JPH10153893A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10153893A
JPH10153893A JP9059656A JP5965697A JPH10153893A JP H10153893 A JPH10153893 A JP H10153893A JP 9059656 A JP9059656 A JP 9059656A JP 5965697 A JP5965697 A JP 5965697A JP H10153893 A JPH10153893 A JP H10153893A
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manual
image forming
jam
forming operation
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JP9059656A
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Kouji Takanuma
孝二 高沼
Eiichi Kato
栄一 加藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手差給紙センサの出力結果に拘らず画像形成
動作を実行させる手差給紙モード時、手差給紙口に用紙
がセットされないまま画像形成動作が開始されて不給紙
ジャムの検知により画像形成動作が停止した場合、その
後の画像形成動作のための作業を簡単にする。 【解決手段】 不給紙ジャム検知手段が不給紙ジャムを
検知しても(ステップS14)、以後の画像形成動作を
許容する(ステップS19)。これにより、手差給紙口
に用紙がセットされないまま画像形成動作が開始されて
不給紙ジャムの検知により画像形成動作が停止した場合
でも、直ちに以後の画像形成動作が実行可能となり、実
際にはジャム紙がないのにジャム解除の作業を行わない
と以後の画像形成動作を行うことができなくなってしま
うような煩雑さが回避され、作業の容易化が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手差給紙可能な複
写機やプリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やプリンタ等の画像形成装
置には、手差給紙可能な機種がある。このような画像形
成装置では、一般に、手差給紙口を開放することによっ
て手差給紙モードでの画像形成動作が選択される。
【0003】ここで、手差給紙口にセットされる用紙
は、手差給紙の性質上、定形外の用紙であることも多
く、例えばのし紙等の極めて幅が狭い用紙がセットされ
ることも予想される。このような場合、手差給紙口に手
差給紙センサを設けて用紙の有無を検知するような構成
のものでは、用紙が手差給紙センサの検知エリアから外
れてその有無が検知できず、手差給紙センサの検知結果
に基づき行う制御が正しく行われなくなってしまうこと
がある。これは、手差給紙ローラが手差給紙経路の中央
に配置される構造上、手差給紙センサは手差給紙経路の
端部に配置せざるを得ないところ、中央基準で手差給紙
を行なう場合には、手差給紙経路の端部に配置された手
差給紙センサによっては幅狭サイズの用紙の有無を検知
できない場合があるからである。そこで、従来、手差給
紙口には手差給紙センサを設けず、手差給紙口における
用紙の有無を検知しないような機種も多い。ところが、
このようにすると、現実には手差給紙口に用紙がセット
されていないにも拘らず、画像形成装置において画像形
成動作が実行されてしまい不都合である。
【0004】そこで、特開平5−88489号公報に開
示された発明のように、手差給紙口には手差給紙センサ
を設けておき、この手差給紙センサが用紙を検知した場
合にのみ画像形成動作を実行させる動作モード(以下、
第一の手差給紙モードという)と、手差給紙センサの出
力結果に拘らず画像形成動作を実行させる動作モード
(以下、第二の手差給紙モードという)とを選択可能に
した発明がなされている。このような発明によれば、第
一の手差給紙モードを選択すれば、用紙の有無を検知し
てこの検知結果に基づく種々の制御を伴う画像形成動作
を行うことができ、また、第二の手差給紙モードを選択
すれば、手差給紙センサに反応しないような幅狭の用紙
に対しても画像形成動作を実行させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平5−
88489号公報に開示されたような画像形成装置で
は、第二の手差給紙モードが選択されている場合に手差
給紙口に用紙がセットされないまま画像形成動作を開始
してしまうと、画像形成装置内で不給紙ジャムの検知が
なされて画像形成動作が停止し、実際にはジャム紙がな
いのにジャム解除の作業を行わないと以後の画像形成動
作を行うことができなくなってしまうという問題があ
る。このため、作業が煩雑になる。
【0006】本発明の目的は、手差給紙センサの出力結
果に拘らず画像形成動作を実行させる動作モード時、手
差給紙口に用紙がセットされないまま画像形成動作が開
始され、不給紙ジャムが検知されて画像形成動作が停止
した場合、その後の画像形成動作のための作業を簡単に
することができる画像形成装置を得ることである。
【0007】本発明の別の目的は、手差給紙センサの出
力結果に拘らず画像形成動作を実行させる動作モード
時、手差給紙口に用紙がセットされないまま画像形成動
作が開始され、不給紙ジャムが検知されて画像形成動作
が停止した場合、その不給紙ジャムの種類を検知するこ
とができる画像形成装置を得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像形成
装置の発明は、手差給紙口からの給紙を受け付ける手差
給紙モードでの画像形成動作を選択する手差給紙モード
選択手段と、手差給紙センサの出力によって手差給紙口
への用紙セットの有無を検知する手差用紙検知手段と、
通紙経路に配置された用紙センサの出力によって不給紙
ジャムを検知する不給紙ジャム検知手段と、手差給紙モ
ード中、第一の手差給紙モードと第二の手差給紙モード
とを選択する動作モード選択手段とを備え、第一の手差
給紙モードでは、手差用紙検知手段が用紙を検知した場
合にのみ画像形成動作を許容し、第二の手差給紙モード
では、手差用紙検知手段の用紙検知とは無関係に画像形
成動作を許容し、不給紙ジャム検知手段が不給紙ジャム
を検知しても以後の画像形成動作を許容する。ここで、
「不給紙ジャム」は、通紙経路に用紙が給紙されないこ
とにより発生する。
【0009】したがって、手差給紙モード選択手段によ
って手差給紙モードでの画像形成動作が選択された場
合、動作モード選択手段によって第一の手差給紙モード
と第二の手差給紙モードとの選択が可能となる。第一の
手差給紙モードでは、手差用紙検知手段が用紙を検知し
た場合にのみ画像形成動作が許容される。第二の手差給
紙モードでは、手差用紙検知手段の用紙検知とは無関係
に画像形成動作が許容され、不給紙ジャム検知手段が通
紙経路内での不給紙ジャムを検知しても、以後の画像形
成動作が許容される。これにより、手差給紙口に用紙が
セットされないまま画像形成動作が開始されて不給紙ジ
ャムの検知により画像形成動作が停止した場合でも、直
ちに以後の画像形成動作が実行可能となり、実際にはジ
ャム紙がないのにジャム解除の作業を行わないと以後の
画像形成動作を行うことができなくなってしまうような
煩雑さがない。
【0010】ここで、請求項1記載の発明では、用紙セ
ンサの出力によって不給紙ジャムを検知しているため、
第二の手差給紙モードにおいて、実際には、通紙経路に
用紙が給紙されないために不給紙ジャムが発生している
のか、あるいは、通紙経路に用紙が詰まる用紙ジャムが
発生しているのかの判別がつかない場合がある。
【0011】そこで、請求項2記載の発明は、請求項1
記載の画像形成装置において、第二の手差給紙モードで
は、手差用紙検知手段の検知結果を一時記憶し、不給紙
ジャム検知手段が不給紙ジャムを検知した場合に一時記
憶された検知結果を検索し、手差用紙検知手段が用紙を
検知していた場合には以後の画像形成動作を禁止する。
したがって、第二の手差給紙モードにおいて、不給紙ジ
ャム発生時、実際には手差給紙口に用紙がセットされて
いた場合には以後の画像形成動作が禁止され、ジャム解
除の作業が促される。つまり、用紙が元々セットされな
いことを原因とする不給紙ジャムなのか、あるいは、通
紙経路において用紙が実際に詰まっていることを原因と
する用紙ジャムなのかの区別が付けられ、より正確な不
給紙ジャム検知がなされる。そして、用紙ジャムが実際
に発生している場合には、以後の画像形成動作が禁止さ
れ、事態が悪化することが防止される。
【0012】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の画像形成装置において、不給紙ジャム検知手段は、
用紙センサとしてレジストセンサを用い、このレジスト
センサの出力によって不給紙ジャムを検知する。ここ
で、「レジストセンサ」は、画像位置合わせのために用
いられるレジストローラの近傍に配置されて用紙の通過
を判定するためのセンサであり、通常、手差給紙口の近
傍に配置される。したがって、レジストセンサの出力に
よって用紙が検出されない場合、不給紙ジャム発生の蓋
然性が高い。よって、通紙経路に用紙が給紙されないた
めに不給紙ジャムが発生しているのか、通紙経路に用紙
が詰まる用紙ジャムが発生しているのかの判別が現実に
はつかないながらも、より高精度に不給紙ジャムが検出
される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。本実施の形態は、複写機1への適用例
である。
【0014】図1は、複写機1の縦断側面図である。複
写機1は、概略的には、スキャナ部2で光学的に読み取
ったコンタクトガラス3上の原稿画像に基づき画像形成
ユニット4で静電写真プロセスによる画像形成を行い、
これを給紙部5又は手差給紙部6から通紙経路7を経て
搬送された図示しない用紙に転写し、用紙の転写画像を
定着装置8で加熱加圧定着して排紙トレイ9に排紙する
構造である。
【0015】図2は、画像形成ユニット4の模式図であ
る。この画像形成ユニット4は、感光ドラム10を帯電
部11により帯電し、スキャナ部2からの露光Eにより
コンタクトガラス3上の原稿画像に基づく静電潜像を感
光ドラム10上に形成し、現像部12により静電潜像に
トナーを付着させて可視像を形成する。そして、給紙部
5又は手差給紙部6から通紙経路7を経て搬送された用
紙をレジスト部13で一時停止させ、感光ドラム10上
の画像先端と用紙先端とを一致させるタイミング調整を
行い、転写部14で感光ドラム10上の可視像を用紙上
に転写する。この際、用紙上に転写されず感光ドラム1
0上に残留するトナーをクリーニング部15で掻き落
し、感光ドラム10上の電荷を除電部16で除電して再
び帯電部11に導く。なお、現像部12よりも感光ドラ
ム10の回転方向上流側に位置するイレーサ17は、画
像形成領域以外を消去する機能を持つ。
【0016】図3は、手差給紙部6の斜視図である。図
1及び図3に示すように、手差給紙部6は、手差給紙カ
バー18を開くことで開放される手差給紙紙口19に手
差給紙ローラ20と用紙分離機構21とが配設されて形
成されている。また、手差給紙部6には、手差給紙カバ
ー18の開閉に応じて異なる信号を出力する図示しない
手差給紙カバーセンサ、及び、手差給紙口19への用紙
セットの有無に応じて異なる信号を出力する手差給紙セ
ンサ22も設けられている。手差給紙カバーセンサは、
手差給紙カバー18が開かれるとオンする。手差給紙セ
ンサ22は、手差給紙口19に用紙が差し込まれるとオ
ンする。複写機1が備えるその他のセンサ類としては、
図1に示すように、用紙センサとしてのレジストセンサ
23及び排紙センサ24等が備えられている。レジスト
センサ23は、通紙経路7中のレジスト部13に到る直
前位置に配置され、この位置を用紙が通過することによ
りオンする。排紙センサ24は、通紙経路7中の排紙ト
レイ9に到る直前位置に配置され、この位置を用紙が通
過することによりオンする。
【0017】図4は、複写機1における各センサ22,
23,24の配置位置を示す模式図である。図4に示す
ように、手差給紙センサ22は手差給紙ローラ20に隣
接する端部に配置され、レジストセンサ23及び排紙セ
ンサ24は通紙経路7における中央線C上に配置されて
いる。手差給紙センサ22の配置位置が中央線Cから外
れた端部であるというのは、手差給紙ローラ20が中央
線C上に配置されているという構造上から不可避であ
る。
【0018】図5は、複写機1の動作制御を行うための
各部の電気的接続を示すブロック図である。各部を集中
制御するCPU25にはバスラインBSを介して各部が
接続されている。各部というのは、制御プログラム等の
固定データを格納するROM26、可変データを一時記
憶するRAM27、電気的に記憶データの消去書替が可
能なEEPROM28、スキャナ部2、画像形成ユニッ
ト4、給紙搬送部29、及び操作パネル30等である。
EEPROM28には、機械の調整値やジャム発生時の
複写枚数等、メイン電源がオフにされても保存しておき
たいデータが格納される。スキャナ部2では、その可動
部を駆動するスキャナモータ31やスキャニングに際し
て必要な検出を行うセンサ32がCPU25に駆動制御
される。画像形成ユニット4では、帯電部11、現像部
12、転写部14、イレーサ17等がCPU25に駆動
制御される。給紙搬送部29は、給紙部5、手差給紙部
6及び用紙の搬送系からなり、それらの駆動源であるモ
ータ33、レジスト部13でのレジスト動作に必要なソ
レノイド34、手差給紙センサ22、レジストセンサ2
3、及び排紙センサ24等がCPU25に駆動制御され
る。
【0019】ここで、複写機1では、通常の複写動作に
おいてはCPU25を主体とする制御部によって一般的
な複写機と同様な駆動制御が行われる。したがって、そ
の説明は省略する。これに対し、複写機1は、手差給紙
動作において特長的な駆動制御処理を行う。このような
駆動制御処理は、ROM26に格納された制御プログラ
ムに従いCPU25が各部を駆動制御することにより実
行される。以下、手差給紙動作における駆動制御処理に
ついて説明する。
【0020】図6は、手差給紙モードにおける二つの動
作モードの処理手順を示すフローチャートである。ま
ず、手差給紙カバー18が開かれると、その開閉に反応
する手差給紙カバーセンサの出力信号が変化し、これが
CPU25に認識されて手差給紙モードが選択される
(手差給紙モード選択手段)。手差給紙モードには第一
の手差給紙モードと第二の手差給紙モードとの二種類が
あり、それぞれ手差給紙口19からの給紙を受け付ける
点で共通している。第一の手差給紙モードと第二の手差
給紙モードとの選択は、操作パネル30での設定操作に
よりなされる。つまり、操作パネル30でいずれかの手
差給紙モードを選択すると、操作パネル30からの選択
信号がCPU25に認識され、一方の手差給紙モードが
選択される(動作モード選択手段)。
【0021】ここで、第一の手差給紙モードと第二の手
差給紙モードとの相違は、複写動作実行の可否を決定す
るものとして、手差給紙部6に設けられた手差給紙セン
サ22の出力を有効と認識するか無効と認識するかを本
質的な相違とする。すなわち、図6中、第一の手差給紙
モードが選択されている場合には、手差給紙センサ22
の出力を有効と認識して無視せず(ステップS1)、手
差給紙センサ22がオンと判定された場合(ステップS
2)、つまり、手差給紙口19に用紙がセットされた場
合にのみ複写動作の実行が許容される(ステップS
3)。第一の手差給紙モードでは、ステップS2で手差
給紙センサ22がオフと判定された場合、つまり、手差
給紙口19に用紙がセットされていない場合には、複写
動作の実行が禁止される(ステップS4)。これに対
し、第二の手差給紙モードが選択されている場合には、
手差給紙センサ22の出力を無効と認識して無視し(ス
テップS1)、手差給紙センサ22の出力結果をRAM
27内の一時記憶エリアに一時記憶した後(ステップS
5)、複写動作の実行が許容される(ステップS3)。
これにより、手差給紙センサ22に反応しないような幅
狭の用紙が手差給紙口19にセットされたような場合に
も、複写動作が実行される。
【0022】図7は、手差給紙モード時における不給紙
ジャム発生時の処理手順を示すフローチャートである。
不給紙ジャムは、通紙経路7に用紙が給紙されないこと
により発生する。このような不給紙ジャムの発生は、レ
ジストセンサ23と排紙センサ24との出力信号のタイ
ミングに基づくCPU25の検知処理によって検知され
る。つまり、手差給紙動作開始後、所定時間内にレジス
トセンサ23がオンしなければ、CPU25は不給紙ジ
ャムの発生を検知する。ここに、不給紙ジャム検知手段
の機能が実行される。
【0023】CPU25は、定期的なタイミングで図7
の処理手順を実行するサブルーチンに入り、不給紙ジャ
ムの発生を監視する(ステップS11)。この際、不給
紙ジャムの発生が検知されない場合には、他の処理手順
の実行ルーチンに移る(ステップS12)。これに対
し、不給紙ジャムが検知された場合には、複写機1の複
写動作が停止される(ステップS13)。その後、手差
給紙センサ22の出力を有効と認識して無視しない場
合、つまり、第一の手差給紙モードが選択されている場
合には(ステップS14)、CPU25は動作モードと
して不給紙ジャムをセットする(ステップS15)。不
給紙ジャムの動作モードでは、不給紙ジャムが解除され
るまで、その後の複写動作の実行が禁止される(ステッ
プS16)。これに対し、手差給紙センサ22の出力を
無効と認識して無視する場合、つまり、第二の手差給紙
モードが選択されている場合には(ステップS14)、
図6に示すフローチャート中のステップS5の処理でR
AM27内の一時記憶エリアに一時記憶された手差給紙
センサ22の出力結果を参照する(ステップS17)。
その結果、手差給紙センサ22がオンしていた場合、つ
まり、給紙開始時に用紙が手差給紙口19にセットされ
ていた場合、CPU25は不給紙ジャムをセットし(ス
テップS15)、その後の複写動作の実行が禁止される
(ステップS16)。一方、手差給紙センサ22がオン
していなかった場合、つまり、給紙開始時に用紙が手差
給紙口19にセットされていないか、あるいは、用紙が
手差給紙口19にセットされていた用紙が幅狭で手差給
紙センサ22が反応しなかった場合、CPU25は動作
モードとしてペーパーエンドをセットし(ステップS1
8)、その後の複写動作の実行を許容する(ステップS
19)。
【0024】したがって、不給紙ジャムの検出時、手差
給紙口に用紙がセットされないまま複写動作が開始され
た場合には、複写動作停止後、直ちに以後の複写動作が
実行可能となり(ステップS19)、実際にはジャム紙
がないのにジャム解除の作業を行わないと以後の複写動
作を行うことができなくなってしまうような煩雑さが防
止される。この場合、RAM27内の一時記憶エリアに
一時記憶された手差給紙センサ22の出力結果が参照さ
れ(ステップS17)、手差給紙口19に用紙がセット
されていた場合には、用紙が手差給紙口19にセットさ
れていた用紙が幅狭で手差給紙センサ22が反応しなか
った場合を除き、複写機1内で実際に不給紙ジャムが発
生していることになるので、以後の画像形成動作が禁止
され(ステップS16)、ジャム解除の作業が促され
る。つまり、用紙が元々給紙されないことを原因とする
不給紙ジャムなのか、あるいは、通紙経路7において用
紙ジャムが実際に発生していることを原因とする用紙ジ
ャムなのかの区別が付けられ、より正確な不給紙ジャム
検知がなされる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、手差用紙検知手段の用紙検知
とは無関係に画像形成動作を許容する第二の手差給紙モ
ードにおいて、不給紙ジャム検知手段が不給紙ジャムを
検知しても以後の画像形成動作を許容するようにしたの
で、手差給紙口に用紙がセットされないまま画像形成動
作が開始されて不給紙ジャムの検知により画像形成動作
が停止した場合でも、直ちに以後の画像形成動作が実行
可能となり、実際にはジャム紙がないのにジャム解除の
作業を行わないと以後の画像形成動作を行うことができ
なくなってしまうような煩雑さを回避し、作業の容易化
を図ることができる。
【0026】この場合、請求項1記載の発明では、用紙
センサの出力によって不給紙ジャムを検知しているた
め、第二の手差給紙モードにおいて、実際には、通紙経
路に用紙が給紙されないために不給紙ジャムが発生して
いるのか、通紙経路に用紙が詰まる用紙ジャムが発生し
ているのかの判別がつかない場合がある。
【0027】これに対し、請求項2記載の発明のよう
に、手差用紙検知手段の検知結果を一時記憶し、不給紙
ジャム検知手段が不給紙ジャムを検知した場合に一時記
憶された検知結果を検索し、手差用紙検知手段が用紙を
検知していた場合には以後の画像形成動作を禁止するよ
うにすれば、用紙が元々セットされないことを原因とす
る不給紙ジャムなのか、あるいは、通紙経路において用
紙ジャムが実際に発生していることを原因とする不給紙
ジャムなのかを検知することができ、しかも、用紙ジャ
ムが実際に発生している場合に以後の画像形成動作を禁
止することで、用紙ジャムの状態が悪化することを防止
することができる。
【0028】また、請求項3記載の発明のように、用紙
センサとしてレジストセンサを用い、このレジストセン
サの出力によって不給紙ジャムを検知するようにした場
合には、通紙経路に用紙が給紙されないために不給紙ジ
ャムが発生しているのか、通紙経路に用紙が詰まる用紙
ジャムが発生しているのかの判別が現実にはつかないな
がらも、より高精度に不給紙ジャムを検出することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す複写機の縦断側面
図である。
【図2】画像形成ユニットの模式図である。
【図3】手差給紙部の斜視図である。
【図4】各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図5】複写機における各センサの配置位置を示す模式
図である。
【図6】手差給紙モードにおける二つの動作モードの処
理手順を示すフローチャートである。
【図7】手差給紙モード時における不給紙ジャム発生時
の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
7 通紙経路 19 手差給紙口 22 手差給紙センサ 23,24 用紙センサ(レジストセンサ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手差給紙口からの給紙を受け付ける手差
    給紙モードでの画像形成動作を選択する手差給紙モード
    選択手段と、 手差給紙センサの出力によって前記手差給紙口への用紙
    セットの有無を検知する手差用紙検知手段と、 通紙経路に配置された用紙センサの出力によって不給紙
    ジャムを検知する不給紙ジャム検知手段と、 前記手差給紙モード中、第一の手差給紙モードと第二の
    手差給紙モードとを選択する動作モード選択手段と、を
    備え、 前記第一の手差給紙モードでは、前記手差用紙検知手段
    が用紙を検知した場合にのみ画像形成動作を許容し、 前記第二の手差給紙モードでは、前記手差用紙検知手段
    の用紙検知とは無関係に画像形成動作を許容し、前記不
    給紙ジャム検知手段が不給紙ジャムを検知しても以後の
    画像形成動作を許容することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 第二の手差給紙モードでは、手差用紙検
    知手段の検知結果を一時記憶し、不給紙ジャム検知手段
    が不給紙ジャムを検知した場合に一時記憶された検知結
    果を検索し、前記手差用紙検知手段が用紙を検知してい
    た場合には以後の画像形成動作を禁止することを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 不給紙ジャム検知手段は、用紙センサと
    してレジストセンサを用い、このレジストセンサの出力
    によって不給紙ジャムを検知することを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
JP9059656A 1996-09-25 1997-03-13 画像形成装置 Pending JPH10153893A (ja)

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JP9059656A JPH10153893A (ja) 1996-09-25 1997-03-13 画像形成装置

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JP8-252886 1996-09-25
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JP (1) JPH10153893A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9187280B2 (en) 2010-12-10 2015-11-17 Ricoh Company, Ltd. Sheet feeding device, control method for the sheet feeding device, and image forming apparatus incorporating the sheet feeding device
JP2015229580A (ja) * 2014-06-06 2015-12-21 ブラザー工業株式会社 画像記録装置

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