JPH10156774A - 基板移載機のティーチング方法 - Google Patents

基板移載機のティーチング方法

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JPH10156774A
JPH10156774A JP33634696A JP33634696A JPH10156774A JP H10156774 A JPH10156774 A JP H10156774A JP 33634696 A JP33634696 A JP 33634696A JP 33634696 A JP33634696 A JP 33634696A JP H10156774 A JPH10156774 A JP H10156774A
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JP
Japan
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plate
substrate
reaction chamber
predetermined position
controller
Prior art date
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Pending
Application number
JP33634696A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuto Ikeda
和人 池田
Takeshi Sugimoto
毅 杉本
Yuji Yoshida
祐治 吉田
Yukinori Yuya
幸則 油谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板移載機の正確なティーチングを容易且つ迅
速に行うことができる方法を提供する。 【解決手段】基板搬送用の操作アーム3及びその操作ア
ーム3の先端に取り付けた基板載置用のプレート5を操
作し、プレート5を反応室20内の所定位置まで移動さ
せる間に、操作アーム3及びプレート5の各軸6,7,
8に連繋したエンコーダ9,10,11から操作アーム
3及びプレート5の移動量に応じたパルスをコントロー
ラ13に出力し、そのパルス数の合計を操作アーム3及
びプレート5の位置データとしてコントローラ13に記
憶させる。プレート5に形成した位置決め部5bを、反
応室20内の所定位置に着脱可能に取り付けた位置決め
ジグ22に手動で当接させると、反応室20内の所定位
置にプレート5を位置決めすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置に
使用され、ウェーハや液晶ガラス基板等の基板を搬送す
る基板移載機のティーチング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、基板搬送用の操作アームをモー
タで駆動し、その操作アームの先端に取り付けた基板載
置用のプレートを作業者が目視又は勘によって定めた反
応室内の所定位置まで移動させると、前記モータに連繋
されたパルス発生器からモータの回転に対応するパルス
がコントローラに出力され、そのパルス数の合計が操作
アーム(プレート)の位置データとしてコントローラに
記憶されることにより、基板移載機のティーチングが完
了するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
基板移載機のティーチングは、上記したように、操作ア
ームをモータで駆動し、操作アーム先端のプレートを動
かしつつ、基板を載置すべき反応室内の位置、即ちプレ
ートを移動させるべき反応室内の所定位置を、作業者の
目視又は勘によって決定し、ティーチングするようにな
っていたため、作業者の経験や力量の差により、ティー
チング時間及びティーチング誤差に大きなばらつきを生
じるという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、上記従来技術の問題点
を解消し、ティーチング作業を容易化し得る基板移載機
のティーチング方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板搬送用の
操作アームを手動で操作し、その操作アームの先端に取
り付けた基板載置用のプレートを反応室内の所定位置ま
で移動させる。ここで、反応室内の所定位置は、前記プ
レートに形成した位置決め部を、前記反応室内に着脱可
能に取り付けた位置決めジグに当接させることにより決
定される。即ち、プレートの位置決め部を位置決めジグ
に当接させるだけで、反応室内の所定位置にプレートを
位置決めすることができる。そして、このプレート(操
作アーム)の移動の間に、操作アームに連繋したパルス
発生器から操作アームの移動量に応じた量のパルスがコ
ントローラに出力され、そのパルス数の合計が操作アー
ムの位置データとしてコントローラに記憶されるように
なっている。
【0006】このような構成の本発明によれば、プレー
トを移動させるべき反応室内の所定位置を作業者の目視
や勘によって決定する必要がないので、短時間でもって
正確にティーチング作業が終了する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。
【0008】図1は、本発明の実施の形態に係る基板移
載機の構成図である。
【0009】(基板移載機の構成)この図1に示すよう
に、基板移載機1は、モータ2によって駆動される操作
アーム3の先端に、ウェーハ等の基板4を載せるプレー
ト5を取り付けてある。操作アーム3は、モータ2の駆
動軸6に取り付けられた第1のアーム3aと、この第1
のアーム3aの先端に軸7を介して回動可能に取り付け
られた第2のアーム3bとからなっている。このうち、
第1のアーム3aは、モータ2の駆動軸6と一体となっ
て回動する。又、第2のアーム3bは、モータ2によっ
て駆動される軸7と一体になって回動するようになって
いる。
【0010】プレート5は、上記第2のアーム3bの先
端に軸8を介して回動可能に取り付けてあり、モータ2
によって駆動される軸8と一体になって回動するように
なっている。このプレート5は、軸8に取り付けるアー
ム部5aと、このアーム部5aの先端に形成した逆コ字
状の位置決め部5bとからなっており、この位置決め部
5b上に基板4が載せられるようになっている。
【0011】そして、上記駆動軸6や各軸7,8には、
軸の回転に対応したパルスを発生するエンコーダ(パル
ス発生器)9,10,11を連繋してある。このエンコ
ーダ9,10,11が発生したパルスは、モータ2を駆
動するドライバ12を介してコントローラ13に入力さ
れる。尚、図2に示すように、モータ2は、スイッチ1
4を介してドライバ12に電気的に接続してある。一
方、エンコーダ9,10,11は、スイッチ14を介す
ることなく、ドライバ12に直接的に接続してある。そ
して、ドライバ12をコントローラ13に接続してあ
る。
【0012】コントローラ13は、ハンディーターミナ
ル15からの入力信号に基づいて、制御信号をドライバ
12に出力するようになっている。又、コントローラ1
3は、プレート5の現在位置を示すエンコーダデータを
ハンディーターミナル15の表示部(図示せず)に表示
させるため、エンコーダデータ表示信号をハンディータ
ーミナル15に出力するようになっている。
【0013】(反応室の構成)前記基板移載機1によっ
て搬送された基板2を収容し、基板2に所望の表面処理
を施すために使用される反応室20は、図1に示すよう
に、基板2を出し入れするための開口部21を備えた断
面矩形状の有底筒状体である。この反応室20は、プレ
ート5の位置決め部5bに係合する円柱状の位置決めジ
グ22を着脱可能に取り付けることができるように、位
置決めジグ収容溝23をその内部下面24に形成してあ
る(図3(b)参照)。この反応室20に取り付けられ
る位置決めジグ22は、基板2が反応室20内の所定位
置に載置されるように、プレート5の反応室20内の位
置決めを行う(図3(a)、図3(b)参照)。
【0014】(基板移載機のティーチング)次に、図1
乃至図3に基づき、基板移載機1のティーチングについ
て説明する。
【0015】先ず、図2において示したスイッチ14を
オフにし、モータ2への通電を遮断して、操作アーム3
及びプレート5を手動操作できるようにする。この際、
エンコーダ9,10,11は通電されており、各軸6,
7,8の回転に対応するパルスがドライバ12を介して
コントローラ13に入力されるようになっている。
【0016】又、反応室20の位置決めジグ収容溝23
には位置決めジグ22を取り付ける。尚、この際、プレ
ート5には基板4を載せず、プレート5の位置決め部5
bを位置決めジグ22に係合できるようにしておく。
【0017】次いで、作業者が、操作アーム3及びプレ
ート5を操作して、図3(b)〜図3(d)に示すよう
に、プレート5の位置決め部5bを反応室20内の位置
決めジグ22に係合させ、更に位置決め部5bの根本部
分5cを位置決めジグ22に当接させる。これによっ
て、プレート5を反応室20内の所定位置に位置決めす
ることができる。
【0018】そして、この作業者による操作アーム3及
びプレート5の手動操作の間、エンコーダ9,10,1
1から軸6,7,8の回転(即ち、操作アーム3及びプ
レート5の移動量)に対応するパルスがドライバ12を
介してコントローラ13に出力される。コントローラ1
3は、入力されたパルスをカウントし、そのカウントし
たパルス数の合計を操作アーム3及びプレート5の位置
データとして記憶する。これによって、基板移載機1の
ティーチング作業が終了する。
【0019】そして、基板移載機1のコントローラ13
は、このティーチングによって記憶したデータに基づい
て、ドライバ12に制御信号を出力し、ドライバ12に
よってモータ2を駆動させ、操作アーム3及びプレート
5を所定位置まで移動させて、プレート5に載せた基板
4を反応室20内の所定位置まで搬送させる(図3
(a)参照)。
【0020】以上のような本実施の形態によれば、作業
者が操作アーム3及びプレート5を手動で操作し、プレ
ート5の位置決め部5bを反応室20内に取り付けた位
置決めジグ22に係合・当接させることにより、プレー
ト5を反応室20内の所定位置に位置決めすることがで
きるので、基板移載機1のティーチングを容易且つ迅速
に行うことができる。しかも本実施の形態は、プレート
5を反応室20内に位置決めする際に目測や勘に頼らな
いので、プレート5の位置決めを正確に行うことができ
る。この結果、本実施の形態による基板移載機1のティ
ーチング方法によれば、基板移載機1の反応室20への
基板4の搬送が正確且つ安定して行われる。
【0021】尚、上記実施の形態において、プレート5
の位置決め部5bを逆コ字状に形成する態様を示した
が、これに限られず、プレート5の移動平面内での位置
決め(水平方向の位置決め)ができればよく、例えば、
位置決めジグ22に係合・当接ができるように半円弧状
に形成されたものでもよい。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、基板搬送用の操作アーム及びその操作アームの先端
に取り付けた基板載置用のプレートを手動で操作し、そ
のプレートの位置決め部を反応室内に着脱可能に取り付
けた位置決めジグに当接させることにより、プレートを
反応室内の所定位置に位置決めすることができるので、
プレートを目視や勘によって位置決めする必要がなくな
り、基板移載機のティーチング作業を容易且つ迅速に行
うことができると共に、正確なティーチングを行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る基板移載機の構成
図。
【図2】同基板移載機の要部回路図。
【図3】同移載機の作動状態図。図3(a)は移載機の
基板搬送状態を示す図、図3(b)は移載機のティーチ
ング作業状態を示す図、図3(c)は移載機のプレート
位置決め状態を示す平面図(図3(d)のA−A線に沿
う断面図)、図3(d)は移載機のプレート位置決め状
態を示す側面図(図3(c)のB−B線に沿う断面
図)。
【符号の説明】
1 基板移載機 3 操作アーム 4 基板 5 プレート 5b 位置決め部 9,10,11 エンコーダ(パルス発生器) 13 コントローラ 20 反応室 22 位置決めジグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 油谷 幸則 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板搬送用の操作アーム及びその操作ア
    ームの先端に取り付けた基板載置用のプレートを操作
    し、プレートを反応室内の所定位置まで移動させる間
    に、操作アーム及びプレートに連繋したパルス発生器か
    ら操作アーム及びプレートの移動量に応じたパルスをコ
    ントローラに出力し、そのパルス数の合計を操作アーム
    及びプレートの位置データとしてコントローラに記憶さ
    せる基板移載機のティーチング方法において、 前記プレートに位置決め部を形成し、前記反応室内の所
    定位置に位置決めジグを着脱可能に取り付けて、この位
    置決めジグに前記プレートの位置決め部を手動によって
    当接させることにより、前記反応室内の所定位置に前記
    プレートを位置決めすることを特徴とする基板移載機の
    ティーチング方法。
JP33634696A 1996-12-02 1996-12-02 基板移載機のティーチング方法 Pending JPH10156774A (ja)

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