JPH10154355A - ランドグルーブ記録式光ディスク媒体 - Google Patents
ランドグルーブ記録式光ディスク媒体Info
- Publication number
- JPH10154355A JPH10154355A JP8310567A JP31056796A JPH10154355A JP H10154355 A JPH10154355 A JP H10154355A JP 8310567 A JP8310567 A JP 8310567A JP 31056796 A JP31056796 A JP 31056796A JP H10154355 A JPH10154355 A JP H10154355A
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- JP
- Japan
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- land
- groove
- header
- recording
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安定した信頼性の高い記録再生が可能な１ス
パイラル式のランドグルーブ記録式光ディスク媒体を提
供すること。 【解決手段】 １本のスパイラル状の記録トラックを有
し、この１本のスパイラル状記録トラックが複数のヘッ
ダ領域２により複数のセクタ５に区切られ、各セクタ５
に含まれる記録トラックにはランド領域とグルーブ領域
とが交互に設けられている。また、前記各ヘッダ領域の
前後で連なる各記録トラックの一方をランド領域とする
と共に他方をグルーブ領域としたことを特徴とするラン
ドグルーブ記録式光ディスク媒体。
パイラル式のランドグルーブ記録式光ディスク媒体を提
供すること。 【解決手段】 １本のスパイラル状の記録トラックを有
し、この１本のスパイラル状記録トラックが複数のヘッ
ダ領域２により複数のセクタ５に区切られ、各セクタ５
に含まれる記録トラックにはランド領域とグルーブ領域
とが交互に設けられている。また、前記各ヘッダ領域の
前後で連なる各記録トラックの一方をランド領域とする
と共に他方をグルーブ領域としたことを特徴とするラン
ドグルーブ記録式光ディスク媒体。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランドグルーブ記
録式光ディスク媒体に係り、特に、１スパイラル型のラ
ンドグルーブ記録式光ディスク媒体に関する。
録式光ディスク媒体に係り、特に、１スパイラル型のラ
ンドグルーブ記録式光ディスク媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】記録可能な光ディスク媒体においては、
光ディスク上にトラッキングのための案内溝を設け、そ
の溝にそってデータの記録再生を行う方式が多く用いら
れている。
光ディスク上にトラッキングのための案内溝を設け、そ
の溝にそってデータの記録再生を行う方式が多く用いら
れている。
【０００３】特に近年では、高密度記録に対応するため
に、案内溝内のグルーブ領域と、隣接する案内溝間のラ
ンド領域との両方を記録トラックとして使用する方法が
提案されている。かかる記録トラックの構成によると、
案内溝の周期が従来と同一であっても、従来の２倍の記
録トラック密度を実現することができる。
に、案内溝内のグルーブ領域と、隣接する案内溝間のラ
ンド領域との両方を記録トラックとして使用する方法が
提案されている。かかる記録トラックの構成によると、
案内溝の周期が従来と同一であっても、従来の２倍の記
録トラック密度を実現することができる。
【０００４】ここで、ランド領域とグルーブ領域との両
方を記録トラックとして用いる場合、従来のスパイラル
状（らせん状）の案内溝をそのまま用いると、ランド領
域とグルーブ領域とのつながりはなく、２重スパイラル
の記録トラックとして構成されることになる。従って、
光スポットがランド領域とグルーブ領域との間を遷移す
るためには、トラックサーボ動作において強制的にレン
ズをシフトするトラックジャンプ動作が必要となる。
方を記録トラックとして用いる場合、従来のスパイラル
状（らせん状）の案内溝をそのまま用いると、ランド領
域とグルーブ領域とのつながりはなく、２重スパイラル
の記録トラックとして構成されることになる。従って、
光スポットがランド領域とグルーブ領域との間を遷移す
るためには、トラックサーボ動作において強制的にレン
ズをシフトするトラックジャンプ動作が必要となる。
【０００５】一方、このようなトラックジャンプ動作を
せずにランド領域とグルーブ領域とをつなげて一本のス
パイラル状の記録トラックとして構成する方式が、日経
エレクトロニクス６４８号の１６８頁図３に示されてい
る。
せずにランド領域とグルーブ領域とをつなげて一本のス
パイラル状の記録トラックとして構成する方式が、日経
エレクトロニクス６４８号の１６８頁図３に示されてい
る。
【０００６】以下、図４に基づいてその構成を説明す
る。光ディスク媒体５１の記録面には円周に沿って複数
のグルーブ領域５３とランド領域５４とが形成されてい
る。また、これらの領域が形成するスパイラルの途中に
は複数のヘッダ領域５９，６０が設けられている。この
うち、特定の切り替えヘッダ領域５９においてランド領
域５４とグルーブ領域５３とが接続されている。このた
め、ランド領域５４とグルーブ領域５３とがディスク一
周毎に交互に記録トラックとして使用される構成となっ
ている。
る。光ディスク媒体５１の記録面には円周に沿って複数
のグルーブ領域５３とランド領域５４とが形成されてい
る。また、これらの領域が形成するスパイラルの途中に
は複数のヘッダ領域５９，６０が設けられている。この
うち、特定の切り替えヘッダ領域５９においてランド領
域５４とグルーブ領域５３とが接続されている。このた
め、ランド領域５４とグルーブ領域５３とがディスク一
周毎に交互に記録トラックとして使用される構成となっ
ている。
【０００７】この構成では、トラックサーボ動作におい
て電気的に信号極性を反転するだけでランド領域５４と
トラック領域５３とを連続的に使用することができる。
て電気的に信号極性を反転するだけでランド領域５４と
トラック領域５３とを連続的に使用することができる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、ランド領域５４とグルーブ領域５３と
の交代が行われない通常ヘッダ領域６０から、領域の交
代が生じる切替ヘッダ領域５９を区別して検出する必要
がある。このため、各ヘッダ領域の通過時に常にそのヘ
ッダ領域が通常ヘッダか切替ヘッダかを判断するので、
切替ヘッダ通過時のフォーカスの切替が遅れるところ、
記録再生の信頼性に欠ける不都合があった。また、検出
したヘッダ領域が切替ヘッダであった場合だけフォーカ
スのサーボ動作が行われるので、ディスク一周の記録再
生動作が安定的にならない不都合があった。
来例にあっては、ランド領域５４とグルーブ領域５３と
の交代が行われない通常ヘッダ領域６０から、領域の交
代が生じる切替ヘッダ領域５９を区別して検出する必要
がある。このため、各ヘッダ領域の通過時に常にそのヘ
ッダ領域が通常ヘッダか切替ヘッダかを判断するので、
切替ヘッダ通過時のフォーカスの切替が遅れるところ、
記録再生の信頼性に欠ける不都合があった。また、検出
したヘッダ領域が切替ヘッダであった場合だけフォーカ
スのサーボ動作が行われるので、ディスク一周の記録再
生動作が安定的にならない不都合があった。
【０００９】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、安定した信頼性の高い記録再生が可能
な１スパイラル式のランドグルーブ記録式光ディスク媒
体を提供することを、その目的とする。
を改善し、特に、安定した信頼性の高い記録再生が可能
な１スパイラル式のランドグルーブ記録式光ディスク媒
体を提供することを、その目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の発明では、１本のスパイラル状の記
録トラックを有し、この１本のスパイラル状記録トラッ
クが複数のヘッダ領域により複数のセクタに区切られ、
各セクタに含まれる記録トラックにはランド領域とグル
ーブ領域とが交互に設けられているランドグルーブ記録
式光ディスク媒体を前提とし、更に、各ヘッダ領域の前
後で連なる各記録トラックの一方をランド領域とすると
共に他方をグルーブ領域とした、という構成を採ってい
る。
め、請求項１記載の発明では、１本のスパイラル状の記
録トラックを有し、この１本のスパイラル状記録トラッ
クが複数のヘッダ領域により複数のセクタに区切られ、
各セクタに含まれる記録トラックにはランド領域とグル
ーブ領域とが交互に設けられているランドグルーブ記録
式光ディスク媒体を前提とし、更に、各ヘッダ領域の前
後で連なる各記録トラックの一方をランド領域とすると
共に他方をグルーブ領域とした、という構成を採ってい
る。
【００１１】本発明では、光スポットが記録トラックを
追従すると、各ヘッダ領域を通過する毎にランド領域と
グルーブ領域とが交互に入れ替わる。
追従すると、各ヘッダ領域を通過する毎にランド領域と
グルーブ領域とが交互に入れ替わる。
【００１２】請求項２記載の発明では、上記発明にあっ
て、各ヘッダ領域の先頭に、当該ヘッダ領域の存在を示
す固定信号パターンが記録されている、という構成を採
っている。
て、各ヘッダ領域の先頭に、当該ヘッダ領域の存在を示
す固定信号パターンが記録されている、という構成を採
っている。
【００１３】本発明では、固定信号パターンからヘッダ
領域の存在を認識し、光スポットのフォーカス位置をラ
ンド領域又はグルーブ領域に対応するように切り替え
る。
領域の存在を認識し、光スポットのフォーカス位置をラ
ンド領域又はグルーブ領域に対応するように切り替え
る。
【００１４】請求項３記載の発明では、上記発明にあっ
て、固定信号パターンを、ヘッダ領域に記録された他の
信号パターンに表れない特異信号パターンとした、とい
う構成を採っている。
て、固定信号パターンを、ヘッダ領域に記録された他の
信号パターンに表れない特異信号パターンとした、とい
う構成を採っている。
【００１５】本発明では、ヘッド領域に記憶された他の
信号パターンに表れない特異信号パターンからヘッダ領
域の存在を認識し、光スポットのフォーカス位置をラン
ド領域又はグルーブ領域に対応するように切り替える。
信号パターンに表れない特異信号パターンからヘッダ領
域の存在を認識し、光スポットのフォーカス位置をラン
ド領域又はグルーブ領域に対応するように切り替える。
【００１６】これらにより、前述した目的を達成しよう
とするものである。
とするものである。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図１
乃至図３に基づいて説明する。
乃至図３に基づいて説明する。
【００１８】図１に示す光ディスク媒体１は、１本のス
パイラル状の記録トラックを有し、この１本のスパイラ
ル状記録トラックが複数のヘッダ領域２により複数のセ
クタ５に区切られ、各セクタ５に含まれる記録トラック
にはランド領域４とグルーブ領域３とが交互に設けられ
ている。また、各ヘッダ領域２の前後で連なる各記録ト
ラックの一方をランド領域４とすると共に他方をグルー
ブ領域３としている。
パイラル状の記録トラックを有し、この１本のスパイラ
ル状記録トラックが複数のヘッダ領域２により複数のセ
クタ５に区切られ、各セクタ５に含まれる記録トラック
にはランド領域４とグルーブ領域３とが交互に設けられ
ている。また、各ヘッダ領域２の前後で連なる各記録ト
ラックの一方をランド領域４とすると共に他方をグルー
ブ領域３としている。
【００１９】これを更に詳述すると、光ディスク媒体１
には、案内溝が形成されたグルーブ領域３と、案内溝間
のランド領域４とが記録トラックとして設けられてい
る。これらの記録トラックは、複数のヘッダ領域２によ
り複数のセクタ５に分割されている。そして、各ヘッダ
領域２の前後では常にランド領域４とグルーブ領域３と
が交代する構成となっている。
には、案内溝が形成されたグルーブ領域３と、案内溝間
のランド領域４とが記録トラックとして設けられてい
る。これらの記録トラックは、複数のヘッダ領域２によ
り複数のセクタ５に分割されている。そして、各ヘッダ
領域２の前後では常にランド領域４とグルーブ領域３と
が交代する構成となっている。
【００２０】このようなトラック構成を可能としたの
は、ディスク一回転のセクタ数を奇数個に設定したこと
にある。これによると、一回転後は光スポットが内隣の
記録トラックに移動するため、全てのランド領域４及び
グルーブ領域３を一本のスパイラル状の記録トラックと
して構成できる。
は、ディスク一回転のセクタ数を奇数個に設定したこと
にある。これによると、一回転後は光スポットが内隣の
記録トラックに移動するため、全てのランド領域４及び
グルーブ領域３を一本のスパイラル状の記録トラックと
して構成できる。
【００２１】従って、特にトラックジャンプ動作をする
ことなく、ランド領域４とグルーブ領域３の両方を連続
的に記録トラックとして利用することが出来る点は、従
来例に挙げた１スパイラル式の光ディスク媒体と同様で
ある。
ことなく、ランド領域４とグルーブ領域３の両方を連続
的に記録トラックとして利用することが出来る点は、従
来例に挙げた１スパイラル式の光ディスク媒体と同様で
ある。
【００２２】これに加え、本実施形態の光ディスク媒体
１では、サーボの極性切替動作においてヘッダ領域２の
検出さえできればよく、従来例のように、そのヘッダ領
域２が図４の通常ヘッダ領域６０であるか又は切替ヘッ
ダ領域５９であるかを区別する必要がない。このため、
ヘッダ領域の種類を判断する処理が不要となり、ヘッダ
領域検出時のサーボの極性切替動作を迅速に行うことが
できるところ、記録再生の信頼性を向上することが可能
である。また、各ヘッダ領域検出時の処理が全てのヘッ
ダ領域で統一化されるので、ディスク一周について安定
的な記録再生動作を実現することが可能となる。
１では、サーボの極性切替動作においてヘッダ領域２の
検出さえできればよく、従来例のように、そのヘッダ領
域２が図４の通常ヘッダ領域６０であるか又は切替ヘッ
ダ領域５９であるかを区別する必要がない。このため、
ヘッダ領域の種類を判断する処理が不要となり、ヘッダ
領域検出時のサーボの極性切替動作を迅速に行うことが
できるところ、記録再生の信頼性を向上することが可能
である。また、各ヘッダ領域検出時の処理が全てのヘッ
ダ領域で統一化されるので、ディスク一周について安定
的な記録再生動作を実現することが可能となる。
【００２３】なお、セクタ数を偶数個に設定した場合
は、ランド領域とグルーブ領域との２重スパイラルとし
て記録トラックを構成することもできる。
は、ランド領域とグルーブ領域との２重スパイラルとし
て記録トラックを構成することもできる。
【００２４】また、本実施形態による光ディスク媒体に
おいても、セクタ容量を変えずにディスク全体の容量を
増やすＺＣＡＶ（zone constant angular velocity）や
ＺＣＬＶ（zone constant linear velocity）等の方式
を利用することは可能である。それには図２に示すよう
に、光ディスク媒体１を半径方向に複数のゾーン６に分
割すると共に、ヘッダ領域２によって分割されるディス
ク１周当たりのセクタ数を各ゾーン６毎に異ならせて設
定すれば良い。
おいても、セクタ容量を変えずにディスク全体の容量を
増やすＺＣＡＶ（zone constant angular velocity）や
ＺＣＬＶ（zone constant linear velocity）等の方式
を利用することは可能である。それには図２に示すよう
に、光ディスク媒体１を半径方向に複数のゾーン６に分
割すると共に、ヘッダ領域２によって分割されるディス
ク１周当たりのセクタ数を各ゾーン６毎に異ならせて設
定すれば良い。
【００２５】ここで、ヘッダ領域２の構成は、図３
（ａ）に示すように、全ての記録トラック毎に個別にヘ
ッダ情報を記録する方式（専用アドレス方式）でも良い
し、図３（ｂ）に示すように、ランド領域４とグルーブ
領域３との境にヘッダ情報を記録する方式（共用アドレ
ス方式）でも良い。
（ａ）に示すように、全ての記録トラック毎に個別にヘ
ッダ情報を記録する方式（専用アドレス方式）でも良い
し、図３（ｂ）に示すように、ランド領域４とグルーブ
領域３との境にヘッダ情報を記録する方式（共用アドレ
ス方式）でも良い。
【００２６】また、ヘッダ領域２の検出を更に安定かつ
容易に行えるようにするため、ヘッダ領域２の先頭に当
該ヘッダ領域２の存在を示す固有信号パターンを記録し
た固有パターン領域８を設けると良い。例えば、最も簡
単なパターンは、図３（ａ）に示すように、一定区間の
無データ領域としてミラー領域７を形成するものであ
る。一方、図３（ｂ）に示すように、ヘッド領域２に記
録された他の信号パターンに表れない特異信号パターン
を上記固有信号パターンとして固有パターン領域８に記
録しても良い。
容易に行えるようにするため、ヘッダ領域２の先頭に当
該ヘッダ領域２の存在を示す固有信号パターンを記録し
た固有パターン領域８を設けると良い。例えば、最も簡
単なパターンは、図３（ａ）に示すように、一定区間の
無データ領域としてミラー領域７を形成するものであ
る。一方、図３（ｂ）に示すように、ヘッド領域２に記
録された他の信号パターンに表れない特異信号パターン
を上記固有信号パターンとして固有パターン領域８に記
録しても良い。
【００２７】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、ヘッダ領域の前後で常にランド
領域とグルーブ領域とが入れ替わるので、ヘッダ領域の
種類を判断する処理が不要となり、ヘッダ領域検出時の
サーボの極性切替動作を迅速に行うことができるとこ
ろ、記録再生の信頼性を向上することが可能である。ま
た、各ヘッダ領域検出時の処理が全てのヘッダ領域で統
一化されるので、ディスク一周について安定的な記録再
生動作を実現することが可能となる。
るので、これによると、ヘッダ領域の前後で常にランド
領域とグルーブ領域とが入れ替わるので、ヘッダ領域の
種類を判断する処理が不要となり、ヘッダ領域検出時の
サーボの極性切替動作を迅速に行うことができるとこ
ろ、記録再生の信頼性を向上することが可能である。ま
た、各ヘッダ領域検出時の処理が全てのヘッダ領域で統
一化されるので、ディスク一周について安定的な記録再
生動作を実現することが可能となる。
【００２８】また、請求項２記載の発明では、ヘッダ領
域の先頭に固有信号パターンを記録しておくことにより
当該ヘッダ領域の検出を安定かつ容易に行うことがで
き、更に、請求項３記載の発明では、固有信号パターン
をヘッダ領域に記録された他の信号パターンと異なる特
異パターンとすることでヘッダ領域の検出を特に安定か
つ容易に行うことができる。このため、ヘッダ領域の前
後における光スポットのフォーカス位置の切替を確実に
行うことが可能となる、という従来にない優れたランド
グルーブ記録式光ディスク媒体を提供することができ
る。
域の先頭に固有信号パターンを記録しておくことにより
当該ヘッダ領域の検出を安定かつ容易に行うことがで
き、更に、請求項３記載の発明では、固有信号パターン
をヘッダ領域に記録された他の信号パターンと異なる特
異パターンとすることでヘッダ領域の検出を特に安定か
つ容易に行うことができる。このため、ヘッダ領域の前
後における光スポットのフォーカス位置の切替を確実に
行うことが可能となる、という従来にない優れたランド
グルーブ記録式光ディスク媒体を提供することができ
る。
【図１】本発明の一実施形態を示す光ディスク媒体の記
録面の概略構成図である。
録面の概略構成図である。
【図２】本発明の光ディスク媒体にＺＣＡＶやＺＣＬＶ
等の方式を適用する場合における記録面の概略構成図で
ある。
等の方式を適用する場合における記録面の概略構成図で
ある。
【図３】ヘッダ領域の一構成例を示す概略構成図であっ
て、図３（ａ）は専用アドレス方式、図３（ｂ）は共用
アドレス方式を示す。
て、図３（ａ）は専用アドレス方式、図３（ｂ）は共用
アドレス方式を示す。
【図４】従来例を示す構成図である。
１ 光ディスク媒体 ２ ヘッダ領域 ３ グルーブ領域 ４ ランド領域 ５ セクタ ６ ゾーン ７ ミラー領域 ８ 固定パターン領域 ５９ 切替ヘッダ領域 ６０ 通常ヘッダ領域
Claims (3)
- 【請求項１】 １本のスパイラル状の記録トラックを有
し、この１本のスパイラル状記録トラックが複数のヘッ
ダ領域により複数のセクタに区切られ、各セクタに含ま
れる記録トラックにはランド領域とグルーブ領域とが交
互に設けられているランドグルーブ記録式光ディスク媒
体において、 前記各ヘッダ領域の前後で連なる各記録トラックの一方
をランド領域とすると共に他方をグルーブ領域としたこ
とを特徴とするランドグルーブ記録式光ディスク媒体。 - 【請求項２】 前記各ヘッダ領域の先頭に、当該ヘッダ
領域の存在を示す固定信号パターンが記録されているこ
とを特徴とした請求項１記載のランドグルーブ記録式光
ディスク媒体。 - 【請求項３】 前記固定信号パターンを、前記ヘッダ領
域に記録された他の信号パターンに表れない特異信号パ
ターンとしたことを特徴とする請求項２記載のランドグ
ルーブ記録式光ディスク媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8310567A JPH10154355A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | ランドグルーブ記録式光ディスク媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8310567A JPH10154355A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | ランドグルーブ記録式光ディスク媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10154355A true JPH10154355A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18006803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8310567A Pending JPH10154355A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | ランドグルーブ記録式光ディスク媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10154355A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100636091B1 (ko) * | 1999-04-21 | 2006-10-19 | 삼성전자주식회사 | 광 기록 매체와 그 기록 방법 |
-
1996
- 1996-11-21 JP JP8310567A patent/JPH10154355A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100636091B1 (ko) * | 1999-04-21 | 2006-10-19 | 삼성전자주식회사 | 광 기록 매체와 그 기록 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990803 |