JPH10155947A - 二重ソールゴルフクラブヘッド - Google Patents

二重ソールゴルフクラブヘッド

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JPH10155947A
JPH10155947A JP9208257A JP20825797A JPH10155947A JP H10155947 A JPH10155947 A JP H10155947A JP 9208257 A JP9208257 A JP 9208257A JP 20825797 A JP20825797 A JP 20825797A JP H10155947 A JPH10155947 A JP H10155947A
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JP
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head
golf club
toe
sole
ground
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JP9208257A
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Best Christopher
ベスト クリストファー
Rogers Phil
ロジャース フィル
Hersh Robert
ハーシュ ロバート
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Cobra Golf Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】 アイアンのゴルフクラブヘッドは、ヘッ
ド12の前縁部38のトウ24からヘッド12の後縁部
40の中間点までの対角線に添って互いに交差する第一
および第二の不連続面を有する。該ソールは、ロングア
イアンからショートアイアンへと徐々に大きいテーパが
付けられ、該対角線は、ロングアイアンからショートア
イアンになるほど徐々にトウ24に近くなる点で後縁部
40と交差する。 【効果】 このヘッド構造によって、トウの重量および
トウ部分での地面との接触が減少し、抵抗の中心がクラ
ブのヒールへ移動する。これによって、ヘッドが沈みま
たトウが地中にめり込む傾向が低減され、インパクトで
フェースが開くおそれが少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広くはゴルフクラ
ブヘッドに関し、より詳しくは「アイアン」型ゴルフク
ラブヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルファーは、まっすぐで、正確で、力
強いショットをするために常に完ぺきにゴルフボールを
打つことをいつも心掛けている。残念ながら、主として
ゴルファーのスイングの不完全さのため、またときには
外部的要因のため、この目的は達成することができな
い。ショットの正確さとまっすぐさは、インパクトの瞬
間のヘッドのフェースとボールの間の角度できまる。ボ
ールが飛ぶ方向は、ゴルフクラブヘッドのフェースの平
面に対して法線の方向である。まっすぐなショットをす
るためには、ヘッドがボールに対して正対したスクエア
な状態でなければならない。ヘッドが開いていると、す
なわちゴルファーから見て時計回りに捩れていると、シ
ョットは右へスライスしていく。クラブのフェースが閉
じていると、ショットは左へフックする。
【0003】アイアンは、不正確なショットに対してと
くに敏感である。クラブヘッドは、本来地面に接触しよ
うとする傾向があり、地面とクラブヘッドの間の抵抗に
よってクラブのフェースをスクエアに保つことは困難で
ある。さらに、クラブをスイングすると、クラブヘッド
の重さによってクラブヘッドがスイングの方向を横切る
面に曲がりあるいは沈み、クラブヘッドのトウ部分が下
がってしまう。そうすると、地面との接触が大きくまた
ヘッドのトウ部分の抵抗が大きくなり、スイング中のク
ラブのずれと相まってトウ部分が地中にめり込み、フェ
ースが捩れた状態でボールを打ってしまう。そうなる
と、ボールは右へスライスしてしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ゴルファーのスイング
の不完全さを補うことに役立ちまたそのような不完全さ
によって生じる不正確さを最小限度に抑えるゴルフクラ
ブを提供することがのぞまれる。また、感触にすぐれ、
よりまっすぐでより力強いショットを打てるゴルフクラ
ブを提供することがのぞまれる。本発明の目的は、その
ようなゴルフクラブを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、クラブをスイ
ングしたときにヘッドが沈む傾向を最小限度に抑え、有
意にすぐれた感触をあたえ、またゴルファーのスイング
の不完全さによるショットの不正確さを最小限度に抑え
る新しい改良されたゴルフクラブヘッドを提供する。本
発明は、このような問題を生じる要因に対処するもので
あり、クラブヘッドと地面との接触を少なくしそれによ
ってヘッドに対する地面の抵抗を少なくし、またクラブ
ヘッドの形状をヘッドの重心のヒール側で地面と接触す
るようなものにしそれによってインパクトでクラブがス
クエアな状態にとどまるようにすることによって上の目
的を達成するものである。本発明は、沈みを減らそうと
する形状をもち、それによってトウ部分が地中にめり込
む傾向を少なくしまたクラブのソールと地面の間の抵抗
の中心をクラブのヒール側へ移すクラブヘッドを提供す
る。
【0006】本発明の一側面にあっては、本発明は、二
つの異なる表面が形成された二重ソールを有するゴルフ
クラブを提供する。ソールの第一の表面は、クラブのヒ
ールからトウへ向かって延びている。第二の表面は、ト
ウからヒールへ向かって延びており、ヒールの前縁部か
らソールの後縁部上のヒールとトウの間の中間点まで延
びる対角線で該第一の表面と交差する。第一の表面は、
クラブヘッドをボールに対してアドレスしたときに地面
に対して第一のあらかじめ定められた角度をつくる接線
を有する。第二に表面は、クラブヘッドをボールに対し
てアドレスしたときに地面に対して第一のあらかじめ定
められた角度よりかなり大きい第二の角度をつくる接線
を有する。本発明は、また、ロングアイアンからショー
トアイアンへと徐々にテーパがおおくとられ、トウの前
縁部から後縁部へ向かう対角線が徐々にトウに近い点で
後縁部と交差するようになる二重面ソールを有する一組
の相関するクラブヘッドを提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、とくにアイアン型に適
した二重面ソールを有するゴルフクラブヘッドを提供す
るものであり、以下ではアイアンに関して説明する。た
だし、本発明が他の型のクラブに関しても有用であるこ
とは理解されよう。図1A−1Cは、アイアン型のゴル
フクラブの従来のゴルフクラブヘッド10を示す。図示
のように、ヘッドは、前面14、周囲の縁部18を有す
る中空のキャビティ部からなる後側16、上端面20、
およびソールまたは底面22で構成される強固な金属ヘ
ッド本体12を有する。図示のように、ソールは、トウ
と呼ばれるヘッドの大きい端部24からヒールと呼ばれ
るヘッドの対向する小さい端部26へ延びる連続面を有
する。ヘッド本体のヒールからは、ゴルフクラブシャフ
ト(図示せず)の尖端を受ける構成の管状部材からなる
一体形成のホーゼル30が上方へ延びている。図1Bお
よび1C(ならびに図4A)に示すように、ホーゼルの
軸34は、クラブヘッドの前面14の平面にはなく、あ
る角度でずらされたヘッドの平面14とホーゼル30の
間の移行部である滑らかな湾曲面からなるパー部32と
呼ばれる部分によってクラブの本体に接続されている。
図4Aで最もよくわかるように、クラブをボールに対し
てアドレスすると、ホーゼル(およびシャフト)の軸3
4はほぼ垂直になる。軸34と平面14の間の角度は、
クラブのロフトと呼ばれる。公知のように、ロングアイ
アンからショートアイアンへと番手が増えると(数が大
きくなると)、ロフト角も増大し、9番アイアンでは、
1番アイアンまたは2番アイアンよりロフト角がかなり
大きい。 図4Aから最もよくわかるように、ゴルフク
ラブヘッドをボールに対してアドレスしてシャフト34
の軸が垂直になると、ヘッドのソール22が、前縁部3
8と後縁部40の間のソールの表面22のほぼ中間点3
6で地面に接触し、ソールの形状から、前縁部38は地
面からわずかに浮き上がった状態になる。湾曲のほぼ中
点36でのソールの湾曲面22の接線42と水平面
(H)の間の角度は、図示のように比較的小さく、例え
ば約10°である。したがって、クラブのフェースの法
線46と接線42の間の角度φは、ほぼクラブのロフト
角に相当する。
【0008】図2A−2C、3、および4Bは、本発明
にもとづく改良されたゴルフクラブヘッド100を示
す。図示のように、ヘッドは、前面114、周囲の縁部
118を有するキャビティ後部116、上端部120、
トウ124、ヒール126からなる本体112、ならび
に本体112と一体で滑らかに湾曲したパー部132に
よって本体に接続されたホーゼル130からなる。本発
明にもとづくゴルフクラブヘッド100の全体の形状
は、従来のゴルフクラブヘッド10の形状とほぼ同様で
ある。形状は、本発明のヘッド100の二重面ソール1
22が従来と最も顕著に異なっている。図2A−2Bに
最もよく示されるように、ヘッドのトウ24とヒール2
6を滑らかに接続するほぼ単一の湾曲した表面がヘッド
の連続する底面を形成する従来のゴルフクラブヘッドの
ソール22と異なり、本発明にもとづくヘッド100の
ソール122は、クラブヘッドの前面114の下前縁部
162のトウにある点160から後部にある下後縁部1
66の中間点164まで延びるおおよその対角線154
で交差する二つの非正接面150および152で構成さ
れる二重複合面である。ヘッド100のソールの(ヒー
ルに隣接した)ヒール側表面150は、図4Aに示す従
来のヘッド10のソールとほぼ同様な形をもちまた地面
とほぼ同じ角度をなす。しかし、ソールのトウ側表面1
52は、図4Bに示すように表面150に対してかなり
切れ込んだ形状になっており、その湾曲部のほぼ中点で
の表面152の接線176は、図4Bに最もよく示され
るように水平(H)に対してかなり大きい角度を示す。
すなわち、やはり同図に示すように、接線176とクラ
ブのフェース114の法線178の間の角度θは、図4
Aに示す従来のヘッドの対応する角度φよりかなり大き
い。本発明は、前面の下前縁部180が地面(H)から
高いところに位置できるようにし、それによって前縁部
が地面に接触して地中にめり込む傾向を低く抑えるもの
である。さらに、面152の形状とくにそれと地面との
間の大きい角度のために、切れ込んだ形状のソール面1
52が地面と接触する面積も小さくなる。そのため、ト
ウの部分でのヘッドのソールに対する地面の抵抗が少な
くなり、したがってフェースが開く傾向がさらに抑えら
れる。このような二重ソールの切れ込んだ形状のため、
ヘッドは、その重心のトウ側ではなくヒール側で地面と
接触しやすくなる。このことは、クラブがインパクト時
にスクエアな状態あるいはわずかに閉じた状態にとどま
ることに役立ち、したがってボールをより強く打ってま
っすぐにまたはわずかにドローするように飛ばせること
になる。
【0009】本発明によって従来のヘッドに比してトウ
部分でソール面152を切れ込んだ形状にすることで、
地面の抵抗を少なくするばかりでなく他の効果も得られ
る。それによって、全重量をのぞましい258グラムに
維持しながら、ヘッドのトウ部分124の重量を減ら
し、重量をヒール126へ配分し直すことができる。ト
ウがより軽くなるため、スイング中のクラブヘッドのト
ウの沈みあるいは下降が少なくなる。また、前縁部が地
面に接触してめり込む傾向がさらに少なくなり、ヘッド
と地面の間の抵抗の中心がヒール側へ移動する効果が得
られる。上に述べたように、これによってクラブヘッド
の制御性が高まり、ヘッドをスクエアな状態にとどめ、
フェースが開く傾向をを抑えることができるようにな
る。好ましくは、ソールの表面15の面積に対する切れ
込んだ面の表面152の面積は、ロングアイアンからシ
ョートアイアンへと徐々に減少するようにされる。図6
はこれを示すもので、ロングアイアンすなわち2−アイ
アンまたは3−アイアンでは、ソールの切れ込み部分の
表面積152がショートアイアンすなわち8−アイアン
または9−アイアンのソールの切れ込み部分の表面積1
52より大きいことがわかる。この理由は、ロングアイ
アンのシャフトがショートアイアンのシャフトより長い
ためである。長いシャフトは、短いシャフトよりしなり
やすく、ヘッドがより沈みやすく、したがってより地中
にめり込む傾向を示す。さらに、シャフトが長くなれば
なるほど、クラブの制御性が低くなるため、ソールの切
れ込み部分を大きくとることによってヘッドの制御性の
欠如に起因して高まるめり込みの傾向が補償される。
【0010】下の表1および図6は、アイアンの場合の
本発明の好ましい一実施形態におけるヘッド100の起
点200(図3および5A参照)からソール点164ま
での相対距離Xを示す。上に述べたように、ソール点1
64は、ソールの下後縁部166と二つのソール面15
0および152の交差をあらわす対角線154の交点で
ある。ヘッドの起点200は、クラブのソールの下前縁
部162とフランジフェース114の平面内にあるヒー
ル側の最も遠い線202(図5A参照)との交点として
定義される。この位置は、すでに述べたように前面11
4の平面とホーゼル130の間の湾曲した移行面である
パー部132の起点に対応する。表1の距離Xは、図3
に示すように、ヘッドの軸に添った起点200とソール
点164の間の縦方向の距離である。表1および図6に
示すように、この距離は、アイアンの番手が増えると徐
々に大きくなる。
【0011】 表1 アイアン (おおよその)距離 X 1 .75 2 .85 3 .95 4 1.05 5 1.15 6 1.25 7 1.35 8 1.45 9 1.55 下の表2は、番手の異なる各種クラブでの、クラブのロ
フト、フェースの法線とソールの表面152の接線の間
の角度θ、および法線176と水平Hの間の測定角XX
Xの関係を示す。
【0012】 表2 クラブ ロフト θ XXX° 起点からの位置(d) 1 17° 45° 28° 2.5” 3 20° 49° 29° 2.5” 4 23° 51° 28° 2.5” 5 26° 53° 27° 2.5” 6 29° 55° 26° 2.5” 7 32° 57° 25° 2.5” 8 35° 59° 24° 2.5” 9 39° 61° 22° 2.5” P 43° 61° 18° 2.5” 図に示すように、クラブの番手が増えてロフト角が大き
くなるにしたがって、角度θもそれに対応して増大す
る。しかし、起点から2.5インチの位置(d)で測定
した接線176と面152の間の角XXXは、1−アイ
アンで約28°またピッチングウエッジ(P)で約18
°であり、約10°の小さい範囲で変化するだけであ
る。したがって、ソール面150と面152の間の相対
的な角度差は、表2の角XXXとほぼ等しい。これは、
起点から2.5インチの点でのソール面150に対する
ソール面152の切れ込みの量を角度で示したものであ
る。2.5インチという距離は、すべてのクラブに関し
て、切れ込み面152上の同じ相対的な点位置で測定が
行なわれるように選ばれた距離である。さらに、表2に
示す実施形態にあっては、1−アイアンから9−アイア
ンまでの角XXX°は、約7°の小さな範囲内にある
が、ピッチングウエッジではその範囲が約11°に広が
る。このことは、本実施形態にあっては、本発明は、表
に示す値の約±2°をその範囲とし、例えば約16°か
ら約30°までの範囲が本発明に含まれる角度であるこ
とを意味する。
【0013】図5Aおよび5Bに示すように、本発明に
もとづくゴルフクラブヘッドは、前方および上方から見
ると従来のものと同じ形状を示す。しかし、その使用特
性は、従来のクラブと比較してかなり異なる。ヘッドの
重心をクラブのシャフト側に移し変えたため、本発明に
もとづく二重ソール面を用いたゴルフクラブは、ゴルフ
ァーに有意にすぐれた感触をあたえるものである。ヘッ
ドの重心がヒールに近くなったため、シャフトの曲がり
や捩れが少なくなる。このことは、ゴルファーのクラブ
ヘッドに対する制御性を高め、ヘッドがスクエアでなく
なる傾向を抑制する。さらに、ヘッドの沈みと地面の抵
抗が少なくなり、地面の抵抗の中心がよりヒール側に移
動するため、トウがめり込んだりクラブフェースが開い
たるする傾向も同様に抑制される。本発明の二重ソール
ヘッド構造の全体的な成果として、よりバランスがよ
く、したがってよりまっすぐで、正確で、力強いショッ
トが打てるクラブが提供されることになる。
【0014】以上、本発明の好ましい一実施形態を用い
て説明したが、当業者には、本発明の原理および精神か
ら逸脱することなくこの実施形態に各種の変更を行なえ
ることが理解されよう。本発明の範囲は、特許請求の範
囲によって画定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のゴルフクラブヘッドを示す図であり、A
は底部斜視図、Bは底部立面図、Cはトウ部斜視図であ
る。
【図2】図1と同様であるが、本発明にもとづくゴルフ
クラブヘッドを示す図であり、Aは底部斜視図、Bは底
部立面図、Cはトウ部斜視図である。
【図3】本発明にもとづくゴルフクラブヘッドのソール
をより詳細に示す底面図である。
【図4】Aは図1の従来のゴルフクラブヘッドの図1の
Cの4A−4A線に添った断面図、Bは図2の本発明に
もとづくゴルフクラブヘッドの図2のCの4B−4B線
に添った断面図である。
【図5】上記と同様に本発明にもとづくゴルフクラブヘ
ッドを示す図であり、Aは前立面図、Bは上面図であ
る。
【図6】本発明にもとづく相関するゴルフクラブヘッド
をもつクラブセットの二重面ソールのロングアイアンか
らショートアイアンへのテーパの徐々の変化を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 ゴルフクラブ 12 金属ヘッド本体 14 前面 18 周囲の縁部 20 上端面 30 ボーゼル 32 パー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィル ロジャース アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92122 サン ディエゴ カーラエ スト リート 6070 (72)発明者 ロバート ハーシュ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92056 オーシャンサイド サラーノ コ ート 1223

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面、後側、ヒール、トウ、上端、およ
    びヘッドをボールに対してアドレスするとき地面に接触
    するソールを有するヘッド本体、およびシャフトを受け
    るために該クラブヘッドのヒール部分にあるホーゼルか
    らなるゴルフクラブヘッドにおいて、該ソールは、該ホ
    ーゼルからトウへ向かって延びる第一の表面、および、
    トウからヒールへ向かって延び、トウの前縁部からヒー
    ルとソールの後縁部上のトウの間の中間点まで延びる対
    角線に添って第一の表面と交差する第二の表面を含み、
    該第一の表面は、地面とあらかじめ定められた第一の角
    度をつくる接線を有し、該第二の表面は、地面と該あら
    かじめ定められた第一の角度より大きい第二の角度をつ
    くる第二の法線を有するゴルフクラブヘッド。
  2. 【請求項2】 前記あらかじめ定められた第一の角度と
    前記第二の角度の間の差は、約16°より大きい請求項
    1に記載のゴルフクラブ。
  3. 【請求項3】 前記角度の差は、約18°と30°の間
    である請求項2に記載のゴルフクラブ。
  4. 【請求項4】 ヘッドをボールに対してアドレスすると
    き地面に接触するソールを有するヘッド本体を有し、該
    ソールは、ヘッド本体のヒールに隣接する第一の表面、
    および、該ヘッド本体のトウからヒールへ向かって延
    び、トウの領域内の該ソールの前縁部とトウとヒールの
    間のソールの後縁部上の中間点の間の対角線に添って前
    記第一の表面と交差する第二の表面を有するゴルフクラ
    ブヘッド。
  5. 【請求項5】 前記ソールの第二の表面は、地面に対し
    て該ソールの第一の表面がつくる角度よりかなり大きき
    角度をつくるソールの切れ込み部分を有する請求項4に
    記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 【請求項6】 ヘッドをボールに対してアドレスすると
    き、前記第一の表面が地面に接触し、前記第二の表面は
    上方に角度が付いて地面から離れる請求項4に記載のゴ
    ルフクラブヘッド。
  7. 【請求項7】 前記前縁部と前記後縁部の中間点での前
    記第二に表面の接線は、地面と18°と30°の間の角
    度をつくる請求の範囲6に記載のゴルフクラブヘッド。
  8. 【請求項8】 前記中間点は、ヘッドのヒールからトウ
    までの長さの約二分の一から約五分の一の間の距離だけ
    ヒールから離れた位置にある請求項4に記載のゴルフク
    ラブヘッド。
  9. 【請求項9】 前記第二の表面の接線とゴルフクラブヘ
    ッドのフェースに対する法線の間の角度は、45°と6
    0°の間にある請求項4に記載のゴルフクラブヘッド。
  10. 【請求項10】 各々がヒール、トウ、および該ヒール
    とトウの間に延びてヒールに隣接する第一の表面とトウ
    に隣接する第二の表面を有する二重面ソールを有する一
    組の相関するゴルフクラブヘッドにおいて、該第一およ
    び第二の表面は、クラブヘッドの前縁部からクラブヘッ
    ドの後縁部までの対角線で交差し、該一組の二重面ソー
    ルは、前縁部からの対角線が該一組の相関するヘッドの
    各ヘッドごとに徐々にトウに近くなる点で後縁部と交差
    するように徐々に大きいテーパが付けられている一組の
    相関するゴルフクラブヘッド。
  11. 【請求項11】 前記一組は、ロングアイアンおよびシ
    ョートアイアンを含むアイアンのセットであり、前記二
    重面ソールは、ロングアイアンからショートアイアンへ
    と徐々に大きいテーパが付けられ、前記対角線は、ショ
    ートアイアンほど徐々にトウに近くなる点で後縁部と交
    差する請求項10に記載の一組の相関するゴルフクラブ
    ヘッド。
  12. 【請求項12】 前記第一の表面は、ヘッドをボールに
    対してアドレスしたときに地面に接触し、前記表面の接
    線は、地面とあらかじめ定められた第一の角度をつく
    り、前記第二の表面は、地面と該あらかじめ定められた
    第一の角度より大きい第二の角度をつくる請求項10に
    記載の一組の相関するゴルフクラブヘッド。
  13. 【請求項13】 該第二の表面の接線は、ショートアイ
    アンでは地面と16°以上の角度をつくり、ロングアイ
    アンでは地面と30°以下の角度をつくる請求項11に
    記載の一組のゴルフクラブヘッド。
  14. 【請求項14】 ゴルフクラブのフェースに対する法線
    は、ショートアイアンでは前記接線と約60°の角度を
    つくり、ロングアイアンでは前記接線と約45°の角度
    をつくる請求項13に記載の一組のゴルフクラブヘッ
    ド。
  15. 【請求項15】 前記ヘッドは、ロングアイアンおよび
    ショートアイアンを含むアイアンからなり、前記二重面
    は、ロングアイアンからショートアイアンになるほど徐
    々に大きいテーパが付けられている請求項10に記載の
    一組のゴルフクラブヘッド。
  16. 【請求項16】 前記対角線は、該一組の中のロングア
    イアンではソールに添ってヒールとトウの間の距離の約
    二分の一程度の距離の位置でまたショートアイアンでは
    ソールに添ってヒールとトウの間の距離の約五分の一の
    距離で後縁部と交差する請求項15に記載の一組の相関
    するゴルフクラブヘッド。
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