JPH10156793A - X線イメージインテンシファイアの軸ずれ補正装置及びそれを備えたプリント基板穴開け装置 - Google Patents

X線イメージインテンシファイアの軸ずれ補正装置及びそれを備えたプリント基板穴開け装置

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JPH10156793A
JPH10156793A JP31660796A JP31660796A JPH10156793A JP H10156793 A JPH10156793 A JP H10156793A JP 31660796 A JP31660796 A JP 31660796A JP 31660796 A JP31660796 A JP 31660796A JP H10156793 A JPH10156793 A JP H10156793A
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太加之 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲環境の変化に伴うX線イメージインテン
シファイアの軸ずれを補正するための軸ずれ補正装置を
提供する。 【解決手段】被計測対象に向けられるX線イメージイン
テンシファイア4のX線入射窓26の所定位置に、X線
の透過を抑制あるいは遮断する校正用基準マークM1〜
M4が設けられている。X線イメージインテンシファイ
ア4の計測にて得られる校正用基準マークM1〜M4の
像の重心位置を画像処理手段にて求め、この重心位置を
被計測対象を計測するための基準位置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線イメージイン
テンシファイアの入力画像と出力画像との軸ずれを補正
するための軸ずれ補正装置と、それを用いたプリント基
板穴開け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】X線イメージインテンシファイアは、X
線を光に変換する蛍光面とそれに密着した感光性の電子
放出器と電子増倍器及び蛍光板を備えた電子管から成
り、電子放出器に被写体からの光像(入力画像)が入射
すると光電子を放出し、この光電子を電子増倍器で電子
増倍して蛍光板に照射することにより視認可能な被写体
画像(出力画像)を出力する。このX線イメージインテ
ンシファイアは、微弱な被写体X線像を高増倍率で増幅
する機能を有することから、医療用の人体の透視、工業
用の非破壊検査等に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このX線イメ
ージインテンシファイアは、周囲環境の変化、例えば温
度や磁界の変化等の影響を受けることにより、電子放出
器への被写体X線像の入射位置と蛍光板に再生された被
写体画像の出力位置がずれるという所謂軸ずれ現象が発
生し、被写体の絶対位置を高精度で計測することができ
なくなるという問題がある。
【0004】例えば、X線イメージインテンシファイア
を用いてプリント基板の穴開け位置を計測してその計測
位置に穴開け加工を行うプリント基板穴開け装置にあっ
ては、前記軸ずれ現象が発生すると、本来の穴開け位置
と計測された穴開け位置とがずれてしまい、計測された
穴開け位置に基づいて穴開けを行うことになるため加工
精度の低下及び変動を生じるという問題がある。
【0005】従来、このような問題点を解決するための
一手法として、特開平5−8107号に開示されたもの
がある。これは、X線カメラの中心とドリルの中心との
温度ドリフトを時間経過に沿って補正している。即ち、
予め温度ドリフトを時間に沿って実測し、この実測デー
タに基づいて補正するものである。しかし、この従来の
技術は、特定の温度パターンについてのみの補正は可能
であるが、温度パターンが変化した場合には精度の良い
補正ができないという問題を有している。例えば、夏の
時期に温度ドリフトを実測してその実測データに基づい
て補正することとした場合に冬の時期になると精度の良
い補正ができなくなる。また、この従来の技術では、磁
界によるドリフトの補正はできなかった。
【0006】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、X線イメージインテンシファイアにおけ
る入力画像と出力画像との軸ずれを補正するための軸ず
れ補正装置と、その軸ずれ補正装置を備えることにより
高精度の穴開け加工を実現し得るプリント基板穴開け装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明のX線イメージインテンシファイアの軸
ずれ補正装置は、X線イメージインテンシファイアのX
線入射端の所定位置に設けられた校正用基準マークと、
前記X線イメージインテンシファイアにて前記校正用基
準マークを計測することにより得られる前記校正用基準
マークの像の重心位置を求めてその重心位置を被計測対
象を計測するための基準位置とする画像処理手段とを備
える構成とした。
【0008】また、本発明のプリント基板穴開け装置
は、X線入射端の所定位置に校正用マークが設けられた
X線イメージインテンシファイアと、前記X線イメージ
インテンシファイアに併設された穿孔手段と、前記X線
イメージインテンシファイアと穿孔手段を一体に移動さ
せる移動手段と、前記X線イメージインテンシファイア
にて前記校正用基準マークを計測することにより得られ
る前記校正用基準マークの像の重心位置を求める画像処
理手段とを備え、前記画像処理手段により前記校正用基
準マークの像の第1の重心位置を求めて前記穿孔手段に
より校正用プリント基板の適宜の位置に穴を穿設し、前
記X線イメージインテンシファイアにて前記穴を計測す
ることにより得られる前記穴の像を前記第1の重心位置
に合致させるように前記移動手段にて前記X線イメージ
インテンシファイアと穿孔手段を移動させたときの移動
距離を前記X線イメージインテンシファイアと穿孔手段
とのオフセット距離とし、被加工対象のプリント基板に
予め設けられている基準穴開けマークに合致する穴を穿
設する際に、前記画像処理手段により前記校正用基準マ
ークの像の第2の重心位置を求めて、前記X線イメージ
インテンシファイアにて前記基準穴開けマークを計測す
ることにより得られる前記基準穴開けマークの像を前記
第2の重心位置に合致させるように前記移動手段にて前
記X線イメージインテンシファイアと穿孔手段を移動さ
せ、更に前記オフセット距離だけ前記移動手段を移動制
御して前記穿孔手段にてプリント基板に穴を穿設させる
こととした。
【0009】
【実施の形態】本発明の一実施の形態を図面と共に説明
する。尚、この実施の形態は、X線イメージインテンシ
ファイアの軸ずれ補正装置を備えたプリント基板穴開け
装置に関するものである。
【0010】図1はこのプリント基板穴開け装置の構成
を示すブロック図であり、同図において、X線源2のX
線出射端に対向してX線イメージインテンシファイア4
が配置され、X線イメージインテンシファイア4内に備
えられている蛍光板(図示せず)に対向してビデオカメ
ラ6が固定されている。更に、X線イメージインテンシ
ファイア4の近傍には、載置台8に載せられたプリント
基板10に穴を穿設するためのドリル歯12を備える穿
孔装置14が配置されている。これらX線源2とX線イ
メージインテンシファイア4とビデオカメラ6及び穿孔
装置14は、移動手段であるXYステージ16に固定さ
れ、このXYステージ16がXY座標に沿って水平移動
することにより、X線イメージインテンシファイア4に
よるプリント基板10の計測位置及び穿孔装置16によ
るプリント基板10の穿設位置を調節することができる
構成となっている。
【0011】更に、マイクロコンピュータシステムから
成る画像処理部18とXYステージ駆動部20と操作部
22及び表示部24が備えられている。画像処理部18
は、ビデオカメラ6から出力される画像信号を所定プロ
ブラムに従って画像処理することにより、後述するX線
イメージインテンシファイア4の軸ずれ補正のための処
理を行う。XYステージ駆動部20は、画像処理部18
からの指令に従ってXYステージ16を移動させること
により、プリント基板10のX線イメージインテンシフ
ァイア4による計測位置を移動させたり、プリント基板
10の穿孔装置14による穿設位置を移動させる等の駆
動制御を行う。操作部22はユーザーが画像処理部22
に対して所望の指示を入力するためのキーボード等を備
え、表示部24は画像処理部18の画像処理結果を表示
したりビデオカメラ6から転送されて来る画像信号に基
づいて再生画像を表示するためのディスプレイ等を備え
ている。
【0012】図2に示す如く、X線イメージインテンシ
ファイア4のX線入射面、即ち、X線イメージインテン
シファイア4内に設けられている、X線を光に変換する
蛍光面とそれに密着した感光性の電子放出面の前方に位
置するX線入射窓26には、その中心Qから等間隔で配
置された複数個の校正用基準マークM1〜M4が固着さ
れ、これらの校正用基準マークM1〜M4は、鉛やタン
グステン等のX線透過率の低い材料が用いられている。
尚、この実施の形態では4個のマークM1〜M4を設け
る場合を示しているが、4個に限定されるものではな
く、X線入射窓26の中心Qに対して点対称に位置する
複数対のマークを設けるようにしてもよいし、中心Qを
基準にしなくとも予め決められた位置に設けるようにし
てもよい。また、ドリル歯12の軸中心が、この中心Q
に対してX座標方向にXOF、Y座標方向にYOFの機構的
なオフセットをもって位置している。
【0013】次に、かかる構成のプリント基板穴開け装
置におけるX線イメージインテンシファイア4の軸ずれ
補正動作を図3のフローチャートと共に説明する。
【0014】ステップS100においてシステム電源を
投入することにより本装置を起動させた後、ステップS
102〜S105においてユーザーが載置台8上に校正
用プリント基板10aを載せ、穿孔装置14により適宜
の部分に校正用の穴28を開けさせ、校正用の穴の近く
にX線イメージインテンシファイア4を移動させる。こ
の穴開けの際に温度変化や磁気変化の影響を受けてX線
イメージインテンシファイア4に軸ずれを招いている場
合には、図4(a)に示す如く、X線イメージインテン
シファイア4の蛍光板上には、実際の校正用基準マーク
M1〜M2よりもずれた位置にそれらのマーク像M1’
〜M2’が映し出される。即ち、要部断面を示す同図
(b)に示す如く、実際の校正用マークM1〜M4の中
心Qよりもずれた位置にマーク像M1’〜M2’が映し
出され、ビデオカメラ6より出力される画像信号が画像
処理部18に転送されてフレームメモリ等に記憶され
る。
【0015】次に、ステップS106において、画像処
理部18が、夫々のマーク像M1’,M2’,M3’,
M4’のxy座標上における位置(x01,y01),(x
02,y02),(x03,y03),(x04,y04)を求め
る。ここで、このxy座標は、ビデオカメラ6の視野範
囲内の画素配列に対応しており、前記フレームメモリに
設定されている記憶アドレスに基づいて決められてい
る。更に、ステップS108において、前記xy座標上
の位置データに基づいて次式(1−a)と(1−b)の
演算を行うことにより、これらのマーク像M1’〜M
4’の重心位置G1の座標(xg1,yg1)を求める。
【0016】 xg1=(x01+x02+x03+x04)/4 …(1-a) yg1=(y01+y02+y03+y04)/4 …(1-b) 次に、ステップS110において、XYステージ16を
移動させ、図5(a)(b)に示す如く、X線イメージ
インテンシファイア4の蛍光板に映し出される校正用の
穴28の像28’の中心が重心位置Gに合致する位置で
停止させ、ステップS112において、画像処理部18
がXYステージ16のX方向に移動した距離XOF’とY
方向に移動した距離YOF’を求めて、これらの距離
OF’とYOF’をX線イメージインテンシファイア4と
ドリル歯12とのオフセット距離として記憶する。
【0017】このようにステップS102〜S112の
前処理により、X線イメージインテンシファイア4の取
付け位置とドリル歯12の取付け位置との間隔が予め計
測され、本来加工すべきプリント基板への穴開け処理
は、次のステップS114〜S124において行われ
る。
【0018】ステップS114において、ユーザーが加
工処理すべきプリント基板10bを載置台8の適宜の位
置に載せ、そのプリント基板10bに予め印刷等されて
いる穴開け位置を指標するためのマーク(以下、基準穴
開けマークという)の検出を指示し、ステップS115
において、基準穴開けマークの近くにX線イメージイン
テンシファイア4を移動する。
【0019】この指示に応じてステップS116では、
X線イメージインテンシファイア4及びビデオカメラ6
が再び校正用基準マークM1〜M4を計測し、画像処理
部18がこの計測により得られたマーク像M1”〜M
4”の現時点での各xy座標上の位置(x11,y11),
(x12,y12),(x13,y13),(x14,y14)を求
め、更にステップS118において、これらのxy座標
上の位置データに基づいて次式(2−a),(2−b)
の演算を行うことにより、マーク像M1”〜M4”の重
心位置G2の座標(xg2,yg2)を求める。
【0020】 xg2=(x11+x12+x13+x14)/4 …(2-a) yg2=(y11+y12+y13+y14)/4 …(2-b) このように再び校正用基準マークM1〜M4を計測する
のは、前記オフセット距離XOF’とYOF’を求めた時と
現時点とでは、X線イメージインテンシファイア4の周
囲温度や磁界が変化する場合があるので、穴開け加工を
行う直前でX線イメージインテンシファイア4の現時点
での軸ずれ状態におけるマーク像M1”〜M4”の重心
位置G2を確認するためである。
【0021】次に、ステップS120において、図6
(a)(b)に示す如く、X線イメージインテンシファ
イア4にて計測される基準穴開けマークCのマーク像
C’を重心位置G2に合致させるように、XYステージ
16を駆動制御する。
【0022】次に、ステップS122において、図7
(a)(b)に示す如く、XYステージ16を前記オフ
セット距離XOF’,YOF’だけ移動させる。この移動処
理により、ドリル歯12の軸中心が基準穴開けマークC
の位置と合致することとなる。
【0023】そして、ステップS124において、穿孔
装置14を動作させ、ドリル歯12にて基準穴開けマー
クCの位置に所望の穴を穿設する。
【0024】このように、この実施の形態によれば、X
線イメージインテンシファイア4のX線入射窓26に予
め校正用基準マークM1〜M4を設けておき、このX線
イメージインテンシファイア4の蛍光板に映し出される
マーク像の重心位置G2を求めて、その重心位置G2に基
準穴開けマークC等の目標物の像C’を合致させるよう
にしたので、X線イメージインテンシファイア4が温度
変化や磁界変化等の周囲環境の変化の影響を受けて軸ず
れ現象を招いても、その軸ずれを補正したxy座標を基
準にして目標物の位置を計測することができ、ひいては
目標物の実際の位置を正確に計測することができるとい
う優れた効果を発揮する。
【0025】また、計測手段であるX線イメージインテ
ンシファイア4と作業手段である穿孔装置14の位置が
不可避的に異なっている場合であっても、前記ステップ
S102〜S112の処理において、X線イメージイン
テンシファイア4の軸ずれを補正した状態で両者のオフ
セット距離を求めるので、高精度でオフセット距離を求
めることができ、極めて精度の高い穴開け加工を実現す
ることができる。
【0026】特に、この実施の形態のように、プリント
基板を静止させておき、X線イメージインテンシファイ
アの方を移動させるようにしたプリント基板穴開け装置
の場合には、X線イメージインテンシファイアは移動に
伴って変化する周囲環境の影響を受け易いが、この軸ず
れ補正により周囲環境の影響を除去することができる。
【0027】尚、この実施の形態では、プリント基板の
所定位置に穴開け加工を行うための装置について示した
が、本発明の軸ずれ補正装置はかかる装置に適用するも
のに限定されるものではなく、様々な目標物の位置検出
や計測等の分野に広く適用することができるという汎用
性を有するものである。
【0028】図8及び図9は、この軸ずれ補正装置の効
果を実証するための実験結果を示す。尚、図8(a)
(b)は、周囲温度Taが時間変化したときの軸ずれ現
象に伴って生じた入力画像に対する出力画像のx座標方
向における変位量ΔTx及びy座標方向における変位量
ΔTyと、軸ずれ補正後のx座標方向における変位量Δ
TCx及びy座標方向における変位量ΔTCyとを対比し
て示している。図9(a)(b)は、X線イメージイン
テンシファイアの位置を変えることで周囲磁界が変化し
たときの軸ずれ現象に伴って生じた入力画像に対する出
力画像のx座標方向における変位量ΔMx及びy座標方
向における変位量ΔMyと、軸ずれ補正後のx座標方向
における変位量ΔMCx及びy座標方向における変位量
ΔMCyとを対比して示している。
【0029】これらの実験結果から明らかな如く、軸ず
れ補正後の変動量ΔTCx,ΔTCy,ΔMCx,ΔMCy
が大幅に低減されることから、温度変動及び磁界の変動
の影響を除去することができ、入力画像に対する出力画
像の軸ずれ補正が成されることが確認された。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、X
線イメージインテンシファイアのX線入射端に設けられ
た校正用基準マークを計測して得られるその像の重心位
置を求め、その重心位置を基準にして様々な目標物の位
置を計測するようにしたので、周囲環境の変化に伴いX
線イメージインテンシファイアに軸ずれ現象が招来して
も、この軸ずれを補正して目標物の位置を正確に計測す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のX線イメージインテンシファイアの軸
ずれ補正装置を備えたプリント基板穴開け装置の実施の
形態を示すブロック図である。
【図2】X線イメージインテンシファイアに設けられた
校正用基準マークを説明するための説明図である。
【図3】プリント基板穴開け装置の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図4】校正用プリント基板とX線イメージインテンシ
ファイア及び穿孔装置の位置関係と、X線イメージイン
テンシファイアの軸ずれ現象を説明するための要部平面
図及び要部断面図である。
【図5】校正用プリント基板とX線イメージインテンシ
ファイア及び穿孔装置の位置関係と、X線イメージイン
テンシファイアの軸ずれ現象を更に説明するための要部
平面図及び要部断面図である。
【図6】校正用プリント基板とX線イメージインテンシ
ファイア及び穿孔装置の位置関係と、X線イメージイン
テンシファイアの軸ずれ現象を更に説明するための要部
平面図及び要部断面図である。
【図7】校正用プリント基板とX線イメージインテンシ
ファイア及び穿孔装置の位置関係と、X線イメージイン
テンシファイアの軸ずれ現象を更に説明するための要部
平面図及び要部断面図である。
【図8】温度変化に対する本発明の軸ずれ補正の効果を
説明するための実験結果を示す説明図である。
【図9】磁界変化に対する本発明の軸ずれ補正の効果を
説明するための実験結果を示す説明図である。
【符号の説明】
2…X線源、4…X線イメージインテンシファイア、6
…ビデオカメラ、8…載置台、10,10a,10b…
プリント基板、12…ドリル歯、14…穿孔装置、16
…XYステージ、18…画像処理部、20…XYステー
ジ駆動部、22…操作部、24…表示部、26…X線入
射窓、M1〜M4…校正用基準マーク、C…基準穴開け
マーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01J 31/50 H01J 31/50 A H05K 3/00 H05K 3/00 Q // G01M 11/00 G01M 11/00 T (72)発明者 山内 成恭 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線イメージインテンシファイアのX線
    入射端の所定位置に設けられた校正用基準マークと、 前記X線イメージインテンシファイアにて前記校正用基
    準マークを計測することにより得られる前記校正用基準
    マークの像の重心位置を求め、前記重心位置を被計測対
    象を計測するための基準位置とする画像処理手段と、 を備えたことを特徴とするX線イメージインテンシファ
    イアの軸ずれ補正装置。
  2. 【請求項2】 X線入射端の所定位置に校正用マークが
    設けられたX線イメージインテンシファイアと、 前記X線イメージインテンシファイアに併設された穿孔
    手段と、 前記X線イメージインテンシファイアと穿孔手段を一体
    に移動させる移動手段と、 前記X線イメージインテンシファイアにて前記校正用基
    準マークを計測することにより得られる前記校正用基準
    マークの像の重心位置を求める画像処理手段とを備え、 前記画像処理手段により前記校正用基準マークの像の第
    1の重心位置を求めて前記穿孔手段により校正用プリン
    ト基板の適宜の位置に穴を穿設し、前記X線イメージイ
    ンテンシファイアにて前記穴を計測することにより得ら
    れる前記穴の像を前記第1の重心位置に合致させるよう
    に前記移動手段にて前記X線イメージインテンシファイ
    アと穿孔手段を移動させときの移動距離を前記X線イメ
    ージインテンシファイアと穿孔手段とのオフセット距離
    とし、 被加工対象のプリント基板に予め設けられている基準穴
    開けマークに合致する穴を穿設する際に、前記画像処理
    手段により前記校正用基準マークの像の第2の重心位置
    を求めて、前記X線イメージインテンシファイアにて前
    記基準穴開けマークを計測することにより得られる前記
    基準穴開けマークの像を前記第2の重心位置に合致させ
    るように前記移動手段にて前記X線イメージインテンシ
    ファイアと穿孔手段を移動させ、更に前記オフセット距
    離だけ前記移動手段を移動制御して前記穿孔手段にてプ
    リント基板に穴を穿設させることを特徴とするプリント
    基板穴開け装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008084861A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Thales イメージインテンシファイア電子管のひずみ修正
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