JPH1015142A - ゴルフボール搬送装置 - Google Patents

ゴルフボール搬送装置

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JPH1015142A
JPH1015142A JP19400896A JP19400896A JPH1015142A JP H1015142 A JPH1015142 A JP H1015142A JP 19400896 A JP19400896 A JP 19400896A JP 19400896 A JP19400896 A JP 19400896A JP H1015142 A JPH1015142 A JP H1015142A
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JP
Japan
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ball
golf
pipe
golf ball
blower
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JP19400896A
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English (en)
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Minoru Kumatoriya
稔 熊取谷
Hideaki Takagi
秀明 高木
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COSMO II C KK
Original Assignee
COSMO II C KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴルフ練習場において練習ヤードから回収さ
れたゴルフボールを、簡単且つ安価な装置によって各打
席に均等に搬送して再配分できるようにする。 【解決手段】 垂直ボールコンベアAによって運び上げ
られたゴルフボールBをボール受け凾1に受入れ、各ボ
ール投入パイプ4に順次1個ずつ落し込み、各打席Dの
ボールストックCに通じる各ボール搬送パイプ5に送り
込み、送風機6によって発生される風力を集束して集風
ケース7の送風口7aから各ボール搬送パイプ5に送り
込み、その風力によってゴルフボールをボール搬送パイ
プ内で自転回動させて各ボールストックCへ搬送する。
各ボール搬送パイプ5の水平部5aに搬送方向に僅かに
下り勾配を持たせると、風力との相乗作用で、一層確実
に速くゴルフボールを搬送することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はゴルフ練習場など
において、ヤードに打ち放たれたボールを回収して、洗
浄・乾燥処理した後、各打席にほぼ均等に再配分するた
めのボール搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年ゴルフ練習場は単に打席と練習ボー
ルを利用者に貸し出すだけの施設から、自動ティアップ
機、プリペイドカード式ボール販売機、ボール自動搬送
装置等の機械化設備を導入し、また運営管理面ではコン
ピュータシステムを導入するなど近代化・省力化を目指
した経営に脱皮しつつある。このような近代化・省力化
設備の中で最も普及しつつあるものの一つに、回収ボー
ルを洗浄して乾燥処理した後、打席側のボール販売機や
各打席のボールストックに自動的にボールを搬送するボ
ール搬送装置がある。
【0003】一般的にゴルフボールの搬送方法として
は、次のような方法がある。 1.パイプや樋に傾斜をつけてゴルフボールをその自転
回動によって搬送する方法。 2.パイプの中に圧縮空気を送り、強力な空気流を起し
てゴルフボールをその空気流に乗せて圧送する方法。 3.搬送ベルト上にゴルフボールを載せて搬送するベル
トコンベア搬送方法。
【0004】上記1の方法は、短距離搬送には適してい
るが長距離搬送の場合、例えば5%の勾配でも100m
先では5mの落差が必要になり、打席側の天井の高さが
3m程度のゴルフ練習場には適用できず、この方法は採
用されていない。従って、採用されているのは上記2又
は3の方法であるが、2の方法は圧縮空気をパイプ内に
流し込んで強力な空気流でゴルフボールを圧送するた
め、スピードが出るのと、パイプの上下,左右への曲折
にかかわらず搬送できる利点はあるが、ゴルフボールが
パイプの内壁に当って騒音を発するばかりか、ボール表
面の磨耗が激しいという欠点があり、現在では採用する
ところが少く、大勢は搬送ベルトの上に連続的にゴルフ
ボールを落し込んで搬送するベルトコンベア搬送方法が
主流を占めている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このベ
ルトコンベア搬送方法を実施すると、その設備費が高
く、且つ保守・点検等の維持費も相当かかるなどの問題
がある。また、最近脚光を浴びて来た、練習ボールに打
席別に異なる色,図形,マーク等の情報を付したボール
を使用するゴルフゲームシステムを導入しているゴルフ
練習場では、ベルトコンベア搬送方法では識別マーク入
りゴルフボールを、搬送途上で判別しながら該当する打
席のボールストックに選択的に落し込むことが技術的に
もコスト的にも困難であるという問題があり、実用化さ
れるまでに至っていない。
【0006】この発明はこのような現状に鑑みてなされ
たものであり、ゴルフ練習場のヤードから回収されたゴ
ルフボールを各打席へ搬送するためのゴルフボール搬送
装置の設備費を大幅に低減し、保守・点検等の維持費も
あまりかからず、騒音を発生することなく長距離搬送も
可能にし、識別情報付きゴルフボールの各打席ヘの振り
分け搬送も容易に行なえるようにすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、送風機及びその送風機全体を覆い且つ該
送風機によって発生される風力を集束して送り出す送風
口を有する集風ケースと、その集風ケースの送風口に基
端部が接続され、上記風力によってゴルフボールを転動
させて搬送するボール搬送パイプと、そのボール搬送パ
イプ内にゴルフボールを落し込むボール投入パイプとか
らなる、ゴルフボール搬送装置を提供する。
【0008】このゴルフボール搬送装置は、ボール搬送
パイプ内にボール投入パイプによってゴルフボールを落
し込む箇所の後方から、ゴルフボールが自転回動するの
に足りる程度の風を絶えず吹き込み、その風力によって
ゴルフボールをボール搬送パイプ内で自転回動させて搬
送するので、圧縮空気による空気圧送のような強制的な
搬送ではなく、飽く迄もボールの自転回動によってボー
ルを磨損させることなく確実に目的とする打席のボール
販売機あるいはボールストックへ搬送することができ
る。
【0009】上記ゴルフボール搬送装置において、さら
に垂直ボールコンベア等のボール運び上げ手段と、それ
によって運び上げられたゴルフボールを一旦受け入れて
1個ずつ送出するボール受け凾とを設け、そのボール受
け凾とボール搬送パイプの基端部に近い位置に設けられ
たボール投入口との間を上記ボール投入パイプで接続す
るとよい。これによって、回収したゴルフボールをボー
ル受け凾に受け入れて、そのゴルフボールを所要の間隔
を置いて1個ずつボール投入パイプを介してボール搬送
パイプへ送り込むことができる。
【0010】さらに、上記ボール搬送パイプ及びボール
投入パイプをそれぞれ複数本設け、上記ボール受け凾
が、受け入れたゴルフボールが自転しながら一定の方向
へ移動するように底面を一定方向に斜傾させ、そのボー
ル受け凾のゴルフボールが移動する側に複数本のボール
投入パイプの各開口端部を円弧状に列設させて接続し、
一定の方向へ移動するゴルフボールを案内して、その円
弧状に列設された複数本のボール投入パイプの各開口端
部の一方の端から他方の端に向けて順次1個ずつ落し込
んで行き、他方の端に到達するとそこから逆方向に1個
ずつ上記各開口端部に落し込みながら一方の端に戻って
くる往復運動を繰返すボール振り分けアームを、ボール
受け凾内に備えると、多数の打席へのゴルフボールの搬
送を均等に効率よく行なうことができる。
【0011】練習場ヤード内に打ち放たれたボールは、
既に市販されているボール自動回収装置や集球車両等に
よって回収され、洗浄室に送り込まれて洗浄及び乾燥処
理された後、垂直型コンベア等で打席建物の最上部に運
び上げられ、直接ボール受け凾に落し込まれるが、これ
らのボールは、ボール受け凾の底面の傾斜とボール振り
分け用アームの往復運動とによって、多数の打席にそれ
ぞれ設置されているボールストックあるいはボール販売
機に直結する同数のボール搬送パイプに接続された各ボ
ール投入パイプにほぼ均等に振り分けられながら落し込
まれる。
【0012】上記ボール搬送パイプを、ゴルフボール搬
送方向に緩やかな下り勾配をもたせて設置すれば、ボー
ル搬送パイプ内に吹き込まれるボール後方からの追い風
の力と、ボール搬送パイプ自体の緩やかな勾配との相乗
作用によってゴルフボールの自転回動が促され、ゴルフ
ボールをその搬送距離が長くても確実に速く各打席のボ
ールストック等の目的地まで搬送することができる。し
かも、この場合の勾配は極めて僅かでよい。
【0013】また、このようなゴルフボール搬送装置に
おいて、ボール搬送パイプ及びボール投入パイプを各打
席にそれぞれゴルフボールを搬送するためにそれぞれ打
席数に応じた本数だけ設け、打席毎に異なる識別情報を
付与されたゴルフボールを識別して、その識別した打席
へ通じるボール搬送パイプに接続されたボール投入パイ
プの開口端部に該ゴルフボールを落し込むボール識別・
振り分け装置を備えることもできる。
【0014】このように構成すれば、打席を示す特定の
識別マーク(図形,バーコード,数字,記号,色等)等
の情報が付与されたゴルフボールを回収しながら、それ
を各ゴルフボールが帰属する特定打席のボール販売機能
付きボールストックに再配分することが容易にできる。
【0015】例えば、ゴルフゲームシステムを導入して
いるゴルフ練習場において、打席別特性を表わすボール
マーク等の識別情報を付与したボールを採用している場
合には、練習場ヤードから回収したゴルフボールを洗浄
・乾燥処理した後、その識別情報を識別して所定の打席
へ再配分する必要がある。その場合、練習場ヤード内に
各打席からその打席専用の識別情報入りゴルフボールが
打ち放たれ、散乱したゴルフボールは自動回収装置や集
球車両等によって回収され、貯溜・洗浄・乾燥工程等を
経て、清掃された後垂直コンベア等の運び上げ装置によ
って打席建物の最上部に運び上げられ、そこに設置され
たボール識別・振り分け装置に供給される。
【0016】ボール識別・振り分け装置に供給されたゴ
ルフボールは、その打席別識別情報がその情報の種類に
応じたセンサ又は読取機によって検出あるいは読み取ら
れて識別され、振り分け機構によってその識別された打
席のボール販売機能付きボールストックに直結したボー
ル搬送パイプに、ボール投入パイプを介して振り落され
る。ボール搬送パイプ中に落し込まれたゴルフボール
は、前述した一般練習用のゴルフボールの搬送の場合と
同様に、パイプ内に吹込まれている後方からの追い風の
力と、ボール搬送パイプが勾配をもって設置されている
場合にはその緩やかな勾配との相乗作用によって自転回
動が促進されて、所定の打席側のボールストックに搬送
され、打席識別情報が付与されたゴルフボールの再配分
が達成される。
【0017】なお、打席数が多い場合、1台の送風機を
内蔵した集風ケースの送風能力には限界があるため、ボ
ール投入口付きボール搬送パイプを幾つかのグループに
分け、その各々のグループ毎に送風機を内蔵した集風ケ
ースを並列に設置すれば、多数の打席のボールストック
等へのボール搬送も支障なく実施される。
【0018】さらにまた、これらのゴルフボール搬送装
置において、ボール搬送パイプを部分的に透明又は半透
明パイプで構成し、そのボール搬送パイプに密閉可能な
蓋付きメンテナンス用開口を設ければ、ボール搬送パイ
プ内でゴルフボールが異物混入などにより詰まってしま
ったり、パイプ内に埃が溜ったときなどの内部状態の確
認とメンテナンス作業を容易に行なうことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図1は、普通の練習ボ
ールを使用する一般的ゴルフ練習場にこの発明によるゴ
ルフボール搬送装置を設置した場合の側面からみた主要
部分の構成図である。
【0020】20はゴルフ練習場の打席建物で、1階フ
ロア21と2階フロア22と天井.23及び側壁24を
有し、2階フロア22に、各打席D1,D3,D5,…
…が、1階フロア21に各打席D2,D4,D6,……
が設けられており、その各打席には、それぞれボールス
トックC1,C2,C3,……と自動ティーアップ装置
Tとが配設されている。
【0021】Aは垂直ボールコンベアで、打席建物20
の側壁24と平行に直立して設置されている。その側壁
の上方の外部に支持棚25を固設し、その上に送風機6
を内蔵した漏斗型集風ケース7を設置している。この集
風ケース7は送風機6の全体を覆い、送風機6によって
発生される風力を集束して送り出す送風口7aを有す
る。その後端面(図1で左端面)は外気を取り入れるた
めに開放されているが、飛来する昆虫や落葉などの異物
の混入を防ぐために防虫網8が張られている。
【0022】5は打席数に応じた本数のボール搬送パイ
プであり、その各基端部がそれぞれ集風ケース7の送風
口7aに密着接続され、その各水平部5aが打席建物2
0の天井23にパイプ吊り金具E1,E2,E3,……
Exによって支持され、その各パイプ吊り金具の長さを
調整することによって、ゴルフボールの搬送方向に向っ
て1乃至2%の下り勾配がつけられている。そして、こ
の各ボール搬送パイプ5は、湾曲部5bを経て各打席の
ボールストックC1,C2,C3,……にそれぞれ接続
される垂直部5cを有している。
【0023】集風ケース7の上方にはさらに、支持棚2
6が側壁24の外面に固設され、その上にボール受け凾
1が図示のように傾斜して設置されている。このボール
受け凾1内にはその詳細は後述するがボール振り分けア
ーム2を備えており、ボール送出ロ3に打席数に応じた
本数のボール投入パイプ4の各一端部を密着接続し、そ
の他端部をそれぞれ各ボール搬送パイプ5の集風ケース
7に接続された基端部に近い位置に設けられたボール投
入口(図示せず)に接続している。但し、図1に示す例
では、左端打席のボールストックC1及びC2は、上方
のボール受け凾1のボール送出口3の真下に近い位置に
あるため、ボール搬送パイプ5を使用せず、ボール投入
パイプ4a,4bの他端を直接接続して配球するように
している。
【0024】この実施形態において、垂直ボールコンベ
アAによって運び上げられて打席建物20の最上部に設
置されたボール受け凾1に投入されるゴルフボールB
は、その受け凾1の中に装着されているボール振り分け
アームの往復運動によって、ボール送出口3に接続され
た各ボール投入パイプ4の開口端に順次1個ずつ振り分
けてほぼ均等に落し込まれる。このボール受け凾1内の
機構については、図2乃至図5を参照して後述する。ボ
ール投入パイプ4内に落し込まれたボールBは、そのま
まボール投入パイプ4の中を転がり落ちて、ボール搬送
パイプ5の中に滑り込む。
【0025】ボール搬送パイプ5の中に滑り込んだボー
ルBは、後方から緩やかな追い風を受けてその風力によ
り自転回動して、水平部5a内を矢示F方向へ移動し、
各打席に応じた位置で湾曲部5b及び垂直部5cを経て
ボールストックCに搬送される。この例では、各ボール
搬送パイプ5の水平部5aがボールの搬送方向に向って
1乃至2%の緩やかな下り勾配がつけられているため、
ボール投入パイプ4から滑り込んで来たゴルフボールB
を送風機6による後方からの追い風と搬送パイプ5の下
り勾配との相乗作用によって効率よく自転回動させて、
目的とする各打席DのボールストックCにほぼ均等に配
分することができる。
【0026】しかし、このボール搬送パイプ5の水平部
5aの勾配は、従来の傾斜によりゴルフボールを自転搬
送するものに比べて極めてわずかであり、ボール搬送パ
イプ5内の滑りをよくしておけば勾配はなくてもよく、
部分的に搬送方向に若干上り勾配の部分があっても、風
力によって自転回動するゴルフボールは慣性により停止
することなく、次第に加速されて移動することが実験に
よって確かめられている。なお、前述したように、図1
の左端打席D1,D2のボールストックC1及びC2に
は、ボール受け凾1からボール投入パイプ4a,4bに
落し込まれるゴルフボールが、ボール搬送パイプ5を介
さずにボール投入パイプ4a,4b内を落下して直接送
り込まれる。
【0027】送風機6を内蔵した漏斗型集風ケース7の
送風口7aとそれに接続される搬送パイプ5の基端部と
の密着接続方法は、搬送パイプ5の本数が多い場合は、
集風ケース7の送風口7aに多数の搬送パイプ5の基端
部をつなぎ込む必要があり、パイプを多段に重ねて束
ね、それを送風口7aに密着接続する方法がとられる。
ボール投入パイプ4及び送風口7aにつなぎ込まれるパ
イプ等は、ボール搬送パイプ5に接続される前にカーブ
を持たせて設置する要があり、軟質塩化ビニール等の軟
性プラスチックパイプを使うと作業し易い。
【0028】また、この実施例の送風機6は、工場など
で良く使われる大型扇風機を採用しており、集風ケース
7も漏斗型となっているが、風力を分散する形の集風ケ
ースをつければブロアやシロッコファン等の他の送風機
も採用できる。
【0029】図2は、各階30打席を擁する標準規模の
ゴルフ練習場に、この発明の上述した実施形態によるボ
ール搬送装置を設置した場合の、送球側主要部分の平面
図である。この図2では、1台の漏斗型集風ケース7か
ら10本ずつ3段に重ねて束ねられた30本のボール搬
送パイプ5に、送風機が発生する風力を集束させて送り
込み、30打席のボールストックCにほぼ均等にボール
を配送することが可能な構成になっている。
【0030】図示されている垂直型ボールコンベアA
は、各バケットに5個ずつのボールBを運び上げ、上部
のボール受け凾1に供給し、受け凾の底面に装着された
ボール振り分けアーム2の軸2aを中心とする矢示P及
びQ方向の往復回動によって、ボール送出口3を構成す
る各ボール投入パイプ4の開口端部3a〜3x内にほぼ
均等にボールを落し込んで行く。それによって、各打席
のボールストックCに直結するボール搬送パイプ5にこ
のボール投入パイプ4を介してほぼ均等にゴルフボール
を送り込むことができる。
【0031】打席数が大幅に増える場合は、一応30打
席を基本ユニットとして、打席建物20の天井スペース
も勘案し、最上階天井にすべてのボール搬送パイプを配
設し、下の階のボールストックには分岐パイプを介して
落し込むか、各階に集風ケースを擁した別のユニットを
配置するなどの方法により、大規模練習場でのボール搬
送を賄うことができる。
【0032】図3はボール受け凾1の斜視図、図4はそ
の平面図、図5はその側面図であり、これらの図によっ
て、ボール受け凾1の構造をさらに詳細に説明する。図
3には、このボール受け凾1の底面1aの傾斜状況及び
その中に設置されたボール振り分けアーム2及びボール
送出口3とボール投入パイプ4の位置関係が明示されて
いる。
【0033】このボール受け凾1は、その底面1aが図
3において左後側の隅が一番高く、右手前側の隅が一番
低くなるように傾斜しており、垂直ボールコンベアAに
よって搬入されるゴルフボールBは、その底面1a上を
自転しながら一定の方向、すなわち図3における右手前
側の隅に向かう方向へ移動する。そして、このボール受
け凾1の前端面1bを貫通して、打席数に相当する本数
のボール投入パイプ4a〜4x(特に区別しないときは
4とする)の各開口端部3a〜3xが一列に密着整列し
て内部に突出し、ボール送出口3を構成している。
【0034】ボール振り分けアーム2は、底面1aの図
3で右後ろ側の隅近くに設けられ、図5に示すモータM
によって駆動される軸2aを回動中心として、底面1a
に沿って図4に実線矢印で示すP方向及び破線矢印Qで
示す方向に往復回動する。各ボール投入パイプ4a〜4
xの開口端部3a〜3xは、図4に明示するようにボー
ル振り分けアーム2の先端の軌跡に沿う円弧状に配列さ
れている。
【0035】そして、バケット型の垂直ボールコンベア
Aから供給される1バケット当り5個のボールをこのボ
ール受け凾1に受け容れ、緩やかに傾斜した底面1a上
を自転して図3で右手前側の隅に向かって移動する各ゴ
ルフボールBを、ボール振り分けアーム2の一定速度で
の往復回動により、各ボール投入パイプ4a〜4xの円
弧状に列設された各開口端部3a〜3xに案内して、ボ
ール詰りすることなく1個ずつ落し込んでいく。
【0036】ボール振り分けアーム2が図3及び図4に
実線で示す位置にあるときには、ボール受け凾1内に一
番長く突出した一方の端のボール投入パイプ4aの開口
端部3aにゴルフボールBを落し込み、その後ボール振
り分けアーム2が図4の実線矢印P方向に回動するにし
たがって、ボール投入パイプ4b,4c,4d,……,
4xの開口端部3b,3c,3d,……,3xに順次1
個ずつゴルフボールBを落し込んで行く。
【0037】ボール振り分けアーム2が図4に破線で示
す位置まで回動すると、他方の端のボール投入パイプ4
xの開口端部3xにゴルフボールBを落し込む。そこか
らボール振り分けアーム2が図4に破線矢印Q方向(逆
方向)に復帰回動し、ゴルフボールBを順次隣のボール
投入パイプ4の開口端部3へ落しこみながら、実線で示
す最初の位置へ戻る。ボール振り分けアーム2は、この
ような往復運動を繰り返す。このボール受け凾1の上面
にも防虫用の網を張るか、アクリル板等の透明板の蓋を
装着するようにするとよい。
【0038】次に、この発明の他の実施形態について説
明する。図6は、この発明の他の実施形態を示すゴルフ
ボール搬送装置を打席別特性を表わす識別情報を付与し
たゴルフボールを採用しているゴルフ練習場に設置した
場合の主要構成部分の側面図である。図7はその場合の
図2と同様な平面図である。これらの図において、図1
及び図2と同じ部分には同一の符号を付してあり、それ
らの説明は省略する。
【0039】このゴルフボール搬送装置では、前述の実
施形態におけるボール受け凾1の代りにボール識別・振
り分け装置11が設置され、同装置11により、打席別
特性を表わす識別情報が識別されたゴルフボールは、図
7に破線で示すボール振り分け機構11aを介して目的
の打席に直結するボール搬送パイプ5に接続されたボー
ル投入パイプ4への振り落し口12(図1のボール送出
口3に相当)に振り落される。その他の構成は図1及び
図2に示した例と同じである。
【0040】このゴルフボール搬送装置によれば、打席
を示す特定の識別マーク(図形,バーコード,数字,記
号,色等)等の情報が付与されたゴルフボールが回収さ
れ、垂直ボールコンベアAによって運び上げられて、ボ
ール識別・振り分け装置11に投入されると、そのゴル
フボールの識別情報によって打席を識別して、各ゴルフ
ボールが帰属する特定打席のボール販売機能付ボールス
トックCに再配分することができる。したがって、ゴル
フゲームシステムを導入しているゴルフ練習場などにお
いて、各打席から打ち放たれたゴルフボールを、元の打
席のボール販売機能付ボールストックに戻すことが容易
になる。
【0041】ボール識別・振り分け装置11におけるゴ
ルフボールの打席別識別情報の識別は、その情報の種類
に応じたセンサ(フォトセンサ,カラーセンサ,磁気セ
ンサ等)や読取機(バーコード,図形,記号等を読み取
る)によって検出した信号あるいは読取情報を、マイク
ロコンピュータ等を用いて瞬時に判別することによって
なされ、種々の識別方法が提案されている。その識別結
果に応じてゴルフボールを各ボール投入パイプ4に振り
分けるボール振り分け機構11aも、公知の機構を使用
することができるので、詳細な説明は省略する。
【0042】図7に示す例では、ボール識別・振り分け
装置11内で、30打席分の異なる識別マーク入りゴル
フボールが識別され、同装置の振り分け機構11aによ
って各ゴルフボールが帰属するべき打席のボールストッ
クCに直結するボール搬送パイプ5のボール投入口パイ
プ4の中に振り分け口12から振り落され、あとは送風
機6を内蔵する漏斗型集風ケース7からの追い風とボー
ル搬送パイプ5の緩やかな勾配の相乗作用によって、所
定の打席のボールストックCに該当するマーク入りゴル
フボールが搬送される。
【0043】なお、図2及び図7では30本のボール搬
送パイプ5が直線的に設置されている部分が図示されて
いるが、各階30打席以上の規模のゴルフ練習場では打
席が扇形に湾曲して設置されている場合が多く、ボール
搬送パイプ5も扇形に設置された打席に沿って湾曲して
設置される必要がある。その場合にも、この発明による
ゴルフボール搬送装置は、既に30打席にほぼ見合う8
4mの長さのボール搬送パイプを勾配1%と直線及びカ
ーブをつけて設置し、ゴルフボールの搬送実験を行なっ
たところ、ボール搬送パイプがカーブしていても全く支
障なくゴルフボールを搬送でき、且つその搬送所要時間
も殆んど変らないことを確認した。
【0044】図8は、1台の送風機6を内蔵した漏斗型
集風ケース7の送風口7aに30本のボール搬送パイプ
5の基端部を3段に重ねて密着接続し、30打席分のボ
ールストックへのボール搬送を受け持たせる場合の集風
ケース前面側の斜視図である。この例では、打席側に横
一列に30本平面的に並べられているボール搬送パイプ
5の基端部が、スタンド9によって支持された集風ケー
ス7の送風口7aに10本ずつ3段に重ねられて集束さ
れ、集風ケース7の送風口7aにつなぎ込まれている。
【0045】この漏斗型集風ケース7内の送風機6のフ
ァンの回転速度をインバータ制御等によって可変制御す
ることができ、搬送距離やボール搬送パイプ5の本数や
施設状態などの条件に応じて、送風力を調整することが
できる。なお、ボール搬送パイプ5の送風口7aへのつ
なぎ込み部分のパイプは可成り曲げられる必要があるた
め軟質塩化ビーニールパイプ等の柔軟性のあるプラスチ
ックパイプが使用される。
【0046】図9はボール搬送パイプの途中に設けられ
たメンテナンス用開口部付近の斜視図であり、図10は
その横断面図である。ボール搬送パイプ5の途中には所
定の間隔あるいは必要な箇所の上面側にメンテナンス用
開口15を形成し、そこに密閉型の蓋16を開閉可能に
蝶番17によって取り付けている。図9及び図10はこ
の蓋16を半開状態にした時の図である。この蓋16
は、留め金18aとピン18bの係合によってロックさ
れる。
【0047】蓋16の内面には、メンテナンス用開口1
5に嵌合する嵌合部材19が一体に設けられている。こ
の嵌合部材19として、ボール搬送パイプ5にメンテナ
ンス用開口15を形成する際に切り取られたボール搬送
パイプ5の一部をなす湾曲片を利用することができ、ボ
ール搬送パイプ5と同じ材料でこの嵌合部材19よりも
一回り大きく形成された湾曲した蓋16の内面に貼り付
けられている。したがって、蓋16を閉じたときにこの
嵌合部材19がメンテナンス用開口15にぴったりと嵌
合する。そのため、ボール搬送パイプ5のメンテナンス
用開口15が形成されている部分も他の部分と同一内周
面となり、送り込まれる風の力を弱めるような抵抗が殆
ど生じない。勿論、この嵌合部材15を初めからボール
搬送パイプ5とは別の部材で形成することもできる。
【0048】さらに、このボール搬送パイプ5を所定の
間隔あるいは必要な箇所で部分的に透明又は半透明パイ
プで構成し、内部の状態を外側から見られるようにする
と、ボール搬送パイプ5内でボールの詰まりや埃の溜り
などが発生したとき、それを容易に発見することができ
る。
【0049】そして、保守点検についても数ヶ月毎に搬
送パイプ内の清掃を実施する程度で良く、稀に昆虫等の
異物侵入によって搬送パイプ内でボール詰りが発生した
場合でも、他の方式のように全体装置の運転を停止する
必要はなく、稼動状態のままボール詰りが発生したボー
ル搬送パイプのみを透明部分の目視によって特定し、発
生箇所に近いボール搬送パイプ5上の蓋付きメンテナン
ス用開口15の蓋16を開き、そこから、先端にブラシ
が付いたワイヤロープ等を挿入するか、あるいは圧搾空
気の先端ノズルを挿入して強風で吹き飛ばすなどの方法
で、簡単に異物を除去することができる。それ以外には
メンテナンスに殆んど手がかからない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、この発明よるゴル
フボール搬送装置は、ゴルフ練習場のヤードから回収さ
れたゴルフボールを各打席へ搬送するためのゴルフボー
ル搬送装置の設備費を大幅に低減し、保守・点検等の維
持費もあまりかからず、緩やかな送風によりゴルフボー
ルを自転回転させるため、騒音を発生することなく長距
離搬送も可能であり、ボール搬送パイプの勾配はなくて
もよいし、勾配を付ける場合も極めて僅かでよい。ま
た、識別情報付きゴルフボールの各打席ヘの振り分け搬
送も容易に行なえる。
【0051】さらに具体的には、この発明によるゴルフ
ボール搬送装置は、ボール振り分けアーム付きボール受
け凾と、ボール投入パイプ及びボール搬送パイプと、そ
のパイプ内に上方から滑り落ちてくるボールに後方から
風を吹きつけるための送風機及びそれを覆う集風ケース
とから成る簡単な構造であるため、主要材料である内径
50mm(外径60mm)程度のボール搬送パイプも安価な
塩化ビニールパイプで良い。
【0052】また、ボール振り分けアーム付きボール受
け凾、送風機及びそれを覆う集風ケースなども低コスト
で製作あるいは調達できるものばかりであり、従来のゴ
ルフボール搬送装置に較べて格段にコストが安価であ
る。さらに、消費電力も送風機用、ワイパー用とも小型
モータで足りるので、所要電気代は小額で済み、且つ装
置の構造と構成が単純であるため、設置工事の工期,費
用とも大きく節減できるなど多くの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示すゴルフボール搬送
装置を一般のゴルフ練習場に設置した場合の主要構成部
分の側面図である。
【図2】30打席あるいは30ボールストック用のゴル
フボール搬送装置の主要構成部分の平面図である。
【図3】図1及び図2に示したボール受け凾1の斜視図
である。
【図4】同じくその平面図である。
【図5】同じくその側面図である。
【図6】この発明の他の実施形態を示すゴルフボール搬
送装置を打席別特性を表わす識別情報を付したゴルフボ
ールを採用しているゴルフ練習場に設置した場合の主要
構成部分の側面図である。
【図7】図6に示した実施形態による図2と同様な平面
図である。
【図8】30本のボール搬送パイプを接続する場合の例
を示す集風ケース前面側の斜視図である。
【図9】ボール搬送パイプの途中に設けたメンテナンス
用開口付近の斜視図である。
【図10】同じくその横断面図である。
【符号の説明】
1:ボール受け凾 2:ボール振り分けアーム 3:ボール送出口 3a,…3x:開口端部 4,4a,…4x:ボール投入パイプ 5,5a,…5x:ボール搬送パイプ 6:送風機 7:集風ケース 7a::集風ケースの送風口 8:集風ケースの防虫網 11:ボール識別振り分け装置 12:同振り落し口 15:メンテナンス用開口 16:メンテ用開口の蓋 17:蝶番 19:嵌合部材 20:打席建物 21:1階フロア 22:2階フロア 23:天井 24:側壁 25,26:支持棚 A:垂直ボールコンベア B:ボール C,C1,C2,C3,…:ボールストック D1,D2,D3,…:打席 E1,E2,E3,…:ボール搬送パイプ吊り金具 T:自動ボールティアップ装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風機及びその送風機全体を覆い且つ該
    送風機によって発生される風力を集束して送り出す送風
    口を有する集風ケースと、 該集風ケースの送風口に基端部が接続され、前記風力に
    よってゴルフボールを転動させて搬送するボール搬送パ
    イプと、 該ボール搬送パイプ内にゴルフボールを落し込むボール
    投入パイプとからなることを特徴とするゴルフボール搬
    送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のゴルフボール搬送装置に
    おいて、垂直ボールコンベア等のボール運び上げ手段
    と、該手段によって運び上げられたゴルフボールを一旦
    受け入れて1個ずつ送出するボール受け凾とを設け、該
    ボール受け凾と前記ボール搬送パイプの前記基端部に近
    い位置に設けられたボール投入口との間に前記ボール投
    入パイプを設けたことを特徴とするゴルフボール搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のゴルフボール搬送装置に
    おいて、前記ボール搬送パイプ及びボール投入パイプを
    それぞれ複数本設け、 前記ボール受け凾が、受け入れたゴルフボールが自転し
    ながら一定の方向へ移動するように底面を一定方向に斜
    傾させ、該ボール受け凾のゴルフボールが移動する側に
    前記複数本のボール投入パイプの各開口端部を円弧状に
    列設させて接続し、前記一定の方向へ移動するゴルフボ
    ールを案内して、前記円弧状に列設された複数本のボー
    ル投入パイプの各開口端部の一方の端から他方の端に向
    けて順次1個ずつ落し込んで行き、他方の端に到達する
    とそこから逆方向に1個ずつ前記各開口端部に落し込み
    ながら一方の端に戻ってくる往復運動を繰返すボール振
    り分けアームを、前記ボール受け凾内に備えたことを特
    徴とするゴルフボール搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記ボール搬送パイプを、ゴルフボール
    搬送方向に緩やかな下り勾配をもたせて設置したことを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のゴル
    フボール搬送装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のゴルフボール搬送装置に
    おいて、前記ボール搬送パイプ及びボール投入パイプを
    各打席にそれぞれゴルフボールを搬送するためにそれぞ
    れ打席数に応じた本数だけ設け、打席毎に異なる識別情
    報を付与されたゴルフボールを識別して、その識別した
    打席へ通じるボール搬送パイプに接続された前記ボール
    投入パイプの開口端部に該ゴルフボールを落し込むボー
    ル識別・振り分け装置を備えたことを特徴とするゴルフ
    ボール搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1乃至5のいずれか1項に記
    載のゴルフボール搬送装置において、前記ボール搬送パ
    イプを部分的に透明又は半透明パイプで構成し、該ボー
    ル搬送パイプに密閉可能な蓋付きメンテナンス用開口を
    設けたことを特徴とするゴルフボール搬送装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100474674B1 (ko) * 2002-11-07 2005-03-08 조완제 골프공 이송장치
KR100473655B1 (ko) * 2002-03-04 2005-03-08 시 명 김 골프연습장의 골프공 이송장치
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JP2014030682A (ja) * 2012-08-03 2014-02-20 Yoshio Yokoyama ゴルフボール搬送装置
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WO2022225318A1 (ko) * 2021-04-21 2022-10-27 조병구 탁구장 자동화 시스템

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