JPH1015034A - 医療容器 - Google Patents

医療容器

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JPH1015034A
JPH1015034A JP8188240A JP18824096A JPH1015034A JP H1015034 A JPH1015034 A JP H1015034A JP 8188240 A JP8188240 A JP 8188240A JP 18824096 A JP18824096 A JP 18824096A JP H1015034 A JPH1015034 A JP H1015034A
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Japan
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needle
bag
medical container
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mouth
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JP8188240A
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Takumi Kawano
巧 川野
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SB Kawasumi Laboratories Inc
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Kawasumi Laboratories Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】針の鋭利な尖端が口部内に収納されて作業者と
接する機会が全くなく、栓体の切りくずが発生すること
なく、針部材が口部から抜け落ちることがない医療容器
を提供すること。 【解決手段】口部3(23)を袋状本体2の上部に溶着
した医療容器において、口部3は針部材4(24)と針
部材4(24)を垂下可能に当接したハウジングHより
構成され、針部材4(24)の尖端8(28)と袋状本
体2の上部壁面Wの間に、前記尖端8(28)の被覆部
19(39)を有する栓体16(36)を配置し、針部
材4(24)の垂下により栓体16(36)の底部及び
袋状本体2の上部壁面Wを貫通可能に形成した、医療容
器1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輸液バッグ、薬液
バッグ、血液バッグ等の可とう性合成樹脂性医療用バッ
グの改良に関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】出願人は
平成6年特許願第232488号に口部を袋状本体の天
面に熱溶着した医療容器を提案した。医療容器は口部の
底面を高温状態にし、これを溶融状態でチューブ状に押
し出した医療容器の構成材料に溶着することにより形成
される。医療容器は口部と袋状本体の天面の溶着面積が
小さいので、室温に冷却された後、溶着部が収縮して口
部が右または左に傾いて、口部に針が穿刺しずらいとい
う問題があった。また口部123(図9、図10参照)
に針を穿刺して袋状本体の液体を排出するに際して図1
1のように液体の残量が少なくなると口部123の近く
が右または左に折れて、口部123に穿刺した針125
が袋状本体122の壁面を突き破る事故が生じることが
あった。また針125の鋭利な先端を露出して口部に穿
刺するため作業者の指に針穿し事故が生じることもあっ
た。また通常市販されている液体入り医療容器とこれの
口部に接続される輸液セットの針は各社で種々の規格が
存在し、異なる規格の口部と針を接続して使用した場
合、口部から針が抜け落ちる事故が発生していた。また
針が口部の栓体に入りにくいときは針を回転させながら
穿し込んでいたが栓体の切りくずが医療用器中の液体の
中に入るおそれがあるので衛生上好ましくない。そこで
本発明者は以上の課題を解決するために鋭意検討を重ね
た結果、次の発明に到達した。
【0003】
【課題を解決するための手段】
[1]本発明は、口部3(23)を袋状本体2の上部に
溶着した医療容器において、口部3は針部材4(24)
と針部材4(24)を垂下可能に当接したハウジングH
より構成され、針部材4(24)の尖端8(28)と袋
状本体2の上部壁面Wの間に、前記尖端8(28)の被
覆部19(39)を有する栓体16(36)を配置し、
針部材4(24)の垂下により栓体16(36)の底部
及び袋状本体2の上部壁面を貫通可能に形成した、医療
容器1を提供する。 [2]本発明は、[1]記載のハウジングHは針部材4
(24)の鍔部9(29)に当接される天板11(3
1)を有する可動部材10(30)と袋状本体の上部に
溶着される固定部材13(23)より構成され、前記可
動部材10の外周に形成した凸部12が固定部材13の
内周に形成した溝14に係入され又は可動部材30の内
周に形成した溝32に固定部材33の外周に形成した凸
部34が係入され、可動部材10(30)を下方に押し
下げることにより栓体16(36)の底部及び袋状本体
2の上部壁面Wを針部材4(24)の鋭利な尖端8(2
8)により貫通可能とした、医療容器1を提供する。 [3]本発明は、針部材4(24)は、後端に接続部材
を配置及び/又は側部に形成した分岐管5(25)の端
部に接続部材を配置した[1]ないし[2]記載の医療
容器1を提供する。 [4]本発明は、少なくとも針部材4(24)の鍔部9
(29)よりも上方から可動部材10(30)の天板1
1(31)を経て固定部材13(33)の上方に亘って
破断可能な薄膜で被覆した、[1]ないし[3]記載の
医療容器1を提供する。
【0004】なお本発明では発明の説明の便宜上実際の
使用時と上下を逆にして記載している。したがって使用
時に以下の要件を充足するものは本発明の権利範囲に含
まれるものとする。([0004]から[0013]、
[符合の説明]の欄も同じ。)。 [1´]口部3(23)を袋状本体2の部に溶着した
医療容器において、口部3は針部材4(24)と針部材
4(24)を垂可能に当接したハウジングHより構成
され、針部材4(24)の尖端8(28)と袋状本体2
部壁面Wの間に、前記尖端8(28)の被覆部19
(39)を有する栓体16(36)を配置し、針部材4
(24)の垂により栓体16(36)の部及び袋状
本体2の部壁面Wを貫通可能に形成した、医療容器
1。 [2´][1´]記載のハウジングHは針部材4(2
4)の鍔部9(29)に当接される板11(31)を
有する可動部材10(30)と袋状本体の部に溶着さ
れる固定部材13(23)より構成され、前記可動部材
10の外周に形成した凸部12が固定部材13の内周に
形成した溝14に係入され又は可動部材30の内周に形
成した溝32に固定部材33の外周に形成した凸部34
が係入され、可動部材10(30)を方に押しげる
ことにより栓体16(36)の部及び袋状本体2の
部壁面Wを針部材4(24)の鋭利な尖端8(28)に
より貫通可能とした、医療容器1。 [3´]針部材4(24)は、端に接続部材を配置及
び/又は側部に形成した分岐管5(25)の端部に接続
部材を配置した[1´]ないし[2´]記載の医療容器
1。 [4´]針部材4(24)の鍔部9(29)よりも
から可動部材10(30)の板11(31)を経て固
定部材13(33)の方に亘って破断可能な薄膜で被
覆した、[1´]ないし[3´]記載の医療容器1。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の医療容器1の概略
図(図2は図1の口部付近の拡大図、図3は図2の縦断
面図)で、医療容器1は可とう性合成樹脂製の袋状本体
2(内部に薬液等の液体が封入されている)の上部に口
部3を溶着することにより構成される。口部3は針部材
4と針部材4を垂下可能に固定したハウジングHとから
構成される。
【0006】ハウジングHは針部材4の鍔部9に当接さ
れる天板11を有する可動部材10と袋状本体2の上部
に溶着される固定部材13により構成される。針部材4
は先端に鋭利な尖端8が形成されその後方に液体流通路
8aが形成されている。また中腹部には鍔部9が形成さ
れ、後端にはコネクター6(接続部材)が装着されてい
る。さらに側部(中腹部より後方(後端より前方))に
分岐管5が形成され、その端部に栓体等を配置した穿刺
部材7(接続部材)が装着されている。鍔部9の形状は
どのような形状でも良く、使用の際天板11に支持でき
る形状であれば良い。コネクター6と穿刺部材7は、気
密性及び液密性を維持するためにキャップ、袋状のプロ
テクタ等により被冠される。また針部材4の径及び液体
流通路8aの形状は液体の流出量が十分に確保できる程
度の大きさ、形状に形成されておれば良い。また尖端8
の形状も後述する栓体16の底部及び袋状本体2の上部
壁面Wを貫通することができる形状であれば良い。
【0007】可動部材10は上方から下方の外周に亘っ
てらせん状凸部12が形成され、上端には針部材4の鍔
部9に当接される天板11と、天板11の中央に針部材
4の装着孔11aが形成されている。天板11の外周に
は作業者が手で握って可動部材10を回動させやすくす
るために溝11Cを形成した把手11bが形成されてい
る。把手11bと溝11Cの形状は図示したものに限定
されず、要するに可動部材10を回動させやすい形状で
あれば何でも良い。固定部材13は上方から下方の内周
に亘って前記らせん状凸部12に螺合されるらせん状溝
14が形成され、下端に袋状本体2に溶着される鍔部1
5が形成されている。
【0008】針部材4の尖端8と袋状本体2の上部壁面
Wの間に、栓体16が配置される。栓体16は内部に溝
17を形成した被覆部材19とその外周下部に鍔部18
を一体に形成することにより構成される。栓体16の形
状は図示した形状に限定されるものではなく、要するに
に少なくとも針部材4の尖端8及び液体流通路8aの無
菌性を保持できる程度の溝17を有する被覆部19と未
使用時には尖端8で貫通されない程度の肉厚Tを有し使
用時には尖端8で貫通することができる程度の肉厚Tを
有する底部が形成されておれば良い。底部の肉厚Tは袋
状本体2の上部壁面Wの肉厚よりも薄いほうが好まし
い。したがって鍔部18を栓体16に形成することは必
ずしも必要ではない。可動部材10と固定部材13の内
径を小さくすれば鍔部18は不要となるからである。袋
状本体2の上部壁面Wも尖端8で貫通可能な肉厚に形成
されておれば良い。
【0009】また針部材4の袋状本体2内に挿入される
長さは、少なくとも液体流通路8aの後方が、袋状本体
2の上部壁面Wの位置よりも下方に位置するよう挿入す
ることができれば良い。要するに液体流通路8aが袋状
本体2の中に入り薬液の流出量が確保できれば良い。こ
の調整は針部材4の長さ、針部材4に鍔部9を形成する
位置、可動部材10と固定部材13の長さ等を設計変更
することにより自由に行うことができる。
【0010】口部3は、針部材4の中腹部を可動部材1
0の装着孔11aに装着すると共に鍔部9の上部を天板
11の下部に当接し、さらに尖端8から鍔部9に至る長
さの1/3から1/2までを(液体流通路8aも含め
て)前記被覆部材19で覆い無菌性を保持すると共に、
可動部材10のらせん状凸部12の下端を固定部材13
の内面に形成されたらせん状溝14の上方に係合するこ
とにより組み立てられる。本発明の口部3では少なくと
も針部材4の尖端8から液体流路8aに亘って無菌性が
保持されておれば充分である。口部3では装着孔11a
を介して可動部材10及び固定部材13内の空間と大気
が連通するが、装着孔11aは医療容器1を高圧蒸気滅
菌する際に前記空間の圧逃げ孔の役割を果すことができ
る。
【0011】また可動部材10のらせん状突部12と固
定部材13のらせん状溝14の組み立て時の係合は強固
にするのが良い。強固に係合するのは、運搬時にらせん
状突部12とらせん状溝14の係合が外れるのを防止
し、または可動部材10と固定部材13の位置がずれて
尖端8で栓体16の底部を貫通しないようにするためで
ある。また使用時に可動部材10のらせん状突部12と
固定部材13のらせん状溝14の螺合(可動部材10の
回動)が滑らかに行えかつらせん状突部12とらせん状
溝14の螺合が逆方向に回動しないようにらせん状突部
12とらせん状溝14の形状を自由に調整することがで
きる(例えば固定部材13のらせん状溝14を上方では
浅く、下方では深くする等)。
【0012】本発明では口部3は、平成6年特許願第2
32488号に記載した方法により鍔部15の底面を高
温状態にし、溶融状態でチューブ状に押し出した医療容
器1の構成材料に溶着しても良いし鍔部15を省略して
2枚の可とう性シートの間またはインフレーションチュ
ーブの開口部に挿入して溶着しても良い。鍔部15を形
成する場合は鍔部15の肉厚は0.2mmから1.2m
m、好ましくは0.4mmから1.0mmが良い。鍔部
15の形状は円形、楕円形、矩形等のどのような形状で
も良い。口部3の底部に肉厚の鍔部15を形成すること
により袋状本体2の天面との溶着面積が大きくなり、口
部3付近の袋状本体2の壁面を膨らんだ状態に維持する
ことができる。
【0013】使用に際してはコネクター6を他の医療用
具のコネクター等と接続し、必要に応じて針等を介して
穿刺部材7より袋状本体2内の薬液へ混注用の薬液等を
添加した後、袋状本体2を上、口部3を下にして図4及
び図5(以下説明の便宜上、実際の使用と上下を逆にし
て説明する)に示すように、可動部材10を下方に押し
下げ、可動部材10のらせん状凸部12を下方に移動さ
せて、らせん状溝14と螺合させ、これと同時に可動部
材10の天板11に当接された鍔部9より針部材4の尖
端8を下方にストレートに移動させて袋状本体2の上部
壁面Wを貫通する。続いて、袋状本体2内の薬液を液体
流通路8a、コネクター6を経て他の医療用具に流出さ
せる。
【0014】本発明でコネクター6とは、接続部材の意
味であって、袋状本体2中の薬液を移送する他の医療用
具の接続部材が (a1)オスオネクタ (b1)メスコネクタ (c1)栓体等を配置した穿刺部材 (d1)針部材、であれば 本発明ではこれらに対応してそれぞれ (a2)メスオネクタ (b2)オスコネクタ (c2)針部材 (d2)栓体、がコネクター6として使用される。 また分岐管5の端部に装着される穿刺部材7も、接続部
材の意味であって袋状本体2内の薬液入混注用の薬液を
添加する時に使用する他の医療用具が前記(a1)から
(d1)であればこれらに対して前記(a2)から(d
2)を使用することができる。
【0015】本発明の口部3を構成するハウジングHは
針部材4を垂下可能な形状であれば何でも良く、図示し
たものに限定されない。例えば図6に示す口部23のよ
うに可動部材30の上方から下方の内周に亘ってらせん
状溝32を形成し、固定部材33の上方から下方の外周
に亘って前記らせん状溝32に螺合されるらせん状凸部
34を形成しても良い。(図6は口部3の断面図に相
当)。その他の構成は前記口部3と実質的に同一である
から省略する。口部3の前述した詳細な設計等の説明は
口部23にも適用される。
【0016】また本発明では口部3(23)の気密性及
び液密性を維持するために針部材4(24)の鍔部9
(29)の上方から(分岐管5(25)を設けた場合
は、分岐管5(25)よりも下方から)可動部材10
(30)の天板11(31)を経て固定部材13(3
3)の上方に亘って破断可能な薄膜Mで被覆することが
できる。破断可能な薄膜Mは可動部材10(30)と固
定部材13(33)をらせん状凸部12(34)とらせ
ん状溝14(32)を係合させて組み立てた後に前記の
ように被覆するのが良い。また破断可能な薄膜Mは高圧
蒸気滅菌の際の可動部材10(30)と固定部材13
(33)内の空間の膨張圧力を吸収できる程度の弾性を
備えた材質(合成樹脂、合成ゴム、天然ゴム等)を使用
するかまたは装着孔11a(31a)近くに圧逃げ用の
微少な孔を形成したものを使用するのが良い。これによ
り使用前に可動部材10(30)と固定部材13(3
3)の位置を固定することができ、使用時にプラスチッ
ク膜Mを破断して可動部材10(30)と固定部材13
(33)の固定を解除して針部材4(24)を垂下させ
ることができる。このためらせん状突部12(34)と
らせん状溝14(32)の係合が若干緩くても運搬時に
可動部材10(30)と固定部材13(33)の位置が
ずれて尖端8(28)で栓体16(36)の底部を貫通
するおそれがない。
【0018】また本発明の口部3(23)を構成する針
部材4(24)、可動部材10(30)、固定部材13
(33)は射出成形により一体に成形しても良いし例え
ば可動部材10(30)の場合、図7に示すように割型
により半円状に二ピース成形し、これらを接合するよう
にしても良い(針部材4(24)、固定部材13(3
3)も同じ)。あるいは図8に示すように針部材4(2
4)は鍔部9(29)を別のパーツで成形し口部3(2
3)の組み立て時に針部材4(24)に装着するように
しても良い。
【0019】
【発明の効果】本発明は口部の構成部材(可動部材)
に針を当初から固定し、針の鋭利な尖端が口部内に収納
されて作業者と接する機会が全くないのでこれまでのよ
うな針穿し事故を完全に防止することができ安心して作
業を行うことができる。針部材は回転することなく常
に垂直方向から袋状本体の壁面を貫通することができ
る。このため、栓体の切りくずが発生することなく衛生
的で針の穿刺作業を画一的に安心して行うことができ
る。また袋状本体内の液体の残量が少なくなっても袋状
本体の側部を突き破る可能性はほとんどない。針部材
は鍔部で前記のように螺合されたハウジングの天板より
支持されているので口部から抜け落ちることがないので
安心して作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の医療容器の概略図
【図2】口部の拡大図
【図3】図2の断面図
【図4】口部の使用状態図
【図5】図4の断面図
【図6】口部の断面図
【図7】口部の組立方法の一例を示す概略図
【図8】口部の組立方法の一例を示す概略図
【図9】従来の医療容器の口部の概略図
【図10】図13の平面図
【図11】従来の医療用バッグの使用状態図
【符号の説明】
1 医療容器 2 本体 3、23 口部 4、24 針部材 5、25 分岐管 6、26 コネクター(接続部材) 7、27 穿刺部材(接続部材) 8、28 尖端 8a、28a 液体流通路 9、29 鍔部 10、30 可動部材 11、31 天板 11a、31a 装着孔 11b、31b 把手 11c、31c 溝 12 らせん状凸部 13、33 固定部材 14 らせん状溝 15、35 鍔部 16、36 栓体 17、37 溝 18、38 鍔部 19、39 被覆部 32 らせん状溝 34 らせん状凸部 H ハウジング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口部3(23)を袋状本体2の上部に溶
    着した医療容器において、 口部3は針部材4(24)と針部材4(24)を垂下可
    能に当接したハウジングHより構成され、 針部材4(24)の尖端8(28)と袋状本体2の上部
    壁面Wの間に、前記尖端8(28)の被覆部19(3
    9)を有する栓体16(36)を配置し、 針部材4(24)の垂下により栓体16(36)の底部
    及び袋状本体2の上部壁面Wを貫通可能に形成した、こ
    とを特徴とする医療容器1。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のハウジングHは針部材4
    (24)の鍔部9(29)に当接される天板11(3
    1)を有する可動部材10(30)と袋状本体の上部に
    溶着される固定部材13(23)より構成され、 前記可動部材10の外周に形成した凸部12が固定部材
    13の内周に形成した溝14に係入され又は可動部材3
    0の内周に形成した溝32に固定部材33の外周に形成
    した凸部34が係入され、 可動部材10(30)を下方に押し下げることにより栓
    体16(36)の底部及び袋状本体2の上部壁面Wを針
    部材4(24)の鋭利な尖端8(28)により貫通可能
    とした、 ことを特徴とする医療容器1。
  3. 【請求項3】 針部材4(24)は、後端に接続部材を
    配置及び/又は側部に形成した分岐管5(25)の端部
    に接続部材を配置した請求項1ないし請求項2記載の医
    療容器1。
  4. 【請求項4】 少なくとも針部材4(24)の鍔部9
    (29)よりも上方から可動部材10(30)の天板1
    1(31)を経て固定部材13(33)の上方に亘って
    破断可能な薄膜で被覆した、請求項1ないし請求項3記
    載の医療容器1。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021520267A (ja) * 2018-04-10 2021-08-19 ベクトン ディキンソン アンド カンパニー リミテッド Dvoの最後の一滴の引出しを目的とする、フラッシュを備えたプラスチックスパイクを収容するプロテクタ

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