧シリンダに内設された
バネのどちらかでも一方が破損すると、プレス装置の流
体圧シリンダの油圧によって退入し、シール圧をかけて
いる可動係合部材が取り付けられたピストンロッドは、
油圧を解除してもバネの付勢力が働かず、シール圧はな
くなるものの進出することがない。この場合、係合して
いる可動係合部材と固定係合部材とは、シール圧がかか
っていないことから、ピストンロッドの上向きの揺動に
よりその係合は解除されるが、次に、可動係合部材と固
定係合部材とを係合させようとピストンロッドが下向き
に揺動したとき、場合によっては数回に1回の割合で、
固定係合部材の先端部と可動係合部材の先端部とが係合
することなく、シール圧を付加することができない事態
が生じていた。
【0008】その結果、プレス装置が正常に作動するこ
となく、不完全な横シールが行われた包装容器が製造さ
れ、包装容器からジュース等の充填物の漏洩が生じるこ
とになる。このような包装容器からジュース等の充填物
の漏洩が目視しうる場合は製造段階でチェックしうる
が、かかる漏洩が目視しえない場合は殊更厄介である。
というのは、この種無菌充填包装容器の流通過程におい
て、シール部分からのジュース等の浸出部分にカビ等が
増殖し、微生物汚染という大きな問題が生じるからであ
る。
【0009】そして、バネは前記のように流体圧シリン
ダ内に設けられていることから、外部からその破損状況
を見ることができず、例え包装容器の製造中にバネが破
損した場合であっても、その破損した状態で包装容器の
製造が続けられることになり、一日の製造終了後に行う
装置の点検時に、はじめて異常に気づき、その日に製造
した包装容器をすべて廃棄せざるを得ない事態が生じ
る。かかる事態を未然に回避するためには、安全度を見
込んで、バネを少なくとも1週間程度の短期間で定期的
に交換する必要があり、煩雑な手間とバネ交換に伴うラ
ンニングコストの上昇を招いていた。
【0010】本発明の課題は、特に高速充填包装機械を
用いた横シール工程において新たに発生したバネの破損
という問題を解決することにあり、高速充填包装機械に
おける横シール工程での加圧を長期間にわたって確実に
行いうるプレス装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究し、この種の構造が複雑なプレス
装置において、可動係合部材が取り付けられたピストン
ロッドを進出する方向、すなわち係合部材同士の係合を
解除する方向に付勢力を与える手段として、バネに代え
て、昇降する他方のシールジョーをかわすため配管等は
複雑になるものの、流体圧を利用する方式について鋭意
研究し、高速充填包装機械における横シール工程での加
圧を長期間にわたって確実に行いうるとともに、例えシ
ール不良が発生しても速やかに検出しうる手段を見出
し、本発明を完成するに至った。
【0012】すなわち、本発明は、流動性内容物が充填
されている管状に成形された包装材料ウェブをシールジ
ョーにより挟持する際に、該シールジョーの左右にそれ
ぞれ設けられた一対の係合部材同士が係合してシール圧
を発生させるプレス装置であって、一対の係合部材の少
なくとも一方の係合部材を、該係合部材同士の係合を解
除する方向、すなわち一方の係合部材が取り付けられて
いるピストンロッドを進出させる方向に付勢力を与える
手段として空気等の流体圧を用い、空気等の流体の供給
経路に該流体の圧力変化を検出しうる圧力センサーが設
けられているプレス装置に関する。
【0013】また本発明は、流動性内容物が充填されて
いる管状に成形された包装材料ウェブをシールジョーに
より挟持する際に、該シールジョーの左右にそれぞれ設
けられた一対の係合部材同士が係合してシール圧を発生
させるプレス装置であって、中心及び半径方向に向かっ
て大気に開放された孔が穿たれたピストンと、ピストン
ロッドが一体的に設けられたピストンと、送気管に連通
した気圧室と、送油管に連通した油圧室とを内設する流
体圧シリンダと、上記ピストンロッドに取り付けられシ
ールジョーに対し揺動自在である可動係合部材と、該可
動係合部材と係合しシールジョーに対し固定されている
固定係合部材とを備え、かつ送気管へ空気を供給する経
路内の圧力変化を検出しうる圧力センサーが設けられて
いるプレス装置に関する。
【0014】さらに本発明は、上記プレス装置を備えた
充填包装機械、特に1時間当たり8000個以上の製造
能力を有する高速充填包装機械に関する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるプレス装置
についての実施例を図面に基づいて説明するが、本発明
はこれら図面に記載されたものに限定されるものではな
い。
【0016】本発明にかかるプレス装置の使用が特に適
している高速充填包装機械の概要は、図1に示されるよ
うに、包装材料ウェブ1をロール状に支持しているリワ
インダと、リワインダからウェブを順次巻き戻す巻き戻
し装置と、巻き戻されたウェブを殺菌した後管状に成形
するチューブ成形装置と、管状に成形されたウェブ内に
流動性内容物を充填する給液管2と、内容物充填チュー
ブをほぼ容器1個に相当する長さ分だけ下方に送りなが
ら、横方向にシールして枕状容器3を連続的に成形する
横シール装置4と、横シール装置の下方に設けられ懸吊
状態にある枕状容器のシール部を切断し、容器を1個ず
つに切り離すカッティング装置5と、切り離された枕状
容器3の端部を折り曲げ、最終形態である直方体状容器
6に整形する容器整形装置を備えている。
【0017】横シール装置4としては、例えば上記特公
平1−23366号公報に開示されているものを用いる
ことができ、図2に示すように、昇降自在かつ可逆回動
自在な垂直ロッド10と、垂直ロッド10とともに昇降
しかつ垂直ロッド10に取り付けられている昇降フレー
ム11と、下部において相互に平行な一対の水平軸心を
中心として揺動するように昇降フレーム11にそれぞれ
支持されている前後一対の揺動アーム12、13と各揺
動アーム12、13の上部に相互に向き合うようにそれ
ぞれ固定されている前後一対のシールジョー14、15
と両シールジョー14、15が相互に接近する閉位置と
相互に離間する開位置の間を両揺動アーム12、13を
揺動させるアーム開閉装置16と、閉位置において両揺
動アーム12、13を相互に引き寄せて両シールジョー
14、15の間にシール圧力を発生させる、シールジョ
ーの左右に設けられたプレス装置20とを備えている。
【0018】2つの昇降フレーム11は同期して所定の
ストロークで交互に異なる向きに昇降させられる。すな
わち一方の昇降フレーム11が上昇すると、他方の昇降
フレーム11が下降する。昇降フレーム11がその昇降
ストロークの上限位置にあるときに両シールジョー1
4、15が相互に閉じることにより、チューブ7が所定
幅で横断状に強圧されてシールされる。両シールジョー
14、15がチューブ7を押圧したまま昇降フレーム1
1とともに下降することにより、チューブ7は容器1つ
分に相当する長さだけ送られる。昇降フレーム11が下
限位置に達すると、両シールジョー14、15は開いて
チューブ7を解放する。
【0019】次に、プレス装置20について、図2〜5
により説明する。プレス装置20は、図2及び図3に示
すように、揺動アーム13のシールジョー15の左右両
側にそれぞれシールジョー15と一体的に設けられ、上
向きの係合凹部21aを有する固定係合部材21と、揺
動アーム12のシールジョー14の左右両側にそれぞれ
シールジョー14と一体的に設けられ、上記固定係合部
材21の係合凹部21aと係合される、下向き係合凸部
22aを有する可動係合部材22とを備えている。そし
て、可動係合部材22の揺動により、その先端部分が固
定係合部材21に当接する部分には、図3に示すよう
に、緩衝材23を設けておいてもよい。
【0020】また、プレス装置20は、図4に示されて
いるように、流体圧シリンダ24を備えており、この流
体圧シリンダ24は、揺動アーム12の角柱状ブロック
25を貫通しかつ同ブロック25に設けられた、一対の
ブッシュ26を介して回動自在に支持された水平回動軸
27の両端にそれぞれ一体的に設けられている。
【0021】流体圧シリンダ24内には、2つのピスト
ン28、29が内設されている。それらピストンの外周
に設けられた溝には、Oリング30、31がそれぞれ装
入され、送気管32から気圧室33に供給された空気及
び送油管34から油圧室35に供給された油がそれぞれ
漏洩しないようになっている。
【0022】ピストン28には、その中心及び半径方向
に向かって大気への連通孔36が穿たれ、例え空気がO
リング30から漏れたとしても、ピストン28に設けら
れた孔36を通って外部に排出され、油圧室35側に混
入しないようになっている。ピストン29には、ピスト
ンロッド37が一体的に設けられ、ピストンロッド37
には、図4に示すように、可動係合部材22が取り付け
られている。
【0023】送気管32と連通した気圧室33には常時
空気が供給され、ピストンロッド37が進出位置になる
ように、すなわちピストンロッド37を進出(突出)さ
せ、係合部材同士の係合を解除する方向に常時付勢力が
与えられており、また、送油管34と連通した油圧室3
5には、係合部材21、22による係合時に油が供給さ
れ、上記付勢力に抗してピストンロッド37を退入させ
ることによりシール圧を発生させ、他方、上記係合の解
除時には、送油管34からの油の供給が停止され、油圧
室35内の油圧が0となるように構成されている。
【0024】また、送気管32へと続く空気の供給経路
には、供給経路内の圧力変化を検出しうる圧力センサー
38が取り付けられており、常に圧力変化を監視し、配
管のはずれ等の異常を感知した場合には、充填包装機械
を停止させるように構成されている。他方、送油管34
は、前記水平回動軸27を軸方向に貫通し、両流体圧シ
リンダ24の油圧室35を連通し、図示しない作動油管
に接続されている。
【0025】次に横シール工程について説明する。両揺
動アーム12、13が開位置より閉位置に向かって揺動
しつつあるときに、可動係合部材22は、図示していな
いバネにより、揺動アーム12、13に対して直交した
状態より前上がりに傾斜した上向き姿勢に保たれてい
る。揺動アーム12、13が閉位置の近傍に至ると可動
係合部材22が流体圧シリンダ24とともに回動して上
向き姿勢から水平姿勢となり、その先端部分が固定係合
部材21に係合される。
【0026】流体圧シリンダ24の油圧室35に送油管
34から作動流体である油を供給してピストンロッド3
7を退入させると、可動係合部材22がピストンロッド
37とともに移動して、両係合部材21、22が係合し
て相互に引き合い、両係合部材が固着されている両シー
ルジョー14、15も互いに引き合うことになり、両シ
ールジョー間にシール圧が発生し、チューブ7が加圧さ
れると共に加熱され、横シールが完了する。
【0027】次に、両揺動アーム12、13が閉位置よ
り開位置に向かって揺動する前に、油圧室35から送油
管34を通して作動流体である油の供給を中止し、油の
供給圧をなくすると、気圧室33には送気管32から常
時空気が供給されており、ピストン28、ピストン29
を介してピストンロッド37が進出するような付勢力が
常時働いているから、両係合部材21、22の係合が解
除され、可動係合部材22が、図示していないバネによ
り、揺動アーム12に対して直交した状態より前上がり
に傾斜した上向き姿勢となる。以後、同様な動作が繰り
返し行われる。
【0028】上記実施例においては、流体圧シリンダ2
4内に2つのピストン28、29を設け、ピストンロッ
ド37の退入、進出を行ったが、ピストン28、29を
一体に成形し、1つのピストンとしてピストンロッド3
7の退入、進出を行ってもよい。
【0029】また、上記実施例においては、ピストンロ
ッド37が進出する方向に常時付勢力を与える圧力媒体
として、空気を使用したが、空気の代わりに他の圧力媒
体、例えば油、水等を使用してもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明においては、この種構造が複雑な
プレス装置において、可動係合部材が取り付けられたピ
ストンロッドを進出する方向に付勢力を与える手段とし
て、バネに代えて流体圧を利用することにより、従来の
充填包装機械は勿論のこと、特に1時間当たり8000
パック以上の生産能力を有する高速充填包装機械におけ
る横シール工程での加圧を長期間にわたって確実に行い
うることができ、従来のバネを使用していた場合に比べ
て、バネ交換の煩雑さがなく、また新しいバネの調達等
ランニングコストがかからない。
【0031】また、バネにはバネ定数があり、その作動
中におけるバネ力は一定ではなく、特にこの種の充填包
装機械においては、大きなシール圧を必要とするため、
バネ定数も必然的に大きなものとなり、シール圧の変化
量も大きなものとなっていたが、本発明のように流体圧
を利用すると、ピストンロッドがスムーズに進退し、シ
ール圧はシール毎に不変なものとなって、シール面が安
定することがわかった。
【0032】加えて、左右一対でシール圧を作用させる
この種のプレス装置においては、バネを使用するとどう
しても左右のシール圧を同じにすることができなかった
が、本発明のように流体圧を利用すると、左右の流体シ
リンダの気圧室は相互に連通していることから、左右の
シール圧にバラツキが生じることがなく、均一な横シー
ルが達成しうる。
【0033】さらに、本発明によると、空気供給経路に
は常に圧力変化を監視しうる圧力センサーが設置されて
いることから、配管のはずれ等の異常が生じた場合に
は、かかる異常を瞬時に感知し、充填包装機械の稼動を
速やかに停止させることができ、シール不良の製品の発
生を最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】高速充填包装機械の概略斜視図である。
【図2】横シール装置の斜視図である。
【図3】プレス装置の概略斜視図である。
【図4】本発明のプレス装置の一部断面とした平面図で
ある。
【図5】本発明のプレス装置の正面図である。
【符号の説明】
4 横シール装置 10 垂直ロッド 12、13 揺動アーム 14、15 シールジョー 20 プレス装置 21 固定係合部材 22 可動形動部材 24 流体圧シリンダ 27 水平回動軸 28、29 ピストン 30、31 Oリング 32 送気管 33 気圧室 34 送油管 35 油圧室 37 ピストンロッド 38 圧力センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田和 茂宣 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10番 地の1 四国化工機株式会社内 (72)発明者 植田 道雄 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10番 地の1 四国化工機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流動性内容物が充填されている管状に成
    形された包装材料ウェブをシールジョーにより挟持する
    際に、該シールジョーの左右にそれぞれ設けられた一対
    の係合部材同士が係合してシール圧を発生させるプレス
    装置であって、一対の係合部材の少なくとも一方の係合
    部材を、該係合部材同士の係合を解除する方向に付勢力
    を与える手段として流体圧を用いることを特徴とするプ
    レス装置。
  2. 【請求項2】 流体が、空気である請求項1記載のプレ
    ス装置。
  3. 【請求項3】 流体の供給経路に圧力変化を検出しうる
    圧力センサーが設けられている請求項1又は2記載のプ
    レス装置。
  4. 【請求項4】 一対の係合部材の一方がシールジョーに
    対し揺動自在である可動係合部材であり、他方がシール
    ジョーに対し固定されている固定係合部材である請求項
    1〜3のいずれか記載のプレス装置。
  5. 【請求項5】 流動性内容物が充填されている管状に成
    形された包装材料ウェブをシールジョーにより挟持する
    際に、該シールジョーの左右にそれぞれ設けられた一対
    の係合部材同士が係合してシール圧を発生させるプレス
    装置であって、中心及び半径方向に向かって大気に開放
    された孔が穿たれたピストンと、ピストンロッドが一体
    的に設けられたピストンと、送気管に連通した気圧室
    と、送油管に連通した油圧室とを内設する流体圧シリン
    ダと、上記ピストンロッドに取り付けられシールジョー
    に対し揺動自在である可動係合部材と、該可動係合部材
    と係合しシールジョーに対し固定されている固定係合部
    材とを備え、かつ送気管へ空気を供給する経路内の圧力
    変化を検出しうる圧力センサーが設けられているプレス
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5記載のプレス装置を備えた
    充填包装機械。
JP31465096A 1996-11-26 1996-11-26 充填包装機械のプレス装置 Expired - Fee Related JP3847391B2 (ja)

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