JPH10157450A - 自動車用空気調和装置 - Google Patents

自動車用空気調和装置

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JPH10157450A
JPH10157450A JP31616096A JP31616096A JPH10157450A JP H10157450 A JPH10157450 A JP H10157450A JP 31616096 A JP31616096 A JP 31616096A JP 31616096 A JP31616096 A JP 31616096A JP H10157450 A JPH10157450 A JP H10157450A
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JP
Japan
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exhaust gas
compressor
refrigerant
engine
concentration
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Withdrawn
Application number
JP31616096A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kubota
篤 久保田
Koichi Shimada
浩一 島田
Hiroyasu Nadamoto
浩康 灘本
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排ガスに含まれるNOX の濃度に応じて、空
気調和のための制御とNOX 濃度低減のための制御とを
切替る「自動車用空気調和装置」を提供する。 【解決手段】 排ガスセンサ(15)が、所定の値以上
のNOX 濃度を測定すると、マイコン(10)は容量可
変でかつ外部制御が可能なコンプレッサ(1)の吐出容
量が低下するように制御することによりエンジンにかか
る負荷を低減し、エンジンが排出する排ガス中のNOX
濃度を所定の値以下に下げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用空気調和装
置に係り、特に排気ガス濃度に応じた制御が可能な自動
車用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の自動車用空気調和装置には自動制
御によって空気調和を行う機能を有するものも多い。こ
のような空気調和装置では、外気の温度、車室内の温
度、日射量等のセンサおよびそれらの制御を行う制御装
置とを備え、各センサが検知した情報に基づいて、乗員
によって設定された空気調和条件を実現するように、空
気調和手段のアクチュエータや、空気調和装置が備える
冷凍サイクルの制御を行っている。
【0003】また、地球環境保全に対する世界的な関心
の高まりと相まって、自動車が排出する排気ガスの規制
はますます強化される傾向にある。排気ガスには、燃料
の未燃焼分として排気管より排出される排出ガス、燃焼
室内のピストンリングの隙間からクランクケースを通り
抜けて大気へ放出されるプローバイガス、ガソリンタン
クから蒸発するガソリン蒸気の3つに大別される。排出
ガスの成分のうち、主な有害成分に窒素酸化物NOX が
ある。NOX は、大気中に放出されると太陽光線の照射
を受けてHCと光化学反応を起こし、NO2 、O3 、ア
ルデヒド等のオキシダントを生成する。これらがさらに
分解、重合して光化学スモッグを形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】空気調和装置の冷凍サ
イクルで熱を媒介する冷媒は、コンプレッサによって圧
縮、吐出されて冷凍サイクル内を循環している。このコ
ンプレッサは自動車のエンジンと連動して回転するため
に、エンジンには自動車の走行の他にコンプレッサを回
転することによる負荷をもかかることになる。よって空
気調和装置を作動させながら自動車を走行する場合に
は、より多くの燃料を燃焼させることが必要で、NOX
も多く発生するようになる。
【0005】本発明は、このような点に鑑みて行われた
ものであって、排気ガス中の有害な成分の濃度を考慮し
て制御される自動車用空気調和装置を提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自動車用
空気調和装置は、コンプレッサを有する自動車用空気調
和装置であって、自動車が排出する排気ガスの成分濃度
を測定する排ガス検知手段と、排ガス検知手段が測定し
た排気ガスの成分濃度が所定の値に達しているか否かを
判定する排ガス濃度判定手段と、排ガス濃度判定手段に
よって排気ガスの成分濃度が所定の値に達したと判断さ
れた場合には、空気調和より優先して、前記コンプレッ
サの稼働による自動車エンジンへの負荷を低減するよう
制御するエンジン負荷制御手段とを有することを特徴と
するものである。
【0007】このように構成することによって、排気ガ
スの成分濃度が所定の値に達した場合には空気調和より
エンジンにかかる負荷を低減することを優先してコンプ
レッサを制御することができるようになる。よって空気
調和を行いながら排気ガスの成分濃度を常に所定の値内
に収めることができるようになる。
【0008】請求項2記載の自動車用空気調和装置は、
前記コンプレッサは、外部から入力する電気的な信号に
より、冷媒吐出容量を制御することが可能な容量可変型
の外部制御コンプレッサであって、前記エンジン負荷制
御手段は、前記排ガス濃度判定手段によって排気ガスの
成分濃度が所定の値に達したと判断された場合に、前記
コンプレッサの冷媒吐出容量を低下するように制御する
ことを特徴とするものである。
【0009】このように構成することによって、排気ガ
スの成分濃度が所定の値に達した場合にはコンプレッサ
の吐出容量を低下することによってエンジンにかかる負
荷を低減し、排気ガスの成分濃度を所定の値内に収める
ことできるようになる。
【0010】請求項3記載の自動車用空気調和装置は、
前記コンプレッサが吐出する冷媒を外気と熱交換させる
コンデンサと、コンデンサに対して空気を送風し、熱交
換の効率を高めるコンデンサ送風手段とを有し、前記エ
ンジン負荷制御手段は、前記排ガス濃度判定手段によっ
て排気ガスの成分濃度が所定の値に達したと判断された
場合に、前記コンデンサ送風手段の送風能力を最大能力
に設定することを特徴とするものである。
【0011】このように構成することによって、排気ガ
スの成分濃度が所定の値に達した場合にはコンデンサ送
風手段の送風能力を最大にして、凝縮能力を高めること
でコンプレッサにかかる負荷を低減することにより、エ
ンジンにかかる負荷を低減し、排気ガスの成分濃度を所
定の値内に収めることできるようになる。
【0012】請求項4記載の自動車用空気調和装置は、
自動車が排出する排気ガスを浄化する排気ガス浄化用触
媒と、排気ガス浄化用触媒の温度を測定する触媒温度測
定手段と、触媒温度測定手段が測定した前記浄化用触媒
の温度が所定の温度に達したか否かを判定する触媒温度
判定手段とを備え、前記エンジン負荷制御手段は、前記
排ガス濃度判定手段によって排気ガスの成分濃度が所定
の値に達したと判断され、かつ触媒温度判定手段によっ
て前記浄化用触媒の温度が所定の温度に達していないと
判断された場合には、空気調和より優先して、前記コン
プレッサの稼働による自動車エンジンへの負荷を低減す
るように制御することを特徴とするものである。
【0013】このように構成することによって、排気ガ
スの成分濃度が所定の値に達した場合には、浄化用触媒
が所定の温度に達して効果を発するようになるまでエン
ジンにかかる負荷を低減し、排気ガスの成分濃度を所定
の値内に収めることできるようになる。
【0014】請求項5記載の自動車用空気調和装置は、
前記コンプレッサを通過する冷媒の流量を制御する冷媒
流量制御手段をさらに有し、前記エンジン負荷制御手段
は、前記排ガス濃度判定手段によって排気ガスの成分濃
度が所定の値に達したと判断された場合に、冷媒流量制
御手段が、前記コンプレッサを通過する冷媒の流量を低
下させるように制御することを特徴とするものである。
【0015】このように構成することによって、排気ガ
スの成分濃度が所定の値に達した場合には、コンプレッ
サを通過する冷媒の流量を低下してエンジンにかかる負
荷を低減し、排気ガスの成分濃度を所定の値内に収める
ことできるようになる。
【0016】請求項6記載の自動車用空気調和装置は、
前記冷媒流量制御手段は、前記エンジン負荷制御手段か
ら出力する電気的な信号によって制御される膨張弁であ
ることを特徴とするものである。
【0017】このように構成することによって、排気ガ
スの成分濃度が所定の値に達した場合には、電気的に制
御される膨張弁を用いてコンプレッサを通過する冷媒の
流量を低下し、エンジンにかかる負荷を低減して排気ガ
スの成分濃度を所定の値内に収めることできるようにな
る。
【0018】請求項7記載の自動車用空気調和装置は、
前記冷媒流量制御手段は、前記エンジン負荷制御手段か
ら出力する電気的な信号によって制御される、冷媒を流
量制御しながら通過させることが可能な電磁弁であるこ
とを特徴とするものである。
【0019】このように構成することによって、排気ガ
スの成分濃度が所定の値に達した場合には、電気的に制
御される電磁弁を用いてコンプレッサを通過する冷媒の
流量を低下し、エンジンにかかる負荷を低減して排気ガ
スの成分濃度を所定の値内に収めることできるようにな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】
第1の実施の形態 本実施の形態は、請求項2に記載した構成の一実施の形
態である。図1は、本実施の形態の構成を説明するブロ
ック図である。図示した自動車用空気調和装置は、コン
プレッサ1、コンデンサ3、ファン6、リキッドタンク
2、エバポレータ7、膨張弁9を有する冷凍サイクルと
その制御を行うマイコン10、エバポレータ7と熱交換
した空気の温度を測定し、マイコン10に入力する温度
センサ13、エンジン排気通路に設けられるマフラー4
を介してエンジンが排出する排気ガスに含まれるNOX
の濃度を測定し、マイコン10に入力する排ガスセンサ
15とより成っている。
【0021】冷凍サイクルでは、コンプレッサ1から高
温、高圧の冷媒が吐出し、コンデンサ3に流入して外気
に熱を放出する。コンデンサ3で熱を放出した冷媒は、
その温度に応じて気液混合の状態となってリキッドタン
ク2に入る。リキッドタンク2では、気体の状態の冷媒
と液体の状態の冷媒とを分離して、液体冷媒だけをエバ
ポレータ7に送る。エバポレータ7の入り口には膨張弁
9があり、膨張弁9は液体冷媒を減圧して霧状にしてエ
バポレータ7に流入させている。よってエバポレータ7
には低圧、低温の冷媒が流れ、この低温冷媒と空気を熱
交換させることによって空気を冷却して冷房を行ってい
る。またマイコン10は、空気調和を制御する制御装置
と共通の構成であって、外気温度センサ21が測定した
外気の温度、内気温度センサ22が測定した内気の温
度、日射量センサ23が測定した日射量、コントロール
パネル24で設定された空気調和条件の入力をもなされ
ている。
【0022】本実施の形態のコンプレッサ1は、斜板式
の可変容量コンプレッサであって、しかもその吐出容量
が電気的な信号によって制御されるよう構成された外部
制御式のコンプレッサである。このコンプレッサ1の構
成を、図9に示して簡単に説明する。斜板式のコンプレ
ッサ1は、駆動軸55に取り付けられたヒンジ56によ
って斜板54がピストン52を往復運動させるよう構成
されたコンプレッサで、この斜板54の角度を変えるこ
とによってピストン52のストロークが変わるようにな
っている。なおピストン52は、実際には複数設けられ
ており、駆動軸55を中心に円周方向に等間隔で配置さ
れている。
【0023】コンプレッサ1のコントロールバルブ50
は、通常の状態ではコントロールバルブ50内のプラン
ジャー50aがスプリング50bで押しつけられれて高
圧側バルブ50cを開いているように設計されている。
この際には高圧側バルブを介してクランクケース53内
に吐出圧力が導かれるために、クランクケース53内の
圧力は吐出圧力に近付く。したがって、クランクケース
53内の圧力とシリンダ51内に吸入される冷媒のピス
トン52にかかる圧力との差分が大きくなって、複数の
ピストン52にかかる差圧によるヒンジ56の回りのモ
ーメントによって斜板54の傾きは小さくなる方へ動か
され、ピストンのストロークが短くなって冷媒ガスの吐
出量が減少し、エバポレータで熱交換されてガス状にな
った冷媒の圧力が上昇するために吸入圧力は上昇する。
【0024】一方、プランジャー50aが下方に押し下
げられた場合には、高圧側バルブが閉じる。クランクケ
ース53は吸入室57と細い通路でつながっていて、ク
ランクケース53内の冷媒は、わずかながら常に吸入室
へと導かれている。よって高圧側バルブ50cが閉じる
とクランクケース53内の圧力が低下して、クランクケ
ース53内の圧力とシリンダ51内に吸入される冷媒の
ピストン52にかかる圧力との差分が小さくなって、複
数のピストン52にかかる差圧によるヒンジ56の回り
のモーメントによって斜板54の傾きは大きくなる方へ
動かされ、ピストンのストロークが長くなって冷媒ガス
の吐出量が増加し、吐出圧力も増加する。
【0025】このように高圧側バルブの開閉を制御する
ことによって、斜板54は圧力のバランスが取れた位置
で平衡状態となり、コンプレッサ1の容量制御が可能と
なる。外部制御式の斜板式コンプレッサ1では、高圧側
バルブ50cをマイコン10が出力する信号によって開
閉し、クランクケース53内の圧力を調整して外部から
電気的にコンプレッサの吐出容量を制御している。
【0026】すなわちマイコン10が高圧側バルブを制
御する電気信号は、例えば図2に示すような電圧のオ
ン、オフで表される信号で、本実施の形態のコンプレッ
サ1は、電圧オン時にはプランジャー50aの周囲に巻
き回されるコイル50dが通電し、プランジャー50a
が下方に押し下げられて高圧側弁を閉じる。電圧オフ時
にはコイル50dへの通電は成されずに高圧側弁が開く
よう設計されている。よって図中に示す時間aが長くな
るほど高圧側弁が閉じる時間が長くなり、クランクケー
ス53内の圧力が低下するのでコンプレッサの吐出容量
が高まるようになる。また時間bが長くなるほど高圧側
弁が開く時間が短くなり、コンプレッサの吐出容量の低
下が大きくなる。本明細書中では、時間aに時間bを加
えた長さに対する時間aの長さの比を、デューティ比と
記すものとする。時間aに時間bを加えた長さは、信号
の周期となり、周期を10Hzとするならばこの長さは
0.1秒で、デユーティ比70%といえば時間aが0.
7秒、時間bが0.3秒を占めることを指す。
【0027】本実施の形態では、排ガスセンサ15が測
定した排気ガスのNOX 濃度が所定の値以上になった場
合に、高圧側弁を開ける時間bの割合を延ばし、デュー
ティ比を低下させて、コンプレッサの吐出容量を小さく
し、コンプレッサにかかるトルクをも低下させてエンジ
ンの負荷を軽減することにより、エンジンが排出する排
気ガスのNOX の濃度を低減するように制御している。
なおこの制御は一般的にPID制御によって行われてい
る。
【0028】PID制御とは偏差信号であるNOX 濃度
の入力信号の値に積分した信号、微分した信号のそれぞ
れに重みをつけて、加え合わせた値をデューティ比の出
力信号として制御を行うものである。つまり実際の制御
では、例えば偏差に比例して弁をどこまでも開くことが
できないように、比例動作(P)を行う比例帯と呼ばれ
る範囲がある。比例動作による制御動作にはオフセット
と呼ばれる定常位置偏差が加わり、オフセットを小さく
するためには排気ガス濃度の関数で表されるデューティ
比を時間積分した積分動作(I)を加えれば良い(PI
制御)。ただし積分動作を強くし過ぎると安定度が悪く
なり、弱くすると速応性が悪くなる。
【0029】比例動作と積分動作を組み合わせた動作に
よってもなお実際に即したデューティ比が求められない
場合には、比例動作(P)に微分動作(D)を組み合わ
せて(PD制御)、より急激な変化に対する応答を良好
にすることが可能である。PID制御は、このようなP
I制御とPD制御とを兼ね合わせたもので、P、I、D
の3つのパラメータを適切に組み合わせることによって
制御の最適化するものである。
【0030】次に図3で、以上述べた本実施の形態で行
う処理をフローチャートにして説明する。本実施の形態
の処理は、空気調和装値がオンになった時点で開始する
(S1)。空気調和装置がオンすると、各センサがマイ
コンに測定情報を入力するようになる。センサの測定情
報のうち、排ガスセンサが測定した排気ガスのNOX濃
度HR をNOX 濃度の許容範囲の上限値Hと比較し(S
2)、測定値HR が許容範囲以上の値であった場合に
は、NOX 濃度を低減するために、コンプレッサによっ
てエンジンにかかる負荷を低減するための処理(以降、
排ガス低減処理とも記す。)を、空気調和のための処理
に優先して行うよう切替える。
【0031】本実施の形態の排ガス低減処理は、前記し
たようにデューティ比をダウンし、引き続きNOX の測
定値HR と許容範囲の上限値Hとを比較して(S2)、
HRがHの範囲内に入るまでデューティ比のダウンを繰
り返す(S3)。このデユーティ比のダウンの割合は、
コンプレッサの特性や大きさ、NOX 濃度の許容値等を
考慮して決定されるべきであるが、デューティ比のダウ
ンの割合を緩やかに設定するほどNOX 濃度の変化に円
滑に対処することができる。
【0032】ステップ3までの処理により、NOX の測
定値HR が許容範囲の上限値H以下になると(S2)、
HとHR の差をとって、これがHZ 以上であるか否かを
判断する(S4)。HZ はNOX 濃度Hが充分許容範囲
を下回るものか否かを判断するためのNOX 濃度余裕値
として、適宜に決定された値である。測定値HR が許容
範囲の上限HよりHZ 以上の差を持って下回っている場
合には、ステップ3までの処理を経て決定したデューテ
ィ比を維持したままで(S5)外気温度センサ等の測定
値に基づいて設定された空気調和条件を満たすような通
常の空気調和モード制御に入る(S8)。またステップ
4でHとHR の差がHZ 以上であると判断された場合に
は、デューティ比をアップして(S6)、アップした結
果のデューティ比でコンプレッサが駆動した場合の吐出
圧力である目標値Ps が、空気調和装置としてコンプレ
ッサに求められる最低限の吸入圧力PsRを満たすか否か
を判断し(S7)、この結果目標値Ps が、PsRに達し
ない場合には再びステップ2に戻り、デューティ比がN
OX 濃度を許容範囲に収めながら空気調和の機能を果た
すように調整する。また、目標値Ps が、PsRに達して
いる場合には通常の空気調和モード制御に入って、空気
調和の運転を行う(S8)。
【0033】以上述べた本実施の形態では、許容値以上
のNOX 濃度が測定された場合にコンプレッサの吐出容
量を外部から制御して低下し、エンジンにかかる負荷を
軽減することができるようになる。よって、エンジンが
排出するNOX 濃度を低下させて許容範囲内にすること
ができる。
【0034】第2の実施の形態 本実施の形態は、請求項3に記載した構成の一実施の形
態である。図4は、本実施の形態の構成を説明するブロ
ック図である。本実施の形態の自動車用空気調和装置
も、コンプレッサ1、コンデンサ3、ファン6、リキッ
ドタンク2、エバポレータ7、膨張弁9を有する冷凍サ
イクルとその制御を行うマイコン10、エバポレータ7
と熱交換した空気の温度を測定し、マイコン10に入力
する温度センサ13、エンジン通路に設けられたマフラ
ー4を介してエンジンが排出する排気ガスに含まれるN
OX の濃度を測定し、マイコン10に入力する排ガスセ
ンサ15とより成っている。このような構成は、第1の
実施の形態で説明したものと同様のものであるから詳細
な説明を省く。なお本実施の形態のコンプレッサ1は、
特に容量可変、あるいは外部制御式である必要は無い。
【0035】本実施の形態特有の構成は、コンデンサに
空気を送風するファン6を、マイコン10がNOX 濃度
に応じて制御している点である。マイコン10は、排ガ
スセンサ15が測定したNOX の濃度が許容値を越えて
いると判断した場合に、ファン6のモータ8を最大の回
転数で回転するように制御する。モータ8が最大回転数
で回転するとファン6の送風能力も最大となって、コン
デンサ3で行われる冷媒と外気との熱交換を促進し、冷
媒が熱交換によって外気に放出する熱量が増大する。そ
れにより冷媒の凝縮能力が高められ、よって冷媒はコン
デンサ3で、より大きく圧力を低下させることになり、
コンプレッサの吐出圧力も低下する。また再び冷媒が循
環してきてコンプレッサ1に吸入された際に、コンプレ
ッサにかかるトルクを低減することができる。
【0036】以上述べた本実施の形態によれば、許容値
以上のNOX 濃度が測定された場合にファン6の送風能
力を最大に設定し、コンデンサにおける冷媒の圧力低下
を促進することによって、エンジンにかかる負荷を軽減
することができるようになる。よって、エンジンが排出
するNOX 濃度を低下させて許容範囲内にすることがで
きる。
【0037】第3の実施の形態 本実施の形態は、請求項4に記載した構成の一実施の形
態である。図5は、本実施の形態の構成を説明するブロ
ック図である。本実施の形態においても、第1の実施の
形態および第2の実施の形態で説明したものと同様の構
成については説明を省く。なお本実施の形態のコンプレ
ッサ1も、特に容量可変、あるいは外部制御式である必
要は無い。
【0038】本実施の形態特有の構成は、マフラー4に
備えられた排ガス浄化用の触媒34に、排ガス浄化用触
媒34の温度を測定する温度センサ14を備えた点であ
る。排ガス浄化用触媒34は、セラミック担体に白金、
パラジウム、ロジウム等の貴金属触媒成分を担持し、耐
熱貴金属製容器に収納したもので、これがエンジンの排
気系に取り付けられてNOX 等の浄化を行っている。排
ガス浄化用触媒の触媒反応は、通常250〜300℃以
上の温度で起こる。よってエンジン始動直後から排ガス
が250〜300℃に至るまでは触媒の反応が起こらな
いためにNOXの浄化が行われないことになる。
【0039】本実施の形態では、排ガスセンサ15で測
定したNOX 濃度が許容範囲を越えた場合に、マイコン
10が温度センサ14で測定した温度を判定し、この測
定値が排ガス浄化用触媒34が触媒反応を起こす温度に
至るまで、エンジンにかかる負荷を低減してNOX 濃度
が低下するようにしている。このエンジン負荷を低減す
る具体的な方法には、本発明の他の実施の形態のいずれ
を用いても良い。
【0040】以上述べた本実施の形態によれば、エンジ
ン始動開始後から排ガス浄化用の触媒が触媒反応を起こ
す温度に達するまでにも、エンジンにかかる負荷を低減
することによって排気ガス中のNOX 成分を低減するこ
とができる。
【0041】第4の実施の形態 本実施の形態は、請求項5および6に記載した構成の一
実施の形態である。図6は、本実施の形態の構成を説明
するブロック図である。本実施の形態においても、前記
した実施の形態で説明したものと同様の構成については
説明を省く。なお本実施の形態のコンプレッサ1も、特
に容量可変、あるいは外部制御式である必要は無い。
【0042】本実施の形態特有の構成は、エバポレータ
7の入口に設けられる膨張弁9を電気的な信号によって
外部から制御される電子膨張弁19とした点である。電
子膨張弁19は外部からの電気的な信号に従って冷媒を
流す、あるいは止める機能を持っている。この信号は例
えば図2に示したような電圧オン、オフを切替える信号
で、電子膨張弁19を、電圧のオン時に冷媒流路を閉
じ、オフ時に開けるように制御することによって電子膨
張弁19を通過する冷媒の流量を、電圧のオン時間aと
オフ時間bのデューティ比によって決定するものでも良
い。また、他の電子膨脹弁の構成としては、ステッピン
グモータ等を用いて弁の開度を調整する構成のもの、あ
るいは印加する電圧に比例して開度が決定する構成のも
のを用いることも考えられる。
【0043】よってマイコン10は、排ガスセンサ15
で測定したNOX 濃度が許容範囲を越えた場合に、電子
膨張弁19にこのような電気的な信号を出して、冷媒流
量を低下するように制御する。電子膨張弁19における
冷媒流量が低下すると、コンプレッサの吸入圧力が低下
する。よって容量可変コンプレッサは吐出容量を減ずる
方向に制御され、コンプレッサ1のトルクも低下し、エ
ンジンにかかる負荷も軽減されて排気ガス中のNOX 濃
度も低下する。
【0044】以上述べた本実施の形態によれば、許容値
以上のNOX 濃度が測定された場合にコンプレッサに流
入する冷媒量を膨張弁で低減することによって、エンジ
ンにかかる負荷を軽減することができるようになる。よ
って、エンジンが排出するNOX 濃度を低下させて許容
範囲内にすることができる。
【0045】第5の実施の形態 本実施の形態は、請求項5および7に記載した構成の一
実施の形態である。図7は、本実施の形態構成を説明す
るブロック図である。本実施の形態においても、前記し
た実施の形態で説明したものと同様の構成については説
明を省く。なお本実施の形態のコンプレッサ1も、特に
容量可変、あるいは外部制御式である必要は無い。
【0046】本実施の形態特有の構成は、エバポレータ
7とコンプレッサ1との間にリニア電磁弁11を設けた
点である。図8に、本実施の形態のリニア電位弁11の
構成を示す。リニア電磁弁11は、流量を絞りつつ冷媒
を通過させる機能を有する電磁弁で、例えば特開平8−
202168でその構成が開示されている。
【0047】リニア電磁弁11は、基本的には差圧作動
式の電磁弁である。ただし弁本体40に所定の内径Dお
よび長さLを有するオリフィスチューブである絞り部4
3を具備している。ここでは周知の差圧作動式の電磁弁
についての詳細な説明省き、リニア電磁弁11が冷媒を
絞りつつ通過させる構成についてのみ記す。
【0048】絞り部43は、弁本体40の枠体の内方に
向けて立設される壁部に圧入等の手段によって固定され
ており、その軸方向が第1の接続口41から第2の接続
口42に向う方向に平行となるように設置されている。
ブランジャー36は通常、ばね35により下方に付勢さ
れており、支持ばね31により支持されるパイロット弁
39をパイロットニードル33により押圧してパイロッ
トポート32を閉じる構成となっている。パイロットポ
ート32が閉じると、第1の接続口から流れ込んだ冷媒
は、絞り部43を通ってのみ第2の接続口42から流出
するようになるために流量が低下する。
【0049】また、コイル38に電力を供給すると電磁
力が発生し、ブランジャー35が引き上げられてパイロ
ット弁39がフリー状態となり、パイロットポート32
が開放される。この状態でリニア電磁弁は全開状態とな
る。このとき冷媒はパイロットポート32を通って第1
の接続口から第2の接続口へ向かうために、リニア電磁
弁11を通る冷媒の流量は低下することがない。本実施
の形態では、コイル38には常時電圧を供給しておい
て、排ガスセンサ15で測定したNOX 濃度が許容範囲
を越えた場合にのみ、マイコン10がコイル38への電
圧の供給を停止し、コンプレッサ1に流れ込む冷媒流量
を低下させるようにしている。
【0050】コンプレッサ1が斜板式の容量可変コンプ
レッサである場合には、流れ込む冷媒の流量が低下する
ことによりコンプレッサの吸入圧が低下し、吸入圧によ
って制御されている制御弁がクランク室内の圧力を高め
る。クランク室内の圧力が高まると斜板の回転軸に対す
る角度が小さくなって、ピストンのストロークが短くな
り、吐出容量が低下してエンジンにかかる負荷を低減す
るようになる。
【0051】またコンプレッサ1が容量固定のコンプレ
ッサである場合には、流れ込む冷媒の流量が低下するこ
とによりコンプレッサの吐出圧力も低下する。このため
にコンプレッサを回転させるトルクも低下し、エンジン
にかかる負荷を低減するようになる。
【0052】以上述べた本実施の形態によれば、許容値
以上のNOX 濃度が測定された場合にコンプレッサに流
入する冷媒量をリニア電磁弁で低減することによって、
エンジンにかかる負荷を軽減することができるようにな
る。よって、エンジンが排出するNOX 濃度を低下させ
て許容範囲内にすることができる。
【0053】以上述べたすべての実施の形態は、どのよ
うに組み合わせて用いても良く、特に第4の実施の形態
の膨脹弁は、循環する冷媒の流量に応じて独立に制御で
きるため、空気調和装置内の冷媒サイクル中を流れる冷
媒の流量が第1の実施の形態の適用によって低下した場
合にも、エバポレータでの蒸発圧力を下げ、エバポレー
タのS・H(スーパー・ヒート)の最適化を図ることが
可能で、空気調和装置としての冷房能力をも、通常の膨
脹弁を用いた場合よりも高めることができる。よって第
1の実施の形態に、第4の実施の形態を組み合わせた場
合には、冷房能力の低下を抑止しながら、排気ガス中の
NOX 濃度を低減することができるという新たな効果を
生じるものである。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の自動車用空気調和装置
は、排気ガス中の有害な成分の濃度を考慮して自動車用
空気調和装置を制御し、空気調和を行いながら空気の汚
染を抑止することができる。
【0055】請求項2記載の自動車用空気調和装置は、
自動車において空気調和を行いながら、排気ガスの成分
濃度に応じてコンプレッサの吐出容量を低下することに
よって空気の汚染を抑止することができる。
【0056】請求項3記載の自動車用空気調和装置は、
自動車において空気調和を行いながら、排気ガスの成分
濃度に応じてコンデンサ送風手段の送風能力を最大にす
ることによって空気の汚染を抑止することができる。
【0057】請求項4記載の自動車用空気調和装置は、
自動車において空気調和を行いながら、排気ガスの成分
濃度に応じて浄化用触媒が所定の温度に達して効果を発
するようになるまでエンジンにかかる負荷を低減するこ
とによって空気の汚染を抑止することができる。
【0058】請求項5記載の自動車用空気調和装置は、
自動車において空気調和を行いながら、排気ガスの成分
濃度に応じてコンプレッサを通過する冷媒の流量を低下
してエンジンにかかる負荷を低減することによって空気
の汚染を抑止することができる。
【0059】請求項6記載の自動車用空気調和装置は、
自動車において空気調和を行いながら、排気ガスの成分
濃度に応じて電気的に制御される膨張弁を用いてコンプ
レッサを通過する冷媒の流量を低下し、エンジンにかか
る負荷を低減することによって空気の汚染を抑止するこ
とができる。
【0060】請求項7記載の自動車用空気調和装置は、
自動車において空気調和を行いながら、排気ガスの成分
濃度に応じて電気的に制御される電磁弁を用いてコンプ
レッサを通過する冷媒の流量を低下し、エンジンにかか
る負荷を低減することによって空気の汚染を抑止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の容量可変コンプ
レッサに供給する電圧を説明する図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態の処理を説明する
フローチャートである。
【図4】 本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】 本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】 本発明の第4の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】 本発明の第4の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図8】 本発明の第4の実施の形態のリニア電磁弁を
説明する図である。
【図9】 本発明の第1の実施の形態で用いた可変容量
コンプレッサの構成を説明する図である。
【符号の説明】 1…コンプレッサ、 2…リキッドタンク、3…コンデ
ンサ、 4…マフラー、6…ファン、 7…エバポレー
タ、8…モータ、 9…膨張弁、10…マイコン、 1
1…リニア電磁弁、13,14…温度センサ、 15…
排ガスセンサ、19…電子膨脹弁、 34…排ガス浄化
用触媒。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンにより駆動されるコンプレッサ
    (1)を有する自動車用空気調和装置であって、 自動車が排出する排気ガスの成分濃度を測定する排ガス
    検知手段(15)と、 当該排ガス検知手段(15)が測定した排気ガスの成分
    濃度が所定の値に達しているか否かを判定する排ガス濃
    度判定手段(10)と、 当該排ガス濃度判定手段(10)によって排気ガスの成
    分濃度が所定の値に達したと判断された場合には、空気
    調和より優先して前記コンプレッサ(1)の稼働による
    自動車エンジンへの負荷を低減するよう制御するエンジ
    ン負荷制御手段(10)とを有することを特徴とする自
    動車用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 前記コンプレッサ(1)は、外部から入
    力する電気的な信号により、冷媒吐出容量を制御するこ
    とが可能な容量可変型の外部制御コンプレッサであっ
    て、 前記エンジン負荷制御手段(10)は、前記排ガス濃度
    判定手段(10)によって排気ガスの成分濃度が所定の
    値に達したと判断された場合に、前記コンプレッサ
    (1)の冷媒吐出容量を低下するように制御することを
    特徴とする請求項1に記載の自動車用空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記コンプレッサ(1)が吐出する冷媒
    を外気と熱交換させるコンデンサ(3)と、 当該コンデンサ(3)に対して空気を送風し、熱交換の
    効率を高めるコンデンサ送風手段(6,8)とを備え、 前記エンジン負荷制御手段(10)は、前記排ガス濃度
    判定手段(10)によって排気ガスの成分濃度が所定の
    値に達したと判断された場合に、前記コンデンサ送風手
    段(6,8)の送風能力を最大能力に設定することを特
    徴とする請求項1または2のいずれか一つに記載の自動
    車用空気調和装置。
  4. 【請求項4】 自動車が排出する排気ガスを浄化する排
    気ガス浄化用触媒(34)と、 当該排気ガス浄化用触媒(34)の温度を測定する触媒
    温度測定手段(14)と、 当該触媒温度測定手段(14)が測定した前記浄化用触
    媒(34)の温度が所定の温度に達したか否かを判定す
    る触媒温度判定手段(10)とを備え、 前記エンジン負荷制御手段(10)は、前記排ガス濃度
    判定手段(10)によって排気ガスの成分濃度が所定の
    値に達したと判断され、かつ当該触媒温度判定手段(1
    4)によって前記浄化用触媒(34)の温度が所定の温
    度に達していないと判断された場合には、空気調和より
    優先して、前記コンプレッサ(1)の稼働による自動車
    エンジンへの負荷を低減するように制御することを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の自動車
    用空気調和装置。
  5. 【請求項5】 前記コンプレッサを通過する冷媒の流量
    を制御する冷媒流量制御手段(11,19)をさらに有
    し、前記エンジン負荷制御手段(10)は、前記排ガス
    濃度判定手段(10)によって排気ガスの成分濃度が所
    定の値に達したと判断された場合に、当該冷媒流量制御
    手段(11,19)が、前記コンプレッサ(1)を通過
    する冷媒の流量を低下させるように制御することを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載の自動車
    用空気調和装置。
  6. 【請求項6】 前記冷媒流量制御手段は、前記エンジン
    負荷制御手段(10)から出力する電気的な信号によっ
    て制御される膨張弁(19)であることを特徴とする請
    求項5に記載の自動車用空気調和装置。
  7. 【請求項7】 前記冷媒流量制御手段は、前記エンジン
    負荷制御手段から出力する電気的な信号によって制御さ
    れる、冷媒を流量制御しながら通過させることが可能な
    電磁弁(11)であることを特徴とする請求項5に記載
    の自動車用空気調和装置。
JP31616096A 1996-11-27 1996-11-27 自動車用空気調和装置 Withdrawn JPH10157450A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007283830A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Toyota Motor Corp 車両用空調装置
KR20150099105A (ko) * 2014-02-21 2015-08-31 두산인프라코어 주식회사 제어 소프트웨어를 이용한 건설 장비의 제어 방법

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