JP2006159496A - 壁紙糊付機における張力付与装置 - Google Patents

壁紙糊付機における張力付与装置

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Abstract

【課題】従来の糊付機では、壁紙に付与される張力を変更するためには、張力装置を取り替えたり、また、糊付作業を停止して張力装置の調整を行わなければならないという課題があった。
【解決手段】定位置で回動するガイドローラー22と、ガイドローラー22との間で、壁紙Aを交叉してガイドし、原反ロール16から繰出される壁紙Aの引出し力の増減に連動して自動的に変位し、ガイドローラー22とで壁紙Aに付与される張力を調整する回動ステー20からなる壁紙糊付機における張力付与装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、壁紙糊付機において、壁紙の蛇行・シワ等の発生を防止し、巾裁装置で壁紙を真っ直ぐに切断するために設けられる張力付与装置に関するものである。
壁紙糊付機には、原反ロールから供給される壁紙の弛みの発生を防止し、巾裁時の寸法安定性を確保し、蛇行・シワなどの発生を防ぎ、均一な糊付を行う等の目的のために、張力付与装置が取り付けられている。
この張力付与装置としては、従来から図7に示すように、壁紙糊付機1の脚部3に1箇所又は2箇所のステー17を通し、その間に壁紙を通して、壁紙に摩擦抵抗を付与する張力付与装置が使用されている。(特許文献1参照)
また、最近では、これを改良したものとして、原反ロールと巾裁装置の間に、従来の2本のステーの他にもう1本の補助バーを追加し、補助バーの固定位置を変更する固定位置可変手段を設け、巾裁装置に供給される壁紙の経路(角度)を変えて張力を調節するもの、(特許文献2参照)、一対の棒状部材を互いに押圧する弾性部材を設け、棒状部材の間を移動する壁紙に張力を付与するもの、(特許文献3参照)及び、巾裁装置と固定された張力バーの間に、補助の張力ロールを設け、壁紙の移動経路を変えて張力を付加するか、あるいは、補助の張力ロールを壁紙の移動経路の外に逃がして、補助張力ロールによる張力を付加しない状態とを、選択的に使用するようにしたもの、(特許文献4参照)が知られている。
実開平3−105963号公報 特開平10−156247号公報(10〜11頁、図1参照) 特開平2001−340795号公報(6〜8頁、図1参照) 特開平2003−211060号公報(3〜4頁、図1参照)
前記した従来技術に於いては、いずれも壁紙に付与される張力を変更するためには、作業者が取り付け位置を変えたり、部品そのものを取り替える等の作業をしなければならない。また、たとえ張力を変更し得ても、2段階または数段階まで非連続的に変更できるだけであり、壁紙の種類によって張力を変えたり、壁紙が多いときと残り少なくなったときとで、張力を変更する場合には、糊付作業を停止しなければならない。従って、原反ロールの残量の変化による張力の変化への対応はもとより、原反ロールの外形が例えば楕円状に変形したことに起因する解反時の振動を吸収するようなことには対応できない。
上記課題を解決するため、本発明の壁紙糊付機における張力付与装置は、原反ロールと壁紙糊付機本体間に設けられ、原反ロールから繰出される壁紙に張力を付与する壁紙糊付機における張力付与装置であって、張力付与装置は、定位置で回動するガイドローラーと、ガイドローラーとの間で、壁紙を交叉してガイドし、原反ロールから繰出される壁紙の引出し力の増減に連動して自動的に変位し、ガイドローラーとで壁紙に付与される張力を調整する回動部材であることを特徴とする。
また、回動部材は、原反ロールから繰出される壁紙の引出し力の増減に連動して変動し、ガイドローラーとの間隔を自動的に変更することを特徴とする。
また、回動部材は、一端が張力付与部材と係着し、回動支点を中心に回動する回動レバーに軸支され、壁紙に当接して、壁紙に常時張力を付与する回動ステーであることを特徴とする。
また、ガイドローラーの回転中心と回動レバーの回動支点を偏芯して設けたことを特徴とする。
また、ガイドローラーの回転中心と回動レバーの回動支点を同軸上に設けたことを特徴とする。
また、ガイドローラーの上部に、原反ロールから繰出される壁紙の引出し力の増減に連動して、ガイドローラーに対する接圧力を変更するブレーキ装置を設けたことを特徴とし、ブレーキ装置は、ガイドローラーの上方に設けられ、一端に回動支点を、他端に回動レバーとの間でバネ手段が張設されるブレーキレバーと、ブレーキレバーの中央部に設けられ、ガイドローラーと接触するブレーキシューであることを特徴とする。
また、ガイドローラーと回動ステー間で、壁紙が移動する間隔を残して回動ステーが停止するように、回動レバーの回動を停止するストッパーを設けたことを特徴とする。
また、回動ステーとガイドローラーが水平状態となる位置で、回動レバーの回動を停止するストッパーを設けたことを特徴とする。
本発明の壁紙糊付機の張力付与装置は、原反ロールの残量が多く(径が大きく)、壁紙を引き出すために、大きな引出し力が要求される時には、壁紙に付与する張力を減少させ、原反の残量が少なく(径が小さく)、小さな引出し力で引き出されている時には、壁紙に付与する張力を増加させて、巾裁装置へ送り込まれる壁紙に付与される張力の変化を少なくする作用を有する。
また、張力の量は、引出し力の大きさに従って自動的に変化するので、張力の調整のために糊付作業を停止して、特別な操作をする必要がない。
また、張力の量は、無段階に変化するので、外形が楕円状に変形した原反ロールでも振動が巾裁装置切断部や糊付機に及ぶことなく、解反することができる。
また、巾裁装置に送り込まれるときの壁紙に付与される張力の変化が少ないので、裁断時の壁紙の振動や左右のバラツキが少なくなり、巾裁断が正確に行われる。
また、糊付機本体に送り込まれる時の張力の変化も減少するため、糊付機本体の入り口のピンチローラーの回転を読みとって、測定される糊付長さの測定もより正確に行うことができる。
また、新しい原反ロールをセットする作業も、壁紙をローラー間にくぐらせて通せば良く、従来装置のように2本の張力付与ローラー間に挟み込むような作業を必要としない。
また、この張力付与装置は、巾裁装置のフレームに取り付けることができるので、原反ロールから解反された壁紙Aに対して、壁紙の末端が巾裁装置に入る直前まで、壁紙Aに張力を付与することができ、壁紙の末端近くまで裁断刃物により正確に巾裁断を行うことができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1の張力付与装置について、図1〜図3を参照して説明する。
図1は、実施の形態1の張力付与装置を設けた糊付機の全体構成を示す側面図である。
図2、図3は、原反ロールが重い(大きい)場合と、軽い(小さい)場合における張力付与装置の動作を示す部分拡大側面図である。
図1において、1は糊付機本体で、糊付部2、脚部3、巾裁装置4、張力付与装置5、脚部3に取設した原反ロール16の支持部6を備える。7は巾裁装置4を支持する支持フレームで、本体フレーム8aの壁紙供給側に取外し可能に設置される。糊付機本体1は、本体フレーム8aと、本体フレーム8aの上部で本体フレーム8aに対して開閉可能に設けられた上部フレーム8bからなり、本体フレーム8aには、糊箱9、送り出しローラー10、糊付ローラー11、均しローラー12等のロールを備え、上部フレーム8bには、検尺ローラー13、ハイテンションローラー14、押えローラー15等を備える。
次に、張力付与装置について、図2、3を参照して説明する。
図2、3において、17は原反ロール16から送られる壁紙Aを張力付与装置5にガイドするためのステーで、脚部3間に架設される。18はL型レバーで、前記した巾裁装置の左右の支持フレーム7の下部に設けられた回動支点である支持軸19に軸架され、支持軸19を中心に回動可能に設けられている。20はL型レバー18の折曲部の近傍で、支持軸21でL型レバー18に軸架され、L型レバー18と一体に回動する回動ステー、22はL型レバー18の支持軸19の上方で、L型レバー18の回動支点と軸位置を偏芯して、前記支持フレーム7に設けられた支持軸23に軸架されたガイドローラ、24はL型レバー18の折曲部の端部に設けたバネ掛け部、25は前記バネ掛け24と支持フレーム7の巾裁装置側に設けられたバネ掛け26間に張設された引っ張りバネ、27はガイドローラー22との間で壁紙Aの通る間隔を保つため、L型レバー18の回動範囲を規制するストッパーである。
L型レバー18の回動ステー20側の端部近傍には、バネ掛け部24が設けられており、巾裁装置4の左右のフレーム7に設けられたバネ掛け26との間に張設された引っ張りバネ25により、回動ステー20は、支持軸19を中心にして、上方に向けて付勢され、その結果回動ステー20とガイドローラー22との距離が縮まる方向に回動する。このように、回動ステー20とガイドローラー22の距離は、L型レバー18の回動により変化させられる。回動ステー20が回動し、回動ステー20とガイドローラー22との間隔が縮められても、壁紙が移動するために必要な隙間を保つ状態を維持するよう、ストッパー27によりL型レバー18の回動範囲が規制される。
このように構成された張力付与装置は、図1に示すように、原反ロール16から引き出された壁紙Aを、回動ステー20の下方から上方に向けて巻回し、次に、ガイドローラー22の下方から上方に向けて巻回し、巾裁装置4へと導き、さらに糊付機の上部フレーム8bを開き、糊付機内の所定の経路を通るようにセットする。
壁紙Aは、糊付機の2本のピンチローラーである送り出しローラー10と検尺ローラー13に挟まれて引き上げられ、巾裁装置4で所定の巾寸法となるように壁紙Aの左右の両端(耳)を裁断した後に、壁紙Aは糊付けローラー11の上面に圧接されて糊付けされ、目的とする糊付壁紙を得る構成となっている。
次に、本実施の形態の張力付与動作について説明する。
図2に示すように、原反ロール16が重い場合や、原反ロール16に壁紙が多く巻かれて、巻き径が大きい場合には、原反ロール16から壁紙Aを引き出すためには大きな引出し力PLを必要とするため、回動ステー20を引き下げる方向に回動させる力(図2のFLで示す)が働き、回動ステー20及びL型レバー18は、図2の2点鎖線の位置から実線の位置まで引っ張りバネ25の力に抗して引き下げられて、支持軸19を中心に回動し、その結果、壁紙は接触角αLだけ回動ステー20に接触した後、ガイドローラー22に接触して巾裁装置4へ引き上げられる。
一方、原反ロールが軽い場合や原反ロール16に巻かれる壁紙が減少し、原反ロール16の巻き径が小さくなる場合には、原反ロール16から壁紙Aを引き出すためには、図3に示す小さな引出し力PSでよく、回動ステー20を引き下げる方向に回動させる力(図3のFSで示す)も小さいので、回動ステー20はL型レバー18の端部に係着する引っ張りバネ25によって、引き上げられる。その結果、回動ステー20に巻き付いた壁紙の接触角αSは大きくなり、壁紙Aは接触角αSだけ回動ステー20に接触し、大きな張力が付与された後、ガイドローラー22に接触して巾裁装置4へ引き上げられる。
このとき回動ステー20では、壁紙Aの接触角は原反ロール16の巻き径が小さくなるのに連動して、大きくなるので、接触角が大きくなる分だけ摩擦抵抗は大きくなり、巾栽装置4(スリッター)に送出される壁紙Aの抵抗TSは、壁紙が重い時のTLに近い値になるように調整される。
また、回動ステー20を取り付けたL型レバー18の回動の支点は、ガイドローラー22の支持軸23の中心に対し、偏芯して設けられているため、回動ステー20が引き上げられるのに追従して、ガイドローラー22と回動ステー20の距離は、狭くなり、回動ステー20での抵抗はより大きくなるようになっている。
従って、原反ロール16から壁紙Aを引き出す大きな引き出し力PLと原反ロール16から壁紙Aを引き出す小さい引き出し力PSの差、PL−PSに対し、回動ステー20及びガイドローラー22を通過した後の壁紙の引き上げ力の差、TL−TSは回動ステー20での抵抗が大きくなる分だけ小さくなり、壁紙Aにより均一な張力が付加されるようになる。
前記実施の形態1において、回動ステー20の支持軸19をガイドローラー22の支持軸23よりも下の位置とした。しかし、支持軸19の位置は、この位置に限定されるものではなく、たとえば、ガイドローラー22の中心と一致させることも出来る。そうすることにより、装置の構造をより簡単にすることができる。その場合は、L型レバー18の回動によって、ガイドローラー22と回動ステー20の距離Dを変化させることはできないが、壁紙Aと回動ステー20の接触角αは、原反ロール16からの引出し力により変化するので、壁紙Aに付与する張力を変化させることができる。
壁紙Aに張力を与えるために、回動ステー20は左右のL型レバー18に固定しておくことが必要であるが、ガイドローラー22は支持軸22の周りを回転できる構造にしておくことが好ましい。
(実施の形態2)
図4(a)(b)を参照して、本発明の実施の形態2の張力付与装置について説明する。図2,図3の実施の形態1では、ガイドローラー22の中心とL型レバー18の支点は、偏芯している形態のものとして説明したが、本実施の形態は、図4に示すように、L型レバー18の支持軸19を、ガイドローラー22の支持軸23をガイドローラー22の支持軸の中心と一致させた実施の形態としたものである。詳しくは、ガイドローラー22を支持軸23に通し、ガイドローラー22をベアリング35を介して支持軸23に回転可能に軸支し、支持軸23をL型レバー18の回動支点19の軸心として、L型レバー18が支持軸23で回動するようにした構成を特徴とする。
(実施の形態3)
本実施の形態は、実施の形態1のガイドローラー22の上部にL型レバー18の回動に連動した、ガイドローラー22に対する接圧力を変更するブレーキ装置を設けたことを特徴とする。
以下図5を参照して、本発明の実施の形態3の張力付与装置について説明する。
図5において、28はガイドローラー22の上方に設けられた左右一対のブレーキレバーで、一端は巾裁装置支持フレーム7に支点29で軸支され、他端には、L型レバー18の端部に設けたバネ掛け33との間で、引っ張りバネ34を張設するバネ掛け部32を備える。30はブレーキレバー28の中央部に、端部が支点31で回動可能に設けられたブレーキシューで、ブレーキシュー30の他端は八字状に拡がり、その内側はガイドローラー22の両端近傍の上面と接触する。
本実施の形態では、フレーム7に取り付けた支点29を回動中心として回動するブレーキレバー28に設けたバネ掛け部32と、L型レバー18の端部に設けたバネ掛け33との間に引っ張りバネ34を設け、ブレーキレバー28の端部に加わる付勢力をL型レバー18の動きに連動して変化させるようになっており、ブレーキレバー28に取り付けたブレーキシュー30は、ガイドローラー22の外周に、引っ張りバネ34のバネ圧を介して接触するようになっている。引っ張りバネ25は、引っ張りバネ34に対して、充分大きなバネ定数を持つものとなっており、また、ガイドローラー22はその支持軸23の周りを自由に回転できる構造となっている。このブレーキ装置は、支持フレーム7の左右に各1組設けられ、ブレーキシュー30はそれぞれガイドローラー22の両端近くに接触している。この構造により、原反ロールからの引き出し力Pが小さいと、L型レバー18の端部は、引っ張りバネ25により、上方に引き上げられ、L型レバー18の他端に設けられたバネ掛け33は下方に回動するため、ブレーキレバー28の付勢力は大きくなり、これにより、壁紙Aにガイドローラー22から付与される張力は、原反ロールの引き出し力Pの小さいときほど大きくなるので、原反ロールの外形が変化しても、巾裁装置に供給される壁紙Aの張力Tの変化は、実施の形態1、2に記載した張力付与装置より更に小さなものとなる。
(実施の形態4)
本実施の形態は、L型レバー18の回動を停止するストッパー27の他に、図6に示すように、回動ステー20とガイドローラー22が水平状態となる位置で、L型レバー18の回動を停止するストッパー27aを設けたことを特徴とする。
本実施の形態によると、L型レバー18が矢印Rの方向に回動すると、ストッパー27aに当接し、回動ステー20とガイドローラー22がほぼ水平な位置関係になる状態で停止する。この状態で原反ロール16から引き出した壁紙Aを回動ステー20とガイドローラー22に間を通して巾裁装置4にセットし、その後に、L型レバー18を矢印Lの側に回転させ、ストッパー27に当接するまで戻すことで、新しい原反ロール16から引き出した壁紙Aのセットを容易に行うことができる。
本発明の壁紙糊付機における張力付与装置は、壁紙の引き出し力の増減により、自動的に壁紙に付与される張力を調整できるため、シート状物の糊付機において有用である。
本発明の実施の形態1の壁紙糊付機を示す全体側面図。 図1の張力付与装置の原反ロールの重い場合の部分拡大側面図。 図1の張力付与装置の原反ロールの軽い場合の部分拡大側面図。 本発明の実施の形態2の張力付与装置を示し、(a)は側面図、(b)は(a)のA−A断面図。 本発明の実施の形態3の張力付与装置を示す側面図。 本発明の実施の形態4の張力付与装置を示す側面図。 従来の張力付与装置を示す側面図。
符号の説明
1 糊付機本体
2 糊付部
3 脚部
4 巾裁装置
5 張力付与装置
6 原反ロール支持部
7 巾裁装置支持フレーム
8a 本体フレーム
8b 上部フレーム
9 糊箱
10 送り出しローラー
11 糊付けローラー
12 均しローラー
13 検尺ローラー
14 ハイテンションローラー
15 押えローラー
16 原反ロール
17 ステー
18 L型レバー
19 支持軸
20 回動ステー
21 支持軸
22 ガイドローラー
23 支持軸
24 バネ掛け部
25 引っ張りバネ
26 バネ掛け
27 ストッパー
28 ブレーキレバー
29 支点
30 ブレーキシュー
31 支点
32 バネ掛け
33 バネ掛け
34 引っ張りバネ

Claims (10)

  1. 原反ロールと壁紙糊付機本体間に設けられ、原反ロールから繰出される壁紙に張力を付与する壁紙糊付機における張力付与装置であって、張力付与装置は、定位置で回動するガイドローラーと、ガイドローラーとの間で、壁紙を交叉してガイドし、原反ロールから繰出される壁紙の引出し力の増減に連動して自動的に変位し、ガイドローラーとで壁紙に付与される張力を調整する回動部材であることを特徴とする壁紙糊付機における張力付与装置。
  2. 回動部材は、原反ロールから繰出される壁紙の引出し力の増減に連動して変位し、ガイドローラーとの間隔を自動的に変更することを特徴とする請求項1記載の壁紙糊付機における張力付与装置。
  3. 回動部材は、一端が張力付与部材と係着し、回動支点を中心に回動する回動レバーに軸支され、壁紙に当接して、壁紙に常時張力を付与する回動ステーであることを特徴とする請求項1または2記載の壁紙糊付機における張力付与装置。
  4. ガイドローラーの回転中心と回動レバーの回動支点を偏芯して設けたことを特徴とする請求項3記載の壁紙糊付機における張力付与装置。
  5. ガイドローラーの回転中心と回動レバーの回動支点を同軸上に設けたことを特徴とする請求項3記載の壁紙糊付機における張力付与装置。
  6. ガイドローラーの上部に、原反ロールから繰出される壁紙の引出し力の増減に連動して、ガイドローラーに対する接圧力を変更するブレーキ装置を設けたことを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の壁紙糊付機における張力付与装置。
  7. ブレーキ装置は、ガイドローラーの上方に設けられ、一端に回動支点を、他端には、回動レバーとの間でバネ手段が張設されるブレーキレバーと、ブレーキレバーの中央部に設けられ、ガイドローラーと接触するブレーキシューであることを特徴とする請求項6記載の壁紙糊付機における張力付与装置。
  8. ガイドローラーと回動ステー間で、壁紙が移動する間隔を残して回動ステーが停止するように、回動レバーの回動を停止するストッパーを設けたことを特徴とする請求項3〜7いずれかに記載の壁紙糊付機における張力付与装置。
  9. 回動ステーとガイドローラーが水平状態となる位置で、回動レバーの回動を停止するストッパーを設けたことを特徴とする請求項8記載の壁紙糊付機における張力付与装置。
  10. 張力付与装置を、壁紙糊付機本体に着脱可能に付設される巾裁装置に取設したことを特徴とする請求項1〜9いずれかに記載の壁紙糊付機における張力付与装置。
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