JPH10156609A - ボールねじクランプ装置 - Google Patents

ボールねじクランプ装置

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JPH10156609A
JPH10156609A JP9255756A JP25575697A JPH10156609A JP H10156609 A JPH10156609 A JP H10156609A JP 9255756 A JP9255756 A JP 9255756A JP 25575697 A JP25575697 A JP 25575697A JP H10156609 A JPH10156609 A JP H10156609A
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JP
Japan
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ring
screw
threaded member
clamp
operating
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Application number
JP9255756A
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English (en)
Inventor
Roger J Kanaan
ジェイ. カナーン ロジャー
Kenneth M Montjoy
エム. モントジョイ ケネス
Erik G Han
ジー. ハン エリック
Stephen E Gibson
イー. ギブソン スティーブン
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Power Tool Holders Inc
Original Assignee
Power Tool Holders Inc
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Publication date
Application filed by Power Tool Holders Inc filed Critical Power Tool Holders Inc
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B45/00Means for securing grinding wheels on rotary arbors
    • B24B45/003Accessories therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B31/00Screwed connections specially modified in view of tensile load; Break-bolts
    • F16B31/02Screwed connections specially modified in view of tensile load; Break-bolts for indicating the attainment of a particular tensile load or limiting tensile load
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B23/00Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor
    • B24B23/02Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor with rotating grinding tools; Accessories therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B45/00Means for securing grinding wheels on rotary arbors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
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    • F16B31/04Screwed connections specially modified in view of tensile load; Break-bolts for maintaining a tensile load

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランプ力の損失が大幅に低減され、小さな
回転入力により強力なクランプ力が、手動操作で充分な
クランプ力が、さらに、回転工具の反スラスト力の利用
を効果的に行うことによって過剰なクランプ無しに充分
なクランプ力を得ることができるクランプねじを提供す
る。 【解決手段】 クランプねじ110によれば、フランジ
リング118が取付られる対象物142に接触したと
き、ねじ付部材111の回転が停止しクランプ状態に入
る。操作リング112の回転はねじ溝123,132周
りに移動するボール113によりねじ送りされ、その結
果、拘束リング116を介してフランジリングに圧力が
及ぼされ、取付られる工具142をクランプする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、手動研磨
機の砥石または円形の手動鋸のような回転工具を電動工
具のドライブシャフトに設けられたねじ付取付部(例え
ば、雄ねじ)にクランプするためのクランプねじ(例え
ば、ナット)として用いられる。
【0002】
【従来の技術】前記砥石または丸鋸のような回転工具を
電動工具のドライブシャフトに取り付けるとき、従来の
やり方では、フランジおよび雄ねじがドライブシャフト
の端部に形成され、回転工具がこの雄ねじ上に挿通さ
れ、そして、雌ねじが形成されたクランプねじ、例え
ば、ナットがこの外側にねじ込まれ、それからこのナッ
トがレンチ等の締付工具を用いてクランプされている。
【0003】もしも電動工具が手動タイプ(ポータブ
ル)であれば、上述のようにしてクランプのためにレン
チを用いるとき、電動工具の整列に不釣合が生じるかも
しれず、その作動性能が低下する。かくて、上述のクラ
ンプ用ナットが手動操作のみを用いることによって取付
られるのであれば、作動性能は大きく改善される。さら
に、回転工具の使用による反スラスト力を利用したクラ
ンプはより効率的である。しかしながら、ナットが手動
操作にて回転されるとき、クランプ力における損失が、
前記雄ねじとナットの雌ねじとのねじ部における摩擦抵
抗の故に生じ、充分なクランプ力を創成することができ
ないという困難を伴う。さらに、回転工具の反スラスト
力が制限無しに用いられると、過剰なクランプ力が生じ
取り外しができないという不利な点が存する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はその目的とし
て、クランプ力の損失が大幅に低減され、小さな回転入
力により強力なクランプ力が得られ、手動操作で充分な
クランプ力が得られ、さらに、回転工具の反スラスト力
の利用を効果的に行うことによって過剰なクランプ無し
に充分なクランプ力を得ることができるクランプねじを
提供することを有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の一形態は、装置との関連で用いられ
るクランプねじであって、前記クランプねじは、(a)
シャフト部分に形成された雌ねじまたは雄ねじを有し、
装置のねじ付取付部に螺合するねじ付部を備えたねじ付
部材であって、その外周面に形成されたシャフト形状の
周辺部を有するねじ付部材、(b)操作リングであっ
て、前記ねじ付部材のシャフト形状の周辺部上に挿置さ
れる内側部を含み、外部から入力される回転力を受ける
べく適合された操作リング、を含み、(c)前記ねじ付
部材の外周面および前記操作リングの内周面は一つ以上
のボールを受け入れるためのねじ溝を含み、(d)前記
ねじ付部材および前記操作リングのねじ溝に受け入れら
れた少なくとも一つのボール、(e)前記ねじ付部材の
シャフト形状の周辺部に回転自由で軸方向の移動が制限
されて受け入れられるフランジリングであって、クラン
プねじによって取り付けられるべき対象物に接触すべく
適合されているフランジリング、を含むことを特徴とす
る。
【0006】本発明の好ましい形態は、前記操作リング
と前記フランジリングとの間に拘束リングをさらに含
み、前記拘束リングは回転方向に固定され制限された軸
方向移動のために構成されていることを特徴とする。
【0007】本発明の好ましい形態は、前記拘束リング
と前記操作リングとの間に配置されたばね機構をさらに
含み、前記ばね機構は前記操作リングへ解除方向の回転
力が加えられたとき、前記操作リングがその初期位置に
戻るのを助けるべく構成されていることを特徴とする。
【0008】本発明の好ましい形態は、前記操作リング
と前記拘束リングとの間に配置されたスラストベアリン
グをさらに含むことを特徴とする。
【0009】本発明の好ましい形態は、前記スラストベ
アリングと前記拘束リングとの間に配置された調節クリ
ックリングをさらに含むことを特徴とする。
【0010】本発明の好ましい形態は、前記スラストベ
アリングと前記調節クリックリングとの間に配置された
スラストワッシャをさらに含むことを特徴とする。
【0011】本発明の好ましい形態は、作動中の過剰締
付を防止する機構をさらに含み、前記機構は作動中のク
ランプねじの制限された量の締付を許容すべく構成され
た圧縮可能なスラストワッシャとベアリング配列とを含
むことを特徴とする。
【0012】本発明の好ましい形態は、前記過剰な締付
を防止する機構は、装置の作動中にスラストワッシャが
操作リングに軸方向の力を、クランプねじ内の該力が前
記スラストワッシャを充分に圧縮しベアリング配列が前
記フランジリングと操作リングとの間の作動的連結を形
成し過剰な締付を防止する両者間の相対回転を許容する
まで、伝達するよう構成されていることを特徴とする。
【0013】本発明の他の形態は、装置との関係でクラ
ンプするためのクランプねじであって、前記クランプね
じは、(a)シャフト部分に形成された雌ねじまたは雄
ねじを有し、装置のねじ付取付部に螺合するねじ付部を
備えたねじ付部材であって、その外周面に形成されたシ
ャフト形状の周辺部を有するねじ付部材、(b)操作リ
ングであって、前記ねじ付部材のシャフト形状の周辺部
上に挿置される内側部を含み、外部から入力される回転
力を受けるべく適合された操作リング、(c)前記ねじ
付部材の外周面および前記操作リングの内周面に設けら
れたねじ溝、(d)前記ねじ付部材および前記操作リン
グの前記ねじ溝に嵌合された複数のボール、(e)前記
ねじ付部材のシャフト形状の周辺部に軸方向の移動が制
限されて受け入れられたフランジリングであって、クラ
ンプねじによって取り付けられるべき対象物に接触すべ
く適合されているフランジリング、(f)前記操作リン
グとフランジリングとの間の拘束リングであって、回転
方向に固定され制限された軸方向移動のために構成され
た前記拘束リング、(g)前記拘束リングと前記操作リ
ングとの間に配置されたばね機構であって、前記操作リ
ングへ解除方向の回転力が加えられたとき、前記操作リ
ングがその初期位置に戻るのを助けるべく構成されたば
ね機構、(h)前記操作リングと拘束リングとの間に配
置されたスラストベアリング、(i)前記スラストベア
リングと前記拘束リングとの間に配置された調節クリッ
クリング、および、(j)前記スラストベアリングと前
記調節クリックリングとの間に配置されたスラストワッ
シャを含むことを特徴とする。
【0014】本発明の好ましい形態は、ベアリングケー
ジが、前記ねじ付部材および操作リングのそれぞれのね
じ溝間で前記ボールを保持していることを特徴とする。
【0015】本発明の好ましい形態は、前記ボールは、
ねじピッチの方向において隣接するボールで共通の距離
に配列され、ねじピッチの方向に沿って離間された位置
を有することを特徴とする。
【0016】本発明の一実施の形態は、下記のクランプ
ねじにより特徴付けられる。クランプねじには、シャフ
ト部分に形成された雌ねじまたは雄ねじを有し、ねじ付
取付部に螺合するねじ付部を備えたねじ付部材であっ
て、その外周面に形成されたシャフト形状の周辺部を有
するねじ付部材、前記ねじ付部材のシャフト形状の周辺
部上に挿置される内側部を含み、外部から入力される回
転力を受けるべく適合された操作リング、前記ねじ付部
材のシャフト形状の周辺部に回転自由で軸方向に僅かに
移動可能に前記操作リングに面し、かつ、取り付けられ
る対象物に接触すべく嵌合されているフランジリングが
設けられ、挿入され係合される前記ねじ付部材の外周面
および前記操作リングの内周面にはそれぞれ同じねじピ
ッチのねじ溝が設けられ、複数のボールが前記ねじ溝に
嵌合され、前記操作リングと前記フランジリングとの間
に、ねじ付部材に関して軸方向に僅かに移動するが回転
が防止された拘束リングが設置され、前記拘束リングと
前記操作リングとの間にばねが嵌合され、このばねはク
ランプ領域において設定された、または、所定の回転数
を許容して前記操作リングをその初期位置に戻し、およ
び、前記操作リングと前記拘束リングとの間に両者に接
触し必要な摩擦抵抗を与える滑り装置が嵌合されてい
る。
【0017】スラストベアリングがまた操作リングと前
記拘束リングとの間に配置されてもよい。さらに、ねじ
付部材および操作リングのそれぞれのねじ溝間に嵌合さ
れた保持リングに保持されることに加えて、ボールが、
ねじピッチの方向に沿って離間された位置を有して、ね
じピッチの方向において隣接するボールで共通の距離に
配列されてもよい。
【0018】さらに、一つの実施の形態では、前記操作
リングと拘束リングとの間にスラストベアリングが嵌合
され、前記スラストベアリングと拘束リングとの間に調
節リングが嵌合され、前記調節リングと操作リングのそ
れぞれ対向する面の一周面に隆起部が形成され、前記隆
起部に対し滑りかつ撓む接触部が他に形成されている。
【0019】本発明のさらなる実施の形態では、拘束リ
ングとフランジリングとの間で圧縮可能なスラストワッ
シャが利用され、スラストワッシャは拘束リングとフラ
ンジリングとの間にまた配置されるスラストベアリング
の厚さよりも幾らか厚い。圧縮可能なスラストワッシャ
に接触する拘束リングとフランジリングとの表面は、こ
れらの表面間に所望の量の摩擦をもたらすべくサンドブ
ラストなどにより粗面化されてもよい。この配列は、工
具の使用中に、ナット内の充分な軸方向の力が、スラス
トベアリングがクランプねじのフランジリングと他の構
成部品との間で過剰な締付を防止すべく回転を許容する
に足る程、圧縮可能なスラストワッシャを圧縮するとき
まで、クランプねじの自己締付を許容する。
【0020】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照しつつ本発明の
好ましい実施例につき説明する。
【0021】好ましい実施例に関し、図1および図2
は、クランプねじ110を示している。クランプねじ1
10には、筒状のねじ付部材111、リング状の操作リ
ング112、ボール113を保持する筒状の保持リング
114、ディスク状の調整クリックリング115、ディ
スク状の拘束リング116、ディスク状のスラストワッ
シャ117およびリング状のフランジリング118が設
けられている。クランプねじ110は、さらにスラスト
ワッシャ500を含んでいる。
【0022】図2に示されるように、前記ねじ付部材1
11の端部にはカラー部120が形成されている。この
カラー部120、または、操作リング112の外面に
は、当業者には明らかである適当な間隔で、レンチのた
めの(不図示の)係合孔が形成されてもよい。雌ねじ1
22が前記ねじ付部材111の軸部に形成され、上述の
ボール113の移動のための弧状のねじ溝123が前記
カラー部120の内側の軸部周囲に形成されている。さ
らに、ねじ付部材111の外面には、上述の拘束リング
116に係合するスプライン式のスロット124および
ストップリング125を止めるリング状のスロット12
6が形成されている。
【0023】上述の操作リング112は、回転力が入力
されるリングであり、前記ねじ付部材111の軸状の周
囲上に挿入される。ローレット130が滑り防止のため
にその外周面に形成されており、かつ、その外側面には
ねじ付部材111のカラー部120が適合する窪み13
1(図2)が形成されている。もし望むのであれば、付
加的なO-リング(不図示)が窪み131とカラー部12
0との間に設けられてもよい。操作リング112の内周
面には、前記ボール113の移動のための弧状のねじ溝
132が形成され、これは前記ねじ溝123と同じねじ
ピッチを有している。さらに、操作リング112の内側
面にはスラストベアリング133を収容する窪み134
が形成され、かくて収容されたスラストベアリング13
3は上述の調整クリックリング115の側面に接触して
いるスラストワッシャ500に接触する。溝135(図
4)は後述するばね136を収容するためのものであ
る。さらに、前記ねじ溝123,132は弧状である必
要はなく、従来の三角形状または他の従来の形状であっ
てもよい。上述したように、スラストワッシャ500は
スラストベアリング133と調節クリックリング115
との間に受け入れられている。
【0024】上述のボール113は、必要とされる間隔
離間された複数のボールと共に回転可能とされた保持リ
ング114内に保持されている。さらに、ボール113
は、ねじピッチの方向に沿って群を成すことなくそれら
の位置を離して、ねじピッチの方向で隣接するボール1
13,113と共通の距離に配列されている。そして、
この構造を有することにより、ねじピッチの幅がボール
113の直径よりも小さく形成されて配列される。ねじ
溝123,132のリード角は前記ねじ付部材111の
雌ねじ122のリード角よりも小さく設定されている。
保持リング114はある実施例では省略され得るという
ことが理解されるべきである。
【0025】図4に示されるように、隆起部137が上
述の操作リング112の内側の内周面に形成されてお
り、調節リング115の外周面の3箇所に形成された接
触部138がこれらの隆起部137に係合するようにさ
れている。上述の接触部138は前記調節リング115
からの長いネックを介して形成されることにより弾性を
有している。そして、この弾性により、接触部138は
前記隆起部137に対抗して跳ね返され、これらの隆起
部137および接触部138が互いに対して回転すると
き、操作リング112の回転を調節し得ることに加え
て、接触部138が凹みに係合することにより調節音す
なわちクリックが発生される。接触部138は3箇所図
示されているが、それ以上または以下の箇所に設けても
よいことが理解されるべきである。
【0026】上述の操作リング112の収容溝135に
はストッパ部分139が存し、このストッパ部分139
は収容溝135に収容されたばね136の両端部を拘束
する。上述の拘束リング116にはばね136に係合す
る拘束体140が形成され、前記操作リング112から
クランプ荷重が除去されたとき該操作リング112が初
期位置に戻れるように方向付けられている。拘束体14
0は拘束リング116に取り付けられたピンとして図示
されているが、それはリング116の一部を所定位置に
曲げること、または、他の公知の方法により拘束リング
116の部分として形成することができる。
【0027】図5に示されるように、拘束リング116
はその内周面に形成されたスプライン溝141を有し、
スプライン溝141は上述のねじ付部材111のスプラ
イン溝124に係合し、前記ねじ付部材111の軸方向
に僅かな移動が許されるものの回転が防止されるよう
に、前記ねじ付部材111に嵌合されている。ここでは
スプライン溝として称されているが、これは拘束リング
116がねじ付部材111上で回転するのを防止する全
ての形態を述べることが意図されていることが理解され
るべきである。
【0028】ディスク状のスラストワッシャ117は、
回転工具142の反作用によるねじ溝123,132上
での操作リング112のクランプが過剰とならないよう
な、かつ、さらなる回転に伴い滑りが生ずるのを保証す
る値に設定された摩擦係数を有してもよい。
【0029】上述のフランジリング118は、ねじ付部
材111のスプライン溝124の端部に僅かな程度の軸
方向移動が許容されて回転すべく嵌合されており、その
外側面は回転工具142に対しクランプ圧を与える。
【0030】取付のための雄ねじ144が電動工具のド
ライブシャフト143の端部に配置されており、回転工
具142は内側フランジ145を介してこの雄ねじ14
4に合わされ、そして、上述の構造のクランプねじ11
0を用いて固定される。
【0031】換言すると、ねじ付部材111の雌ねじ1
22がドライブシャフト143の雄ねじ144にねじ込
まれる。フランジリング118が回転工具142に接触
していない、換言すると、荷重が前記フランジリングに
加えられていない状態では、クランプねじ110の構成
要素の組立られた抵抗により一体として回転し、単純な
ナットのようにねじ込まれる。
【0032】フランジリング118が回転工具142の
側面に接触し停止すると、ねじ付部材111の回転もま
た同時に停止し、この点においてクランプ状態に入る。
換言すると、この状態で操作リング112がさらにクラ
ンプ方向に回転されると、保持リング114に保持され
ているボール113がねじ溝123,132周りに移動
し、かつ、操作リング112がねじ送りされる。さら
に、これらのボール113の移動は実質上摩擦抵抗を伴
わないので、操作リング112の回転は操作力の損失無
く効率的に伝達され得る。
【0033】上述の操作リング112のねじ送りは、ス
ラストベアリング133およびスラストワッシャ500
を介して、調節リング115、拘束リング116および
スラストワッシャ117に圧力を加え、さらに、フラン
ジリング118に圧力を及ぼし、結果として、回転工具
142が堅固にクランプされる。
【0034】上述の操作リング112がクランプ状態に
入ったとき、拘束リング116は回転しないので、操作
リング112が回転すると、ばね136はクランプ方向
に圧縮される。
【0035】さらに、操作リング112の回転が効率的
にかつ操作力の損失無しに伝達されるので、小さな回転
力(操作力)により強力な固定クランプが得られ、か
つ、手動操作により充分なクランプが得られる。
【0036】さらに、調節リング115の面には操作リ
ング112の回転に関して、取り付けられたスラストベ
アリング133の故に、実質上摩擦が無いので、この部
分での力の損失が無く、操作リングの回転をより効果的
とすることができる。
【0037】上述したように、クランプ状態で操作リン
グ112が回転されると、この点で調節リング115は
圧力下となり停止するので、操作リング112に対し相
対運動が生ずる。操作リング112の内周面の隆起部1
37が調節リング115の接触部138を乗り越えて回
転し、調節と乗り越える毎に操作リング112からの調
節音とが得られる。この接触の結果として、操作者はク
ランプ状態が達成されていることを確認することができ
る。
【0038】上述のように回転工具142が固定され、
かつ、この回転工具142が用いられるとき、使用中の
抵抗により生ずる逆方向のスラストがフランジリング1
18に伝達され、これはクランプの方向に回される。こ
の逆方向の回転はスラストワッシャ117が滑るまで、
スラストワッシャ117および拘束リング116に伝達
される。そして、クランプ方向においてこの調節リング
115と操作リング112との間で相対回転が生じ、互
いのクランプ力が増大される。この増大されたクランプ
力(割増クランプ)の故に、より効果的なクランプが得
られる。しかしながら、スラストワッシャ117の摩擦
係数よりも大きな逆方向の回転が生じた場合には、スラ
ストワッシャ117とフランジリングとの間で滑りが生
じ、その結果、過剰なクランプが防止される。
【0039】上述のようにして取り付けられたクランプ
ねじ110を取り外すときには、操作リング112が弛
緩方向に回転される。フランジリング118は回転工具
142に接触しているが、この回転はまた、ボール11
3およびねじ溝123,132の故に操作リング112
のねじ送りを生じさせる。さらに、ボール113の回転
の故に実質上摩擦抵抗が存しないという事実の故に、こ
のねじ送りは小さな手動の回転力でもって効果的に伝達
されるので、クランプおよび弛緩が可能である。
【0040】さらに、フランジリング118のクランプ
が解除されたとき、クランプねじ110は、構成要素の
組立抵抗の故に一体として回転し、操作リング112を
回転するとねじ付部材111が回転する。そして、前記
ねじ付部材111の雌ねじ122がドライブシャフト1
43の雄ねじ144から取り外され得る。
【0041】さらに、クランプ荷重が操作リング112
から取り除かれると、圧縮されたばね136の弾性力に
より操作リング112が拘束リング116に関して初期
の待機位置に戻される。
【0042】上述の実施例において、フランジリング1
18が回転工具142に接触し、ねじ付部材111の回
転が停止し、そして、クランプ状態に入ったとき、操作
リング112のねじ送り中の操作リング112の回転
は、ボール113のねじ溝123,132周りの移動の
故に、実質上摩擦抵抗を有さないので、操作リング11
2の回転力は効果的に損失無くフランジリング118に
伝達され、小さな回転力をもってしてもクランプを強く
固定することが可能であり、かつ、充分なクランプ力を
与えるのに手動操作で成すことができる。さらに、スラ
ストワッシャ117が取り付けられているので、回転工
具142の逆方向回転に起因する増大されたクランプ力
(割増クランプ)の故に、より効果的なクランプを得る
ことができる。加えて、逆回転により発生した力がスラ
ストワッシャ117とフランジリング118との間の摩
擦の大きさよりも大きいときには、スラストワッシャ1
17とフランジリング118との間で滑りが生じ、かく
て、過剰クランプを防止している。
【0043】さらに、上述のクランプ状態の際、操作リ
ング112と拘束リング116との間にはスラストベア
リング133の故に実質上摩擦抵抗が存しないので、前
記部分に回転力の損失が無く、クランプ力として充分な
作用を得るのに、手動の如き小さな操作力で効率的に、
かつ、効果的に成すことができる。
【0044】さらに、保持リング114内のボール11
3の間隔は、ねじ溝123,132内でねじピッチ方向
に隣接するボール113のそれらの位置がねじピッチの
方向に沿って離間され、共通の距離に配列されているの
で、ねじ溝123,132のねじピッチをボール113
の直径よりも小さくすることが可能で、ねじ溝123,
132のリード角を小さくでき、結果として、操作力の
より大きな増加が得られ、かつ、効果的なクランプが得
られる。
【0045】さらに、操作リング112がクランプ状態
に入ったとき、隆起部137および接触部138は、操
作リング112と調節リング115との間の相対回転に
より互いに対して滑り、調節と調節音を生じさせ、そし
て、この調節と調節音とによりクランプ状態を確認する
ことが可能である。
【0046】本発明の他の実施例に関して、図6ないし
図9はクランプねじ210を示している。クランプねじ
210には、筒状のねじ付部材211、リング状の操作
リング212、ボール213を保持する筒状の保持リン
グ214、ディスク状の調整クリックリング215、デ
ィスク状の拘束リング216、ディスク状のスラストワ
ッシャ217およびリング状のフランジリング218が
設けられている。クランプねじ210は、さらにスラス
トワッシャ600を含んでいる。
【0047】以下に詳細に説明するように、操作リング
212とスラストワッシャ600との間にはスラストベ
アリング233が配置され、かつ、拘束リング216と
フランジリング218との間にはスラストベアリング6
02が配置されている。
【0048】図8に最もよく示されるように、ねじ付部
材211の端部にはカラー部220が形成されている。
このカラー部220、または、操作リング212の外面
には、前実施例に関し述べたように、適当な間隔で、レ
ンチのための(不図示の)係合孔が形成されてもよい。
雌ねじ222が前記ねじ付部材211の軸部に形成さ
れ、上述のボール213の移動のための弧状のねじ溝2
23が前記カラー部220の内側の軸部周囲に形成され
ている。さらに、ねじ付部材211の外面には、上述の
拘束リング216に係合するスプライン式のスロット2
24およびストップリング225を止めるリング状のス
ロット226が形成されている。
【0049】上述の操作リング212は、回転力が入力
されるリングであり、前記ねじ付部材211の軸状の周
囲上に挿入される。ローレット230が滑り防止のため
にその外周面に形成されており、かつ、その外側面には
ねじ付部材211のカラー部220が適合する窪み23
1が形成されている。付加的なO−リング(不図示)
が、上述の実施例で述べたように設けられてもよい。操
作リング212の内周面には、前記ボール213の移動
のための弧状のねじ溝232が形成され、これは前記ね
じ溝223と同じねじピッチを有している。さらに、操
作リング212の内側面にはスラストベアリング233
を収容する窪み234が形成され、かくて収容されたス
ラストベアリング233は上述の調整クリックリング2
15の側面に接触しているスラストワッシャ600に接
触する。操作リング212の溝235(図7)は後述す
るばね236を収容するためのものである。さらに、ね
じ溝223,232は弧状である必要はなく、従来の三
角形状または他の従来の形状であってもよい。上述した
ように、スラストワッシャ600はスラストベアリング
233と調節クリックリング215との間に受け入れら
れている。
【0050】上述のボール213は、必要とされる間隔
離間された複数のボールと共に回転可能とされた保持リ
ング214内に保持されている。さらに、ボール213
は、ねじピッチの方向に沿って群を成すことなくそれら
の位置を離して、ねじピッチの方向で隣接するボール2
13,213と共通の距離に配列されている。そして、
この構造を有することにより、ねじピッチの幅がボール
213の直径よりも小さく形成されて配列される。ねじ
溝223、232のリード角は前記ねじ付部材211の
雌ねじ222のリード角よりも小さく設定されている。
保持リング214はある実施例では省略され得るという
ことが理解されるべきである。
【0051】図7に示されるように、隆起部237が上
述の操作リング212の内側の内周面に形成されてお
り、調節リング215の外周面の3箇所に形成された接
触部238がこれらの隆起部237に係合するようにさ
れている。上述の接触部238は前記調節リング215
からの長いネックを介して形成されることにより弾性を
有している。そして、この弾性により、接触部238は
前記隆起部237に対抗して跳ね返され、これらの隆起
部237および接触部238が互いに対して回転すると
き、操作リング212の回転を調節し得ることに加え
て、接触部238が凹みに係合することにより調節音す
なわちクリックが発生される。接触部238は3箇所図
示されているが、それ以上または以下の箇所に設けても
よいことが理解されるべきである。
【0052】上述の操作リング212の収容溝235に
はストッパ部分239が存し、このストッパ部分239
は収容溝135に収容された2つのばね236の各々の
一端部を拘束する。上述の拘束リング216にはばね2
36の他端部に係合する拘束体240が形成され、前記
操作リング212からクランプ荷重が除去されたとき該
操作リング212が初期位置に戻れるように方向付けら
れている。拘束体240は拘束リング216の延長部と
して図示されている。勿論、それは拘束リング216と
の関連で同じ目的を果たす如何なる方法でも作動すべく
構成され得る。拘束リング216はさらに2つのストッ
パ部605,610を含んでいる(図9)。それらはい
ずれも拘束リング216の一部を形成するか、または、
拘束リング216に取り付けられる。好ましい実施例で
は、これらのストッパ部は拘束体240から離れる弧状
経路に延在している。勿論、同じ目的を達成する如何な
る形態が用いられてもよい。手工具を用いることによっ
て等、過剰な力でもって過剰締付ないしは弛緩が試みら
れると、操作リング212のストッパ部239は拘束体
240よりむしろストッパ部605,610のいずれか
1つと係合する。ストッパ部605,610は拘束リン
グ216とのより広い連結面積を有しているので、拘束
体240に比べ、過剰な締付ないしは弛緩の状況におい
てより破損され難い。ストッパ部605,610はま
た、上述の状態で、ばねの損傷を防止する助けとなる。
ここに具体化されているように、2つのばね236が用
いられ、操作リング212のストッパ部239および拘
束リング216の拘束体240でもって分離されてい
る。単一のばねまたは種々の弾性を備えた多数のばねが
用いられ得ることは当業者に理解されるべきである。
【0053】図9に示されるように、拘束リング216
はその内周面に形成されたスプライン溝241を有し、
スプライン溝241は上述のねじ付部材211のスプラ
イン溝224に係合し、前記ねじ付部材211の軸方向
に僅かな移動が許されるものの回転が防止されるように
前記ねじ付部材211に嵌合されている。ここではスプ
ライン溝として称されているが、これは拘束リング21
6がねじ付部材211上で回転するのを防止する全ての
形態を述べることが意図されていることが理解されるべ
きである。
【0054】図6ないし図9に示すように、ディスク状
のスラストワッシャ217は圧縮可能な材料から構成さ
れ、好ましい実施例では、ポリウレタンから構成されて
いる。スラストベアリング602は拘束リング216と
フランジリング218との間に配置されている。スラス
トワッシャ217もまた、拘束リング216とフランジ
リング218との間に配置されているが、周方向でスラ
ストベアリング602内に配置されている。図6および
図9に最もよく示されているように、スラストワッシャ
217はフランジリング218の第1の棚部615に位
置され、スラストベアリング602はフランジリング2
18の第2の棚部620に位置されている。第1の棚部
615およびスラストワッシャ217の軸方向の高さは
第2の棚部620およびスラストベアリング602の軸
方向の高さより僅かに高く、その結果、非締付状態で
は、拘束リング216はスラストベアリング602に接
触せず、スラストワッシャ217に支持されている。工
具の作動中、クランプナットが締付を継続しようとする
傾向の故に、クランプねじ内で軸方向の力が増大する
と、スラストワッシャ217は拘束リングとスラストベ
アリング602との間の接触を許すに充分に圧縮され
る。これはフランジリング218と拘束リング216と
の間の相対運動が作動中のクランプねじ210の過剰な
締付を防止することを可能とする。スラストワッシャ2
17の厚さおよび材料は、回転工具242の反作用によ
るねじ溝223,232上での操作リング212のクラ
ンプが過剰とならないように、当業者によって設定され
得、かつ、さらなる回転に伴い滑りが生ずるのを保証す
る値に設定される。好ましい実施例では、スラストワッ
シャ217に接触するフランジリング218または拘束
リング216の何れか一方、または、両者の表面が粗面
化され、さもなくば、両者間の摩擦係数を制御すべく処
理されてもよい。
【0055】上述のフランジリング218は、ねじ付部
材211のスプライン溝224の端部に僅かな程度の軸
方向移動が許容されて回転すべく嵌合されており、その
外側面は回転工具242に対しクランプ圧を与える。
【0056】取付のための雄ねじ244が電動工具のド
ライブシャフト243の端部に配置されており、回転工
具242は内側フランジ245を介してこの雄ねじ24
4に合わされ、そして、上述の構造のクランプねじ21
0を用いて固定される。
【0057】換言すると、ねじ付部材211の雌ねじ2
22がドライブシャフト243の雄ねじ244にねじ込
まれる。フランジリング218が回転工具242に接触
していない、換言すると、荷重が前記フランジリング2
18に加えられていない状態では、クランプねじ210
の構成要素の組立られた抵抗により一体として回転し、
あたかも単一のナットのようにねじ込まれる。
【0058】フランジリング218が回転工具242の
側面に接触し停止すると、ねじ付部材211の回転もま
た同時に停止し、この点においてクランプ状態に入る。
換言すると、この状態で操作リング212がさらにクラ
ンプ方向に回転されると、保持リング214に保持され
ているボール213がねじ溝223,232周りに移動
し、かつ、操作リング212がねじ送りされる。さら
に、これらのボール213の移動は実質上摩擦抵抗を伴
わないので、操作リング212の回転は操作力の損失無
く効率的に伝達され得る。
【0059】上述の操作リング212のねじ送りは、ス
ラストベアリング233およびスラストワッシャ600
を介して、調節リング215、拘束リング216および
スラストワッシャおよびベアリング217、218に上
述のようにそれぞれ圧力を加え、さらに、フランジリン
グ218に圧力を及ぼし、結果として、回転工具242
が堅固にクランプされる。
【0060】上述の操作リング212がクランプ状態に
入ったとき、拘束リング216は回転しないので、操作
リング212が回転すると、ばね236の1つがクラン
プ方向に圧縮される。
【0061】さらに、操作リング212の回転が効率的
にかつ操作力の損失無しに伝達されるので、小さな回転
力(操作力)により強力な固定クランプが得られ、か
つ、手動操作により充分なクランプが得られる。
【0062】さらに、調節リング215の面には操作リ
ング212の回転に関して、取り付けられたスラストベ
アリング233の故に、実質上摩擦が無いので、この部
分での力の損失が無く、操作リングの回転をより効果的
とすることができる。
【0063】上述したように、クランプ状態で操作リン
グ212が回転されると、この点で調節リング215は
圧力下となり停止するので、操作リング212に対し相
対運動が生ずる。操作リング212の内周面の隆起部2
37が調節リング215の接触部238を乗り越えて回
転し、調節と乗り越える毎に操作リング212からの調
節音とが得られる。この接触の結果として、操作者はク
ランプ状態が達成されていることを確認することができ
る。
【0064】上述のように回転工具242が固定され、
かつ、この回転工具242が用いられるとき、使用中の
抵抗により生ずる逆方向のスラストがフランジリング2
18に伝達され、これはクランプの方向に回される。こ
の逆方向の回転は、スラストベアリング602がフラン
ジリング218と拘束リング216との間に軸方向荷重
のベアリング接触を形成するようスラストワッシャ21
7が充分に圧縮されるまで、スラストワッシャ217お
よび拘束リング216に伝達される。この点で、拘束リ
ング216とフランジリング218との間で回転が生
じ、その結果、過剰なクランプが防止される。
【0065】上述のようにして取り付けられたクランプ
ねじ210を取り外すときには、操作リング212が弛
緩方向に回転される。フランジリング218は回転工具
242に接触しているが、この回転はまた、ボール21
3およびねじ溝223,232の故に操作リング212
のねじ送りを生じさせる。さらに、ボール213の回転
の故に実質上摩擦抵抗が存しないという事実の故に、こ
のねじ送りは小さな手動の回転力でもって効果的に伝達
されるので、クランプおよび弛緩が可能である。
【0066】さらに、フランジリング218のクランプ
が解除されたとき、クランプねじ210は、構成要素の
組立抵抗の故に一体として回転し、操作リング212を
回転するとねじ付部材211が回転する。そして、前記
ねじ付部材211の雌ねじ222がドライブシャフト2
43の雄ねじ244から取り外され得る。
【0067】さらに、クランプ荷重が操作リング212
から取り除かれると、圧縮されたばね136の弾性力に
より操作リング212が拘束リング216に関して初期
の待機位置に戻される。
【0068】上述の実施例において、フランジリング2
18が回転工具242に接触し、ねじ付部材211の回
転が停止し、そして、クランプ状態に入ったとき、操作
リング212のねじ送り中の操作リング212の回転
は、ボール213のねじ溝223,232周りの移動の
故に、実質上摩擦抵抗を有さないので、操作リング21
2の回転力は効果的に損失無くフランジリング218に
伝達され、小さな回転力をもってしてもクランプを強く
固定することが可能であり、かつ、充分なクランプ力を
与えるのに手動操作で成すことができる。
【0069】さらに、回転工具242の逆方向回転に起
因する増大されたクランプ力(割増クランプ)の故に、
より効果的なクランプを得ることができる。しかしなが
ら、過剰なクランプは上述の機構によって防止される。
【0070】さらに、上述のクランプ状態の際、操作リ
ング212と拘束リング216との間にはスラストベア
リング233の故に実質上摩擦抵抗が存しないので、前
記部分に回転力の損失が無く、クランプ力として充分な
作用を得るのに、手動の如き小さな操作力で効率的に、
かつ、効果的に成すことができる。
【0071】さらに、保持リング214内のボール21
3の間隔は、ねじ溝223,232内でねじピッチ方向
に隣接するボール213のそれらの位置がねじピッチの
方向に沿って離間され、共通の距離に配列されているの
で、ねじ溝223,232のねじピッチをボール213
の直径よりも小さくすることが可能で、ねじ溝223,
232のリード角を小さくでき、結果として、操作力の
より大きな増加が得られ、かつ、効果的なクランプが得
られる。
【0072】さらに、操作リング212がクランプ状態
に入ったとき、隆起部237および接触部238は、操
作リング212と調節リング215との間の相対回転に
より互いに対して滑り、調節と調節音を生じさせ、そし
て、この調節と調節音とによりクランプ状態を確認する
ことが可能である。
【0073】弾性ワッシャ625が、作動中、工具24
2から離れたクランプねじ210の端部近傍の溝630
内如きに設けられてもよい。このワッシャは、もしもク
ランプねじ210が逆方向に設置されようと試みられと
き、雌ねじ222が相手装置のねじに係合されるのを防
止する助けとなる。かかるワッシャはクランプねじとそ
れに受け入れられるシャフトとの間で大きな摩擦係合を
もたらすであろう。ここではワッシャが図示されている
が、逆方向の組付けが試みられたときのねじ係合を妨げ
る他の機構も本発明の範囲内であるということが理解さ
れるべきである。
【0074】本発明に対するこれらの、および、他の修
正および変形が、添付の請求の範囲により詳しく記載さ
れている本発明の精神および範囲から逸脱することな
く、当業者には実施可能である。加えて、種々の実施例
の形態は全体的または部分的に相互に交換され得る。さ
らに、当業者は上記説明は例示のためのみであり、発明
を限定すべく意図されていないということを理解しよ
う。例えば、ねじ付部材111,211の雌ねじ12
2,222は、他の装置の雌ねじ内に受け入れられるべ
き雄ねじに置き換えられてもよい。装置は回転工具との
関係で使用され図示されているが、本発明はこの図示さ
れた実施例を越える適用性を有するということが理解さ
れるべきである。ねじ付部材111,211は、内ねじ
を備えるナットまたは外ねじを備えるボルトとして形成
されてもよく、いずれの場合にも、本発明の優位性から
利益を得るであろう適用例において、適切な対応する雄
または雌部分に係合する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるクランプねじの断面図
である。
【図2】図1の実施例の分解図である。
【図3】図1の実施例のボールおよびボール保持器の側
面図である。
【図4】拘束リングと調節リングとの間での断面図であ
る。
【図5】拘束リングの平面図である。
【図6】本発明の他の実施例によるクランプねじの断面
図である。
【図7】図6の実施例の構成部品の相対的配列を示す部
分断面底面図である。
【図8】図6の実施例の分解図である。
【図9】図6の実施例によるクランプナットの分解斜視
図である。
【符号の説明】
110,210 クランプねじ 111,211 ねじ付部材 112,212 操作リング 113,213 ボール 114,214 保持リング 115,215 調節(クリック)リング 116,216 拘束リング 117,217 スラストワッシャ 118,218 フランジリング 120,220 カラー部 122,222 雌ねじ 123,223 ねじ溝 124,224 スプラインスロット 125,225 ストップリング 126,226 リングスロット 132,232 ねじ溝 137,237 隆起部 138,238 接触部 142,242 回転工具 500,600 スラストワッシャ 602 スラストベアリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケネス エム. モントジョイ アメリカ合衆国 19678 サウス カロラ イナ州 セネカ シルヴィア レーン 111 (72)発明者 エリック ジー. ハン アメリカ合衆国 29621 サウス カロラ イナ州 アンダーソン フォックス クリ ーク ロード 208 (72)発明者 スティーブン イー. ギブソン アメリカ合衆国 29676 サウス カロラ イナ州 セーラム チャヌル レーン 18

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置との関連で用いられるクランプねじ
    であって、前記クランプねじは、 (a)シャフト部分に形成された雌ねじまたは雄ねじを
    有し、装置のねじ付取付部に螺合するねじ付部を備えた
    ねじ付部材であって、その外周面に形成されたシャフト
    形状の周辺部を有するねじ付部材、 (b)操作リングであって、前記ねじ付部材のシャフト
    形状の周辺部上に挿置される内側部を含み、外部から入
    力される回転力を受けるべく適合された操作リング、を
    含み、 (c)前記ねじ付部材の外周面および前記操作リングの
    内周面は一つ以上のボールを受け入れるためのねじ溝を
    含み、 (d)前記ねじ付部材および前記操作リングのねじ溝に
    受け入れられた少なくとも一つのボール、 (e)前記ねじ付部材のシャフト形状の周辺部に回転自
    由で軸方向の移動が制限されて受け入れられるフランジ
    リングであって、クランプねじによって取り付けられる
    べき対象物に接触すべく適合されているフランジリン
    グ、を含むことを特徴とするクランプねじ。
  2. 【請求項2】 前記操作リングと前記フランジリングと
    の間に拘束リングをさらに含み、前記拘束リングは回転
    方向に固定され制限された軸方向移動のために構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のクランプね
    じ。
  3. 【請求項3】 前記拘束リングと前記操作リングとの間
    に配置されたばね機構をさらに含み、前記ばね機構は前
    記操作リングへ解除方向の回転力が加えられたとき、前
    記操作リングがその初期位置に戻るのを助けるべく構成
    されていることを特徴とする請求項2に記載のクランプ
    ねじ。
  4. 【請求項4】 前記操作リングと前記拘束リングとの間
    に配置されたスラストベアリングをさらに含むことを特
    徴とする請求項2に記載のクランプねじ。
  5. 【請求項5】 前記スラストベアリングと前記拘束リン
    グとの間に配置された調節クリックリングをさらに含む
    ことを特徴とする請求項4に記載のクランプねじ。
  6. 【請求項6】 前記スラストベアリングと前記調節クリ
    ックリングとの間に配置されたスラストワッシャをさら
    に含むことを特徴とする請求項5に記載のクランプね
    じ。
  7. 【請求項7】 作動中の過剰締付を防止する機構をさら
    に含み、前記機構は作動中のクランプねじの制限された
    量の締付を許容すべく構成された圧縮可能なスラストワ
    ッシャとベアリング配列とを含むことを特徴とする請求
    項1に記載のクランプねじ。
  8. 【請求項8】 前記過剰な締付を防止する機構は、装置
    の作動中にスラストワッシャが操作リングに軸方向の力
    を、クランプねじ内の該力が前記スラストワッシャを充
    分に圧縮しベアリング配列が前記フランジリングと操作
    リングとの間の作動的連結を形成し過剰な締付を防止す
    る両者間の相対回転を許容するまで、伝達するよう構成
    されていることを特徴とする請求項7に記載のクランプ
    ねじ。
  9. 【請求項9】 装置との関係でクランプするためのクラ
    ンプねじであって、前記クランプねじは、 (a)シャフト部分に形成された雌ねじまたは雄ねじを
    有し、装置のねじ付取付部に螺合するねじ付部を備えた
    ねじ付部材であって、その外周面に形成されたシャフト
    形状の周辺部を有するねじ付部材、 (b)操作リングであって、前記ねじ付部材のシャフト
    形状の周辺部上に挿置される内側部を含み、外部から入
    力される回転力を受けるべく適合された操作リング、 (c)前記ねじ付部材の外周面および前記操作リングの
    内周面に設けられたねじ溝、 (d)前記ねじ付部材および前記操作リングの前記ねじ
    溝に嵌合された複数のボール、 (e)前記ねじ付部材のシャフト形状の周辺部に軸方向
    の移動が制限されて受け入れられたフランジリングであ
    って、クランプねじによって取り付けられるべき対象物
    に接触すべく適合されているフランジリング、 (f)前記操作リングとフランジリングとの間の拘束リ
    ングであって、回転方向に固定され制限された軸方向移
    動のために構成された前記拘束リング、 (g)前記拘束リングと前記操作リングとの間に配置さ
    れたばね機構であって、前記操作リングへ解除方向の回
    転力が加えられたとき、前記操作リングがその初期位置
    に戻るのを助けるべく構成されたばね機構、 (h)前記操作リングと拘束リングとの間に配置された
    スラストベアリング、 (i)前記スラストベアリングと前記拘束リングとの間
    に配置された調節クリックリング、および、 (j)前記スラストベアリングと前記調節クリックリン
    グとの間に配置されたスラストワッシャを含むことを特
    徴とするクランプねじ。
  10. 【請求項10】 ベアリングケージが、前記ねじ付部材
    および操作リングのそれぞれのねじ溝間で前記ボールを
    保持していることを特徴とする請求項9に記載のクラン
    プねじ。
  11. 【請求項11】 前記ボールは、ねじピッチの方向にお
    いて隣接するボールで共通の距離に配列され、ねじピッ
    チの方向に沿って離間された位置を有することを特徴と
    する請求項9に記載のクランプねじ。
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