JPH10152870A - 節水部材及び節水式給水栓 - Google Patents

節水部材及び節水式給水栓

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JPH10152870A
JPH10152870A JP32489196A JP32489196A JPH10152870A JP H10152870 A JPH10152870 A JP H10152870A JP 32489196 A JP32489196 A JP 32489196A JP 32489196 A JP32489196 A JP 32489196A JP H10152870 A JPH10152870 A JP H10152870A
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JP
Japan
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water
saving
hole
cylindrical body
valve
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JP32489196A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Takeda
武田  力
Eiichi Sakamoto
栄一 坂本
Yoshiomi Yamada
能臣 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給水栓の節水効果を、低コストで、装着作業
を簡便にして得られるようにする。 【構成】 給水栓5の通水口6の内壁に密着する外径を
有した短い円筒体2であって、円筒体2は、流量を制限
する通水孔3と、上端に円筒体2の外径より大きくかつ
通水口6の内径より大きい外径を有する止鍔4とを形成
して、通水口6に装着するようにしたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、節水を目的として成さ
れた、給水栓に装着する節水部材、及び節水式の給水栓
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、節水を目的として成された節水部
材等に関するものには、給水路に流量抵抗を持たせる節
水部材を給水栓の接続部に装着して、バルブが全開時に
蛇口から流出する水量を制限して、節水効果を持たせた
ものが考案(実開昭62−196261号公報)あるい
は発明(特開平8−093009号公報)されている。
【0003】しかしこれ等の考案あるいは発明は、ビル
等の洗面用の給水設備等に使われる接続部を蛇口の先に
持たない給水栓では、前記節水部材を新たに設ける接続
部あるいは給水栓を取り外してから該給水栓の基部に装
着する必要があって、これ等の装着作業には手間がかか
る等で問題がある。
【0004】そこでこれ等の問題を解決するものとし
て、前記節水部材を給水栓に装着するようにしたものが
考案(実開平6−034067号公報、実開平6−05
8287号公報、実開平6−073557号公報等)さ
れているが、これ等の考案は構造的に複雑に構成されて
いるためにコストの点で問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のものが有する、装着作業に手間がか
かり、あるいはコストが高い等の点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
するために成されたもので、請求項1記載の節水部材
は、給水栓の通水口の内壁に密着する外径を有した短い
円筒体であって、該円筒体は、流量を制限する通水孔
と、上端に該円筒体の外径より大きくかつ前記通水口の
内径より大きい外径を有する止鍔とを形成して、前記通
水口に装着するようにしたことを特徴とする。
【0007】また請求項2記載の節水部材は、給水栓の
通水口の内壁に密着する外径を有した短い円筒体であっ
て、該円筒体は、通水穴を有するとともに、該通水穴に
は流量を調節する調節手段を備えて、前記通水口に装着
するようにしたことを特徴とする。
【0008】また請求項3記載の節水部材は、給水栓の
ねじ軸に装着するスプリングであって、該スプリング
は、前記ねじ軸のピッチとねじ山とに合わせて形成し
て、該ねじ山を埋めて、前記ねじ軸の回転を制限して、
バルブの開きを制限するようにしたことを特徴とする。
【0009】また請求項4記載の節水部材は、給水栓の
通水口の内径にほぼ等しい外径を有した短い円筒体であ
って、該円筒体は、外周に流量を制限する通水溝と中心
に軸孔とを形成して、該円筒体に対して、給水栓の弁軸
に該弁軸に設けられたバルブの下方に前記軸孔を貫通す
る延軸を形成して、該延軸に前記円筒体を装着したこと
を特徴とする。
【0010】また請求項5記載の節水式給水栓は、従来
の通水口に代えて、流量を制限する通水孔を形成したこ
とを特徴とする。
【0011】また請求項6記載の節水式給水栓は、従来
の通水口に代えて、通水穴を有するとともに、該通水穴
には流量を調節する調節手段を備えて形成したことを特
徴とする。
【0012】また請求項7記載の節水式給水栓は、ねじ
軸の回転を制限して、バルブの開きを制限するようにし
たことを特徴とする。
【0013】また請求項8記載の節水式給水栓は、ねじ
軸とねじ筒とのピッチを密にして、バルブの開閉をスロ
−にしたことを特徴とする構成したことを特徴とする。
【0014】
【作用】これによって本発明は、給水栓のバルグを開い
た時に、該給水栓の給水路の流量抵抗を増して、蛇口か
らの流出量を減らして、節水を可能にするとともに、従
来のものに比べて装着を容易にし、かつコストを低くす
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を使って説明す
る。図1は本発明に係る節水部材の第1実施例の断面図
で、図2は図1に示した節水部材1の装着状態を示す断
面図である。
【0016】図に示すように、節水部材1は、給水栓5
の通水口6の内壁に密着する外径を有した短い円筒対2
であって、円筒対2には、流量を制限する通水孔3と、
上端に円筒体2の外径より大きくかつ通水口6の内径よ
り大きい外径を有する止鍔4とを形成していて、通水口
6に止鍔4を上にしてかつ円筒体2の外壁を通水口6の
内壁に密着して挿入して装着される。
【0017】これによって、給水栓5のバルブ7が全開
時には、給水栓5の給水路は節水部材1の通水孔3によ
って狭められるために、蛇口8からの流出量を制限し
て、節水効果が計られる。
【0018】なお、止鍔4の下にパッキンを設け、ある
いは円筒体2を接着し、またはねじ込みにして、節水部
材1と通水口6との密着を計ってもよい。さらに通水孔
3の内径は、水圧あるいは希望する最大流出量等、使用
環境に合わせて選ぶとよい。
【0019】また、節水部材1を、通水孔3に代えて、
内径の大きな通水穴に形成して、さらに該通水穴にはた
とえば底部に半固定の回転窓を設けて、該回転窓を開い
てその開口面積を調節して、前記通水穴の流量抵抗を調
節して、該通水穴の流量を調節する調節手段を備えるこ
とで、本発明の節水部材の第2の実施例を実現する。
【0020】これによって、給水栓5のバルブ7が全開
時には、給水栓5の給水路は前記回転窓によって狭めら
れるために、蛇口8からの流出量を制限して、節水効果
が計られる。
【0021】なお、第1実施例同様にして、節水部材と
通水口6との密着を計ってもよい。さらに前記回転窓の
開口面積は、水圧あるいは希望する最大流出量等、使用
環境に合わせて選ぶとよい。
【0022】図3は本発明に係る節水部材の第3実施例
の斜視図(A)と装着状態を示す要部側面図(B)で、
該節水部材は図に示すようにスプリング9であって、給
水栓のねじ軸10のピッチとねじ山とに合わせて形成され
ていて、ねじ軸10の下方に、ねじ軸10のねじ山を埋める
ようにして装着される。
【0023】これによって、ねじ軸10は回転してねじ筒
11を上方向へと移動するとき、スプリング9の上端がね
じ筒11の下端に来る位置で停止して、バルブ7の開きが
制限されて、給水栓の給水路が狭められるために、蛇口
からの流出量を制限して、節水効果が計られる。
【0024】なお、バルブ7の開きの制限を決めるスプ
リング9のねじ軸10への装着位置は、水圧あるいは希望
する最大流出量等、使用環境に合わせて選ぶとよい。
【0025】図4は本発明に係る節水部材の第4実施例
の装着状態を示す断面図(A)と同図に示した節水部材
12を構成する円筒体13の斜視図(B)である。
【0026】図に示すように、節水部材12は、給水栓5
の通水口6の内径にほぼ等しい外径を有した短い円筒体
13であって、その外周には流量を制限する通水溝14と、
中心には軸孔15とを形成して、さらに弁軸16に設けられ
たバルブ7の下方には弁軸16を延設する延軸17を設けて
形成して、軸孔15に延軸17を通して円筒体13をナット18
で固定して、円筒体13を通水口6に挿入して装着され
る。
【0027】これによって、給水栓5のバルブ7が全開
時には、給水栓5の通水路は節水部材12の通水溝14によ
って狭められるために、蛇口8からの流出量を制限し
て、節水効果が計られる。
【0028】なお、図に示す実施例では、通水溝14を上
端で大きくし、下端で小さくして、給水栓5の給水路を
バルブ7の開量にしたがって狭くなるようにして、バル
ブ7の開量の増加によって水圧の上昇があっても、流量
を一定にする定流量栓としているが、通水溝14を上下で
同じ大きさにしてバルブ7の全開時の最大流量を制限す
るだけにしてもよい。さらに通水溝14は、一本でもなた
らせん状であってもよく、その大きさを水圧あるいは希
望する最大流出量等、使用環境に合わせて選ぶとよい。
【0029】次に、給水栓5の通水口6に、上記した本
発明に係る節水部材の第1実施例又は第2実施例の装着
に代えて、該第1実施例又は第2実施例の状態を同一に
する通水口6を形成することで、同様に節水効果を計っ
た本発明に係る節水式給水栓の第1の実施例又は第2の
実施例を実現する。
【0030】さらに、給水栓5のねじ軸10に、上記した
本発明に係る節水部材の第3実施例の装着に代えて、該
第3実施例の状態を同一にするねじ軸10を形成すること
で、同様に節水効果を計った本発明に係る節水式給水栓
の第3の実施例を実現する。なお、この場合、ねじ軸10
に装着されるスプリング9によらないで、たとえばねじ
軸10を従来のものよりも長く形成する等して、ねじ軸10
の上方への移動距離を短くするようにしてもよい。
【0031】また、ねじ軸10とねじ筒11とのピッチを密
にすることで、ねじ軸10の回転に対するバルブ7の開き
がスロ−になって、本発明に係る節水式給水栓の第4の
実施例を実現して、これによって、たとえばねじ軸10の
回転角が半回転した状態でもバルブ7の開きを小さくし
て節水効果が計られるとともに、この場合、バルブ7を
全開することができるので、従来通りの最大水量を得る
ことも可能になる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように上記構成によって、
本発明の第1実施例と第2実施例それに第4実施例の節
水部材は、単純構成なうえに給水栓の蛇口あるいは基部
に比べて内径が小さい通水口に装着あるいは挿入して使
用するようにしているために、小型に形成できるるので
低コスト化が図られるとともに、ビル等の蛇口の先に接
続部を持たない給水栓であっても装着作業を容易にし、
しかもそのえで節水効果が得られる。
【0033】さらに、本発明の第3実施例の節水部材
は、単純構成なスプリングであって、これを給水栓のね
じ軸に装着して使うようにしているために、第1実施例
等と同様に低コスト化が図られるとともに、ビル等の蛇
口の先に接続部を持たない給水栓であっても装着作業を
容易にするうえで節水効果が得られる。
【0034】また、本発明の第1実施例〜第4実施例の
給水栓は、本発明の節水部材同様に単純構成で低コスト
化が図られるものでありながら、そのえで節水効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る節水部材の第1実施例の断面図あ
る。
【図2】節水部材1の装着状態を示す断面図である。
【図3】同上節水部材の第3実施例の斜視図(A)と装
着状態を示す要部側面図(B)である。
【図4】同上節水部材の第4実施例の装着状態を示す断
面図(A)と同図に示した節水部材12を構成する円筒体
13の斜視図(B)である。
【符合の説明】
1 節水部材 2 円筒体 3 通水孔 4 止鍔 5 給水栓 6 通水口 7 バルブ 8 蛇口 9 スプリング 10 ねじ軸 11 ねじ筒 12 節水部材 13 円筒体 14 通水溝 15 軸孔 16 弁軸 17 延軸 18 ナトット
フロントページの続き (72)発明者 山田 能臣 埼玉県川越市砂新田2562−2

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水栓の通水口の内壁に密着する外径を
    有した短い円筒体であって、該円筒体は、流量を制限す
    る通水孔と、上端に該円筒体の外径より大きくかつ前記
    通水口の内径より大きい外径を有する止鍔とを形成し
    て、前記通水口に装着するようにしたことを特徴とする
    節水部材。
  2. 【請求項2】 給水栓の通水口の内壁に密着する外径を
    有した短い円筒体であって、該円筒体は、通水穴を有す
    るとともに、該通水穴には流量を調節する調節手段を備
    えて、前記通水口に装着するようにしたことを特徴とす
    る節水部材。
  3. 【請求項3】 給水栓のねじ軸に装着するスプリングで
    あって、該スプリングは、前記ねじ軸のピッチとねじ山
    とに合わせて形成して、該ねじ山を埋めて、前記ねじ軸
    の回転を制限して、バルブの開きを制限するようにした
    ことを特徴とする節水部材。
  4. 【請求項4】 給水栓の通水口の内径にほぼ等しい外径
    を有した短い円筒体であって、該円筒体は、外周に流量
    を制限する通水溝と中心に軸孔とを形成して、該円筒体
    に対して、給水栓の弁軸に該弁軸に設けられたバルブの
    下方に前記軸孔を貫通する延軸を形成して、該延軸に前
    記円筒体を装着したことを特徴とする節水部材。
  5. 【請求項5】 従来の通水口に代えて、流量を制限する
    通水孔を形成したことを特徴とする節水式給水栓。
  6. 【請求項6】 従来の通水口に代えて、通水穴を有する
    とともに、該通水穴には流量を調節する調節手段を備え
    て形成したことを特徴とする節水式給水栓。
  7. 【請求項7】 ねじ軸の回転を制限して、バルブの開き
    を制限するようにしたことを特徴とする節水式給水栓。
  8. 【請求項8】 ねじ軸とねじ筒とのピッチを密にして、
    バルブの開閉をスロ−にしたことを特徴とする節水式給
    水栓。
JP32489196A 1996-11-21 1996-11-21 節水部材及び節水式給水栓 Pending JPH10152870A (ja)

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