JPH10156247A - 壁紙糊付機 - Google Patents
壁紙糊付機Info
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- JPH10156247A JPH10156247A JP32909696A JP32909696A JPH10156247A JP H10156247 A JPH10156247 A JP H10156247A JP 32909696 A JP32909696 A JP 32909696A JP 32909696 A JP32909696 A JP 32909696A JP H10156247 A JPH10156247 A JP H10156247A
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- Japan
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- tension
- bar
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 どのような種類の壁紙であっても、常に適切
なテンションを与えて本体に供給することのできる壁紙
糊付機を提供する。 【解決手段】 壁装材にテンションを与える手段として
テンシションバーとテンションバーと平行な補助バーと
を壁装材の搬送経路中に設け、テンシションバーと補助
バーとの双方により糊付機本体の引込口に引き込まれる
壁装材にテンションを与えると共に、補助バーの固定位
置を変更可能に構成する固定位置可変手段により糊付け
対象となる壁紙の種類に応じて補助バーの固定位置を適
時変更してテンションの強さを調節する。
なテンションを与えて本体に供給することのできる壁紙
糊付機を提供する。 【解決手段】 壁装材にテンションを与える手段として
テンシションバーとテンションバーと平行な補助バーと
を壁装材の搬送経路中に設け、テンシションバーと補助
バーとの双方により糊付機本体の引込口に引き込まれる
壁装材にテンションを与えると共に、補助バーの固定位
置を変更可能に構成する固定位置可変手段により糊付け
対象となる壁紙の種類に応じて補助バーの固定位置を適
時変更してテンションの強さを調節する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、シート状
の壁装材(壁紙)を室内の壁面に貼り付けるために、壁
装材の裏面に糊を連続的に塗布する壁紙糊付機に関し、
特に、引込口に供給される壁装材に対してテンションを
与えるテンションバーの構造に関するものである。
の壁装材(壁紙)を室内の壁面に貼り付けるために、壁
装材の裏面に糊を連続的に塗布する壁紙糊付機に関し、
特に、引込口に供給される壁装材に対してテンションを
与えるテンションバーの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、室内の壁や天井などには、布地
や紙、ビニール製シート等のようなシート状の壁装材
(以後、壁紙と称す)が貼付されている。このような壁
紙としては、生活の舞台である室内の壁や天井などに貼
付するという使用目的からデザインがよい、汚れにく
い、破れにくい等のような、色々な要望に応じた様々な
種類(材質、デザイン、表面形状等)のものが提案され
ている。
や紙、ビニール製シート等のようなシート状の壁装材
(以後、壁紙と称す)が貼付されている。このような壁
紙としては、生活の舞台である室内の壁や天井などに貼
付するという使用目的からデザインがよい、汚れにく
い、破れにくい等のような、色々な要望に応じた様々な
種類(材質、デザイン、表面形状等)のものが提案され
ている。
【0003】一般に、壁紙を室内の壁や天井などに貼付
するためには、壁紙の裏面に糊付けを行う必要がある
が、その際、壁紙糊付機を用いて壁紙の裏面に糊付けを
行っている。
するためには、壁紙の裏面に糊付けを行う必要がある
が、その際、壁紙糊付機を用いて壁紙の裏面に糊付けを
行っている。
【0004】ここで、従来より用いられている壁紙糊付
機の横断面の概略構成を図5に示す。この壁紙糊付機
は、壁紙を引き込んで糊付けする本体部20と本体部2
0を支える脚部30とに大別され、図5では説明のため
本体部20の上部フレーム1を開けた状態を開示してい
るが、壁紙(クロス)8に糊付けを行う際には上部フレ
ーム1を閉めた状態とする。
機の横断面の概略構成を図5に示す。この壁紙糊付機
は、壁紙を引き込んで糊付けする本体部20と本体部2
0を支える脚部30とに大別され、図5では説明のため
本体部20の上部フレーム1を開けた状態を開示してい
るが、壁紙(クロス)8に糊付けを行う際には上部フレ
ーム1を閉めた状態とする。
【0005】本体部20内部には、糊が充填された糊桶
2と、本体内部へクロス8を引き込む引込ロール3a,
3bと、引き込まれたクロス8に糊を塗布する糊付けロ
ール4と、糊付けされたクロス8を送り出す送出ロール
5a,5b等とが設けられ、さらに上部フレーム1の外
面にはコントロールボックス6が設けられている。本体
部20外部の引込口側にはスリッター9が設けられてお
り、クロス原反8aからのクロス8の幅を調整してい
る。
2と、本体内部へクロス8を引き込む引込ロール3a,
3bと、引き込まれたクロス8に糊を塗布する糊付けロ
ール4と、糊付けされたクロス8を送り出す送出ロール
5a,5b等とが設けられ、さらに上部フレーム1の外
面にはコントロールボックス6が設けられている。本体
部20外部の引込口側にはスリッター9が設けられてお
り、クロス原反8aからのクロス8の幅を調整してい
る。
【0006】引込ロール3a,3b、糊付けロール4及
び送出ロール5a,5bの各ロールは、それぞれ図示し
ない電動モータにより駆動されており、この電動モータ
のオンオフや回転数等はコントロールボックス6により
制御されている。なお、電動モータを使用せず、前方か
らの使用者の引き出し力による動作で壁紙を搬送させる
手動型の糊付機も提案されている。
び送出ロール5a,5bの各ロールは、それぞれ図示し
ない電動モータにより駆動されており、この電動モータ
のオンオフや回転数等はコントロールボックス6により
制御されている。なお、電動モータを使用せず、前方か
らの使用者の引き出し力による動作で壁紙を搬送させる
手動型の糊付機も提案されている。
【0007】脚部30には、糊付けロール4と平行に配
された第1テンションバー7aと第2テンションバー7
b、及びクロス8が巻回されたクロス原反8aが設けら
れている。この脚部30に設けられた二つのテンション
バー7a,7bはクロス原反8aからのクロス8にテン
ションを与えることで、クロス8の蛇行やシワ等を取り
除き、ぴんと張った状態のクロス8をスリッター9に供
給している。
された第1テンションバー7aと第2テンションバー7
b、及びクロス8が巻回されたクロス原反8aが設けら
れている。この脚部30に設けられた二つのテンション
バー7a,7bはクロス原反8aからのクロス8にテン
ションを与えることで、クロス8の蛇行やシワ等を取り
除き、ぴんと張った状態のクロス8をスリッター9に供
給している。
【0008】尚、クロス8の種類によってはテンション
を強く与えなければ蛇行やシワが取り除けなかったり、
強くテンションを与えなくても十分に蛇行やシワが取り
除けたりするため、この従来例では、テンションバーを
二つ設け、クロス8の種類に応じて使用するテンション
バーを選択することでクロス8に与えるテンションの強
さを調節している。
を強く与えなければ蛇行やシワが取り除けなかったり、
強くテンションを与えなくても十分に蛇行やシワが取り
除けたりするため、この従来例では、テンションバーを
二つ設け、クロス8の種類に応じて使用するテンション
バーを選択することでクロス8に与えるテンションの強
さを調節している。
【0009】例えば、強いテンションを与えなくても十
分な薄いクロス8の場合は図5の点線で示したように第
1テンションバー7aのみにクロス8を引っ掛け、テン
ションを強く与えなければならない厚いクロス8の場合
は図5の実線で示したように第1テンションバー7aと
第2テンションバー7bとの両方にクロス8を引っ掛け
ている。
分な薄いクロス8の場合は図5の点線で示したように第
1テンションバー7aのみにクロス8を引っ掛け、テン
ションを強く与えなければならない厚いクロス8の場合
は図5の実線で示したように第1テンションバー7aと
第2テンションバー7bとの両方にクロス8を引っ掛け
ている。
【0010】テンションバー7a,7bにより蛇行やシ
ワ等が取り除かれたクロス8は、スリッター9によりそ
の幅が調整されてから、引込ロール3a,3bにより本
体内部に導入され、糊付けロール4に送られる。糊付け
ロール4に引き渡されたクロス8は糊付けロール4を介
して送出ロール5a,5bに引き渡されるが、クロス8
が糊付けロール4を通過する際に糊付けロール4との接
触面(裏面)に均一に糊が塗布されるので、送出ロール
5a,5bには裏面に均一に糊が塗布された状態のクロ
ス8が引き渡され、本体部外に送り出される。
ワ等が取り除かれたクロス8は、スリッター9によりそ
の幅が調整されてから、引込ロール3a,3bにより本
体内部に導入され、糊付けロール4に送られる。糊付け
ロール4に引き渡されたクロス8は糊付けロール4を介
して送出ロール5a,5bに引き渡されるが、クロス8
が糊付けロール4を通過する際に糊付けロール4との接
触面(裏面)に均一に糊が塗布されるので、送出ロール
5a,5bには裏面に均一に糊が塗布された状態のクロ
ス8が引き渡され、本体部外に送り出される。
【0011】一般に、壁紙の裏面に糊を均一に塗布する
には、壁紙をぴんと張った状態とするのが理想的であ
る。先程述べたように、壁紙糊付機にはテンションバー
7a,7bが設けられており、これらのテンションバー
7a,7bに壁紙を引っ掛けることでスリッター9から
の引張力に対抗する力(テンション)を壁紙に与えて壁
紙をぴんと張った状態とし、スリッター9に提供してい
る。
には、壁紙をぴんと張った状態とするのが理想的であ
る。先程述べたように、壁紙糊付機にはテンションバー
7a,7bが設けられており、これらのテンションバー
7a,7bに壁紙を引っ掛けることでスリッター9から
の引張力に対抗する力(テンション)を壁紙に与えて壁
紙をぴんと張った状態とし、スリッター9に提供してい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、壁紙に
はその材質によって、張力が強かったり、厚さがあった
り、さらに表面に凹凸が多いなど様々な種類のものがあ
る。前述した壁紙糊付機は、本体部から垂直に伸びた脚
部に二つのテンションバー直接取り付け、壁紙の種類に
応じてこれら二つのテンションバーのうち一方又は両方
に壁紙を引っ掛けることでテンションを与える構成であ
るため、テンションの掛かり具合が一律であり、壁紙の
種類によってはテンションがかかりすぎたり、逆にかか
りずらくなる等の難点が生じてしまう。
はその材質によって、張力が強かったり、厚さがあった
り、さらに表面に凹凸が多いなど様々な種類のものがあ
る。前述した壁紙糊付機は、本体部から垂直に伸びた脚
部に二つのテンションバー直接取り付け、壁紙の種類に
応じてこれら二つのテンションバーのうち一方又は両方
に壁紙を引っ掛けることでテンションを与える構成であ
るため、テンションの掛かり具合が一律であり、壁紙の
種類によってはテンションがかかりすぎたり、逆にかか
りずらくなる等の難点が生じてしまう。
【0013】例えば、テンションバーと接する側に凹凸
が多く、厚さのある壁紙では壁紙自身の張力やテンショ
ンバーとの間の摩擦抵抗が大きいため、壁紙にテンショ
ンが掛かり過ぎてしまう場合がある。
が多く、厚さのある壁紙では壁紙自身の張力やテンショ
ンバーとの間の摩擦抵抗が大きいため、壁紙にテンショ
ンが掛かり過ぎてしまう場合がある。
【0014】壁紙にテンションがかかりすぎると、送り
出しロールによる壁紙の送り出しが非常に遅くなった
り、壁紙の裏面に糊が付き過ぎてしまったり、最悪の場
合、壁紙が破れたり、送り出しロールに対して負荷がか
かりすぎて送り出しロールが故障する等の問題が発生す
る。
出しロールによる壁紙の送り出しが非常に遅くなった
り、壁紙の裏面に糊が付き過ぎてしまったり、最悪の場
合、壁紙が破れたり、送り出しロールに対して負荷がか
かりすぎて送り出しロールが故障する等の問題が発生す
る。
【0015】また、逆に、テンションバーと接する側に
凹凸がなく、テンションバーの間で摩擦抵抗が小さい壁
紙では、テンションが十分にかからずに壁紙にシワが寄
ってしまい、シワの寄った状態のまま糊が塗布されて送
り出されて壁紙の裏面に糊を均一に塗布することができ
ないという問題が生じる可能性がある。
凹凸がなく、テンションバーの間で摩擦抵抗が小さい壁
紙では、テンションが十分にかからずに壁紙にシワが寄
ってしまい、シワの寄った状態のまま糊が塗布されて送
り出されて壁紙の裏面に糊を均一に塗布することができ
ないという問題が生じる可能性がある。
【0016】以上のことから本発明は、どのような種類
の壁紙であっても、常に適切なテンションを与えて本体
に供給することのできる壁紙糊付機を提供することを主
な目的としている。また、壁紙に与えるテンションの大
きさを自由に調節できる壁紙糊付機を提供することを目
的としている。
の壁紙であっても、常に適切なテンションを与えて本体
に供給することのできる壁紙糊付機を提供することを主
な目的としている。また、壁紙に与えるテンションの大
きさを自由に調節できる壁紙糊付機を提供することを目
的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決すべく請
求項1にかかる発明では、シート状壁装材の搬送経路中
に配置されたテンションバーにより前記壁装材に所定の
テンションを与えながら本体内部に引き込んで、本体内
部に設けられた糊付けロールにより前記壁装材の裏面に
糊を塗布する壁紙糊付機において、前記壁装材の搬送経
路中に前記テンションバーと平行な位置に配置される補
助バーと、前記補助バーの固定位置を変更可能に構成し
た固定位置可変手段とを備え、前記固定位置可変手段に
より前記補助バーの位置を変更することで、前記テンシ
ョンバーと前記補助バーとの双方により前記壁装材に与
えるテンションを変化させるものとしている。
求項1にかかる発明では、シート状壁装材の搬送経路中
に配置されたテンションバーにより前記壁装材に所定の
テンションを与えながら本体内部に引き込んで、本体内
部に設けられた糊付けロールにより前記壁装材の裏面に
糊を塗布する壁紙糊付機において、前記壁装材の搬送経
路中に前記テンションバーと平行な位置に配置される補
助バーと、前記補助バーの固定位置を変更可能に構成し
た固定位置可変手段とを備え、前記固定位置可変手段に
より前記補助バーの位置を変更することで、前記テンシ
ョンバーと前記補助バーとの双方により前記壁装材に与
えるテンションを変化させるものとしている。
【0018】前述したように壁紙には、その種類によっ
て張力が強かったり、厚さがあったり、さらに表面に凹
凸が多い等、様々な種類のものがあり、必要とするテン
ションの大きさは糊付け対象となる壁紙によって様々で
ある。
て張力が強かったり、厚さがあったり、さらに表面に凹
凸が多い等、様々な種類のものがあり、必要とするテン
ションの大きさは糊付け対象となる壁紙によって様々で
ある。
【0019】従って、請求項1の発明では、壁装材にテ
ンションを与える手段としてテンシションバーの他にテ
ンションバーと平行な補助バーを壁装材の搬送経路中に
設け、テンシションバーと補助バーとの双方により糊付
機本体内に引き込まれる壁装材にテンションを与える構
成とすると共に、補助バーの固定位置を変更可能に構成
する固定位置可変手段により糊付け対象となる壁紙の種
類に応じて補助バーの固定位置を適時変更することで、
壁装材の引込口に対する補助バーの位置を変え、壁装材
に与えるテンションの強さを調節するものとしている。
ンションを与える手段としてテンシションバーの他にテ
ンションバーと平行な補助バーを壁装材の搬送経路中に
設け、テンシションバーと補助バーとの双方により糊付
機本体内に引き込まれる壁装材にテンションを与える構
成とすると共に、補助バーの固定位置を変更可能に構成
する固定位置可変手段により糊付け対象となる壁紙の種
類に応じて補助バーの固定位置を適時変更することで、
壁装材の引込口に対する補助バーの位置を変え、壁装材
に与えるテンションの強さを調節するものとしている。
【0020】このような固定位置可変手段としては、例
えば、補助バーを壁紙糊付機に直に取り付ける補助バー
固定手段を設けて、この補助バー固定手段が補助バー自
身の固定位置を可変とする構成のものや、補助バーをア
ーム部材のような補助バー保持手段を介して壁紙糊付機
に取り付ける構成とし、この補助バー保持手段の取付け
位置を可変に構成する又は/及び取付け位置を中心に回
動可能に構成することで補助バーの固定位置を変えるも
のが挙げられる。
えば、補助バーを壁紙糊付機に直に取り付ける補助バー
固定手段を設けて、この補助バー固定手段が補助バー自
身の固定位置を可変とする構成のものや、補助バーをア
ーム部材のような補助バー保持手段を介して壁紙糊付機
に取り付ける構成とし、この補助バー保持手段の取付け
位置を可変に構成する又は/及び取付け位置を中心に回
動可能に構成することで補助バーの固定位置を変えるも
のが挙げられる。
【0021】このように本発明にかかる補助バーを壁紙
糊付機に直に取り付ける固定手段は、複数の異なる位置
に、補助バーを固定できるものであれば、その方式は特
に限定されるものではない。また、補助バーの位置を変
更する際には操作の容易化のために補助バーの取り外し
を伴わないものであることが好ましい。
糊付機に直に取り付ける固定手段は、複数の異なる位置
に、補助バーを固定できるものであれば、その方式は特
に限定されるものではない。また、補助バーの位置を変
更する際には操作の容易化のために補助バーの取り外し
を伴わないものであることが好ましい。
【0022】例えば、固定手段として補助バーをアーム
部材のような保持手段により壁紙糊付機に取り付ける構
成のものとし、一対のアーム部材のそれぞれの一端を補
助バーの両端のそれぞれに取り付け、一対のアーム部材
のそれぞれの他端を壁紙糊付機の脚部分、本体部、テン
ションバーのうちのいずれかに取り付けて固定するもの
が挙げられる。
部材のような保持手段により壁紙糊付機に取り付ける構
成のものとし、一対のアーム部材のそれぞれの一端を補
助バーの両端のそれぞれに取り付け、一対のアーム部材
のそれぞれの他端を壁紙糊付機の脚部分、本体部、テン
ションバーのうちのいずれかに取り付けて固定するもの
が挙げられる。
【0023】アーム部材を用いることで、補助バーをア
ーム部材の長さ分だけ本体や脚部から離れた位置に固定
できる。このため、壁紙の搬送経路を従来より大幅に変
更できるので、壁紙に与えるテンションも大きく変えら
れるという利点がある。そして、本体又は脚部の異なる
位置へアームごと移動させることで壁紙へのテンション
を変更させることができる。
ーム部材の長さ分だけ本体や脚部から離れた位置に固定
できる。このため、壁紙の搬送経路を従来より大幅に変
更できるので、壁紙に与えるテンションも大きく変えら
れるという利点がある。そして、本体又は脚部の異なる
位置へアームごと移動させることで壁紙へのテンション
を変更させることができる。
【0024】更に、同じ取付位置においても、例えば、
アームの取り付け部を中心に回動させ、異なる角度位置
で固定させる等のように取り付け状態を変更させること
も考えられる。この場合には、アームの固定角度の変化
により、補助アームの位置が変化し、壁紙へのテンショ
ンも変えることができる。
アームの取り付け部を中心に回動させ、異なる角度位置
で固定させる等のように取り付け状態を変更させること
も考えられる。この場合には、アームの固定角度の変化
により、補助アームの位置が変化し、壁紙へのテンショ
ンも変えることができる。
【0025】また、固定角度を可変とする代わりに(又
は同時に)アーム部材自身を、例えば、伸縮可能に構成
する等のように変形可能として、アーム部材の伸縮状態
を調整することで補助バーの位置を変える構成のものも
挙げられる。さらに、別の変形可能な構成として、アー
ム部材を折曲可能とし、アーム部材の折り曲げ状態を変
えて固定することで、壁紙に与えるテンションの大きさ
を変えることが可能である。
は同時に)アーム部材自身を、例えば、伸縮可能に構成
する等のように変形可能として、アーム部材の伸縮状態
を調整することで補助バーの位置を変える構成のものも
挙げられる。さらに、別の変形可能な構成として、アー
ム部材を折曲可能とし、アーム部材の折り曲げ状態を変
えて固定することで、壁紙に与えるテンションの大きさ
を変えることが可能である。
【0026】いずれの構成としても、本発明の壁紙糊付
機は、固定位置可変手段により糊付機本体に対する補助
バーの固定位置が変えられるので、補助バーを介した壁
紙の搬送経路もそれに応じて変更されるため、テンショ
ンバーと補助バーとの双方により壁紙に与えるテンショ
ンの強さを壁紙の種類に応じて適時選択することができ
る。
機は、固定位置可変手段により糊付機本体に対する補助
バーの固定位置が変えられるので、補助バーを介した壁
紙の搬送経路もそれに応じて変更されるため、テンショ
ンバーと補助バーとの双方により壁紙に与えるテンショ
ンの強さを壁紙の種類に応じて適時選択することができ
る。
【0027】さらに、テンシションバーの他に補助バー
を備えているので、これらの一方あるいは双方を利用し
た搬送経路が考えられる。このため、壁紙の通し方も複
数通りにできるので、壁紙の通し方により予めテンショ
ンのかかり具合を大雑把に決めてから、補助バーの固定
位置を変えてテンションの大きさを調節することも可能
である。即ち、本発明によれば、壁紙へのテンションを
予め仮決定した後、固定位置に可変手段により微調整を
行うことができるという利点もある。
を備えているので、これらの一方あるいは双方を利用し
た搬送経路が考えられる。このため、壁紙の通し方も複
数通りにできるので、壁紙の通し方により予めテンショ
ンのかかり具合を大雑把に決めてから、補助バーの固定
位置を変えてテンションの大きさを調節することも可能
である。即ち、本発明によれば、壁紙へのテンションを
予め仮決定した後、固定位置に可変手段により微調整を
行うことができるという利点もある。
【0028】請求項2にかかる発明では、請求項1に記
載の壁紙糊付機において、前記固定位置可変手段は、前
記補助バーの両端部にそれぞれ連結される一対のアーム
部材を有しており、前記アーム部材の固定状態を変更す
ることで、前記補助バーの固定位置を変更するものとし
ている。
載の壁紙糊付機において、前記固定位置可変手段は、前
記補助バーの両端部にそれぞれ連結される一対のアーム
部材を有しており、前記アーム部材の固定状態を変更す
ることで、前記補助バーの固定位置を変更するものとし
ている。
【0029】即ち、請求項2の発明では、前記固定位置
可変手段の好ましい態様の一つを示しており、補助バー
の両端部(両端部近傍も含む)をそれぞれ連結する一対
のアーム部材を用い、このアーム部材の固定状態を変更
することによってアーム部材と連結されている補助バー
の位置を変え、壁紙に与えるテンションの強さを調節す
るものとしている。
可変手段の好ましい態様の一つを示しており、補助バー
の両端部(両端部近傍も含む)をそれぞれ連結する一対
のアーム部材を用い、このアーム部材の固定状態を変更
することによってアーム部材と連結されている補助バー
の位置を変え、壁紙に与えるテンションの強さを調節す
るものとしている。
【0030】アーム部材の固定状態を変更する構成とし
ては、例えば、図1に示したようにアーム部材を糊付機
に固定されたテンションバーに連結し、テンションバー
とアーム部材との連結部において、アーム部材を連結部
を支点として(長手方向を軸として)回動可能に構成す
るものが挙げられる。
ては、例えば、図1に示したようにアーム部材を糊付機
に固定されたテンションバーに連結し、テンションバー
とアーム部材との連結部において、アーム部材を連結部
を支点として(長手方向を軸として)回動可能に構成す
るものが挙げられる。
【0031】また、別の構成としては、アーム部材の糊
付機本体に対する取り付け位置を壁紙の種類に応じて変
えることにより、テンションの強さを調節する構成のも
のも挙げられる。或は、アーム部材を脚部に直接取り付
けてその取付部において、バーの長手方向を軸に回動可
能となる構成としても良い。
付機本体に対する取り付け位置を壁紙の種類に応じて変
えることにより、テンションの強さを調節する構成のも
のも挙げられる。或は、アーム部材を脚部に直接取り付
けてその取付部において、バーの長手方向を軸に回動可
能となる構成としても良い。
【0032】このようにアーム部材の固定状態を可変と
しているため、補助バーをテンションバーと平行に保持
したまま糊付機本体に対する固定位置を簡単に変えるこ
とができるので、壁紙に与えるテンションの大きさを簡
単に調整することができる。更に、アーム部材の壁紙糊
付機に対する固定角度を細かく変えられる構成とすれ
ば、テンションの大きさの微調整も行うことができる。
しているため、補助バーをテンションバーと平行に保持
したまま糊付機本体に対する固定位置を簡単に変えるこ
とができるので、壁紙に与えるテンションの大きさを簡
単に調整することができる。更に、アーム部材の壁紙糊
付機に対する固定角度を細かく変えられる構成とすれ
ば、テンションの大きさの微調整も行うことができる。
【0033】尚、アーム部材と補助バーとは、固定して
連結する構成としても、補助バーがアーム部材によりそ
の長手方向の軸を中心として回動可能に連結される構成
しても良いことは言うまでもない。
連結する構成としても、補助バーがアーム部材によりそ
の長手方向の軸を中心として回動可能に連結される構成
しても良いことは言うまでもない。
【0034】また、請求項3にかかる発明では、請求項
2に記載の壁紙糊付機において、前記アーム部材は、前
記テンションバーに連結されるものであり、前記固定位
置可変手段は、前記アーム部材を前記テンションバーの
長手方向を軸として回動させることで前記アーム部材の
固定位置(固定角度)を変化させ、前記補助バーの固定
位置を変化させるものとしている。
2に記載の壁紙糊付機において、前記アーム部材は、前
記テンションバーに連結されるものであり、前記固定位
置可変手段は、前記アーム部材を前記テンションバーの
長手方向を軸として回動させることで前記アーム部材の
固定位置(固定角度)を変化させ、前記補助バーの固定
位置を変化させるものとしている。
【0035】即ち、本発明の壁紙糊付機においては、テ
ンションを与える手段としてテンションバーと補助バー
とが設けられているため、壁紙に与えられるテンション
の強さは、壁装材の引込口に対するテンションバーと補
助バーとの位置関係により決定される。そのため、補助
バーを壁装材の引込口とテンションバーとに対して移動
させることにより、壁紙に与えるテンションの大きさが
変わる。
ンションを与える手段としてテンションバーと補助バー
とが設けられているため、壁紙に与えられるテンション
の強さは、壁装材の引込口に対するテンションバーと補
助バーとの位置関係により決定される。そのため、補助
バーを壁装材の引込口とテンションバーとに対して移動
させることにより、壁紙に与えるテンションの大きさが
変わる。
【0036】請求項3の発明では、テンションバーに連
結したアーム部材をその連結箇所を支点として回動させ
て固定することにより、補助バーを引込口とテンション
バーとに対して移動させる構成としている。これによ
り、補助バーの位置が変更されるので、紙の種類に応じ
て変えテンションの強さを簡単に調節することが可能で
ある。
結したアーム部材をその連結箇所を支点として回動させ
て固定することにより、補助バーを引込口とテンション
バーとに対して移動させる構成としている。これによ
り、補助バーの位置が変更されるので、紙の種類に応じ
て変えテンションの強さを簡単に調節することが可能で
ある。
【0037】例えば、薄手の壁紙の糊付けの場合は、ア
ーム部材11bを図2(a)に示したように余り倒さな
い位置(本体に近い位置又は搬送時に抵抗が小さくかか
る位置)として壁紙に弱いテンションを与える状態と
し、厚手の壁紙の糊付けの場合は、アーム部材11bを
図2(b)に示したように倒す位置(本体から遠い位置
又は搬送時に抵抗が大きくかかる位置)として壁紙に強
いテンションを与える状態とすることが挙げられる。
ーム部材11bを図2(a)に示したように余り倒さな
い位置(本体に近い位置又は搬送時に抵抗が小さくかか
る位置)として壁紙に弱いテンションを与える状態と
し、厚手の壁紙の糊付けの場合は、アーム部材11bを
図2(b)に示したように倒す位置(本体から遠い位置
又は搬送時に抵抗が大きくかかる位置)として壁紙に強
いテンションを与える状態とすることが挙げられる。
【0038】このように、本発明は、補助バーの位置を
変えることで、壁紙の搬送経路を変更するものであり、
例えば、本体やロールから離れた位置まで経路を変えた
り、経路中のバーによる曲がり角度を変えることで抵抗
を大きくさせるものである。
変えることで、壁紙の搬送経路を変更するものであり、
例えば、本体やロールから離れた位置まで経路を変えた
り、経路中のバーによる曲がり角度を変えることで抵抗
を大きくさせるものである。
【0039】また、請求項4にかかる発明では、請求項
3に記載の壁紙糊付機において、前記アーム部材は、前
記テンションバーに連結されるものであり、前記テンシ
ョンバーの連結部は、長手方向に軸を有する正多角柱形
状の外形を備えた取付部を有し、前記アーム部材の連結
部は、前記取付部の外形に嵌り合う形状の内径を有する
嵌合部を有し、前記固定位置可変手段は、前記アーム部
材の嵌合部と前記テンションバーの取付部との嵌め合わ
せ状態を、長手方向の軸に対して相対回動させて変更す
ることでアーム部材の固定状態を変更させるものとして
いる。
3に記載の壁紙糊付機において、前記アーム部材は、前
記テンションバーに連結されるものであり、前記テンシ
ョンバーの連結部は、長手方向に軸を有する正多角柱形
状の外形を備えた取付部を有し、前記アーム部材の連結
部は、前記取付部の外形に嵌り合う形状の内径を有する
嵌合部を有し、前記固定位置可変手段は、前記アーム部
材の嵌合部と前記テンションバーの取付部との嵌め合わ
せ状態を、長手方向の軸に対して相対回動させて変更す
ることでアーム部材の固定状態を変更させるものとして
いる。
【0040】即ち、請求項4の発明では、正多角形柱形
状を有する外形部と、前記外形部と同じ形状を持つ内径
を有する貫通部との嵌合を利用してテンションバーにア
ーム部材を取り付ける構成としているため、構成が簡単
である。さらに、テンションバーに対するアーム部材の
取り付け角度が、アーム部材の端部とテンションバーの
端部との嵌合の組み合わせ状態に応じて決定される構成
であるので、取り付け角度の変更を行うには、アーム部
材の端部とテンションバーの端部との嵌め合わせ状態を
変えるだけでよく、作業的にも簡単である。
状を有する外形部と、前記外形部と同じ形状を持つ内径
を有する貫通部との嵌合を利用してテンションバーにア
ーム部材を取り付ける構成としているため、構成が簡単
である。さらに、テンションバーに対するアーム部材の
取り付け角度が、アーム部材の端部とテンションバーの
端部との嵌合の組み合わせ状態に応じて決定される構成
であるので、取り付け角度の変更を行うには、アーム部
材の端部とテンションバーの端部との嵌め合わせ状態を
変えるだけでよく、作業的にも簡単である。
【0041】即ち、正多角形の凹凸の組み合わせは、所
定角度回転させても互いに嵌り合うのでこれを利用すれ
ば、複数の異なる角度状態でアームを固定することが可
能である。その変更も一旦外形部と貫通部とを外して所
定角度相対回転させ、再度外形部と貫通部とを嵌め込む
だけで良く、極めて簡単である。
定角度回転させても互いに嵌り合うのでこれを利用すれ
ば、複数の異なる角度状態でアームを固定することが可
能である。その変更も一旦外形部と貫通部とを外して所
定角度相対回転させ、再度外形部と貫通部とを嵌め込む
だけで良く、極めて簡単である。
【0042】また、貫通部をある程度の強度を備えた可
撓性の材質で構成し、その一面又は一部を切り欠いた構
造とすれば、貫通部内で外形部をその長手方向の軸に対
して回動させることができるため、いちいち外形部を貫
通部からはずすという面倒がなく好ましい。
撓性の材質で構成し、その一面又は一部を切り欠いた構
造とすれば、貫通部内で外形部をその長手方向の軸に対
して回動させることができるため、いちいち外形部を貫
通部からはずすという面倒がなく好ましい。
【0043】また、請求項5にかかる発明では、請求項
2に記載の壁紙糊付機において、前記アーム部材は、前
記テンションバーに連結されるものであり、前記固定位
置可変手段は、前記テンションバーの固定状態を変更す
ることにより前記補助バーの固定状態を変更するものと
している。
2に記載の壁紙糊付機において、前記アーム部材は、前
記テンションバーに連結されるものであり、前記固定位
置可変手段は、前記テンションバーの固定状態を変更す
ることにより前記補助バーの固定状態を変更するものと
している。
【0044】即ち、先程述べたように、本発明の壁紙糊
付機におけるテンションの強さは、糊付機本体の引込口
に対するテンションバーと補助バーとの位置関係(及び
テンションバーと補助バーとへの壁紙の搬送経路)によ
り決定され、補助バーを引込口とテンションバーとに対
して移動させることにより、壁紙に与えるテンションの
大きさが変わる。
付機におけるテンションの強さは、糊付機本体の引込口
に対するテンションバーと補助バーとの位置関係(及び
テンションバーと補助バーとへの壁紙の搬送経路)によ
り決定され、補助バーを引込口とテンションバーとに対
して移動させることにより、壁紙に与えるテンションの
大きさが変わる。
【0045】請求項5の発明では、固定位置可変手段
が、テンションバーの固定状態を変更することにより、
テンションバーに固設されたアーム部材と、アーム部材
に固設された補助バーとを一体的に移動させ、結果的に
補助バーをテンションバーに対して平行に維持したま
ま、糊付機本体の引込口に対する補助バーの固定位置を
変えるものとしている。
が、テンションバーの固定状態を変更することにより、
テンションバーに固設されたアーム部材と、アーム部材
に固設された補助バーとを一体的に移動させ、結果的に
補助バーをテンションバーに対して平行に維持したま
ま、糊付機本体の引込口に対する補助バーの固定位置を
変えるものとしている。
【0046】なお、ここで言うテンションバーの固定状
態を変えるというのは、テンションバーの取付位置自体
を変えたり、テンションバーの取付位置は変えないで、
例えば、テンションバーの長手方向軸を中心としてテン
ションバーを所望の角度回動るさせる等のように、補助
バーの位置のみが変化するようテンションバーの取付状
態を変更する等の動作を含んでいる。
態を変えるというのは、テンションバーの取付位置自体
を変えたり、テンションバーの取付位置は変えないで、
例えば、テンションバーの長手方向軸を中心としてテン
ションバーを所望の角度回動るさせる等のように、補助
バーの位置のみが変化するようテンションバーの取付状
態を変更する等の動作を含んでいる。
【0047】この様な構成とすることにより、補助バー
の糊付機本体に対する位置を簡単に変えられるので、壁
紙の種類に応じて壁紙に与えるテンションの大きさも簡
単に調整することができる。更に、テンションバーの固
定状態を、例えば、テンションバーが長手方向を軸とし
て回動可能な場合では、複数の回動(角度)位置で固定
可能である等のように、細かく変えられる構成とすれ
ば、テンションの大きさの微調整を行うことも可能であ
る。
の糊付機本体に対する位置を簡単に変えられるので、壁
紙の種類に応じて壁紙に与えるテンションの大きさも簡
単に調整することができる。更に、テンションバーの固
定状態を、例えば、テンションバーが長手方向を軸とし
て回動可能な場合では、複数の回動(角度)位置で固定
可能である等のように、細かく変えられる構成とすれ
ば、テンションの大きさの微調整を行うことも可能であ
る。
【0048】ここで従来の糊付機のように、糊付機(本
体又は脚部等)に対してテンションバーを着脱自在に構
成するテンションバー保持手段を有している場合には、
テンションバーと一体的に構成された補助バーを用いる
ことで、従来の装置に本発明を容易に応用できる。
体又は脚部等)に対してテンションバーを着脱自在に構
成するテンションバー保持手段を有している場合には、
テンションバーと一体的に構成された補助バーを用いる
ことで、従来の装置に本発明を容易に応用できる。
【0049】例えば、壁紙糊付機へのシート状壁装材の
搬送経路中に配置されて前記壁装材に対して所定のテン
ションを与えるテンションバー部材であって、互いに平
行に配置された複数のバー部材を連結する連結部材と、
少なくとも一つのバー部材の前記壁紙糊付機に対する固
定位置が変更可能に構成された取付け手段と、を備えて
いるテンションバー部材が考えられる。
搬送経路中に配置されて前記壁装材に対して所定のテン
ションを与えるテンションバー部材であって、互いに平
行に配置された複数のバー部材を連結する連結部材と、
少なくとも一つのバー部材の前記壁紙糊付機に対する固
定位置が変更可能に構成された取付け手段と、を備えて
いるテンションバー部材が考えられる。
【0050】このテンションバー部材では、連結部材に
より本発明のテンションバーと補助バーとを一体的に備
えており、糊付機(本体部又は脚部)への取り付け手段
が、少なくとも補助バーの取付位置が変更できるように
保持するものであれば良い。
より本発明のテンションバーと補助バーとを一体的に備
えており、糊付機(本体部又は脚部)への取り付け手段
が、少なくとも補助バーの取付位置が変更できるように
保持するものであれば良い。
【0051】このようなテンションバー部材を用いれ
ば、従来の糊付機に簡単な改造等で本発明を応用できる
ものとなり、壁装材に与えるテンションの変更が容易な
糊付機を得ることができる。
ば、従来の糊付機に簡単な改造等で本発明を応用できる
ものとなり、壁装材に与えるテンションの変更が容易な
糊付機を得ることができる。
【0052】例えば、テンションバー部材の端部に設け
られた切り込み部に、脚部に設けられた突状部を嵌め込
んで取り付ける方式のものであれば、テンションバー部
材には、脚部の突状部を嵌め込むための切込み部を複数
設け、これらの切込み部の選択により補助バーの配置が
異なるようにすれば、突状部自体は変更しないでも本発
明を応用できる。その一例を次に示す。
られた切り込み部に、脚部に設けられた突状部を嵌め込
んで取り付ける方式のものであれば、テンションバー部
材には、脚部の突状部を嵌め込むための切込み部を複数
設け、これらの切込み部の選択により補助バーの配置が
異なるようにすれば、突状部自体は変更しないでも本発
明を応用できる。その一例を次に示す。
【0053】請求項6にかかる発明では、請求項5に記
載の壁紙糊付機において、前記アーム部材は、前記テン
ションバーに対して固定された状態で連結されており、
前記テンションバーは、長手方向に直交する面内の複数
の角度位置のそれぞれに切込部を備え、前記固定位置可
変手段は、前記切込部のうち一つに挿入して前記テンシ
ョンバーを固定する突状部を備え、前記突状部を挿入さ
せる切込部を変えることで前記テンションバーを異なる
角度位置の固定状態に変更して保持し、前記アーム部材
と共に前記補助バーの固定位置を変更するものとしてい
る。
載の壁紙糊付機において、前記アーム部材は、前記テン
ションバーに対して固定された状態で連結されており、
前記テンションバーは、長手方向に直交する面内の複数
の角度位置のそれぞれに切込部を備え、前記固定位置可
変手段は、前記切込部のうち一つに挿入して前記テンシ
ョンバーを固定する突状部を備え、前記突状部を挿入さ
せる切込部を変えることで前記テンションバーを異なる
角度位置の固定状態に変更して保持し、前記アーム部材
と共に前記補助バーの固定位置を変更するものとしてい
る。
【0054】即ち、請求項6の発明では、テンションバ
ーが長手方向に直交する面内での複数の角度位置に設け
た切込部を備え、固定位置可変手段の突状部が複数の切
込部のうちの一つに挿入してテンションバーを固定する
という構成としているため、構成が簡単であるだけでな
く、テンションバーの固定状態も簡単に変更することが
できるという利点を有している。さらに、この様な構成
とすることで、従来の糊付機に簡単に本発明を組み込む
ことができ、コストがかからず好ましいという利点もま
た有している。
ーが長手方向に直交する面内での複数の角度位置に設け
た切込部を備え、固定位置可変手段の突状部が複数の切
込部のうちの一つに挿入してテンションバーを固定する
という構成としているため、構成が簡単であるだけでな
く、テンションバーの固定状態も簡単に変更することが
できるという利点を有している。さらに、この様な構成
とすることで、従来の糊付機に簡単に本発明を組み込む
ことができ、コストがかからず好ましいという利点もま
た有している。
【0055】さらに、請求項7の発明は、請求項1に記
載の壁紙糊付機において、前記固定位置可変手段は、前
記補助バーの両端部にそれぞれ連結される一対のアーム
部材を有し、前記アーム材は、変形可能に構成されてお
り、前記アーム部材を変形させることにより前記補助バ
ーの固定位置を変更するものとしている。
載の壁紙糊付機において、前記固定位置可変手段は、前
記補助バーの両端部にそれぞれ連結される一対のアーム
部材を有し、前記アーム材は、変形可能に構成されてお
り、前記アーム部材を変形させることにより前記補助バ
ーの固定位置を変更するものとしている。
【0056】即ち、請求項7の発明では、前記固定位置
可変手段として、補助バーの両端部(両端部近傍も含
む)に連結され、変形可能に構成された一対のアーム部
材を用い、このアーム部材の変形状態に応じて糊付機の
引込口に対する補助バーの位置を変え、壁紙に与えるテ
ンションの強さを調節するものとしている。
可変手段として、補助バーの両端部(両端部近傍も含
む)に連結され、変形可能に構成された一対のアーム部
材を用い、このアーム部材の変形状態に応じて糊付機の
引込口に対する補助バーの位置を変え、壁紙に与えるテ
ンションの強さを調節するものとしている。
【0057】その様なアーム部材としては、スライド方
式や、蛇腹状の伸縮可能なのものや、リンク構造を持つ
屈曲可能なものや、バネ等のスプリングによりを伸縮可
能なもの等が挙げられる。また、スライド方式のものと
しては、例えば、一方の外径が他方の内径と一致するよ
うに構成された二つの異なる径を持つ中空管を用い、一
方の中空管は一端で補助バーを保持すると共に、他端が
他方の中空管内に挿入されており、その挿入状態によっ
て補助バーの位置を決定する構成のものも挙げられる。
なお、アーム部材として挙げられるすべての構成におい
て、それぞれが所望の位置で自身の伸縮又は/及び屈曲
状態を所望の位置で固定できるように構成されているの
は言うまでもない。
式や、蛇腹状の伸縮可能なのものや、リンク構造を持つ
屈曲可能なものや、バネ等のスプリングによりを伸縮可
能なもの等が挙げられる。また、スライド方式のものと
しては、例えば、一方の外径が他方の内径と一致するよ
うに構成された二つの異なる径を持つ中空管を用い、一
方の中空管は一端で補助バーを保持すると共に、他端が
他方の中空管内に挿入されており、その挿入状態によっ
て補助バーの位置を決定する構成のものも挙げられる。
なお、アーム部材として挙げられるすべての構成におい
て、それぞれが所望の位置で自身の伸縮又は/及び屈曲
状態を所望の位置で固定できるように構成されているの
は言うまでもない。
【0058】このようにアーム部材自体を変形可能に構
成しているため、補助バーをテンションバーと平行に保
持したまま糊付機の本体に対する固定位置を簡単に変え
ることができるので、壁紙に与えるテンションの大きさ
を簡単に調整することができる。更に、アーム部材の壁
紙糊付機に対する固定位置も細かく変えられるので、テ
ンションの大きさの微調整も行うことができる。
成しているため、補助バーをテンションバーと平行に保
持したまま糊付機の本体に対する固定位置を簡単に変え
ることができるので、壁紙に与えるテンションの大きさ
を簡単に調整することができる。更に、アーム部材の壁
紙糊付機に対する固定位置も細かく変えられるので、テ
ンションの大きさの微調整も行うことができる。
【0059】
【実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1と図2
に示して詳細に説明するが、本発明はこの実施形態のみ
に限定されるものではないことは言うまでもない。な
お、図中、同一又は相当する部位には同じ符号を記して
いる。
に示して詳細に説明するが、本発明はこの実施形態のみ
に限定されるものではないことは言うまでもない。な
お、図中、同一又は相当する部位には同じ符号を記して
いる。
【0060】図1(a)は、本発明の一実施形態である
壁紙糊付機の概略説明図である。この壁紙糊付機は、ク
ロス原反8aからのクロス8の幅を調整するスリッター
9を備え、幅が調整されたクロスを引き込んで糊付けす
る本体部20と本体部20を支える4本の脚部材30
a,30b,30c,30dとを備え、引込口側の脚部
材30a,30bには、クロスを巻回したクロス原反8
aと、クロス原反8aからのクロスを引っ掛けてテンシ
ョンを与える3本のテンションバー10a,10b,1
0cとが設けられている。
壁紙糊付機の概略説明図である。この壁紙糊付機は、ク
ロス原反8aからのクロス8の幅を調整するスリッター
9を備え、幅が調整されたクロスを引き込んで糊付けす
る本体部20と本体部20を支える4本の脚部材30
a,30b,30c,30dとを備え、引込口側の脚部
材30a,30bには、クロスを巻回したクロス原反8
aと、クロス原反8aからのクロスを引っ掛けてテンシ
ョンを与える3本のテンションバー10a,10b,1
0cとが設けられている。
【0061】本体部内には20には、ここでは図示しな
いが糊が充填された糊桶と、引込口からクロスを引き込
む引込ロールと、引き込まれたクロスに糊を塗布する糊
付けロールと、糊付けされたクロスを送り出す送出ロー
ルとが格納されている。さらに上部フレーム1の外面に
はロールボックス6が設けられており、このコントロー
ルボックス6は、引込ロール、糊付けロール及び送出ロ
ールの各ロールを駆動する電動モータのオンオフや回転
数等を制御している。
いが糊が充填された糊桶と、引込口からクロスを引き込
む引込ロールと、引き込まれたクロスに糊を塗布する糊
付けロールと、糊付けされたクロスを送り出す送出ロー
ルとが格納されている。さらに上部フレーム1の外面に
はロールボックス6が設けられており、このコントロー
ルボックス6は、引込ロール、糊付けロール及び送出ロ
ールの各ロールを駆動する電動モータのオンオフや回転
数等を制御している。
【0062】三本のテンションバー10a,10b,1
0cのうち、第1のテンションバー10aは、脚部材3
0a,30bのそれぞれに突出して設けられた一対の保
持部材12a,12bにより引込口と平行に保持され、
第2のテンションバー10bは、引込口に対して平行に
配された状態で脚部材30a,30bとにより狭持され
ている。
0cのうち、第1のテンションバー10aは、脚部材3
0a,30bのそれぞれに突出して設けられた一対の保
持部材12a,12bにより引込口と平行に保持され、
第2のテンションバー10bは、引込口に対して平行に
配された状態で脚部材30a,30bとにより狭持され
ている。
【0063】また、第3のテンションバー10cは本発
明の補助バーであり、この補助バー10cの両端部には
補助バー保持手段としてのアーム部材11a,11bが
一体に連結されている。そして、それぞれのアーム部材
11a,11bが第1テンションバー10aの両端部に
連結されており、アーム部材11a,11bと第1のテ
ンションバー10aとの固定状態に応じて補助バー10
cの固定位置が変わる構成となっている。
明の補助バーであり、この補助バー10cの両端部には
補助バー保持手段としてのアーム部材11a,11bが
一体に連結されている。そして、それぞれのアーム部材
11a,11bが第1テンションバー10aの両端部に
連結されており、アーム部材11a,11bと第1のテ
ンションバー10aとの固定状態に応じて補助バー10
cの固定位置が変わる構成となっている。
【0064】図1(b)は、図1(a)における第1の
テンションバー10aと第3のテンションバー(補助バ
ー)10cとの連結部の概略説明図である。図1(b)
において、第1のテンションバー10aは一対の保持部
材12a,12bによりスリッター9の引込口と平行に
保持されている。第1のテンションバー10aの両端部
のそれぞれには、外形部としてのナット13が補助バー
(アーム)の取付部として回転不能に取り付けられてい
る。
テンションバー10aと第3のテンションバー(補助バ
ー)10cとの連結部の概略説明図である。図1(b)
において、第1のテンションバー10aは一対の保持部
材12a,12bによりスリッター9の引込口と平行に
保持されている。第1のテンションバー10aの両端部
のそれぞれには、外形部としてのナット13が補助バー
(アーム)の取付部として回転不能に取り付けられてい
る。
【0065】また、ある程度の強度を備えた可撓性の材
質よりなる一面を切り欠いた構造の環状部14が貫通部
として端部に設けられたアーム部材11aが補助バーの
両端部に一体に固定されている。
質よりなる一面を切り欠いた構造の環状部14が貫通部
として端部に設けられたアーム部材11aが補助バーの
両端部に一体に固定されている。
【0066】第1のテンションバー10aとアーム部材
11aは、第1のテンションバー10aに設けられたナ
ット13がアーム部材11aの環状部14中に挿入した
時に互いに嵌り合うことで連結されている。アーム部材
11aと補助バー10cとは一体に固定されているた
め、ナット13と環状部14との嵌め合わせ状態に応じ
て補助バー10cの固定位置が変わることとなる。補助
バーの位置を変更するには、環状部14をその弾力を利
用して少し開き、貫通部内で外形部をその長手方向の軸
に対して所定角度だけ回動させて、ナット13と環状部
14との嵌め合わせ状態を変えれば良い。
11aは、第1のテンションバー10aに設けられたナ
ット13がアーム部材11aの環状部14中に挿入した
時に互いに嵌り合うことで連結されている。アーム部材
11aと補助バー10cとは一体に固定されているた
め、ナット13と環状部14との嵌め合わせ状態に応じ
て補助バー10cの固定位置が変わることとなる。補助
バーの位置を変更するには、環状部14をその弾力を利
用して少し開き、貫通部内で外形部をその長手方向の軸
に対して所定角度だけ回動させて、ナット13と環状部
14との嵌め合わせ状態を変えれば良い。
【0067】なお、第1のテンションバーと第3のテン
ションバー(補助バー)との連結部の構造としては、図
4に示したような切欠き部分のない環状部14aを貫通
部として備えたアーム部材11aを用いてもよく、この
場合は、第1のテンションバー10aを長手方向にスラ
イドさせて嵌合を解き、所定角度だけ第3のテンション
バー10cを回動させて再び連結部を嵌合させれば良
い。
ションバー(補助バー)との連結部の構造としては、図
4に示したような切欠き部分のない環状部14aを貫通
部として備えたアーム部材11aを用いてもよく、この
場合は、第1のテンションバー10aを長手方向にスラ
イドさせて嵌合を解き、所定角度だけ第3のテンション
バー10cを回動させて再び連結部を嵌合させれば良
い。
【0068】図2は、本実施形態の壁紙糊付機の使用状
態を横から見た図で示している。本壁紙糊付機におい
て、強いテンションを掛ける必要のない薄手のクロスを
糊付けする場合は、図2(a)に示したように、アーム
部材11a,11bが余り倒れない位置となるようにナ
ット13と環状部14との嵌め合わせ状態を決定する。
また、強いテンションを掛ける必要のある厚手のクロス
を糊付けする場合は、図2(b)に示したように、アー
ム部材11a,11bが倒られる位置となるようにナッ
ト13と環状部14との嵌め合わせ状態を決定する。
態を横から見た図で示している。本壁紙糊付機におい
て、強いテンションを掛ける必要のない薄手のクロスを
糊付けする場合は、図2(a)に示したように、アーム
部材11a,11bが余り倒れない位置となるようにナ
ット13と環状部14との嵌め合わせ状態を決定する。
また、強いテンションを掛ける必要のある厚手のクロス
を糊付けする場合は、図2(b)に示したように、アー
ム部材11a,11bが倒られる位置となるようにナッ
ト13と環状部14との嵌め合わせ状態を決定する。
【0069】このように、環状部14に対するナット1
3の嵌り具合(相対回動の角度位置)に応じてアーム部
材11a,11bの位置が変わる構成であるため、アー
ム部材11a,11bの位置に応じて補助バーの位置が
変わり、これによりテンションの強さを変えることがで
きる。
3の嵌り具合(相対回動の角度位置)に応じてアーム部
材11a,11bの位置が変わる構成であるため、アー
ム部材11a,11bの位置に応じて補助バーの位置が
変わり、これによりテンションの強さを変えることがで
きる。
【0070】勿論、補助バーの固定位置を可変にする構
成は、図1(b)に示したものにかぎらない。例えば、
図3に示したように、第1のテンションバー10aと、
補助バー10cの両端に連結されるアーム部材11a,
11bと、補助バー10cとをそれらの位置関係を不変
に一体に形成し、第1のテンションバー10aの両端に
長手方向に直交する面内の複数の角度位置に複数の切込
部15a,15bを設けるものが挙げられる。
成は、図1(b)に示したものにかぎらない。例えば、
図3に示したように、第1のテンションバー10aと、
補助バー10cの両端に連結されるアーム部材11a,
11bと、補助バー10cとをそれらの位置関係を不変
に一体に形成し、第1のテンションバー10aの両端に
長手方向に直交する面内の複数の角度位置に複数の切込
部15a,15bを設けるものが挙げられる。
【0071】この場合、脚部材30a,30bには、そ
れぞれ第1のテンションバー10aの両端を受けると共
に、それらの端部に設けられた切込部15a,15bの
うち一つに挿入する凸部16aを有するブラケット16
が設けられている。なお、ここでは説明のため、一つの
ブラケット16しか図示していないが、脚部材30a,
30bのそれぞれの対面する位置に同様な構成のブラケ
ット16が対称に設けられている。
れぞれ第1のテンションバー10aの両端を受けると共
に、それらの端部に設けられた切込部15a,15bの
うち一つに挿入する凸部16aを有するブラケット16
が設けられている。なお、ここでは説明のため、一つの
ブラケット16しか図示していないが、脚部材30a,
30bのそれぞれの対面する位置に同様な構成のブラケ
ット16が対称に設けられている。
【0072】従って、第1のテンションバー10aは、
ブラケット16に固定される角度、即ち、ブラケット1
6内の凸部16aがどの切込部に挿入されるかによっ
て、その長手方向の軸を中心として回転し、脚部材30
a,30bに対する補助バー10cの固定位置を変え
る。
ブラケット16に固定される角度、即ち、ブラケット1
6内の凸部16aがどの切込部に挿入されるかによっ
て、その長手方向の軸を中心として回転し、脚部材30
a,30bに対する補助バー10cの固定位置を変え
る。
【0073】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、どのよ
うな種類の壁紙であっても、常に糊付けされる壁紙に合
った適切なテンションを与えて本体に供給することがで
きる。また、壁紙に与えるテンションの大きさを簡単に
自由に調節でき、テンションの強さの微調節も可能であ
る。さらに、構成が簡単であるため、コストがかからな
いという利点も有している。
うな種類の壁紙であっても、常に糊付けされる壁紙に合
った適切なテンションを与えて本体に供給することがで
きる。また、壁紙に与えるテンションの大きさを簡単に
自由に調節でき、テンションの強さの微調節も可能であ
る。さらに、構成が簡単であるため、コストがかからな
いという利点も有している。
【図1】本発明の一実施形態に係る壁紙糊付機の概略説
明図である。
明図である。
【図2】図1における壁紙糊付機の使用状態を横から見
た図である。
た図である。
【図3】本発明の補助バーの固定位置を可変にする別の
構成を示す説明図である。
構成を示す説明図である。
【図4】図1における壁紙糊付機の第1のテンションバ
ーと第3のテンションバーとの連結部の別の一実施形態
を示す概略説明図である。
ーと第3のテンションバーとの連結部の別の一実施形態
を示す概略説明図である。
【図5】従来の一般的な壁紙糊付機の横断面の概略構成
である。
である。
1 :上部フレーム 2 :糊桶 3a,3b :引込ロール 4 :糊付けロール 5a,5b :送出ロール 6 :コントロールボックス 7a,7b :テンションバー 8 :クロス(壁紙) 8a :クロス原反 9 :スリッター 10a〜10c:テンションバー 11a,11b:アーム部材 12a,12b:保持部材 13 :ナット 14,14a:環状部 15a,15b:切込部 16 :ブラケット 16a :凸部 20 :本体部 30 :脚部 30a〜30d:脚部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 仁美 富山県西栃波郡福岡町本領70番地 ヤヨイ 化学工業株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 シート状壁装材の搬送経路中に配置され
たテンションバーにより前記壁装材に所定のテンション
を与えながら本体内部に引き込んで、本体内部に設けら
れた糊付けロールにより前記壁装材の裏面に糊を塗布す
る壁紙糊付機において、 前記壁装材の搬送経路中に前記テンションバーと平行な
位置に配置される補助バーと、前記補助バーの固定位置
を変更可能に構成した固定位置可変手段とを備え、 前記固定位置可変手段により前記補助バーの位置を変更
することで、前記テンションバーと前記補助バーとの双
方により前記壁装材に与えるテンションを変化させるこ
とを特徴とする壁紙糊付機。 - 【請求項2】 前記固定位置可変手段は、前記補助バー
の両端部にそれぞれ連結される一対のアーム部材を有し
ており、 前記アーム部材の固定状態を変更することで、前記補助
バーの固定位置を変更するものであることを特徴とする
請求項1に記載の壁紙糊付機。 - 【請求項3】 前記アーム部材は、前記テンションバー
に連結されるものであり、 前記固定位置可変手段は、前記アーム部材を前記テンシ
ョンバーの長手方向を軸として回動させることで前記ア
ーム部材の固定位置を変化させ、前記補助バーの固定位
置を変化させるものであることを特徴とする請求項2に
記載の壁紙糊付機。 - 【請求項4】 前記アーム部材は、前記テンションバー
に連結されるものであり、 前記テンションバーの連結部は、長手方向に軸を有する
正多角柱形状の外形を備えた取付部を有し、 前記アーム部材の連結部は、前記取付部の外形に嵌り合
う形状の内径を有する嵌合部を有し、 前記固定位置可変手段は、前記アーム部材の嵌合部と前
記テンションバーの取付部との嵌め合わせ状態を、長手
方向の軸に対して相対回動させて変更することでアーム
部材の固定状態を変更させるものであることを特徴とす
る請求項3に記載の壁紙糊付機。 - 【請求項5】 前記アーム部材は、前記テンションバー
に連結されるものであり、 前記固定位置可変手段は、前記テンションバーの固定状
態を変更することにより前記補助バーの固定状態を変更
するものであることを特徴とする請求項2に記載の壁紙
糊付機。 - 【請求項6】 前記アーム部材は、前記テンションバー
に対して固定された状態で連結されており、 前記テンションバーは、長手方向に直交する面内の複数
の角度位置のそれぞれに切込部を備え、 前記固定位置可変手段は、前記切込部のうち一つに挿入
して前記テンションバーを固定する突状部を備え、前記
突状部を挿入させる切込部を変えることで前記テンショ
ンバーを異なる角度位置の固定状態に変更して保持し、
前記アーム部材と共に前記補助バーの固定位置を変更す
るものであることを特徴とする請求項5に記載の壁紙糊
付機。 - 【請求項7】 前記固定位置可変手段は、前記補助バー
の両端部にそれぞれ連結される一対のアーム部材を有
し、 前記アーム材は、変形可能に構成されており、 前記アーム部材を変形させることにより前記補助バーの
固定位置を変更するものであることを特徴とする請求項
1に記載の壁紙糊付機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32909696A JP2934955B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 壁紙糊付機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32909696A JP2934955B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 壁紙糊付機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10156247A true JPH10156247A (ja) | 1998-06-16 |
JP2934955B2 JP2934955B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=18217574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32909696A Expired - Fee Related JP2934955B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 壁紙糊付機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2934955B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005144442A (ja) * | 2003-10-21 | 2005-06-09 | Yayoi Chemical Industry Co Ltd | 自動壁紙糊付機及び自動壁紙糊付機用スリッター |
JP2006159496A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Kyokuto Sanki Co Ltd | 壁紙糊付機における張力付与装置 |
JP2012035460A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Yayoi Chemical Industry Co Ltd | 壁紙糊付機 |
JP2013010241A (ja) * | 2011-06-29 | 2013-01-17 | Yayoi Chemical Industry Co Ltd | 壁紙糊付機 |
WO2013181743A1 (en) * | 2012-06-06 | 2013-12-12 | Nour Trading House Inc. | Paint roller system |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP32909696A patent/JP2934955B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005144442A (ja) * | 2003-10-21 | 2005-06-09 | Yayoi Chemical Industry Co Ltd | 自動壁紙糊付機及び自動壁紙糊付機用スリッター |
JP4553302B2 (ja) * | 2003-10-21 | 2010-09-29 | ヤヨイ化学工業株式会社 | 自動壁紙糊付機及び自動壁紙糊付機用スリッター |
JP2006159496A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Kyokuto Sanki Co Ltd | 壁紙糊付機における張力付与装置 |
JP2012035460A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Yayoi Chemical Industry Co Ltd | 壁紙糊付機 |
JP2013010241A (ja) * | 2011-06-29 | 2013-01-17 | Yayoi Chemical Industry Co Ltd | 壁紙糊付機 |
WO2013181743A1 (en) * | 2012-06-06 | 2013-12-12 | Nour Trading House Inc. | Paint roller system |
AU2013271322B2 (en) * | 2012-06-06 | 2018-01-25 | Nour Trading House Inc. | Paint roller system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2934955B2 (ja) | 1999-08-16 |
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